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MMA MMAPLANET o UFN UFN230   エジソン・バルボーサ キック

【UFN230】1Rのピンチを乗り越えたバルボーサ、スピニングバックキックから挽回して判定で逆転勝利

<フェザー級/5分5R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
Def.3-0:49-46.48-46.48-46.
ソディック・ユースウ(米国)

ユースウがガードを上げてジャブを突く。バルボーサは左ボディを返し、前に来るユースウに飛びヒザ蹴りと右ヒジを狙う。ユースウは右ストレートから返しの左フック。バルボーサは下がりながら左ミドルを蹴るが、ユースウは前に出続け、左フックでダウンを奪うと一気に連打。何とか立ち上がるバルボーサだがダメージは大きい。

ユースウはジャブから右フックを2連打。続く右ストレートでバルボーサをぐらつかせる。さらにユースウはワンツー、右ストレート・右フック、顔面前蹴りと手数を増やす。首相撲からヒザ蹴りとヒジ打ち、脇を差してテイクダウンしてヒジを落とす。バルボーサはガードポジションからユースウの足をすくって足関節へ。ユースウはそれを潰してハーフガードでトップキープし、ヒジを落とす。バルボーサは脇を差して体を起こしつつ、再び足関節へ。ユースウは膝を抜いてディフェンスし、インサイドガードに収まってラウンドを終えた。

2R、高いガードからジャブを突くユースウ。バルボーサもそこに右をかぶせ、右ボディとスピニングバックキックを見せる。ユースウはジャブと右カーフ、右ハイ、さらに奥足の内股に前蹴りを蹴る。この内股への前蹴りとインローで削るユースウ。バルボーサも左ボディからパンチをまとめ、ユースウのローに右を合わせる。徐々にプレッシャーをかけるバルボーサが左フックから右ストレート、左ミドルを蹴る。

3R、ここもガードを上げてジャブで前に出るのはユースウ。バルボーサは左ボディを返し、左ミドルでボディを狙う。ユースウはパンチと首相撲で攻めるが、バルボーサはヒザを蹴らせない。ユースウが右ローを蹴れな、バルボーサも下がりながら右ローを蹴る。

バルボーサはボディへのスピニングバックキック、右ボディから左フック。ユースウにワンツーには左ボディを返し、ボディを意識させておいて顔面へのスピニングバックキック。これが側頭部をとらえ、ユースウがバランスを崩す。なんとか組みつこうとするユースウだが、バルボーサはそれを切ってアナコンダチョークへ。これは極まらないが、亀になるユースウにパンチを入れる。

4R、バルボーサはボディにスピニングバックキック。ジャブの差し合いにも打ち勝ち、左ミドルまでつなげる。バルボーサは上体を振ってジャブと左ボディ。ユースウが首相撲に持ち込むと、バルボーサは両差しでケージまで押し込む。距離が離れるとユースウがバルボーサの右にダブルレッグを狙うが、バルボーサは深く組ませない。

バルボーサがジャブ、ユースウは右ローを蹴り返す。バルボーサはボディと見せかけての左アッパー、ユースウは左フックを打ち返す。ジャブの差し合いから四つ組みになるが、どちらもテイクダウンはない。ユースウが飛び込んでの左フック。バルボーサは左ミドル、右ストレートから左ボディ、右ストレートと攻撃をまとめる。

5R、プレッシャーをかけるバルボーサ。ユースウが首相撲に捉えるが、バルボーサは距離を取ってジャブを突く。ユースウはジャブ・左フックと右ロー、バルボーサはスピニングバックキックを見せ、ジャブと左ミドルで前に出る。ユースウはバルボーサのジャブに右をかぶせて左フック。バルボーサは左ボディから左フック、左ボディを打ち込む。

ここでユースウが首相撲に持ち込むと、バルボーサが両差しから足をかけてテイクダウン、バックを狙う。ユースウは背中を見せて立ち上がって正対。バルボーサは四つ組みのままユースウをケージに押し込んでヒザ蹴り。再び足をかけてテイクダウンすると、ユースウが立つところにバックを狙って後ろにつく。最後はバルボーサがユースウの身体を持ち上げてテイクダウンする。

判定は3-0でバルボーサが勝利。試合後、1Rの大ピンチを「1Rは終わったと思ったよ。家で子供たちの遊んでいるのか、何がどうなっているのかっていう感じだった。でも、コーチの言うことに耳を傾けて、しっかりとリカバリーできた……より力強くね」と振り返ったバルボーサ。

