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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC04 イアン・ギャリー ダニエル・ロドリゲス ニール・マグニー

【UFC ABC04】ミドル、ミドルからの右ハイ! ギャリーがロドリゲスをKOしてTOP10入りをアピール

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
Def.1R2分57秒 by TKO
ダニエル・ロドリゲス(米国)

サウスポーのロドリゲスが距離を詰める。ギャリーは右ミドル、受けたロドリゲスは右ジャブでギャリーにケージを背負わせた。すぐに脱したギャリーが左ジャブを突く。左ボディストレートから右ジャブで追い立てるロドリゲスに対し、ギャリーが相手の右に回って右ミドルを入れた。ロドリゲスもギャリーの左ジャブに左ストレートを返した。

前に出たロドリゲスの左ストレートに、ギャリーも打ち下ろしの右を被せる。ギャリーの右ミドル、ワンツーでもロドリゲスの前進は止まらない。完全にケージを背負わされたギャリーが組みついた。右腕を差し上げてくるギャリーを、ロドリゲスがケージへ押し込もうとするが、ギャリーが離れた。ケージ中央を取ったギャリーがワンツー、右ミドルを伸ばす。さらに右ハイがロドリゲスの顔面をかすめた。

互いにパンチを交わしたあと、ギャリーの右ハイがクリーンヒット。動きが止まったロドリゲスをパンチ連打の追撃で倒したギャリーは、そのまま鉄槌とパウンドの嵐でレフェリーストップを呼び込んだ。

ウェルター級ランキング15位のロドリゲスをKOしたギャリーは、試合後のインタビューでトップ10入りとニール・マグニーの名前を挙げた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC04 イホール・ポティエリア カーロス・アルバーグ

【UFC ABC04】飛び込んできたポティエリアに左フック一閃! アルバーグが高速連打でパウンドアウト

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
Def.1R2分09秒 by TKO
イホール・ポティエリア(ウクライナ)

ゆっくりとケージ中央に向かう両者—―という瞬間、ポティエリアがサウスポーのアルバーグの前足に飛び込んだ。すぐにバックステップで下がったアルバーグはオーソドックスに、ポティエリアはサウスポーに構える。右ミドルハイを繰り出したアルバーグは、続けて右前蹴りへ。どちらも捌いたポティエリアが前に出る。ポティエリアの右関節蹴りを受けたアルバーグは距離を取ってサークリングしている。

アルバーグも左の関節蹴りから右ハイへ。ポティエリアが中に入ろうとすると、左フックをカウンターで当てた。アルバーグにケージを背負わせたポティエリアが組みつこうとした瞬間、アルバーグのオーバーハンドの左フックがヒット。前のめりに倒れながら、なおも組みに行こうとするところにポティエリアに、アルバーグが鉄槌とパウンドの高速連打を浴びせる。相手が動かなくなったところでアルバーグが離れた。と同時にレフェリーが試合をストップした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC04 キム・ジヨン マンディ・ボーム

【UFC ABC04】勿体ない反則&減点2P。続行不能のマンディ・ボームが、キム・ジヨンから2-1判定勝ち

<女子フライ級/5分3R>
マンディ・ボーム(ドイツ)
Def.3R1分15秒by テクニカル判定2-1(28-27.28-27.27-28)
キム・ジヨン(韓国)

ボームの直前の病欠により、3カ月遅れで実現した1戦。キム・ジヨンが最初に放ったワンツーの右がボームを捕え、動きが止まる。そのまま追撃を狙ったキム・ジヨンに組みついたボームが払い腰でテイクダウンを奪い、スクランブルでバックに回ってRNCの態勢に入る。

