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【DWCS S07Ep06】ヨントップがルイスに最大4p差の判定勝ち。全試合の勝者がUFCとの契約ゲット

<ライト級/5分3R>
ジェイムス・ヨントップ(ペルー)
Def3-0:30-27.30-26.30-26.
マリク・ルイス(米国)

ルイスが左の前蹴り、左ハイ、左ローと蹴りと散らす。ヨントップが距離を詰めてくると、ルイスが組んで両腕を差し上げ、ケージに押し込んだ。体勢を入れ替えたヨントップが右ヒジを打ち込みながら離れる。ルイスは再度シングルレッグで入り、ドライブしてハイクロッチに切り替えた。そのまま尻もちを着かせたルイスがギロチンを狙うも、ここはヨントップが立ち上がりルイスをケージに押し込む。パンチを繰り出し合うなか、ルイスがハイを繰り出した際にヨントップが軸足を払って背中を着かせる。

ヨントップはガードの中に入るも、ルイスが立ち上がってヨントップをケージに押し込み、テイクダウンする。ここでヨントップも立ち上がる。ボディロックで押し込むルイスに対し、ヨントップが右腕を差し上げてドライブ。ルイスをケージに押し付けて左右ボディブローを叩き込む。ルイスは右ヒジで突き放した。打撃の交換からルイスが組むも、ヨントップを倒すことはできない。ルイスの強烈なローの音が会場に響く。ヨントップはラウンド終了間際に右ストレートでルイスをグラつかせた。

2R、サウスポーに構えたルイスが左の蹴りを繰り出す。ヨントップはローを打っては離れ、距離が詰まれば右ストレートを見せる。オーソドックスにスイッチしたルイスは右ロー、さらに組みつくも倒せない。ルイスのパンチが顔面、ボディを捕らえるがヨントップにダメージは見られず、逆にヨントップの右を食らったルイスの動きが止まる。ルイスはシングルレッグで組むも、切り替えたヨントップがケージに押し込み、さらに左右のパンチとローを効かせる。

フラつきながらケージに背中を着けて耐えるルイスだが、シングルレッグをスプロールされてボトムに。ヨントップが一度離れたが、ガードの中に入って鉄槌とヒジで削る。ルイスは下から腕十字、三角を狙うもヨントップが対処。パスからバックに回ったヨントップがパンチで削り続ける。残り1分で再び背中を着かせたヨントップは、鉄槌とヒジを落とす。ルイスは亀になり、スクランブルに持ち込もうとしたがヨントップにスプロールされてしまった。

最終回、ガードを固めてケージ中央を取るヨントップが、左ボディストレートを突き刺した。さらにサウスポースタンスにスイッチして、左インローを叩き込む。ルイスは打ち合いでヨントップの右ストレート、左フックと右カーフキックを食らってしまう。距離が詰まるとルイスはシングルレッグで入るが、テイクダウンすることができない。ヨントップが右ヒジを効かせてからグラウンドへ。ルイスが三角を狙ってきたところでパスしたが、ルイスもすぐに立ち上がった。ケージを背負ったルイスが右ヒジを返してくると、ヨントップは離れる。

再びパンチを繰り出しながらルイスにケージを背負わせたヨントップは、ケージ中央に戻ると右カーフキックを効かせる。ヨントップのワンツーをもらったルイスは、気持ちが切れたか尻もちを着く。スクランブルを制したヨントップがパンチで削りながら、両手を差し上げていく。ルイスは亀になってディフェンス。しかしヨントップがパンチを打ち込みながら背中を着かせた。ルイスは三角を仕掛けるもパスされてしまう。またも亀になったルイスに、ヨントップはRNCを狙いながらパンチで削り続ける。ルイスは立ち上がってパンチを放つも、ヨントップには届かなかった。

裁定は、ジャッジ2者が4ポイント差をつける大差のユナニマス判定でヨンタップが勝利した。

全試合終了後にダナ・ホワイトからジアン・マツモト、ジュリア・ポラストリ、スティーブン・グウェン、ジョナタ・ジニス、そしてジェイムス・ヨントップと全試合の勝者がUFCとの契約が発表された。


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【DWCS S07Ep06】13勝0敗、至近距離で対角線コンビ&スクランブルと極め。ジアン・マツモトに注目!!!!

