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【DEEP OSAKA IMPACT2024#01】MANAと対戦、ストライカー栗山葵「攻めるためのレスリングも」

【写真】人柄とMMAの姿勢が伝わってくるかのような笑顔。次はヒョウ柄もお願いしますっ!!(C)SHOJIRO KAMEIKE

17日(日)、大阪市住吉区の錦秀会住吉区民センター大ホールで開催されるDEEP OSAKA IMPACT2024#01で、栗山葵がMANAと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

栗山は2022年からスタートしたDEEP JEWELSのフライ級トーナメントでは中井りんに敗れ、ベルトに届かなかった。しかし2022年以降の敗戦は中井戦のみで、現在は2試合連続KO中だ。その栗山に、明らかに変わってきたファイトスタイルと、所属するスモーカージムの変化について訊いた。


――栗山選手といえば、どうしてもタトゥーとヤンチャ時代のお話が多いですね。

「アハハハ、どうしても多くはなってしまいますね。私もそれで売っていきたい、というわけじゃないんですけど(苦笑)」

――確かにタトゥーは目立ちますが、そのために苦労も多いだろうとは思います。

「一番はお風呂ですね。私はお風呂が大好きなんですけど、やっぱり入れない銭湯は多くて。入れたとしても、他の人の視線は強いです。あとは冠婚葬祭の時に隠し切れないと困るとか――私としては『しゃあないわ!』と思っていますね。自分が選んだことですし」

――栗山選手が格闘技を始めたのは25歳の時で、その頃にもうお仕事にも就いていたのですよね。

「はい。建築の仕事に就いたのは17歳の時でした。2年生の時に高校を辞めていて」

――17歳から今まで現場のお仕事をされていると、管理職も経験しているのではないでしょうか。

「職長(※建設現場における責任者)もやっていました。ただ、本気でMMAに取り組むために、ここ1~2年はあまり現場には出ていなくて。

2021年2月、杉山しずかさんに負けたじゃないですか。あの試合はMMAを始めて1年ぐらいで、ホンマに悔しかったんですよ。MMAのことを何も知らずに、恥ずかしい負け方をして。もっともっとMMAをやりこまなアカンと思いました。私も当時26歳で、MMAとの向き合い方を考えるなら、これが最後のチャンスや――と」

――杉山戦の前と後では、どのような点が一番大きく異なりますか。

「気持ちの面は変わっていないです。やっぱりMMAの知識や技術の面では違いますよね。今5~6年MMAをやってきて、ようやく分かることもあるじゃないですか。『あの時あのレベルで、よう試合に出ていたな』とか思ったり(苦笑)」

――もともとサッカーをやっていた栗山選手がMMAでは立ち技主体のスタイルを選択した。それは所属するスモーカージムのスタイルも関係しているでしょう。ただ、その場合「盛り上げるために立ち技で、打撃で試合をする」と考えるファイターも少なくないです。

「はい、そうですね」

――一方でスモーカージムの場合は意識が変わってきたと思います。試合でテイクダウンされると、応援団から「立て! 立て!」と声が掛かる。その中には「お前は立たな勝たれへんぞ!」という声が混ざっていました。

「そのとおりです。勝つために、打撃で倒すために――その気持ちは同じやと思います」

――そのためにジムの練習もスタンドが中心となるのですか。

「2年前ぐらい前までは、練習もスパーリング中心でした。3~4時間ずっとスパーリングしているような……。その練習が変わっていったのは、(萩原)京平君がRIZINに出始めてからです。『もっと組みの練習をせな勝たれへん』って、チーム全体で組みの練習に取り組むようになりました。壁際の攻防はもちろん、寝かされてもすぐに立てるように」

――それはジムに組みの指導者を招くようになったのでしょうか。それとも出稽古ですか。

「私の場合は、まず出稽古でした。関西のジムもそうですし、東京でも練習させてもらっています。京平君も岸本泰昭さんに教わったり、その内容をスモーカージムに持ち帰って確認していますね。私はカルペディエム芦屋のプロ練習に参加させもらい、そこで知り合ったパンクラス稲垣組の北方大地さんにも、レスリングを教わるようになりました」

――カルペディエム芦屋のプロ練習に参加しているのですか。他に女性はいますか。

「サダエ・マヌーフさんが来てはるぐらいで、基本的に男の人ばかりですね。東京だと同じぐらいの体格の女子選手も多いじゃないですか。今の自分がどれくらい通用するのか確認するために、東京でも練習させてもらっています。

