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MMA MMAPLANET o UFC UFC296 シャミル・ガジエフ マルティン・ブダイ

【UFC296】初参戦のガジエフがUFC4連勝中のブダイを圧倒。一方的に殴り続けてTKO勝利

<ヘビー級/5分3R>
シャミル・ガジエフ(バーレーン)
Def.2R0分56秒 by TKO
マルティン・ブダイ(スロバキア)

ガジエフがプレッシャーをかけ、ブダイが入ってくるところにワンツーを狙う。ジャブの差し合いでも先手を取り、左ボディから右フックと手数を増やす。ブダイはガジエフのヒザ蹴りをキャッチして、右脇を差してガジエフをケージに押し込む。

ガジエフは態勢を入れ替えてヒジを振り、距離を取るとジャブからワンツー、ブダイがガードを固めるとヒザ蹴りを突き上げる。ガジエフはブダイにケージを背負わせてパンチで前に出ると、ガードを上げて動きが止まるヒジとヒザ蹴り。これでブダイが出血し、ドクターチェックが入る。

再開後、ガジエフがブダイのダブルレッグを切ると、ブダイが引き込んで下になる。ガジエフはハーフガードでトップキープし、パンチを落とす。亀になるブダイに対し、ガジエフはバックコントロールからパンチを連打し、ブダイの立ち上がるとパンチをフルスイングした。

2R、ガジエフが右ストレートと右フックで前に出る。ブダイの左フックに左フックを返すと、ワンツーから右ヒジ、右ボディ、ヒザ蹴りと猛攻。最後はブダイがガードを固めて動きが止まったところでレフェリーが試合をストップした。11戦11勝でUFCに初参戦となったガジエフがUFC4連勝中のブダイを一方的な試合展開で下した。

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AJ・ドブソン Column JP・ベイス MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN51   イアズミン・ルシンド カブ・スワンソン ジェイミー・ピケット ジュリアナ・ミラー タフォン・エヌシュクウィ テレンス・マッキニー ハファエル・ドスアンジョス ブラック ポリアナ・ヴィエイラ マイク・ブリーデン マルティン・ブダイ マーカス・マギー ルアナ・サントス ヴィセンチ・ルケ

【UFC ESPN51】試合結果 進む身体代謝──を許さず、カブ・スワンソンが踏み止まる判定勝ち

【写真】23歳ルアナ・サントスが第1試合でUFC初陣をKO勝ちで飾った(C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexでUFC on ESPN51「Luque vs Dos Anjos」が開催された。

メインでヴィセンチ・ルケがハファエル・ドスアンジョス越えを果たし、コメインでカブ・スワンソンが微妙な判定ながらハキーム・ダラドゥを跳ね返しベテランが意地を見せた同大会は、プレリミ7試合が全てフィニッシュ決着となっている。。

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト: カリル・ラウントリー、イアズミン・ルシンドマーカス・マギー、デイモン・ブラックシアー

UFC ESPN51
<ウェルター級/5分5R>
○ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)5R
判定
詳細はコチラ
×ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
○カブ・スワンソン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
<ライトヘビー級/5分3R>
○カリル・ラウントリー(米国)1R2分40秒
KO
×クリス・ダウカウス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○イアズミン・ルシンド(ブラジル2R3分42秒
肩固め
詳細はコチラ
×ポリアナ・ヴィエイラ(ブラジル)
<189.5ポンド契約/5分3R>
○AJ・ドブソン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×タフォン・エヌシュクウィ(カメルーン)
<189ポンド契約/5分3R>
○ジョシュ・フレムド(米国)3R
判定
×ジェイミー・ピケット(米国)
<バンタム級/5分3R>
○マーカス・マギー(米国)1R2分19秒
KO詳細はコチラ
×JP・ベイス(南アフリカ)
<ライト級/5分3R>
○テレンス・マッキニー(米国)1R1分25秒
TKO
詳細はコチラ
×マイク・ブリーデン(米国)
<フェザー級/5分3R>
○アイザック・ドルギャリアン(米国)1R4分48秒
KO
×フランシス・マーシャル(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○マルティン・ブダイ(スロバキア)1R4分11
キムラ
×ジョシュ・パリジアン(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○ジャケリン・アモリン(ブラジル)3R3分41秒
KO
×モントセラ・ルイス(メキシコ)
<バンタム級/5分3R>
○デイモン・ブラックシアー(米国)3R
判定
×ホゼ・ジョンソン(米国)
<女子フライ級>
○ルアナ・サントス(ブラジル)1R3分41秒
KO
×ジュリアナ・ミラー(米国)
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AJ・ドブソン JP・ベイス MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN51 カブ・スワンソン クロン・グレイシー シャーウス・オリヴェイラ ジェイミー・ピケット ジュリアナ・ミラー ジョゼ・アルド ダスティン・ポイエー チェ・ドゥホ テレンス・マッキニー デモン・ブラックシアー ハファエル・ドスアンジョス フアン・アルチュレタ フランキー・エドガー ブライアン・オルテガ ブラック マイク・ブリーデン マックス・ホロウェイ マルティン・ブダイ ヴィセンチ・ルケ 髙谷裕之

