カテゴリー
Report UFC UFC261 ケビン・ナティヴィダッド バットゲレル・ダナー ブログ

【UFC261】ダナー、右の追い突き=サウスポーから左フック=オーソでナティヴィダッドを50秒KO

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー(モンゴル)
Def.1R0分50秒by tKO
ケビン・ナティヴィダッド(米国)

ナティヴィダッドが踏み込んでワンツー、この動きが続くとフックをダナーが合わせようとする。右ハイから右の追い打ちを見せたダナーは、ナティヴィダッドのステップインからの右に下がってオーソになりつつ左フックを合わせる。この一発でナティヴィダッドがキャンバスに倒れ込み、パウンドの追撃打でダナーが2試合連続KO勝ちを決めた。

「凄く嬉しい。全て準備してきたんだ。他の才能ある選手と戦いたい。サンキュー・ベリーマッチ」とダナーは笑顔でオクタゴン内のインタビューで応えた。


The post 【UFC261】ダナー、右の追い突き=サウスポーから左フック=オーソでナティヴィダッドを50秒KO first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Interview UFC UFC261 ケビン・ナティヴィダッド バットゲレル・ダナー ブログ

【UFC261】UFC唯一のチンギス・ハンの末裔バットゲレル・ダナー「米国で馬の肉は食べることはできない」

【写真】Zoomでインタビューを受けてくれたダナー、やはり朴訥とした好青年だ (C)MMAPLANET

24日(土・現地時間)にロリダ州ジャクソンビルのヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC261「Usman vs Masvidal 2」で、バットゲレル・ダナーがケヴィン・ナティヴィダッドと対戦する。

UFC唯一のモンゴル人ファイターは、試合の機会がないという苦しい状況でも夢を諦めず、UFCに見いだされ契約にこぎつけた。

去年の3月にはグイド・カネッティを左フックでKOしオクタゴン初勝利も、コロナ・パンデミックの影響をモロに受けた。1年1カ月ぶりのファイトを前にダナーの話を訊いた。


──2013年4月、Legend FC11でカイ・カラフランスを破った試合を撮影していて、決して心が折れないダナーの印象に凄く残っていました。

「クアラルンプールに取材に来られたのを覚えています。僕の最初のMMAの先生だったトンガー(ジャダンバ・ナラントンガラグ)とアライ(荒井順一氏)さんと一緒に写真を撮りましたね。トンガーとアライさんには本当に良くしてもらいました」

──しかし、2019年8月にUFC出場を果たすまで国際的な舞台でダナーを見ることがなく、しかも実戦経験も5試合しかなかったです。その間、MMAから身を引こうと考えたことはなかったですか。

「なかったです。絶対に夢を実現させるんだという想いで練習を続けていました。もちろん、MMAだけでは食っていけなかったので他に仕事をしながらですが、練習をストップすることはなかったです。

そうしたら2017年か2018年にUFCデベロッピング・プログラムで僕以外の2人のモンゴル人ファイターと一緒に、6カ月間、アルバカーキのジャクソン&ウィンクMMAでトレーニングする機会を得ることができたんです。

費用は全てUFCが用意してくれました。他の2人はUFCと契約することはなかったのですが、僕はずっとUFCと連絡を取り続け、試合のビデオを送ったりしました。そうすると、とうとう契約が成ったんです」

──UFCはモンゴル人選手も発掘し、成長の機会を与えているのですね。ところでモンゴルでは今もトンガーや荒井さんと練習をしているのですか。

「時々です。僕は普段はONEと契約しているツォゴーフ・アマルサナーやBellatorで戦ったアマチュシン・フーヘンフウと同じジムで練習しています。

そして試合前になるとジャクソン・ウィンクMMAでキャンプを張っています」

──ダナーは去年の3月にラスベガス大会でグイド・カネッティに素晴らしいKO勝ちを収めましたが、その直後にパンデミックが全世界を襲いました。

「実は2カ月間、米国に足止めを食いました。モンゴル政府が国境を封鎖してしまったので帰国できなくなったんです。でも、ケガもあったのでじっくりと休養を取りました。

モンゴルは本当に厳しい対策をしてきたので、去年の10月に試合が決まっても国を離れることができませんでした。でも12月にごく僅かながらチャーター便が米国に飛ぶからということで、何とか話をつけてモンゴルを離れることができたんです。アルバカーキに滞在し、試合のチャンスを手にしました」

