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F1 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF12 ケアヌ・スッバ ヌルマザン・エシュバエフ

【ONE FF12】アッパーでダウンのエシュバエフ、腕十字からスタンドで攻勢を続けスッバに快勝

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ヌルマザン・エシュバエフ(キルギス)
Def.3-0
ケアヌ・スッバ(マレーシア)

右カーフを蹴ったスッバ。より勢いのあるカーフをエシュバエフが蹴り返す。スッバがジャブから右を伸ばし、エシュバエフはカーフを続ける。ダブルレッグを切られたスッバだが、右を当てて離れるとフックの打ち合いから右アッパーダウンを奪う、パウンド狙いのスッバに対し、エシュバエフがガードから腕十字を仕掛ける。腹ばいで腕を取り直したエシュバエフは、諦めてトップを選択。がぶってヒザをボディに入れる。

スッバの小外を耐えたエシュバエフは、コーナーを利用してテイクダウンを許さない。スッバはヒザを入れて離れると右ハイ、エシュバエフが右を返す。エシュバエフは左から右を振るい、右から左を打ち込むとスッバが下がる。ガードの甘さにスッバのパンチを被弾しそうになりながら、エシュバエフがフックをヒットさせ時間となった。

2R、両者慎重な立ち上がりとなり、スッバが右カーフから左ハイを狙う。エシュバエフの強振=右オーバーハンドは空振りに。ワンツーの応酬からエシュバエフが右を当て、右カーフを決める。さらに飛び込んでヒザを見せたエシュバエフは右から左フックを当てると、ダブルレッグを切ってヒザを頭部に突き上げる。

ワンツーフックを決めたエシュバエフは、左フック&右カーフを決め優勢に維持。スッバは右を被弾し、カーフを蹴られワンツーを返すが、体が流れているか。バランスを崩した尻もちをついたスッバは、立ち上がって右ボディを殴られ、右クロスを受けると足が泳いで後方に崩れる。足を掴みに来るスッバに対し、エシュバエフが鉄槌を連続で振り落とす。スッバは時間に救われた。

最終回、圧倒的に不利なスッバは手が出ない。それでも左フックをカウンターで入れたスッバだったが、ボディフックから顔面を打たれ動きが止まる。エシュバエフは左フックを2発、下がったスッバの左ジャブにも右をダブルで打っていく。中途半端な組みを見せたスッバに左ミドルを決めたエシュバエフ。スッバも必死にワンツーを見せるが、踏み込みが足らない。エシュバエフが左ヒジを当て、右から左、さらに左ボディフックを打ち込む。スッバは右を被弾し、左右のフックの左を打たれる。前に出てきたスッバに右を入れたエシュバエフは、右アッパーから左、右ストレートと空振りがあっても連続攻撃でパンチを当てる。

対照的に手数が少ないスッバは左を打たれ、右→左とフックを被弾。さらにパンチを重ねられ、盛り返すことはできずエシュバエフの前に0-3で敗れた。本戦8勝5敗のスッバに勝利したエシュバエフ、本戦出場はあるか。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE160 アミール・カーン ケアヌ・スッバ

【ONE160】エルボーを決めたカーンが、直後に右を打ち抜かれ──連打でスッバにKO負け

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
Def.Def.1R3分29秒by KO
アミール・カーン(シンガポール)

右カーフを蹴ったスッバが、右を伸ばす。左ジャブを入れたカーンがワンツーでフックを振るう。低くワイドなクラウチングで小さく構えるカーンが、左フックを当てる。スッバは左ローを蹴り、ジャブに続ける。そこにワンツーを打っていったカーンが右から左を打っていく。左を打たれた直後に右を打ち返したカーンに対し、右カーフを蹴ったスッバが姿勢を乱して尻もちをつく。カーンは抑えきれなかったが、スタンドに戻り右エルボーをヒットさせる。

しかし、右に右を合わされて動きが落ちたカーンがケージ際に下がる。スッバがワンツーのコンビで右を打ち抜くと、前方にカーンが崩れ落ち勝負は決した。


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ONE ONE Reign of Dynasties II ONE112 II Report ケアヌ・スッバ タン・カイ ブログ

