カテゴリー
MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#04 ブレンダン・ラウネーン ヘスス・ピネド

【PFL2023#04】ヘスス・ピネド、まさかの94秒ヒザ蹴りKO=2022年世界王者ラウネーン越え。ミラクルPFL!!!

<フェザー級/5分3R>
ヘスス・ピネド(ペルー)
Def.1R1分34秒by KO
ブレンダン・ラウネーン(英国)

互いに構えを変えなか、足を使うピネドがまず前に出る。早期KOが必要なピネドが前に出て左を振るうが、かわしたラウネーンが離れる、右を当てたピネドはもう一発右をヒットさせて距離を取り直す。と、その動きをラウネーンがいつ見切れるようになるかと思われるなか、ピネドが近づいて首相撲、右を狙ったラウネーンのアゴ先を左ヒザが捉える。

耳に残る嫌な音が館内に響き渡り、去年の世界王者が崩れ落ちる。ピネドの鉄槌は必要なく勝負あり。奇跡のようなKO勝ちと、ショートして大団円。プレーオフ進出を決めたピネドは「皆、僕にネガティブなことを言っていたけど、やってのけたよ。ゲームプランは攻めて、少しでも早く試合を終らせることだった」と静かに語った。


The post 【PFL2023#04】ヘスス・ピネド、まさかの94秒ヒザ蹴りKO=2022年世界王者ラウネーン越え。ミラクルPFL!!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#04 クリス・ウェード タイラー・ダイヤモンド ヘスス・ピネド モヴィッド・ハイブラエフ

【PFL2023#04】急がず、慌てず。ハイブラエフがダイヤモンドを2R肩固め葬で準決勝に駒進める

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
Def.2R4分23秒by 肩固め
タイラー・ダイヤモンド(米国)

まずリードフックを振るったダイヤモンドに対し、ハイブラエフは右フックからヒザ蹴りを狙う。右アッパーを効かせたハイブラエフが、跳びヒザを2度見せる。間合いを取り直したダイヤモンドは左フックを当て、ハイブラエフが右ストレートを返す。引き続きダイヤモンドのステップインにヒザを合わせようとするハイブラエフは右に回る。ダイヤモンドは果敢にワンツーを伸ばし、ハイブラエフは右に回りながら左ヒザを繰り出す。

ジャブを当てたダイヤモンドは臆することなく前に出るが、右オーバーハンドを当てられダブルレッグへ。切ったハイブラエフはボディを殴り、がぶりからギロチンを伺う。ここでダイヤモンドが正座状態から立ち上がり、両者は離れる。右カーフを蹴ったダイヤモンドは、スイッチを織り交ぜて間合いを測るも残り10秒を切って飛び二弾ヒザ蹴りで左ニーをアゴに受け後方にダウン。パウンドの追撃を受けながら、時間に救われた。

2R、シングルレッグで即テイクダウンを決めたハイブラエフは、オープンガードになると右に足を抜き、Zハーフガードに右のパウンドを打ちつける。右腕を差したダイヤモンドだが、レッスルアップはできない。腰を切っての腕十字狙いも察知されたダイヤモンドは、クローズドガードからの肩固めをやり過ごすが、スクランブルに持ち込むことができない。

ギロチン、三角もセットアップに至らないダイヤモンドは、ハイブラエフのハーフガードからの肩固めをセットされ、タップを強いられた。ファブファイブ、5Pを加え合計8Pとしたハイブラエフがプレーオフ、3席目を確定。

クリス・ウェードはブレンダン・ラウレーンの敗北、加えてヘスス・ピネドの1R4分16秒以降の勝利がプレーオフ進出条件となり、厳しい状況に追い込まれた。


The post 【PFL2023#04】急がず、慌てず。ハイブラエフがダイヤモンドを2R肩固め葬で準決勝に駒進める first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Gladiator MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#04 チョ・ソンビン バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン モヴィッド・ハイブラエフ

