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【UFN240】アレンがTD&バックマウントで要所要所を抑え、カーティスに判定勝ちでリベンジ&7連勝

<ミドル級/5分5R>
ブレンダン・アレン(米国)
Def.2-1:49-46.48-47.47-48.
クリス・カーティス(米国)

サウスポーのカーティスが距離を詰めると、アレンが蹴りを散らしながら右ストレートを伸ばす。身長で下回るカーティスはワンツーをボディに伸ばすが、アレンがボディロックで組みつき、グラウンドに持ち込んでバックマウントへ。四の字フックで固めたアレンが、カーティスの手首を抑えてパンチで削る。しかしカーティスが反転して立ち上がった。背中を着けたままのアレンに、レフェリーがスタンドアップを命じる。

スタンドで再開後、アレンが左ジャブから右の打ち下ろしを見せる。不敵な笑みを浮かべるカーティスが距離を詰めると、アレンは右ストレート、右ヒジを繰り出す。さらに右ロー、右ミドルから右ストレートを当てた。左ボディストレートを見せるカーティスだが手数が少なく、アレンの右を何度も受けてしまう。さらにアレンが右ボディストレートを伸ばし、右ミドル、右ストレートとサウスポー対策を貫いた。

2R、最初は距離を詰めたアレンがサークリングして右を当てていく。カーティスが左ストレートから右フックを返すと、アレンも右ヒジを繰り出す。ジャブ、ストレートの交換からカーティスが左ボディを突き刺した。さらにアレンのダブルレッグをスプロールする。カーティスのパンチがヒットし始めるも、アレンが手数を増やした。カーティスにケージを背負わせ、右手首を抑えて右ヒジを叩き込む。さらに首相撲を狙ったが、ここはカーティスが離れた。カーティスも手数が増え、距離を詰めると右アッパーを見せるが、アレンも右ヒザを突き上げる。カーティスの右ジャブから左ボディがヒット。さらにカーティスが左ボディストレートを突き刺すと、アレンの体が一瞬くの字に曲がった。

3R、アレンが左ジャブを突き右ストレートを伸ばす。しかしカーティスもアレンの顔面を捉える。ケージを背負ったアレンは右ストレートからケージ中央に押し戻して右ヒジ、右ストレートを見せる。アレンの右ヒジの頻度が高まってきた。ここでアレンの右がアイポークとなったか。カーティスが左目を抑えて下がり、試合は中断される。

ドクターチェックの後すぐに再開され、カーティスがアレンを追い続ける。カーティスの左ボディから右フックがクリーンヒット。グラついたアレンを、カーティスがパンチで攻め立てる。アレンも右を当て、下がったカーティスにダブルレッグで組みつきバックに回った。立ち上がるカーティスのバックに乗ったアレンが、スタンドのまま四の字フックからRNCを狙う。カーティスが正対して離れると、アレンがパンチを浴びせていった。

4R、互いにストレートを伸ばす。ケージを背負うアレンが右ロー、右前蹴りで距離を取るが、カーティスの左ボディを受けて動きが止まる。カーティスの右ジャブがアレンの右目に入ったか、中断されたがすぐに再開される。動きが落ちたアレンに、カーティスが右フックと右アッパーを繰り出す。アレンが左フックを当てた直後、ダブルレッグでグラウンドに持ち込み、バックマウントを奪った。しかしカーティスが反転してスタンドに戻る。打撃戦ではカーティスの左右ボディが当たるも、アレンも打ち下ろしの右ストレートでカーティスの動きを止める。またもアレンがダブルレッグからバックに回り、右足を差し入れてグラウンドに引きずりこむ。反転しようとしたカーティスからマウントを奪ったアレンがラウンド終了までキープした。

最終回、アレンがサークリングしながら右ハイを繰り出す。ブロックしたカーティスが追い続けるも、アレンの蹴りで捌かれてしまう。カーティスはアレンのダブルレッグをカットし、立ち上がり際に右ヒザを浴びせる。なおも組んだアレンはバックを狙いつつヒザ十字を仕掛けるも、すぐにカーティスが立ち上がった。スタンドでは首相撲の展開からヒジとヒザを見せる両者。アレンのダブルレッグをスプロールしたカーティスはスタンドを選択する。やや動きが落ちたアレンが被弾する場面も増えてきた。

スピードのないアレンのダブルレッグをスプロールしたカーティスが、ガブりながらパンチを浴びせる。明らかに疲労が見えるアレンはマットに背中を着けるも、レフェリーからスタンドを促される。再開後、すぐにシングルレッグで組んだアレンがバックマウントを奪取する。ここもカーティスが体勢を入れ替え、立ち上がった。アレンは再度シングルレッグを狙うも倒せず。ラウンド残り僅かでアレンのヒザをボディに受けたカーティスの動きが止まる。しかしヒザが効いたのではなく、右のハムストリングスを痛めたようだ。ここでアレンが攻め込むも試合終了のホーンが鳴った。

