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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#09   クレイ・コラード サディボウ・シ シェーン・バーゴス ソロモン・レンフロ ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ブルーノ・ミランダ マゴメド・マゴメドケリモフ ミシェル・モンタギュー

【PFL2023#09】計量終了 ウェルター級はウマラトフ欠場、レアルが計量失敗。ライト級は問題なし

【写真】マゴメド・マゴメドケリモフ×ソロモン・レンフロ。ウマラトフの欠場で、ダゲスタン人×ダゲスタン人戦は幻に(C)PFL

23 日(水・日本時間)にニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデン内ザ・シアターで開催されるPFL2023#09の計量が行なわれている。
Text by Manabu Takashima

プレーオフ・セミファイナルも今大会で最終戦。ライト級とウェルター級で決勝進出者が決まるが、ウェルター級でランク1 位のマゴメド・マゴメドケリモフと対戦予定だったマゴメド・ウマラトフが欠場――PFLは欠場理由を明らかとしていないが、ランク5位のソロモン・レンフロが代役出場を果たすことなった。


さらにもう一つの準決勝でサディボウ・シと対戦するカーロス・レアルが 172ポンドで計量をパスせず、キャッチウェイト&ペナルティ1Pで準決勝が実施されることとなっている。

ライト級は問題なく1位のクレイ・コラードが4位のシェーン・バーゴス、2位のオリヴィエ・オバメルシェが3位のブルーノ・ミランダと予定通り戦う。

ウマラトフは昨年もビザの取得が間に合わず準決勝を欠場しており、2年連続で幻の優勝候補のまま2023年シーズンを終えることとなった。

■視聴方法(予定)
8月24日(木・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2023#09計量結果

<ライト級準決勝/5分3R>
クレイ・コラード: 155ポンド(70.31キロ)
シェーン・バーゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級準決勝/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ブルーノ・ミランダ: 154ポンド(69.85キロ)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
カーロス・レアル: 172ポンド(78.01キロ)
サディボウ・シ: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 170ポンド(77.11キロ)
ソロモン・レンフロ: 170.4ポンド(77.29キロ)

<アマMMAライト級/3分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.2ポンド(70.39キロ)
エド・デイヴィス: 155.6ポンド(70.57キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレクセイ・パーガンデー: 145.6ポンド(66.04キロ)
ショーン・ステファネリ: 144.8ポンド(65.68キロ)

<ミドル級/5分3R>
ムスタファ・ラーシド・ニーダ: 184.8ポンド(83.82キロ)
コーリー・カピー: 184.8ポンド(83.82キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アビー・モンテス: 145.6ポンド(66.04キロ)
ミシェル・モンタギュー: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ: 145.8ポンド(66.13キロ)
デイヴィッド・ザルナー: 145.8ポンド(66.13キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョン・カルドン: 148.6ポンド(67.4キロ)
ナサニエル・グリマード: 145.8ポンド(66.13キロ)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2023#02 キック ケイラ・ハリソン ミシェル・モンタギュー

【PFL CS2023#02】ビックリ=アナコンダを凌いだモンタギューが、RNCでウッズから一本勝ち

<女子フェザー級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー(ニュージーランド)
Def.2R4分45秒by RNC
シャクィータ・アマドー・ウッズ(米国)

ケイラ・ハリソンをセコンドに帯同したモンタギューに、ウッズは左サイドキックを見せる。左カーフから右を伸ばすウッズ、モンタギューも右ローを蹴る。ウッズのリーチアドバンテージにサウスポーの構えのモンタギューは距離を取って戦う。左ローに右を合わせようとしたウッズの圧がモンタギューを上回っている。ワンツーでモンタギューが前に出ると、ウッズが右を返す。

引き続きワンツーを当てたモンタギューがパンチを纏めるも、ウッズも右を打ち返して間合いを取りなおす。近距離での打ち合いは苦手なようにも映るウッズは、左ローにダブルレッグを合わされテイクダウンを許すと、そのままサイドで抑えられる。ハーフに戻したウッズだが、抱える系のガードワークで殴られるとダースに捕えられそうになる。ここは右腕を差し返して絞めを防いだウッズだったが、ケージに押し込まれてマウントを奪われた。

2R、ワンツーで前に出るウッズに対し、モンタギューは距離をとり逆にワンツーで詰める。ローに左を合わせたモンタギューは、頭がぶつかっても怯まず前に出る。逆にリズムが崩れた感のあるウッズはシングルレッグにアナコンダチョークを合わせて後方回転、そのまま絞めていく。パンチでなくリーチを絞めに生かしたウッズは上を取り直し、ギロチンに切り替えようとする。今度はダースチョークに切り替えたウッズは、ここからがぶりに移行するが、モンタギューがボディロックから立ち上がり、レッスルアップ→リバーサルを決める。

