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RIZIN Champion Izawa Seika Announces New Car Delivery

What car did the undefeated champion fall in love with?
Undefeated champion Izawa Seika shares exciting news about her first car delivered.,Izawa, current champion of DEEP JEWELS and RIZIN, boasts a stellar record of 15 wins.,The fighter celebrated her recent victory distinguishing her from competitors.,Initially considering a used car, she eventually fell in love with a new model.,The chosen vehicle is a Daihatsu Move Canbus, featuring a charming green and white color scheme.,Izawa showcased her excitement, mentioning unique features including a drink heater.,Fans expressed admiration for her relatable choice of a practical vehicle.,Comments highlighted her down-to-earth image and safe driving commitment.
#RIZIN, #IzawaSeika, #NewCar

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【A Memorial Writing】追悼文、MMA原体験を思い出させてくれた田邊敦史さんを偲んで

【写真】Power Gateのデータがなぜか……見当たらず。Rising On第2回大会からコメインのライト級選手権試合で試合前にチャンピオン柴博からベルトを受け取る田邊さん(C)MMAPLANET

選手、友人、家族、仕事仲間との生活のなかで、ちょっとした一言が自分の記者生活の指針になることがある。それは数少ない格闘技のファンの人との触れ合いのなかでも、あった。
Text by Manabu Takashima

2010年4月11日、2人のMMAのファン──おそらくは大学生が20代前半の若者との会話が、まさにその一つだ。

大阪府高石市のたかいし市民文化会館アプラホールでRising Onの第2回大会の取材をし、新大阪へ向かう南海電車の列車内でのことだ。実は東京に戻るために購入していた新幹線の時間が迫っていることもあり、大会のメイン=Rising Onフェザー級選手権試合、金山康宏✕尾崎大海戦を撮影せずに会場を離れた。

駅のすぐ隣にある高石駅のプラットフォームで電車を待っていると、その二人の「あっという間やったな」という声が聞こえてきた。大阪とはいえ、このあたりになると列車は15分に1本ぐらいの間隔で、しかも日曜の夜で本数はより少なかったのかもしれない。自分が電車の到着を待っている間にイベントは終了し、ファンが同じプラットフォームにやってきたのだ。

確か難波行きの準急に乗ったと記憶しているが、その「あっという間」の試合結果が知りたくて「スミマセン。新幹線の都合でメインを見ずに会場を出たのですが、試合結果を教えてもらえないでしょうか」と自分の方から彼らに話しかけた。1分51秒で金山選手が尾崎選手をRNCで下したことを教えてくれた青年が、「高島さんですよね。UFCの記事を書いている。こんな小さい大会も取材されているんですか」と尋ねてきた。

嘘偽りなく、「UFCもRising OnもMMAなので。自分は取材したい大会は取材します。イベントの規模は関係ないです」と返答した。その時、彼の目が輝いた──ように見えた。そして「恰好えぇわぁ。これからも記事、楽しみにしています」という言葉が返ってきた。

この一言、自分がやっていることが恰好えぇのかどうかは知らないが、恰好良いと言われればそりゃあ嬉しい(笑)。何よりも当時、北米プッシュの取材姿勢に国内の選手やプロモーションから批判を受けた見でもあり、記事を楽しみにしてくれるという言葉が何よりも嬉しかった。メジャーシーンだけを取材する記者や媒体は多いし、その在り方を否定はしない。自分の好きな自動車レースもそうだ。もちろん、担当という制度があるわけだが、F1ならF1だけ。そのF1に駆け上がろうとするボーイズたちがヨーロッパに拠点を移し、F3での奮闘ぶりを追っていた日本人フリーランスの記者がいた。その後、ボーイズの1人がF1に到達しても、彼が書くF1の記事を目にする機会はほとんどなかった。

自分はMMAの専門記者だ。グラップリング、武術を追うことはあっても球技など他のスポーツを追うことはない専門家で、専門メディアを生業としている。専門家なら、上の舞台だけ追うようなことはしたくなかった。また下の舞台だけに特化する記者生活も送りたくなかった。同じ目線で、両方を取材していたかった。

今でいうフィーダーショー、ローカルショーがUFCに即通じていた1990年代終盤から2005年のTUF前という時代に、UFCだけでなくSuper Brawl、Hook’N Shoot、Extreme Fightingなどを取材する機会が多かった。UFCで戦う選手だけでなく、そこまで這い上がろうという名もなき選手たちを追うことに遣り甲斐を感じていた。と同時に、その選手たちがUFCにステップしたあとも活躍を追いたいと思っていた。

大会の規模ではない。追うのは選手だ。そんな想いを持っていたから、彼の言葉が嬉しかった。そして、「このまま、やって行こう」と記者生活の指針とさせてもらった。

もちろん、全ての地方都市のイベントを回ることはできない。「海外取材は赤字ばかり。国内は赤字になるような仕事はしないで」と、自分の仕事に口出しをすることはほぼない家内からも、そこは指摘されていた。それは今も変わらない。ただし、取材ができる環境創りだけは怠ることなく、地方大会でも取材をできる努力は続けてきたつもりだ。地方大会は予算の都合で取材はできず、首都圏のイベントだけを偉そうに取材するようなことはしたくなかった。

それでも今も昔も制限はある。結果、自分としては首都圏を拠点とするプロモーションと縦のつながりがある大会でなく、独立した組織でその地に根付こうとするイベントを優先するようになった。首都圏の大会及び、縦の関係にあるイベントは自分でなくて伝え手がいる──からだった。加えていえば、2010年は国内トップの総合格闘技イベントはDREAMと戦極の時代で──修斗、パンクラス、DEEPという主要プロモーションはリングを使用していた。

UFC、北米で勝つにはケージでの実戦経験は欠かせないという考えがあったので、国内での取材は首都圏でもGrachanや後のGrandslamらケージのインディペンデント(というと嫌がる人が多いから、最近は使用を避けてきたが)なイベントを追うことに力を入れていた。

地方のインディープロモーションで、ケージ使用。その2つをRising Onは備えていた。ケージ使用にこだわった理由は上記の通りだが、地方の独立イベントを追いたいと思うきっかけをくれたのが、Rising Onの前身Power Gateだった。

