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【LFA182】マッキーが計量オーバーのヘルナンデスをドミネイト。TDから封じ込めて判定勝ち

<137ポンド契約/5分3R>
ミッチェル・マッキー(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.29-27.
ホセ・ヘルナンデス(米国)

サウスポーのヘルナンデスに対し、マッキーがプレスをかける。マッキーが左フックで飛び込むと、ヘルナンデスがバランスを崩した。立ち上がりプレスをかけてくるヘルナンデスに、マッキーがシングルレッグで組む。バックに回り、リフトアップからグラウンドに持ち込むマッキー。バックマウントから相手の体を伸ばしてパンチを落とす。反転して逃れようとしたヘルナンデスだが、再びバックマウントを奪われる。マッキーは右腕をヘルナンデスの首にかけたが、RNCを極めることはできず。しかしバックマウントの状態は続き、パンチの連打から体を伸ばす。ヘルナンデスが体を起こすとマッキーはシングルバックへ。パンチで削り初回を終えた。

2R、ヘルナンデスがスイッチしながら距離を取る。しかしマッキーのプレスを受けてケージを背負ってしまう。打開のために跳びヒザを見せたヘルナンデスだが、それをかわしたマッキーにテイクダウンされてしまう。スクランブルに持ち込んだヘルナンデスの首を左腕で抱えるマッキー。ガブってグラウンドに持ち込み、バックに回って左腕をヘルナンデスの首に掛けた。左足を差し入れ、ヘルナンデスの動きを潰してバックマウントを整えていく。マッキーは右腕を首に回してパームトゥパームで絞め上げるも、極めきることができない。ヘルナンデスも立ち上がるもケージに押し込まれる。ヘルナンデスが離れる瞬間、マッキーは左ヒジを振るった。

最終回、ヘルナンデスが右スピニングバックキックを見せる。打っては離れるヘルナンデスに、マッキーが左フックを浴びせる。右サイドキックでマッキーを下がらせるヘルナンデスだが、マッキーはカウンターの左フックからシングルレッグで押し込んだ。立ち上がるヘルナンデスのバックに回ったマッキーが、正対した相手にシングルレッグから背中を着かせた。カウンターのギロチンで絞め上げるヘルナンデス。マッキーは頭を抜いてパスを仕掛ける。やや力のないヘルナンデスは背中を着けたままで、立ち上がったマッキーの蹴り上げを見せた。両者がスタンドに戻ると、マッキーの左が当たる。ヘルナンデスが左、右と飛び込みながら打って出るも、マッキーのダブルレッグで背中を着かされてしまう。スクランブルに持ち込むヘルナンデスをガブったマッキーは、試合終了にギロチンからリバーサルして終えた。

判定は1人のジャッジが4ポイント差をつける=ビッグラウンドが生まれるほどのドミネイトでマッキーが勝利した。


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【LFA182】キルクリフの注目株マッキー&ブロックフースら出場──も、体重超過連続

【写真】全12試合中4試合で計量失敗。メインカードは3試合がキャッチ戦で、メインもヘルナンデス(右)の体重オーバーで137契約に(C)MMAPLANET

26日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで既に開催中のLFA182「McKee vs Hernandez」。メインカード開始まで1時間となった同大会は、北米#01フィーダーショーのこれから、ステップアップ前の助走に入っている注目選手たちが多く出場している。
Text by Manabu Takashima

今大会が実施されているサンフォード・ペンタゴンは、その名が示す通りキルクリフFCの以前にヘンリー・フーフト率いるMMAプロ集団のネイミングライツを有してた米国トップ医療企業=サンフォードが有する会場だ。

今もフーフトとサンフォードは親密な真柄で、メインに出場するミッチェル・マッキー、メインカードオープニング出場のマイケル・ブロックフースらのように同ジム所属の若い選手に試合機会を与える場にもなっている。


今回がMMA二戦目のブロックフースはミネソタ大レスリング部時代の2023年にオールアメリカンに輝いたレスラーで、昨年8月のプロ初陣はBellator298のプレリミでエリ・メフォードを初回でパウンドアウトしている。

一方のマッキーはプロ5戦中4試合をLFAで戦っており、LFAでは1敗のホセ・ヘルナンデスを相手にインパクトのある勝ち方をしてタイトル戦線に名乗り出たいファイトとなる。

彼ら以外でもブラジルのミシェル・リマと対戦するハセイン・シェイカモフ、セドリック・ガニソンと相対するニキータ・クルシンなどロシア勢にも注目だ。ACAから転じてきたジェイカモフ、既にLFAで2勝を挙げているクルシン──彼らの狙いはコンテンダーシリーズか。

そのコンテンダーシリーズに出場経験があるフライ級のネイト・スミスは、CSでジミー・フリックスに敗れ、再起戦がLFAフライ級王座決定戦でも現UFCファイターのビクター・アルタミラノに下るなど、悪夢の4連敗を乗り越えLFAに戻ってきた。最高峰に向けてウィニングトラックを再び走る出すことができるのか。スミスにとって試金石となるクリスチャン・イナストリア戦だ。

日本では当然、名の知られたファイターとはいえないからこそ、北米の現実が見えてくる──そんなLFA182だが、前日計量でミスをした選手が連続してしまった。

まずメインで出場のヘルナンデスが2ポンド・オーバー、シェイカモフは何と4.4ポンドも体重超過、さらにスミスも1.6ポンド・オーバーしており、メインカードだけでも3試合がキャッチウエイト戦となっている。

■視聴方法(予定)
4月27日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■ LFA182メイン対戦カード

<137ポンド契約/5分3R>
ミッチェル・マッキー(米国)
ホセ・ヘルナンデス(米国)

<144.4ポンド契約/5分3R>
ハセイン・シェイカモフ(ロシア)
ミシェル・リマ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ニキータ・クルシン(ロシア)
セドリック・ガニソン(米国)

<126.6 ポンド契約/5分3R>
ネイト・スミス(米国)
クリスチャン・イナストリア(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ハリス・タルンジッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)
ケース・ドーソン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ブロックフース(米国)
ジョナサン・グリフィン(米国)

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