【UFC ESPN51】WEC&UFCで16年、カブ・スワンソン「可能な限り、最もレベルの高い場所で戦いたい」

【写真】ジェンス・パルバー、髙谷裕之、ジョゼ・アルド、チャド・メンデス、シャーウス・オリヴェイラ、ダスティン・ポイエー、フランキー・エドガー、マックス・ホロウェイ、川尻達也、チェ・ドゥホ、ブライアン・オルテガ、クロン・グレイシー、ギガ・チガゼ──とんでもない面々と戦い続けてきた(C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexでUFC on ESPN51「Luque vs Dos Anjos」が開催され、コメインでカブ・スワンソンがハキーム・ダラドゥと対戦する。
Text by Manabu Takashima

ブラジリアン同朋対決、近距離の打撃の交換上等のビセンチ・ルケと柔術とレスリング、そしてムエタイの融合=ハファエル・ドスアンジョスのウェルター級戦がメインの同大会。

MMAデビューから19年、キャリア20年目を迎えたスワンソンは今年の11月で40歳を迎える。キャリア10戦目、2007年にWECと契約を果たすと──軽量級最高峰からUFCに転じ、16年間も最高の相手と戦い続けてきた。WECで5勝3敗、UFCでは13勝9敗。決して綺麗でないレコードを見て分かるように、タフな試合の連続にも関わらずオクタゴンで戦い続けているスワンソンに、長年戦続けることができる秘訣とMMAに賭ける想いを尋ねた。


――カブの試合を初めてライブで取材させてもらったのは、2007年12月。WECでのジェンス・パルバー戦でした。あれから16年が過ぎて、今もUFCで戦い続けている。本当に尊敬します。

「ありがとう。今も他の選手と競い合うことが好きでたまらないんだ。自分の力でソレが可能な限り、最もレベルの高い場所で戦いたいと思っている。そうは言っても、近いうちにキャリアを終えることは間違いない。でも、少しでも子供達に自分が戦っているところを見せて、彼らの記憶に残るようにしたいんだよね。その後は指導に専念したいと思っている」

──2017年から2019年にかけて4連敗という苦しい時を過ごしましたが、その際も引退は考えなかったですか。

「あの時は、ジムでの練習で日々成長しているのに結果に表れず、凄くフラストレーションが溜まっていた。もっとやれると信じていたから、あの時期に引退を考えたことはないよ。ただ勝利を欲していた。と同時に、少しゆっくりしないといけないことを学んだ。

結婚して、3人の子供ができ、ジムをオープンした。人生の大きな転換期にあって、それまでのようにスムーズにモノゴトを進めることができなかった。ただし、あの日々があって今の僕があると思っているよ」

──そのような時を経て戦い続けるうえで、40歳を迎えようとする今も戦い続ける。その目標をどこに置いているのですか。

「根底にあるのは、絶対的に楽しむということ。3カ月後に40歳になる今回のファイトは、今後のことを考えるうえでも大切になってくる。でもね40歳の誕生日、妻とこれからの人生について楽しく話していることは間違いないよ(笑)」

──これまで本当にタフな相手と戦ってきて、そのなかには髙谷裕之、川尻達也という日本を代表するファイターも含まれています。その両者も既に引退して、後進の育成や地域社会に根付いて健康促進という第二の人生を歩んでいます。そんな彼らとあれだけ激しい試合をしてきたカブが、今もこれだけのコンディションをキープしているのは驚異的です。

