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【Eagale FC44】セルゲイ・ハリトーノフ、タイロン・スポーンからTD→マウントパンチで圧勝

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)
Def.2R2分55秒by TKO
タイロン・スポーン(スリナム)

左ジャブを伸ばすハリトーノフに、重い左ローから左ミドルを蹴り込む。前に出るハリトーノフは、ローを払ってテイクダウンを決める。ハーフで抑え足を抜いたハリトーノフがスカーフホールドで固め、マウントを一気に奪う。しがみつくスポーンを突き放し、左右のパンチを落としたハリトーノフは右腕を差して立ち上がろうとしたスポーンを殴り、押し倒してマウントをキープする。

ブリッジのスポーンは足を戻せずエルボー、パンチを落とされ左腕をヒザで抑えられそうになる。この最悪のポジションだけは取らせなかったスポーンだったが、ハリトーノフは勢いを増したパンチを連打する。残り1分、ガードを固めて頭を振るスポーンのガードの上、ワキからパンチを落とすハリトーノフは最後にニーインベリーからアメリカーナを狙い、エルボーを打ちつけ初回をビッグラウンドとした。

2R開始直後、ダブルレッグを切ったスポーンはジャブを受けても、左フックを返す。左ローからジャブの相打ちを経て、足を使うようになったスポーンはジャブを当てる。さらに左ボディフックを入れたスポーンは、前に出てくるハリトーノフにアッパーを狙う。ハリトーノフは残り3分でローを払い、肩を押してニータップ・テイクダウン。パス&クルスフィックスで殴るハリトーノフが、ここでもマウントへ。

鉄槌、フック、ストレートを落とし、右腕を跨いで固めたハリトーノフがパンチを続けると、レフェリーが試合を止めた。


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【Eagle FC44】計量終了 3年7カ月振りの実戦復帰=ラシャド・エヴァンスが柔術歴22年のチェッコと対戦

【写真】減量の結果とはいえ、計量での体躯はやはりピーク時とは比較にならないラシャド。どれだけ戦えるコンディションにあるのかは、素直に気になる(C)EAGLE FC

28日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのFLXキャスト・アリーナで開催されるEagle FC44の計量が行われた。

カビブ・ヌルマゴメドフ率いるMMAプロモーションがTV、PC、モバイルでライブ及びサブスク視聴が可能なLFXキャストを組んで行う全米進出第一弾がいよいよ迫ってきた。

ウェルター級で組まれていた試合が175ポンドに変更され、ライト級も165ポンド契約になるなど、リミット体重が最終週に動きが見られたなか、フェザー級でアルマン・オスパノフと対戦するディラン・サルバドールが4.4ポンドのオーバーとなり、ファイトマネー20パーセントが没収され試合が実施されることになっている。


長らくフロリダをベースとして活動してきたタイロン・スポーンが、セルゲイ・ハリトーノフと戦うメインは米国のファンにどれだけアピールできるか疑問だが、そういう意味でも同じレジェンドであってもガブリエル・チェッコと戦うラシャド・エヴァンスの存在感は頭抜けている。

3年7カ月ぶりの実戦復帰となるラシャドは「決して軽くは考えていない。一晩のために入念な準備をして戦うわけだけど、色々な感情が沸き起こって来る。ローラーコースターに乗っているみたいに気分の起伏が激しくなるんだ。人生と同じだよ。浮き沈みがあり、結局はそれが永遠に続くってことなんだよ」と会見で話している。

対してチェックは「どの試合のオファーにもイエスとしか返答は持っていない。ただし、この試合は少し違っている。ラシャドのことを凄く尊敬していて、彼の対戦相手がいないということだから自分が戦うことにした。そして、今ここにいるんだ。僕が柔術家であることは誰もが知っている。22年間、柔術をやってきた。レスラーは僕をテイクダウンしても、トップで自分の戦いができるわけじゃない。それができる選手は本当に少ない。僕はテイクダウンされても構わない」とコメントした。

チェッコの言う通り──SUGでも戦い続けているように、下攻めが可能な相手にラシャドがどれだけトップでコントロールできるか。全てはラシャド・エヴァンスのコンディションに掛かっているといえる。