「スピニングバックキックで終わるとは思っていなかった。ウォーは続くってね。彼も諦めない、初回の僕と同じようにね。コーチから3Rから、相手のペースは落ちると言われていたんだ。皆、楽しめたかい?  最後に一番大切なことを伝えたない。妻がずっと支えてくれて、ずっと一緒に戦ってきたんだ」とファン、そして妻にメッセージを送った。


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MMA MMAPLANET o UFN UFN230 ジェニファー・マイア ボクシング ヴィヴィアニ・アロージョ

【UFN230】ブラジル対決の女子フライ級戦は、ヴィヴィがマイアからバックを奪い判定勝ちで連敗脱出

<女子フライ級/5分3R>
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ジェニファー・マイア(ブラジル)

ともにガードを固めてケージ中央へ。左ジャブを突きながら、マイアがワンツーを見せる。ヴィヴィはケージ中央を取ってプレスをかける。マイアが下がりながらもアッパーを混ぜたコンビネーションを繰り出す。左右に動くマイアに対し、ヴィヴィが右ローを当てた。マイアのワンツーの打ち終わりに、ヴィヴィが右を伸ばした。直後、両者が左右フックを振るうもクリーンヒットはない。ヴィヴィはマイアの打ち終わりを狙う。

ケージ中央でマイアが右フックを放つと、打ち終わりに左フックを合わせた。さらにボディロックで組んだヴィヴィだが、テイクダウンは奪えず。左ジャブの相打ちから、ヴィヴィが前後の動きで自分の距離を保つ。マイアもヴィヴィの右アッパーにワンツーを合わせた。マイアのニータップを切ったヴィヴィは、ダブルレッグで組みつきマイアをケージに押し込む。シングルレッグに切り替え、そのままラウンド終了を待った。

2R、マイアが飛び出してヴィヴィが下がる。しかしプレスをかけたヴィヴィが右ストレートをクリーンヒットさせたあと、ボディロックからグラウンドに持ち込んだ。すぐにマイアの左腕を抑えながらパンチを落とそうとしたが、ここはマイアが背を向ける。ヴィヴィはバックに回り、バックマウントからRNCへ。マイアはヴィヴィのリストを掴んでクラッチを外すも、ヴィヴィがバックマウントから四の字フックに切り替えてポジションを整える。パンチで削りながら首に腕を滑り込ませていくヴィヴィ。ラウンド残り30秒でマイアのアゴから絞め上げていくヴィヴィだったが、ここは極められず。しかしバックはキープし続けた。

最終回、マイアが左ジャブを突きながら距離を詰める。ヴィヴィはダブルレッグで入り、すぐに離れる動きでマイアの前進を止めた。ヴィヴィのパンチも当たるが、マイアもヴィヴィのダブルレッグを切りながら右を当てていく。ケージ中央でマイアが組み、ダーティボクシングを繰り出したが、すぐにヴィヴィが離れた。ヴィヴィはシングルレッグでドライブする。ウィザーで耐えるマイアに対し、ハイクロッチから揺さぶるヴィヴィがダブルレッグに切り替えるも崩せず。ハイクロッチに戻したヴィヴィがマイアの体を浮かせた。

それでも倒せず、ヴィヴィが離れた。逆転を狙うマイアがパンチを振りながら前進し、ケージ際でグラウンドに持ち込んだ。ヴィヴィは背中をケージに着けて呼吸を整える。そして立ち上がるも、マイアがボディロックからグラウンドに戻した。なおも立ち上がるヴィヴィの動きを、マイアがバックグラブ、さらにハーフネルソンで止めて引き込んだ。引き込みながら腕十字に切り替えるマイアだったが、これは防がれてしまう。トップに回ったヴィヴィが、再び腕十字さらに三角を狙うマイアを振り切って試合を終えた。

裁定はジャッジ3者とも29-28でヴィヴィがユナニマス判定勝ち。2連敗でランキング11位まで落ちていたヴィヴィだが、ランク8位のマイアを下して「APEXで勝てて凄く嬉しい。この勝利は皆のサポートがあったからこそ。本当にありがとう。勝負の鍵はケージだった。打撃戦のなかで、た正しいタイミングでケージを利用してテイクダウン、コントロールすること。その通りやり切れたわ」と勝利の喜びを語った。


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MMA MMAPLANET o UFN UFN230 エイドリアン・ヤネツ ジョナサン・マルチネス

