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MMA SUG25   アンディ・ヴェレラ ペドロ・マリーニョ

【SUG25】何が極まった?  バッハのマリーニョが10thのヴェレラにギロチンで勝利

<5分1R>
ペドロ・マリーニョ(ブラジル)
Def.1分54秒by ギロチンチョーク
アンディ・ヴェレラ(米国)

ケージに押し込まれるのを嫌い、体を入れ替えたマリーニョがシングルレッグへ。シッティングを選択したヴェレラに対し、ギロチンをマリーニョが狙うがセットできずバックに回られそうになる。ウィザーから前転したマリーニョが上を取りに掛かるも、そのままの勢いで立ち上がったヴェレラが思い切り両手で押して離れる。

目まぐるしい展開から一旦、試合は立ちレスで落ち着く。首を取ってスナップダウン狙いのマリーニョがギロチンを仕掛けると、ヴェレラが引き込んで背中をマットにつける。マリーニョがハーフで抑えたかと思いきや、ヴェレラがタップ──ハッキリと見えない角度だったが、引き込む前にマリーニョがアゴを取っていたため10フィンガーギロチンが極まったか。いずれにせよ、グレイシーバッハの新鋭が10thPlanetのヴェレラに快勝した。


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MMA SUG25 エドウィン・ナジミ ジェレミー・ケネディ

【SUG25】ジェレミー・ケネディ、足関防ぎ&ハーフ奪取。エドウィン・ナジミ相手に大健闘のOT負け

<5分1R>
エドウィン・ナジミ(米国)
Def.OT0分15秒 by RNC
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

立ちレスでケネディが左ワキを差して、ケージにナジミを押し込む。ジャンピングガ―ドを取ったナジミをキャンバスに置く。ナジミは足をからませて50/50に入ろうとするが、ケネディは足首を抱えさせない。背中を向けて走って足を抜こうとするケネディだが、ナジミは50/50の組みのままで足を離さない。

ヒザをつき、足を抜こうとするケネディに対して、ナジミは右ワキにケネディの足を捕らえる。ケネディは首の後ろを掴み胸の上に乗っていく形になったが、ここでナジミは外掛けに変え外ヒールからトーホールドへ。直後にケネディが足を抜いてエスケープに成功する。

すぐにガードの中に入ったケネディは、腕を取られないように過ごす。時間を掛けて足を一本抜いたケネディは肩固めからバックを伺う。ケージに頭がつまり、窮屈な状態でハーフを取るナジミがスイープ狙いから首を抱えに行くが、ケネディが頭を抜き時間となった。

OTはまずケネディがバックを選択する。四の字フックでシートベルト、ナジミは手首を掴んでロールし腰をずらしに掛かる。ケネディはワンフックに移行し、再び四の字フックを取り直す。絞めの形には入れなかったが、ナジミも2分を使ってエスケープはできなかった。

後攻ナジミもシートベルトを選択する。すぐにRNCに入ったナジミが、大健闘のケネディを下した。


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JJ Globo Preview SUG25 アンディ・ヴェレラ エドウィン・ナジミ ジェレミー・ケネディ ブログ ペドロ・マリーニョ

【SUG25】ファウラー✖ベーム戦は延期。ジェレミー・ケネディを相手に、エドウィン・ナジミ参戦!!

【写真】万が一ということも、ないと思われる一戦だが……果たして(C) MMAPLANET & BELLATOR

18日(日・現地時間)、オレゴン州ポートランドでSubmission Undergroud25が開催される。

5分1R & EBI OT、そしてケージ使用のチェール・ソネン率いるノーポイント&サブオンリー・グラップリングイベント=SUGの25回目の大会。

本来はSUG無差別級王者メイソン・ファウラーが、6月の挑戦者決定トーナメントで優勝したカイル・ベームの挑戦を受ける予定だったが、10日に負傷が理由で欠場が決まった。これによりメインはベームに同トーナメント決勝で下ったペドロ・マリーニョとアンディ・ヴェレラの一戦がメインに昇格している。


ヴェレラは昨年12月に石井慧を下し、4月王者ファウラーに挑戦したがOTで敗れている元タイトルコンテンダーだ。10thPlanet所属で、既にSUGで9試合を経験しており、6勝3敗──4勝がOT勝利のヴェレラに対して、マリーニョはグレイシーバッハの黒帯で、SUGでの試合を含めロベルト・ヒメネスに3勝1敗と勝ち越している。

IBJJFルールを知り抜いたヒールの使い手のマリーニョはOT前に一本を狙ってくることが予想されるが、OTでは腕に乳酸でも溜まっていると勝ち目はなくなる。

ここがSUGルールの難しいところ。OTまでは我慢した方が有利という考え方もあるが……マリーニョはどちらを選択するか。

またSUGらしさでいえば、今大会にもMMA界からジェレミー・ケネディが参戦、なんとマリーニョと同門エドウィン・ナジミと対戦することになっている。ホメロ・バハルの黒帯ナジミは跳びつき三角で一世を風靡し、2016年にはムンジアル・ライト級に準優勝に輝いているワールドクラスの柔術家だ。

パンデミック以降はF2WやThird Coastを主戦場にしているナジミは、昨年5月にF2WでMMAレジェンドのベンソン・ヘンダーソンと対戦──、跳びつき三角で下している。ウェルター級やライト級で戦うベン・ヘンに対し、ケネディはフェザー級の選手だけにノーギといえどもフィジカル的なアドバンテージはない。

UFC~BRAVE CF~PFL~Bellatorとメジャーシーンで活躍してきたケネディが、引き込んでくるトップクラスの柔術家=ナジミとグラップリングで戦う術を持っているのか。三角もそうだが、バックを回避する力が問われる──SUGらしい一戦だ。

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