両者は2021年12月に一度対戦しており、初戦ではカーティスがヒザ蹴りでアレンをKOしている。以降はアレンが連勝を重ね、今回の再戦をスプリットで制し、オクタゴン7連勝を飾り王座挑戦をアピールした。


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UFC on ESPN+98:オッズ/予想と展望

ブレンダン・アレン 1.49
クリス・カーティス 2.70
アレクサンダー・ヘルナンデス 1.51
デイモン・ジャクソン 2.64
モルガン・シャリエール 1.87
チェペ・マリスカ1.95
イグナシオ・バハモンデス 1.29
クリストス・ジアゴ3.70
ヴァルター・ウォーカー 1.37
ルーカス・ブジェスキー 3.20
トレバー・ピーク 2.45
チャーリー・キャンベル 1.57
コート・マクギー 3.45
アレックス・モロノ 1.33
ノルマ・ドゥモン 1.65
ジャーメイン・デ・ランダミー 2.30
ペドロ・ファルカォン -
ヴィクトル・ウーゴ -
ピエラ・ホドリゲス 1.74
シンシア・カルビー2.14
ダン・アルグエタ 2.36
ジェアン・マツモト 1.62
ディラン・ブドゥカ 1.65
セザル・アウメイダ 2.30
ノーラ・コノール 3.80
メリッサ・マリンズ 1.28

メインはミドル級。マーヴィン・ヴェットーリがブレンダン・アレンと対戦予定だったが、ヴェットーリが3週間前に欠場となり、クリス・カーティスが代役出場。両者は2021年に対戦している。当時、カーティスは1ヶ月前に代役でUFCデビューし1RKO勝ちしたばかりで、アレンがランカーのブラッド・タバレスと組まれていたが、その時もタバレス欠場によりカーティスが代役出場している。試合はアレンがテイクダウンを奪って優勢に試合を進めていたが、2Rにカーティスがボディブローで攻めてからの右フックを効かせ、最後はヒザを顔面に打ち込んでKO勝ち。

グラップラーのアレンはカーティスに敗れて以来6連勝中で、しかも5試合がチョークでの勝利。ランキング入りしてもなかなか上位ランカーと組まれなかったが、今回ようやくランキング5位のヴェットーリとの対戦が組まれていた。UFC11勝2敗で、敗れた相手はアレンと元王者ストリックランド。

激闘型ストライカーのカーティスはコンテンダーシリーズで勝ってもUFCと契約できず、一時は引退を表明していたが、復帰すると34歳で代役でUFCと契約。その後も緊急出場でチャンスを掴み、劣勢の展開からパンチ一発で逆転勝利して、アレンより先にランキング入り。が、対ランカーとの試合では、ここまで勝利がない。

前回は直前のカード変更でカーティスもUFCで1戦しかしておらず、アレンは十分対策ができていなかった。今回もカード変更ではあるが、準備期間はあり、カーティスの強み・弱みももう明らかになっている。

アレンが手堅く判定勝ちと予想。

メインカードでは、ヘビー級ランカージョニー・ウォーカーの弟、ヴォルター・ウォーカーがUFCデビュー。昨年6月にTitan FCのヘビー級王座を獲得。9月にデビュー予定だったが、負傷欠場で延期になっていた。ここまで11戦全勝(6KO・1一本勝ち)の26歳。初戦はUFC0勝3敗のプジェスキー戦。さすがにこの相手に負けるようなことはないと思うが…。

プレリムでは、初代女子フェザー級王者のジャーメイン・デ・ランダミーが3年半ぶりに復帰。フェザー級王座は防衛せず剥奪され、それ以降はバンタム級で戦っている。UFC7勝2敗の2敗はいずれも元バンタム&フェザー級王者のアマンダ・ヌネス。相手のノルマ・ドゥモンはUFC6勝2敗だが、1試合を除いてすべてフェザー級。唯一バンタム級で組まれた試合も体重オーバーしており、UFCでバンタムまで落とせたことがない(それどころかフェザー級でも体重オーバーしている)。女子フェザー級が継続するなら、王座決定戦出場の有力候補だったが、UFCはやはり女子フェザー級は廃止するつもりのようだ。

第1試合開始は7日朝4時。速報します。

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UFC on ESPN+94:第9試合・ホドルフォ・ヴィエラ vs. アルメン・ペトロシアン

ミドル級。昨年11月に組まれていたが、試合当日のイベント開始後にペトロシアンが体調不良となり中止となっていた。

柔術世界王者ヴィエラ。UFC4勝2敗で、勝った試合はすべて一本勝ち(キャリアでも9勝中一本勝ちが8回)。しかし寝技の強さに反して、打撃・テイクダウンには穴がある。アンソニー・ヘルナンデスには失速してギロチンで一本負け、クリス・カーティスにはテイクダウンを奪えず、引き込みにも付き合ってもらえずで判定負け。自分の型にハマれば強いが、持ち込めないと厳しいといういびつなファイトスタイル。34歳。