【UFN230】マルチネスがインローでヤネツの足を破壊してTKO勝利。「次はトップ5と戦いたい」

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
Def.2R2分26秒by TKO
エイドリアン・ヤネツ(米国)

サウスポーのマルチネスに対し、ヤネツはマルチネスの外側にサークリングする。マルチネスはインローを蹴り、ヤネツは左から右フックとパンチを見せていく。確実にインローをヒットさせるマルチネス。ヤネツは右ミドルと右ストレートを見せるが、マルチネスのインローで右足が流れ、明らかにダメージを負った素振りを見せる。

ヤネツも必死にパンチを振り回すが、マルチネスのインローが当たると動きが止まる。そこにマルチネスはインローを蹴り続け、たまらずヤネツは寝転び、グラウンドに引き込もうとする。事実上のダウンとも言える状況で、もちろんマルチネスは付き合わない。

2R、マルチネスのインローがローブローとなり、試合が止まる。再開後、ヤネツが前に出てマルチネスは首相撲へ。組みついたヤネツはマルチネスをケージまで押し込み、離れ際にスピニングバックエルボーを見せる。

距離が離れるとマルチネスはインロー。ここでヤネツが2度目の引き込みを見せ、レフェリーもヤネツのダメージを確認しつつ、試合はスタンドに戻って続行となる。マルチネスは左ストレートとインロー。ケージを背負うヤネツにインローを蹴り込むと、ヤネツは苦悶の表情で崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。

試合後、マルチネスは「彼は良いボクサーだったから、足を狙うゲームプランだった」とインローによるKO劇を振り返り「次はトップ5と戦いたい」と上位ランカーとの対戦をアピールした。


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MMA MMAPLANET o UFN UFN230 アンドレ・ペトロスキー サンチアゴ・ポンジニビョ スティーブン・トンプソン ダナ・ホワイト ミシェウ・ペレイラ

【UFN230】1年10カ月振りの試合、ミドル級転向のペレイラがペトロフスキーを右ストレートで沈める

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
Def.1R1分06秒 by TKO
アンドレ・ペトロスキー(米国)

開始早々、ペトロスキーが距離を詰める。しかしペレイラがスイッチしながら左右へのステップでペトロスキーの前進をかわす。ガードを下げて蹴りを散らすペレイラが、蹴りのフェイントから右ストレートでペトロスキーの顔面を打ち抜く。ペトロスキーはダウンし、ペレイラがパウンド連打を浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。

2022年5月にサンチアゴ・ポンジニビョを判定で下して以来の試合となったペレイラ。今年7月にはスティーブン・トンプソンと対戦予定であったが、計量をクリアできず試合はキャンセルされた。その結果ウェルター級からミドル級に転向したペレイラが強烈なKO勝ちを収め、これでレコード的にはオクタゴンで6連勝。試合後は「凄くハッピーだ。ミドル級で戦い続ける。新しい階級では、来週でも2週間後で戦える。この機会を与えてくれたミック・メナード、ダナ・ホワイトに感謝ししている」と語った。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN230 キャメロン・サーイマン クリスチャン・ロドリゲス

【UFN230】キャッチ戦になった一戦。ロドリゲスがノンストップアクションでサーイマンを破る

<140ポンド契約/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
キャメロン・サーイマン(南アフリア)

ロドリゲスの計量オーバーでキャッチウェイト戦となった一戦。アンダードッグのサーイマンはサウスオーの構えから右リードフック。ロドリゲスがカウンターを狙い、ステップインからヒザ蹴りを決める。サーイマンは左で殴りつつ首相撲からヒザへ。離れたところでスピニングバックフィストを見せたロドリゲスは、同じ技を返してきたサーイマンにボディロックに捕え、スクランブルでがぶってアナコンダチョークへ。反転して防いだサーイマンはレッスルアップのロドリゲスはがぶるが、ワキを潜られバックを許す。

ここで離れた両者、打撃の間はロドリゲスか。カウンターが冴えるロドリゲスは、サーイマンの回転系の技をかわしてエルボーを入れる。左ミドルをキャッチされたサーイマンは、テイクダウンを許さず左を伸ばす。右を返すロドリゲスはスイッチして蹴りを見せ、その実──狙いはダブルレッグ。サーイマンはこの仕掛けを切ると、蹴りに左を合わせていくが逆に左を被弾する。飛び込みにカウンターを受けても、そのまま前に出て圧を掛けるサーイマンは最後に組んでボディロックも、ロドリゲスが切った。