レスリングの練習をしていて、打撃面についても気づくことがありました。組まれた時にテイクダウンのディフェンスをする。でも、その時点ですでに後手に回っているわけですよね。それはディフェンスのことだけを考える状態になっていて。もちろんディフェンスしたあとに打撃を当てることがベストやけど、守るためのレスリングばかりを考えていてはアカンって思うようになったんです。攻めるためのレスリングも学ばないといけないっていう自覚も生まれてきて」

――確かにスモーカージムの選手の試合も変わってきたと思います。ケージに押し込まれた選手が差し返して、逆に投げを打つ場面もあります。しかし仰る通り、まずケージに押し込まれないために何をするべきか。栗山選手の場合は圧倒的に蹴りの数が増え、まず蹴りで相手を下がらせてからパンチを当てるようになりました。

「最近それをメッチャ言われるんですよ。戦い方を考えるようになったのは、去年2月に中井りん選手に負けてからですね。以前は打撃に自信があったとしても、組まれるのが怖いから後ろ重心というか……構えも腰が引けていて。だから弱いパンチしか当てることができませんでした。でもレスリングを教わることで組みにも自信がついて、より前に出ることができるようになったとは思います」

――大阪でもスコーピオンジムで女子選手が集まって練習するようになりました。

「スコーピオンジムは毎週土日に女子練習会が行われています。今は私もテイクダウンディフェンス、倒されないことを重点的に練習していますけど、これからはシフトチェンジも必要になってくるとは思うんですね。先ほども言ったとおり倒されないだけでなく、寝かされても立ち上がること。あるいは寝技の攻防をしながら立ち上がること、ですね。ただただ寝技の攻防を嫌がっていては勝てないと思うので。

たとえば須田萌里ちゃんと練習していたら、私のほうが体格も大きいし、力だけで抑え込めるかもしれないです。でも、それじゃダメなんですよね。彼女の柔術の技術は高い。だから彼女の技に対して、私も技で対応しないと練習にならないじゃないですか」

――確かに、そのとおりです。

「カルペディエムでも、背中を着かされてから立ち上がる練習もしています。最初に岩﨑(正寛カルペディエム芦屋代表)さんから言われたのは、『まずは何回も繰り返して練習すること。そうしないと寝技は身に付かない』と。それからずっと打ち込みから続けていて。

それでスモーカージムの練習も変わってきました。スパーは出稽古先でやらせてもらう。ジムでは打撃もミット、組み技も打ち込みが中心になって。そういうことがホンマに大事なんやなって思うようになりましたね」

――さらにスモーカージムの選手の場合は、1Rに押されていてもインターバル中に、松山誠代表に気合いを入れられて2Rから復活するという。

「アハハハ! (桑本)征希は特にそういうタイプですね。インターバルのあとは明らかに動きが違う(笑)。他の選手もそうですし、やっぱりジムのファミリー感であり、信頼感があると思います」

――なるほど。次はMANA選手という、まさに今スモーカージムで取り組んでいることを証明するための試合は組まれました。

「MANA選手が柔道出身で、まず組んでくる選手ですからね。それは今までの試合も同じなので、MANA選手対策というよりは自分のレベルアップのほうが重要だと思っています。柔道ベースの選手対策は、前回の齊藤百瑚戦からやっていて――BLOWSにも出稽古に行かせてもらっているんですよ。そこで柔道出身の方に『ここはこうしたら、相手はこう来る』みたいなことを教わって、シチュエーションスパーもやらせてもらっています。

DEEPジュエルスのフライ級トーナメントでは中井りん選手に負けて、ベルトには届きませんでした。あの時よりも強くなっている実感があるんです。それだけの練習をさせてもらっていると思うので。今大会のメインで試合をするDEEPジュエルス王者の松田亜莉紗さんをはじめ、大島沙緒里さん、本野美樹さんなど同年代の選手が活躍しているなかで、私も早く追いつきたいです」

■視聴方法(予定)
3月17日(日)
午後2時00分~DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、ツイキャス

■DEEP OSAKA IMPACT2024#01対戦カード

<女子フライ級/アマチュアSPルール 3分2R>
山口恵(日本)
中本飛鳥(日本)

<女子54キロ契約/アマチュアSルール 3分2R >
橋本葵(日本)
高橋沙羅(日本)

<女子アトム級/アマチュアSルール 3分2R>
セアリ(日本)
SAAYA(日本)

<ライト級/アマチュアSルール 3分2R>
中尾天丸(日本)
萩野王昇(日本)

<フライ級/5分2R>
綿谷誠(日本)
上谷章(日本)

<フェザー級/5分2R>
延命そら(日本)
藤田宇宙(日本)

<フライ級/5分2R>
井上暉也(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分2R>
江田塾長こうすけ(日本)
千種純平(日本)

