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【Angel’s FC22】大晦日イブ。フェザー級王座決定戦で、清水俊一が5戦目の強者ユ・ジュサンと対戦

【写真】キャリア的には72戦目と5戦目……ただしフィジカルとレスリング力ではユが清水を上回る (C)BRAVE CF & MMAPLANET

30日(金・現地時間)、韓国はコヤンのキンテックス7AホールでAngel’s FCC22が開催される。

Double GFCとの共闘路線から、別々の道を歩むことになったAngel’s FCの2022年。その最終戦がソウルの北西、地下鉄で1時間ほどのベッドタウン=コヤンにある韓国最大級の展示・会場施設=キンテックスで行われる。


メインはDouble GFC王者キム・ハンスルとのダブルタイトル戦に敗れた元ウェルター級王者のコ・ソクヒョンが、ミドル級転向初戦でキム・ジェウンと同級王座決定に挑む。

10thPlanetの支部=チャンヤンMMA所属のキムはキャリア4勝4敗のグラップラーで、ADCC韓国大会などグラップリング大会で優勝経験がある。柔道家、投げでコンバットサンボ世界王者に輝いたコ・ソクヒョンは、MMAでもテイクダウンまでは力強く、そこからのフィニッシュ力は乏しいという印象がある。

寝技上等のキム・ジェヨンとしては投げられても、自らのフィールドに持ち込まれるのは都合が良く、この誰もが想像できる展開のなかでコ・ソクヒョンが、下からの対応をいかに捌いていけるのかに勝負は掛かっている。

またコメインでは日本の清水俊一が、フェザー級王座決定戦をユ・ジュサンと戦う。ユはプロボクサーのライセンスを保有しているストライカーだが、キム・ドンヒョン譲りのレスリング力も高いレベルにある。

ユ・ジュサンは4月にはBRAVE CF韓国大会で勝利し、9月には1月にGladiatorライト級王座に挑戦するグスタヴォ・ウーリッツァーにライト級マッチで判定勝ちを収めている。バンタム級で戦ってきた清水とは体格も違う。それ故に真っ向勝負は難しいとはいえ、清水は簡単に下にならない戦い──引き込むのであれば、ここ一番というタイミングで全力に極めに懸かるファイトを心掛けたい。

また第7試合にはコリアンゾンビMMA所属のチョ・ハンギルが出場し、新垣聖太と戦う。ハンギルは師匠譲りのゾンビファイターで、実際にキム・ドンキュウとの試合では前歯を3本へし折られても判定勝ちを手にしたブルファイターだ。この試合の勝者が、バンタム級王者ソン・ヨンジェとのタイトルマッチが有力視されている。

■AFC22対戦カード

<AFCミドル級王座決定戦/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
コ・ソクヒョン(韓国)

<AFCフェザー級王座決定戦/5分3R>
清水俊一(日本)
ユ・ジュサン(韓国)

<フライ級/5分2R>
パク・チャンビン(韓国)
キム・ジンミン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
新垣聖太(日本)
チェ・ハンギル(韓国)

<無差別級DIEDIE決戦/5分2R>
アジベク・ガフロフ(ロシア)
キム・ヨンウ(韓国)

<フライ級/5分2R>
チョ・ジュンゴン(韓国)
キム・テフン(韓国)

<無差別級DIEDIE決戦/5分2R>
キム・イゴル(韓国)
サルマン・カン(韓国)

<ライト級/5分2R>
ペク・スンデ(韓国)
チェ・ジス(韓国)

<無差別級DIEDIE決戦/5分2R>
ジャン・スンヒョ(韓国)
ジャン・ドヒョン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
ソン・ヒョンジョン(韓国)
パク・ミンジェ(韓国)

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K-MMA MMA ONE ROAD FC TOP FC20 YouTube チェ・ソンヒョク パク・チャンビン ホン・ソンチャン

【Top FC20】メインは佐藤豪則の急所を2度蹴り上げたホン。計量に向かう途中の交通事故でハン・ボラン欠場

【写真】どうしても佐藤豪則戦の急所蹴りのイメージが強いホン・ソンチャン(C)TOP FC

19日(金・現地時間)、韓国はテグのインタープルゴ・エクスコ内グランドボールルームAでTOP FC20「To the Origin」が開催される。

かつてはK-MMA界において人気のセリーグ=Road FCに対して、実力のパリーグといっても過言でなかったTop FCが、2018年11月以来実に3年振りにナンバーシリーズを開くこととなった。


