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45 CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC299 アス・アルマバエフ キック

【UFC299】離れて、近づいて。立ち技、組み技、寝技を支配。アルマバエフがヴェルガラに完勝

<フライ級/5分3R>
アス・アルマバエフ(カザフスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
CJ・ヴェルガラ(米国)

アルマバエフの右カーフで、いきなり姿勢を乱したヴェルガラが構えを小刻みに変えてステップを踏む。手をぶらりと下げ、腰を落とした独特の構えのヴェルガラに対し、アルマバエフはスピニングバックキック、カーフから組んで小外で尻もちをつかせバックへ。立ち上がったヴェルガラの太腿にヒザを入れるアルマバエフが、持ち上げてテイクダウン。

両足のフックに掛かる。許さず立ち上がるヴェルガラだが2度、3度と崩され、我慢の展開が続く。残り90秒で正対したヴェルガラが体を入れ替えてアルマバエフを押し込む。すぐに押し返したアルマバエフが離れてスピニングバックキックからワンツー、ヴェルガラが左をヒットさせたが、直後にダブルレッグでテイクダウンを許す。アルマバエフは右で殴り、ボディロックでパス、さらにマウントへ。ヴェルガラもブリッジでリバーサルをしようとしたが、アルマバエフは足を戻されてもトップをキープして初回が終わった。

2R、初回と同様に右カーフを蹴ったアルマバエフ。ヴェルガラも同じ蹴りを返す。ヴェルガラは左ハイを狙い。アルマバエフの上体を起こしに掛かる。右を当て合った両者、間合いを取り直したアルマバエフが右ミドルを決める。アルマバエフはダブルレッグからハイクロッチに切り替えて、テイクダウンを決める。ガードの中に納まったアルマバエフがコツコツとパンチを落とし、コントロールを続ける。

アルマバエフは時折り、体を起こしつつ振りかぶって殴りトップを維持。パウンドから肩固めを狙い、スクランブルでバックを取るとテイクダウンから両足をフックする。すぐにフックを解き、バックからトップコントロール。さらにヴェルガラの動きに合わせてバックへ。立ち上がったヴェルガラにスピニングバックフィストを狙うなど、一方的な5分となった。

最終回、スピニングバックフィストを空振りし、ヒザ蹴りを狙ったアルマバエフはヴェルガラのヒザにシングルレッグを合わせていく。足を抜いて、離れたヴェルガラは構えを変えてもインロー、カーフを蹴られる。アルマバエフはシングルからハイクロッチでテイクダウンし、アックから両足をフックする。腰をずらして立ち上がったヴェルガラは、追わされる展開のなかでスピニングヒールキックを受けそうになる。

アルマバエフはダブルレッグからハイクロッチ、スプロールしたヴェルガラにヒザを入れる。ヴェルガラも右を返し、スイッチから左ハイもテイクダウンを合わされバックを許す。アルマバエフは前方に崩し、骨盤にヒザを入れる。ハイクロッチを耐えたヴェルガラだが、離れて打撃の攻防で左ミドルをキャッチされテイクダウンを許す。スクランブルにバックを取ったアルマバエフがワンフック、リストを取って防ぐヴェルガラだが、右腕を喉下に回される。必死が剥がすヴェルガラは、背中を取られたままタイムアップを迎えた。

結果、アルマバエフがフルマークの判定勝ちを手にした。


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45 AB Brave CF CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC299 YouTube   アザット・マクスン アス・アルマバエフ イオン・クテレバ エディ・ブラボー カーティス・ブレイズ ケヴィン・ホランド コンバット柔術 ショーン・オマリー ジャイルトン・アルメイダ ジャック・デラ・マダレナ ジョアン・ウッド ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ ソン・ヤードン ダスティン・ポイエー ハファエル・ドスアンジョス ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マイケル・ペイジ マテウス・ガムロ マルロン・ヴェラ メイシー・バーバー 平良達郎

【UFC299】カザフ・フライ級ツートップの1人=アス・アルマバエフ「ゴールはチャンピオンになること」

【写真】フライ級は要注目ファイターが揃っている(C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミはケイシーウア・センターで開催されるUFC 299「O’Malley vs Vera 2」。同大会でアス・アルマバエフがCJ・ヴェルガラと戦う。
Text by Manabu Takashima

中央アジアのパワーハウス=カザフスタンから世界最高峰のフライ級に挑むアルマバエフ。同朋のアザット・マクスンはオクタゴン2戦目でキャリア初黒星を喫した。アルマバエフは今回が、2戦目となる。対戦相手のヴェルガラは一昨年の10月に平良達郎に腕十字で一本負けを喫したあとは、2連勝と波に乗っている。

そんなヴェルガラがリトマス試験紙となって、平良の実力対比もできる一戦を前にアルマバエフに初インタビューを試みた。


──今週末、CJ・ヴェルガラとオクタゴン2戦目を戦います。今の心境は?

「全て上手くいっている。パーフェクトだよ。グレートシェイプで、試合でそれを立証してみせる」

──カザフスタン人選手が米国で練習するケースが増えていますが、アスは今回の試合に向けてどこで練習をしてきたのでしょうか。

「練習の多くはカザフスタンのアルマトゥイでやっている。その後、ロシアのオセチアで高所トレーニングをして、キャンプの仕上げは40日間ほどキルクリフFCでやってきた」

──キルクリフFCにフライ級のトレーニングパートナーは、それほどいないかと思うのですが、なぜキルクリフFCで仕上げを?

「キルクリフFCは素晴らしいチームで、ファミリーのような人間関係がある。ファイターもそうだし、最高のコーチが揃っているからだよ。確かにフライ級のファイターは少ないから、僕は主にバンタム級の選手と練習をしてきた」

──そのキルクリフFCでは日本人選手も練習していますが、交流はありましたか。

「タカヤ・スズキ、若くて元気な日本人選手と仲が良くなったよ」

──鈴木選手が初日にKOされたという話が伝わってきたのですが、ひょっとしてアスが張本人とか?