<バンタム級/5分2R>
田中壱季(日本)
キャプテン禎(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
松田亜莉紗(日本)
マドンナ・ザ・ロケット(タイ)

<女子フライ級/5分2R>
栗山葵(日本)
MANA(日本)

<フェザー級/5分2R>
瀧口脩生(日本)
銀グラップリングシュートボクサーズ(日本)

<ウェルター級/5分2R>
鈴木琢仁(日本)
角野晃平(日本)

<バンタム級/5分2R>
上田直毅(日本)
MG眞介(日本)

<バンタム級/5分2R>
内山拓真(日本)
山﨑鼓大(日本)

<メガトン級/5分2R>
ステファン“スマッシュ”(フランス)
竹内龍吾(日本)

<女子45.5キロ契約/5分2R>
古林礼名(日本)
上瀬あかり(日本)

<女子ミクロ級/5分2R>
ジャカ季美香(日本)
こゆき(日本)

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【RIZIN LANDMARK06】荒東“怪獣キラー”英貴が貴賢神戦を振り返る─02─「効かせるより、まとめる」

【写真】逆転KO、激勝で饒舌に(C)SHOJIRO KAMEIKE

10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されたRIZIN LANDMARK06にて、貴賢神にTKO勝ちした荒東“怪獣キラー”英貴の試合振り返りインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

格闘技、特にMMAにおけるレフェリーストップのタイミングについては、しばしば議論が巻き起こる。もちろんレフェリーが試合を止める理由は存在している。では荒東が考えた、「レフェリーに止めてもらう理由をつくる」とは――

<荒東“怪獣キラー”英貴インタビューPart.01はコチラから>


――そう考えるようになり、ご自身の中で出た結論とは……。

「要はパウンドを連打して、効いていてもまだ相手に動ける余裕があったら止めない。ああいう場面では『効かせる』というよりも『パンチをまとめる』ほうが正しいと思いました」

――なるほど! パウンドの連打が細かいほうが、相手は動けなくなる。すると動けない選手を見て、レフェリーが試合をストップすると。

「はい。それが『試合をストップする理由をつくる』ということやと思ったんです。自分の中でレフェリーストップに対する視点が変わったからこそ、貴賢神戦でも1Rの終盤にヒザをついたあと、ガードも固めながら足を動かしてストップされないようにすることができた気がしますね」

――そう聞くと、荒東選手がパンチをまとめてレフェリーストップを呼び込んだシーンが、より理解できます。効かせようと大きなパンチを出すのではなく細かくまとめて、試合をストップする理由をつくったわけですね。

「それはそうなんですけど、実は……」

――えっ、違うのですか。

「いやいや、そういうわけじゃないです。ただ、実は相手がガードを固めたところに右アッパーを突き上げるところまで狙っていました。そうしてキッチリ仕留めようと思っていたら『ここで止めるんかーい!』って(笑)」

――アハハハ。ご本人としてはストップではなく、完全にKOしたかったわけですね。

「でも勝つことができて、結果的にはOKです。1Rの終盤でいえば、ヒザを着いた僕に対して貴賢神選手は立ったまま殴るのではなく、ケージに押し込むかトップから抑え込んでパウンドをまとめていたら、レフェリーが試合を止めていたかもしれないです。僕は最後にまとめることができていた。それは経験の差やったと思いますね。まぁ、正直言うと――時間に助けられたというのもありますけどね。あのままラウンドが終了したので(苦笑)」

――それも勝負のうちです! 2Rに入ると、荒東選手の三日月蹴りが入り始めましたね。

「以前から吉鷹先生には『お前は三日月を蹴れ』と言われていて、それは実践していました。貴賢神戦でも最初から三日月蹴りはトライしていたけど、距離が合わなくて。でも2Rになると――相手は190センチ以上あって、ボディが開いているから三日月蹴りがズボズボ入りましたね。三日月蹴りで揺さぶってからの左ミドルも効いていたと思いますし。でもこれは申し訳ないんですけど……2Rのことは、あまり覚えていないんです。僕も2Rは必死すぎて。とにかくシバき倒すことしか考えていませんでした」

――それだけ焦るか、余裕はなくなっていたのでしょうか。

「焦りというよりは『ここで喧嘩せんかったら、俺は何のために試合しとるんや』と思っていました。あんな展開のまま判定まで行ったら、絶対に勝てないじゃないですか。とにかく自分がやれることを全部やる。まず顔面に当てて効かせる、そのために何をすべきか――と必死でした。三日月蹴りを出したのも、そこまで深くは考えていなくて。ただ、当たっている感覚はあったから『よし、このまま攻める』という気持ちは強くなりましたよね。