7月に人材育成大会=TFC DREAM07で3年8カ月振りのプロ興行をリスタートさせたTOP FCが、いよいよナンバーシリーズを再開させる。

国民の78パーセントが2度のワクチン接種を終え、ウィズコロナを提唱して規制を緩めた途端に、過去最多の1日3000人以上の要請者を数えた情勢もあり、チケットはわずか100枚しか売り出されていない。

そんな今大会のメインではホン・ソンチャンとチェ・ソンヒョクがライト級マッチで戦う。ホン・ソンチャンは佐藤豪則を相手に、急所蹴りで反則負けからのノーコンテストノーコンテストという悪夢のような2連戦を経験しているファイターだ。今年の5月にMonster Warで3年10カ月振りの実戦復帰を果たし、古巣復帰となった。

対するチェ・ソンヒョクはテコンドー出身の蹴りの使い手である一方で、グラウンドもそつなくこなすウェルラウンダーだ。とはいえチェ・ソンヒョクのキャリアは4勝1敗、7勝1敗のホン・ソンチャンの方が経験値は戦い。

また活動停止状態が続くONE Warrior Seriesから、ソ・ジヨンが国内復帰し、キャリア1勝1敗のハン・ボランと対戦予定だったが、なんとハン・ボランが計量会場に向かっている最中に交通事故に巻き込まれ、試合出場が叶わなくなるというとんでもない状況に陥っている。

また年末のK-MMA界の動向だが、12月23日(木・同)Angel’s FCがギョンギ道のイルサン市で、年の瀬の12月30日(木・同)にDouble GFCがソウルのKBSアリーナでイベントを予定している。

■視聴方法(予定)
11月19日(金・日本時間)、
午後5時00分~Top FC YouTube channel

■ Top FC20対戦カード

<ライト級/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
チェ・ソンヒョク(韓国)

<ミドル級/5分3R>
イ・ジョンファン(韓国)
パク・ジョンミン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
パク・チャンビン(韓国)
メ・スヒョック(韓国)

<フライ級/5分3R>
チョ・ドンフン(韓国)
バク・チャンビン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
パク・ウォジン(韓国)
チェ・ヨンギュ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
チョ・ギョンミン(韓国)
キム・イサク(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ソン・ドゥリ(韓国)
ジン・ミンギュ(韓国)

<ライト級/5分2R>
キム・イチャン(韓国)
キム・ジョンピル(韓国)

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K-MMA Report TFC DERAM07 クッサン パク・チャンビン ブログ

【TFC DREAM07】高校生らしくない高校生ファイター=パク・チャンビン、序盤をピンチを脱しTKO勝ち

<フライ級/5分3R>
パク・チャンビン(韓国)
Def.3R2分59秒by TKO
クッサン(韓国)

高校生ファイターのパクに対し、クッサンは韓国国籍を取得したウクライナ人ファイターだ。格闘ジーニアスとコールされたパクは、高校生とは思えないフィジカルを誇っている。クッサンはいきなり飛びヒザを繰り出すが、キャッチしたパクがテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったクッサンに右ローを蹴ったパクは、右ストレート2発から左ハイを被弾してダウンする。立ち上がったパクに左ハイを続け、一旦間合を取ったクッサンが、クリンチから離れ際にハイ、さらにワンツーを入れて左ハイ、ボディを打ち込む。

ここでパクの左フックを受けたクッサンがダウン。立ち上がってから足を止めて打ち合いで、クッサンはテイクダウンを狙うが切られる。パクはボディフックを入れ、間合を取り直したクッサンがワンツーから左、パクがボディと激しい打撃戦が展開される。

パクは首相撲からボディ、クッサンもパンチを返すがヒザとボディフックで腹が効かされたか。さらにローで動きが落ちたクッサンは、ヒザ蹴り中心のファイトに。パクはローを蹴り込み、左フックを打ち込む。その左でダウンしたクッサンは、テイクダウンを取られるが、起き上りながらシングルへ。ここでパクはバックに回り離れると、またもボディを抉っていった。

