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Eternal MMA78 MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC UFC アラン・フィルポット イーサン・トーマス オク・レユン ショーン・エッチェル ジャック・ベッカー スティーブ・アーセグ ダヴィッド・ドヴォルザーク デヴィッド・マルチネス パク・ジェヒョン 原口伸 平井総一朗 竹中大地

【Eternal MMA78】2月に続き、UFCウィークに大会開催。猫の目タイトル戦線、ライト級のベッカーに注目

【写真】豪州トップ・フィーダーショーのタイトルラインにあるファイターたちの実力は? (C)ETERNAL MMA

8日(金・現地時間)、これから30後に豪州はシドニーのリバティ・ホールでEternal MMA78が開催される。
Text by Manabu Takashima

Eternal MMAといえばHex FC、BRACEと並び豪州MMA界の登竜門といえるイベントで、今日のイベントも2月の73回大会に続きUFCファイトウィークの金曜日に行われるわけだ。

2月のパース大会では日本の平井総一朗を破ったスティーブ・アーセグがUFCとサインし、6月のオクタゴン初陣でフライ級10位のダヴィッド・ドヴォルザークを破っているが、今大会でもアーセグと同じ青写真を選手だけでなくプロモーションも描いていた。


それがメインのミドル級選手権試合=マット・マイヤース✖ブローガン・アンダーソンの一戦だ。しかし、王者マイヤースがファイトウィークになって負傷欠場が決まり、ブローガンの対戦相手は見つからずメインは消滅──代替ヘッドライナーはバンタム級のジャック・ベッカー✖デヴィッド・マルチネスが務めることに。

ベッカーはかつてHEATに来日し、2勝1敗。5年前の2018年5月にはオク・レユンの持つライト級王座に挑戦も判定負けを喫した過去がある。

ベッカーにとって、この試合は昨年5月にエイデン・アギレラの持つEternal MMAライト級王座に挑むも開始直後にカーフで足を折り、TKO負けを喫して以来の再起戦となる。

そのアギレラを破って、ライト級に王者になったのが今大会でベッカーと対戦するマルチネスだが、マルチネスも既にブレイク・ドネリーにベルトを譲り渡しており無冠だ。

さらにはドネリーも今年の6月にクイラン・サルキルドに敗れ王座陥落──サルキルドは8月のRoad to UFCワンマッチで、パク・ジェヒョンと対戦予定だったが、トーナメント繰り上がりで原口伸と戦ったために、シンガポールで戦う機会は失してしまったファイターだ。

とにかく王座が猫の目のように変わり、王者はUFCを目指すというEternalのライト級戦線だが、日本を知るベッカーがどのようなファイトを見せるのか。実はベッカーは再起戦を日本で戦いたいという意向を持っていたが、Eternalのオファーを受けて母国でのファイトを選択したという話も伝わってくる。

そして、そのベッカーの相手には平井のように日本人ファイターを招聘するプランをEternalも持っていたものの実現はせず、今回はマルチネスと事実上の次期挑戦者決定戦といえるマッチアップが決まった。

日本繋がりでいえばコメインでショーン・エッチェルと戦うアラン・フィルポットは、7年目にVJT大阪大会に来日し、竹中大地に敗れていたファイターだ。その後はONE Warrior Seriesを経て、Eternalに出場もそのONE WSから4連敗中でキャリアの崖っぷちにあるフィルポットだ。

■視聴方法(予定)
9月8日(金・日本時間)、
午後7時00分~UFC Fight Pass

■ Eternal MMA78対戦カード

<バンタム級/5分3R>
ジャック・ベッカー(豪州)
デヴィッド・マルチネス(豪州)

<バンタム級/5分3R>
アラン・フィルポット(英国)
ショーン・エッチェル(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ロッド・コスタ(豪州)
イーサン・トーマス(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ジョー・デイヴィス(豪州)
セバスチャン・ショーライ(豪州)

<150ポンド契約/5分3R>
ジョシュ・クーン(豪州)
ジェイムス・マクブライド(英国)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ラーシニーズ(豪州)
トロイ・フーモ(豪州)

<ウェルター級/5分3R>
キム・ジュンギョ(韓国)
チョウ・ニエンラ(中国)

<バンタム級/5分3R>
クーパー・スミス(豪州)
ダニエル・ミッチェル(豪州)