【PFL2023#04】バッバ・ジェンキンスが、チョ・ソンビンをスープレックス→RNCで85秒殺=ベスト4確定

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
Def.1R1分25秒by RNC
チョ・ソンビン(韓国)

1月のGLADIATORで圧倒的な強さを見せ、フェザー級王座を奪取──そのベルトを返上してPFLに戻ったチョ・ソンビンが、ジェンキンスに挑む。掛け率-520のジェンキンスはサウスポーから左フックで前に出て、一気にダブルレッグでテイクダウンを決める。チョ・ソンビンの右足を左腿の上に置き、右に回りつつ立たせてバックに回ると後方にスープレックス。

そのまま両足をフックしてRNCに入ったジェンキンス、チョ・ソンビンが落ちて圧勝、クイックシックスで合計9Pとしプレーオフ行きを決めた。これで9P獲得が2人、現在5Pのブレンダン・ラウネーン、3Pのモヴィッド・ハイブラエフの試合が残っており、レギュラーシーズンの行方が徐々に見えてきた。


The post 【PFL2023#04】バッバ・ジェンキンスが、チョ・ソンビンをスープレックス→RNCで85秒殺=ベスト4確定 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#04 UFC ガブリエル・ブラガ キック ボクシング マルロン・モラエス

【PFL2023#04】初回KO勝ちで、ブラガがプレーオフ確定。敗れたモラエスはホームで引退発表

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
Def.1R3分02秒by KO
マルロン・モラエス(ブラジル)

ポイント0のモラエスに対し、3Pを持つブラガがスイッチをして中央で待つ。左ミドル、前蹴りをブラガが見せるとモラエスは右カーフへ。ブラガも左カーフから左ミドルを入れる。モラエスは足を使ってジャブ、ブラガは蹴りで突き放しにいく。モラエスのステップインをバックステップで対応するブラガが、左リードフックをブロックする。

モラエスはニータップを失敗するが、右カーフを蹴り込む。続いて右ミドルから右ハイ、そして左フックにつないだモラエス。ブラガは距離を取り、左を当てる。腰が落ちたモラエスは、カーフを返すが右ストレートで倒れ鉄槌の追い打ちで勝負は決した。ブラガは6P獲得、合計9Pとしプレーオフ進出を確定させた。

敗れたモラエスは、グローブをキャンバスに置きATTのコーチ陣と抱き合うと──涙を見せ「WSOFで始まった。UFCで引退を発表しなかったのは、ホームじゃないから。ホームで良いパフォーマンスを見せることがはできなかったけど、全てを賭けて戦った。その日々は自分でも誇りに思っている。9歳でキックボクシングとMMAを始め、35歳になった。26年間、全てを捧げてきた。レイ・セフォー、この機会を得らてくれてありがとう。PFLが世界一になることを願っている。このスポーツの心を捧げた。悲しくはない、今日は嬉しいんだ。神に感謝している」と話した。


The post 【PFL2023#04】初回KO勝ちで、ブラガがプレーオフ確定。敗れたモラエスはホームで引退発表 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#04 クリス・ウェード 工藤諒司

【PFL2023#04】逆クイックシックスーー工藤がウェードのギロチンで絞め落とされる

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
Def.1R4分15秒 by ギロチン
工藤諒司(日本)

ウェードが飛び出して組み付いた。左腕を差し上げ、工藤をケージに押し込む。左ヒザをボディに突き刺したウェードに対し、工藤は頭を引き寄せてガブり、ケージ際から脱する。左ハイから距離を詰めるウェードに、工藤のカウンターのパンチがヒット。ウェードもダブルレッグで工藤をケージに押し込むが、ここは耐える工藤に対しウェードも離れる。

再度組みついたウェード、工藤は右腕を差し上げてウェードをケージに押し込む。しかしウェードが差し返し、小内刈りでテイクダウンを狙う。工藤はケージから離れて、下がりながらパンチを叩き込んでいく。しかし、しつこく組む付くウェードがオーバーフックから投げを放った。工藤は耐えてバックをうかがう。立ち上がるウェードにパンチ、さらに押し込まれても首相撲から左ヒザを顔面に突き上げる。