Power Gateのプロモーター田邊敦史氏は、それ以前に今や実業家といっても過言でない池本誠知氏とクラブファイト=レッドゾーンをプロモートした経験を持っていた。レッドゾーンは首都圏に基盤を置く既存のプロモーションと一線を画し、手作り感と問題点も満載な手作りイベントだったという。その後、両者は袂を分かち、当時は格闘技イベントの鬼門と言われた大阪、そして京都でPower Gateを続けた田邊さんは「修斗、パンクラス、DEEPの隙間産業的にやっています」と自らの大会を表現していた。

3分✕3R、パウンド&クローズドガード禁止、10カウントシステムと2ノックダウン制というルールは、UFCがヒエラルキーの頂点に立ったMMA界にあって完全な異質だった。今ならモディファイド・ルールとカテゴライズされ、MMA戦績に含まれないかもしれない。レベル的にも従来の大会に出場できない選手達が戦う場所という風にも聞かされていた。

6角形のリングを使うようになっていたこともあり、興味を持った自分は2008年2月3日に京都のKBSホールで開かれたPower Gateにとって19度目のイベントを取材させてもらった。そこで見た世界は、自分がこの仕事に就いたころの原体験を思い起こさせるものだった。

自分が記者生活を始めた1995年の日本の格闘技界はUFCとグレイシーの洗礼をモロに受けつつも、パウンド有りのMMAに相当する試合数は非常に少なく、キックやムエタイ、空手とは比較にならなかった。

そのなかで自分を育ててくれた格闘技通信はUFCに通じる道というべき打撃と投げ、そして関節技が使われる競技の取材を地方都市でも、積極的に行っていた。いや打撃と投げ、関節技の全ての要素がなくても2つの要素が交わっていれば九州、関西、名古屋、東北とフリーのペイペイ記者を現地に向かわせてくれた。

それらMMAになる以前の総合的な格闘競技会の会場では仕事を持ち、夜に稽古する格闘技愛好家がまるで洗練されていないガツガツとした戦いを繰り広げていた。その先に世界の頂点など当然見ていないし、世界の頂点が何かも分からなかった。あの頃の空気が、Power Gateにあった。日頃の練習の成果をパウンドのないMMAに近いルールの試合を六角形のリング上で繰り広げる。そんな試合会場にはウォークアウトソングやラウンドガールが存在する。そこには等身大の格闘技が存在していた。

PRIDEが無くなり、日本のMMAファイターが強さを証明するのは北米しかない。UFCで勝つには、PRIDEの残り香を漂わせる日本の総合格闘技に浸りきっていると手遅れになる。そのためにも世界を知ること。UFC、WEC、Strikeforce, Elite FC等々、強さが絶対で他の価値観に目をやる余裕がなかった自分に、あの頃の空気を思いさせてくれたのがPower Gateだった。

以来、自分は世界のトップを追うと同時に、アマの参加型競技会以外にプロを名乗る興行で戦う選手にもそれぞれの格闘技、MMAがあって良いと思えるようになった。MMAが成立する以前の総合的な格闘競技の時代をPower Gateの取材によって思い出すことができたからだ。

ただし、UFCで戦いたいと口にしながら、発言にそぐわない行動が見られると白けるということは明記しておきたい。

閑話休題。

人前で、負ければ全てが自分の責任という身も震えるような場に出て行って戦う。日ごろの練習の成果を友人や家族、仕事仲間の前で披露する。そのような場がなければ、世界の頂点で億という金額を稼ぐ場も存在しない。安全性を考慮した大会運営の下、MMAが行われるのであれば経済の論理も、イベントの規模の大小も関係ない。

勝利した選手やチームの皆が見せる笑顔は、UFCもPower Gateも同じだ。

この取材をきっかけに連絡を取り合うようになった田邊さんは、選手の実力がパウンドを使うレベルに達してきたと判断しパウンドを解禁する。すると修斗系の選手らが流入し、生え抜きファイターが勝てなくなってきた。その一方でユニファイドMMAの波が一気に日本の格闘技界に押し寄せているなかで、リングの大会が続く関西にあってケージの導入に踏み切った。結果、29度のイベント開催実績を残し、Power GateはRising Onに名を変え、MMAを標ぼうするようになる。格闘技は強さを争う場。であればUFCを無視できない。そんな空気を田邊さんは感じ取り、ケージとリングは別物と考えていた。

それでも高石のアプラホールという会場にケージを持ち込んで行われたRising ONは、十分にPower Gateの良さが感じられるユニファイドMMAルールと適用した大会だった。緩いという表現は違う。空気が温い、というのも違う。そう、空気が温かいMMA大会。田邊さんが言っていた「主役はお客さんです」という温かさだ。自分が今も名古屋でHEAT、福岡でBloom FC、青森でGFGという大会を追っているのは、あの空気を吸いたいからかもしれない。

Power Gate取材から17年が過ぎ、Rising On取材から15年を迎えようという2025年3月──田邊さんが、亡くなったという報を受けた。

坊主頭で巨漢、静かな関西弁。格闘技とは距離を取った田邊さんと自分の間のやりとりも、ほぼなくなって何年も経っていた。それが──去年の8月にキム・スーチョルの動画を制作した際に、彼のプロデビュー戦だったRising Onでの試合写真の使用許可をもらうために田邊さんに連絡を取った。その時、近況報告を少しさせてもらい、自分の長女が大学を卒業したことに田邊さんは驚き、「夫婦円満ですか」と笑ってくれた。それから3度、自分は大阪に行ったのに「大阪にはちょくちょく行くので、食事でもしましょう」という約束は果たせなかった。

田邊さん、あの世でMMA好きは同じだったけどUWFに関しては意見が合わない平行線だった話の続きをしようよ。その日が訪れるまで、俺はずっと夫婦円満でいるし。あのRising Onを観戦していたファンが与えてくれた指針がぶれることなく、MMA記者生活を全うするから。


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45 AB HEAT Interview JAM MMA News o PFL UFC YouTube

UFC 316 MAIN EVENT LEAKED!? Paddy Pimblett SENDS A WARNING to Michael Chandler for CHEATING! Pereira

MMA news today, we have the UFC 316 main event getting leaked and we have the details on the situation. We also have news on, Paddy Pimblett sending a warning to Michael Chandler for cheating and much more.