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【HEAT52xAngel’s FC27】副将戦&HEATフェザー級王座決定戦で倉本拓也と対戦、ユ・ジュサン「楽勝だと」

【写真】1994年1月21日、ソウル出身。チーム・ピンナックルを中心に出稽古をしているそうだ (C)MMAPLANET

19日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるHEAT52xAngel’s FC27。4月の韓国での対抗戦を経て、第2弾が日本で実現する。
Text by Manabu Takashima

MMA&キック、8✖8の対抗戦の副将戦及びHEATフェザー級王座決定戦で倉本拓也と対戦するユ・ジュサンをインタビューした。ボクシングからMMAへ。大きなケガを経てプロデビュー後は1年7カ月で5連勝、その5勝目は清水俊一を判定で下したAngel’s FCフェザー級王座決定戦だった。試合前からテーピングだらけだったユ・ジュサンは、ベルトを手にしたもののヒールでヒザを負傷し、今回が王座奪取以来初の実戦となる。

夢はUFCトップファイターになることと断言するユ・ジュサンは、今回の試合に向けて余裕しか感じられなかった。


──今週末、HEATでタイトル戦が控えています。今の調子はいかがですか。

「試合の準備をしてきて、過去最高といえます」

──HEATとの対抗戦ですが、HEATの印象を教えてください。

「今ではUFCファイターのチョン・ダウン選手や、ONEのオク・レユン選手が活躍してきたこともあり、身近に感じていた団体です。ここで2つ目のベルトを巻くことができれば、自分も成長していると思えます」

──1つ目のベルトは昨年の12月に日本の清水俊一選手と対戦し、Angel’s FCのフェザー級王座を獲得しました。あの試合は足関節に苦しむ場面もありましたが、バックを取り続けてベルトを巻きました。ただヒザや足首にガッチリとテーピングがされており、試合前からケガをしていたようにも見えました。

「そうですね、まぁケガはありました。同時にずっと打撃で戦ってきたので、寝技ができるところも見せたいという気持ちだったことも事実です。それでも清水選手のヒールで、ヒザが鳴って。あのダメージは大きかったです。本音を言えば、相当に痛かった(苦笑)。ただ表情に出すと、相手チームに悟られるので我慢していました」

──では、ダメージも残ったのではないですか。

「そうですね、数カ月間はリハビリが必要でした。それでもリハビリの先生が優秀で、以前よりも調子は良い感じがしています」

──そんなユ・ジュサン選手ですが、まだまだ日本のファンは知らないことが多いです。そもそもMMAを始めた理由は何だったのでしょうか。

「中学3年生の時にボクシングを始め、プロでも試合をしました。ただ、色々あって続けることができなくなりました。それからは普通に仕事をしていたのですが、格闘スポーツに対する想いが強くてキム・ドンヒョン選手のジムに入って、プロデビューを目指していました。ただヘルニアでデビューまで時間は掛ってしまいました」

──なので2018年1月にTOP FCのアマチュアの試合に出てから、プロデビューまで3年5カ月も要したのですね。

「ハイ、2021年5月にデビューして今は5連勝中です」

──韓国には他にもプロモーションがありますが、Angel’s FCでキャリアを積もうと決めたきっかけは何だったのでしょうか。

「一番良い条件を出してくれたのはAngel’s FCでした。Angel’s FCは選手の待遇が良いプロモーションで、試合も選手の都合を優先してくれます」

──そのAngel’s FCを代表して、HEATとの対抗戦に挑みます。

「自分の意見を知ったパク・ホジュン代表がどのように思うか分からないですが、そう言う団体を背負うということを考えると、プレッシャーになってしまいます。これは常に言い聞かせていることですが、スパーリングをして収入を得る。そういう感じで試合に臨んでいます」

──では対戦相手の倉本選手の印象を教えていただけますか。

「4月の対抗戦第一弾で。ソ・ドンヒョン選手と戦った試合(※倉本が判定負け)を見ていますし、油断しないように戦う。楽勝だと思ってしまうような相手です。あまり強くはないです」

──自信たっぷりですが、倉本選手に対してどのような点でユ・ジュサン選手が勝っていると考えていますか。

「全てです。倉本選手に劣る箇所を見つけるのが、難しいです。秒殺するか、5分5Rの間ずっと底なし沼のような時間を経験してもらうのか。試合の時の気分で決めます」

──ところで、この先のキャリアはどのように青写真を描いていますか。

「最終目標はUFCのトップファイターになることです。それまで一つ一つ、ステップアップしていこうと思っています。試合毎に成長していく。それが今の目標です。UFCしか見ていないです」

