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【UFC260】左ストレート、カウンターの左フック。ガヌーがミオシッチをKOし人類世界最強の座に

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
Def.2R0分52秒by KO
スタイプ・ミオシッチ(米国)

ガヌーがまず右ローを蹴る。続いてボディを入れたガヌーは、ジャブから右ストレートをヒットさせる。攻め急がないガヌーに対し、ミオシッチはシングルレッグを切ってバックを譲る。後方から強烈な勢いで連打したガヌーは、距離を取ったミオシッチに左ハイを蹴っていく。

顔面を蹴りがかすめたミオシッチは足を使い、回復に努める。ガヌーはここも慎重な姿勢を崩さず、ミオシッチのローを受ける。ガヌーもローを蹴り返し、残り30秒を切ってからは大きな動きはなかった。

2R、ミオシッチの左ジャブに、ガヌーが右ローを合わせる。と右ジャブから左ストレートをヒットさせたガヌーがダウンを奪う。殴られながら立ち上がったミオシッチが右を当て、左フックを振るってきたところにガヌーは左フックを打ち込む。左足が畳まれた状態で、後方に倒れたミオシッチ。レフェリーが試合を止めてジ・エンド──UFC世界ヘビー級王座にフランシス・ガヌーが就いた。


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【UFC260】計量終了 注目!! ショーン・オマリーの再起戦、ヴィセンチ・ルケはK-1 MMAを貫けるか

【写真】コリー・サンドハーゲン級のインパクトを残すことができるか、ショーン・オマリー(C)Zuffa/UFC

26日(金・現地時間)、27日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC260「Miocic vs N’gannou」の計量が行われた。

今大会はブライアン・オルテガの挑戦を受ける予定だったUFC世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーが新型コロナウィルスに感染し、世界戦は延期に。

この試合を含めコロナ関係で3試合がなくなり、対戦カードの変更も2試合見られるなどコロナの影響を大きく受けたPPV大会は、メインで世界ヘビー級選手権試合=王者スタイプ・ミオシッチ✖フランシスコ・ガヌーの一戦が組まれている。


計量ではライトヘビー級でアロンゾ・メニフィールドと対戦するファビオ・チェラントと。ウェルター級でアブバカル・ヌルマゴメドフと戦うジャレッド・ゴードンの2名が1ポンドオーバー規定より、0.5ポンドオーバーとなった。

全10試合とPPV大会としてはコンパクトになった今大会、コ・メインでタイロン・ウッドリーとヴィセンチ・ルケという楽しみなカードが組まれている。

元ウェルター級世界王者のウッドリーだが、王座を失ったカマル・ウスマン戦以来3連敗中、昨年9月のコルビー・コビントン戦ではレスリングという自身の庭で後手に回ってしまった。

対してルケはコロナ移行に2連勝中で、そのK-1MMAというべき、拳の届く距離での打撃戦で圧倒的な強さを見せてきた。あのレンジ、そしてコンビネーションをジャブ&テイクダウンのウッドリーに見せることができるか。ルケが通常のスタンスで同じように打撃を使いこなせるようだと、ウスマン戦が見えてくるだろう。

頂点がピョートル・ヤンからアルジャメイン・ステーリングに代わったバンタム級で、昨年5月に足の負傷でマルロン・ヴェラにまさかのプロ初黒星を喫したショーン・オマリーが、再びウィニングトラックに戻って来られるのか。

対するトーマス・アルメイダは、かつては21連勝という驚異的なレコードを持っていたが、フェザー級での試合を含め、22戦目からは1勝4敗──現在は3連敗中でがけっぷちの状態にある。オマリーもアルメイダに引導を渡せないようだと、ロブ・フォントらとのコンテンダー争いで後手に回ってしまう勝負の1戦だ。

■UFC260「Miocic vs N’gannou」視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOライブ

■UFC260計量結果

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]スタイプ・ミオシッチ: 234ポンド(106.14キロ)
[挑戦者]フランシス・ガヌー: 263ポンド(119.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
タイロン・ウッドリー: 171ポンド(77.56キロ)
ヴィセンチ・ルケ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
トーマス・アルメイダ: 136ポンド(61.69キロ)
ショーン・オマリー: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー: 155.5ポンド(70.53キロ)
カーマ・ワーシー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド: 205ポンド(92.99キロ)
ファビオ・チェラント: 206.5ポンド(93.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン: 171.5ポンド(77.79キロ)
アブバカル・ヌルマゴメドフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
モデスタス・ブカウスカス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ショーン・ヤング: 145.5ポンド(66.0キロ)
オマール・モラエス: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
アブ・アザイター: 185.5ポンド(84.14キロ)
マフクアンドレ・バリユー: 185ポンド(83.91キロ)