#UFC #MMA News with Timestamps:
0:00 – Paddy Pimblett SENDS A WARNING to Michael Chandler!
2:09 – Tom Aspinall SHOCKED by MMA Community saying Alex Pereira WON at UFC 313!
3:51 – Islam Makhachev REJECTS Ilia Topuria FIGHT!
5:48 – Robert Whittaker RESPONDS to call out at UFC Vegas 104!
7:19 – Francis Ngannou LEAVING the PFL?
8:55 – Rafael Fiziev GETS WARNED about move to 145 division!
10:16 – Marvin Vettori CALLS for a TRILOGY with Roman Dolidze
11:43 – Conor McGregor in the WHITE HOUSE!
12:30 – UFC 316 MAIN EVENT LEAKED!?

Sources:
Jon Anik interviews Paddy Pimblett on ESPN MMA: https://youtu.be/xjTkFi7bZrU?si=cVp9NIS8Wsq7bfiC
Jamal Niaz interviews Tom Aspinall on YouTube: https://youtu.be/OrpT8TJjam0?si=efq7BEzCqFTQvTvy
Sukhrab Magomedov interview on Ushatayka: https://youtu.be/QAIZZBwlgpo?si=KlEXMsVlnUvuqYxj
Jonny Roses & Robert Whittaker’s MMArcade Podcast: https://youtu.be/wIWd8obPcc0?si=rNeZIxErRnyfC3wW
Roman Dolidze post-fight press conference on MMA Junkie: https://youtu.be/scckm6tScUc?si=0Bdn26CBkqc7ax0S
Chael Sonnen talks about Rafael Fiziev on YouTube: https://youtu.be/rXrCoP1-Bdo?si=-Vxqp8xvDO2OthuM

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45 AB Breakthrough HEAT MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC72 チョ・ジュンゴン ブログ 黒井海成

【Road FC72】黒井海成はバンタム級#03と。18歳、チョ・ジュンゴンがRoad FCデビューへ

【写真】Stop the 明日なき暴走ファイト――と願いたい、18歳のチョ・ジュンゴン(C)MMAPLANET

16日(日・現地時間)に韓国はソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC72。原口伸がパク・ヘジンと初の韓国での試合に挑む同大会では、関野大成がRoad FCヘビー級王者キム・テインに挑戦。さらに黒井海成が再起を賭けてキム・ヒョンウと対戦するなど日本人選手が3人出場することになっている。
Text Manabu Takashima

キム・ヒョンウは昨年のバンタム級グローバルトーナメントでブラジルのルーカス・フェレイラをギロチンで倒し、準決勝進出を果たしたファイターだ。準決勝でキム・スーチョルに敗れたものの、そのスーチョル、ヤン・ジヨンに続くRoad FCバンタム級第3の男という見方ができる。


といっても黒井との試合は66キロ契約、つまりはフェザー級で黒井にとって適正階級となる。当初はストライカーのイメージが強かった黒井も、総合力が上がってきた。ヒョンウはスクランブルに弱い印象も残しているが、打たれ強さは定評がある。それだけに昨年のRoad FCサブミッション・オブ・ジ・イヤーを献上した一本負けを払拭するために、打撃の強いウェルラウンダー振りを発揮して、しっかりと勝利してほしいところだ。

日本に馴染みのある選手ではイ・ジョンヒョンがコ・ドンヨクとRoad FCフライ級王座決定戦を戦う以外に、第1部の2回戦枠でチョ・ジュンゴンの名前が確認できる。HEATのAngel’s FCとの対抗戦や昨年10月のBreakthrough Combatに来日し、印象深い打撃戦を繰り広げているティーンエイジャー・ファイターのジュンゴン。

対するイ・ギルスは全国ボクシング大統領杯で優勝経験のある元ボクサーだ。MMAでも鋭いカウンターを持ち味としているが、グラウンドにはまだ課題が残る。またサークルアウトする相手には持ち味を発揮しづらい面もある。とはいえ過去の試合を見ても分かる通り、ジュンゴンはガンガンとやりあう真っ向勝負を信条としている。しかしながら、10代であの打ち合いを続けるのは良くない。

BTCの久保健太戦ではテイクダウンで逃げ切ったように、ここはしっかりと組みを織り交ぜてダメージを最小限とするファイトを心がけて欲しい。そのジュンゴン、今回がRoad FC初戦となるが日本で戦うことは比較的自由に認められた契約という話も伝わってくる。久保戦の勝利でBTCやグラジエイターで戦うフライ級ファイターのターゲットとなっている感もあり、今後日韓を行き来してキャリアを積むためにも必勝のイ・ギルス戦といえるだろう。

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Dustin Poirier vs Max Holloway LEAKED? Magomed RESPONDS to Jon Jones! Alex Pereira vs EX GIRLFRIEND!

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TIMESTAMPS:
00:00 – Alex Pereira FIRES BACK at ex girlfriend!
01:16 – Tom Aspinall says if it were him who landed on Alex Pereira he’d be SLEEPING!
02:20 – Cormier gives Jamahal Hill PROPS for his UFC 313 PREDICTION!
03:18 – Kamaru Usman IMPRESSED w- Magomed Ankalaev’s STRIKING!
04:59 – Magomed Ankalaev promises to defend the LHW title against deserving contenders!
07:01 – Israel Adesanya thought Alex Pereira BEAT Magomed Ankalaev!
07:46 – Demetrious Johnson argues over Jon Jones LOSS!
09:03 – Daniel Cormier IMPRESSED w- Alex Pereira’s TAKEDOWN DEFENSE!
10:11 – Dustin Poirier vs Max Holloway LEAKED!?
10:44 – Magomed Ankalaev RESPONDS to -BIG CHEATER- Jon Jones!
12:26 – Top Comments

#UFC #MMA #UFC313

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【Breakthrough Combat03】チェ・ハンギと対戦、寒天マン「これは僕のメンタルトレーニングです」

【写真】インタビュー中に熱くなってきた寒天マンは、徐々に設定を忘れていきました。それも寒天マンらしさだと思います(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(水)、無観客&配信大会として開催されるBreakthrough Combat03で、寒天マンが韓国のチェ・ハンギと対戦する。
Text Shojiro Kameike

当初チェ・ハンギと対戦予定であった熊崎夏暉が練習中の負傷により欠場し、春日井たけしではなく寒天マンがチェ・ハンギと戦うことになったことは既報どおりだ。春日井は2022年5月のHEATで引退マッチを行った春日井が、その後「寒天マン」として戦ってきた理由とは? さらにチェ・ハンギとの対戦、今後の目標について語り尽くしてくれた。


自分が実際にやっていなかったら選手から信用してもらえない

――今回は寒天マンとして出場するということで、寒天マン選手にお聞きします。

「はい。春日井たけしと寒天マンは別人ですから」

――……まずは今回、ショートノーティスで試合を受けた時の心境から教えてください。

「これは試合というより、僕の個人的なメンタルトレーニングなんですよ」

――メンタルトレーニング、というと?

