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【UFC286】テイクダウンを取られる最中の左フック。エシュモズがパターソンを失神パウンドアウト

<ライト級/5分3R>
ヤナル・エシュモズ(イスラエル)
Def.1R1分15秒by TKO
サム・パターソン(英国)

デビュー戦同士、文字通り頭一つ長身のパターソンがタッチグローブを拒否する。パターソンは間合いを測り、左ジャブでエシュモズに尻もちをつかせる。すぐに立ち上がったエシュモズに対し、パターソンは攻め急がずハイを見せる。しかし、右ローをキャッチされ姿勢を乱したところで左フックを被弾したパターソンは、キャンバスに叩きつけられるようにダウンし、エシュモズがマウントを取る。

左右のパウンドの連打に、背中を向けたパターソンは失神。TKO負けにも意識が遮断され、ストップを認識せず戦い続けようとした。「その時が来るのを待って戦ったんだ。そして、御覧の通りさ。夢が現実になった。今日、僕はハッピエストだ」とエシュモズはご機嫌な様子で話した。


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BELLATOR Brave CF Cage Warriors IMMAF MMA MMAPLANET o UFC UFC286   オマル・モラレス カマル・ウスマン クリス・ダンカン グンナー・ネルソン ケイシー・オニール サム・パターソン ジェイク・ハードリー ジェイ・ハーバート ジェニファー・マイア ジャスティン・ゲイジー ジャック・ショア ジュリアナ・ミラー ジョアン・ウッド ドゥスコ・トドロビッチ ブライアン・バルベレナ マクワン・アミルカーニ マルコム・ゴードン マーヴィン・ヴェットーリ ムハマド・モカエフ ヤナル・エシュモズ ラファエル・フィジエフ ルドヴィット・クライン レオン・エドワーズ レローン・マーフィー ロイベルテ・エチェベリア

【UFC286】計量終了 エドワーズがファンと共に「HSD」チャント。モカエフ&ハードリーも見逃せない

【写真】セレモニアル計量時にモカエフはフィリョよりもしっかりとリカバリーできているようだった(C)Zuffa/UFC

18日(土・現地時間)に英国ロンドンのO2アリーナで開催されるUFC 286「Edwards vs Usman」の計量が17日(金・同)に行われている。

メインは昨年8月と立場を変えたUFC世界ウェルター級選手権試合=王者レオン・エドワーズ✖カマル・ウスマン戦、コメインでライト級のジャスティン・ゲイジー✖ラファエル・フィジエフが組まれている。

全15試合のPPV大会で米国勢の出場は僅かに4選手、コメインとオープニングマッチのヴェロニカ・マセド✖ジュリアナ・ミラー以外は全て英国もしくは欧州勢が出場している。


フィニッシュしかないという状況で右を見せて反応させ、左ハイでKOというアップセットを起こしたエドワーズとの再戦に向け、ステージに登壇したウスマンは地鳴りのようなブーイングを受ける。

反対にこの日、一番のサポートを受けたエドワーズは、フェイスオフで興奮気味に言葉をウスマンとぶつけ合う。「今も話してきたけど、明日の夜オクタゴンで話そう」とウスマン。エドワーズは「ヘッドショット・デッド」と観客を煽り、「明日の夜には、またヘッドショットを決めて王座防衛できることにワクワクしている」とコメントした。

上記にあるように欧州勢が目立つイベントのなかで、11人に及ぶジョンブル魂(?)の持ち主たち。ここではフライ級の2選手に注目したい。オクタゴン3連勝、プロMMA戦績は8勝0敗──アマからの通算戦績は30連勝というモカエフは、IMMAFからBRAVE CFでプロデビューし、6戦目にUFCデビューを果たしたダゲスタンから移住ファイターだ。

対戦相手のジェフェフ・フィリョは昨年のコンテンダーシリーズでロイベルテ・エチェベリアと対戦し、左フックでダウンを奪いパウンドアウトしている。レスリング的というよりもMMAとしてテイクダウン&スクランブルを身につけ、KOパンチもあるフィリョを相手に、英国レスリング界で活躍しバーレーンのKHK MMAのエルダル・エルダノフにケージレスリングを学んだモカエフが、組み勝てるのか。

順調すぎるキャリアアップで、ピンチや土壇場での粘りに課題があるとモカエフは見られていたが、前回のマルコム・ゴードン戦で腕十字による逆転勝ちをし、勝負強さも見せている。とはいっても、このままトップ10&トップ5と進むには経験値を挙げる必要があると思われるモカエフだが、果たして──。