元キックボクサーのペトロシアン。UFC3勝1敗。次の試合に出るカイオ・ボハーリョには組まれてバックを取られる展開で判定負け。ストライカーならタックルを切って打撃で勝負したいところだが、デビューから3戦はいずれもテイクダウンを許している。前戦はUFC1勝0敗のクリスチャン・リロイ・ダンカン相手にようやくテイクダウンをすべて防いで打撃を入れての判定勝ち。33歳。

典型的なグラップラー vs. ストライカーでオッズは拮抗している。

ペトロシアンがカーフ、ジャブを入れる。詰めるペトロシアン。前蹴り。間合いに入れないヴィエラ。蹴りを入れていくペトロシアン。ペトロシアンのジャブをかいくぐってタックルに入ったヴィエラ。バックに回るがペトロシアン立った。ケージで正対したところでヴィエラ今度はダブルレッグでテイクダウン。またバックに回る。ハーフバックにしてパンチを入れるヴィエラ。また立って正対したペトロシアン。ヴィエラまたダブルレッグに入ると抱え上げてテイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。残り1分。マウントに。パウンド。脇を上げたヴィエラが肩固めへ。タップアウト!

ペトロシアン、タップじゃなかったと抗議。たしかに叩き方は微妙だったが、タップと見られても仕方がない動作。裁定はどうなる?

抗議は通らず、ヴィエラの一本勝ちに。そりゃそうだ。

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UFC on ESPN+93&Road To UFCシーズン2決勝戦:オッズ/予想と展望

ロマン・ドリーゼ 2.42
ナッソーディン・イマボフ 1.59
ヘナート・モイカ1.54
ドリュー・ドーバー 2.54
ランディ・ブラウン 1.37
ムスリム・サリコフ 3.20
ヴィヴィアニ・アロージョ 3.75
ナタリア・シウバ 1.29
アリアスカフ・キズリエフ 1.68
マフムート・ムラドフ 2.24
ギルバート・ウルビナ 1.49
チャールズ・ラドキ 2.70
モリー・マッキャン 1.39
ディアナ・ベルビタ 3.10
アザト・マクスム 1.44
チャールズ・ジョンソン 2.85
テンバ・ゴリンボ 1.39
ピート・ロドリゲス 3.10
リー・ジョンヨン 1.70
ブレイク・ビルダー 2.20
ルアナ・カロリーナ 2.14
ユリア・ストリアレンコ 1.74
ランドン・キニョネス 2.10
マルケル・メデロス 1.77
トーマス・ピーターセン 1.60
ジャマール・ポーグス 2.40

Road To UFCシーズン2決勝戦

ロン・チュー 2.30
原口伸 1.67
リー・カイウェン 3.05
イー・ジャー 1.42
鶴屋怜 1.17
ジー・ニウシュイエ 5.25

セミに登場するモイカノが「ファイトナイトなんてクソ。誰も見てない。APEXは選手もファンもみんな嫌い」とDisったAPEX大会。プレリムに出場するチャールズ・ジョンソンも、家族が観戦するために1600ドル(現在のレートで23万5千円)以上するチケットを買わなければならないことに不満を漏らしていた。ダナ・ホワイトも、去年の時点で「APEX開催は見直す時期が来たかもしれない」と言っていたが、結局今年も4月まで発表されているファイトナイトイベントの半分以上がAPEX開催。それでも今大会はメインカードにランカー対決が3試合あるのでマシな方だろう。

メインはミドル級ランキング8位のドリーゼ vs. 11位のイマボフ。ジョージア vs. ロシアというAPEXらしい一般層に人気がなさそうなカード。ドリーゼは前戦で王座挑戦経験のあるマービン・ヴェットーリに判定負け、イマボフは昨年1月に後の王者ストリックランドに判定負けと、両者ともにタイトルに絡むにはまだ距離があるもの同士。

ハードパンチャーだが足関も狙うドリーゼに対し、イマボフはダゲスタン出身のボクサー。ストリックランド戦は急遽のカード変更でライトヘビー級での試合となり後半失速したが、前戦のクリス・カーティス戦はパンチで圧倒(結果は2Rのバッティングによりノーコンテスト)。28歳とミドル級ランカーでは若く、将来的に期待できそうなのはイマボフ(ドリーゼは35歳)。オッズも下位ランカーのイマボフがフェイバリット。

イマボフ判定勝ち。

全試合終了後、昨年から延期となったRoad To UFCシーズン2の決勝戦3試合が行われる(バンタム級勝戦はシャオ・ロンの負傷により延期)。

3試合は日本 vs. 中国が2試合、中国人対決が1試合。原口・鶴屋の日本勢はいずれもフェイバリット。特に鶴屋はこの日一番のフェイバリット。前回は膝の負傷もありキャリア初の判定となったが、最後まで失速することなくフルタイム戦えたという収穫もあった。ニウシュイエは打撃は強いが組みでは鶴屋とだいぶ差がある。UFC契約後のことを考えても、フィニッシュしての勝利がほしい。