2R、サーイマンが左インローを決め、右アウトローも蹴っていく。ここから構えを変えると、ロドリゲスはパンチの攻防からヒザを突き上げる。さらにアッパーからヒザ、左フックを決めるロドリゲスは、テイクダウン狙いを切って再びアナコンダへ。一度は反転に反応したロドリゲスだったが、二度目の反転で頭を抜かれるとトップを許しバックを許す。

サーイマンが両足をフックして、RNC狙うが前方に落とされる。逆にバックグラブから絞めを狙うロドリゲスは、背中を伸ばしてパンチを落とす。前転してエスケープのサーイマンがトライアングルを担いでバックへ。立ち上がったロドリゲスは、ムエタイ流の崩しでサーイマンを転がすと再びバックに回る。サーイマンはワンフックで左足を伸ばされ、左のパンチを連打された。厳しい場面から立ち上がって前転のサーイマンが、外ヒールへ。ボディ&顔面を殴るロドリゲス。最後の10秒、両者はスタンドに戻り打撃を交換した。

最終回、ここまでのラウンドを取ったロドリゲスに減量失敗のガスアウトはあるのか。ローにカウンターを当てるロドリゲスが跳びヒザを繰り出す。さらに左リードを当てたロドリゲスは、ボディからパンチを集中させる。テイクダウン狙いをウィザーで切られたサーイマンは、ジャブでバランスを崩す。ロドリゲスは左に右を合わせ、右ミドルを決める。サーイマンも右を当てるが、相当に削られてきたか。

それでも前に出てパンチを纏め、スピニングバックフィストから左フックというイマジネーション溢れる動きを見せたサーイマン。動きは落ちながら近距離での打ち合いで、譲らないロドリゲスはは左フックを被弾して、右ヒザを突き上げる。さらに右ハイを見せたロドリゲスはショートのワンツー、組んでヒザ蹴りも後方に倒される。

レッスルアップからシングルに取ったロドリゲスは、バックへ。自ら離れると、試合は残り1分に。サーイマンはジャブを受けて、逆転への糸口を掴めない。近づくとボディ、さらにヒザ蹴りをボディに突き刺したロドリゲスは、スピニングエルボーを繰り出す。最後まで動き続けた両者、手数&精度だけでなくグラウンドのポジションでも優勢だったロドリゲスの前に、サーイマンはUFC4戦目で初黒星を喫した。

「タフな接戦だったけど、体重を落とせなくて申し訳なかった。判定はどうなるか分からなかったけど、勝てた。チームのお陰だ」という勝者は、インタビュアーのマイケル・ビスピンと握手を交わす時だけ、少し笑顔になった。



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MMA MMAPLANET o TJ・ブラウン UFC UFN UFN230 キック ダレン・エルキンス

【UFN230】ザ・いぶし銀!エルキンスが巧みなスクランブルでTJ・ブラウンにRNCで一本勝ち

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
Def.3R2分23秒by RNC
TJ・ブラウン(米国)

ブラウンがジャブと右カーフキック。エルキンスはそこに右のパンチをかぶせる。ブラウンはサウスポーにもスイッチし、エルキンスは右をフェイントにしたダブルレッグでテイクダウンを奪う。エルキンスはトップキープして足を一本抜き、ブラウンはハーフガードからエルキンスの足を抱えて潜りスイープを狙う。エルキンスはブラウンの首を抱えつつ、寝かせてトップキープする。

ブラウンも脇を差して立ち上がり、ダブルレッグでエルキンスをケージまで押し込むと、持ち上げるようにしてテイクダウンする。エルキンスはニーシールドで距離を作って、体を起こして組みつく。四つ組みの攻防になると、エルキンスがバックをとってグラウンドへ。RNCを狙っていく。

2R、ブラウンがプレッシャーをかけて右アッパーから左フック、ジャブとヒザ蹴り。エルキンスに組みつかせずに距離を保ち、右のカーフキックを蹴る。さらに構えをスイッチして右アッパーを打つブラウンだが、エルキンスがそこにダブルレッグを合わせる。スイッチでバックを狙うブラウンに対し、エルキンスがスクランブルで競り勝ってサイドポジションへ。

ブラウンも脇を差して立ち上がりダブルレッグでテイクダウンし、亀になるエルキンスのバックを狙う。エルキンスは正対して上のポジションを取り返す。ブラウンがハーフガードから体を起こしてシングルを狙うと、エルキンスはがぶってコントロール。ブラウンも頭を抜いて立ち上がる。