「ありがとう。ずっと20代の選手たちとトレーニングをして、同じようにハードに体を動かしている。加えてそれだけの練習をするから、体のケアをしてリカバリーしっかりとしている。今も以前のように練習できるのは、コンディションをキープできていることが大いに関係しているはずだ。現役として、最後の時間をしっかりと過ごせているし、そこは本当に感謝している。体がいうことをきかなくなるまで、続けることはないからね。

それにファイト自体、若い頃と比較するとただ前に出るだけでなく、引いても戦えることを学んだ。若い時はひたすら前に出てファイトすることに夢中だった。今も積極的に攻めるスタイルを続けるいるよ、それができるのも、スマートに考えることができるようになったからだ。今も攻めるスタイルを楽しめているよ」

──そして今週末には32歳、油の乗り切っているハキーム・ダラドゥと対戦します。彼の印象を教えてもらえますか。

「ウェルラウンディットな選手だ。危険な相手だよ、3Rを通じて自分のペースで戦い続けることできる。それがUFCでは1度もフィニッシュ勝利がないことに通じている。スタミナ配分をして、時間を使って戦う。ただし、そんな彼と戦うことでイライラすることもないし、惑わされることもない。ちゃんと自分の試合ができるだろう」

──既にカブは成熟したファイターなので、躍起になって攻めてくるファイターの方が隙を見つけやすいかと思います。ただし、あの待ちのスタイルと徹底して自分を崩さないところは逆に攻略しづらくないでしょうか。

「まぁ、皆がそれぞれのスタイルを持っているからね。そして、皆それぞれ弱点がある。その弱点をついていくことが、僕の戦いだ。彼の動きを研究して、この試合用の動きもあるけど、概ねいつも通りに戦って勝つつもりだ。

僕にはそれだけの経験がある。この階級のベストファイター達と戦ってきた。彼にはない経験を積み上げてきたきたからね。コメインイベントで戦うプレッシャーも彼は経験したことがない。僕はそういう状況で戦うことに慣れている。あの状況で戦うと、普段とは違う感情がわき上がってくるんだ。ハキムがそれをコントロールできるのか、オクタゴンの中で明らかになるよ」

──そのなかで、どのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「ベストバージョンのカブ・スワンソンを見せたい。それはいつも心掛けていることだ。少しでも前回の試合から、成長した自分でいたい。そして、これまでと同じように攻める戦いを進化させたい。そんな風に戦えなって、オクタゴンのなかで実感できればハッピーなんだ」

──カブ、今日はインタビューを受けてくれてありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いできますか。

「日本には2度行ったことがあるんだ。最高だったよ。これまでに訪れたなかで、最も気にいっている場所だ。できれば今年の大晦日、友人のフアン・アルチュレタの試合の時にまた日本に行きたいと思っている。フアンは日本に行くと、そのまま居着いて米国に戻ってきた時には、いつも体重が増えているんだよ(笑)。フアンと一緒に日本に行ければ良いね。最高のファンの皆に『ハイ』と伝えてほしい」

■視聴方法(予定)
8月13日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■ UFC ESPN51計量結果

<ウェルター級/5分5R>
ヴィセンチ・ルケ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ハファエル・ドスアンジョス: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
カブ・スワンソン: 146ポンド(66.22キロ)
ハキーム・ダラドゥ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カリル・ラウントリー: 203.5ポンド(92.3キロ)
クリス・ダウカウス: 205ポンド(92.99キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィエイラ: 116ポンド(52.62キロ)
イアズミン・ルシンド: 116ポンド(52.62キロ)

<ミドル級/5分3R>
タフォン・エヌシュクウィ: 189.5ポンド(85.95キロ)
AJ・ドブソン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョシュ・フレムド: 189ポンド(85.72キロ)
ジェイミー・ピケット: 186ポンド(84.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーカス・マギー: 136ポンド(61.69キロ)
JP・ベイス: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
マイク・ブリーデン: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
フランシス・マーシャル: 145.5ポンド(66.0キロ)
アイザック・ドルギャリアン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジアン: 266ポンド(120.65キロ)
マルティン・ブダイ: 266ポンド(120.65キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
モントセラ・ルイス: 113ポンド(51.25キロ)
ジャケリン・アモリン: 116ポンド(52.62キロ)