原口は準決勝は相手の体重オーバーで急遽ワンマッチ出場選手との対戦に変更。テイクダウンからのコントロールで勝ちに徹し、内容は盛り上がったとは言えなかったが判定勝ち。決勝の相手は一度UFCと契約し1勝2敗の戦績を残したロン・チュー。バンタム級ランカー・ソン・ヤドンのスパーリングパートナーで、原口より2歳若い23歳ながら、これが30戦目。飛び込みの速さと強いパンチを持つ。UFCでは通用しなかったが、今回のRoad To UFCでは中国勢の成長が著しかったので、原口も楽な試合にはならないかもしれない。

第1試合は6時開始、メインカードが9時開始で、終了後午後1時半よりRoad To UFC勝戦が中継される。

速報します。

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【UFC】速報中!UFC 297: Strickland vs. Du Plessis

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さてさて今日は堀口恭司プロデュースの格闘技イベント

【フェザー級】
×アーノルド・アレン
(判定0-3)
○モフサル・エフロエフ
1R、ジャブとボディを小まめに出して手数を稼ぐアレン。対するエフロエフは素早いタックルを仕掛けると2度目のトライでバックに周る。アレンは何度もローリングして脱出を図るが、エフロエフはその全てに対応してバックをキープ。圧倒的なレスリング力を見せてラウンドを終えた。
2R、タックル対策で腕を下げるアレン。警戒し過ぎてなかなか手数が出ない。逆にエフロエフはタックルで組み付きつつ、スタンドでもパンチを当てて飛び膝を見せる。さらに終了間際にはカウンターのパンチをヒットしてアレンをグラつかせたところでラウンド終了。
3R、後がないアレンは果敢にパンチを出していく。ボディを的確にヒットさせローも交えたコンビネーションでコンパクトにヒット。エフロエフがタックル。アレンはガブると中腰のエフロエフに対して膝蹴りを連打。しかしエフロエフの手がマットについているため反則となり試合は中断。エフロエフは頭部から出血。再開するとエフロエフはしつこくタックル。だがアレンは全て切ってスタンドの展開。打撃を当てつつエフロエフがタックルに来ると起死回生のニンジャチョーク!決まったかに見えたがエフロエフは回転して脱出し試合終了。判定はエフロエフだがアレンも見せ場を作った。すごく面白い試合!


【ミドル級】
○クリス・カーティス
(判定2-1)
×マルク・アンドレ・バリオー
1R、スタンドでの長いお見合いが続く立ち上がり。お互いに警戒して手数が出ない。中盤に入ってプレッシャーを掛けるのはカーティス。バリオーにケージを背負わせて細かいパンチを出していく。逆にバリオーは手数が少ない。会場からはブーイングが出始めてラウンドを終えた。
2R、バリオーが前に出て手数を出し始める。カーティスもカウンターで打ち返す。しかし積極性と手数ではバリオーが上手。お互いに決定的な場面がないままラウンド終了。
3R、オクタゴンの中央で至近距離打ち合う両者。互いにビッグヒットはないが至近距離でのフック、アッパー、肘などそれぞれ打ち合う。この展開になるとバリオーが上手か。泥臭く手数を稼ぐ。終盤にはカーティスがカウンターのアッパーでバリオーをグラつかせるが打たれ強い。最後は至近距離でお互いにパンチを打ち込んで試合終了。微妙な判定はスプリットでカーティスに軍配。


【ウェルター級】
○ニール・マグニー
(3R TKO)
×マイク・マロット
1R、終始スタンドの展開。左足を前に出すマグニーに対してマロットは的確にカーフキックを蓄積。何発も鋭角にヒットすると終盤には嫌がったマグニーが構えをスイッチする。マグニーはマロットの蹴りに合わせて組み付く場面はあったがマロットは冷静に脱出して大きな見せ場がないままラウンド終了。
2R、マロットはカーフキックではなくインローを蓄積。さらに前に出てきたマグニーをテイクダウン。ここは深追いせっずにスタンドも戻るとさらに外掛けから再びテイクダウン。すると肩固めを狙いつつマウントを奪取。パウンドを当てていくがマグニーは終了のブザーに救われた。
3R、開始直後に組み付いたマロットが簡単にテイクダウン。マウントからギロチンを狙うがマグニーは脱出してスタンドへ。しかし再び組み付いたマロットがまたしてもテイクダウン。しばらく膠着したが残り2分を切ってマグニーが立ち上がる。マロットがそれに合わせてギロチンを狙うがマグニーは気にせずテイクダウン。そのままマウントを取るとパウンドを乱射。嫌がるマロットのバックに周ると完全に身体を伸ばしてパウンド!残り10秒が迫ったところでレフェリーが試合を止めた!ベテランマグニーが大逆転勝ち!鳥肌立った!