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【UFC252】スタイプ・ミオシッチがダニエル・コーミエーから判定勝ちで、ヘビー級王座防衛

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
スタイプ・ミオシッチ(米国)
Def.3-0:49-46.49-46.48-47
ダニエル・コーミエー(米国)

まず左ローを蹴ったミオシッチ。コーミエーは続いてローを受け、左ジャブを被弾する。コーミエーのローを空振りになり、逆にローを入れてジャブで差したミオシッチが左ボディフックを決める。直後にシングルでテイクダウンを奪ったコーミエーは、スクランブルでがぶってヒザを顔面に蹴り上げる。

離れたミオシッチは左前蹴り、ワンツーを繰り出す。ボディを繰り返したチャンピオンは、右ストレート。コーミエーも右を返す。2度目のアイポークで中断を要求したミオシッチは、ドクターチェックを受ける。再開後ローを蹴り合い、ミオシッチが組みを切って右を当て、ボディを2発打ち込む。コーミエーも右を返すが、間合を取り直したミオシッチがワンツー、左ロー。距離を詰めたコーミエーが右をヒットさせ、ミオシッチの腰が落ちる場面も。直後に初回が終わった。

2R、ミオシッチの左ローが急所に。リスタート後、右アッパーから左をチャンピオンが伸ばす。コーミエーは左ロー、シングルと見せてこね気味の右フックを振るう。右オーバーハンドをかわしたミオシッチは左ボディフック、右フックを当てる。コーミエーが左リードフックをヒットすると、ミオシッチも右を返す。クリンチで足払いを耐えたコーミエーはボディを打たれても、左ジャブを伸ばして右を狙う。ダックから右を伸ばすコーミエーは左ボディフックを放つ。と、終盤に右を連続で当てたミオシッチは、背中を見せて晴れようとしたコーミエーを後方から殴る。バランスを崩して尻もちをついたコーミエーの足を跨いで座り、パンチを連打した。

3R、前のラウンドの勢いを駆って前に出てジャブ、右ストレートを打ち込むミオシッチが、ヒザ蹴りも見せる。ボディへのヒザ、右フックを振るうミオシッチがボディから右を当てる。クリンチでケージにコーミエーを押し込み、スピニングバックエルボーを胸に当てたチャンピオン。間合を取り直すと、王者は左右のフックを振るって前に出る。ケージを背負うコーミエーは両ワキを差され、時間が過ぎる。

右を入れて離れたミオシッチは、足を使う。コーミエーはローも、ダーティーボクシングから離れたミオシッチが連打を入れる。ここで挑戦者はアイポークがあったと激しい口調でレフェリーに文句を言い、直後にタイムアップに。

4R、左目が潰れたコーミエーは右フックを放つ。ボディを返したミオシッチが左ローから右クロス。挑戦者もワンツーを返すが、クリンチで押し込まれる。ミオシッチは離れて右フックをヒットし、ストレートも届かせる。ローに右を合わされたコーミエーは組みに行くと、逆に金網に押し込まれる。体を入れ替えようとしたところで離れたミオシッチだが、右を当てた直後に逆に右フックを被弾する。

さらに頭を下げて振り回す右を決めたコーミエーを、ミオシッチはクリンチでケージに押し込む。打撃の間合いも、クリンチでも動きが少なくなった両者。残り15秒になり、手数が増えたが、タイムアップ前に視線を外してコーナーに戻った。

最終回、ミオシッチが左ボディを入れ、ロー&ジャブへ。コーミエーも右を返すが、ミオシッチが右をヒットする。組んでケージに押し込みながら、コーミエーはすぐに体を入れ替えられてしまう。残り2分40秒までケージ際の攻防が続き、離れると互いにパンチを被弾しながら攻撃を続ける。

