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【UFC283】計量終了 4度目の対戦=フライ級世界戦。ショーグン、ラストファイト!! ボンフィム弟に要注目

【写真】これがラスト・フェイスオフとなるマウリシオ・ショーグン (C)Zuffa/UFC

20日(金・現地時間)、21日(土・同)にブラジルはリオデジャネイロのジュネス・アリーナで開催されるUFC 283「Teixeira vs Hill」の計量が行なわれた。

今大会のメインはグローバー・テイシェイラ×ジャマール・ヒルのUFC世界ライトヘビー級決定戦だ。元世界王者テイシェイラはUFC282で当時の世界王者ユーリ・プロハースカとのリマッチが予定されていたが、王者が肩の負傷でタイトルを返上するとUFCは何とテイシェイラの挑戦権を無視し、マゴメド・アンカラエフとヤン・ブラボヴィッチの間で王座決定戦を実施した。

しかし、両者の対戦はドローに終わり王座は空位に。テイシェイラは再びタイトルコンテンダーの地位を取り戻し、母国でヒルとの王座決定戦に臨むこととなった。


ヒルはセレモニアル・フェイスオフ後に「グローバー・テイシェイラとケージをシェアできることはハッピーで、光栄だ。神が死ねといえば、僕らは死ぬ。でも明日は皆のために良い試合をする。なぜ、僕がここに来たのか分かるだろう」と最後はエキサイト気味に吐き捨てた。

対してテイシェイラは「準備は100パーセントできている。明日はやるよ」と穏やかな表情で静かに話した。

コメインの世界フライ級王座統一戦、デイヴィソン・フィゲイレドとブランドン・モレノは実に4度目の世界戦となる。過去1勝1敗1分だけに本当の意味で決着戦となる。

フェイスオフでモレノの胸に左手で触れたフィゲイレドはバナナを持ち出す。とんでもない差別行動に出たのかと思いきや、自らの口に入れるという難解なパフォーマンスを披露する。これを受けて「話すことはない。明日、楽しんでほしい」とそれでも憤慨した表情で手短にコメントの残したモレノ。

続いでフィゲイレドは「明日の夜は皆のために戦う。ただベルトを守るためじゃない、チケットを買ってきてくれた皆の夢、皆のベルトだ」とコメントした。

そんな世界戦に出場するブラジル人ファイターに負けない注目を集めているのがマウリシオ・ショーグンだ。キャリア42瀬戦目となるイホール・ポティエリアとの試合で、20年2カ月のMMAファイター人生に幕を下ろすショーグン。母国を引退試合の地に選んだショーグンのラストファイト――日本のMMAファンの皆が、その目に焼き付けてほしい。

オクタゴンを去るファイターがいれば、ここからUFCファイター人生を歩み始める選手もいる。それがイズマエル&ガブリエルのボンフィム兄弟であり、ルアン・ラセルダだ。3選手ともLFA出身、ボンフィム兄弟はコンテンダーシリーズを経てUFCへ。兄弟揃ってのオクタゴン初陣となる。

特にボンフィム弟=ガブリエルとムニール・ラジズの対戦は注目だ。質の高いキックボクシングMMAを見せるラジズに対し、デビュー以来13連勝でUFCと契約したボンフィムは3つのKO勝ちと10の一本勝ちを誇るフィニッシャーだ。

ラジズが世界最高峰で戦うとKO率が落ちたように、ボンフィムも一本を取ることが難しくなるのか。仮に過去5試合のうち3試合で見せたように初回でタップを奪うようだとボンフィムは、ボンフィムは早々のトップ15入りも期待しても良いだろう。

■視聴方法(予定)
12月10日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC283対戦計量結果

<UFC世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
グローバー・テイシェイラ: 205ポンド(92.99キロ)
ジャマール・ヒル: 204.5ポンド(92.76キロ)

<UFC世界フライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
[暫定王者]ブランドン・モレノ: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170ポンド(77.11キロ)
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ: 125ポンド(56.7キロ)
ローレン・マーフィー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 205ポンド(92.99キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205ポンド(92.99キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マウリシオ・ショーグン: 205ポンド(92.99キロ)
イホール・ポティエリア: 205ポンド(92.99キロ)