「ノー、ノー。そんなことないよ(笑)。彼は若くて、良いヤツだ。練習を手伝ってもくれたけど、実際はそれほど一緒にトレーニングはしていないんだ。今回の対戦相手と彼はスタイルが違うからね」

──了解しました。ところでアスは、いつMMAを始めたのでしょうか。

「子供の頃から、多くのスポーツを経験してきたなかで2013年にMMAの練習を始めた。MMA以外の格闘技だとコンバット柔術をやっていたよ」

──コンバット柔術!! エディ・ブラボーが考案した掌底有りの柔術というわけではないですよね?

「違うよ。コンバット柔術は、とてもコンバットサンボに似ているスポーツだ。道着を着て、打撃も投げもある」

──実は2年前にBRAVE CFでアスの試合を見たことがあります。UFCへの道は色々と存在していますが、アスが中東のプロモーションで戦った意味は?

「凄く良い経験ができた。しっかりと、自分の戦いができたことも良かったと思っている」

──同じカザフスタンのフライ級ファイターであるアザット・マクスンが、UFC2戦目でキャリア初黒星を喫しました。彼の敗北をどのように考えていますか。

「アザットとは凄く仲が良いけど、所属ジムは違うんだ。もちろんカザフスタンのファイターだから応援しているし、前回の敗北は相手が強かった。何よりアザットは高いポテンシャルの持ち主で、これからもっと成功を収めていくと思っている」

──では対戦相手のCJ・ヴェルガラの印象を教えてください。

「良いファイターだ。ただ僕は経験値も高いし、勝負の鍵はもう把握している。レスリングが僕の長所だからね。これまで人生を賭けて練習を続け、UFCと契約した。この次の試合は、過去のファイトと同じように一つの試合でしかない。僕のゴールはチャンピオンになることだ」

■視聴方法(予定)
3月10日(日・日本時間)
午前8時分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■UFC299対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ショーン・オマリー(米国)
[挑戦者] マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
マイケル・ペイジ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ソン・ヤードン(中国)

<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ(米国)
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・セーミナラ(米国)
メイシー・バーバー(米国)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
ケイラ―・フィリップス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・リンス(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<ミドル級/5分3R>
ミチェウ・ペレイラ(ブラジル)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
ロベルス・デスパイネ(キューバ)
ジョシュ・パリジアン(米国)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
アス・アルマバエフ(カザフスタン)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド(キューバ)
マリナ7・モロズ(ウクライナ)

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45 AB CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC299 YouTube アス・アルマバエフ アンドレ・ペデネイラス イオン・クテレバ エディ・アルバレス カーティス・ブレイズ ケヴィン・ホランド ショーン・オマリー ジャイルトン・アルメイダ ジャック・デラ・マダレナ ジョアン・ウッド ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ ソン・ヤードン ダスティン・ポイエー トニー・ファーガソン ハファエル・ドスアンジョス ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マイケル・ペイジ マテウス・ガムロ マルロン・ヴェラ メイシー・バーバー

【UFC299】39歳、UFC36戦目=ガムロ戦へ。ドスアンジョス「ゴールはベルトじゃない。ビクトリーだ」

【写真】300回大会に加速。豪華カードのなかで、ドスアンジョス×ガムロがプレリミという凄まじさ(C)MMAPLANET

9日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミはケイシーウア・センターで開催されるUFC 299「O’Malley vs Vera 2」で元世界ライト級王者ハファエル・どすアンジョスが、マテウス・ガムロと対戦する。
Text by Manabu Takashima

ライト級からウェルターと転向を2度繰り返してきたドスアンジョスが、39歳にして1年8カ月振りにライト級で戦う。そして、この試合がUFCで36戦目となるベテランは、6試合契約を結び上を今でも目指している。


──ハファエル、今週末にマテウス・ガムロと対戦します。今の気持ちを教えてもらえますか(※取材は6日に行われた)。

「最高だよ。ライト級に戻し、素晴らしいキャンプができた。土曜日への準備はできている」

──今、言われたようにライト級に戻しました。1年8カ月ぶりの155ポンドですが、39歳のファイターが階級を下げることは多くはないかと思います。

「UFCがライト級で戦うことを望んだ。それに僕自身、ウェルター級では小さいことは承知していたる。165ポンド、スーパーライト級があれば丁度良いんだけどね。でも、そんな階級はなくて、ウェルター級では小さすぎる。また上を目指すなら、ライト級の方が自分に合っているだろうしね」

──ここまで進化したMMAで1階級の差が7キロというのは、大きすぎますよね。

「その通りだと思うよ。UFCが考えを変えてくれれば、僕はスーパーライト級で戦うよ。ただし、減量は順調だ。ウェルター級で戦う時と比較すると、時間をかけて落としている。ウェルター級だとキャンプ中も、食べる量も多い。ライト級で戦う時は、そういうわけにはいかない。でも前にライト級で戦った時よりも減量は上手くいっているよ」

──対戦相手の比較ではなくて、自分の動きとしてウェルター級とライト級ではどちらが良いと思っていますか。

「ライト級は完璧だ。上手く、減量が進めばね。エディ・アルバレスやトニー・ファーガソンと戦った時は、そうじゃなかった。減量が最悪で、パフォーマンスにも影響を与えてしまった。ウェルター級でも、マイケル・キエーザ戦は減量に失敗して、完調には程遠い試合をしてしまった。今回はさっきも言ったように、順調に体重が落ちている。この調子だと、オクタゴンのなかでも100パーセントの力を発揮できるだろう」

──技術だけでなく、減量方法も進化しているように思います。

「そうだね。ノヴァウニオンのアンドレ・ペデネイラスの指導を受けると、以前とは全く違って上手く体重が落ちるようになった。栄養士からアドバイスを受け、しっかりと栄養を摂ることもできているしね。それに汗をかくためのアイテムも進化している。最終日、ドライアウトの日にはアルミニウムのカバーも使うし、凄く助かっているよ」