エルキンスは再びブラウンの右アッパーにダブルレッグを合わせてテイクダウンし、ブラウが立つところでバックへ。ブラウンも正対してエルキンスを寝かせるが、エルキンスは亀になって前転し、トップポジションを取り返す。最後はエルキンスがハーフガードでトップキープしてラウンドを終えた。

3R、ブラウンがジャブでプレッシャーをかけて左フック。エルキンスはブラウンの右に合わせてシングルレッグで組み付き、そのままケージに押し込む。ブラウンがギロチンチョークを狙うと、エルキンスがダブルレッグで両足を束ねて上のポジションを取る。

ブラウンも亀になって立ち上がろうとするが、エルキンスはそれを寝かせてバックへ。ここからパーム・トゥ・パームでRNCを極めて、ブラウンからギブアップを奪った。UFCデビューから14年目、39歳のエルキンスがブラウンに一本勝ちし、UFC28戦目を勝利で飾った。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN230 テレンス・マッキニー

【UFN230】テレンス・マッキニー。ヒザからマロッティをパウンドアウト。UFC史上3人目の20秒以内V✖2

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー(米国)
Def.1R分20秒by TKO
ブレンドン・マロッティ(米国)

これがデビュー戦のマロッティがの右ローに右フックを見せたマッキニーは、そのまま首相撲に捕え右ヒザを突き上げる。この一発でストップしても良いようなダウンを喫したマロッティ。レフェリーが様子を見るなかで、マッキニーはパウンドを連打する。懸命に足にしがみつこうとしたマロッティは鉄槌の連打受け、背中を向けたところでレフェリーストップとなった。マッキニーはUFC史上、3人目の2試合で20秒以内の勝利を手にしたファイターとなった。


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MMA MMAPLANET o UFN UFN230 アラテンヘイリ クリス・グティエレス ジョナサン・マルチネス

【UFN230】構えを変え、アラテンヘイリの左足を削り、拳の距離を創らせなかったグティエレスが快勝

<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アラテンヘイリ(中国)

まず左インローを蹴ったサウスポーのグティエレスが、インとアウトのローを散らしつつ左ストレートを伸ばす。グティエレスは構えを変えながら間合いを測り、アラテンヘイリは左リードフックから前に出る。右ハイをかわしたアラテンヘイリは前足を蹴られながらも、ステップインしてワンツーを繰り出す。

様子見のまま初回は半分が過ぎ、近い距離でグティエレスが左ハイ、アラテンヘイリがブロックする。グティエレスは左右の蹴りを打ち分け、時折りジャブや後ろ回し蹴りで距離を創ろうとする。アラテンヘイリは蹴りの距離を崩せず、ローとジャブを被弾しパンチの距離が長くなることでクリーンヒットがないまま5分が終わった。

2R、オーソでスタートしたグティエレスは、右カーフから一瞬、テイクダウン狙いのフェイクを織り交ぜる。アラテンヘイリもワンツーで前に出るが、バックステップでかわされる。グティエレスは初回と同様に、良い打撃を貰わず手足を出し続けることができるか。右アウトローを2発受けたアラテンヘイリは、足が揃って止まりそうになる。グティエレスのスピニングバックフィストをブロックしたアラテンヘイリは、左ローを急所に受けて試合が中断する。

再開後、左に回るグティエレスは、圧を高めると左をローに合わせる。グティエレスのスタイルは、一発でも姿勢を乱すようなパンチを受けるとラウンドを落とす可能性がある──なかで、グティエレスは前足を削り、左をヒットさせる。2度目のダブルレッグのフェイントを見せたグティエレスがカウンターの左を入れ、左インローから左フックを決めた。さらに奥手の左を打った直後に、左ヒザを繰り出したグティエレスは右カーフでこの回を締めた。

最終回、左足が真っ赤になっているアラテンヘイリは左のインロー、右ローカーフから右ジャブ、左ストレートから左ハイを蹴られそうになる。急所を蹴られたという仕草を見せたアラテンヘイリに対し、「ノー。ノー」と駆け寄り、再開を促すグティエレス。直後にアラテンヘイリのコンビが初めてグティエレスの顔面を捕える。拳の伸びるようになったアラテンヘイリ、それだか踏み込めているのだが右ローを蹴られ、体が流れる。