──では土曜日の試合に向けて、改めて意気込みをお願いします。

「試合を見てもらえると、自分がどれだけ良い選手か理解してもらえると思います。それだけです」

■視聴方法(予定)
8月20日
午後3時分~ TIGET LIVE

■ HEAT52 x Angels FC27対戦カード

<キック・ミドル級/3分5R>
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール)
ヤン・チャンウォン(韓国)

<HEATフェザー級王座決定戦/5分5R>
倉本拓也(日本)
ユ・ジュサン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
堀友彦(日本)
ソン・ヒョンジョン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
三上ヘンリー大智(日本)
チョン·ホチョル(韓国)

<キック・ライト級/3分3R>
ユウト・ヌンポンテープ(日本)
パク·ジョンジュン(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
大道翔貴(日本)
チャン・ユンソン(韓国)

<ライト級/5分3R>
平山学(日本)
ソン・ミン(韓国)

<フライ級/5分3R>
AXEL RYOTA(日本)
チョ·ジュンゴン(韓国)

<ムエタイ64キロ/3分3R>
ペットサムイ・シムラ(タイ)
シン·ドンヒョン(韓国)

<キック57.5キロ契約/3分3R>
一仁(日本)
ウォームONE LINK(タイ)

<フェザー級/5分3R>
今井舜也(日本)
菊川功武(日本)

<フェザー級/5分3R>
サイヤドガディー坂井(日本)
萩原悠人(日本)

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【ONE FN10】MMA王者デリダー組み技戦、タイ・ルオトロ─02─「コンバット柔術ルール? 悪くない」

【写真】ナチュラルでも、こうなれる (C)ONE

既にイベントが開始されているONE FN10「Johnson vs Moraes 3」でONE世界ミドル級王者ライニア・デリターと対戦するタイ・ルオトロ・インタビュー後編。

若年層にも蔓延しつつあるステロイド使用に警鐘を鳴らしたタイ&ケイドのルオトロ兄弟がアグレッシブなグラップリングに関して熱弁を振るった。

<タイ・ルオトロ・インタビューPart.01はコチラから>


──と同時に参加型のグラップリングや柔術ですら、勝利を手にするために禁止薬物に手を染めるなか、タイやケイドたちはグラップリングがプロスポーツとしてよりメジャーになり、競技生活によって得るモノを増やそうと努力をしている。そして、そのような世界が実現するとより禁止薬物を使用する選手が増えることも容易に想像できます。

「だから、僕らのようなナチュラルな選手がジューサーを破ることで、子供達の手本になりたい。僕らが子供のとき、いつだって好きな選手はディアス兄弟だった。彼らは爆発力がもっともある選手じゃなかった。でも、ストロイドを打っている選手を相手に最高のパフォーマンスを見せていたから」

ケイド 今の柔術界はジュベニウでもステロイドを使用しているティーンがいる。僕らはステロイドを使わず、自分の力でもやれることを彼らに見せたいと思っている。

──ところで柔術家同士の対戦は両者が防御力に優れ、重厚な攻防になる一方で取られないことを第一に考える選手が多い。そのためにONEでは柔術家とMMAファイターやサンビストとの対戦を増やしているようにも見受けられます。柔術家同士の対戦が、一般受けするようなエキサイティングな試合になることは難しいでしょうか。

セレモニアル・フェイスオフでシングルレッグを仕掛けて、大笑いしたタイ。楽しんでいる

「柔術は退屈な試合にいくらでもある。

それは今言ったように守り重視だからだ。対してMMAファイターはより攻めてくる。今回の試合でもライニアは絶対に攻めてくるだろう。だから僕は彼をコールアウトしたんだ。観客の皆にとって、良い試合ができる相手だから。彼の攻めのプレッシャーのなかで、僕はベストを尽くして戦う」

──ケイド、6月にはトミー・ランガカーを相手にライト級王座の防衛戦が控えています。ランガカーもサンビストやMMAファイターと戦う時はアグレッシブに攻めるかと思います。その一方で、ケイドを相手になるとそのリスクを背負ってくるのか。