──そして、土曜日の試合はUFCで35戦目となります。

「ただただハッピーだよ。家族と幸せに生活できる基盤を築けた。まずそこが一番大切な部分で。とにかく、この人生を楽しめている。それに39歳になり、36戦目になってもUFCは僕にマテウス・ガムロのような強い選手を当ててくれる。ただキャリアを楽しむだけじゃない。今も競争力があって、ハードトレーニングを続けることができている。それをUFCも理解してくれているんだ。これだけタフな相手を用意しているということは、今も僕がコンペティティブだと評価してくれているからだ。

まぁ、あと数年したら最後はレジェンドファイトも経験してみたいけどね(笑)。ただ、どうなってもUFCにイージーファイトはないからね。常に若いファイターが虎視眈々とこの座を狙っている。それがUFCだから」

──達成感を感じることはないですか。

「自分のキャリアには満足している。でも、まだできる。終わっていない。神がこのヘルシーな体を与えてくれた。このまま前進を続け、強くなり続ける。UFCとも6試合の契約を結んだ。しっかりとボディケアをしているし、上を目指していることを週末に証明してみせる」

──おお、素晴らしいです。ではガムロの印象を教えてください。

「トップファイターだよ。レスリング、柔術、ともに優れている。ただし、彼は最高のハファエル・ドスアンジョスの強さを味わうことになるだろう。今回、僕は自分のルーツに戻ろうと思っているんだ」

──というと?

「柔術だよ。寝技に力を入れ、レスリングもやってきた。ガムロを相手にレスリングでもやり合えることを見せ、上を目指す。今はタイトルを意識することはないけど、勝ち続ければまたそういう機会が巡ってくるだろう。ただ一度は世界のベルトを巻いたから、そこに固執することはない。それよりも、可能な限り勝ち続けたいんだ。もちろん、キャリアを続けるうえで目標は必要だ。ただし僕のゴールはベルトではなくビクトリーなんだ。勝ち続ければ、自然とベルトには手が届く。とにかく勝ち続けるためのに戦い続ける」

■視聴方法(予定)
3月10日(日・日本時間)
午前8時分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■ UFC299対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ショーン・オマリー(米国)
[挑戦者] マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
マイケル・ペイジ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ソン・ヤードン(中国)

<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ(米国)
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・セーミナラ(米国)
メイシー・バーバー(米国)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
ケイラ―・フィリップス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・リンス(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<ミドル級/5分3R>
ミチェウ・ペレイラ(ブラジル)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
ロベルス・デスパイネ(キューバ)
ジョシュ・パリジアン(米国)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
アス・アルマバエフ(カザフスタン)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド(キューバ)
マリナ7・モロズ(ウクライナ)

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CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC291   アレックス・ポアタン・ペレイラ ウロス・メディッチ ガブリエル・ボンフィム ケビン・ホランド ジェイク・マシューズ ジャスティン・ゲイジー スティーブン・トンプソン ソルト ダスティン・ポイエー ダリウス・フラワーズ デリック・ルイス トニー・ファーガソン トレヴィン・ジレス ホルヘ・マスヴィダル ボビー・グリーン マイケル・キエーサ マルコ・ホジェリオ・デ・リマ ミシェウ・ペレイラ ミランダ・マーヴェリック ロマン・コピロフ

【UFC291】計量終了 ペレイラ計量失敗、ワンダーボーイは契約戦飲まず。LH級のポアタンがデカいッ!!

【写真】よくミドル級で戦っていたな──というフレームのポアタン (C)MMAPLANET

29日(土・現地時間)、ユタ州ソルトレイクシティのビビント・アリーナで開催されるUFC 291「Poirier vs Gaethje 2」の計量が行われた。

メインでBMF(Baddest Motherfucker)のベルトを賭けダスティン・ポイエーとジャスティン・ゲイジーが戦う──世界戦のないPPV大会。

そのメインカードのウェルター級戦でスティーブ・トンプソンと対戦予定だったミシェウ・ペレイラが174ポンドと計量失敗し、トンプソンがキャッチウェイト戦を飲まずに試合はキャンセルされた。


トンプソンはSNSで「11年のUFC在籍で、何も対戦相手の減量失敗は初めてではない。以前は戦ったけど、今回そうすることはスマートではないと判断した。この年齢、これまでMMAでやり遂げてきたことを考え、自分は門番ではなくてウェルター級王者になるためにオクタゴンに上がっている。これはビデオゲームじゃないんだ」と、体重オーバーをした相手との試合を落として、タイトルから遠ざかるリスクを避けたことを明言している。

またキャリア初のライトヘビー級の一戦に挑む、前ミドル級王者ポアタンはオフィシャル計量ではさすがにミドル級の時よりも減量幅は確実に少なく、ギリギリの状態ではなかった。それでもセレモニアル計量では十分にリカバリーされたポアタンは、元ライトヘビー級王者ヤン・ブラボヴィッチを上回る体躯を誇っていたことが印象深い。

そしてウェルター級のホルヘ・マスヴィダルの引退にともない持ち主がいなくなったBMFのベルトを争うライト級の両者。5年3カ月振りの再戦でリベンジを狙うゲイジーは「この試合の意味は何もかも全て。やり返すチャンス、ここでやり合うことが待ち切れない。レッツゴー」と話し、ポイエーも意味は全てと言うと「ウォーの準備はできている。血と根性を見せることを約束する。レッツゴー」とシャウトした。

なおフライ級でCJ・ヴェルガラと対戦するヴィニシウス・サルバドールが1ポンドオーバーリミットから2.5ポンド重かったが、この一戦はキャッチウェイトマッチとして実施される。

■視聴方法(予定)
7月30日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前7時00分~U-NEXT