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
ブルーノ・フェヘイラ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155.5ポンド(70.53キロ)
メルキザエル・コスタ: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム: 171ポンド(77.56キロ)
ムニール・ラジズ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ: 232ポンド(105.23キロ)
シャミル・アブドゥラヒモフ: 263ポンド(119.29キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
イズマエル・ボンフィム: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァルリー・アウベス: 171ポンド(77.56キロ)
ニコラス・ダルビー: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス: 145.5ポンド(66.0キロ)
フェレス・ジアム: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ルアン・ラセルダ: 136ポンド(61.69キロ)
コディ・ステーマン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・マルコス: 136ポンド(61.69キロ)
サイモン・オリヴェイラ: 136ポンド(61.69キロ)

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MMA o UFC   イズマエル・ボンフィム ガブリエル・ボンフィム グラム・クタテラゼ サイモン・オリヴェイラ ダニエル・マルコス チアゴ・モイゼス テレンス・マッキニー ナリマン・アバソフ ブランドン・ルイス ムニール・ラジズ

1.21『UFC 283』でチアゴ・モイゼス vs. グラム・クタテラゼ等複数の試合が判明


 UFCが1月21日にブラジル・リオデジャネイロで開催する『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でチアゴ・モイゼス vs. グラム・クタテラゼのライト級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 モイゼスは6月の『UFC on ESPN 38: Tsarukyan vs. Gamrot』でクリストス・ジアゴスに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。クタテラゼは6月の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でダミア・イスマグロフに判定負けして以来の試合。


Ismael Bonfim(Sherdog)

 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でテレンス・マッキニー vs. イズマエル・ボンフィムのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 マッキニーは8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』でエリック・ゴンザレスに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。

 ボンフィムは現在26歳(試合時は27歳)のブラジル人でMMA戦績18勝3敗。9月の『Dana White's Contender Series 53』でナリマン・アバソフに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。『Dana White's Contender Series 53』では弟のガブリエル・ボンフィムと共に兄弟同時契約を果たしましたが、ガブリエルは同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でムニール・ラジズ戦が決定していることからUFCデビュー戦も兄弟同日になります。


 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でワルリー・アウベス vs. ニコラス・ダルビーのウェルター級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 アウベスは2021年6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』でジェレマイア・ウェルズに2R KO負けして以来1年7ヶ月ぶりの試合。1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でジャック・デラ・マッダレラと対戦予定でしたが欠場していました。ダルビーは7月の『UFC Fight Night 208: Blaydes vs. Aspinall』でクラウディオ・シウバに判定勝ちして以来の試合。


Daniel Marcos(Sherdog)

 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でサイモン・オリヴェイラ vs. ダニエル・マルコスのバンタム級マッチ行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 オリヴェイラは1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』で行われたUFCデビュー戦でトニー・クレイヴリーに判定負けして以来1年ぶりの試合。マルコスは現在29歳のペルー人でMMA戦績13勝0敗。9月の『Dana White's Contender Series 54』でブランドン・ルイスに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・
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ABEMA LFA LFA138 MMA MMAPLANET o Progress UFC アイザック・ドーダーライン アライジャ・ジョンズ アリ・ファリアス イアゴ・ジョルジ エド・ソアレス サイモン・オリヴェイラ ジアニ・グリッポ パンクラス ヒカルド・ディアス ブルーノ・ソウザ マイキー・ムスメシ 森戸新士 河名マスト 田中路教

【LFA138】8月5日に田中路教と河名マストが揃い踏み。UFC契約ファイターレベルの猛者と対戦へ

【写真】河名と田中。LFAで戦うことが、既に生き様を見せている(C)LFA&MMAPLANET

27日(月・現地時間)にLFAより8月5日(金・同)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA138に田中路教が出場し、アリ・ファリアスと対戦することが発表された。

また同大会には日本から河名マストも出場し、アライジャ・ジョンズと戦うことも決まっている。


昨年11月のヒカルド・ディアス戦以来、実に9カ月振りの試合が決まった。UFCとの再契約を目指し、LFAと契約して渡米した田中にとって、勝利を収めてなお試合が組まれないという状況は予想だにしていなかった。

米国に滞在できるビザの半分を消化してなお、実戦の舞台が巡って来ない状況に田中は、フリーランスになることさえ視野に入れるなかで、ようやくLFA2戦目を戦うことができるようになった。実際、同大会の出場は3週間以上前に確定していたが、対戦相手がなかなか決定しないなか、田中はファリアスと戦うことをツイッターで知ったという。

ラテンと米国の融合=LFAらしさの洗礼を受けているなかで、「今回も強豪を当ててもらえて、米国に来た甲斐があるなと思います。未来を切り開くために頑張ります。おそらくABEMAで放送があると思うので、今回も日本から応援して頂けたら嬉しいです」と、田中はMMAPLANETに意気込みを語ってくれた。