あとは、とにかく攻撃に緩急をつけることだけは意識していました。ずっと貴賢神選手は距離を取ろうとしていたので、自分は遠い距離から細かく打つ。そうやって相手に休ませず、距離を詰めていこうとは考えていました」

――ここ最近の荒東選手の試合といえば、ローで崩して右で決めるという展開が多かったと思います。貴賢神戦では、そこにボディ攻撃が加わりました。

「もっともっとボディブローを練習せなアカンな、って思いました。練習でもミット打ちでは『ボディへの攻撃が巧い』と言われていたんです。でもスパーになると、相手は体格が小さいからボディを攻めることが少なくなっていて。とはいえ今回の試合で、苦しい時に攻撃が顔面に集中するのではなく、そのボディ攻撃が出た。『今まで積み上げてきたことは意味があったんやな』と実感しましたね。あとはセコンドの北方大地さんも、試合中に『ボディ! ボディ行け!』と言ってくれていたので、北方さんにも助けてもらいました」

――貴賢神戦で気になったのがもう一つ、2R中盤に荒東選手がテイクダウンを奪ったところです。

「実はグラップリングを教えてもらっているカルペディエム芦屋の岩﨑宏寛さんからは、ずっと『シングルレッグで入ればいいやん。取れるよ』と言われていました。実はクラッチが逆だったんですけどね(苦笑)」

――えぇっ!?

「それでも押して、引いて、押して――で倒すことができていましたよね。あとで試合映像を視て『俺って天才ちゃうかな』と思いました(笑)」

――よほど激闘と勝利が嬉しいのか、少しずつ自慢が増えてきていますね(笑)。

「アハハハ! でもテイクダウンしたのに、自分が殴りに行きすぎて。あと相手は立ってからバテているのは分かっていたので、僕がもう1回テイクダウンに行ったら良かったかもしれないですね。それはメッチャ反省しています」

――ここで反省も!

「あの場面で緩急というか、テイクダウンも混ぜて相手の気を散らすことができていれば、もっとパンチも当たったでしょうし。とにかく今後の課題も見えたし、いろんな意味で最高の試合でした。貴賢神選手も成長していたし、やっぱり良い原石だっていうことも証明できたんじゃないですか」

――結果、MMA無敗ロードを守ることができました。ここまで10戦全勝で、次の目標はありますか。

「やっぱり海外で試合がしたいです。グラチャン代表の岩﨑ヒロユキさんにも、海外で試合をしたいという話をしています。僕もキャリアは10戦ですけど35歳という年齢もあって、そろそろ勝負したいですね」

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【RIZIN LANDMARK06】荒東“怪獣キラー”英貴が貴賢神戦を振り返る─01─「試合をストップする理由とは」

【写真】貴賢神戦直後、怪獣キラーポーズ!?(C)MMAPLANET

10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されたRIZIN LANDMARK06にて、荒東“怪獣キラー”英貴が貴賢神にTKO勝ちを収めた。
Text by Shojiro Kameike

GRACHAN王者としてRIZINに参戦した荒東は、貴賢神のパンチに大苦戦する。1R終盤にはストップされてもおかしくない状況に陥りながら、2Rに逆転KO勝ちしたのだった。予想以上の貴賢神の成長とともに、なぜ貴賢神のラッシュでレフェリーは試合を止めず、2Rには荒東がレフェリーストップを呼び込むことができたのか。荒東本人は試合を振り返りながら語る。


――大激闘&大逆転KO勝ちを収めた貴賢神戦を振りかえっていただきたいと思います。

「あの日は盛り上がりましたね! でも素人受けは僕の試合が一番やったと思いますけどね(笑)」

――アハハハ。「素人受け」という言葉が出ましたが、そう考えられる要因としては「打ちつ打たれつ」の展開になったことも大きいでしょう。つまりご自身も打たれているわけです。

「自分が打たれたことは良くないし、やっぱり選手としてはサクッと倒して勝ちたいですよ。『シロウト受け』というのも、あの試合内容に対して周りの人たちが喜んでくれていて――自分から『あの試合、良かったやろ?』とは絶対に言えません。それに試合前のインタビューで言っていたじゃないですか」

――打撃の練習ではディフェンスに注意しているということですね。

「はい。僕が殴られるような話はしていなくて。ディフェンスの技術が云々と言っておいて、結果的にブサイクな試合してもうたなぁと思っています(苦笑)」

――では、序盤に貴賢神選手のパンチをもらってしまった要因は何だったのでしょうか。

「まず貴賢神選手が巧くなっていましたよね。特にジャブが巧くて。これは僕の勝手な印象ですけど、ジャブが巧い人って手ではなく、肩甲骨を動かすじゃないですか。それで貴賢神選手もジャブがしなっていたし、しっかり打ち分けることができていたと思います。『今までの試合では、そんなの出来てなかったやん!』と思いました。今まで何やったんやって(笑)」