■UFC291計量結果
<ライト級:BMF王座決定戦/5分5R>
ダスティン・ポイエー: 155ポンド(70.31キロ)
ジャスティン・ゲイジー: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分5R>
ヤン・ブラボヴィッチ: 206ポンド(93.44キロ)
アレックス・ポアタン・ペレイラ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・トンプソン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 174ポンド(78.92キロ)

<ライト級/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国): 155ポンド(70.31キロ)
ボビー・グリーン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ: 170ポンド(77.11キロ)
ケビン・ホランド: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
トレヴィン・ジレス: 170ポンド(77.11キロ)
ガブリエル・ボンフィム: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス: 263.5ポンド(119.52キロ)
マルコ・ホジェリオ・デ・リマ: 262ポンド(118.84キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロマン・コピロフ: 185ポンド(83.91キロ)
クラウジオ・ヒベイロ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
ダリウス・フラワーズ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィニシウス・サルバドール: 128.5ポンド(58.28キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マシュー・セメルスバーガー: 169.5ポンド(76.88キロ)
ウロス・メディッチ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック: 125.5ポンド(56.92キロ)
プリシラ・カショエイラ: 125ポンド(56.7キロ)

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CJ・ヴェルガラ IRIDIUM MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC キック クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス 平良達郎

【UFC】平良達郎のオクタゴン4戦目の相手は、跳んで回って殴る蹴る=クレイジソン・ホドリゲスに

【写真】平良の4戦目の相手は躍動感あふれるホドリゲスとなった(C)Zuffa/UFC

27日(月・現地時間)、Iridium Sports Agencyが自身がマネージメントする平良達郎が6月24日(土・同)に開催されるUFCに出場し、クレジソン・ホドリゲスと対戦するとアナウンスしている。

UFCからは同大会に関してまだ公式発表はないが、同月8日にUFC290がラスベガスで行われることからPPVイベントではなくFight Night大会、ESPN+ショーかESPNショーとして実施されるものと予想される。同様に開催場所も未発表だ。


とはいえマネージメント・サイドが公式発表しており、この日時に平良がオクタゴン4戦目を戦うことは決定事項と捉えた良いはずだ。5月最終週のRoad to UFCファイトウィーク大会に出場という話も一部では流れていた平良の相手、ホドリゲスは2021年のコンテンダーシリーズでUFCと契約を果たした選手だ。

同シリーズ出場時点で戦績は6勝1敗のジャングルファイト・フライ級王者は、1R決着が4試合、2Rが1試合というフィニッシャー振りを発揮していた。そのホドリゲス、コンテンダーシリーズではサント・キュラトロを相手に3-0の判定勝ちで、UFCにステップアップした。

LAS VEGAS, NEVADA – SEPTEMBER 21: in their flyweight bout during Dana White’s Contender Series event at UFC Apex on September 21, 2021 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Chris Unger/DWCS LLC)

遠い距離でスピニングバックキック、ハイ、跳びヒザを多用し、近距離ではヒザやエルボーも使いこなすホドリゲスは、打撃でもマネージメントできるファイターだ。

UFCでは平良に一本負けを喫したCJ・ヴェルガラにスプリット判定負けしているが、直近の試合では体重オーバーでキャッチウェイト戦となった──豪州#01フィーダーショー=Eternal MMA出身のシャノン・ロスを相手に、左ミドルを効かせてボディの連打で59秒KO勝ちを収めている。

計量失敗はいただけないが、ツボにはまった時の強さを見せつけた。ホドリゲスは「どの距離でもインパクトのある攻撃ができる」と豪語しており、確かに遠い距離の大きな技も多用するが、中間距離の右ストレートにもKOパワーがあり、前足のミドル=左ミドルは要注意が必要だ。

LAS VEGAS, NEVADA – SEPTEMBER 21: in their flyweight bout during Dana White’s Contender Series event at UFC Apex on September 21, 2021 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Chris Unger/DWCS LLC)

また遠い距離からの攻撃を警戒させて、中間距離からの素早い踏み込みから放たれるスピニングバックフィストorエルボーも、この左の蹴りと同様に警戒したい。

組みに関しては打撃の応酬→ボディロックテイクダウン、加えてバック奪取&RNCで一本勝ちし、先に記したジャングルファイトのベルトを獲得している。また下からの三角絞めに対応して、担ぎパスも決めており柔術も普通に使いこなすといった印象だ。

3連勝の平良の対戦相手として、ファンは戦績面で物足りなく感じられるかもしれないが、気を抜くことは一切できない。逆にここで思い通りの戦いができれば、さすがにトップ15と戦う権利を得ることができるはず。

動きは派手なホドリゲスだが、粗いというよりも躍動感溢れるという見方ができる。平良としては、どの距離でも注意を怠らず──眼と手の動きの連動が求められるスタンド戦を経て、組み技&寝技でしっかりと攻勢に出たい。

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CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN43 キック ダニエル・ラセルダ 平良達郎

【UFC ESPN43】初回を鬼ごっこで逃げ切ったヴェルガラが、ラセルダを逆転パウンドアウト

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
Def.2R4分04秒by TKO
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

平良達郎に敗れているご当地ファイターのヴェルガラが、大きな声援が集まる。ローをかわしたラセルダが後ろ回し蹴り。互いにカーフを蹴り、ラセルダがスピニングバックキックの空振りからジャブを当てる。ハイを受けそうになり左を当てたヴェルガラが、右ミドル。ラセルダは跳びヒザを狙う。右から左を伸ばしたラセルダがハイを続け、ヴェルガラは左カーフから左を当てる。ラセルダも左ローを2つ入れ、続く後ろ回し蹴りでダウンを奪う。立ち上がったヴェルガラは背中を見せて走って逃げるが、追いかけたラセルダの右で2度目のダウン。