「マジで試合はしたくないです。でも『試合しないと何も始まらないな』と思って。NARIAGARIの時もそうですが、僕は引退して――いや、僕の友達である春日井さんの意見なんですけどね」

――はい。

「試合は怖いものだし、緊張するし、今まで大怪我もしてきました。でも傷が癒えてきた時に、体が動くうちは動かしたいという気持ちはありました。それと僕は現役の時から、ずっとメンタルトレーニングを勉強してきて、今はスポーツのメンタルトレーニングに関する資格も持っています。今回の試合は自分自身のメンタルトレーニングです。僕のトレーニングのために出ます」

――あくまで友人である春日井選手のお話ですが、現役を引退したあとケージに戻りたいという気持ちを持つ時もあったのですか。

「ありました。でも正直、今はその気持ちが全くないです。僕は自分の身の程を知っているんですよ。寒天練(NAGOYA TOP TEAM=NTT)に強い選手がたくさん来てくれているなか、僕は自分を追い込むような練習はしていません。僕は練習の回し役として、声は出していますけど。

寒天練で僕はもう勝てないです。『自分の強さはこれぐらいだな』って、自分の身の程を知っているから、現役復帰とかは考えていないですね」

――そんななかでNARIAGARIに春日井たけしではなく寒天マンとして出場した理由は……。いろいろな設定を崩すようで申し訳ないですが。

「それも僕のメンタルトレーニングです。格闘技ってメンタルスポーツなんですよ。今まで、いろんなメンタルトレーナーの本を読んできました。野球、水泳、テニス選手などのメンタルトレーナーさんの経験が書かれていて、実績を出されている方々の本を読んで勉強しています。そのなかで共通しているのは、トレーナー自身がそのスポーツをやっているのかどうか。僕は野球選手の気持ちは分かりません。でも格闘家の気持ちは分かる。格闘家には、自分と同じような悩みを持っている選手が多くて。だから現役を引退しても、絶対に選手の気持ちは忘れない。

2022年5月の引退マッチでは笹晋久とドローだった春日井。ではなく寒天マンが出場します(C)MMAPLANET

ただ、セコンドとして口では何とでも言えるけど、自分が実際にやっていなかったら選手から信用してもらえない。次の試合は、僕が自分自身を実験台にします。僕は口で何とでも言うし、自分でも体験したいんですよ。自分ができないことを、セコンドとして選手に言いたくないから」

――……。

「だから次の試合は、僕の個人的なメンタルトレーニングなんです。自分自身を成長させたくて。自分に不快感を与えて、そこから逃げてしまったら成長には繋がらない。不快感から脱するために戦い、乗り越えたら――結果が勝ちでも負けでも――絶対に経験値を得ることができる。

嫌なことから逃げていては、成長はないです。今回も長谷川賢さんから連絡が来たけど、僕たちの練習仲間の中から出場選手が見つかりませんでした。本来、それで終わればいい。でもそこで終わってしまったら現状維持なんですよ。俺は逃げたくなくて、自分が出ることにしました。でも条件は言いました。この期間でバンタム級には落とせないし、相手がその条件を飲んでくれるなら……。自分は逃げていない。これは本当に自分との戦いです」

――プロモーターサイドからは、マスクを着けて試合はできないという条件が出ました。

「はい。そこにこだわりはないです。僕もマスクを着けたまま試合はしたくないので」

――えぇっ!?

「マスクを着けていると周りは見にくいし、マスクの中はすごく痒いし――こんなのを着けて試合していたら危ないですよ。NARIAGARIの試合もキツかったです。ただ、それも『マスクを着けた状態でも自分は試合ができるのか』というメンタルトレーニングでした。

実戦から退いて3年、もうすぐ4年が経ちます。体力は落ちたけど、メンタルが挙がってきたんじゃないかと思っています。あ、寒天マンと春日井たけしは別人ですからね」

――……はい。試合が決まり、対戦相手の試合映像はすぐに視たのでしょうか。

「オーソドックスかサウスポーか、どんな感じの選手か確認したぐらいですね。そこじゃないんですよね。今回は自分との勝負だから、自分に集中する。必要以上に相手の映像は視ないし、研究もしません。

たとえば実力が拮抗しているトップ選手同士の対戦で、戦略によって少しでも展開が変わってくる試合であれば、相手の研究はしないといけない。昔の自分なら、今回も研究し尽くしているでしょうね。不安だから。もちろん今も不安です。大怪我するかもしれない。でも、そういうことじゃないんです。ここでまた研究し尽くしたら、昔の自分に戻ってしまう。それは成長に繋がらない」

――ということは今回の試合に勝って、その後……という流れもないわけですね。

「ない、ないです。自分にはやりたいことがあって、次の目標が決まっています。ただ今は、体が動くうちは動かしたい。あと10年、20年経って『あの時やっておけばよかったな』とは思いたくなくて」

メンタルトレーニングの勉強をしてきて、今は日本の教育に興味がある

――やりたいこと、というのは?

「ずっとメンタルトレーニングの勉強をしてきて、今は日本の教育に興味があるんです。メンタルトレーニングと教育には通じるところがあると思っていて。

今も子供たちの指導をやっている中で、僕自身が気づかされることは多いです。かといって僕が何も知らないのに教育について語るのは、おかしいじゃないですか。だから今、教育に関する勉強するための資料を取り寄せているところです」

――試合の話から逸れてしまいますが、格闘技とメンタルトレーニング、そして子供たちの教育との繋がりは興味深いです。

「僕自身、格闘技を通じて成長させてもらいました。こうしてマスクを被ったり、急なオファーを受けたりしても、格闘技をナメている気持ちなんて一切ない。格闘技って1対1で戦うことにより、人を成長させてくれるもので。他のスポーツにはない力が格闘技にはあると思っています

僕は格闘技を始める前、ずっと自分に自信がなかったです。もともとスポーツは苦手でした。走ることも、つらいことも苦手で。だけど、そんな自分が格闘技なら自分を追い込めました。格闘技と出会って、格闘技で成り上がってやると決めた。不快感と戦いながら格闘技で成長し、今はこうして格闘技一本に絞ることができています。