【ONE112 II】2R移行は一方的、拳でケアヌ・スッパを圧倒したタン・カイが文句なしの3-0勝利

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
Def.3-0
タン・カイ(中国)

右ローを蹴ったスッバが、スイッチを織り交ぜて左ローも蹴る。タン・カイは右を伸ばすが、やや距離が遠いか。スッバが左ミドルを2発、タン・カイも左ミドルを蹴る。ジャブにワンツーを合わせていったタン・カイも構えを変えて打撃戦に臨んでいる。スッバの左ミドルに左フックをタン・カイが合わせようとする。ミドルを蹴り、蹴り足を前に置いて構えを変えることもあったスッバが、テイクダウンへ。尻もちをつきながらタン・カイはすぐに立ち上がって、ヒザで顔面に狙う。タン・カイは右を当て、スッバは右ローを蹴り、接触が決して多くない初回が終わった。

2R、オーソでスタートしたスッバはスイッチして左ミドル、続くテイクダウン狙いはタン・カイが切る。蹴りにワンツーを合わせ、ボディフックを繰り出すタン・カイは右ローを蹴られた直後に距離を詰めて右を打つ。さらに右オーバーハンドを見せ、真っすぐを当てたタン・カイの勢いが増していく。左フックをかわそうとしてバランスを崩したスッバは右を被弾し、動きが落ちケージを背負うようになる。タン・カイは誘ってワンツー、下がったところで左フック、アッパーから跳びヒザと攻め込む。右を受け、怯んだスッバはダブルレッグでテイクダウンへ。

スイッチからバックに回ることはできなかったが、足を取ってリバーサルを決めたタン・カイがサイドで抑える。スッバが足をきかせるとタン・カイはスタンドに戻り、ここも右ストレートを打ち込む。右ボディ、左フック、左ハイから右ストレートを打ったタン・カイは、終了間際にも右ストレートを打ち込み、サイドキックも顔面へ。スッバは完全に動きが止まった。

3R、右ハイを蹴ったタン・カイが、ワンツーから左ロー。さらに右フック、ジャブからワンツーを入れ、スッバは手が出ず追い込まれる。スッバがサウスポーに構えても、オーソに構えても右の拳が中心線にあるタン・カイが、ジャブからワンツーフック。左リードフックも当たり、ジャンピングニーから右ストレート、左を当てると、さらに左フックをテンプルに入れる。頭が下がったスッバのボディを打ち抜き、左右の拳で腹を抉るタン・カイ。全く勢いに差が出た両者、スッバは右を被弾しケージの前から動けない。

サウスポーから左ミドル、右ストレートを入れ、スッバのミドルを受けても構わず前に出てダブルのジャブ、右を見せたタン・カイが2Rからは一方的にスッバを攻め続け、判定勝ちを手にした。


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News ONE ONE Reign of Dynasties II ONE112 II ケアヌ・スッバ ブログ ミャオ・リータオ 澤田龍人

【ONE112 II】計量&ハイドレーション結果 コロナ第二派のマレーシアからスッパ、復活の狼煙あげられるか

【写真】マレーシアに活気を与えることができるのか。ケアヌ・スッバ(C)MMAPLANET

本日16日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されたONE112「Reign of Dynasties II」の中継が行われ、その最終計量及びハイドレーション結果がONEより発表されている。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


本拠地シンガポールで活動を再開したONE。今夜中継されるONE112「Reign of Dynasties II」ではシンガポール在住の澤田龍人が注目のミャオ・リータオと対戦するストロー級と、マレーシアのケアヌ・スッバが同じくタン・カイと戦う2試合のMMAマッチが組まれている。

新型コロナウィルス感染を封じ込め、国内での旅行も行われていたが、結果的に第2派が起こり──まさに2日前からスランゴール州とクアラルンプール及びプトラジャヤで条件付き活動制限令が再度実施され、中間窓口も閉鎖されたマレーシアから参戦しているケアヌ・スッバ。高橋遼伍戦では負傷TKO負けとなったが、それまでは間合いを制するなど力を見せていたスッバが、外界の喧騒をよそにケージで復活の一歩を記すことができるか、注目だ。