ここからも鬼ごっことなり追いかけるラセルダのスピニングフックキックで、ヴェルガラは3度目のダウン。立ち上がったヴェルガラはパンチを集中させるが、ラセルダは疲れたかテイクダウンに切り替える。マウントからバックに回ったラセルダはRNCで勝負を終わらせたと思われたが、ヴェルガラがエスケープしてスタンドに戻る。後ろ回し蹴りに右を当てたヴェルガラは、ここからパンチを纏められたが走って逃げて時間まで生きのびた。

2R、回転系の蹴りを見せるラセルダに対し、ヴェルガラがパンチのコンビで反撃に出る。ラセルダはスピニングバックエルボーを決め、シングルレッグから足を取ってカーフスライサーへ。バックを取ったラセルダは、カーフスライサーが仇となり動きを封じられた状態でパウンドを纏められる。顔面を殴られ、足のフックを外したラセルダは肩固めに捕らえられ勝負あり――とここもならず、ヒザを入れるヴェルガラから逃れたラセルダが、何とか足を戻す。ダメージが大きなラセルダのZハーフに、ヴェルガラがエルボーを連打する。ついに亀になって動けなくなったラセルダに右のパンチを連打したヴェルガラが、レフェリーストップで大逆転勝利を挙げた。


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ABEMA CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN218 ブログ ヘスウ・アギラー 平良達郎 木下憂朔

【UFN218】オクタゴン3戦目、平良達郎─01─「沖縄での練習がハマっている。強くなった姿を見てもらう」

【写真】師・松根良太がPIで汗をかいた平良のトレーニングウェアを洗濯中に行われたインタビュー。平良は途中でジャケットを脱いでいた(C)MMAPLANET

2月4日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN218:UFN on ESPN+76「Lewis vs Spivak」が開催される。

Road to UFC決勝戦がプレリミに組み込まれた今大会、日本から木下憂朔とともに平良達郎が出場しオクタゴン3戦目に臨む。昨年10月のCJ・ヴェルガラ戦では公約通り、一本勝ちを果たした平良はまたもやコンテンダーシリーズ上がりのヘスウ・サントス・アギラーと対戦する。

強力なパンチ力とタップを奪い続けているギロチンを持つアギラーとの一戦を週末に控え、ベガス入り2日目の平良に現在の心境を尋ねた。


──あれっ、結構厚着していますね。

「減量中なんで、寒いッス(笑)。乾燥もしていますし、寝ている時は加湿器をつけて体調管理には気を付けるようにしています」

──佐藤天選手から木下憂朔選手と平良選手がPIで遭遇している動画を送ってもらいました。

「あぁ、さっき会ってきました」

──では、今日もUFC PIで調整をしてきたのですね。

「ハイ。昨日(※現地時間で日曜日)にラスベガスに入って、何だかんだですぐに夜になってしまってので寝て。今日のお昼頃にPIに行きました」

──日曜日にベガス到着ということは、5日前の現地入りより若干早めに入ったということでしょうか。

「2日前ですね、10月の試合の時と同じです」

──3度目のラスベガスでの試合、以前よりも慣れた感じはしますか。

「それは全然あります。慣れてきたというのは。ちょっと余裕が出てきたようにも感じますし。これまでは『米国で体重が落ちなかったらどうしよう』とか不安に思うこともあったのですが、キャンデラリオ戦が延期された分を含めると3度減量も経験したので、ある程度の感覚が掴めて減量前でももう落ち着いています」

──昨年1月の出稽古から数えると、1年で4度目のベガスです。

「そうやって考えると東京や千葉に行くのも年に3回か4回なので、ラスベガスの風景も見慣れてきました(笑)。より一層、リラックスして戦えます。松根(良太)さん、EVERGROUD店長の(田川)真利子さんが一緒で、明日からは岡田(凌)さんもベガスに来てくれます。前の試合と同じメンバーで、強さを増しています」

──今大会、当初の予定ではソウルでの開催でした。それがラスベガスに代わりました。ここに関しては?

「全然ソウルの方が良かったです(笑)。沖縄からソウルは直行便があって2時間半ぐらいなんです。それがラスベガスになって、東京に行くまで2時間以上かかって。そこから一度乗り継いでラスベガスなので、全く飛行機に乗っている時間が違って(苦笑)。飛行機に乗っている時間は短い方が良いですし、時差もソウルだとなかったので。時差の有る無しは大きいです。

何よりソウルだったら見に来てくれるという人も多かったですし。お客さんもソウルだと1万人とかの会場で、たくさんの人の前で戦えましたしね」

──結果APEX大会ですが、先ほどPIで会ったという木下選手も出場することに関しては、どのように思っていますか。

「なんか……あたたかいッスよね。一緒にいたら」

──あたたかい?

「ハイ。頑張ろうっていう感じになりますね」

──加えRoad to UFC決勝では対戦することになったとはいえ中村倫也選手と風間敏臣選手の出場もあります。日本人選手が1大会で4人も出場する。これは8人が出場したUFN117、UFC JAPAN2017以来のことです。

「日本人対決は勿体ないですけど、逆にここからどんどん増えていくんだと考えると不思議な感じですね。ラスベガスで、そういう風に思うことは」

──ところでオクタゴン3戦目にして、パラエストラ千葉ネットワークでの出稽古はせずに沖縄だけで調整してきました。

「ハイ。千葉へは前回のCJ・ヴェルガラ戦の前から行っていないですね」

──どのような理由で沖縄一点集中としたのでしょうか。

「試合が決まったのが12月の最初で、2カ月少し準備期間がありました。実際には千葉に行こうかという考えもしました。ただ、それが何末年始のタイミングだったので練習する人の数が少ないかもしれないなって思って(笑)。それに沖縄での練習がハマっているというのも大きいです。ボクシング、柔術と強化してきて。沖縄にいても凄く良い練習ができました。

松根さんが修斗の沖縄大会を年に2回ずつ開いてくれて、プロ選手がいるのが当たり前になりました。僕がデビューした時は(仲宗根)武蔵さんだけだったのが、今では沖縄の選手が修斗のランカーになっても驚くことじゃない。そんな感覚になってきています。