ケイド 僕らはいつだってフィニッシュして、エキサイティングな試合をしたいと心掛けている。だから、そこがいつも問題になってくるんだ。トミーは柔軟で強いガードファイターだ。マテウス・ガブリエル戦と似てくることも十分にある。でも、僕が一本勝ちを狙うことは間違いないよ。

──高い防御力を生かして攻める。それが一番の理想かと思いますが、前回のタミー・ムスメシとビア・バシリオ戦ではレフェリーが一瞬のスクートにブレイクを掛けるシーンが続きました。あれはあれでレフェリーが試合に介入し過ぎで、見ていて気持ちの良いモノではなかったです。

「座っている選手を立たせるのは、悪いことじゃないと思っている。僕らはアルティメット・スク―ティング・チャンピオンシップを戦っているわけじゃないから(笑)」

──アハハハ。

ケイド そうでしょ?(笑)。座って、何も起こらないモノを見たがる人はいない。

「確かにガードワークからは素晴らしい技が繰り出される。そこからアタックする場合はね。そういう美しい動きが見られるのは楽しいよ。でも、何をしないのならレフェリーが立たせることは問題ないと思う。なぜ、皆がガードを取るか。それはパスガードが難しいから。安全に戦いたいんだ」

ケイド だからガードって呼ばれているんだよ。

「多くの選手がガードを駆使し、時間とにらめっこという退屈極まりない試合をしようとする。テイクダウンでなく、座った選手を立たせるのは悪くない。ただし、そこに至るまでにレフェリーももう少し展開を見ても良いんじゃないかと思う」

──ハーフを取って足に触れているのに、ブレイクを命じたこともありました。そうやって立たされ続けるということは注意が入っているのと同じで。でも勝ったのはタミーだった。これはもう見ている人が戸惑うばかりです。なぜ、評価された動きをしているのにブレイクが入るのかと。

「それはそうだね。ガードから攻撃も柔術の醍醐味だから」

ケイド 攻めようとガードを一方が取り、また上の選手も攻めようとすることで攻防が生まれる。そうでない展開なら、ブレイクを命じるべきだよね。攻める気がないなら、立たせれば良い。

──ADCCでは逆にスクートした選手から、上の選手が3歩以上離れるとペナルティが与えられています。

「そうペナルティだ。MMAだと下になった選手が、ただ柔軟性を生かして防御に徹するなら──上の選手はパンチを落とせるよね。柔術はそれが許されない。だからさ、コンバット柔術のように下の選手が何もしないなら、掌底をバンバン入れてやれば良いんだよ(笑)。そうすれば、上の選手はもっと攻めやすくなる。僕らはエキサイティングな試合がしたいから、防御に徹せられるとイライラすることは確かだからね」

──ルオトロ兄弟はコンバット柔術の実現をチャトリに提言しますか(笑)。

「それは悪いアイデアじゃないよ(笑)」

ケイド ライニア・デリダーとコンバット柔術で戦えば良いんだよ(笑)。

──タイ、ケイド、いつもありがとうございます。最後に日本のファンに一言お願いします。

「モシモシ。アリガト。いつも、応援ありがとう」

ケイド アリガト。サヨナラ!!

■放送予定
5月6日(土・日本時間)
午前8時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ONE FN10対戦カード

<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] デメトリウス・ジョンソン(米国)
[挑戦者] アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)

<ONEムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] エドガル・タバレス(メキシコ)

<ONEサブミッショングラップリング世界フライ級(※61.2キロ)選手権試合/12分1R>
[王者] マイキー・ムスメシ(米国)
[挑戦者] オサマ・アルマルワイ(イエメン)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
アリス・アンダーソン(米国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ロベルト・ソルディッチ(クロアチア)
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)

<<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
セイジ・ノースカット(米国)
アフメド・ムジタバ(パキスタン)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
ファン・ロン(中国)

<サブミッショングラップリング・ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/10分1R>
ライニア・デリダー(オランダ)
タイ・ルオトロ(米国)

<ムエタイ131ポンド契約/3分3R>
ジャッキー・ブンタン(米国)
ディアンドラ・マーティン(豪州)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
リース・マクラーレン(豪州)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ローウェン・タイナネス(米国)
オク・レユン(韓国)

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MMA MMAPLANET o ONE ONE FN10 オク・レユン ボクシング ローウェン・タイナネス

【ONE FN10】マイルハイで、疲れが顕著に。オク・レユンがローウェン・タイナネスを3-0で下す

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
オク・レユン(韓国)
Def.3-0
ローウェン・タイナネス(米国)