――確かに貴賢神選手の成長が目立つ試合でした。

「試合後のインタビューも、みんな主語が『貴賢神選手が――』でね。『もっと僕のことを褒めてよ!』と思いました。アハハハ」

――あれだけ左ジャブが伸びて来ると、荒東選手としては中に入りづらかったですか。

「日本のヘビー級で、あれだけ左の使い方が巧い選手は少ないですよね。でも左ジャブ自体は見えていたし、当たる前提で前に出ました。それより左アッパーを入れてきたんですよね。僕が左ジャブに対してガードすると、空いたところに下から左アッパーを入れてきて……。結果論ですけど、自分も左手でジャブを受けながら、右手でアッパーに対するディフェンスしたほうが良かったなと思いました」

――前回のインタビュー時に、吉鷹弘さんが貴賢神選手について「右のパンチは強いし、伸びて来る」と仰っていました。その右を生かすために、左を鍛えてきたのかもしれません。

「やっぱりジャブはあくまでジャブなので、絶対に最後は右を狙ってくる。その右を食らわずに自分の右を当てるために、吉鷹先生のミットで練習していて。吉鷹先生のミットのおかげで、左をもらいながらも自信を持って前に出ることができました」

――激しい打撃戦の結果、ダメージはいかがでしたか。
「翌日には顔の腫れは引きましたけど、首は痛かったです。自分としては首の力で耐えていたんでしょうね。貴賢神選手は拳が大きいので、パンチの衝撃も大きかったんだと思います」

――試合の作戦としては、相手のパンチに右を被せることと、右ローで崩していくことだったのでしょうか。

「そうです。でも逃げ足が速くて、右を蹴ることができなかったですね。貴賢神選手は正面で構えてくれるのではなく、ずっと距離を取っていたじゃないですか。だから僕は左ミドルから入りました。相手の足を止めて、もっと足に重心を残しておいてくれないと、右ローを蹴っても意味がないので。離れる相手に右ローを打って、自分の足が流れた時に左ジャブを合わされたら最悪ですからね」

――1Rの中盤以降、荒東選手から距離を詰めることができていました。あの時点で手応えはありました。

「いや、そんな余裕はなかったです。試合後の顔を見ても、貴賢神選手はダメージが無さそうだったじゃないですか。僕のほうもパンチの手応えがなくて。貴賢神選手も身長が高いし、後ろ重心だから届いていなかったかもしれない。距離を詰めることができたとはいえ、もっと殴っておきたかったです。もちろん相手からも前に出てきてくれたほうが、接点を作れるのでコチラとしては良かったですけどね。でもそうしないのが相手の巧さというか、僕にとってやりづらかったことは間違いないです」

――あの時点で、何か試合展開を変えたかったのですか。

「ああいう時に変えるのは、オフェンス面ではなくディフェンス面ですね。まず一発目をもらわないようにすること。細かくは言えませんが、今はパンクラス稲垣組の北方大地さんと一緒に、ディフェンスからオフェンスに繋げる新しい形を作っています」

――なるほど。そして今回の試合において最大のポイントとなる、1Rの終盤ですが……。

「あれは効きました。効いたぁ~」

――右ストレートを受けた荒東選手がヒザを着き、ガードは固めつつも貴賢神選手の連打を受けたシーンです。あのシーンは最大のピンチではなかったですか。

「あれは僕が攻め急いで、ガードが下がったところで右ストレートをブチ抜かれてヒザが落ちたんですね。あのパンチは天晴れでした。ただ、僕がヒザを着いたあとの展開は天晴やなかったけど……」

――あの連打を受けているシーンは、レフェリーストップが入るのではとも思いました。

「ガードを固めてパンチを受けながらも、立とうと足を動かしていたんですよ。ああやって足を動かしているのを見たら止めない、と思っています。と同時に、貴賢神選手は『レフェリーに止めてもらう理由をつくる』ということができていませんでした」

――レフェリーに止めてもらう理由……、どういうことでしょうか。

「去年の5月に、グラチャンで瓜田幸造さんに判定勝ちしたじゃないですか。あの時、バックヒジを受けたあとに右フックを入れて、ダウンした瓜田さんにパウンドを連打してもストップしてもらえなかったんですよ。そのあと、瓜田戦を視ていた他のレフェリーの方と話す機会があって。『あれはストップにならないんですか?』と聞いたら、『あのパウンド連打は、試合をストップする理由として弱いかもしれない』と言われました。で、僕も『試合をストップする理由とは?』って考えるようになりました」