沖縄だけで調整してきましたけど、10月の試合と比べても確実に強くなった姿を見てもらえると思っています。その自信はあります」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
2月5日(日・日本時間)
正午~UFC FIGHT PASS

■ UFN218対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス(米国)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン(米国)
デヴィン・クラーク(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
ブラゴイ・イワノフ(ブルガリア)

<フェザー級/5分3R>
チェ・ドゥホ(韓国)
カイル・ネルソン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
アダム・ヒューギット(米国)

<ミドル級/5分3R>
アブドゥル・ラザク(米国)
クラウジオ・ヒベイロ(ブラジル)

<Road to UFCライト級決勝/5分3R>
ジェカ・サラギ(インド)
ジェカ・サラギ(インドネシア)

<Road to UFCフェザー級決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
風間敏臣(日本)

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
チェ・スングク(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン(韓国)
マンディ・ブーム(ドイツ)

<フライ級/5分3R>
平良達郎(日本)
ヘスウ・サントス・アギラー(メキシコ)

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CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFN212 キック 平良達郎

【UFN212】公約通りにフィニッシュ。平良達郎がヴェルガラを組みで圧倒し、最後は腕十字で一本

<129ポンド契約/5分3R>
平良達郎(日本)
Def.2R4分19秒by 腕十字
CJ・ヴェルガラ(米国)

コール時に無表情といって良い顔つきだった平良は、ヴェルガラの左ジャブに左に回って左を伸ばす。前に出るヴェルガラが左を当て、ワンツー。平良は首相撲からヒザを見せるやワンツー、即座に組みきバックに回ってボディロックからスラム、サイドで抑える。良い入り方となった平良は、右エルボーを落とし、マウント狙いへ。ハーフに戻したヴェルガラのスイープに対し、首を固めてパスをした平良が上四方で抑える。

両足を伸ばして頭を挟むヴェルガラだが、この態勢は維持できない。オーバーフックでマウントを取った平良、直後にマウント返しを決められるも即スタンドに戻る。右スストレートからダブルレッグで再びテイクダウンを決め、直後にマウントへ。足を一本戻されても、平良はパスを決めてヴェルガラのギロチンを無力化する。

サイドで抑えた平良に対し、頭に手を回したヴェルガラが肩固めの態勢でリバーサルする。よもやのトップの取り方だったが、平良はスクランブルに持ち込みヒザを突き上げ初回を取った。

2R、すぐに前に出て平良はワンツーを振るう。かわしたヴェルガラに対し、ローでバランスを崩させた平良はパンチを被弾しても、すぐに右を返してローを蹴る。リードフックからハイキック、続くシングルは切られたものの蹴りを交えて組みを織り交ぜる平良が、左クロスに続き、ヒザを突き上げて組みつく。シングルからボディロック、さらにバックに回ると、ワンフックでグラウンドに持ち込んだ平良は両足をフックしボディトライアングルに。

左の手首を掴むヴェルガラだったが、左腕、右腕、さらに左腕と平良は継続的に絞めていく。四の字を組み替えた平良はアゴの上からRNCグリップをセットしていく。ヴェルガラが手首を掴んでここもエスケープ、その刹那──平良は腕十字に移行する。ヴェルガラは立ち上がっで逃げようとしたが、左腕が伸びておりタップした。

その場で小走りするように喜びを露わにした平良は「I am happy Thank you」と絶叫した平良は、「デビュー戦は判定勝ちだったんですけど、5カ月間で成長した姿を見せるのは……それだけやってきました。相手がタフな選手だったので、苦手な部分の寝技で削ろうと思っていました。僕が日本人で初のUFCチャンピオンになります。チャンピオンになるまで負けません」と勝利者インタビューで話した。

オクタゴン2勝目を極めた平良は最後にカメラに向かって「朝早くから起きてくれたありがとう」と日本のファンに感謝の言葉を送った。公約通り、一本勝ち。何よりパンチを被弾しても怯まず、攻勢のなかで切り返されても慌てず──機転をきかした、流れるようなフィニッシュは今後への期待をさらに高める勝利となった。


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CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFN212 アレクサ・グラッソ カブ・スワンソン コリー・サンドハーゲン ジョナサン・マルチネス ジョーダン・ライト ドゥグラス・リマ ドゥスコ・トドロビッチ ニック・マキシモフ ハファエル・アスンソン ビクター・ヘンリー ピエラ・ロドリゲス マナ・マルチネス リッキー・シモン ヴィヴィアニ・アロージョ 久米鷹介 平良達郎 日沖発 水垣偉弥

【UFN212】ビクター・ヘンリーと対戦、UFC在籍11年&40歳ハファエル・アスンソン「僕は戦いたい」

【写真】あの圧力なるファイトが再び見られるか──ハファエル・アスンソン(C)MMAPLANET

15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」でハファエル・アスンソンがビクター・ヘンリーと対戦する。

(C)Zuffa/UFC

現在4連敗中、40歳のハファエル・アスンソンは身の振り方について家族と相談をしたことを明らかにした。

今も毎日のように若い選手達とトレーニングを流す。そこが億劫になるようなら潔く引退するというアスンソン。最後のWEC経験世代、UFC在籍期間で干支が一回りしようかというベテランファイターのモチベーションとは。


──ビクター・ヘンリー戦を控え、今の気持ちを教えてください。

「良い感じだよ。彼はこのスポーツを長く戦ってきたベテランで、キャリアの大変を質の高い相手と戦ってきた。きっと良い試合になるだろう。あとは戦うだけだよ」

──ベテラン、経験値という部分ではハファエルも負けていません。

「そうだね。僕もベテランだ。そしてよりウェルラウンディット・ファイターだ。このところ見せることができていないめど、今回は自分の技量を披露する試合にしたい」

──ハファエルの言ったようにビクターも歴戦の強者ですが、UFCでは2戦目です。最近のハファエルは下から突き上げを食らうような試合が多く、トップファイターへの試金石となる試合での門番のようなポジションにありますね。