左フックに組みついたアラテンヘイリがボディロックからバックに回る。一度、ケージを掴んだグティエレスは前方に崩されてテイクダウンを許す。すぐにケージを使って立ち上がったグティエレスが、体を入れ替えて離れる。アラテンヘイリの距離でもヒザ蹴り、左を当てたアラテンヘイリが右カーフを蹴る。それでも左足を前のまま踏み込むアラテンヘイリに対し、なんとグティエレスがイマナリロールから足関節を狙う。

しっかりと反応したアラテンヘイリは跳びヒザをかわし、パンチの交換から最後にテイクダウンを決めたものの──0-3でグティエレスに下った。「こういうことは言いたくないけど、僕はランク15位だ。次はメインカードで戦いたい。何より今はジョナサン・マルチネスをしっかりとサポートしたい」と勝者は話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN230   アラテンヘイリ アンドレ・ペトロスキー エイドリアン・ヤネツ エジソン・バルボーサ エドガー・チャイレス エミリー・ダコーテ キャメロン・サーイマン クリスチャン・ロドリゲス クリス・グティエレス ジェニファー・マイア ジミー・フリック ジョナサン・マルチネス ダニエル・ラセルダ ダレン・エルキンス チムール・ヴァリエフ フランキー・エドガー ペドロ・ムニョス マルケル・メデロス ミシェウ・ペレイラ ヴィヴィアニ・アロージョ

【UFN230】アラテンヘイリ戦へ、グティエレス「止まった状態でエネルギーを養成? 力は身の内で興すモノ」

【写真】キャリアの序盤にチムール・ヴァリエフと1勝1敗、ベンディ・カシミールに勝利。なぜかジミー・フリックにムエタイで勝っているのも興味深い (C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC Apexで開催されるUFN230:UFN on ESPN+88「Yusuff vs Barboza」にクリス・グティエレスが出場し、中国のアラテンヘイリと対戦する。
Text by Manabu Takashima

キャリア19勝4敗2分、32歳のクリス・グティエレス。フランキー・エドガーに勝ち、前戦ではペドロ・ムニョスに8連勝を阻まれたとはいえ、第2試合に出場するファイターでは決してない。そんな冷遇にもファイトを楽しむ精神状態が、グティエレスから伝わってきた。


──クリス、土曜日にアラテンヘイリと対戦しますが、今の調子はいかがですか。

「実は今、コンテンダーシリーズでチームメイトの試合を見てきたばかりで(※取材は10日に行われた)。マルケル・メデロスが、UFCと契約できて凄くエキサイトしているんだ」

──素晴らしいヒザ蹴りでのKO勝ちでした。クリスも週末に試合に向けて、弾みがつきましたね。

「イエッサー! チームメイトの勝利にはいつも元気づけられるし、しっかりとファイトウィークをやり切れそうだよ!!」

──ところで昨年11月にフランキー・エドガーの最後の試合相手を務めました。あのような経験は、クリスに何を与えてくれるのでしょうか。

「UFC殿堂のフランキー、一番最近のペドロ・ムニョス戦はトップ10ファイターで、ケージの中での経験値、知識と僕よりずっと多い選手との試合だった。僕もこれまでやってきたことを全てぶつけて、自分がもっと上で戦えることを証明しようと思っていた。勝っても、負けても、そこで見つかった課題をしっかりと克服してきたから、今回の試合で成長したところを見せたいと思う」

──ペドロとの試合はカーフを蹴り、良いパンチも入れていました。ただ左を被弾してダウンしてから、試合の流れが変わりました。

「あの試合でどうやってプレッシャーを止めるのか。違うやり方があることを学んだ。だからこそ、アラテンヘイリというパンチ力があってレスリングも強い相手に、その成果を発揮できるんじゃないかと期待している。オクタゴンを共有する対戦相手のことは、誰だって尊敬しているけど、自分の存在を証明する試合にしたいと思っている」

──日本の空手マスターが、クリスは移動してパワーを創るのでなくて、止まった状態でエネルギーを養成できると指摘していました。そういう選手はUFCでも稀だと。

「いや、全ての力は身の内から興すモノだろう。ただ、その言葉には感謝している。土曜日も、この体の中で養成したパワーで戦うよ」

──ところで今、中国のMMA界の発展はすさまじいです。経済力があり、人口も多く、上海にはUFC PIもあります。クリスは中国人ファイターの成長をどのように感じていますか。