離れるウェードに左右のパンチを放つ工藤だが、やはりウェードが組みついてくる。ウェードの投げを潰した工藤だったが、ここで工藤がトップを狙ったところでウェードが右腕で工藤の首を取り、ギロチンで絞め落とした。

プレーオフ進出のためクイックシックスを狙った工藤だったが、状況はウェードも同じ。反対にウェードが1Rで仕留め6pを獲得した。これで工藤のプレーオフ進出は断たれた。


The post 【PFL2023#04】逆クイックシックスーー工藤がウェードのギロチンで絞め落とされる first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#04 PFL2023#06   アビゲイル・モンテス アレハンドロ・フローレス インパ・カサンガネイ クリシュトフ・ヨッコ クリス・ウェード タイラー・ダイヤモンド ダニエル・トーレス ダン・スポーン チアゴ・マヘタ・サントス チョ・ソンビン バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン ヘスス・ピネド マルロン・モラエス マールシン・ハムレット モハマド・ファフレディン モヴィッド・ハイブラエフ ロブ・ウィルキンソン 工藤諒司

【PFL2023#04】計量終了 充実のフェザー級。ライトヘビー級はドラッグテストで半数が出場停止の異常事態

【写真】両者の目力の強さが、最高です (C)PFL

23日(金・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2023#06の計量が、22日(木・同)に行われている。

ライトヘビー級に出場のタイ・フローレスが211.2ポンドとリミットを6ポンド以上オーバーしたが、ファイトマネーの20パーセントを没収され、スタンディングポイントから1P差し引かれてダン・スポーンと戦うこととなった。

勝利しても0Pで、さらにマイナス1Pという昨年までの規則と比較すると、減量失敗に対して大甘になったPFL。それ以上にライトヘビー級は、ドラッグテスト陽性の嵐という異常事態に見舞われている。


フェザー級ではアレハンドロ・フローレスとダニエル・トーレスがドラッグテストで陽性反応が出て出場停止となり、シーズン脱落したのに対し、ライトヘビー級はモハマド・ファフレディン、ロブ・ウィルキンソン、チアゴ・マヘタ・サントス、クリシュトフ・ヨッコ、ウィル・フルーリーとシーズン参加の半数が陽性となる目を覆いたくなる事態に。

結果、シーズン初戦で敗れたデラン・モンチがランク3位となっており、いわば一発勝負で初参戦選手にもプレーオフ進出の可能性が多いある状態だ。

一方、工藤諒司が逆転を賭けてクリス・ウェードと戦うフェザー級は、実績重視で考えるとブレンダン・ラウネーンとモヴィッド・ハイブラエフが2強としてプレーオフ進出濃厚と見られる。が、ヘスス・ピネドとタイラー・ダイヤモンドが番狂わせを起こせば、他の選手もボーナスで獲得できるポイントが生き残りに大きく影響を及ぼすことになる。

そんなレギュラーシーズンをさらなるカオスに持ち込む可能性を持つダイヤモンドは「ここで得られた機会を絶対に生かす。神が与えてくれたこの試合のために過去8週間、朝の6時からハードトレーニングを続けてきた」と話している。

対してハイブラエフは「彼は良い性格をしているし、面白い人間だ。でも、何も脅威はない。2022年の1年間を失ったけど、2021年とトップの顔触れは変わらない。つまり僕はまだチャンピオンということだよ」とコメントした。

またピネドは「去年のチャンピオンとか関係ない。ただ勝利を目指している。人々がどう言おうが、知ったことじゃない。ベストを尽くして明日は勝つ」と言い、その昨年の世界王者ラウネーンは「何もプレッシャーは感じていない。リーチも足も長く、経験豊かな相手だけど十分に準備はできている」と余裕の表情を浮かべていた。