──そこまで大変な状況だったのですね。つまり5カ月も国を離れていると。モンゴルのように素朴な人たちに囲まれているのと、米国はまた違うかと思います。

「米国に住むことは簡単ではないです。あまり英語ができないですし。でもアルバカーキにもモンゴル人が住んでいて、食事を作ってくれたり、凄く助けてくれています」

──実はトンガーに以前、なぜモンゴル人ファイターはそこまで体が頑丈なのかと尋ねたら『馬の肉を食べて、塩もモンゴルの岩塩を使っているからです』という返答だったんです。米国ではまさかそんな食事は摂れないだろうと。

「アハハハハ。確かに米国で馬の肉は食べることはできないですが、ビーフを買ってモンゴル風の料理にはしています。それにピザも美味しいです(笑)。だから、この試合に向けて問題なくジャクソン・ウィンクMMAで調整ができています」

(C)Zuffa/UFC

──対戦相手のケビン・ナティヴィダッドはLFAで印象的な活躍をしてUFCと契約を果たした選手です。

「僕も彼のLFAの試合を見ました。ただ、問題ないです。自分の力に自信を持っています。打撃、グラップリング、全てで僕が上回っています。

それとUFC248はパンデミック前、最後に観客がいる大会で試合をして、今度はパンデミックが起こってから初めて観客が入るイベントで試合ができます(笑)。凄く嬉しいです」

──モンゴル人選手はONEで活躍が目立ってきましたが、UFCファイターはまだダナー1人です。

「だからこそ僕がUFCで頑張って結果を残して、他の若いモンゴル人選手にもチャンスが広がることを願っています。そして、その中からモンゴル人のUFCチャンピオンが生まれ、UFCモンゴル大会が行われる──それが今の僕の夢です」

──そのためには毎試合が大切になりますね。

「ベストを尽くし、モンゴルの嵐(ニックネームがストーム)を起こします!!」

■視聴方法(予定)
4月25日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC261計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 169.5ポンド(76.88キロ)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル: 170ポンド(77.11キロ)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ: 114.5ポンド(51.94キロ)
[挑戦者]ローズ・ナマジュナス: 114.5ポンド(51.94キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ジェシカ・アンドレジ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン: 186ポンド(84.37キロ)
ユライア・ホール: 185ポンド(83.91キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 206ポンド(93.44キロ)
ジミー・クルート: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ)
アレックス・オリヴェイラ: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドゥワイト・グラント: 170ポンド(77.11キロ)
ステファン・セクリッチ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブランダン・アレン: 186ポンド(84.37キロ)
カール・ロバーソン: 185ポンド(83.91キロ)

<フェザー級/5分3R>
トリスタン・コネリー: 146ポンド(66.22キロ)
パット・サバティニ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー: 136ポンド(61.69キロ)
ケビン・ナティヴィダッド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ロン・チュウ: 156ポンド(70.76キロ)
ロドリゴ・ヴァルガス: 155ポンド(70.31キロ)

<フライ級/5分3R>
ジェフ・モリーナ: 126ポンド(57.15キロ)
アオリーチーラン: 126ポンド(57.15キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アリアニ・アルネロッシ: 115ポンド(52.16キロ)
リャン・ナ: 116ポンド(52.62キロ)

The post 【UFC261】UFC唯一のチンギス・ハンの末裔バットゲレル・ダナー「米国で馬の肉は食べることはできない」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News UFC UFN ESPN+39 UFN181 アンデウソン・シウバ エイドリアン・ヤネス ケビン・ナティヴィダッド ブログ ユライア・ホール

【UFN181】計量終了 アンデウソン、ラスト・オクタゴン大会で初陣、ヤネス&ナティヴィダッドに注目

【写真】アンデウソン・シウバ、25戦目──そして最後のオクタゴンへ (C)Zuffa/UFC

30日(金・現地時間)、31日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN181:UFN on ESPN+39「Hall vs Silva」の計量が行われた。