左ローを蹴るオクに対し、タイナネスが右オーバーハンドから組む気配を見せる。オクがジャブから右を伸ばし、タイナネスが右カーフを蹴る。距離を詰めてボディを殴ったオクは、さらにカーフから左ミドルを入れる。引き続きオクは右アッパー、ボディを入れてジャブ、右を伸ばす。打撃の圧を掛けるオクに対し、タイナネスは右フック、オーバーハンドを繰り出してカーフを蹴る。ケージを背負ったタイナネスにパンチをまとめたオクだが、タイナネスも右フックを返す。

オクはアッパーを突き上げ、ここでクリンチの攻防に。押し込まれたオクは右エルボーを入れ、タイナネスはヒザを繰り出す。タイナネスも左ヒジを入れ、間合いが離れるとオクが前蹴りを入れる。タイナネスはヒザ、左右のフックを見せてカーフへ。誘い込むような動きのタイナネス、いつテイクダウンを見せるか。

オクは左ボディ、タイナネスが左右のフック&左ミドル、さらに右フックと両者が激しい攻防を繰り返す。ボディを入れ、ヒザからパンチをまとめたタイナネスが終盤盛り返すラウンドとなった。

2R、まず右カーフを蹴ったタイナネスはワンツーの打ち合いから、ジャブを受ける。オクはジャブを続け、間合いを取ったタイナネスのカーフで蹴られてもワンツーを入れる。ここでタイナネスが初めてテイクダウンを狙い、ダブルレッグで上を取る。オクはフックガードを取り、下で耐える状態に。右側に一気にパスを狙ったタイナネスは、嫌がって背中を見せたオクのバックを取る。

後方へ右ヒジを繰り出すオクが、足をフックさせないようケージを蹴りに行く。腕の上から右足をフックしたタイナネスに対し、オクが振り払う。それでもワンフックを取ったタイナネスはオクの立ち上がり際に両足をフックする。自ら着地し、胸を合わせてきたオクをケージに押し込んだタイナネスはエルボーからヒザを被弾。オクがヒジ&エルボー、オクがダーティーボクシングを繰り出すが、疲れを感じさせる表情を見せた。

最終回、インターバル中にオクも明らかに疲れを見せたオクに対し、USAチャントを受けるタイナネスはジャブを連続で被弾する。口を開けたタイナネスは、右カーフや左フックを繰り出し、必死に前に出るとボディ、ダーティーボクシングで殴っていく。オクもパンチを返し、タイナネスが左ハイを蹴る。オクはワンツー、タイナネスが残り2分30秒を切ってダブルレッグを決める。

成す術なく下になったオクは、口を開けてフックガードへ。左に回ったタイナネスは背中をつけさせ、オクが背中を見せる。ワンフックを許し立ち上がったオクは、ここも自ら下りたタイナネスにケージに押し込まれる。ウィザーで耐えるオクが離れる。最後の30秒、フックからダブルレッグのタイナネスがスクランブルでも最後にキレのある動きを見せ、パンチを打ち合ったところで時間に。

ラウンドマストでない分、難しい判断となった試合は3-0でオク・レユンに凱歌が挙がった。ダメージ云々よりも、疲れが顕著だったタイナネスが軍門に下った形か。


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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN10 UFC アドリアーノ・モライシュ アリス・アンダーソン オク・レユン オンラ・ンサン カイラット・アクメトフ キック ジヒン・ラズワン スタンプ・フェアテックス ゼバスチャン・カデスタム タイ・ルオトロ チャンネル デメトリウス・ジョンソン ボクシング マイキー・ムスメシ ライニア・デリダー リース・マクラーレン ロッタン・シットムアンノン ロベルト・ソルディッチ ローウェン・タイナネス ローマ・ルックンブンミー

【ONE FN10】米国デビュー、アジアの顔スタンプ・フェアテックス「しっかり踊って、打撃も見せる」

【写真】アジアン・グッドシェイプなスタンプに対し、アンダーソンのバキバキさがアメリカン (C)MMAPLANET

5日(金・現地時間)、コロラド州ブルームフィールドの1stバンク・センターで開催されるONE FN10「Johnson vs Moraes 3」でスタンプ・フェアテックスが、アリス・アンダーソンと対戦する。