2018年のムンジアルでも準優勝。ジョアオ・ミヤオを準決で下しているのだから、どれだけの実力者か分かるというモノ(C)SATOSHI NARITA

そんな彼が戦うファリアスは、得意とする亀逃げが許されないファイター、いや柔術家だ。

2013年ムンジアル黒帯フェザー級幻の世界王者……アウグスト・メンデス=タンキーニョとファイナルを争った際、アドバン差で勝利を確定させたファリアスは、試合終了の合図を待たずマットの外に出て感情を爆発させた。これを違反行為とされアドバンを献上し、レフェリー判定で敗れてしまう。

自業自得といえば自業自得ではあるが、同トーナメントではイアゴ・ジョルジ、アイザック・ドーダーライン、ガブリエル・モラエス、マイキー・ムスメシ、ジアニ・グリッポも出場しており、この名だたる強豪よりも上の結果を残していることで、ファリアスがどれだけの実力者かは理解できるだろう。

2018年には決勝にマイキー・ムスメシの軍門に下ったものの、準決勝でジョアオ・ミアオに勝利しているファリアス。MMA戦績は11勝3敗で打撃には課題が残っているが、2018年のACBブラジル大会で昨年のコンテンダーシリーズからUFC入りを果たした──パンクラス来日経験もある──サイモン・オリヴェイラに勝利するなど、MMAでの力も絶対的に確かなモノがある。

粗いパンチから組んでテイクダウン及びバックテイクをさせれば、ケージの中が柔術マットの上と同じ状態となる。ゆえにバックを譲って、スクランブルを制す田中にとっても非常に危険な相手になることが想像される。

田中が1試合しか戦えなかった期間、昨年7月のプロMMAデビューから9カ月で5勝1敗と試合をし続けた河名が、早くも北米フィーダーショー・デビューを果たす。日曜日のGladiatorのProgress提供フォークスタイルグラップリング戦で森戸新士を相手に、日本の組み技界の最高峰トータルグラップリングの結晶といえる激闘を2-1で制した河名。事前インタビューを行った時点で、既に今回の試合は決まっていた。

面構えが、すでに怖い(C)LFA

対戦相手のジョンズは、LFAでフェザー級タイトル戦を経験しているファイターだ。昨年3月に現UFCのマチダ・カラテの継承者=ブルーノ・ソウザにスプリット判定負けでベルトを逃したが、ファリアスと並びUFCのプレリミに出る選手と同レベルの力を持っている相手といえる。

世界を見据えてのLFA参戦、強者と戦わないなら出場にも意味はない。またエド・ソアレスLFA代表によると、さらに日本人選手の出場の可能性もあるようだ。そんなLFA140は、田中の言葉にもあるように昨年11月大会に続きABEMAでのライブ中継が口頭では合意に至っている模様だ。

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CORO DEEP DEEP JEWELS36 DEEP Tokyo Impact KOMA MMA MMAPLANET RIZIN UFC サイモン・オリヴェイラ レバナ・エゼキエル 三村亘 佐藤洋一郎 修斗 平田丈二 獅庵 石司晃一 神田T800周一 笹晋久

【DEEP Tokyo Impact2022 01&02】復調・石司晃一×魂のファイトで堅調・三村亘。佐藤×エゼキエル

【写真】互いに自分のペースで戦ることができれば得意であり、そうだければ不得手な相手。MMAらしい複雑な綾が見られる試合となるか (C)MATSUNAO KOKUBO & FREEKS

3日(木)、DEEPより3月12日(土)と13日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP TOKYO IMPACT 2022 1st round及び、2nd roundの開催と対戦カードが発表された。

Tokyo Impact 2022 01は午後12時半スタートで、02は午後6時スタートとなっている。12日の午後6から同所でDEEP JEWELS36、13日は午前中から女子アマチュア選手権及びフィーチャーキングトーナメントが行われ、プロアマ・男女MMAてんこ盛りの週末となる。


Tokyo Impact2022 01のメインは石司晃一×三村亘のバンタム級3回戦。2019年に白川Dark陸斗、米山千隼に連敗を喫した石司は、コロナ・パンデミックが始まった2020年は試合がなく、昨年はCOROと笹晋久から勝利を挙げ復調の兆しを見せている。

一方、パンクラス稲垣組所属の三村にとって、東京でのDEEPは初出場となり、東京での試合は今やUFCファイターとなったサイモン・オリヴェイラとパンクラスで戦って以来、2年3カ月ぶりだ。