【写真】サイズも距離も、かつてワンダーボーイと呼ばれたクリス・ホロデッキ―を彷彿させるマツモトだが、組みのレベルも高い (C)LFA

12日(火・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDWCS S07 Ep06が開催される。
Text by Manabu Takashima

2023年シーズンも折り返し地点を過ぎ、後半戦へ。これまで24人の勝者中21人がUFCと契約という高い合格率となった前半戦の勢いを持続できるか。

その前半戦では7人のUFCファイターを生んだブラジル、2人がダナ・ホワイトの目に留まったペルー人選手と南米の選手たちの活躍目立った。


そして今大会も、さほど珍しくはなくなった同胞対決を含め4人のブラジリアン、そしてメインにペルヴィアン、さらにパラグアイ人ファイターが1名出場する。

ブラジル勢4人のうち、ジョナタ・ジニスと前述しようにブラジル人同士で戦うエドゥアルド・ネヴィスと女子バンタム級でパラグアイのパトリシア・アルハスとの南米対決に臨むジュリア・ポラストリの2選手は、今回が2度目のコンテンダーシリーズ挑戦となる。

ネヴィスは昨年、ポラストリは2021年シーズンに参戦してともに勝利を挙げることができなかった。さらにこの両者にはもう1つ共通点がある。再び世界最高峰を狙ったネヴィスは今年の3月にLFAヘビー級王者となり、ポラストリも1月にLFA女子ストロー級王座に就いている。

北米……だけでなく、ブラジル大会からも多くのUFCファイターを輩出するLFAで頂点に立ったネヴィス&ポラストリ、UFCへ2度目の正直を目指す戦いの行方は――。

そんなコンテンダーシリーズ・ベテラン&LFA王者コンビ以上に注目したいのが、ジアン・マツモトだ。その姓から日系ブラジリアンであることは確かだろうが、アジア系の面影はほぼ残っていないマツモトもベルトこそ巻いていないが、LFAに参戦中で現在13勝0敗と負け知らずの23歳だ。

特筆すべきは、そのファイトスタイルがダナ・ホワイト天覧試合に適したコンテンダーシリーズ・スタイルというべき戦い方をしている点だ。拳が届く至近距離で、スイッチを織り交ぜ、パンチを多少被弾しようが前に出る。この距離に相応しい、ダッチ対角線コンビネーションを見せたかと思えば、相手を打ち気にさせておいてダブルレッグからケージレスリングに持ち込み、豪快なリフト技を繰り出す。

さらに壁の攻防&スクランブルもお手のモノのマツモトは、まさにコンテンダーシリーズがフィットしている。加えてアナコンダ、ダース、ギロチンとフロント系チョークを得意としてオリ、特にアームインでマウントを取るギロチンは失敗してもポジションを譲ることがなく、非常にMMAに適している必殺技といえる。

対するケイシー・タナーも8勝0敗で、LFAで勝利をしているファイターで簡単な相手では決してない。ただし、1年半のブランクがある点においてマツモトが有利という見方もできるが――果たして。

■視聴方法(予定)
9月13日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

<ライト級/5分3R>
ジェイムス・ヨントップ(ペルー)
マリク・ルイス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
エドゥアルド・ネヴィス(ブラジル)
ジョナタ・ジニス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
AJ・カニンハム(米国)
スティーブン・グウェン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ジュリア・ポラストリ(ブラジル)
パトリシア・アルハス(パラグアイ)

<バンタム級/5分3R>
ジアン・マツモト(ブラジル)
ケイシー・タナー(米国)

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