【女子バンタム級王者決定戦】
○ラケル・ペニントン
(判定3-0)
×マイラ・ブエノ・シウバ
1R、シウバがカーフキックでリズムを作る。逆に組んでくるペニントンに対してニンジャチョークで切り返したり、首相撲からの膝蹴りで対抗。さらに逆にテイクダウンするとスルスルとバックに周ってチョークを狙う。立ち上がるペニントンの背中に張り付いてグラウンドに引きずり込むとバックをキープしてラウンドを終えた。
2R、序盤から組み付いてケージに押し込むのシウバ。テイクダウンを狙うがペニントンも堪えて差し合いが続く。一度は身体が離れるがシウバはしつこく組み付く。なんとか離れたペニントンはパンチの連打で前進。明らかにシウバは嫌がって後退。それでも組み付くと、またもスタンドでバックに周ってチョークを仕掛ける。あわやの場面だったがペニントンは耐え切ってラウンド終了。
3R、距離を詰めて組み付くのはペニントン。ケージ際で長い差し合いが続く。シウバは強引にニンジャチョークを狙うが不発。またしても長い差し合い。タックルでテイクダウンに来たシウバを潰したペニントンが上を取ってパウンド。だがシウバも下から腕十字を狙う動きを見せたところでラウンドを終えた。
4R、開始直後にパンチを当てたペニントン。しかし距離を詰めるシウバに捕まって差し合い。シウバはバックに周るとそのままグラウンドに引きずり込む。チョークを仕掛けるがペニントンは腕を外してスイープに成功。上をキープするがシウバは下から十字を狙う素振りを見せる。しかしペニントンは冷静に対処してパウンドを落としてラウンドを終えた。
5R、打撃の交差から組み付いたのはペニントン。ケージに押し込んで差し合い。上になったのはペニントン。肩固めを狙いつつマウントを奪取。肩固めは続けて絞め上げる。これは外れるが上からパウンドで削り続けて試合終了。このラウンドはペニントンが取ったか。微妙な判定はペニントンに軍配!新王者誕生です。


【ミドル級タイトルマッチ】
×ショーン・ストリックランド
(判定1-2)
○ドリカス・デュ・プレシ
1R、序盤は静かなスタンドの展開。ストリックランドはジャブを中心に手数を稼ぐ。中盤に入るとデュ・プレシがタックルでテイクダウン。しかしストリックラウンドもすぐに立ち上がってスタンドに戻る。終了間際にストリックランドがパンチをヒットさせてラウンドを終えた。
2R、やはりスタンドで手数を稼ぐのはストリックランド。長いリーチから左のジャブを着実にヒットさせる。デュ・プレシはプレスを掛けるがいなされる印象。しかし中盤に入るとデュ・プレシのパンチが伸び始める。さらに胴タックルでテイクダウン。だがストリックランドはすぐに立ち上がってスタンドの展開のままラウンド終了。
3R、パンチを振るって前進するとデュ・プレシだがストリックランドは素早く反応してかわず。デュ・プレシは手数を出すもののほとんど当たらない。逆にストリックランドは全く手数を出さない。様子を見ているのか。大きな展開がないままラウンドを終えた。
4R、やはりパンチを振るって前進するデュ・プレシ。当たっていないように見えているが、ストリックランドは目の周りと頭部から出血。さらにデュ・プレシは前進するとタックルでテイクダウン。しかしストリックランドはすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると打撃の交差から再びデュ・プレシがタックルでテイクダウン。立ち上がるストリックランドの背中に張り付いてコントロール。残り1分で自ら離れてスタンドに戻りラウンドを終えた。
5R、ストリックランドは左のジャブを多用して手数を稼ぐ。パンチの交差から右フックも交えるがクリーンヒットしない。逆にデュ・プレシはパンチを振るいながら中盤に入って胴タックル。しかしストリックランドはこれを切ってスタンドの状態が続く。残り1分で激しい打ち合い。ストリックランドが左右のフックを振り回すがクリーンヒットなく試合終了。これまた微妙な判定はスプリットでデュ・プレシに軍配!新王者誕生!!
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【UFC297】UK~中東~UFC、サム・パターソン「遠征の方の方がファイトに向けて良い状態を創れるように」

【写真】 (C)MMAPLANET

20日(土・現地時間)、カナダはトロントのスコティアバンク・アリーナでUFC 297「Strickland vs Du Plessis」が開催される。
Text by Manabu Takashima

メインのUFC世界ミドル級選手権試合=王者ショーン・ストリックランド×挑戦者 ドリキュス・デュプレッシー。コメインのUFC世界女子バンタム級王座決定戦=ラケル・ペニントン×マイラ・ドスサントスの上位2カード以外には、ずらりとカナックMMAファイターの名が並んでいる同大会。