<この項、続く>

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目次/チャプター
00:00 はじめに
03:12 武田光司のDJチャート
07:29 トフィックムサエフのDJチャート
11:48 試合展開予想
14:16 勝敗予想

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【RIZIN】速報中!RIZIN.41

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今日はRIZINの日。2023年の開幕戦となるRIZIN.41が丸善インテックアリーナ大阪で開催されます。皇治(TEAM ONE)×芦澤竜誠(Battle Box)という飛び道具はさておき、ウガール・ケラモフ(オリオン・ファイトクラブ)×堀江圭功(ALLIANCE)、神龍誠(神龍ワールドジム)×北方大地(パンクラス大阪稲垣組)、金太郎(パンクラス大阪稲垣組)×石司晃一(フリー)などMMAの好カードが目白押し。ここからトップ戦線に誰が躍り出るのか興味津々。今回はU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱費乱文にはご容赦くださいませ。

オープニングでは前回喉の手術のため欠場していたレニー・ハートさんが復活。名調子、名アナウンスをを披露してくれました。ご無事でなにより!


【第1試合 キック(肘無し・つかんでからの攻撃は1回) 66.5kg契約】
×進撃の祐基(亀岡キックボクシングジム)
(3R KO)
○木村“ケルベロス”颯太(心将塾)
1R、身長で劣る木村は間合いを潰して距離を詰める。ロープに追い詰めると三日月蹴りにパンチを的確に当てる。さらにパンチの交差から右ストレートをヒットさせてダウンを奪う。祐基はすぐに立ち上がってどうにか堪えてラウンドを終えた。
2R、ダメージから回復した祐基は手数を出し始める。序盤は様子を見ていた木村だが徐々に反撃開始。プレッシャーを掛け始めると三日月蹴りを軸に、パンチの交差からまたも右フックでダウンを奪う。だが祐基はここも立ち上がる。仕留めるにかかる木村に対して祐基もパンチを打ち返してラウンドを終えた。
3R、仕留めたい木村は前進。祐基も左のパンチを打ち返して攻勢。だが木村の三日月、テンカオが単発でヒット。最後は右のボディストレートがクリーンヒット。腹を抱えてダウンをした祐基を見てレフェリーが試合を止めた!


【第2試合 キック(肘無し・つかんでからの攻撃は1回) 61kg契約】
○駿(Reborn Kickboxing Gym)
(1R TKO)
×元氣(楠誠会館)
1R、距離を保った打ち合い。互いに積極的にパンチを出し合う。パンチの交差から距離が詰まると駿のショートレンジのフックがヒット。元氣がグラついたところに駿のフックがクリーンヒット。ダウンして目がうつろな元氣を見てレフェリーが試合を止めた!


【第3試合 MMA フライ級】
×中村優作(TEAM FAUST)
(1R TKO)
○メイマン・マメドフ(オリンパスクラブ)
1R、開始直後のパンチの交差。中村はいつも通り軽快なステップから右フック。しかしマメドフは返しの左フックがクリーンヒット。中村は大の字。マメドフはパウンドを放ったところでレフェリーが試合を止めた!マメドフが衝撃的な秒殺KO勝利!

【第4試合 MMA ライト級】
×宇佐美正パトリック(Battle Box)
(1R チョーク)
○キム・ギョンピョ(レッドホースMMA)
1R、長いお見合いから宇佐美のローに合わせてギョンピョがカウンターのタックルできれいにテイクダウン。ハーフからパウンドを当てて次の展開を狙う。宇佐美は下からの三角や蹴り上げを狙うがギョンピョは捌いてパウンド。嫌がった宇佐美は背中を向けて亀になる。バックに周ったギョンピョはパウンドからチョーク!ガッチリ極まって宇佐美がタップ。ギョンピョが圧巻の一本勝ち。

【第5試合 MMA バンタム級】
×金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
(判定1-2)
○石司晃一(フリー)
1R、じわじわとプレッシャーを掛けるのは石司。しかし警戒しているのかなかなか手が出ない。対する金太郎はサークリングしながらローを蓄積。距離が近づいたところでボディ、フックを振るう。クリーンヒットこそないが手数は金太郎が上手。石司もパンチを返し始めるが大振りが目立ちヒットしないままラウンドを終えた。
2R、やはり間合いを潰すのは石司。しかし金太郎は右にサークリングして受け流す。その流れでロー、ミドル、関節蹴りと単発ながらヒットさせる。それでも石司は前に出る。終了30秒前になってさらに前進。距離を詰めてパンチを出すがクリーンヒットがないままラウンド終了。
3R、このラウンドも前に出る石司に対して金太郎はサークリングする展開。中盤になるとパンチの交差から石司がスタンドでバックに周る。そのままグラウンドに引きずり込むとチョークを狙う。だが金太郎は顎を引いてディフェンス。この状態が長らく続くと、終了間際に金太郎がスイープして試合終了。微妙な判定はスプリットで石司に軍配!RIZINデビュー戦を飾った!