<バンタム級/5分3R>
デモン・ブラックシアー: 136ポンド(61.69キロ)
ホゼ・ジョンソン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジュリアナ・ミラー: 126ポンド(57.15キロ)
ルアナ・サントス: 126ポンド(57.15キロ)

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LFA MMA MMAPLANET o RENA RIZIN RIZIN LANDMARK05 UFC UFN UFN223   エッガー カイオ・ボハーリョ クレア・ロペス コディ・ダーデン ジェイク・コリアー ジェイミーリン・ホース ジュリアン・エロサ ジョシュ・クィンラン ステファニー・エッガー ソン・ヤードン チャールズ・ジョンソン トレイ・ウォーターズ フェルナンド ブライアン・ケレハー ヘイリー・カーワン ホドウフォ・ヴィエイラ マルコ・ホジェリオ・デ・リマ マルティン・ブダイ リッキー・シモン ワルド・コルテスアコスタ

【UFN223】3度目の正直へ。ヘイリー・カーワンが語っていた「アクロバチックタンブリンとMMA」

【写真】下のコンテンダーシリーズの時とは、まるで表情が違ったカーワン。インタビューの3日後に病院に運ばれてしまった…… (C)MMAPLANET

29日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN223:UFN on ESPN+81「Song vs Simon」が開催され、オープニングマッチの女子バンタム級戦でヘイリー・カーワンが、3度目の正直となるオクタゴン初陣をジェイミーリン・ホースと戦う。

昨年のコンテンダーシリーズでUFCと契約を果たしたカーワンは2月25日にアイリン・ペレス戦でデビューを迎える予定だったが、計量前夜に卵巣嚢胞破裂による出血が見られてドクターストップに。


1カ月後の3月25日にタミレス・ヴィダルと仕切り直しのオクタゴン・デビュー戦では、対戦相手がドクターストップとなりまたも試合が流れた。

今大会、ジェイミーリン・ホース戦が組まれたカーワンが注目されるのは、彼女は器械体操、チアリーディング、そしてアクロバチックタンブリンという競技で成功を収めた後に、MMAに転向したというキャリアの持ち主だからだ。

明日のRIZIN LANDMARK05でRENAと戦うクレア・ロペスもMMAPLANETのインタビューで器械体操の経験が、如何にMMAに生きるのかを話しているが、そのロペスにはムエタイ&柔術という格闘技経験があった。

対してカーワンにはMMAを始めるまでコンバットスポーツの経験はなかった。彼女は6歳で器械体操を始めると、高校時代にはチアリーディング選手権、そして大学時代にはアクロバチックタンブリングのチーム戦で2度のオールアメリカンに輝き、個人部門でもナショナル選手権で優勝を果たしている。

大学卒業後、他の大学の指導者となった彼女はその職を辞して地元で就職をしてからMMAジムを訪れる。ここで現在の夫であり、ヘッドコーチのジェイク・ブレナンから「本気でやれるなら、世界チャンピオンを目指せる」と言われ、そのまま会社を辞めてプロMMAファイターを目指すこととなった。

アマ3連勝後にLFAでのプロデビュー戦で黒星を経験するが、その後はLFAがUFC Fight Passでストリーミングが始まったショーで戦うなど常に注目された状態で戦績を重ね、結果として格闘技的にはズブの素人だった彼女は5年で最高峰に辿り着くことになった。

体操系の競技、しかも日本ではほとんど知られていないチアリーディングとマット運動が混ざったようなチーム競技で養われたフィジカルと運動神経が、如何にMMAで役立つのか。

ここでは最初のデビュー戦直前、2月にMMAPLANETが行ったカーワンのインタビューからアクロバチックタンブリンとMMAの相関関係を語った部分を切り取り、ここでお伝えしたい。

ヘイリー・カーワン

「アクロバチックタンブリンは女子だけ行う体操競技で、器械体操にアクロバットの要素を加えたモノ。女子同士が、互いの体を抱え上げて、放り投げ、またキャッチしたり、ホント器械体操に近い競技よ。

チアリーディングのように男の人がいなくて、私は飛び跳ねて、人の支え=ベースもやり、頭の上で他の子を抱える役割と全てをこなしたわ。

体操競技はMMAだけでなく、どのスポーツに転向しても役立つモノよ。自分の体を知り、頭の体のコーディネーションがスムーズだから、他に何を学ぶにしてもスンナリと体にも頭にも入って来て動くことができるから。