もう1人のフライ級英国ファイター=ジェイク・ハードリーは、モカエフに逆転負けを喫したゴードンとの対戦だ。EFC WorldwideとCage Warriorsでフライ級のベルトを巻いたハードリー、話題性ではモカエフに遅れをとるが、経験値の高さと実力的には上と見られていた。

ハードリー自身がモカエフと比較してくれるなという空気を醸し出していたが、UFCでは2戦目で敗北を喫し立場は逆転した。それでも──計算できる部分でモカエフより安定した力があるという見方は成り立つハードリーだけに、母国でのゴードン戦は逆転ではないフィニッシュ勝利が求められる。

またライト級ではクリス・ダンカンとサム・パターソンはという2人のコンテンダーシリーズ出身英国人選手がオクタゴン・デビューを飾る試合も注目したい。

ダンカンはBellator欧州大会で3連勝しながらオクタゴンを目指し、コンテンダーシリーズへ。2021年には敗北を喫したが、諦めずに昨年も参戦し契約を勝ち取っている。

一方のパターソンはBRAVE CFで6勝1敗のレコードを残し、タイトル戦線で浮上しながら、砂漠からコンテンダーシリーズというオアシスも求めた。

ダンカンは9勝1敗、パターソンは10勝1敗1分。それぞれがオマル・モラレス、そしてヤナル・エシュモズを相手に10勝目と11勝目を狙う試合は──英国の今&これからを知るうえで、フライ級の2試合とともに見逃せない。

■視聴方法(予定)
3月19日(日・日本時間)
午前2時~UFC FIGHT PASS
午前6時~PPV
午前6時~WOWOWライブ

■UFC286 計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]レオン・エドワーズ: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ゲイジー: 156ポンド(70.76キロ)
ラファエル・フィジエフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
グンナー・ネルソン: 170ポンド(77.11キロ)
ブライアン・バルベレナ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ケイシー・オニール(英国)

<ミドル級/5分3R>
マーヴィン・ヴェットーリ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ロマン・デリツ: 186ポンド(84.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ショアー: 146ポンド(66.22キロ)
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
クリス・ダンカン: 156ポンド(70.76キロ)
オマル・モラレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
サム・パターソン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ヤナル・エシュモズ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
ジェフェウ・フィリョ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
レローン・マーフィー: 145.5ポンド(66.0キロ)
ガブリエル・サントス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリスチャン・リロイ・ダンカン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)

<フライ級/5分3R>
ジェイク・ハードリー: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 129.5ポンド(58.74キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド: 126ポンド(57.15キロ)
ルアナ・カロリーナ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイ・ハーバート: 156ポンド(70.76キロ)
ルドヴィット・クライン: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴェロニカ・マセド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジュリアナ・ミラー: 125.5ポンド(56.92キロ)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#05 キック ヤナル・エシュモズ

【PFL CS2022#05】ライト級トライアウト大会、まずエシュモズがドミネイトして判定勝利

<ライト級/5分3R>
ヤナル・エシュモズ(イスラエル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
デニス・ヒューズ(米国)

まずスイッチキックを見せたエシュモズが、ヒューズのローを捌いてローを蹴る。右を当てたヒューズが組みついてケージにエシュモズを押し込み小外でテイクダウンからバックを伺う。胸を合わせたものの尻もちをつかされたエシュモズが、ウィザーで立ち上がる。そのままケージにエシュモズを押し込んだヒューズがアンクルピック、そのままバックに回る。

再びダブルに移行したヒューズに対し、小外を返したエシュモズが上を取る。左右のパンチを落とすエシュモズは、蹴り上げにも足を捌いて強烈な右を振り下ろす、さらに左を連打したエシュモズはクローズドに取られても腰を上げてパンチ、鉄槌を続ける。オープンガードを選択したヒューズは殴られながら腹を蹴り、レッスルアップ、がぶったエシュモズは正面に回りダブルレッグを仕掛けつつバックへ。前方に崩されたヒューズは立ち合上がりケージにエシュモズを押し込もうとしたが、体を入れ替えられる。エシュモズは右ハイ、右フック2発から組んでボディにヒザを突き刺す。ここからケージに押し込んだところで初回が終わった。