アゴを引き、背中からボームを落としに掛かったキム・ジヨンが、正対する。ボームはハイガードから三角絞め狙いも腰が上がっており、キム・ジヨンの右肩も出ており、ここから極めるのは難しい。上体を起こしてパンチを落とすキム・ジヨンが担ぎパスへ。腹ばいで耐えたボームの背中を逆に取り、左腕を喉下に入れノーフックで背中を伸ばしに掛かる。上を向きつつ足のフックを狙ったキム・ジヨンだが、ボームが胸を合わせて下にされる。足を捌いてパス狙いのボームがパウンドを落とし、パスを決める。残り20秒、サイドで抑えたボーム。どちらがラウンドを取ったか。

2R、右フックを当てたボームに対し、キム・ジヨンがワンツー、左ローを蹴る。ボームは右ローを返すが、左を被弾する。直後に組んだボームはキム・ジヨンの首相撲を潰し、両ワキを差す。ヒザを突き上げるキム・ジヨンは、差し返して体を入れ替える。オーバーハンド&内股も、引き込むようにボームが下になる。キム・ジヨンは前腕で殴り、クローズドの中に収まった状態が続く。

残り90秒、ブレイクが掛かり試合はスタンドへ。右を当て、前に出るキム・ジヨンは左を被弾する。ボームは右ローを蹴り、ダブルレッグでテイクダウンへ。キム・ジヨンはギロチンも、これは極まらないか。四の字でホールドし、首に腕を回したまま時間を迎えたキムは、胸を蹴り上げてしまった。と、その直後でなくインターバル後、3R開始時点でキム・ジヨンは1Pの減点を受けてしまう。良い行いではないが、一発減点は厳しい。加えて、その通告のタイミングも遅かった。

最終回、すぐに組んだボームがヒザを見せる。離れたキム・ジヨンは自ら組んでいき、ワキを潜ってバックに回る。ヒザを腿に入れたキム・ジヨンのセコンドは、打撃を入れろ──と指示を出す。と、マットに掌をついたボームの顔面にヒザを入れてしまう。

左目が見えないという仕草のボーム、ここでレフェリーが試合を止めた。さらに1Pを減点されたキム・ジヨンに勝ち目はない。裁定が下るまで、異様に時間が掛かる。結果、10分以上を経て、ボームがスプリット判定勝ちを得た。反則は反則。やってはいけないことをやったことで、キム・ジヨンは敗れた。と同時に、何ともスッキリしない幕引きとなった。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC04 キック ゲイブ・グリーン ブライアン・バトル

【UFC ABC04】体重オーバーのブライアン・バトルが、14秒でゲイブ・グリーンをKO

<173ポンド契約/5分3R>
ブライアン・バトル(米国)
Def.1R0分14秒by KO
ゲイブ・グリーン(米国)

バトルの体重オーバーで、キャッチウェイト戦となった一戦。佐藤天をハイキックでKOしているTUFウィナーだが掛け率では劣勢のバトルは、ワンツーとローのコンビで前に出てきたグリーンに下がらされる。バトルはケージに詰まると、そのままパンチを振るうグリーン。右を被弾しながら左右のフックを振るったバトルは、右をグリーンに打ち込む。この一発で後方に倒れたグリーンに、パウンドを落としたバトルが14秒KO勝ちを地元シャーロットで決めた。


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【UFC ABC04】ポティエリアと対戦、アデサニャの同門カーロス・アルバーグ「力に頼った打撃はできない」

【写真】スクショを撮る際に、この笑顔になった理由は…… (C)MMAPLANET

あと10分でスタートするUFC on ABC04「Rozenstruik vs Almeida」。ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで開催される同大会で、カーロス・アルバーグがイホール・ポティエリアと対戦する。

イスラエル・アデサニャの同門。NZ最大の1dayキックトーナメント=King in the Ringを揃って2階級制覇したアルバーグが、先のアデサニャ✖ポアタンをどのように見ていたのか。キックとMMAの違いを熱心に話してくれた。


──イホール・ポティエリアと今週末に対戦します(※取材は10日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「良い感じだよ。ノースカロライナにやってきて、減量に向けてウオーターローディングをやっていて、まだ幾分体重を落とさないといけないけど順調だよ」