千載一遇、初見のチャンスを逸したウッズは、首を抱える形でケージに押し込まれる。ここから背中をマットにつかされたウッズは、必死に肩固めを防ぐも初回に続きマウントを奪われて殴られる。ウッズは背中を見せ、RNCに捕えられる。必死に耐えるウッズだが、パームトゥパームから絞り上げられタップした。

「チョークは十分じゃなかった。呼吸もできていなし、コーナーの指示も聞けたわ」と勝者は語った。


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IMMAF MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2023#02 アマンダ・レヴィ ギャビ・ガルシア サブリナ・ソウザ ジェスリン・ミシェル ジャッキー・キャトライン ナランジャガル・シェンダユシュ プロレス ミシェル・モンタギュー

【PFL CS2023#02】シーズン実施の女子フェザーに、ドーラミラージュ戦闘員?? シャクィータ・ウッズ登場

【写真】この風貌と体躯は目につく。実力のほどは──(C)PFL

3日(金・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL Challenger Series2023#02の計量が2日(木・同)に行われた。

4月7日に2023年シーズンが開幕するPFL。男子では過去3年と同じフェザー級、ライト級、ウェルター級、ライトヘビー級、ヘビー級の5階級が実施され、女子はライト級に代わりフェザー級が初めて採用された。

その女子フェザー級シーズンへの出場権=PFL本戦との契約が懸かった4試合が、チャレンジャーシリーズ第2週で組まれた。


前日計量では元プロレスラーで昨年のチャレンジャーシリーズで2度勝利しているジェスリン・ミシェルと戦うエヴェリン・マルチンスが146.8ポンドと失敗し、この一戦はキャッチウェイト戦に変更された。

マルチンス以外の計量をパスした7選手のなかで注目は、やはりメインに出場するアマンダ・レヴィとナランジャガル・シェンダユシュだろう。

2021年のWNOでギャビ・ガルシアを破った柔術家と、モンゴルの柔道家の一騎打ち。

グラップリングシーンでは柔術家が、サンビストや柔道家を圧倒するなかパウンド有りの戦いで立ち関節を駆使するナランジャガルを相手にレヴィがどのような組みを展開することができるのか。

キャリア的には2戦目のレヴィと3戦目のナランジャガルのマッチアップは要注目だ。USオープン優勝経験のあるジャッキー・キャトライン、ミシェル・モンタギューも2年連続のチャレンジとなる。そんななか風貌だけで目を惹きつけるのが、シャクィータ・ウッズだ。

まるでワカンダの国王親衛隊ドーラ・ミラージュの一員のようなスキンヘッド、長身の彼女はこの試合がプロMMAデビュー戦で、アマ戦績も1勝0敗しかない。とはいえ、その試合では7秒でKO勝ちを収めておりパワーは折り紙付きといえる。

実はウッズは今大会に出場するキャトラインと昨年10月のA1 Combatで対戦が一度は決まっていた。9日前のオファーでライト級マッチで対戦要請を受けた彼女は、体重を創れないとして両者は160ポンド契約で戦うことに合意。159ポンドまでウッズは落としたが、結果的にキャトラインが欠場となりプロデビューはお預けとなった。

つまりウッズはライト級でも、減量が必要がフィジカルの持ち主であるということ。一方モンタギューは昨年のチャレンジャーシリーズでは通常体重と思われる153ポンドでライト級の試合を戦っていた。

昨年のIMMAF世界大会、一昨年のIMMAF欧州大会で女王サブリナ・ソウザの壁を越えられなかったとはいえ、モンタギューのアマMMAでは11勝2敗でソウザ以外に負けたことはない。

MMAファイターとして総合力、形がデキているモンタギューに対し、当日のリカバリー制限があるのか不明だがウッズが肉体的に優位なのは絶対だ。果たしてウッズの馬力がどこまでモンタギューに通じるのか、興味深い。

■視聴方法(予定)
2月4日(土・日本時間)
午前11時00分~DAZN

■ PFL CS20#02対戦カード

<女子フェザー級/5分3R>
アマンダ・レヴィ: 144.8ポンド(65.68キロ)
ナランジャガル・シェンダユシュ: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジェスリン・ミシェル: 145.8ポンド(66.13キロ)
エヴェリン・マルチンス: 146.8ポンド(66.58キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジャッキー・キャトライン: 145.6ポンド(66.04キロ)
セナ・ファンデル・フェルドンク: 145.2ポンド(65.86キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー: 144.8ポンド(65.68キロ)
シャクィータ・アマドー・ウッズ: 145.8ポンド(66.13キロ)

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Combate Global IMMAF LFA MMA MMAPLANET o PFL PFL CS09 PFL CS10 UFC アスペン・ラッド アマンダ・ヌネス アマンダ・レヴィ エリック・アレキン ギャビ・ガルシア クリス・ブラウン ケイラ・ハリソン ナランジャガル・シェンダユシュ ミシェル・モンタギュー