パンクラスとDEEPの大阪大会でコンスタントに試合に出場し続け、過去10試合の戦績は7勝2敗1分という三村。オリヴェイラ以外で黒星を喫したのは平田丈二、瀧口脩生と痛み分けだった。神田T800周一&土肥“聖帝”潤、獅庵という修斗、グラジエイター、グラチャン、RIZINで戦う相手から勝利を手にしてきた。

(C)FREEKS

神田、土肥というタイプの違う組技のグラップラーを相手に、打撃ばかりか組みという部分で遅れを取らない三村。

全ての局面で強度の高いウェルラウンダーの石司を相手に、どのような攻めを見せることができるか。

個々の局面での強さがあってもMMAとして融合という部分で、ズレが生じていた石司だけに、三村としてはその際を埋めるファイトでペースを掴みたいところだ。

一方の石司は、打撃で突き放すファイトも組んでも十分に勝負ができる。ただ近年は見過ぎて受けに回って下がることでリズムを狂わせ、相手が攻めやすい間で戦ってきた。とはいえ兆候も、前回の笹戦の2Rからは頭から突っ込んでくる相手に、頭突きで倒されようが自ら前に出ることで打ち勝ち、結果的に、テイクダウンを潰して組み勝ち──ポジションも取ることができた。

(C)MATSUNAO KOMATSU

最後はバックからは落とされたが、下になっても三角絞めを極めるなどウェルラウンディット・ファイターらしさを取り戻した一本勝ちを得ている。

ポテンシャルは疑うところがない石司と、気持ちのラッシュが持ち味の三村の一戦は3回戦=メインに相応しいマッチアップだ。

またDEEP Tokyo Impact 2022 02のメインは佐藤洋一郎×レバナ・エゼキエルのウェルター級マッチに決まっている。佐藤とエゼキエルは揃って3連敗中、エゼキエルはラウェイで勝利があるが、佐藤はグラップリングでも黒星を喫しており崖っぷち対決といえる──ヘッドライナーだ。

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MMA MMAPLANET UFC UFC270 サイモン・オリヴェイラ トニー・グレーブリー ペドロ・ムニョス マルロン・モラエス 堀口恭司

【UFC270】堀口恭司とギロチン対策――11度のTD奪ったクレーブリーがサイモン・オリヴェイラに完勝

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
サイモン・オリヴェイラ(ブラジル)

左フックを2発、右を見せたグレーブリーに前蹴りから跳びヒザを見せたオリヴェイラは、小手投げを仕掛けてスクランブルでギロチンへ。背中をつけて絞めあげるオリヴェイラがクローズドも頭を抜いたグレーブリーがパンチを落とす。ハーフで左のパンチを打っていくグレーブリーの回転数が上がる。

オリヴェイラはサイドバックからパンチを受け、なかなか立ち上がることができない。前を向くことができず、背中を譲った形でスタンドに戻ったオリヴェイラは、正対してギロチンを狙うと、ボディロックで倒される。グレーブリーはすぐに頭を抜き、スクランブルでバックへ。オリヴェイラは胸を合わせ、両ワキを差して離れると足を止めての打ち合いに。グレーブリーがすぐに組んで、ケージにオリヴェイラを押し込む。オリヴェイラはここもギロチンを狙い、テイクダウンを許す。頭に巻かれたままバック狙いのグレーブリー、オリヴェイラがまたもギロチンから引き込み、時間となった。

2R、ダブルレッグでテイクダウンを決めたグレーブリーは、アームロックを防いでバックに。後方から右のパンチで当て、グレーブリーはスクランブルからヒザを繰り出す。距離を取った両者、左右のフックを入れたオリヴェイラはヒザ蹴りを腹に決める。そのタイミングでダブルレッグのグレーブリーは、ギロチンを防いでバックという展開を繰り返す。

バックから正面に回ったグレーブリーにエルボーを入れた離れたオリヴェイラは、スピニングバックフィストを空振りしダブルレッグで倒される。グレーブリーは足を一本抜いて、背中を見せたオリヴェイラに左のパンチを見舞っていく。立ち上がって胸を合わせたオリヴェイラはエルボーを連続で入れ、ヒザを突き上げる。ここでマウスピースを吐き出したオリヴェイラ、試合が中断され再装着する。再開後にテイクダウンからコントロール――そして殴るというパターンで攻めるグレーブリーが、最後にフックをまとめリードを広げた。