体の軸が抜群に強くて、バランスが良い。体は強度があり、柔軟性がある。パーフェクト・ファイターになれる基盤をアクロバチックタンブリンで身に付けることができたともいえるわ。

コンバットスポーツで身に付ける必要があるテクニックって、軸が大切でバランスを取れないといけないでしょ? そしてフレキシブルだし、言うことない。

何よりアジリティはスバ抜けているわ。だって、スピンしながジャンプしたと思ったら、今度はキャッチする側に回るのだから。それに体操の動きは、とてもレスリングに役立ったわ。体の使い方が似ているの。

打撃に関しては素早さと柔軟性が役立ったと思うけど、バランスという部分ではレスリングに一番役立ったわ。あっ、レスリングだけでなく柔術も含め、全てのグラップリングに役立っているはずよ。

もちろん競技的はアクロバチックタンブリンは自分との戦い、パフォーマンスを評価されるもの。でもMMAは相手が私を殴ってきて、投げて、極めにくる。自分を磨く時に、対戦相手がいることを考える必要があるのがMMA。相手によって練習内容も変って来るし。自分たちの持つべき技術を伸ばせば良いっていうことがないのが、コンバットスポーツだから。

だから体操競技がいくらMMAに役立つとしっても、違いの方が大きい。だからMMAを学ぶことが楽しくてしょうがない。しかも対戦相手ごとに、自分のすべきことに変化が加わって、色々な動き、技術を身に付けることができるわけだし」

カーワンとロペスの共通点は、一つの競技を十分にやりつくし、新しいことにチャレンジしたくなったということ。

「ファイトと練習、全ての要素が継続して繋がっている。そんなMMAのアスペクトが大好き」と言っていたカーワンが、UFCという舞台でどのようなファイトを繰り広げるか。

コーディネーションに長けているという利点を持つというカーワンだが、その実、動きのなかで思考が止まったように体が固まることが過去にあった。相手が自分を壊しにくることで、思考と体が止まるのは格闘競技の最大の特徴だ。

そこをスムーズにするのは、精神力の強化のみ。運動と戦いの溝を埋める精神力がカーワンに伴っているようであれば、オクタゴンのなかでも抜群の結果をもたらすだけの運動神経を彼女は持っている。非常に興味深い、ヘイリー・カーワンのUFC初陣だ。

■視聴方法(予定)
4月30日(日・日本時間)
午前5時30~UFC FIGHT PASS

<バンタム級/5分5R>
ソン・ヤードン(中国)
リッキー・シモン(米国)

<ミドル級/5分3R>
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
コディ・ブランデージ(米国)
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジュリアン・エロサ(米国)
フェルナンド・パディーリャ(メキシコ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
マルコ・ホジェリオ・デ・リマ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
トレイ・ウォーターズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マルティン・ブダイ(スロバキア)
ジェイク・コリアー(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・ダーデン(米国)
チャールズ・ジョンソン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ステファニー・エッガー(スイス)
イリーナ・アレクシーワ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ケレハー(米国)
ジャーニー・ニューソン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ヘイリー・カーワン(米国)
ジェイミーリン・ホース(カナダ)

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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN34 クリス・バーネット マルティン・ブダイ

【UFC ESPN34】ヒザを効かされて苦戦のバーネット→反則エルボーで続行不能に。ブダイが判定勝ち

<ヘビー級/5分3R>
マルティン・ブダイ(スロバキア)
Def.3R Technical Decision 3-0:30-27.30-27.30-27
クリス・バーネット(米国)

重い右ローを蹴ったブダイ、バーネットも左ローを返す。リーチで劣るバーネットが左を当てて果敢にパンチの距離で戦うが圧される。組んだブダイがケージにバーネットを押し込み、ヒザをボディに突き刺す。頭を頭にひっつけて抑えるブダイに対して、バーネットが右腕を差して左に回り離れる。すぐに組み直したブダイがバーネットを金網に押し込む展開が続く。その場スーパーマンパンチからローを蹴ったバーネット、ブダイはワンツーを振るう。さらに右アッパーからフックのブダイだが、バーネットも右フックを打っていく。重心が後ろながら、鋭い振りのフックが来るとブダイは組みを選択するという展開が続く。ケージを背負ったバーネットが、首相撲でヒザを腹に受け金網から離れられないまま初回を終えた。