プレリミのミドル級でショーン・ストリックランドと対戦するジャック・マーシュマンが2.5ポンド・オーバー。同じくプレリミのウェルター級でジェイソン・ウィットと対戦するコール・ウィリアムは5.5ポンドと大幅に超過しており、前者は20パーセント、後者は40パーセントと大幅にファイトマネーを没収されキャッチウェイトマッチを戦うこととなっている。


アンデウソン・シウバのUFCラストファイトに、注目が一点集約された感のある今大会だが、プレリミでは楽しみなファイターがUFC初陣を戦う。1人目は8月11日のコンテンダーシリーズでブレイディ・ファンを39秒でKOし、UFCと契約を果たしたエイドリアン・ヤネスだ。

ヤネスはLFAバンタム級王座決定戦で、今大会のオープニングマッチに出場するマイルズス・ジョンズにスプリット判定負けを喫したが、その後はFury FCからLFA、そして前述したコンテンダーシリーズと4連勝中で右肩上がりに調子を上げている。

父に教えを受けたボクシングをベースに、MMAにアレンジしたヤネスのスタイルは、ズバリ殴らせず殴るスタイルだ。ただし、彼の殴らせないボクシングは待ちのスタイルでなく、積極的に自ら攻撃しカウンターを受けないよう移動するというモノ。ヤネスの長いリーチ、捻りを加えたパンチとステップが世界最高峰でどこまで通じるのか興味深い。

もう1人の新顔もバンタム級のケビン・ナティヴィダッドで、戦績は9勝1敗──彼も現在4連勝中で、LFAではタイトル戦線に顔を出すことなくステップアップを果たした。直近の試合では、7月に上に挙げたヤネスにスプリット判定負けだったカイル・エストラーダをKOしている。

実弟クリスチャン・ナティヴィダッドもMMAファイターで、5つのKO勝ちがあるハードパンチャーのナティヴィダッドはマイルズス・ジョンズとUFCデビュー戦で相対する。

■視聴方法(予定)
11月1日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS

■UFN181計量結果

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)
アンデウソン・シウバ: 184ポンド(83.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル: 146ポンド(66.22キロ)
アンドレ・フィーリ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー: 264.5ポンド(1119.97キロ)
モーリス・グリーン: 250ポンド(113.4キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケヴィン・ホラント: 185.5ポンド(84.14キロ)
チャーリー・オンテヴェロス: 182.5ポンド(82.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ボビー・グリーン: 155ポンド(70.31キロ)
チアゴ・モイゼス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス: 155.5ポンド(70.53キロ)
クリス・グラッツマーカー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ビクトー・ロドリゲス: 133ポンド(60.33キロ)

<ミドル級/5分3R>
ショーン・ストリックランド: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジャック・マーシュマン: 187.5ポンド(85.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ウィット: 170.5ポンド(77.34キロ)
コール・ウィリアムス: 175.5ポンド(79.6キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー: 204ポンド(92.53キロ)
ジャスティン・レデット: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ: 135ポンド(61.24キロ)
ケビン・ナティヴィダッド: 134.5ポンド(61.0キロ)

The post 【UFN181】計量終了 アンデウソン、ラスト・オクタゴン大会で初陣、ヤネス&ナティヴィダッドに注目 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News UFC UFN ESPN+34 UFN176 アリスター・オーフレイム ケビン・ナティヴィダッド ブログ ミシェウ・ペレイラ ヴィヴィアニ・ゴメス

【UFN176】計量終了 アリスター✖サカイ大会にミシェウ・ペレイラ&ヴィヴィ出場。注目ナティヴィダット

【写真】ウォルト・ハリス戦に続き、連勝を目指すアリスター(C)Zuffa/UFC

4日(金・現地時間)、5日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN176:UFN on ESPN+34「Overeem vs Sakai」の計量が行われた。

メインでアリスター・オーフレイムとアウグスト・サカイというヘビー級戦が組まれ、セミでは2週間前の大会で新型コロナウィルスの検査で陽性となり、欠場したオヴァンス・サンプレーとアロンゾ・メニフィールドとの対戦がスライドされている。


また今大会には日本に馴染みのあるブラジル人選手が2名出場している。1人はモンタナ・デラロと対戦するストロー級クィーン・オブ・パンクラシストのヴィヴィアニ・アロージョだ。