アジア在住アジア人MMAファイターとして、今大会唯一のメインカード出場となるスタンプ。いわば米国路線で、アジアの顔として活躍するスタンプは米国デビューに向け、相当にダンスに力を入れていることが伺えた。


今回はいつにも増して「マイペンライ」さが目立っていたスタンプ

──アリス・アンダーソンと今週土曜日に対戦します。今の気持ちを教えてください(※取材は1日に行われた)。

「ONE初の米国大会で戦うこと、米国で初めて試合をすることが凄く嬉しいわ」

──アジアの時間帯から、時差の大きな米国での試合に向けてコンディションの方はいかがですか。

「標高の高いデンバーに慣れるために、4月9日にやってきて。試合まで1カ月をデンバーで過ごしてきたけど、最初の1週間は時差ボケが大変だった。一晩中眠ることができなかったり。それに息もすぐに切れて、練習に慣れるのが大変だった。そこも2週目から徐々に大丈夫になってきて、今では普段と変わりなく練習できるようになったわ」

──試合前、最後の調整をデンバーで行ってきたということですが、どのジムで練習してきたのでしょうか。

「イーストン・ハイ・アルティトゥードMMAで練習させてもらって。UFCファイターも多くいて、私に必要な技術なんかを指導してもらった。スパーの相手が、私に何が必要かも指導してくれた。レスリングに関してテイクダウンはできないけど、私も懸命にやれば倒されなくなったし。レスリングに対応できるという自信がついた」

──食事の方はどうですか。体重を落とすには、米国は糖質が多い食事が溢れていますが。

「スーパーマーケットで買い物をして、自炊していたから問題なかったわ。この1カ月はトレーニングとスーパー、ダンスの練習、そして料理の連続で1日が終わった感じだった(笑)」

──アハハハ。ところで前回の試合はミックスファイトで戦う予定から、スーパーガールとキックボクシング戦に急遽変わりました。2年5カ月振りの立ち技のみの試合を戦ってみて、どのような想いでいましたか。

「私はアトム級で、彼女はストロー級だから違いはあったけど、練習でずっとムエタイを続けているから問題はなかった。ただ急にルールも相手も変って、少しナーバスにはなっていたけど。ムエタイのトレーナーもいないなかで勝てたので、私にとっては凄く意味のある試合になったわ」

──ところでタイではローマ・ルックンブンミー、ジヒン・ラズワンと一緒の写真をSNSにアップしていましたね。両者とタイを出るまでは練習していたということでしょうか。

「今回の試合のため、2人はフェアテックスに来て私をサポートしてくれた。ローマは10日間、ジヒンとは1カ月一緒に練習をし、練習以外の時間でも彼女たちのトレーナーも交えて色々と話すことができて凄く良かった」

──UFCのローマとONEのスタンプの合体は、タイMMA界のドリームタッグです。

「ローマは経験豊かだし、学ぶべき点も多かった。指導者が違うから別のテクニックを持っていて。私の方が少し小さいけど、本当に良い練習ができたわ」

──米国で戦うことでもアドバイスがありましたか。

「米国で戦うことに関してアドバイスはしてもらっていないけど、戦い方についてはフットワークをもっと使った方が良い、動きを止めないでというアドバイスをしてもらった。あっ、それと米国は税金が高いから大変だって教えてくれた(笑)」

──アハハハハ。ではアリス・アンダーソンの印象を教えてください。

「身長が高くて、リーチも長い。グラウンドでも戦えて腕十字が得意ね」

──スタンプは、どこにアドバンテージがあると考えていますか。

「ダンスよ。私の方がずっと上手く踊れるから(笑)」

──……(苦笑)。

「それは冗談で。背が高く、リーチも長い彼女と戦うには打撃に代わる攻撃も考えているわ。スタンプ・フェアテックスとは何者なのか。米国のファンに覚えてもらえるよう、しっかりとダンスを踊って(笑)、打撃のスキルを見てもらう。米国だけでなく、タイのファンも絶対にガッカリさせたくないので。ダンスの練習もしっかりとやってきたから」」

■放送予定
5月6日(土・日本時間)
午前8時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ONE FN10対戦カード

<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] デメトリウス・ジョンソン(米国)
[挑戦者] アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)

<ONEムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] エドガル・タバレス(メキシコ)