【PFL CS09&10】CSで女子フェザー級─柔術レヴィ✖柔道シェンダユシュ。ウェルター級はハルク出場

【写真】 ギャビに勝った女✖ワキ固めの危ない女対決。興味深い(C)Zuffa/UFC

2023年のPFL Challenger Seriesの開催とウェルター級及び女子フェザー級で各4試合、16名の出場選手が確定している。

PFL CSはそのものスバリPFLと契約を掛けた大会で、1階級で4試合、その勝者が解説者投票やファン投票によりPFLと契約できる(※掟破りの2選手当確というケースもあるが……。

昨年もレギュラーシーズンと同じ6階級に加え、階級に拘らないデビュー戦大会とラストチャンス大会という8つのイベントが実施され、その場で契約ができなかった選手も後追いでサインできるなど、PFL本シーズンに向けて文字通り登竜門となっている。

ばかりかラストチャンス大会のウェルター級で敗れたクリス・ブラウンは、その後LFAウェルター級王者になるなど、仕切り直しも聞くステージとしてコンテンダーシリーズに近い役割を果たしているともいえる。


今年はfubo SPORTSでの配信、そして全大会がフロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオで収録されたPFL CSだが、来年もfuboでのライブ中継は決まっており、現時点で開催地は未発表状態だ。

現状、今年と同じ6階級+2大会が予定されており、事実上PFL CSが行なわれる大会が100万ドルを目指す2023年シーズンの開催階級と見られる。

そういう点で注目されるのは2月3日(金・現地時間)のPFL CS10が女子フェザー級の4試合を用意したことだ。絶対女王ケイラ・ハリソンがまさかの決勝敗退というドラマを生んだ2022年女子ライト級シーズンだったが、そのケイラはファイナル前からさらなる強豪との対戦を求め、フェザー級に転向することを示唆、PFLもUFCからアスペン・ラッドを獲得するなど女子フェザー級の拡充に努めてきた。

そんな女子フェザー級でPFLとの契約を掛けて戦う8人のなかにアマンダ・レヴィの名前が見られる。2021年グラップリング界最大のトーナメント=WNOチャンピオンシップスでギャビ・ガルシアを下し、昨年8月に既にPFL出場しミランダ・バーバーをRNCで下しているレヴィは、2022年女子ライト級シーズンで台風の目になると思われていた。結局、ライト級での出場はなかったが、フェザー級というよりパフォーマンスを発揮しやすい状況で100万ドルを目指す戦いの一歩に踏み出す。

レヴィの対戦相手はナランジャガル・シェンダユシュだ。リオ五輪モンゴル代表で、世界大会では団体戦で銀メダルを獲得したこともある。アジア大会では銅が3階、アジア選手権では金1つ、銀1つ、銅2つと3色のメダルを獲得している。

MMAは昨年3月にデビューして、Mongal FCとLFAでそれぞれ初回フィニッシュ勝利を挙げている。シェンダユシュは柔道時代に立ち技からワキ固めという反則スレスレばかりか、反則負けになる技を得意としてきた。もちろん、反則攻撃だから相手選手は警戒することなく技に入られてしまうわけだが、この立ち関節が認められたMMAでも通用するのか。そこは大いに注目される──レヴィ✖シェンダユシュの柔✖剛対決だ。

また女子フェザー級にはキウイ女子ミシェル・モンタギューが今年に続きチャレンジすることも決まっている。ATT所属、ケイラ・ハリソンや今はチームを離脱したアマンダ・ヌネスに鍛えられたモンタギューはIMMAFなどアマで10勝1敗、昨年のPFL CSでプロデビューしRNCで一本勝ちも契約はならなかった。

2度目の正直、モンタギューはシャキータ・アマドー・ウッズというアマMMAで7秒KO勝ちの記録を持つプロデビュー戦の相手と戦う。

(C)SATOSHI NARITA

女子フェザー級に先駆け1月27日(金・同)にはPFL CS09がウェルター級でとり行われる。同大会の要注目はルーカス・バルボーサだ。ハルクの異名を持ち、柔術&グラップリングで数々の成功を収めてきたバルボーサは今年のPFL CSにも出場が発表されたが、試合はキャンセルされていた。

2018年と2021年のムンジアル決勝をATOSの同門グスタヴォ・バチスタとシェアし金と銀を持つハルクは、ノーギワールズ3連覇、今年のADCCでも88キロ級で2位となっている。ジョージアのイッツォ・バブレイゼと戦うハルクのライバルと目されるのは、Combate GlobalからCFFCウェルター級王者となったエリック・アレキンだろうか。