■視聴方法(予定)
1月29日(土)
午前8時00分~FLX CAST
             
■Eagle FC44対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
タイロン・スポーン: 228.4ポンド(103.6キロ)
セルゲイ・ハリトーノフ: 264.6ポンド(120.02キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ラシャド・エヴァンス: 202.2ポンド(91.71キロ)
ガブリエル・チェッコ: 204.4ポンド(92.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
レイ・ボーグ: 135.8ポンド(61.59キロ)
コディー・ギブソン: 135.8ポンド(61.59キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ジョン・ハワード: 174.8ポンド(79.28キロ)
ラマザン・クラマゴメドフ: 174.6ポンド(79.19キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ: 175.4ポンド(79.56キロ)
アンソニー・ンジョグアニ: 173.6ポンド(78.74キロ)

<フェザー級/5分3R>
ディラン・サルバドール: 149.4ポンド( 67.76キロ)
アルマン・オスパノフ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ: 264.6ポンド(120.02キロ)
ショーン・アッシャー: 239.4ポンド(108.59キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
マイルズ・ハンシンガー: 175.8ポンド(79.74キロ)
デマルケス・ジャクソン: 174.6ポンド(79.19キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・バンチ: 135.6ポンド(61.5キロ)
フィルダフス・ハサノフ: 134.2ポンド(60.87キロ)

<165ポンド契約/5分3R>
ロイック・ラジャポフ: 165ポンド(74.84キロ)
ラマザン・クラマゴメドフ: 164.5ポンド(74.61キロ)

<ライト級/5分3R>
シチック・ムダエフ: 155.4ポンド(70.48キロ)
アジャディディン・アヤディ: 156ポンド(70.76キロ)

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【Eagle FC44】マゴメダリエフ&クラマゴメドフ、ヌルマゴMMAが初の米国大会に絶対に強いロシア勢出場

【写真】キャリア9勝0敗のクラマゴメドフが 10連勝を賭けてハワードと対戦(C) UAEW

28日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのFLXキャスト・アリーナでEagle FC44が開催される。

元UFC世界ライト級王者カビブ・ヌルマゴメドフがゴリラFCを買収し、イーグルFCと名称を変えたロシアの人材育成大会が米国に初進出を果たすイベントのメインで、タイロン・スポーン×セルゲイ・ハリトーノフが組まれている。


It’s ShowtimeやSLAMというオランダを代表するキックでチャンピオンになり、ボクシング、MMAとチャレンジしてきたスポーンが8年5カ月ぶりのMMAでハリトーノフと対戦。もともとアントニオ・ペイザォン・シウバと対戦予定だったが、欠場が決まりハリトーノフとのレジェンド対決が決まった形だ。

コ・メインでは元UFC世界ライトヘビー級王者ラシャド・エヴァンスが3年7カ月ぶりにケージに戻り、SUG常連のガブリエル・チェコと対戦。さらにはレイ・ボーグとコディ・ギブソンの元UFCファイター対決にジョン・ハワード、アンソニー・ンジョグアニらオールド・ネームがずらりと並んでいる。

(C)ONE

ヌルマゴ枠といっても過言でないロシアからはONEで3勝1敗のライモンド・マゴメダリエフ(×アンソニー・ンジョクアニ)、ACB~PFL~コンテンダーシリーズ2019~UAE Warriorsとキャリアを積み、9勝0敗の戦績を持つラマザン・クラマゴメドフ(※ジョン・ハワード)が参戦する。

さらに中央アジア系ではPFL2021ライト級準優勝&2019年準優勝のタジキスタン人ファイター=ロイック・ラジャポフ(ザック・ゼーン)、2021年PFLフェザー級に途中出場もベスト8入りを逃したカザフスタンのアルマン・オスパノフ(×ディラン・サルバドール)とポテンシャルも結果も残しているファイターの名前が並んでいる。

北米でネームバリューこそないが、絶対に強いロシア勢や中央アジア勢に、UFCの中堅&地味強、かつてのビッグネームが上位で戦う――ごった煮感のある米国・フロリダのイーグルFCだ。

■放送予定
1月29日(土・日本時間)
午前8時00分~ FLX CAST

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