<ONEサブミッショングラップリング世界フライ級(※61.2キロ)選手権試合/12分1R>
[王者] マイキー・ムスメシ(米国)
[挑戦者] オサマ・アルマルワイ(イエメン)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
アリス・アンダーソン(米国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ロベルト・ソルディッチ(クロアチア)
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)

<<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
セイジ・ノースカット(米国)
アフメド・ムジタバ(パキスタン)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
ファン・ロン(中国)

<サブミッショングラップリング・ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/10分1R>
ライニア・デリダー(オランダ)
タイ・ルオトロ(米国)

<ムエタイ131ポンド契約/3分3R>
ジャッキー・ブンタン(米国)
ディアンドラ・マーティン(豪州)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
リース・マクラーレン(豪州)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ローウェン・タイナネス(米国)
オク・レユン(韓国)

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MIKE MMA o ONE ONE Championship UFC   エディ・アルバレス オク・レユン パウロ・コスタ

エディ・アルバレスとルーク・ロックホールドがBKFCと契約、4.29『BKFC 41』でアルバレスはチャド・メンデス、ロックホールドはマイク・ペリーと対戦



 Bare Knuckle FCが4月29日にコロラド州ブルームフィールドの1stバンク・センターで『BKFC 41』を開催することと、エディ・アルバレス vs. チャド・メンデス、マイク・ペリー vs. ルーク・ロックホールドを行うことをBKFC代表のデイブ・フェルドマンが発表。アルバレスとロックホールドはBKFCデビュー戦となります。

 アルバレスは2021年4月の『ONE on TNT 4』でオク・レユンに判定負けして以来ONE Championshipを離脱しフリーエージェントになっていました。ロックホールドは昨年8月の『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』で3年ぶりに復帰し、パウロ・コスタに判定負けした後にMMA引退を表明していましたが、最近になりフリーエージェント宣言をし他団体で復帰する可能性を示唆していました。続きを読む・・・
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【Gladiator020】Road to UFCから日本で再起、ライト級王者キ・ウォンビン「自分の覚悟を見せる場」

【写真】気持ちを切り替えて、キャリアの再構築に踏み出したキ・ウォンビン(C)MMAPLANET

22日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR020でライト級王者キ・ウォンビンが3年8カ月振りの来日を果たし、グスタヴォ・ウーリッツァーの挑戦を受ける。

10月にRoad to UFC準決勝で、インドネシアのジェカ・サラギに予想もしないTKO負けを喫したキ・ウォンビンが、再起の場の古巣グラジエイターを選択した。RTUの敗北という厳しい時期を過ごし、日本からキャリアのリスタートを切るキ・ウォンビンをソウルでインタビューした。


──3年8カ月振りの来日が決まりました。今の気持ちを教えてください。

「本当にこの間もグラジエイターで試合をしたいと思ってきました。自分が無名の頃から、グラジエイターには試合の機会を貰っていたのでグラジエイターを愛しています。それがコロナもあって日本に行くことができなくなり、今回は久しぶりにグラジエイターでの試合なので本当にワクワクしています。日本の皆さんに良い試合を見せたいです」

──個人的にオク・レユン、キム・ギョンピョ、キ・ウォンビンという3選手をずっと追ってきたつもりでしたので、本音をいえばUFCに行って欲しかったです。Road to UFC準決勝での敗北をどのように捉えていますか。

「あの敗北に関しては、本当に厳しかったです。今も眠れないことがあります。でも、ここで立ち止まるわけにはいかないです。だからこそ、このタイミングでオファーを出してくれたグラジエイターでの試合を再出発にしたいと思っています。そのために良い試合をして、進化した姿を見せたいです」

──それにしてもキム・ギョンピョ選手も同時に敗れたことをどのように感じましたか。

「ギョンピョとは仲が良くて。準決勝前には『決勝で当たったらどうしよう』なんて話をしたこともありました。そのギョンピョも負けたことは、本当にショックでした。ギョンピョが負けるとは一切思っていなかったです。だからこそ、自分もギョンピョもこのままで終わるわけにはいかないです。

韓国に帰国する飛行機でギョンピョが隣の席だったので、そういう話をしました。『ここから一緒に頑張ろう』と」

──良い話です。キム・ギョンピョ選手の今後も注目したいです。では、先ほど言われたようにリスタートがグラジエイターになったことにはどういう想いがありますか。

「自分に活躍する機会を与えてくれたグラジエイターで、再び戦えることは凄く嬉しいです。気合も入りますし、絶対に良い試合をするので期待してほしいです」

──ところでRoad to UFCは無観客でも、UFCと同じ会場で実施された大会で、UFCのオクタゴンで戦えたことが凄く良い経験になったと言っている日本人選手もいます。残念ながら勝ち上がれなかったですが、あの場で戦った経験はキ・ウォンビン選手に何をもたらしたでしょうか。