ウェルター級でそのカナダ勢のユアン・リネスと対戦するサム・パターソンは英国から中東を経て、UFCにたどり着いたキャリアの持ち主だ。オクタゴン初戦でショッキングなkKO負けを喫した英国の月見草=パターソンのMMAキャリアとは。


──英国のMMAファイターがUFCにたどり着くケースはローカルショーからCage Warriorsというのが王道ですが、対してサムは中東のBRAVE CFからコンテンダーシリーズを経てUFCと契約を果たしました。

「僕は物覚えが壊滅的に悪いんだけど(笑)、あの時はコーチや周囲の人間からBRAVE CFを勧められたんだ。チームメイトのチャーリー・レアリーがBRAVE CFとサインして、そのタイミングだったと思う。実は僕は当時Cage WarriorsからUFCという目標を持っていなくて、Bellatorで戦いたいという希望を持っていたんだ。

BBRAVE CFでは世界中で戦うことができた。あの頃のCage Warriorsは英国だけで大会を行っていた……そうだね、今回の試合はカナダで行われる。でも僕にとっては特別なことじゃない。BRAVE CFで既に飛行機に乗り、時差のある遠征をいくつも経験してきた。インドで試合をした時なんて、向こうの食事が合わなくて完全に体調を崩した(※サム・パターソンはBRAVE CF時代にバーレーン、ロシア、ベラルーシ、ヨルダン、サウジアラビアで戦っているが、インドで試合をしたのあSuper Fight Leagueでのファイト)。万全とは程遠い状態で戦ったけど、あの経験も自分を強くするためには必要だったんだ。

BRAVE CFにはワールドクラスのファイターが在籍していたし、凄く鍛えられたよ。UFCにその力を見出されるファイターも多かったからね」

――それだけリスクの高い試合も多かったかと思います。

「結果、僕は今UFCで戦うことができている。時差のある国での戦い、慣れない食事、異国でのファイトウィークの過ごし方、それらの対処法をBRAVE CFで学ぶことができた。凄く感謝しているよ。

英国シーンでだけキャリアを積んで、UFCというステージで戦うときに初めて海外での試合を経験するのは、本当に大変なことだと思う。その経験をUFCに来る前にできていたことは、とても大きい」

――しかし皮肉なことに昨年3月のUFC初戦は母国大会でショッキング初回KO負けを喫してしまいました。

「UFCロンドンでの試合は、全てが居心地が良かった。でも、その居心地の良さがもう僕にはフィットしていなかったんだ。4年振りの母国での試合で、遠征の方の方がファイトに向けて良い状態を創れるようになってしまっていたことに気づかされたよ。

でも、それを知ることもできのも大きな経験になった。もう、あのような試合は2度としない。最高のキャンプができ、状態も良かったから何も言い訳はできないしね。あの瞬間、ヤナル・エシュモズが正しい位置にいて、正しい攻撃をしたんだ。

もちろん、母国のファンの前で勝ちたかったよ。彼らも僕の勝利を見たかったはずだ。でも、あの負けを糧にして僕はより一層強くなれると確信している。実際、キャリア3戦目で敗れた僕は、そこから8連勝をした。UFC初戦での敗北から、立ち直ってあの時の練習を再現させるんだ」

――右ローをキャッチされ、直後の右フックをかわしましたが、足を掴まれていた左手で殴られた。マイケル・ビスピンは素晴らしく想像力のある攻撃だと解説していましたが、自分には偶然に見えました。あれは狙った攻撃でないと。

「あのタイミングでのパンチは、右だ。それは見えたからかわすことができた。そして右から左の攻撃につなげることは、全く持って普通の攻撃で。僕がバランスを崩していた時に、それが当たった。10回戦って、1回あるかっていう攻撃をヤナル・エシュモズは成功させた。彼もUFC初戦だったし、素晴らしい仕事をやってのけたんだよ。

あの敗北はメンタルの強化もそうだし、フィジカル的にもウェルター級に階級を上げるきっかけになったんだ」

――ウェルター級転向初戦、そして迎えたオクタゴン2戦目は、ユアン・リネスと彼の母国で戦います。どのような印象を持っていますか。

「とても危険な相手だよ。凄く真剣に彼のことを研究してきた。あとは階級を変えたことがどういう風に働くのか。16歳からずっと70キロで戦ってきた。実際、今でもライト級には落とせる。でも、体は大きくなり続けてきたので、筋肉まで削らないといけなくなった。階級を上げるときが来たと思ったし、僕がウェルター級で戦っていけるのか、この試合はテストになる」

――アグレッシブでラフ。リネスの攻撃は長所と短所が同居しているように感じます。

「だから僕の力を試す試合になる。彼の攻撃は、予期しない角度から襲い掛かってくる。そこが本当に危険なんだ。そして、一発で倒そうと振り回している。その一発を被弾すると、前回の試合の二の舞になりかねない。その一発を被弾しないよう、細心の注意が必要になってくるよ。