また他の4大会はどの階級の試合が組まれるのか。そこに日本人選手の出場があるのか──続報を待ちたい2023年のPFL CSだ。

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BELLATOR INVICTA MMA MMAPLANET o PFL オリヴィア・パーカー ケイラ・ハリソン ミシェル・モンタギュー

【PFL2022#03】ミシャル・モンタギュー、デビュー戦でInvicta & Bellator参戦のパーカーをRNCで下す

<女子ライト級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー(ニュージーランド)
Def.1R3分57秒by RNC
オリヴィア・パーカー(米国)

サウスポーのモンタギューが、踏み込んで左を伸ばす。パーカーのジャブ、リードフックをかわし、ブロックしたモンタギューが左を振るって前へ。パーカーが回ってジャブを出す。左から右、前蹴りを見せたモンタギューはダブルレッグを切られ、背中を見せる危ない立ち方をする。パンチを打ち出すと、頭が固定してしまうモンタギューだが、組んでケージにパーカーを押し込む。

頭を押して離れたパーカーに対しモンタギューが左右のローを蹴り、左を当てる。さらに左を続けたモンタギューだが、パーカーも左を打ち返す。左を見せつつ、ダックアンダーからバックに回ったモンタギューが前方にパーカーを崩す。モンタギューパンチを入れ、両足をフックしたRNCへ。一度はレフェリーがタップを見逃すが、パーカーはもう一度タップし勝敗は決した。プロデビュー戦で、キャッチ・ジンガーノ戦の経験があるパーカーを一蹴したモンタギューをセコンドのケイラ・ハリソンが祝福した。


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BELLATOR INVICTA LFA MMA MMAPLANET o PFL YouTube   アマンダ・ヌネス オリヴィア・パーカー ケイラ・ハリソン シンシア・ベスカン ジャッキー・キャトライン ミシェル・モンタギュー

【PFL CS2022#03】計量終了 CS第3戦は女子ライト級。本命不在のなかモンテギュー、キャトラインに注目

【写真】プロ初陣とはいえアマで10戦以上のキャリアがあるモンタギューとプロ4勝2敗のパーカー。とはいえパーカーもアマで5連勝を飾り、プロ昇格をしている (C)LFA

3日(木・現地時間)、4日(金・同)にフロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL Challenger Series第3週=女子ライト級の計量が行われた。

カード発表時に一番の目玉とされたフランスの五輪レスラー=シンシア・ベスカンが欠場となり、代役のブラジル人選手エヴェリン・マルチンスも欠場に。彼女たちの対戦相手を務めることになっていた米国人レスラーで今回がプロMMAデビュー戦のジャッキー・キャトラインは、同じくプロ初戦となるカーミー・アダムスと対戦することとなった。


今回の計量は4人のプロMMA経験者は全員がこれまではフェザー級で戦ってきたこともあり、厳しい減量はないことが予想されていた通り、問題なく全選手がパスしている。

そんな4人のプロ経験者のうち、もっともキャリアがあるのが4勝2敗オリヴィア・パーカーだ。Valor FCでは3連勝を飾ったパーカーだが、INVICTA FCのチェルシー・チャンドラー戦で初黒星と喫し、直近のファイトは昨年4月のBellator256でキャット・ジンガーノに腕十字で一本負けしている。

とはいえ、ジンガーノと戦っているだけでも経験値は他を圧倒しているといえる。そんなパーカーと対戦するミシェル・モンタギューはATT所属のキウイ女子で、IMMAFなどアマチュアでは10勝1敗の戦績を残す。

モンタギューはATTでケイラ・ハリソン、アマンダ・ヌネスのトレーニングパートナーを務めており、満を持してのMMA初戦を今回迎えることとなった。経験値が最も高いパーカーと対戦することで、勝てばPFLと契約という道がクリアに見えるモンタギューだ。

とはいえ全選手に総じていえることは、キャリアが浅く、どれだけのポテンシャルを持っているのかは、数字で伺え知れない。

例えば五輪、世界選手権での活躍には至らなかったが、その予選では3位や2位になり、75キロで米国ランク3位だったキャトラインなど、レスリングという部分では他を圧倒する力を持っているかもしれない。

フィニッシュが絶対条件の一発勝負、どの選手にも当確マークをつけることはできない混戦ともいえる。

■視聴方法(予定)
3月5日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■ PFL CS2022#03 計量結果

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 155.2ポンド(70.39キロ)
ジェケリニ・カバウカンチ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジャッキー・キャトライン: 153.6ポンド(69.67キロ)
カーミー・アダムス: 154.4ポンド(70.03キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ユリア・ドーニー: 153.8ポンド(69.76キロ)
ジェスリン・ミシェル: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー: 153.4ポンド(69.58キロ)
オリヴィア・パーカー: 155.2ポンド(70.39キロ)

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