最終回開始直後、跳びヒザを狙ったオリヴェイラをダブルレッグで倒したグレーブリーは、ギロチンも承知で、腕を巻かれたままテイクダウンする。背中をマットにつけて、ハーフからのギロチンも決まらないオリヴェイラは、じり貧の展開だ。下でエルボーを打ち、キムラ狙いのオリヴェイラは、これを潰され殴られて上を向く。

ついにパスを決めたグレーブリーは、スクランブルで盤石のバックコントールへ。離れてもグレーブリーはワンツー&ロー、オリヴェイラはジャブからローへ。ダブルレッグでバックに回ったグレーブリーが、スクランブルにもバックを取り続け、正対されるとシングルに出る。

オリヴェイラは逆転を掛けたギロチンも、防がれてガードを強いられる。勢いのある左のパウンドを連打したグレーブリーは、バックコントロールを続け右フックを打って離れる。残り1分、オリヴェイラのヒザ蹴りに右を合わせたグレーブリーは右フックをヒットさせ、たまらずオリヴェイラが間合いを外す。スピニングバックエルボーを当て、ヒザ蹴りも決めたオリヴェイラだが、11度目のテイクダウンを奪われる。最後はスタンドに戻った両者、グレーブリーはヒザ蹴りに右を合わせて時間に――、オリヴェイラは3者揃ってフルマークの裁定で敗れた。

「ペドロ・ムニョス、マルロン・モラエス、キョージ・ホリグチとATTにギロチンの使い手がいるから。ずっと対策してきたんだ」と勝者話した。


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MMA MMAPLANET UFC UFC270   アンドレ・フィアーリョ イリャ・トプリア サイモン・オリヴェイラ シリル・ガンヌ デイヴィソン・フィゲイレド トレヴィン・ジレス ハオーニ・バルセロス ビクター・ヘンリー フランシス・ガヌー ブランドン・モレノ ヘナロ・ヴァルデス ホドウフォ・ヴィエイラ マイケル・モラレス ミシェウ・ペレイラ ヴァネッサ・デモパウロス

【UFC270】計量終了 穏やかガヌー×にこやかガンヌ。ピースフルなモレノと1人で興奮フィゲイレド

【写真】非常に穏やかな表情だったガヌーとガンヌ (C) Zuffa/UFC

21日(金・現地時間)、22日(土・同)にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるUFC 270「N’Gannou vs Gane」の計量が行われた。

UFC世界ヘビー級王座統一戦=正規王者フランシス・ガヌー×シリル・ガンヌ、UFC世界フライ級選手権試合は=王者ブランドン・モレノと挑戦者デイヴィソン・フィゲイレドという2つの世界戦が組まれた今大会。

計量日となりホドウフォ・ヴィエイラのメディカルイシューでウェリントン・トゥルマン戦、イリャ・トプリアの減量に伴う体調悪化でシャルル・ジョーダン戦が中止となった。


メインで戦う2人のヘビー級チャンピオン――正規王者ガヌーは体重計の上でワカンダ・フォーエバーのポージングを見せ、ガンヌに歩み寄り笑顔を浮かべる。ガンヌも笑って、グータッチと終始穏やかなフェイスオフとなった。

「クレイジーだよ。たった3年、MMAを戦ってフランシスコと戦う。待ちきれない」と言う暫定王者に対し、ガヌーは「タイトルを防衛して、自分がチャンピオンであることを皆の心に刻むことが大切で、爆発的なKOで成し遂げる」と非常に落ち着いた様子で話した。

またコ・メインでフライ級王座に挑戦するフィゲイレドは計量台の上で「アイム・ベスト」と叫ぶと、フェイスオフで中指を立て、何度も距離を詰めダナ・ホワイトに制止される。「OK。アイム・カムバック。アーイム・カムバック。4カ月、この試合のために凄くし来た。ベルトを大切に持っていてほしい。俺のベルトを」と元世界王者は話し、またもモレノに詰め寄る仕草を見せて、大きなブーイングを受けた。

一方、チャンピオンには大きなメヒコ・チャントが送られ、「皆が僕の応援をしてくれていて、凄く幸せだ。平穏を見つけ、習得する。それがスポーツで、人生を生きるということだから。ビバ・メヒコ」と話した。