「前回の試合はリッキー・シモンで勢いのあるファイターだった。そして、僕自身が本来の力を発揮できず、アップ&カマーがさらに上にいくこととなった。その前の相手はコディ・ガーブラントで素晴らしい経験になるべき試合だったんだ。試合結果は求めたモノでなく、精神的に煮詰まっていてラウンド終了まで1秒というタイミングでKOされた。本当に自分のやるべきことを忘れ、自分でないような戦いをしてしまったよ。

自分の戦いをして、相手のことを見ているとあんなKO負けはしなかったはずだ。気持ちで負けていたね。その前のコリー・サンドハーゲン戦は全くの準備不足だった。ランキングは3位だったけど、あの試合が一番アップ&カミングファイターを勢いづけることになったと思う。とはいえヘンリーはUFCデビュー戦で勝って、僕の相手になった。互いに自分のスキルを出し合える試合だよ」

──4連敗、そして40歳。引退を考えたことはなかったですか。

「自分が年老いたとは感じていない。スタミナは以前よりある。技術力も落ちていない。新しいことも学び、身に着けている。自分より若い選手、重い選手と練習しているんだ。40歳という年齢は問題じゃない。リッキーと戦う前には実は太腿のケガをして、その回復はできたけど練習も十分でなく、スタミナがなかった。

もちろん、敗北続きで気持ちが落ちることもあったけど、今の僕はまたハングリーになっている。

いたずらに高い自己評価なんてしてくないし、大口を叩く性格でもない。でも今回のキャンプでまだまだやれるという手応えを感じているんだ。1日に2部練習、多い日は3度トレーニングをして来た。年齢を感じることはない。きっと、年を重ねて『あぁ、ヒザが痛い。練習は休もう』とか思うようになったら、潔く身を引くよ。とにかく毎日の練習に向かう気持ちが落ちるようなら、引退する。

だから、引退の声があることは分かる。それが良い意味でプレッシャーになっているよ。とにかく、デキない理由を探すようになったら終わりだ。次の試合は自分を試す場でもあるね」

──なぜ、年齢の話をしたかというと、ハファエルは覚えていないかもしれないですが、今から10年半前にアトランタ郊外のクーラーで、ブライアン・スタンが率いるMMAトレーニングセッションを漆谷康宏選手、水垣偉弥選手、日沖発選手、伊藤健一選手、久米鷹介選手と一緒に訪ね、ハファエルやジュカォン、ドゥグラス・リマ、そしてジョージ・ヒックマンらと練習をさせてもらったことがあったんです。

「あぁ……ゴメン、気付いていなかった。覚えているよ。ハツ・ヒオキやタケヤ・ミズガキとケージレスリングをしたよ」

──ひと昔も過去にことになってしまいました。そしてあの時、日本からジョージアに行ったメンバーで、今もMMAで戦い続けているのは久米選手だけになりました。ハファエルは今もUFCで戦い続けていて、素晴らしいと思っています。これだけの期間、世界のトップである舞台で戦い続けている。ハファエルのモチベーションはどこにあるのでしょうか。

「そのことに関しては、前回の試合後に家族とも話したよ。でも連敗したからって、辞めたくない。この状態でキャリアを終ららせたくないんだ。それがモチベーションになっていることは否定できないよ。でも、エゴじゃないよ。MMAは勝つか負けるかだ。負けるかもしれないけど、僕は戦いたい。さっきも言ったけど、毎日の練習が億劫に感じるようになると試合には出ないよ。まだ、そんな風になっていないからね。

でもモチベーションという部分では、若い選手たちとの練習が僕にやる気を与えてくれているのは確かだよ。それでも、いつかの日か終わりはやってくる。でも今回もATTでキャンプの一部を行い、ハイレベルのファイターと練習できている。そういうトレーニングをしているから、技術力も上がる。それはモチベーションになるよ」

──その成果を土曜日に発揮しないといけないですね。

「僕がどの局面でも戦えることを証明し、勝利を手にするよ。そのために十分なトレーニングを積んできた。現実になるよ。僕には100万人ものフォロワーはいないけど、可能な限りフォロワーからのメッセージには返答している。2万人ほどの本当に僕を応援してくれる皆と繋がっている。大好きな日本のMMAファンたちも、フォローして欲しい」

■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN212計量結果

<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カブ・スワンソン: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
ビクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 206ポンド(93.44キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 136ポンド(61.69キロ)
ブランドン・デイヴィス: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 146ポンド(66.22キロ)
ルカス・アレッシャンドリ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 129ポンド(58.51キロ)
平良達郎: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

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CJ・ヴェルガラ Interview UFC UFN ESPN+70 UFN212 ブログ 平良達郎

【UFN212】「日本のファンの心に刻まれるような試合を」計量失敗CJ・ヴェルガラが話していたこと

【写真】このインタビューで話したような気持ちで、ヴェルガラは平良とフェイスオフを行うことができていたのだろうか(C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」で平良達郎と対戦するCJ・ヴェルガラ。

既報の通り、ヴェルガラの計量オーバーでキャッチウェイト戦となった今回の試合だが、現地時間の火曜日にMMAPLANETでは彼のインタビューを行っていた。

今やその時に言っていたことは何だったのかということになってしまうだろうが、ヴェルガラのこの試合に賭ける気持ち、日本への尊敬心は間違いなく本物だったはず。計量失敗はプロ失格で、競技者として悪という意見は当然として、CJ・ヴェルガラというファイターが話していたことを記しておきたい。