自分の戦いが如何にできるか。僕が何者かを証明する戦いになるだろうBRAVE CFで積み上げてきた経験、多くの人が知らないところで戦うことで身につけた力をワールドステージで発揮したい。ウェルター級にあげて、最高の状態にあると感じている。こんなにパワーを感じることは過去になかった。思いきり、前に出てくる相手に自分がどう戦えるのか。この試合は僕のMMAファイター人生の第二章の幕開けになる。世界中の皆に納得してもらえる戦いを見せるよ」



■視聴方法(予定)
11月12日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前8時00分~U-NEXT

■UFC297対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ショーン・ストリックランド(米国)
[挑戦者] ドリキュス・デュプレッシー(南アフリカ)

<UFC世界女子バンタム級王座決定試合/5分5R>
ラケル・ペニントン(米国)
マイラ・ドスサントス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー(米国)
マイク・マロット(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・カーティス(米国)
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)

<フェザー級/5分3R>
アーノルド・アレン(英国)
モフサル・エフロエフ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ブラッド・カトーナ(カナダ)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
ショーン・ウッドソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
セルヒー・サイディ(カナダ)
ラモン・タヴェラス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン(カナダ)
ポリアナ・ヴィアナ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ユアン・リネス(カナダ)
サム・パターソン(英国)

<女子バンタム級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)
プリシラ・カショエイラ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
マルコム・ゴードン(カナダ)
ジミー・フリック(米国)

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『UFC 297: Strickland vs. du Plessis』前日計量動画/2選手が計量ミス

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MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Sean Strickland (184.75) vs. Dricus Du Plessis (184) – for middleweight title
・Raquel Pennington (134.8) vs. Mayra Bueno Silva (135) – for vacant women’s bantamweight title
・Neil Magny (170.75) vs. Mike Malott (170.5)
・Marc-Andre Barriault (184.5) vs. Chris Curtis (185.25)
・Arnold Allen (145.5) vs. Movsar Evloev (145.75)

PRELIMINARY CARD (ESPN, 8 p.m. ET)

・Garrett Armfield (135.25) vs. Brad Katona (136)
・Charles Jourdain (145.5) vs. Sean Woodson (145.5)
・Serhiy Sidey (135) vs. Ramon Taveras (139.75)*
・Gillian Robertson (115.75) vs. Polyana Viana (115.75)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6:30 p.m. ET)

・Yohan Lainesse (170.75) vs. Sam Patterson (169.5)
・Priscila Cachoeira (133.5) vs. Jasmine Jasudavicius (133) – moved to bantamweight after initial flyweight contract weight
・Jimmy Flick (126) vs. Malcolm Gordon (127.5)**

 『UFC 297: Strickland vs. du Plessis』前日計量結果。メインカードは全員パス。前座ではセルヒー・シディと対戦するラモン・タヴェラスが139.75ポンドと3.75ポンドオーバー、ジミー・フリックと対戦するマルコム・ゴードンが127.5ポンドと1.5ポンドオーバー。タヴェラスは出場給の30%、ゴードンは20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ショーン・ストリックランド vs. ドリカス・デュ・プレシはストリックランド支持3人、デュ・プレシ支持8人。

・ラケル・ペニントン vs. マイラ・ブエノ・シウバはペニントン支持1人、シウバ支持10人。

・ニール・マグニー vs. マイク・マロットはマグニー支持1人、マロット支持10人。

・クリス・カーティス vs. マーク・アンドレ・バリオーはカーティス支持9人、バリオー支持2人。

・アーノルド・アレン vs. モフサル・エフロエフはアレン支持5人、エフロエフ支持6人。続きを読む・・・
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AB o UFC クリス・カーティス グレゴリー・ホドリゲス

UFC on ESPN+92:第8試合・フィル・ハウズ vs. ブルンノ・フェヘイラ

ミドル級。

ハウズはUFCデビューから3連勝していたが、その後の4戦では1勝3敗。うち2敗は現ランカーのロマン・ドリーゼとクリス・カーティスなので仕方ない面もある。前戦はコンテンダーシリーズからのUFCデビューとなるダゲスタンのイクラム・アリスケロフに1RKO負け。レスリングがバックボーンで、ジュニアカレッジのD-1全米王者。UFC4勝3敗の35歳。

ブラジルのフェヘイラはコンテンダーシリーズで勝利し昨年1月にUFCデビュー。UFC4勝1敗のグレゴリー・ホドリゲスに1RKO勝ちし、デビューからの連勝・連続フィニッシュ記録を10に延ばしたが、2戦目は試合2週間前に代役デビューが決まったウズベキスタンのヌルスルトン・ルジボエフ相手に、カーフにパンチを合わされ1RKO負け。初黒星を喫した。ミドル級では小さめの179cm。UFC1勝1敗の31歳。

ジャブで詰めるハウズ。フェヘイラタックルに入ったが切られる。パンチで飛び込んだフェヘイラ。四つに組み止めたハウズだが、フェヘイラ支え吊り込み足でテイクダウン。サイドで押さえ込んだ。身体を起こしてパウンド。足で防いだハウズ。立った。スタンドに。出ていくハウズ。フェヘイラ下がりながら打撃を出していく。フェヘイラ飛び膝。ヒット。ハウズ下がる。効いたか。出てきたフェヘイラにタックル。受け止めたフェヘイラがまた支え吊り込み足で投げようとしたが立たれる。だがまだ下がるハウズ。フェヘイラの打撃への対応が遅れている。残り10秒で左を打ち込むとダウン。パウンド!失神しているハウズ。KO!