またシーズン第1戦を現地にいながら、メディカル提出物の不備で欠場となったチョ・ソンビンも今回は問題なく──一発大逆転を賭けてバッバ・ジェンキンスと戦う。そのチョ・ソンビン、フェイスオフで何やら英語でジェンキンスに話しかけ、云々と頷くジェンキンスの対応からもトラッシュトークの類ではないことは明白だった。

工藤とウェードも当然のように、熱い闘志のなかでも相手へのリスペクトを忘れず、フェイスオフ。ウェードはまだ体重が戻る余地が、相当残っているように見えた。

■視聴方法(予定)
6月9日(金・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2023#04計量結果

■ 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 146ポンド(66.22キロ)
ヘスス・ピネド: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ: 146ポンド(66.22キロ)
タイラー・ダイヤモンド: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット: 205.8ポンド(93.34キロ)
サム・ケイ: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 146ポンド(66.22キロ)
チョ・ソンビン: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ライトヘビー/5分3R>
ジョシュ・シルヴェイラ: 205.6ポンド(93.25キロ)
デラン・モンチ: 205.8ポンド(93.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
マルロン・モラエス: 145.6ポンド(66.04キロ)
ガブリエル・アウベス・ブラガ: 144.4ポンド(65.49キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイ・フローレス: 211.2ポンド(95.79キロ)
ダン・スポーン: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 145.4ポンド(65.95キロ)
工藤諒司: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 204ポンド(92.53キロ)
ティム・キャロン: 205ポンド(92.99キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アビゲイル・モンテス: 145.8ポンド(66.13キロ)
ブランディ・ヘスター: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレクセイ・パーガンデー: 145.8ポンド
アキーム・バシアー: 146ポンド(66.22キロ)

The post 【PFL2023#04】計量終了 充実のフェザー級。ライトヘビー級はドラッグテストで半数が出場停止の異常事態 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#04 アビゲイル・モンテス インパ・カサンガネイ ガブリエル・ブラガ キック クリス・ウェード ダン・スポーン チョ・ソンビン バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン ヘスス・ピネド マルロン・モラエス マールシン・ハムレット モヴィッド・ハイブラエフ 工藤諒司

【PFL2023#04】プレーオフ進出を賭けたウェード戦へ、工藤諒司─02─「相手も1Rから極めにくる」

【写真】これが工藤が見ている風景だ (C)PFL

8日(木・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイムエリート・アリーナで開催されるPFL2023#04で、クリス・ウェードと対戦する工藤諒司のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

インタビュー中、工藤は何度も「KOしないと次に繋がらない」という言葉を口にした。1Rでウェードを仕留めることができれば、昨年同様プレーオフに進出することができる。PFL2023年シーズンのフェザー級ランキングは現在、以下のとおりだ。

【フェザー級ランキング】
1位 5p ブレンダン・ラウネーン
2位 3p バッバ・ジェンキンス
3位 3p モヴィッド・ハイブラエフ
4位 3p ガブリエル・ブラガ
──────────────────────────────────
5位 0p ヘスス・ピネド
6位 0p 工藤諒司
7位 0p クリス・ウェード
8位 0p マルロン・モラエス
9位 0p タイラー・ダイヤモンド
10位0p チョ・ソンビン

この状況のなか、工藤は「初戦を落としているウェードが相手だからチャンスがある」と語った。

<工藤諒司インタビューPart.01はコチラから>


――昨年のフローレス戦は、教科書のような右オーバーハンドによるKO勝ちだったと思います。工藤選手にとっても、フローレス戦のようなイメージを持っているのでしょうか。

「ありがとうございます。これまでのキャリアを考えても、あの右は一番良かったと思いますね。力まず、軽く出したパンチが入りました。そういうパンチが効くんだなって勉強にもなりましたし」