……ちょっと試合とは関係ない話になっちゃうけど、いいですか」

――もちろんです。

「ウチのジム(HEAT24中川店 寒天FIGHT SPIRIT)では週イチでバク転クラスを設けているんですよ。先日、名古屋に引っ越したばかりの方から問い合わせを頂いて。『息子がバク転をやってみたいから体験させてください』と。でもクラスの前日に親御さんから『体験をキャンセルしたい』という連絡があったんですよね。

引っ越したばかりで息子さんは新しい学校に馴染めず、友達もいなくて、それほど学校に行けていなかったらしいです。学校に行けていないのにバク転クラスに行くのも変だから、体験をキャンセルしたいということでした。

僕はその話を聞いて、それは違うんじゃないかと思ったんです。バク転クラスは、その子自身が参加したいと言ったわけですよね。子供の『挑戦したい』という気持ちを、大人が奪ってはいけない。だから親御さんに伝えました。『体験に来てください。ジムに入るかどうかは関係ないです。挑戦したいという息子さんの気持ちを尊重してほしい』と」

――なるほど。

「学校と同じように、クラスに参加しても初めて会う子ばかりですよ。でもその子は、バク転クラスに来たいと言った。もしかしたらバク転クラスに通って、いろいろ経験することで学校に行けるようになるかもしれない。

で、その子は翌日に来てくれたんですよ。僕も本当に嬉しくて、『よく来てくれた!』とメチャクチャ褒めました。格闘技を通じて挑戦する機会は得られる。別に格闘技でなくてもいい。僕は格闘技しかできないから、さらに教育について勉強して、子供たちに伝えていきたいと考えています。それが僕の第二の人生でやりたいことなんです」

――次の試合は、寒天選手が第二の人生への壁をぶち壊すための試合なのですね。

「そうです。勝とうが負けようが、僕は逃げずに挑戦することで、間違いなく成長します。次の試合は僕のメンタルトレーニングであって、スポンサーもつけません。自分のトレーニングだと言っているのにスポンサーを募集していたら、『何それ!?』となるでしょう。

試合をするにあたって長谷川さんから提示されたファイトマネーは、引退した選手には勿体ないぐらいの金額でした。その気持ちが嬉しかったです。だけど、お金以上のものを――自分の試合を視て『春日井、良かったな。勇気をもらった』と思ってくれる人がいたら、メチャクチャ嬉しいですね」

奥さんからは『体が動くうちは稼げ』と(笑)

――MMAを戦うことに対して、ご家族は心配していませんか。

「……奥さんからは『出ろ!』と言われました。『体が動くうちは稼げ』と(笑)」

――アハハハ。

「NARIAGARIだってキックのトーナメントなのに、奥さんが聞いて『出ない理由はないでしょ』と言われて、急いでエントリーしましたから。あれは奥さんがケツを叩いてくれなかったら、出ていなかったです。しかも言われたのがエントリー締め切りの前日で、『これは試合に出ろ、ってことなんだ』と思いました」

――素敵なお話です。もう1点、お聞きしたいことがあります。同じ大会ではトレント・ガーダム×竹本啓哉という、寒天練に参加しているファイター同士の試合が行われます。

「まさか試合することになるとは思っていなかったけど、僕たちは格闘家ですからね。特にお互い勝ち上がった結果の試合なら、やったほうが良いですよ。たとえばパンクラスのタイトルマッチで透暉鷹と山口怜臣が対戦することになったら、やったほうが良い。格闘家なんだから。僕としてはトレントと竹本君のどちらを応援するということはなくというのはないけど、当日トレントには志村道場の選手がつくので、僕も戦うだけです。

竹本君は試合が決まったら、寒天練のグループLINEから一旦抜けました。それが彼の決意だと思うし、その意志を尊重したい。竹本君もトレントも試合ではベストを尽くして、後腐れなく、また寒天練に戻ってきてほしいですね」

■視聴方法(予定)
2月26日(水)
午後6時30分~THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Breakthrough Combat03対戦カード

<Progressフェザー王座決定戦/5分3R>
竹内稔(日本)
須藤拓真(日本)

<フライ級/5分3R>
イ・ジュンヨン(韓国)
上田将年(日本)

<バンタム級/5分3R>
トレント・ガーダム(豪州)
竹本啓哉(日本)

<バンタム級/5分3R>
チェ・ハンギ(韓国)
寒天マン(日本)

<フライ級/5分3R>
ベ・ジョンウ(韓国)
山崎蒼空(日本)

<Progress60キロ契約/5分2R>
神龍誠(日本)
エリック・メネギン(ブラジル)

<Progressフェザー級/5分2R>
大脇征吾(日本)
中島太一(日本)

<Progress87.5キロ契約/5分2R>
グラント・ボクダノフ(米国)
二宮寛斗(日本)

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45 AB Breakthrough Breakthrough Combat03 HEAT MMA MMAPLANET NARIAGARI o Progress チェ・ハンギ ブログ 寒天マン 春日井たけし

【Breakthrough Combat03】残念、熊崎夏暉が負傷欠場。春日井たけし、いや寒天マンがスクランブル出場!!

【写真】恐怖を克服することが、強さに通じる。春日井いや、寒天マンらしい出場理由だ(C)MMAPLANET

17日(月)、Progress実行委員会より2月26日(水)に無観客&配信大会として開催されるBreakthrough Combat03の対戦カードの変更と、新たに出場するファイターの発表があった。
Text Manabu Takashima

チェ・ハンギと対戦予定だった熊崎夏暉が練習中の負傷で欠場。「今回、Breakthrough Combat03への出場を予定しておりましたが、右足首を負傷したため、残念ながら欠場することとなりました。対戦相手のチェ・ハンギ選手、並びにBreakthrough Combatの関係者の皆様には、多大なご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。一日でも早く回復し、より強くなって戻ってきますので、今後とも応援のほどよろしくお願い申し上げます」とプレスリリースに欠場のコメントを寄せた熊崎。

キャリア5戦目で迎えた国際戦に燃えていただけに、残念な欠場となる。ともあれ焦りは禁物、盟友・南友之輔と共に万全の態勢を整えて再起に向かってほしい。そんな熊崎の欠場を受けて、チェ・ハンギと戦うことになったのは春日井たけしこと寒天マン、だ!!