【第6試合 MMA フェザー級】
×カイル・アグオン(SPIKE22)
(判定0-3)
○萩原京平(SMOKER GYM)
1R、スタンドの攻防からアグオンがタックルで組み付く。スタンドでバックに周るとテイクダウンを巡る攻防。引っこ抜いて倒しにかかるが萩原は必死で抵抗。しばらく耐える。だがアグオンは自らグラウンドに引き込んでバックに周る。しつこくチョークを狙うが萩原はアグオンの腕を取ってディフェンス。最後まで凌ぎ切ってラウンドを終えた。
2R、萩原は開始直後から好戦的。前に出てパンチを出すがアグオンはタックルで組み付く。スタンドでバックに周るが萩原は正対。長い差し合い。萩原はレスリング強化の成果が出ている。身体が離れると萩原のアッパーがヒット。アグオンはダウンしかけたがタックルで組み付いてバックに周りグラウンドに引きずり込む。しかし萩原は正対して脱出。スタンドに戻ると萩原の打撃を露骨に嫌がるアグオン。あと一発でKOというところまで追い込むがアグオンもしぶとい。萩原もスタミナをロスして手が出ない。最後はアグオンがタックルでテイクダウンしたところでラウンド終了。
3R、開始直後から萩原はパンチを振るって前に出る。アグオンは完全に腰が引けてスタミナもロスしている。だが萩原が前に出たところに組み付くとスタンドでバックに周る。しかし萩原は立ち上がる。アグオンはスタンドでのチョークを狙うが萩原が身体を入れ替えてサイドバックを取ってパウンド。しかしアグオンはすぐに組み付いて長い差し合いのまま試合終了。判定は萩原に軍配。連敗を脱出!萩原はレスリングトレーニングの成果が垣間見えた一戦。

試合後に榊原信行CEOがリングイン。5月6日に伊澤星花と対戦予定だった山本美憂が膝を負傷のため欠場。引退試合は大晦日に延期する事が発表されました。そして6月24日に北海道にRIZINが初上陸。真駒内アイスアリーナでRIZIN.43が開催される事が発表されました。メインカードはクレベル・コイケ×鈴木千裕のフェザー級タイトルマッチ!
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『RIZIN.41』オッズ/視聴方法

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 BetUsの『RIZIN.41』のオッズを紹介。

▼MMAルール 66.0kg契約/5分3R
ヴガール・ケラモフ-210(1.48倍)
堀江圭功+165(2.65倍)


▼MMAルール 77kg契約/5分3R
ストラッサー起一+130(2.30倍)
中村K太郎-160(1.63倍)


▼MMAルール 57.0kg契約/5分3R
神龍誠-400(1.25倍)
北方大地+300(4.00倍)


▼MMAルール 66kg契約/5分3R
カイル・アグォン-135(1.74倍)
萩原京平+105(2.05倍)


▼MMAルール 61.0kg契約/5分3R
金太郎+160(2.60倍)
石司晃一-200(1.50倍)


▼MMAルール 71kg契約/5分3R
宇佐美正パトリック-145(1.69倍)
キム・ギョンピョ+115(2.15倍)


▼MMAルール 57.0kg契約/5分3R
中村優作-150(1.67倍)
メイマン・マメドフ+120(2.20倍)


 キックルールのオッズは出ていません。


 視聴方法はこちらを参照。スカパー!でも配信されます。オープニングファイトは4月1日午後1時、本戦は午後2時開始です。続きを読む・・・
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RIZIN.41:オッズ/予想と展望

例によってMMAの試合のみ。

中村優作 1.77
メイマン・マメドフ 2.00

昨年10月の初参戦時、戦績を見たら微妙だったマメドフだが、実際の試合を見ても微妙だった。34歳で伸びしろもない。前回に比べて良いところといえば、今回は本来のフライ級での試合となるということだけか。地元中村への咬ませ犬役。ただ、いきなりグラウンドになったので、打撃でどこまで出来るかは不明。技術では中村が上だと思うが、打たれ弱くなっているだけに一発をもらった時が怖い。