2R、その場スーパーマンというよりもスイッチしてロー、二段蹴りを見せたバーネットが、左ミドルを決める。ブダイはここもケージにバーネットを押し込む。ヒザと細かいパンチを腹に打たれてから離れたバーネットは、大振りのフック&オーバーハンドを振りまわしながら組んでいくが、ブダイが体を入れ替える。結果、ケージに押し込まれてヒザとパンチと被弾するという状況を自ら創ってしまう。押し返してオクタゴン中央で離れたバーネットのフックに、ブダイはアッパーを繰り出す。ここもブダイはクリンチに持ち込み、ケージへ移動しプッシュしてきたバーネットにヒザを入れる。ブダイは離れて近距離でパンチを纏め、跳びヒザからクリンチ。ヒザを多用しバーネットを削った。

最終回、相当に息が粗くなっているバーネットは「ワキ腹がいった」とコーナーにインターバルで告げている。すぐに組んでヒザを入れたブダイ。折れていれば立って戦い続け、ヒザを重ねられることは地獄だ。いずれにせよ、相当にダメージを蓄積しているバーネットは続くヒザで、声をあげて前方に崩れる。ここでブダイが後方から殴り、立ち上がったバーネットの後頭部にエルボーを連打する。

バーネットはマットに崩れ、回復の時間が与えられる。ドクターがストップを宣言すると、バーネットは「戦える」とアピールも、ここまでのポイントで数えられることになった。結果、ブダイがフルマークの判定勝ちを手にした。

反則で試合が終わり、それ以前のポイントで減点がないのは解せないが──ブダイがMMA初戦でテクニカル判定勝ちを手にした。


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K-1 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN34   アラテンヘイリ アンドレ・フィアーリョ ウィリアム・ナイト カイオ・ボハーリョ キック クリス・バーネット ジョーダン・ラヴィット スティーブン・トンプソン デミアン・マイア パット・サバティニ ベラル・モハメッド ボクシング マイラ・ブエノ・シウバ マルティン・ブダイ ラファ・ガルシア ヴィセンチ・ルケ

【UFC ESPN34】計量終了 持ち味が対照的なルケ×モハメッド。ヒール&チョークのサバティニに注目

【写真】噛み合うと打撃でルケ。テイクダウンでモハメッド。噛み合わないと……手数でルケ。押し込んでモハメッド(C)Zuffa/UFC

15日(金・現地時間)、16日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN 34「Luque vs Muhammad」の計量が行われた。

ウェルター級5位のヴィセンチ・ルケと同5位のベラル・モハメッドの一戦がメインとなった今大会、14試合=28人の出選手の全員が計量をクリアしている。


K-1の距離で戦え、テイクダウン&スクランブルでダースやアナコンダでフィニッシュ能力のあるルケに対し、ボクシング&エスリングのモハメッドの一戦は2016年11月以来、実に5年5カ月ぶりの再戦で、前回は僅か79秒でルケが勝利している。

その敗北以降のオクタゴン戦績が10勝1敗で、6連勝中のモハメッドは過去2戦でスティーブン・トンプソン、デミアン・マイアというタイトルコンテンダーに勝利している。一方のルケは4連勝中、やや遠めのレンジで戦うモハメッドとの距離を如何に詰めるか。前に出てくるファイターを得意としているルケだが、過去のパンチの距離はモハメッドのテイクダウンでの距離にもなる。

そしてルケは上記にあるように、キックのような重心で戦い、組まれるとフロント系チョークという手段に出る。この組まれたところでの対処が非常に大切になってくるルケ。簡単に倒されるようなことがあると、グライディングで削られて5Rの長丁場を乗り切れなくなる可能性もある。あるいはテイクダウンに入らせないほどの圧力をかけることができるか。その2点に注目のメインだ。

コンバットサンボで世界2位、ダニエル・グレイシーの黒帯パット・サバティニはオクタゴン4連勝を賭けてTJ・ララミーと対戦。ポジションを取ってのバックチョーク、抑え無用のヒールという2つのフィニッシュホールドを持つ。アグレッシブ・サブミッションが炸裂するか、楽しみなサバティニだ。