――それはPFLという場でも、テイクダウンされずに自分の右を当てたら勝てるという自信に繋がりましたか。

「そうですね。自分も倒せる打撃を持っているんだということを再確認できました。その打撃を最大の武器として戦っていきたいと考えています。PFLで勝つために、自分のやるべきことが明確になったといいますか」

――先ほど工藤選手も言われたように、今年もプレーオフへ進むためには、次の対戦相手クリス・ウェードをKOしなければなりません。しかも、できるだけ早い段階で。このPFLの仕組み自体は、どのように考えていますか。

「どの試合も勝たなければいけないので、特に考えたことはないですけど――多くの選手は初戦って、ポイントを取るための試合をしているという印象はありますね。あまりリスクは冒さず、しっかりと判定で勝つための試合展開で」

――実際、工藤選手の初戦も相手のハブライエフが、その戦法で来たわけですね。

「僕の場合は、判定ではなく決着をつける試合をしたいと思っています。もちろんハブライエフ戦も倒し切りたいという気持ちを持っていました。その試合を落としてしまい、何がなんでも次の試合は倒さないと次に進めないので、むしろ自分にとっては良い状況なのかもしれません」

――PFLも選手がクイックシックスを求める仕組みを創った。つまり初回からフィニッシュを目指すような試合をさせるためのシステムですよね。一方で工藤選手の場合は無理やりPFLのルールに合わせるのではなく、工藤選手のスタイルとPFLの求めるものが一致しているのでは……という印象があります。

「確かに、そうなんですよね。クイックシックスを狙うために自分のスタイルを崩すわけではないですから。もちろん今回も1RからKOを狙います。ここで6ポイントを獲得するしかプレーオフに繋がる方法はないので」

――率直に、クリス・ウェードはクイックシックスを狙える相手だと思いますか。

「はい、そう思っています。もともと相手も初戦を落としていて、僕としては初戦を落とした者同士の対戦って考えていなかったんですよ。勝っている選手と負けている選手の対戦——それが基本的な流れじゃないですか」

――通常ならば、そういうマッチメイクになるでしょうね。

「負けた者同士だと状況が変わります。初戦を落とした者同士だから、相手もクイックシックスを狙って1Rから極めに来るでしょう。それが打撃で来るのか寝技で来るのかは分からないけど、お互いにフィニッシュしなければいけない。だからこそ自分にもチャンスがあると思っています」

――ではファイターとしてのウェードの印象を教えてください。

「レスリングベースで、打撃とグラップリングもできる選手ですね。ファイターのレーダーチャートがあるとすれば、全ての項目の点数が高いタイプだというイメージです。怖いのは左ストレートとハイキック。そのあたりの打撃はもらわないように攻めていきたいですね。あとは試合が始まってみないと分からないところもありますけど」

――全部できるファイターだからこそ、何で来るかが読めないところがある。反対にウェードのほうは、1Rで仕留めきるタイプではないですよね。

ベスト4が2度、準優勝が1回。嫌な打撃、怖い組みを持つクリス・ウェード

「そう思います。

自分としては相手がどう出て来たら、こうするという戦略も固まっています」

――まだウェード戦を控えている段階でお聞きするべきことではないかもしれませんが、プレーオフに出場してハブライエフに借りを返したいですか。

「バッハ・ジェンキンスもそうですし、負けている選手には借りを返したいです。そのためにも、ウェード戦でキッチリと仕留めたい。判定決着になっても自分としては面白くないし、何よりプレーオフに繋がりません。もちろん勝って嬉しくない試合はないです。でも大事なのはこの試合で判定勝ちすることではなく、プレーオフに進出して優勝することなので」

■視聴方法(予定)
6月9日(金・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2023#04対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
ヘスス・ピネド(ペルー)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
タイラー・ダイヤモンド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
サム・ケイ(豪州)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
チョ・ソンビン(韓国)