■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC270 計量結果

<UFC世界ヘビー級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] フランシス・ガヌー: 257ポンド(116.57キロ)
[暫定王者] シリル・ガンヌ: 247ポンド(112.03キロ)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] ブランドン・モレノ: 124ポンド(56.25キロ)
[挑戦者] デイヴィソン・フィゲイレド: 124ポンド(56.25キロ)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン: 135.5ポンド(61.46キロ)
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ: 170ポンド(77.11キロ)
アンドレ・フィアーリョ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス: 135ポンド(61.24キロ)
ビクター・ヘンリー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス: 170ポンド(77.11キロ)
トレヴィン・ジレス: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
サイモン・オリヴェイラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ: 154.5ポンド(70.08キロ)
ヘナロ・ヴァルデス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴァネッサ・デモパウロス: 115.5ポンド(52.38キロ)
シルヴァナ・ゴメス・フアレス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス: 125ポンド(56.7キロ)
ケイ・ハンセン: 125ポンド(56.7キロ)

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MMA MMAPLANET UFC UFC270 アンドレ・フィアーリョ イリャ・トプリア サイモン・オリヴェイラ シリル・ガンヌ トレヴィン・ジレス ハオーニ・バルセロス ビクター・ヘンリー ブランドン・モレノ ヘナロ・ヴァルデス ホドウフォ・ヴィエイラ マイケル・モラレス ミシェウ・ペレイラ ヴァネッサ・デモパウロス

【UFC270】計56勝6敗のCS勢。アルティメット・スパイディ=マイルスもといマイケル・モラレスに超注目

【写真】UFCが壁となるのか。それとも難なく飛び越えることができるのか──マイケル・モラレス (C)

22日(土・現地時間)、カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターでUFC 270「N’Gannou vs Gane」が開催される

2022年UFC初のPPV大会は男子最重量級と最軽量級のダブルクラウンが組まれている。UFC世界ヘビー級王座統一戦は正規王者フランシス・ガヌー×シリル・ガンヌというフランス由来のチャンピオン対決。そしてUFC世界フライ級選手権試合はブランドン・モレノとデイヴィソン・フィゲイレドのトリロジー決着戦となる。


メインカードでは四次元MMA封印で安定度がバカ増しのミシェウ・ペレイラがUAE Warriorsからステップをアップを果たしたアンドレ・フィアーリョを迎え撃つ一戦、ホドウフォ・ヴィエイラも同朋ウェリントン・トゥルマンと戦う。

プレリミでもイリャ・トプリアとシャルル・ジョーダンというヒートアップ間違いないフェザー級戦、ビクター・ヘンリーのオクタゴン初陣=ハオーニ・バルセロスと粒揃いのカードが並んでいる。

そんななか今回のPPVではダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ出身のファイターが5人もラインナップに名前を並べている。

マイケル・モラレス、サイモン・オリヴェイラ、ジャック・デラ・マダレナ、ヘナロ・ヴァルデス、ジャスミン・ジュスダヴィチェス、5人合わせてレコードは56勝6敗という驚異的な数字を誇る。

エクアドルのモラレスは12勝0敗、メキシコのヴァルデスは10勝0敗とラテン系の両者は無敗の連勝中でUFCに辿り着いた。22歳のモラレスは、メキシコのティファナを拠点としておおり、カウンターのパンチ力は相当なモノだ。

エクアドルではレスリングとムエタイで国内トップレベルだったモラレス、豪快なバックスープレックスだけでなく──KOパワーを持つスーパーマンパンチと、そこで距離を詰めてのボディロックテイクダウンがトレヴィン・ジレスに通じるか。褐色のラテン系ファイター=モラレスは、まさにアルティメット・スパイダーマンのマイルス・モラレスを彷彿させる──スーパールーキーだ。

また18勝3敗、キャリア22戦目でUFCに到達したオリヴェイラはパンクラス参戦経験のある選手だ。ムエタイ・ベースのウェルラウダーは体力と精神力に基づいたハードワーカー、そしてハイペースでトニー・グレーブリーに挑む。


■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC270 対戦カード

<UFC世界ヘビー級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] フランシス・ガヌー(カメルーン)
[暫定王者] シリル・ガンヌ(フランス)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] ブランドン・モレノ(メキシコ)
[挑戦者] デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン(米国)
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
イリャ・トプリア(ドイツ)
シャルル・ジョーダン(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
ビクター・ヘンリー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
トレヴィン・ジレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
ピート・ロドリゲス(米国)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー(米国)
サイモン・オリヴェイラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴァネッサ・デモパウロス(米国)
シルヴァナ・ゴメス・フアレス(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ(米国)
ヘナロ・ヴァルデス(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)
ケイ・ハンセン(米国)

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