また日本、韓国、中東で活躍した踊れるヘビー級ファイター=クリス・バーネットがUFC2勝目を目指しコンテンダーシリーズ上がりのスロバキア人選手マルティン・ブダイと対戦する。

ブダイはケージに押し込み、顔面へのヒザ蹴り&エルボーという無慈悲な連携でUFCとのサインを勝ち取ったポーカーフェイスのファイターだ。巨漢ながらスピードのあるバーネットだが、打撃戦は劣性が否めない。何より、バーネットは自重で起こすスタミナ切れに気をつけたい。

■視聴方法(予定)
4月17日(日・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN34

<ウェルター級/5分5R>
ヴィセンチ・ルケ: 171ポンド(77.56キロ)
ベラル・モハメッド: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ミドル級/5分3R>
カイオ・ボハーリョ186ポンド(84.37キロ)
ガジシ・オマルガジシエフ: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アンドレ・フィアーリョ: 171ポンド(77.56キロ)
ミゲール・バエザ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
マイラ・ブエノ・シウバ: 136ポンド(61.69キロ)
ウー・ヤナン: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
パット・サバティニ: 146ポンド(66.22キロ)
TJ・ララミー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ムニール・ラジズ: 171ポンド(77.56キロ)
アンジェ・ルーザ: 171ポンド(77.56キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィン・クラーク: 223ポンド(101.15キロ)
ウィリアム・ナイト: 251ポンド(113.85キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ: 135.5ポンド(61.46キロ)
パニー・キアンザド: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ドラッカー・クローズ: 156ポンド(70.76キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファ・ガルシア: 155ポンド(70.31キロ)
ジェシー・ロンソン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリス・バーネット: 263.5ポンド(119.52キロ)
マルティン・ブダイ: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<ライト級/5分3R>
トレイ・オグデン: 156ポンド(70.76キロ)
ジョーダン・ラヴィット: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 115.5ポンド(52.38キロ)
イステラ・ヌネス: 114ポンド(51.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
アラテンヘイリ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ケヴィン・クルーム: 136ポンド(61.69キロ)

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DWCS S05 EP07 MMA UFC クリスチャン・ロドリゲス ジェイク・ハードリー ビチェスラブ・ボルシェフ マルティン・ブダイ

【DWCS S05 Ep07】勝者ロドリゲス、計量失敗&25歳という理由でサインなし。ジェイク・ハードリーは??

<137ポンド契約/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
レイジェス・コーテズ(米国)

この試合もロドリゲスが、計量をミスしキャッチウェイト戦に。実妹トレイシーに続き、UFC初の兄妹ファイターを目指すコーテズ。まずワンツーでボディを殴るコーテズは、ステップインからの接近戦でパンチを交換する。ヒザに右を合わせたロドリゲスが左フック、さらに跳びヒザを狙う。そのタイミングで組みついたコーテズが、ケージにロドリゲスを押し込む。ロドリゲスは肩パンチ、コーテズがヒザをボディに入れる。右エルボーを当て、ワキを潜ってバックに回ったコーテズは、正対してウィザーのロドリゲスをケージに押し込む時間が続く。

ダブルアンダーフックもテイクダウンを奪えないコーテズは、エルボーを受けて離れる。ロドリゲスは右を当て、左ジャブもヒットさせる。コーテズの右アッパーに左右のフックを返したロドリゲスが、ダブルレッグを切る。コーテズは近い距離でパンチを受けながら、組みに行くがテイクダウンは奪えず鼻血が目立って来る。ヒザを入れ、組まれても離れるロドリゲスが左ボディ、シングルを切ってバックエルボーを繰り出す。

ジャブの差し合いから、右の同士討ち。ハイへのテイクダウン狙いを切られたコーテズは再びボディを打たれ印象点を譲った。

2R、ワンツーをヒットさせたロドリゲスに対し、細かいパンチを返したコーテズがヒザのタイミングで組んでいく。テイクダウンを許さず離れたロドリゲスは、口が開くコーテズにワンツーも、右の空振りに組みつかれる。ヒザを蹴り合い、離れるとコーテズがショートのワンツーを打っていく。ドッグファイトを嫌がったか、離れたロドリゲスは左右のフックやヒザを受けそうになる。