中村KO勝ち。

宇佐美正パトリック 1.83
キム・ギョンピョ 1.91

昨年のRoad To UFCに出場予定だったが計量失敗で危険したパトリック vs. 準決勝で敗れたギョンピョ。ギョンピョは優勝候補だったが、準決勝ではパトリックと初戦で対戦する予定だったインドのアンシュル・ジュブリに敗れている。ジュブリのボクシングが予想外に上手く、パンチを効かされていた。しかし日本ではHEATなどでトム・サントス、キャプテン☆アフリカ、レッツ豪太などに勝利している実力者。

結果が読めない試合。前回、ボクシングの強いジュブリ相手に苦戦していたが、ジュブリは直近のデータがなく、過去の戦績を見るとグラップラーだったので、対策が立てられなかったのかもしれない。パトリック相手なら打撃戦を避けるのでは。

ギョンピョ判定勝ち。

金太郎 2.60
石司晃一 1.50

昨年11月にCOROに勝って暫定王座を獲得した石司だが、かつて元谷や大塚らがDEEPバンタム級トップだった頃からはレベルが2ランク以上落ちる。タイトルを奪ったCOROにしても、それほど実績がない中で、数年間フェザーで戦っていたDJ.taikiとの暫定王座決定戦が急遽組まれていて、RIZINクラスの実力者には勝っていない。

もっとも、金太郎もパンクラスでタイトルに挑戦したものの、ハファエル・シウバに完敗していて、ローカルの実績で言えば大差はない。RIZINでは前回堀口相手からダウンを奪う見せ場は作ったものの、ここまで2勝4敗。金太郎がRIZIN参戦後にどこまで成長しているかが問われる試合。

金太郎判定勝ち。

神龍1.25
北方大地 4.00

今日本で試合をしている日本人フライ級ファイターでは最強の神龍。北方は本来階級下で、しかも本来の階級でもパンクラスでベルトを奪われているだけに、今大会一番のアンダードッグになるのも致し方ないか。神龍はフィニッシュしての勝ちが求められる。

神龍判定勝ち。

ストラッサー起一 2.29
中村K太郎 1.63

2014~17年までUFCに参戦していたストラッサーと、2015~19年まで参戦していたK太郎の対戦。ストラッサーは41歳で膝の負傷による1年の欠場明け、K太郎は38歳で3年の長期欠場明けで、ともに実力が読めない。

過去のイメージで言えば、ボクシング技術で勝るK太郎が、テイクダウンを奪われても攻めさせず、最後はチョークで一本勝ち。

カイル・アグォン 1.71
萩原京平 2.10

RIZINではランカークラスとの対戦が続いて連敗中の萩原。対するアグォンは下位ランカークラスの実力と見る。テイクダウンから固めて攻める地味な実力者だが、地味だけに、勝つには3Rすべてドミネイトするしかない。山本空良戦のように一発大きなダメージをもらってしまうと、RIZINのトータルジャッジでは勝てないので、このルールには向いていない。そう考えると、萩原としては3R中ずっとテイクダウンされて固められたとしても、一発でも効かせる打撃を入れれば勝てるので、そこまで分が悪いカードではないかもしれない。

アグォン判定勝ち。

ウガール・ケラモフ 1.49
堀江圭功 2.65

ケラモフは大晦日に欠場、堀江は1年半のブランク明けで、ともに次の挑戦者候補からは外れてしまった者同士。堀江はRIZIN3連勝だが、RIZINフェザー級で実績がない佐々木戦が評価できる唯一の勝利で、これが本当にトップランカーの実力があるかが試される試合となる。ケラモフ相手にフィジカル負けしなければ勝機はあると思うがどうなるか。

ケラモフ一本勝ち。

第1試合開始は1日14時。MMAの試合のみ速報します。

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o RIZIN YouTube   チャンネル 北方大地 堀江圭功 神龍誠

2月16日12時より『RIZIN.41』追加カード発表記者会見/YouTubeでライブ配信

4.1『RIZIN.41』大阪大会で皇治 vs. 芦澤竜誠、神龍誠 vs. 北方大地、ヴガール・ケラモフ vs. 堀江圭功 等8カードが決定/4.30代々木、5.6有明等の日程も決定(2023年02月01日)

 こちらの続報。


 2月16日(木)12時より、RIZIN.41追加対戦カード発表記者会見を行うことが決定したぞ!この会見の様子はRIZIN FF公式YoutubeチャンネルでLIVE配信される。

 記者会見の様子はライブ配信でチェックしよう!

 RIZIN FF公式Youtubeのチャンネル登録をしてリマインダー設定をしておくと、LIVE配信開始の通知を受け取ることができるぞ!この機会に是非、RIZIN FF公式Youtubeチャンネルを登録しよう!



 既報カードはルール未定の皇治 vs. 芦澤竜誠を含む8試合です。続きを読む・・・