<ライトヘビー/5分3R>
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)
デラン・モンチ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
マルロン・モラエス(ブラジル)
ガブリエル・アウベス・ブラガ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイ・フローレス(米国)
ダン・スポーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
工藤諒司(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ティム・キャロン(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
アビゲイル・モンテス(メキシコ)
ブランディ・ヘスター(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレクセイ・パーガンデー(米国)
アキーム・バシアー(米国)

The post 【PFL2023#04】プレーオフ進出を賭けたウェード戦へ、工藤諒司─02─「相手も1Rから極めにくる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#04 Road to UFC RYO UFC アビゲイル・モンテス アレハンドロ・フローレス インパ・カサンガネイ ガブリエル・ブラガ クリス・ウェード ダニエル・トーレス ダン・スポーン ブログ 工藤諒司

【PFL2023#04】2年連続トップ4へ。奇跡的に状況が揃った工藤諒司─01─「今年もやってやるぞ!!」

【写真】ファイトウィークと変わらないようでいて、言葉の出て来かた等は直前でない空気があった (C)SHOJIRO KAMEIKE

8日(木・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイムエリート・アリーナで開催されるPFL2023#04で、工藤諒司がクリス・ウェードと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

工藤は2023年シーズンの初戦、モヴィッド・ハイブラエフで判定負けを喫した。現在のフェザー級ランキングでは0pで6位、対するクリス・ウェードも、バッハ・ジェンキンスとの初戦を落とし、0pでランキングは7位だ。

シーズン2戦目を前にして3p で4位だったアレハンドロ・フローレスが欠場、7位のダニエル・トーレスがドラッグテストで陽性となり失格。期せずしてランクが自動的に2つ上がったことで、ある意味──奇跡的な逆転プレーオフ出場が見えてきた。とはいっても工藤に求められるのは1Rフィニッシュ、クイックシックス=6pを獲得だ。つまりは昨シーズンと同じ状況で2戦目を迎える工藤、渡米直前に意気込みを訊いた。

【フェザー級ランキング】
1位 5p ブレンダン・ラウネーン
2位 3p バッバ・ジェンキンス
3位 3p モヴィッド・ハイブラエフ
4位 3p ガブリエル・ブラガ
──────────────────────────────────
5位 0p ヘスス・ピネド
6位 0p 工藤諒司
7位 0p クリス・ウェード
8位 0p マルロン・モラエス
9位 0p タイラー・ダイヤモンド
10位0p チョ・ソンビン



――8日(現地時間)に試合を控えている工藤選手です。このインタビューは日本時間の1日に行っておりますが、渡米はいつ頃ですか。

「日本時間の6月4日、日曜日に日本を出発します」

――現地に着いてからは、どのようなスケジュールを過ごすのでしょうか。

「写真撮影などは前回済ませているので、オフィシャルのインタビューやメディアの取材ぐらいかもしれません。だから前回よりは忙しいスケジュールにならないと思いますね」

――前回ということは、2023年シーズンの1試合目ですね。

「写真撮影と取材以外に、メディカルチェックなど結構キツキツのスケジュールでした」

――そうしたファイトウィークの対応というのは、ファイターにとってはストレスになるものですか。試合の勝敗や影響には関係ないとしても。

「自分はストレスには感じていないですね。『試合前はゆっくりしたい』と考える選手もいるとは思いますけど、僕は気にならないです。PFLもスタッフは意外と少人数で選手のケアをしているのですが、みんな本当によく動いてくれる人たちだなって思います」

――一方、現地では体を動かすことはあるのでしょうか。

「はい。PFLが取ってくれているホテルの中にマットルームや、食事を出してくれるレストランみたいなところが用意されているんですよ。そのホテルの中で全てのことを済ませられるので、現地にいる間はホテルから出ることもないです。そういう意味では楽ですね」

――現地に着いた段階で、ウェイト調整はどのような状態なのですか。

「もちろん日本を発つ前から体重は調整していますが、ホテルでは減量用のメニューを出してくれます。高タンパク低カロリーで、栄養価の高い食事ですね。プロモーターサイドが食事のことも考えてくれているのは凄いなと思いました」