(C)Zuffa/UFC

「中国のMMAはもの凄いことになっているよ。

だからこそ、中国で戦ってみたいんだ。そして中国の文化に浸ってみたいと思っている。いつの日か実現させたいね」

──そのような背景があって、アラテンヘイリというファイターが存在していますが、クリスはどのように戦いたいと思っていますか。

「僕の過去の対戦相手は、アラテンヘイリが戦ってきた相手よりレベルが高かった。そんな相手にも僕は勝っている。試合の度に成長しているとも思っている。前回の試合──ペドロ・ムニョスとのファイトで、僕は負けたけど……あの敗北は必然。いや、あの試合で僕は負けないといけなかったんだ」

──えっ? どういうことですか。

「7連勝をしていて、僕はきっと自信過剰になっていた。調子に乗っていたんだよ。あの試合で負けたことで、また原点に戻ることができた。自分にはまだまだ学ぶことがあって、前回の試合で見えた穴を埋める練習を懸命にやってきた。この気持ちを思い出させるためには、あの敗北が必要だったと思っている。あの経験を経て、今の僕が何をできるのか皆に披露したい」

──再びトップ10ファイターと戦うために、非常に大切なファイトとなります。ここで披露したいモノとは何でしょうか。

「成長したところを見せたい。キャリア的には少しステップバックになったけど、色々と学ぶことができた。自分を一度バラバラにして、創りなおしてきたんだ。そのうえでファンの皆が楽しめるエキサイティングな試合にしたい。

この試合は僕だけでない、アラテンヘイリにとっても自己証明の場だと分かっている。今日、マルケルが見せたように自分の存在価値をぶつけ合うような試合だ。コンテンダーシリーズのような戦いは僕にも経験がある。それに勝者と敗者の明暗が明白になる経験もしてきた。土曜日もそういう試合になる。そして僕がアラテンヘイリを料理するよ」

──クリス、今日はありがとうございました。最後に日本のMMAファンにメッセージをお願いします。

「僕に話を聞いてくれて、この声を日本のファンに届けてくれることを感謝しているよ。僕は日本と中国のカルチャーに凄く興味を持っているんだ。試合だから、勝つか負けるか分からない。でも僕とアラテンヘイリの試合を心から楽しんでほしい」

■視聴方法(予定)
10月15日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN230対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ソディック・ユースウ(米国)
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
エイドリアン・ヤネツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<130ポンド契約/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリア)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
TJ・ブラウン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
タイナラ・リスボア(ブラジル)
ハヴェナ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー(米国)
ブレンドン・マロッティ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
イリナ・アレクシーワ(ロシア)
メリッサ・ディクソン(英国)

<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス(米国)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

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【UFN230】クリス・ロドリゲス戦へ、キャメロン・サーマン「バンタム級の未来が開かれる」

【写真】アジアンと変わらないぐらい童顔のキャメロン。しかし、強いです(C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexでUFN230:UFN on ESPN+88「Yusuff vs Barboza」が開催され、キャメロン・サーイマンがクリスチャン・ロドリゲスと対戦する。
Text by Manabu Takashima

南アフリカの23歳、サーイマンはコンテンダーシリーズからUFCにステップアップし、現在3連勝中だ。まだあどけなさが残るサーイマンは、MMAに関して話すことが大好きな好漢で──その受け答えはケージのなかと同じように溌溂としている。


──キャメロン、クリス・ロドリゲスと週末に戦います。今の気持ちを教えてください。

「最高の気分だよ。過去一番のキャンプができて、ケガも全くなかった。体重も順調に落ちているし、全てがパーフェクトに進んでいるよ。UFC APEXの少ない観客の前で、最高のパフォーマンスを披露したいと思う。それに、凄く多くの南アフリカの人々がこの試合を見るだろうからね。ただフィニッシュするだけでなく、ボーナスを手にするためにオクタゴンで戦うよ」

──今、まさにUFC APEXで戦うことに触れていましたが、過去3戦はPPVショーでした。PPVイベントとFight Nightショーではファイトウィークの過ごし方も含め違いを感じることはありますか。

「まず、今回のUFC APEXでの試合は、コンテンダーシリーズを思い出せるものだよ。コーナーマンの2人と3人だけでやってきて、そこもコンテンダーシリーズに似ているよね。もちろん大観衆の前で試合をすることも好きだけど、ショーン・シェルビーからの申し出がFight Nightショーだったことで、気持ちが落ちることは一切なかった。良い対戦相手だし飛びついたよ。なんといっても、僕にとっては初めてメインカードで戦う機会が訪れたわけだしね。