ハイドレーションと計量結果は以下の通りとなっている。
※赤字の選手の名前をクリックするとインタビューに跳びます

■ONE Reign of Dynasties II対戦カード

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
秋元皓貴:65.35キロ/1.0099
ジャン・チェンロン:65.55キロ/1.0087

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
サゲッダーオ・ペットパヤータイ:69.05キロ/1.0053
ジャン・チュンユ:69.9キロ/1.0061

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ:69.9キロ/1.0061
タン・カイ:69.85キロ/1.0061

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アズワン・チェウィル:61.0キロ/1.0036
ワン・ウェンフェン:61.0キロ/1.0070

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
澤田龍人:56.4キロ/ 1.0061
ミャオ・リータオ:56.6キロ/1.0116

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
モハメド・ビン・マムード:65.8キロ/1.0229
ハン・ズーハオ:65.6キロ/1.0099

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News ONE ONE Reign of Dynasties ONE112 ケアヌ・スッバ タン・カイ ブログ ミャオ・リータオ 澤田龍人 秋元皓貴

【ONE Reign of Dynasties II】メインに秋元皓貴! MMAは2試合で澤田龍人がミャオ・リータオを対戦

【写真】なかなか厳しい相手、ONEの図式では格上のリータオとの対戦となった澤田(C)MMAPLANET

16日(金・現地時間)に世界配信されるONE112「Reign of Dynasties II」の対戦カードが明らかとなっている。

ホーム=シンガポールで海外選手を招聘しての興行を再開したONE Championship。ライブ中継中のReign of Dynasties Iのライブ中継中に今大会のメインにEvolve在住の秋元皓貴がジャン・チェンロンと戦うことが発表されていた。


Reign of Dynasties第1弾はムエタイがメインながら、MMAが5試合組まれていたが──今回は立ち技が4試合でMMAは2試合となっている。その上位に組まれているのが、ケアヌ・スッバ✖タン・カイだ。

スッバは昨年5月の高橋遼伍戦で自ら蹴り放ったローキックで左足のスネを骨折し、長期欠場に追い込まれていたマレーシアMMA界をアギラン・タニと引っ張る存在だ。欠場中のONEのイベントリポーターとしても活躍してきた。そのケアヌにたいするタン・カイはRebel FCからONEに転じて2連勝中で、昨年11月にはラカイのエドワード・ケリーを下している。スタンドもグラウンドでもアグレッシブな打撃が売りのタン・カイとケアヌの総合力の争いとなる。

そしてもう1試合組まれたMMAマッチには秋元と同様にシンガポール、Evolve在住の澤田龍人が出場する。Evolveのトライアウトに合格し、Warrior Seriesから本戦にステップを果たし澤田にとって、昨年12月のボカン・マスンヤネ戦の敗北から再起戦──非常に大切な試合の相手はミャオ・リータオだ。

タン・カイと同様に強いフィジカルを武器に粗くアグレッシブな攻めを見せるリータオは、既にデェダムロン・ソーアミュアイシルチョークとポンシリ・ミートサティートを下しているが、さらになる飛躍を誓ったジャレミー・ミアド戦でまさかの跳びヒザでKO負けを喫した。リータオもまたこの試合が敗北からのカムバック戦となり、トップ5入りを目指すために負けられない一戦となる。

この試合が決まった直後に澤田がMMAPLANETに語った意気込みは以下の通りだ。

澤田龍人
「相手は体もデカくてフィジカルが強い印象です。打撃の1発が強く、テイクダウンも投げも勢いよく仕掛けてくる選手なので、間をしっかり考えて戦おうと思います。この試合は今のONEのストロー級での自分の位置が分かる試合じゃないかと思うので、しっかりフィニッシュを狙って戦います」

※のちほどファイトウィークの澤田龍人のインタビューを掲載します。

■視聴方法(予定)
10月16日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE Reign of Dynasties II対戦カード

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ジャン・チェンロン(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
サゲッダーオ・ペットパヤータイ(タイ)
ジャン・チュンユ(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
タン・カイ(中国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アズワン・チェウィル(マレーシア)
ワン・ウェンフェン(中国)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
ミャオ・リータオ(中国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
モハメド・ビン・マムード(マレーシア)
ハン・ズーハオ(中国)

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