コーミエーはクリンチを選択し、ケージ際でバックを許しそうになる。右腕を差して正対したコーミエーに対し、離れたミオシッチがワンツーを放つ。右を2発入れた王者のテイクダウン狙いを切ったコーミエーが右エルボーを打ち込む。戦いは再びケージへ。ミオシッチがコーミエーを金網に押し付け、終了間際まで離れずタイムアップに。

疲弊して動きが落ちたなかで打撃の手数と精度で上回り、ケージに押し込まれる時間が少なかったチャンピオンが判定勝ちで、タイトル防衛に成功した。

試合後のインタビューでコーミエーは「両ワキを差されたことが決定的だった」と話し、左目は真っ暗で何も見えなかったことを告白した。


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【UFC252】計量終了 ミオシッチ✖DCは問題なく。ジム・ミラーがUFC最多出場記録、単独1位へ

【写真】13日に行われた記者会見でのフェイスオフ (C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXが開催されるUFC252「Miocic vs Cormier3」の計量が14日(金・同)に行われた。

メインのUFC世界ヘビー級選手権試合で戦う、王者スタイプ・ミオシッチと挑戦者ダニエル・コーミエーは、それぞれ233ポンドと236ポンドで計量を終えている。

フェザー級でダニエル・ピネダと戦うエウベウチ・バーンズが149.5ポンドで大幅オーバーに。ファイトマネーの20パーセントがピネダに支払われキャッチウェイト戦で戦うこととなった。同じくフェザー級のTJ・ブラウンは1ポンド・オーバー規約を0.5ポンド上回る146.5ポンドとなり、彼もまた20パーセントを没収されダニー・チャベスと戦うことが決まっている。


プレリミメインではUFC最多出場記録でドナルド・セラーニと並んでいたジム・ミラーが、36試合目となる計量を無事パス。単独最多出場記録となるヴィンス・ピッチェル戦に臨む。またこの試合で勝利すれば、ミラーはUFC最多勝記録を21から22に伸ばすことになる。

そんなミラーとは対照的に初オクタゴンとなるハワイアンMMA第3世代のカイ・カマカ3世と対戦相手のトニー・ケリー──オープニングファイトで戦う両者は共に144.5ポンドでクリアしている。

■UFC252計量結果

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]スタイプ・ミオシッチ: 233ポンド(105.68キロ)
[挑戦者]ダニエル・コーミエー: 236ポンド(107.04キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 136ポンド(61.69キロ)
マルロン・ヴェラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス: 238.5ポンド(108.18キロ)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 254ポンド(115.21キロ)

<フェザー級/5分3R>
エウベウチ・バーンズ: 149.5ポンド( 67.81キロ)
ダニエル・ピネダ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョン・ドッドソン: 136ポンド(61.69キロ)
マラブ・デヴァリシビリ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー: 156ポンド(70.76キロ)
ヴィンス・ピッチェル: 156ポンド(70.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
フェリス・ヘリッグ: 116ポンド(52.62キロ)
ヴィルナ・ジャンジローバ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン: 146.5ポンド(66.45キロ)
ダニー・チャベス: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ヘナタ・ソウザ: 115.5ポンド(52.38キロ)
アシュリー・ヨーダ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリストファー・ダカウス: 241ポンド(109.3キロ)
パーカー・ポーター: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 144.5ポンド(65.54キロ)
トニー・ケリー: 144.5ポンド(65.54キロ)

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【UFC252】対戦カード ミオシッチ✖コーミエー、トリロジー第三幕。オマリーはマルロン・ヴェラと

【写真】ここでチート・ヴェラとのマッチアップは意外だったオマリー(C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)
UFC252「Miocic vs Cormier3」
ネヴァダ州ラスベガス
UFC APEX

■視聴方法(予定)
8月16日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOW ライブ

■対戦カード

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]スタイプ・ミオシッチ(米国)
[挑戦者]ダニエル・コーミエー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー(米国)
マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<バンタム級/5分3R>
ジョン・ドッドソン(米国)
マラブ・デヴァリシビリ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国)
ヴィンス・ピッチェル(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヘナタ・ソウザ(ブラジル)
アシュリー・ヨーダ(米国)

<フェザー級/5分3R>
エウベウチ・バーンズ(ブラジル)
ダニエル・ピネダ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
フェリス・ヘリッグ(米国)
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン(米国)
ダニー・チャベス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
クリストファー・ダカウス(米国)
パーカー・ポーター(米国)