2R、慎重になったクッサンに対し、パクはマットをスタンプして「来い」と挑発する。クッサンは後ろ回し蹴り、挑発を続けるパクに左ハイを放つ。パクは前に出てワンツー、距離を取り直し右カーフローを蹴る。クッサンも飛びヒザを見せるが、バランスを崩して尻もちをつく。すぐに立ち上がったクッサン、パクも挑発をするがペースは落ちている。互いに攻撃が単発になるなかで、パクは挑発だけを続ける。クッサンがワンツーから左ハイも、もう力がない。左フックを打ち合うが、クッサンにアイポークがあったと試合が中断される。再開後、クッサンはローを蹴ってから右ハイへ。そのままお見合いが続き、パクの変則ステップも鼻につくばかりだ。最後にクッサンが飛びヒザを見せ、2Rが終わった。

最終回、左ミドルから左ハイ、パンチを連打したクッサンはパクのテイクダウ狙いを切って離れる。パクは左フック、左アッパーを入れ、パンチを強振し過ぎてバランスを崩す。しかし、クッサンも反撃に転じることはなく、左ハイをキャッチされて倒される。パクはスタンドで待ち受け、打たせて打つ展開に。残り2分、クッサンのダブルレッグを切ったパクは日ありフックから左ハイを蹴る。

ヒザに手を置き、疲れを見せるクッサンだが、パクは攻めてくるのを待って左フックを入れる。そしてダブルレッグを切り返して上を取ると、マウントからパンチを連打して試合を決めた。

勢いがある風に見せながら徹底して自分の得意な距離で戦ったパク・チャンビン、「挑発は疲れていてから。挑発している間に回復を狙っていました」と──なかなかの曲者振りを既に見せての快勝だった。


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【TFC DREAM07】TOP FCが天然の要塞で2年8カ月振りの活動再開!! 注目は元海軍士官のチェ・ドンフン!!

明日17日(土・現地時間)に韓国はキョンサンプクトのウルチンにあるエキスポパークでTFC DREAM07が開催される。

新型コロナウィルスのパンデミック以前から、活動が止まっていたTOP FCは、昨年3月に人材育成大会のTFC DREAMを1年4カ月振りのプロMMA大会として行う予定だった。しかし、コロナ感染拡大によりイベントは中止、今大会はTOP FCにとって実に2年8カ月振りの活動再開となる。


とはいってもソウル在住の記者が、天然の要塞という形容する田舎街での人材育成大会──メインに出場するキム・ビョンソックはTFC DREAMで2連勝後、Double GFCでは2連敗しているファイターだ。

対戦相手のチェ・ソンヒョクは、MMA戦績3勝1敗でキックでは4勝1敗、キムもボクシングで3勝0敗、キックで2勝0敗という戦績を残しており、激しい打撃戦が予想される。

セミのバンタム級=チョ・ソォホ✖チェ・ドンフンは揃ってプロ初陣で、チョも元はキックボクサー。対するチェは元韓国海軍士官でアマMMAでは6つの一本勝ち、コンバットサンボやプロキックでも活躍しており、今大会一番の注目株といえよう。

フライ級で韓国国籍を取得したウズベキスタン人のクッサンと対するパク・チャンビンは、現役高校生ファイターでプロ戦績は1勝、アマでは7勝2敗だった選手だ。なおTOP FCでは今回の大会はキャリアの少ない出場選手を考慮して、関節蹴りとヒジ打ちを禁じたルールを用いる。

■視聴方法(予定)
7月17日(土・日本時間)、
午後5時00分~Top FC YouTube channel

■TFC DREAM07対戦カード

<ライト級/5分3R>
キム・ビョンソック(韓国)
チェ・ソンヒョク(韓国)

<バンタム級/5分3R>
チョ・ソォホ(韓国)
チェ・ドンフン(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
チョ・ギョンミン(韓国)
イ・チョンス(韓国)

<フライ級/5分3R>
パク・チャンビン(韓国)
クッサン(韓国)

<女子53キロ契約/5分3R>
キム・スヨン(韓国)
ハン・ボラン(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
パウ・ジウォン(韓国)
バク・ジュンヒョン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ウン・ヒョソン(韓国)
イ・イサック(韓国)

<ライト級/5分2R>
キム・グンヒ(韓国)
キム・ジュンギュン(日本)

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