――Road to UFCでは選手がSNSで、現地で主催者が用意してくれるお弁当のような減量食を紹介していました。

「PFLの場合はビュッフェ形式で、自分で好きなものを選ぶ感じですね。それこそ食べても食べても体重が増えないメニューで。むしろ食べるほど減っていくような(笑)」

――ハハハハ。それは良いですね。ところで2022年からPFLに参戦し始めて、そのような現地での過ごし方には慣れたのではないでしょうか。

「今は慣れました。それよりも現地に着く前——飛行機の不安です。絶対に何かトラブルがあるので(苦笑)」

――トラブルとは?

「荷物が届かなかったりとか。荷物は次の日に戻ってきたから良いものの……。あとは、どうしても飛行機に乗っている時間が長いので体にダメージが溜まります。今回は日本からアトランタまで、一度乗り継ぎはありますけど、それでも長いですからね」

――なるほど。さて本題ですが、まず今シーズンの初戦はモヴィッド・ハブライエフに判定負けを喫しました。その試合内容について感想を聞かせてください。

「シーズンの初戦を落とすというのは……うーん、なんとか取りたかった。もう落としてしまったことは仕方ないですが、内容的には悔しいです。3Rフルで抑え込まれてしまいました。あれだけ時間があったにも関わらず、何もできずに終わったので。ただ、昨シーズンも初戦を落としてから、2戦目でKO勝ちしてプレーオフに進みました。今年も、去年と同じ状況ですね」

――昨年のシーズンは初戦でブレンダン・ラウネーンに判定で敗れたものの、2戦目でアレハンドロ・フローレスを1RにKO。クイックシックスのポイントを獲得してプレーオフに進出しました。

「この2戦目で倒し切らないと、プレーオフには行けないという状況は去年と同じになりました。でも去年に一度経験しているので、『今年もやってやるぞ!』という気持ちしかないです」

――ではハブライエフ戦の敗因と、次に生かすべきだと感じた点について。さらにハブライエフ戦から取り組んできたことがあれば教えていただけますか。

「まず良かった部分がないですよね(苦笑)。あそこまで封じ込まれてしまうと、気持ち的にも『シュン』となってしまうといいますか……。自分が思っている以上に、相手のグラップリング、コントロールする力が凄かったです」

――そこはロシア勢や中央アジア勢の強さですね。

「はい。自分の強みは打撃なので、ハブライエフ戦のように封じ込まれると自分の強みを出せなくなります。なので、まずは倒されないこと。倒されても立ち上がるまでの部分を強化してきました。そして次の相手のことを考えた時、打撃で倒さないといけない。倒すための打撃も強化してきています」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月9日(金・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2023#04対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
ヘスス・ピネド(ペルー)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
タイラー・ダイヤモンド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
サム・ケイ(豪州)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
チョ・ソンビン(韓国)

<ライトヘビー/5分3R>
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)
デラン・モンチ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
マルロン・モラエス(ブラジル)
ガブリエル・アウベス・ブラガ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイ・フローレス(米国)
ダン・スポーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
工藤諒司(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ティム・キャロン(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
アビゲイル・モンテス(メキシコ)
ブランディ・ヘスター(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレクセイ・パーガンデー(米国)
アキーム・バシアー(米国)

The post 【PFL2023#04】2年連続トップ4へ。奇跡的に状況が揃った工藤諒司─01─「今年もやってやるぞ!!」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#04 アレハンドロ・フローレス ガブリエル・ブラガ クリス・ウェード ダニエル・トーレス チョ・ソンビン バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン ヘスス・ピネド マルロン・モラエス モヴィッド・ハイブラエフ 川名雄生 工藤諒司