リリースによると熊崎の欠場を受け、長谷川賢Progress実行委員が関係各所に声を掛けたものの3月から5月と国内大会のカード編成が進むなかで、ショートノーティスで国際戦を承諾する出場できる選手は、なかなか現れなかった。

長谷川の打診先には寒天ファイトスピリットジムで東海地域のファイターのプロ練習をリードする春日井も含まれていたが、春日井自身から「目星をつけていた選手は戦うことができなかったので、僕が戦います」という返答があったという。

今大会でイ・ジュンヨンと対戦する上田将年が、昨年10月のBloom FCに出場した経緯を思い出させる漢気出場だが、試合まで10日という状況で春日井は「バンタム級の体を創れない。フェザー級で2R制なら出られます」という条件は提示したという。つまりは、しっかりと勝つつもりでチェ・ハンギと相対するということだ。

春日井は2022年5月のHEATで現役引退マッチを行った一方で、現役バリバリの選手たちとトレーニングを続けており、マスクをつけて寒天マンとして実戦の場に復帰。グラップリングやNariagariのキック、MMAを引き続き戦ってきた。自分の弱さを克服するために強さを追求した春日井らしい出場理由がありながら今回のプロMMAマッチ出場も、あくまでも寒天マンとして一面を強調する姿勢を貫いている模様だ。

それでもProgress実行委員会からは、マスクの使用だけは認められなかったが、Breakthrough Combatで初めてMMAで5分✕2R戦が実施されることになった。このフェザー級及び2回戦への変更も、通常体重が70キロ弱のチェ・ハンギは「とにかく日本で試合がしたい」とい二つ返事で了承し、晴れてチェ・ハンギ✕寒天マンが正式決定となった。

以下、リリースにあったチェ・ハンギ戦に向けての寒天マンの決意表明だ。

寒天マン
「試合がしたくて、試合をするんじゃない。試合が怖くてやめた人間だし、緊張するし、大怪我するかもしれない。だから戦うんです! 身体が動かせるうちは。自分に試合という名の不快感を与えて、それを脱しようとする事で成長出来ると信じているので! レベルアップするには、戦いの場に立たないといけない。自分との勝負! 相手の映像をみて研究なんて必要ない! 試合当日は今、出来るベストパフォーマンスを出せるようにやり切ります!」


■視聴方法(予定)
2月26日(水)
午後6時30分~THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Breakthrough Combat03対戦カード

<Progressフェザー王座決定戦/5分3R>
竹内稔(日本)
須藤拓真(日本)

<フライ級/5分3R>
イ・ジュンヨン(韓国)
上田将年(日本)

<バンタム級/5分3R>
トレント・ガーダム(豪州)
竹本啓哉(日本)

<フェザー級/5分2R>
チェ・ハンギ(韓国)
寒天マン(日本)

<フライ級/5分3R>
ベ・ジョンウ(韓国)
山崎蒼空(日本)

<Progress 60キロ契約/5分2R>
神龍誠(日本)
エリック・メネギン(ブラジル)

<Progress68キロ契約/5分2R>
大脇征吾(日本)
中島太一(日本)

<Progress 87.5キロ契約/5分2R>
グラント・ボクダノフ(米国)
二ノ宮寛斗(日本)

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45 Breakthrough Breakthrough Combat03 DWCS HEAT MMA MMAPLANET o Progress トレント・ガーダム ブログ 竹本啓哉

【Breakthrough Combat03】名古屋対決に臨むトレント・ガーダム。竹本啓哉の印象は「クレイジーだ」

【写真】静かな語り口で質問に答えてくれたガーダム。MMA戦績は14勝6敗1分で、世界各地で戦ってきたファイターだ。本人が言うとおり「サムライ」の雰囲気が感じられる(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(水)に無観客&配信大会として開催されるBreakthrough Combat03で、豪州出身のトレント・ガーダムが竹本啓哉と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

地元でMMAを始めたガーダムは、タイのタイガームエタイを経て昨年から日本の名古屋市に滞在している。現在はHEATジムでトレーナーを務めながらMMAの練習も行っており、BTCでは同じ名古屋在住ファイターの竹本と戦うことに。世界各地で戦い、ベルトも巻いてきたガーダム。さらに日本でもシュートボクシング、そしてRIZINで試合を経験してきた彼がなぜ名古屋に滞在し、BTCで戦うことになったのか。そのキャリアを訊いた。


――豪州出身のガーダム選手は現在、名古屋にあるHEAT24ジムでトレーナーを務めながらMMAの練習をしていると聞きました。どのような経緯で、日本でMMAの練習をすることになったのでしょうか。

「日本に来ることになったキッカケは、アビラルとの出会いだった」

――アビラルとは志村道場のキックボクサー、アビラル・ヒマラヤン・チーターですか。

「そうだ。僕がタイのタイガームエタイで練習している頃、アビラルがタイガームエタイに来て仲良くなってね。そのあとアビラルが日本で試合をする時、僕がセコンドに就くことになり日本へ来た。そしてアビラルからミスター・シムラ(志村民雄・志村道場代表)を紹介してもらい、しばらく日本に滞在することになったんだ。日本に来てもう6週間ぐらい経つかな。1年ぐらい日本で練習したいと考えている」

――なぜタイに戻らず、日本で練習しようと考えたのですか。

「僕はずっと日本で練習したり、試合をすることが夢だったんだ」

――MMAに関していえばタイはもちろん、ガーダム選手の母国である豪州はUFCが何度も開催されるなど盛り上がりを見せています。

「確かに今、豪州のMMAは盛り上がっているよ。だけど豪州だけで戦っていると、相手がいなくなってしまってね。それなら海外で、いろんな相手と対戦したいと思うようになってタイ、そして日本に来たんだ」

――なるほど。ガーダム選手の出身地は豪州で……。

「僕の故郷はシドニーの隣にある南シドニーという場所だよ」

――南シドニーとは、どのような場所なのですか。

「まぁ――そんなに治安が良い場所じゃないね(笑)。UFCファイターのタイ・ツイバサも同郷なんだよ。僕は最初、MMAと柔術をやっていた友人から教わっていて。タイ・ツイバサが有名なMMAファイターとなった後、彼と繋がりができて一緒に練習するようになった。タイ・ツイバサとの縁から、一時期はアレックス・ヴォルカノフスキーとも練習していた。

その後、僕はタイに移り住んだけど、以前から日本には来たかったんだ。だけどタイは居心地が良すぎてね(笑)」

――アハハハ。ガーダム選手が最初に格闘技を始めたのは何歳の時ですか。

「10歳の時にボクシングを始めた。でも、それほど真剣に取り組んでいたわけではなくて。15歳の時にキックボクシング、ムエタイを始め、プロデビューはキックボクシングの試合だった。タイでもムエタイの試合に出ている」

――なぜキックボクシングからMMAに転向しようと?