ここから前に出たロドリゲスが左フックも、コーテズが組んでケージへ押し込む。直ぐに離れたロドリゲスはダブルレッグを切って、ヒザ蹴りからパンチも動きは落ちている。クリンチで肩を打ちつけるロドリゲスも、かなり削られてきたようだ。コーテズは離れワンツーも、ヒザを受け、左の相打ちでもロドリゲスが優勢だ。ワンツーに組んだコーテズだったが、ここもテイクダウンを奪えずヒザと肩パンチを貰って時間となった。

最終回、ワンツーの打ち合いから、ダブルレッグもスプロールされたコーテズは、動きが単調だ。ロドリゲスはワンツーからスリーを打っていくが、その3つ目で体が流れ組んだコーテズがバックに回りテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったロドリゲスが胸を合わせると、離れたコーテズはワンツー右を被弾する。

ボディにワンツーを返したコーテズは、左で殴られダブルレッグを切られる。ケージに押し込まれたロドリゲスは離れるが、直ぐにクリンチとなり肩パンチを突き上げる。両者、動きに切れがなく、特に動きが落ちたロドリゲスはまたもダブルレッグからバックを許す。前転して引き込み、スクランブルのロドリゲス。コーテズもケージに押し込むことができず、離れてジャブを打たれる。

一進一退の精神戦、最後の10秒は粗いパンチの打ち合いからコーテズがダブルレッグへ。時間まで懸命に戦った両者、タイムアップとともにダナ・ホワイト詣で──もUFCレベルの攻防とはならなかった。

結果、フルマークでロドリゲスが判定勝ち、6連勝を達成したが──ダナ・ホワイトはビチェスラブ・ボルシェフ、ジェイク・ハードリー、マルティン・ブダイと並んで彼を合格とはしなかった。

ロドリゲスが計量をパスしていれば、話は違っていたというダナ。「まだ25歳、ピークはこれから来る」と言っているが、同じくハードリーは体重オーバーを指摘されたものの、その才能を認められサインとなった。そしてハードリーも25歳。全くつじつまが合わないが、いってみればUFCは一企業──MMAというスポーツを司っている公益性のある団体ではない。

さらにいえば米国のコミッションは興行の公平性を管理する営利団体であって、スポーツ性を重視する司法機関でないことは明白だ。UFCにスポーツとしての公平性はない。ただし、MMAの最高峰である事実に変りなく、市場性、タイミング、ファイトスタイル、何がUFCで求められているかを理解してうえで、選手はここを目指さないといけない。根底にあるのは、強さ。そこに一遍の曇りもないだけに、さらに険しい頂きに感じられる。


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DWCS S05 EP07 MMA マルティン・ブダイ

【DWCS S05 Ep07】モモカン効かせたブダイが、最後は顔面へのヒザ蹴りでフードをKO

<ヘビー級/5分3R>
マルティン・ブダイ(スロバキア)
Def.1R4分56秒by KO
ロレンゾ・フード(米国)

眼つきが異様に悪いブダイの左ジャブに、フードが右クロスを打っていく。右に回るフード、ブダイの左ジャブが目に当たりアイポークだと試合が中断される。再開後、フードが左ミドルを蹴るが左目の視界はどうなっているか。組んだブダイがケージに押し込み、ヒザ蹴り。太腿を蹴られたフードは顔をしかめる。

足を引きずるように離れたフードだったが、荒い左を当ててパンチを纏めていく。ブダイは再び組みつき、またも太腿にヒザを入れてボディを殴っていく。頭頂部をカットしているブダイの返り血を浴びたフードの顔が真っ赤になっている。そして太腿へのヒザに苦し気な表情を浮かべるフードに対し、ブダイは太腿にまでパンチを打っていく。さらにボディにパンチをまとめたブダイがヒザ蹴りへ。ウィザー&ヒザ蹴り、続くエルボーは空振りになったが、フードがヒザをマットにつきレフェリーが試合を止めた。

ケージの中とはまるで違う笑顔のブダイは「ダナ・ホワイトが気に入ってくれて、契約できることを願っている。とにかく凄くハッピーだよ。対戦相手はパンチや蹴りを使うから、ケージに押し込んでヒザやヒジを狙う作戦で、その通りになった。ヒザで足にダメージを与えることはできていた」と話した。


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