【PFL2023#04】工藤諒司、2戦目の相手はクリス・ウェード。プレーオフ進出の可能性は、まだまだある

【写真】いやぁ、良いマッチアップ。勝てる可能性はプレーオフ進出より、さらに高い(C)PFL

26日(水・現地時間)、6月8日(木・同)にジョージア州アトランタのオーバータイムエリート・アリーナで開催されるPFL2023#04の対戦カードが発表された。

フェザー級とライトヘビー級の2階級のレギュラーシーズン2戦目にして最終戦。工藤諒司はクリス・ウェードと対戦することが決まった。両者の対決に触れる前に、現状のランキングを確認しておきたい。

【フェザー級ランキング】
1位 5p ブレンダン・ラウネーン
2位 3p バッバ・ジェンキンス
3位 3p モヴィッド・ハイブラエフ
4位 3p アレハンドロ・フローレス
──────────────────────────────────
5位 3p ガブリエル・ブラガ
6位 0p ヘスス・ピネド
7位 0p ダニエル・トーレス
8位 0p 工藤諒司
9位 0p クリス・ウェード
10位 0p マルロン・モラエス


2021年シーズン準優勝&2022年ベスト4のウェードは、PFL活動初年度のライト級参戦時に川名雄生を初回にギロチンチョークで破っている確かな実力者だが、今年は初戦でバッバ・ジェンキンスに判定負けを喫している。その結果、0Pで初戦でブレンダン・ラウネーンに2RでKO負けしたマルロン・モラエスが最下位のランクで現状はブービー賞、下から2番目にランクされている。

工藤もまた、モヴィッド・ハイブラエフに敗れ0Pで8位だ。つまりは8位と9位の下位対決と見られがちだが、ここが僅か2戦のレギュラーシーズン、PFL首脳の──ウェードなのか工藤かのか、果てはそのいずれかにプレーオフ進出の期待が込められているマッチアップといえる。

今回PFLが明らかにしたマッチアップで0P同士の対戦はこの1戦のみ。首位のラウネーンは6位のピネドと。3位のハイブラエフの相手は7位のダニエル・トーレス、さらに4位のアレハンドロ・フローレスが最下位のモラエスと戦う。

さらにいえば5位のガブリエル・ブラガは、シーズン2戦目は用意されておらず、初戦直前にメディカル書類の不備で試合出場ならなかったチョ・ソンビンが大まくりを目指し、2位のバッバ・ジェンキンスと相対する。

勝手な予測だが、PFLサイドは1位から3位はこのままプレーオフ進出に順当な勝利を望んでいる。ラウネーンは最大11P獲得でき、他の2選手は勝てば6Pが約束されている。仮にこの3名がボーナスポイントを献上して敗北するなら、大穴の誕生でプレーオフをさらに興味深くなる。

他方、フローレスにはモラエスを当て、一発逆転ビッグネームのプレーオフ進出への可能性を残した。それは工藤とウェードにも当てはまる。仮に上位の大崩れがなく、順当に勝ち星を重ね、フローレスがモラエスを下すと工藤のプレーオフ進出はなくなる。

その一方でフローレスが敗れた場合、ウェードと工藤の勝者がボーナスを得られると、最後の4枠目を獲得できるというわけだ。また試合順を見れば、工藤✖ウェードはモラエス✖フローレスの一つ後。勝手ながら、非常に打たれ弱くなっているモラエスのひと踏ん張り、そして可能な限り最小得点獲得という流れがあれば、工藤にとって(もちろんウェードにとっても)最高の状況が整う。

そんな捕らぬ狸の皮算用に関係なく、工藤に必要なのは昨年度と同じクイックシックス。ウェードもそこを狙ってくることで、あのねちねちとしたフォークスタイルのコントロールではなく、大きな振りのパンチやバランスの悪い蹴りを多用してくる可能性は高くなる。となれば、工藤の左右どちらも倒せる拳の炸裂の確立も高くなる。

他力本願であるが可能性を秘めたウェード越え──に期待したいセカンド・ラウンドだ。

The post 【PFL2023#04】工藤諒司、2戦目の相手はクリス・ウェード。プレーオフ進出の可能性は、まだまだある first appeared on MMAPLANET.