「MMAと比べて、キックボクシングは興行規模が小さい。だからMMAをやりたいと思ったんだ」

――以降、世界各地でMMAを戦っていたガーダム選手が、2018年8月に日本のRIZINでビクター・ヘンリーと対戦することになった経緯を教えてください。

「初めて日本で戦ったのはシュートボクシングのトーナメントだった(2018年11月、S-cupトーナメント1回戦で健太に敗れている)。その時にRIZINのミスター・サカキバラ(榊原信行CEO)から名刺を貰って、翌年にRIZINでヘンリーと対戦するオファーが来たんだ。

オファーが来る前からずっとチェックしていたぐらい、ヘンリーは有名なファイターだった。勝つか負けるかはともかく、ぜひ対戦したいと思ってオファーを受けたよ」

――試合は三角絞めで敗れています。

「内容としては、勝てた試合を落としたと思っている。最後に自分がミスをして敗れてしまった。そこから日本で何度か試合をしているけど、良い結果を残せていない。『日本のファンに強い自分を見せたい』って、ずっと思っていた。そんな時に日本へ来て、BTCのオファーが来たんだよ」

――今日はインタビューの前にNTT=寒天練習に参加していたそうですね。BTCで対戦する竹本選手もNTTに参加していますが……。

「タケモトと一緒に練習したのは、僕が初めてNTTに参加した時の1回だけだね。その時は彼のコーチ(鈴木陽一ALIVE代表)も来ていて、僕の練習を見ていた。タケモトのことは『これから一緒に戦っていく仲間だ』と思っていたけど、彼と試合するオファーが来て驚いたよ(苦笑)。だけど試合をするとなれば、それはもう関係ない」

――練習、そして試合を視て竹本選手にはどのような印象を持っていますか。

「彼のファイトスタイルは、クレイジーだ」

――クレイジー!

「練習した時は4分間ずっとバックコントロールされたよ。だからといって、その時の印象で彼が僕に勝てると思ってオファーを受けたなら間違いだ。試合では必ず僕がタケモトをノックアウトする」

――試合が楽しみです。もう一つ、BTCというイベントは次が3回目という新しいイベントです。大会全体の映像は視ていますか。

「BTCは独特だね。控室から車で会場に向かい、無観客の場所で戦う。まるでDWCSのようだ。BTCで戦えることを、すごく楽しみにしているよ」

――BTCで試合をした後のキャリアについては、どう考えていますか。

「日本に来てから2カ月後に戦う機会を得ることができた。これからも日本で、2カ月に一度のペースで試合がしたい。どのプロモーションで戦うか、特にこだわりはないよ。でもやっぱりRIZINでは戦いたいね。先ほども言ったとおり、本当に強い僕の姿を見てほしいんだ。

そのためにも次の試合では、絶対に勝たないといけない。フィニッシュできれば良いけど、何よりも勝利をもぎ取りに行く。僕はサムライだからね」

■視聴方法(予定)
2月26日(水)
午後6時30分~THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Breakthrough Combat03対戦カード

<Progressフェザー王座決定戦/5分3R>
竹内稔(日本)
須藤拓真(日本)

<フライ級/5分3R>
イ・ジュンヨン(韓国)
上田将年(日本)

<バンタム級/5分3R>
トレント・ガーダム(豪州)
竹本啓哉(日本)

<バンタム級/5分3R>
チェ・ハンギ(韓国)
熊崎夏暉(日本)

<フライ級/5分3R>
ベ・ジョンウ(韓国)
山崎蒼空(日本)

<Progress60キロ契約/5分2R>
神龍誠(日本)
エリック・メネギン(ブラジル)

<Progressフェザー級/5分2R>
大脇征吾(日本)
中島太一(日本)

<Progress87.5キロ契約/5分2R>
グラント・ボクダノフ(米国)
二宮寛斗(日本)

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HEAT Interview MMA News o ONE UFC YouTube

Jon Jones GOT DROPPED in SPARRING!? Alex Pereira NOT HAPPY with Sean Strickland! Khamzat Chimaev

UFC news today, we have a fighter saying Jon Jones was dropped in sparring and we have the details on the situation. We also have news on, Alex Pereira not happy with Sean Strickland for UFC 312 and much more.

#UFC #MMA News:
Paddy Pimblett NOT CONFIDENT in Makhachev vs Topuria HAPPENING! (0:00)
Alex Pereira NOT HAPPY with Sean Strickland PERFORMANCE! (1:18)
Michael Chandler on Paddy Pimblett FIGHT! (3:18)
UFC Updates! (4:09)
MMA Community ROAST Belal Muhammad for FOOTAGE (5:38)
Belal Muhammad DETAILS plan for BEATING Dricus du Plessis (6:46)
Khamzat Chimaev TROLLS Alex Pereira! (7:33)
Bo Nickal RESPONDS to the MMA Guru for VIDEO! (8:15)
Manel Kape & Brandon Royval HEATED EXCHANGE after FIGHT CANCELLATION! (9:56)
Jon Jones DROPPED in SPARRING!? (11:06)

Sources:
MMA Guru’s response to Bo Nickal on YouTube: https://youtu.be/HGlkEu9UW6c?si=Xi2sx3r-qp4lX-pH
Keifer MacDonald and Joe Rimmer interview Paddy Pimblett on YouTube: https://youtu.be/g9EYCD3Svx8?si=5XM6nCb54fEXKCnj
Luke Rockhold interview on The Ariel Helwani Show: https://www.youtube.com/watch?v=50dVLdmeVNg
Eric Nicksick interview on The Ariel Helwani Show: https://www.youtube.com/live/kFGUJ9e2j6U?si=FTtmm44yDto02ewe
Belal Muhammad basketball clip uploaded by BarstoolYak on X: https://x.com/BarstoolYak/status/1889406151181406471
Carlos Condit interview on JAXXON PODCAST: https://youtu.be/5Q5mPOMQ4eU?si=wnN2GnESyFKz818h

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【Breakthrough Combat03】無敗=熊崎夏暉&山崎蒼空が韓国勢と初国際戦。竹本×ガーダムの名古屋対決