アロージョは8月1日の大会でCOVID19の検査でポジティブとなり、ジェニファー・マイア戦が流れ、昨年12月のジェシカ・アイ戦で敗れて以来のオクタゴン・インとなる。

もう1人はHEATで活躍した四次元MMAファイター=ミシェウ・ペレイラ。2月にディエゴ・サンチェスと戦い、勝利目前という状況でグラウンドでのヒザ蹴りにより反則負けになっているペレイラ。コレにより計量失敗と反則という汚点が残る連敗となったペレイラは、起死回生の一番=ゼリム・イマダエフ戦を迎える。

注目の新顔はブライアン・ケレハーと対戦するケビン・ナティヴィダットか。7月17日のLFA85でカイル・エストラーダを右ストレートでKOしたナティヴィダットは、本来はバンタム級だがリッキー・シモンがコーナーマンの陽性により欠場し、代役出場となった。

ケレハーも元々バンタム級だったか、コロナ禍になってからフェザー級で戦っており、5月、6月に続き、5カ月で3戦目というハイペースで試合を重ねている。

■UFN176視聴方法(予定)
9月6日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS

■UFN176計量結果

<ヘビー級/5分5R>
アリスター・オーフレイム: 252.5ポンド(114.53キロ)
アウグスト・サカイ: 261.5ポンド(118.61キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー: 205.5ポンド(93.21キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 204ポンド(92.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ゼリム・イマダエフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ケレハー: 146ポンド(66.22キロ)
ケビン・ナティヴィダット: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジェイリン・ターナー: 155ポンド(70.31キロ)

<ミドル級/5分3R>
バルトス・ファビンスキ: 184.5ポンド(83.68キロ)
アンドレ・ムニス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
モンタナ・デラロサ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルコ・ホジェリオ・デリマ: 260.5ポンド(118.16キロ)
アレクサンドル・ロマノフ: 259ポンド(117.48キロ)

<バンタム級/5分3R>
コール・スミス: 135ポンド(61.24キロ)
ハンター・アジャー: 135.5ポンド(61.46キロ)

カテゴリー
LFA85 Other MMA Result ケビン・ナティヴィダッド ジョーダン・ラヴィット ブログ ヴァネッサ・デモパウロス

【LFA85】試合結果 デモパウロス、大逆転で女子ストロー級王者に。キラリと光る新鋭ズラリ

【写真】ヒューズの打撃のレベルが相当に高いからこそ、この逆転勝ちは価値がある(C)LFA

17日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンでLFA85「Hughes vs Demopoulos」が開催された。

メインのLFA女子ストロー級王座決定戦で、終始サム・ヒューズがフェイクとステップを交えた打撃でヴァネッサ・デモパウロスを圧倒する。

しかし、デモパウロスは4Rに足関狙いからリバース・トライアングルにスイッチしヒューズを失神させて初代王者となった。

カイル・エストラーダを右ストレートで沈めたケビン・ナティヴィダッド。

打撃の成長のあとを見せ、柔術でもジェイコブ・トロールを圧倒しレアンドロ・ゴミス──この両者がバンタム級王座に近づいたか。

徹底したグラップリング勝負で、レイヴォン・スミスをアナコンダで仕留めたジョーダン・ラヴィットなど、今大会もLFAらしくアグレッシブかつフィニッシュを狙う新しい力の台頭が見られた。

LFA85「Hughes vs Demopoulos」
<LFA女子ストロー級王座決定戦/5分5R>
○ヴァネッサ・デモパウロス(米国)4R2分21秒
リバーストライアングルチョーク
詳細はコチラ
×サム・ヒューズ(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ケビン・ナティヴィダッド(米国)2R1分37秒
KO
詳細はコチラ
×カイル・エストラーダ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○レアンドロ・ゴミス(ブラジル)3R
判定
詳細はコチラ
×ジェイコブ・トロール(米国)
<ライト級/5分3R>
○ジョーダン・ラヴィット(米国)2R2分01秒
アナコンダ
詳細はコチラ
×レイヴォン・ルイス(米国)
<バンタム級/5分3R>
○クリスチャン・ナティヴィダッド(米国)1R2分48秒
TKO
×マイケル・アキラ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○ミッチェル・サイプ(米国)1R1分37秒
TKO
×ダリオン・アビー(米国)