──平良選手との試合を4日後に控えた状態です。今の調子はいかがですか。

「タツローと戦うためにメンタル、フィジカルともにしっかりと準備できている。とくにフィジカル面では彼の攻撃を全て跳ね返せる状態にある。日本のファンの皆に僕が彼の説明をする必要はないと思うけど、彼の元気いっぱいな戦い方は好きだよ。タツローはちょっとした瞬間を見逃さず、フィニッシュに行くからね。それに日本人ファイターと戦うことは、僕にとって夢の一つだったんだ。

僕は日本のカルチャー、サムライ・カルチャーが大好きで。だからタツローと戦えて、素晴らしい機会を得られたと思っている」

──平良選手は今も修斗のベルトを持っている状態ですが、CJは日本のMMAについてどのような印象を持っているのでしょうか。

「僕は小さい頃に日本のPRIDEを見て大きくなった。さいたまスーパーアリーナで戦いたい、今でもそう思っている。試合中に観客の皆が声も漏らさないで、リングに集中していた。何かが起こるまで、息をひそめたように戦いを見続けている。そして反応は拍手だ。あの『イン・ザ・レッドコーナァァァァァ』っていうレニー・ハートのコールも大好きだったよ(笑)。

全ての日本人選手が、あの頃の歴史を継いでいる。試合の創り方も、強引なところがなくて凄くテクニカルだよね。ああいう戦い方は素晴らしいよ」

──とはいえ日本人選手のオクタゴンでの成績は芳しくなく、現状では契約選手も少なくなってしまいました。そのなかで平良選手は日本のファンの期待を背負っている若い選手です。

「でも僕は彼を倒さないといけない。タツローはグラップリングでバックを取るのが上手い。スタンドでも、グラウンドでもバック奪取が素晴らしい。それ以外のポジションを取るのも優れている。その辺は僕もキャンプで、徹底して研究してきたよ。タツローの得意なところは僕も得意だし、それに彼がこれまで経験したことがないような防御方法も頭にいれて準備してきた。しっかりと守って、彼にプレッシャーを与えていきたいと思う。僕のやるべきことに、何もシークレットはないよ。

何より僕のパワーと運動神経が、この試合を有利に運んでくれると思っている。とにかく彼のペースで動いても、しっかりと自分の戦いができる。まだ22歳のタツローが経験したことがないファイトになるはずだよ。彼はそんなことお構いないしに若い選手らしい勢いある攻撃を仕掛けてくるだろう。それを楽しみにしているんだ」

──フィジカルで優位という言葉がありましたが、現状の日本では国際戦が少なく欧米系のファイターのようなフィジカルの持ち主との対戦経験が、平良選手に限らず足らないという見方は成り立つと思います。テクニカルで試合へのアプローチがスムーズだと評していた日本人選手と戦うと、やはりCJもフィジカルが強い武器になると感じていますか。

「日本人選手には米国やロシア、ブラジル人のようなフィジカルはないと言うのは簡単なことだよ。でもフィジカルの強さはMMAを構成する一つの要素でしかない。確かに僕の方がフィジカルではタツローより上だろう。でも、それだけで彼と渡り合うわけじゃない。と同時に、タツローが過去の試合で見せてきた創造力溢れるグラップリングはフィジカルが僕のようにない相手だからできたのかもしれない。僕はフィジカルで彼を上回るけど、この試合に向けて自信を持っているのは、それだけが要因になっているわけじゃないからね。それはケージの中で明らかになるよ」

──ところでCJのようにコンテンダーシリーズ出身選手は、フィニッシュ至上のファイトで勝利しインパクトを残す必要がありました。対して、平良選手は勝利が一番。フィニッシュできるならするというマインドがどこかにあって、結果を残してきたと思います。つまりしっかりと自分の身を守ることを考えている。現状のコンテンダーシリーズ経験者はエキサイティングな試合をするという呪縛があり、アグレッシブが過ぎて防御が疎かになる嫌いはないでしょうか。

「僕に関していえば、アグレッシブに動こうとは思っていても感情的になることはない。しっかりとした確証がないのにフィニッシュばかりに気がいっていると、自分の身を危険な状態に晒すことになる。実際にアゴを上げて、パンチを振りまわし、呼吸を忘れて戦ってゲームプランを忘れる選手もいるからね。

自分がフィニッシュできる位置って、相手の攻撃が当たる位置でもある。そこを忘れて戦うことはできない。コーチがゲームプランに則して戦うように指示を出してくれる。それが僕の戦い方だよ」

──なるほどぉ。では日本では農耕民族が先祖で、島国で他国から侵略されることが少なかったDNAを持つ日本人ファイターは、狩猟民族で領土を奪い合う戦争を幾度となく繰り返してきたヨーロッパ系民族、そして彼らが世界を侵略した時代にハイブリッドとなった人種の末裔であるファイターの無慈悲なキラーインスティンクトには敵わないという見方がされていることについてどう思いますか。

「正直言って、そういうことは考えたことはこれまでに一切なかったよ(笑)。とても愉快な質問だね。そんな日本にはサムライ文化、ウォリアー・カルチャーがあるじゃないか。僕にはメキシコ人の血が流れている。皆、メキシコ人ファイターは凄くアグレッシブだと知っている。そして、常に相手を叩きのめそうとしていることも。そのメキシコ人としての戦いを僕もオクタゴンに持ち込むことは忘れない。

で、土曜日に僕の前に立ち塞がるのはサムライのDNAを持つタツローなんだ。彼にはずば抜けて強い精神力があるはずだ。そう願っている。ベストバージョンのタツローと戦いたいんだ。彼だってそうだろう。僕も最高の状態で戦う。

日本のファンの心に刻まれるような試合をしたいと思っている。日本のファンにとってのゴールデンボーイと戦うことになるけど、皆に喜んでもらえるようベストを尽くすよ」

■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN212計量結果

<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カブ・スワンソン: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 206ポンド(93.44キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 136ポンド(61.69キロ)
ブランドン・デイヴィス: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 146ポンド(66.22キロ)
ルカス・アレッシャンドリ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 129ポンド(58.51キロ)
平良達郎: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

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