──カーロスはマオリの血が入っているようですが、マーク・ハントやレイ・セフォーというファイターと違いスリムな感じがしていたのですが、減量は厳しい方なのでしょうか。

「今回、いつものファイトキャンプよりちょっと体重が重くて。ここ3日は、水分とフルーツで過ごしてきた。計量の前日の昼からはフルーツを食べるのもやめる。でも、まぁ僕もマオリ族ってことだよ。でも今ではポリネシアンは太ってしまったけど、本来は筋肉隆々で引き締まったボディをしていたんだよ(笑)」

──なるほど(笑)。ところで4月にチームメイトのイスラエル・アデサニャが、アレックス・ポアタンを破り王座返り咲きに成功しました。両者揃ってキックの強豪、カーロスもまたイスラエルと同様にKING in The Ringの2階級王者からMMAに転じました。同じ元キックボクサーとして両者の打撃をどのように見ていましたか。

「興味深いよね。MMAとキックボクシングは距離も角度も違う。力に頼った打撃ができない。それがMMAの特徴だ。とにかくバランスを崩さないで戦う必要がある。テイクダウンがあることを、一瞬たりとも忘れてはいけない。そしてポアタンは組まれるのが嫌なまま戦っていた。僕らはそんなことはない。チームではしっかりとレスリングに取り組んでいるから。

イスラエルとポアタンの一番の違いは、MMAのバランスを理解して戦っているかどうか。そこだと思うよ。僕らもレスリングや柔術で攻めるには至っていないけど、防御に関しては十分にMMAに対応できるようになってきた。結果、100パーセントの打撃を使うことが可能になる」

──カーロスはキックボクシンググローブからMMAグローブに変わることで、パンチの意識も変わりましたか。

「そうだね。MMAグローブではしっかりと拳頭を正確に相手に当てる必要がある。グローブのどこかが当たれば良いというパンチは出せない。それにボクシンググローブではタッチできていたパンチが、小さなグローブだと届かない。僕はこの僅かな差に苦しんだ。届くと思ったパンチが、最初の頃は届かなかった。グローブの違いで、レンジが変わったんだよ。ホント、小さな違いが大きな問題だった。

大体キックボクサーとレスラーや柔術家は持っている武器が違うから、そのまま戦えるわけがないからね。防御も変わる。顔を守っていても、MMAでは隙だらけになってしまう」

(C)Zuffa/UFC

──そんななか対戦相手のポティエリアは荒いボクシングを使います。

「トリッキーなサウスポーだから、十分に警戒しないといけない。若くてハングリーなファイターは、何をやってくるのか分からないところがあるからね。あれだけのレコードを持っているということは、それだけ力があるということだし。プレリミで一番エキサイティングな試合になるだろう。ホント、メインカードに昇格してほしいよ。

これまでMMAに慣れるために色々と試しながら戦ってきたけど、もう自分の戦い方が確立できてきた。武器も増えたし、強力になった。この試合に勝って、いつでもトップ15と戦えるということを示したい。そして、大金を稼がないとね。その準備はできているよ」

■視聴方法(予定)
5月14日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC FIGHT PASS
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC on ABC04計量結果

<ヘビー級/5分5R>
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 265.5ポンド(120.42キロ)
ジャルトン・アウメイダ: 231ポンド(104.78キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・ロドリゲス: 170ポンド(77.11キロ)
イアン・ギャリー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ: 204.5ポンド(92.76キロ)
イホール・ポティエリア: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
アレックス・モロノ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン: 170ポンド(77.11キロ)
コート・マクギー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 239.5ポンド(108.63キロ)
チェイス・シャーマン: 254ポンド(115.21キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
コディ・ステーマン: 139ポンド(63.04キロ)
ドゥグラス・アンドレージ: 139.5ポンド(63.27キロ)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)
マンディ・ボーム: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ブライアン・バトル: 173ポンド(78.47キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
タイナラ・リスボア: 134ポンド(60.78キロ)

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