2R、ローを蹴り合った両者、ヒューズがハイ、エシュモズがスピニングヒールキックを狙う。続いてヒューズが右を当てて組みつくと、ヒューズがギロチンで引き込む。余裕をもって頭を抜いたエシュモズが腰を上げてパンチを打ち落とす。ヒューズが足をすくいにくると、即座に腰を落として対処したエシュモズは、パウンドを落とし後方回転させられたヒューズがレッスルアップ、ボディロックからリバーサルを決める。即座にポジションを入れ替えたエシュモズが、ボディロックテイクダウンでトップを取るとヒューズは背中をマットにつけてしまう。

ガード基調となったヒューズが腰を切るが、腕を取れず、三角にも入れない。結果、後方回転から再びレッスルアップのヒューズだが、これを察知したエシュモズがバックに回りパンチ、ヒザを腰に蹴り込む。ヒューズは引き込みを選択し、ハイガードもエシュモズが勢いのあるパンチ、鉄槌を落とす。必死に額で受けようとしたヒューズだが、結果、殴られながらラウンド終了を迎えた。

最終回、ローを蹴り組んだエシュモズがヒザを腹に入れ、フックを打って離れる。ヒューズも左フックを返し、距離を取り直すと右クロスを当てる。サウスポーの構えから右をヒットさせたエシュモズは蹴りヲキャッチするが、ヒザが頭に当たる。ここからハイをガードの上から蹴り、ボディ&左オーバーハンドで組みついたエシュモズがボディロックから大腰のようにヒューズを投げ切る。

ねちっこい展開のなかで試合をリードするエシュモズはハーフでしがみつくヒューズのボディに連打を叩きこみ、顔面を殴る。防御一辺倒のヒューズだが、守りを固めるためにエシュモズもフィニッシュに至らない。最後の1分で試合がスタンドに戻ると、パンチの交換からエシュモズがダブルレッグでテイクダウンを選択。スクランブルでなく下になるヒューズと上と下から殴り合い。最後の10秒でヒールを狙ったヒューズに対し、反転して足を抜いたエシュモズが肩固めの形に入ったところで試合が終わった。

結果、エシュモズがフルマークの判定勝ちを手にした。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#05 ROAD FC UFC YouTube   キック ブルーノ・ミランダ ヤナル・エシュモズ

【PFL CS2022#05】計量終了 ライト級は世界の未知強(?)揃い。注目ミランダは体重オーバー

【写真】計量失敗はいただけない── ありがちなだけに余計に(C)PFL

18日(金・現地時間)にフロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL CS2022#05の計量が17日(木・同)に行われた。

PFLと本契約を賭けて行われるチャレンジャーシリーズも第5週を迎えライト級の4試合が組まれている。


参加8選手、米国人が2名でそれ以外の選手はブラジル、ボスニア・ヘルツェゴビナ(※テネシー在住)、ニュージーランド、カナダ、アルメニア(※コロラド在住)、イスラエルからの出場と国際色豊かなイベントとなった。

世に言うUFCへの登竜門となるフィーダーショーに出場していたのはイスラエル人ファイターのヤナル・エシュモズと、エストニア生まれのアルメニア人ファイター=アルト・パゴシアンの2人だ。前者は米国東部のCFFCやROCで過去2試合を戦い、後者はFury FCで戦っている。

それ以外の4名は米国、世界各地のローカル大会で戦ってきたが、アジア由来では長らくタイガームエタイに所属していたブルーノ・ミランダがRoad FCからマカオのバトルフィールドFCで戦ってきた。

プロキック経験も豊富なストライカーのミランダは、組みでもギロチンというフィニッシュホールドも持っている。日本での知名度の高さから、他をリードしているように感じられるが、とにかく未知過ぎてどのようなファイターがインパクトを残すのか想像すらできない。

そんななかミランダは156.2ポンドと1ポンド・オーバー規約も体重オーバーで、マイナススタートとなる。

■視聴方法(予定)
3月19日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■PFL CS2022#05計量結果

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156.2ポンド(70.85キロ)
カーソン・フライ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ライト級/5分3R>
ダミール・フェルハトベゴヴィッチ: 156ポンド(70.76キロ)
BJ・ブランド: 154ポンド(69.85キロ)

<ライト級/5分3R>
ミキャエル・デュフォー: 155.4ポンド(70.48キロ)
アルト・パゴシアン: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ヤナル・エシュモズ: 155.4ポンド(70.48キロ)
デニス・ヒューズ: 154.6ポンド(70.12キロ)

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