僕らは試合の2週間前にやってきて、ファイターズホテルでなくパームス・ホテル&カジノに宿泊していた。そして、ファイトウィークになるとPPVショーとは違う、より専門的なメディアからのインタビューを受けているよ。こうやって色々な舞台を経験していくことが、チャンピオンになるための道のりだと理解している」

──前回のテレンス・ミッチェル戦は初回でTKO勝ちを収め、UFCデビューから連勝が3になりました。

「何もダメージがなくて速攻で勝つことができたから、よりやる気が増したよ。特にケガをすることなく試合に勝てたことは最高だ。今週末の試合も、全く同じような戦いにしたいと思っている」

──ロドリゲスはアグレッシブで、ウェルラウンダー。凄く良いマッチアップだという風に聞かされると、正直どのように思いますか。

「対戦相手は25歳で、僕は12月に23歳になる。2人の若い選手の試合に関して、そんな風に言ってもらえるなら嬉しいよ。この試合は将来のタイトル・コンテンダーが生まれる試合になるからね。クリスチャン・ロドリゲスもしっかりと準備をしてきているだろうし、僕と同じようにフィニッシュを狙ってくるに違いない。どちらのファイターの手が挙げられるのか──。僕の一番の武器は、スタミナだ。試合が最終回までいっても、全く問題ない。でも、最初の一打で勝負を決める。それが僕の狙いだよ」

──「僕とロドリゲスはレベルが違う。一方的な試合になる」というような返答ではなかったですね。

「しっかりと準備をしてきたし、キャンプにもコーチにも自信を持っている。そして、試合ではやるべきことを全てを出し切る。ハードワークの成果を見せるよ。10カ月で4試合目、継続的にハードトレーニングをしてきたし、土曜日には答えがハッキリするから──そんな風にいう必要もないよ」

──ところでキャメロンが戦うバンタム級戦線には、中村倫也選手という日本のMMA界から久しく輩出されなかった──UFC首脳が期待するファイターがデビューしました。彼のことは視野に入っていますか。

「チームメイトのマーク・ホルムが8月にUAEWで試合をした時に、アブダビで会場に向かうバスのなかでUFC Fight Passでシンガポール大会をチェックしていたんだ。そうしたら、途中でWi-Fiの調子がおかしくなって(笑)。でも、彼の動きはしっかりと見たよ。あのパフォーマンスは圧巻だった。次の試合が決まって、またリンヤ・ナカムラの戦いを見てみたい。なにより、いつの日か彼と戦いたいと思う。

MMAを戦う上で、何かベースとなるファイトスタイルを身に着けている場合、それが彼にょうにレスリングだとベストだよね。UFCのチャンピオンも元々はレスラーだったファイターがどれだけ多いか。レスリングは最高のベースだよ、MMAにおいて。南アフリカの子供達がMMAをやりたいと言えば、僕ならレスリングと器械体操をその前に経験させる。

キックボクシングからMMAに転じると、打撃の技術を伸ばすだけでなくレスリングとグラップリングを身に着けることは絶対だ。僕のベースはキックボクシングだけど、試合中に打撃戦で劣勢の場合は、上手くレスリングとグラップリングを使う取り入れることができた。僕は打撃の基礎があって組み技を消化できているから、レスリングに絶大な力を誇る選手に対しても、アドバンテージを持っている。そうなれたのもヘッドコーチ、アシスタントのコーチのお陰だ。彼がいなければ、僕は今ここにいない」

──レスリングと器械体操ですか。いやぁ、興味深いですね。

「僕がこんな話ができる機会を与えてくれることを、心から感謝している。ホント、日本で戦うことは僕にとって一つの夢なんだ。その機会が訪れ、十分に資金があったら日本中を回って、日本の人々とこんな風にMMA談義をしたいね」

──円安がどんどん進んでいるので、自分たちからすると笑いごとでないですが、キャメロンの日本旅行は難しくないと思います(笑)。

「OK。それは楽しみだ。日本のファンも含め、皆に土曜日のファイトでバンタム級の未来が開ける瞬間を見せたいと思う。フィニッシュをして、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得することを約束するよ」

■視聴方法(予定)
10月15日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN230対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ソディック・ユースウ(米国)
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
エイドリアン・ヤネツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<130ポンド契約/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリア)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
TJ・ブラウン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
タイナラ・リスボア(ブラジル)
ハヴェナ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー(米国)
ブレンドン・マロッティ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
イリナ・アレクシーワ(ロシア)
メリッサ・ディクソン(英国)

<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス(米国)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

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