カテゴリー
LFA85 other MMA Report カイル・エストラーダ ケビン・ナティヴィダッド ブログ

【LFA85】ケビン・ナティヴィダッド、強烈右ストレートでスイッチヒッター=エストラーダを沈める

<バンタム級/5分3R>
ケビン・ナティヴィダッド(米国)
Def.2R1分37秒by KO
カイル・エストラーダ(米国)

タッチグローブ直後に右を放ったエストラーダ、スイッチして蹴りを織り交ぜ序盤から飛ばす。左ミドルを蹴られたナティヴィダッドのダブルレッグは切られ、ミドルとローを受ける。ナティヴィダッドはワンツーで前に出ようとし、エストラーダがヒザで迎え撃つ。左リードフックを当てたナティヴィダッドのダブルはまた切られ、エストラーダが左ミドル、右ローを蹴っていく。

左右のフックで前に出るナティヴィダッドは、左ミドルをブロックして右フックを打ち込む。近い距離での打撃戦のなかでナティヴィダッドがダブルレッグを仕掛けると、両者の頭がぶつかる。そのままケージにエストラーダを押し込んだナティヴィダッドは、左足を取ったところでエルボーの直撃を受ける。足をリリースしクリンチに移行したナティヴィダッドは細かいパンチ、ヒザ蹴りからエルボーを逆に打って距離を取り直した。

サウスポーから左ハイ、そのまま前に着地してオーソに戻して右ロー、もしくは右フックというパターンで攻めるエストラーダに対し、ナティヴィダッドも左リードフックを当て初回はタイムアップに。

2R、すぐに左右のパンチを交換した両者。エストラーダがテンカオを決める。ナティヴィダッドは右ボディから左フック、体を沈めて綺麗に打ち込む。ダッキングとダブルレッグの融合、そしてフェイクから左フックを当てたナティヴィダッドは、続いて右ストレートもヒットさせる。ナティヴィダッドはダブルのジャブで踏み込むと、エストラーダの右アッパーに右ストレートを打ち抜く。

アゴを打ち抜かれたエストラーダは、腰からキャンバスに崩れ落ち勝負は決した。「彼は左しかないと思って準備して、ボディを打ってガードが下がるようにしたんだ。でも頭とボディの間のキックを使って来たね。そこで中に入り左フックを打って打開した。カーフキックは効いたよ(笑)。でもローキックに対して、アリゾナ・コンバットクラブでしっかりと準備してきた。序盤は練習してきたことより、粗かった。この試合で多くのコトを学べたので、来週にはジムに戻ってトレーニングに活かすよ。誰がタイトルを持っている? 空位? とにかく試合に出続けるよ」と勝者は笑顔で話した。


カテゴリー
LFA85 other MMA カイル・エストラーダ ケビン・ナティヴィダッド サム・ヒューズ ブログ ヴァネッサ・デモパウロス

【LFA85】対戦カード LFA4weeks、第2弾のメインは女子ストロー級王座決定戦

【写真】タイトル戦以外の注目マッチは、写真のカイル・エストラーダ✖ケビン・ケビン・ナティヴィダッドのバンタム級戦か(C)LFA

7月17日(金・現地時間)
LFA85「Hughes vs Demopoulos」
サウスダコタ州スーフォールズ
サンフォード・ペンタゴン

■視聴方法(予定)
3月18日(土・日本時間)、午前10時~UFC Fight Pass

■ 対戦カード

<LFA女子ストロー級王座決定戦/5分5R>
サム・ヒューズ(米国)
ヴァネッサ・デモパウロス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ケビン・ナティヴィダッド(米国)
カイル・エストラーダ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ミッチェル・サイプ(米国)
ダリオン・アビー(米国)

<フェザー級/5分3R>
レアンドロ・ゴミス(ブラジル)
ジェイコブ・トロール(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョーダン・ラヴィット(米国)
レイヴォン・ルイス(米国)

<ライト級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
クリス・ブラウン(米国)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・ナティヴィダッド(米国)
マイケル・アキラ(米国)