【写真】初の国際戦。コリアン・フィジカルを熊崎は突破できるか(C)MMAPLANET&BREAKTHROUGH COMBAT

30日(木)、Progress実行委員会より2月26日(水)に無観客&配信大会として開催されるBreakthrough Combat03でMMA国際戦3試合が組まれることが発表された。
Text Manabu Takashima

MMAとグラップリング=Progressの混成マッチメイクとなるBreakthrough Combatだが、今大会は既にMMAで上田将年と元Black Combat フライ級王者イ・ジュンヨン戦、Progressフェザー級王座決定戦=竹内稔×須藤拓真戦が発表されている。

今日、明らかとなった3試合とはバンタム級トレント・ガーダム×竹本啓直戦、同じくバンタム級でチェ・ハンギ×熊崎夏暉戦、そしてフライ級のペ・ジュンウ×山崎蒼空戦だ。


ガーダムはアビラル・ヒマラヤンチーターのセコンドとして来日した際にHEATの志村民雄館長の誘い受け、HEATジム所属に。既に名古屋に拠点を移して2カ月弱だという。ムエタイ、キック、MMAにプロボクシングと様々なコンバットスポーツを経験、RIZINでもMMAとキックを戦い、あのロシアのACBや中東のUAEW、さらにはインドのSFL、中国のWLF、S-Cupまでガーダムは参戦経験を持つ。

そのガーダム、来日後は春日井たけし率いるNTT練の常連メンバーで、実際に竹本とスパーリングで肌を合わせたこともあるという。バックキープの強さを知っているが、竹本と同様に試合に飢えており、今回の対戦に合意した。そして竹本はNTTの練習参加を控えるようになったという。

所属ジム選手同士の対戦は禁断でも、プロ練で顔を合わせて1カ月余りで、練習仲間だから試合を受けないという判断をしていれば、自らの活動にリミットを設けることになる。

ガーダムには「RIZINで本来の力を見せたい」という想いがあり、竹本も35歳を機に「ベルトより、強い相手。未知強と戦いたい」というステージに入ったとリリースには明記されている、そんな両者の強さを追求する姿勢の表れともいえる、ナギャー対決だ。

他の2試合は、若き無敗のファイターが初の国際戦に挑むという図式が成り立つ。熊崎は2022年に全日本サンボ選手権でスポーツサンボとコンバットサンボ両部門で64キロ級を制し、MMAデビュー後も去年のコンバットサンボで全日本を制している。戦績は4勝0敗、力強い組みがサブミッションに直結しているファイトは、大学時代の柔道部の恩師がサンボの古豪・松本秀彦氏の影響を強く受けているからだという。

Angel’s FCバンタム級王座挑戦経験のあるチェ・ハンギ戦に向けて、絶対の自信を持つ熊崎。ただし、チェ・ハンギは彼が過去に戦ってきた相手と比較して、明らかにMMAファイターとして完成度が高い。そのチェ・ハンギに対して、熊崎がどのように突き抜けたファイトを魅せることができるか。要注目だ。

フライ級でペ・ジュンウと戦う山崎は昨年のネオブラを制した5勝0敗のファイターで、Breakthrough Combatが前回大会でチェ・スングクの対戦相手をXで募集した際に、対戦表明をした2人目の選手だったという。「日本人でも外国人でも強い選手と戦いたい」とProgress実行委員の長谷川賢に訴え、その時点で第2回大会への投入が決まったそうだ。

リリースにあったように山崎は本来イ・ミンジョンと対戦予定だったが、負傷しエクストリームコンバットのチームメイトであるペ・ジュンウンが対戦に名乗りを挙げた。が、実のところ山崎本人が知っているか不明だがイ・ミンジョン以前に他の対戦候補がもともといた模様だ。

イ・ジュンヨンと対戦する上田は、チェ・スングクと戦うことに合意していた。そしてチェ・スングクが負傷欠場となった際に、彼が所属するKTTの総帥ジョン・チャンソンは代替選手の名を主催者に伝えていた。

Breakthrough Combatサイドはその選手の戦績を考え、大切に育ててほしいと固辞。イ・ジュンヨンが上田の相手を務めることとなった。と同時にコリアンゾンビには、その選手が山崎と戦わないかと打診していた。これに対し、ジョン・チャンソンは「荷が重い」と断ったというのだ。

上田とは戦わせても、山崎とは戦わせない。もちろん、イベントの核となる上田の試合に穴を開けさせてはいけないという配慮があったかもしれないが、ジョン・チャンソンがそれだけ山崎の力を警戒したことは事実だ。

日本と同様に韓国にも、世界を目指すヤングブラッドは存在している。Breakthrough Combatとコリアンゾンビの共通点は選手のキャリアアップ。そこを真剣に考えた場合、プロモーターと指導者という立場の違いが、山崎の相手が二転三転した要因となっている。山崎のポテンシャルを引き出すことになるのか。あるいは潰すことになるのか。非常に興味深い、ペ・ジュンウン戦といえる。

なおリリースに寄せられた、6選手の意気込みは以下の通りだ。

トレント・ガーダム
「2月26日に東京で開催されるBreakthrough Combatの第3回大会に出場できることを非常に嬉しく思っています。私の目標は、対戦相手の竹本選手を破り、激しいフィニッシュを決め、2025年のキャンペーンのスタートに素晴らしい勝利を収めることです」

竹本啓哉
「UAEW、RIZINと大きな舞台で戦ってきたトレント選手と試合できて光栄です。そんなトレント選手に勝って今年は飛躍の1年にします」

チェ・ハンギ
「自分にとって日本の大会はUFCと共に、いつか戦いたいと思っていた場所です。貴重なチャンスを下さったBreakthrough Combatの皆さんに感謝致します。相手は試合経験こそ少ないですが、無敗の選手なので抜かりなく準備をしていきます」

熊崎夏暉
「全局面で圧倒して、フィニッシュします!」

ペ・ジュンウ
「挑戦する事が好きなのでBreakthrough Combatという新しい舞台から呼ばれて本当に嬉しいです。以前は上久保選手と試合をしましたが、今回の相手の山崎選手も負けなしの強者と聞きました。傷だらけになる覚悟で試合するので応援宜しくお願い致します」

山崎蒼空
「今回Breakthrough Combatに参戦させていただきありがとうございます。世界を見据えてここで戦えることを光栄に思います。この先を見据えたパフォーマンスをするので楽しみにしていてください」

■視聴方法(予定)
2月26日(水)
午後6時30分~THE 1 TV YouTubeチャンネル

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