飛び膝の後ずっと下がり続けて効いていた様子のハウズに対し、仕留めに行く意識が見えなかったフェヘイラだったが、残りわずかでパンチが入りKO。

ハウズはこれで3戦連続の1RKO負け。

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F1 MMA o ONE UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イクラム・アリスケロフ イスラム・マカチェフ カムザット・チマエフ クリス・カーティス ケビン・ホランド ティム・エリオット パウロ・コスタ フィル・ホーズ ムハマド・モカエフ

10.21『UFC 294』でイスラム・マカチェフ vs. チャールズ・オリヴェイラ2、パウロ・コスタ vs. カムザット・チマエフ、ナッソーディン・イマヴォフ vs. イクラム・アリスケロフ

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 UFCが10月21日にアラブ首長国連邦アブダビのエティハド・アリーナで開催する『UFC 294』でイスラム・マカチェフ vs. チャールズ・オリヴェイラのライト級タイトルマッチ、パウロ・コスタ vs. カムザット・チマエフのミドル級マッチ、ナッソーディン・イマヴォフ vs. イクラム・アリスケロフのミドル級マッチを行うことを発表。

 マカチェフは2月の『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でアレックス・ヴォルカノフスキーに判定勝ちして以来の試合で今回が2度目の防衛戦。オリヴェイラは6月の『UFC 289: Nunes vs. Aldana』でベニール・ダリウシュに1R TKO勝ちして以来の試合。現在UFCライト級ランキング1位。両者は昨年10月の『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』で行われたライト級王座決定戦で対戦しており、この時はマカチェフが2R肩固めで勝利しています。

 コスタは昨年8月の『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』でルーク・ロックホールドに判定勝ちして以来1年2ヶ月ぶりの試合。現在UFCミドル級ランキング7位。チマエフは昨年9月の『UFC 279: Diaz vs. Ferguson』でケビン・ホランドに1Rダースチョークで勝利して以来の試合でMMAデビュー以来12連勝中。現在UFCウェルター級ランキング4位。

 イマヴォフは6月の『UFC 289: Nunes vs. Aldana』で行われたクリス・カーティス戦が2R偶発的なバッティングでノーコンテストになって以来の試合。現在UFCミドル級ランキング13位。アリスケロフは5月の『UFC 288: Sterling vs. Cejudo』で行われたUFCデビュー戦でフィル・ホーズに1R KO勝ちして以来の試合で6連勝中。


 また、同大会ではティム・エリオット vs. ムハマド・モカエフのフライ級マッチも確認されています。

 エリオットは6月の『UFC on ESPN 46: Kara-France vs. Albazi』でビクター・アルタミラノに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFCフライ級ランキング10位。モカエフは3月の『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』でジャフェル・フィリョに3Rネッククランクで勝利して以来の試合でMMAデビュー以来1つの無効試合を挟んで10連勝中(UFC戦績4勝0敗)。現在UFCフライ級ランキング11位。続きを読む・・・
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F1 MMA o ONE UFC UFC Fight Night   アレクサ・グラッソ クリス・カーティス ケルヴィン・ガステラム ジェフ・ニール

9.16『UFC Fight Night: Grasso vs. Shevchenko 2』のセミファイナルはシャフカット・ラフモノフ vs. ケルヴィン・ガステラム/Fight NightシリーズなのにT-モバイル・アリーナ開催の異例の大会に

るるぶラスベガス'24


9.16 UFCラスベガス大会のメインイベントはアレクサ・グラッソ vs. ヴァレンティーナ・シェフチェンコのダイレクトリマッチ(2023年06月23日)

 こちらの続報。


 UFCが9月16日に開催する『UFC Fight Night: Grasso vs. Shevchenko 2』のセミファイナルでシャフカット・ラフモノフ vs. ケルヴィン・ガステラムのウェルター級マッチを行うことを発表。

 ラフモノフは3月の『UFC 285: Jones vs. Gane』でジェフ・ニールに3Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合でプロデビュー以来17連勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCウェルター級ランキング6位。

 ガステラムは4月の『UFC 287: Pereira vs. Adesanya 2』でクリス・カーティスに判定勝ちして以来の試合。現在UFCウェルター級ランキング12位。


 また、会場はネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナになることが正式決定。Fight Nightシリーズとしては異例の大会となります。続きを読む・・・