「MMAファイターなら全員が同じだと思いますが、UFCは自分にとって夢の舞台でした。敗れはしましたが、これまで見てきたUFCファイターと同じ環境で戦えたことは自分にとって、これからの人生に生きる経験になっています」

──韓国で再起戦という選択もあったと思います。それが日本で戦う。仕切り直しとして、海外での試合というのは何か違いがありますか。

「韓国で再起戦を戦っていたとしても、同じだけの気持ちで戦えていたと思います。それでもグラジエイターという団体に愛情を持っているので、一段階上の気持ちで戦うような精神状態にはなっています」

──では挑戦者グスタボ・ウーリッツァーの印象を教えてください。

「寝技中心の選手だと思いますが、打撃も思い切りが良いです。試合映像もしっかりとチェックしました。自分は勝敗以上にその日の試合のなかで、もっとも盛り上がる試合をしたいと考えていいます。そういう戦いができる相手だと思います」

──今の言葉を伺って素直に思うところがあります。キャリアの序盤、キ・ウォンビン選手はしっかりとケージレスリングを戦い、マニア好みの重厚な試合をしていました。それが韓国のMMA界の傾向かRoad FCの戦いでは殴るけど殴られる、一か八かの打撃戦をするようになり、Double GFCでも続いたと思います。その結果、打たれ弱くなった。ダメージの蓄積があるのではないかとRoad to UFC準決勝を見て心配になりました。それでも、やはり打撃戦で盛り上げる試合をしたいと考えているのですね。

「よく自分の試合を見てくださっているのですね。ケージレスリングは自分にとって、勝負の鍵を握る攻防でした。そこで優位に立てると、勝てる。その反面、自分には乱打戦をしてしまう傾向があります。次の試合では派手さのあるファイトとともに、しっかりと勝てる戦いをしたいと思います。ツボを押さえて」

──このタイトル戦を終えて、どのようにキャリアの再構築を考えていますか。

「MMAファイターとして、戦うことが本当に好きです。これからも自分が納得して、ファンの皆さんに喜んでもらえる試合を心掛けます。そういう戦いを続けることで、トップになれる。そういう風に成長した姿を毎試合見せることができるファイターになって戦い続けたいです」

──またUFCを目指したいですか。

今回の取材場所4TPフィットネスにはキ・ウォンビンが持つ2つのベルトが飾られていた

「一番の目標はUFCです。

そこにたどり着くまでにグラジエイターもそうですし、韓国ではDouble GFCで勝ち続けないといけないです。これからも地道に1つずつ勝利を重ねていきたいと思います。それとグラジエイターのチャンピオンとして、修斗やDEEPのチャンピオンとダブルタイトル戦をやってみたいです」

──おおチャンプチャンプ対決ですね。凄く難しいとは思いますが、それぐらいでないと選手は強くなれないかもしれないです。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「Road to UFCで自分の敗北を目撃したファンの人もいるかと思います。あの敗北は自分がミスをした結果です。それを次の試合で証明します。次のグラジエイターでの防衛戦は、自分の覚悟を見せる場になります」

■ Gladiator019対戦カード

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
陸虎(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
秋田良隆(日本)

<ウェルター級/5分2R>
藤田大(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴(日本)
チョ・ソンビン(韓国)

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン(韓国)
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士(日本)
ジョセフ・チェン(台湾)

<フライ級/5分3R>
宮城友一(日本)
久保健太(日本)

<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久(日本)
イゴール・シルバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
笹晋久(日本)
ジョン・オリニド(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
ガッツ天斗(日本)

<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助(日本)
チョン・ホチョル(韓国)

<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
江木伸成(日本)

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
住村斉明里(日本)
MIYU(日本)

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o ONE オク・レユン キック

ONE PRIME VIDEO4:メインイベント・キャムラン・アバゾフ vs. クリスチャン・リー

ウェルター級タイトルマッチだったが、アバゾフが体重オーバーによりベルト剥奪。リーが勝った場合のみウェルター級王者に。5分5R。

岡見のONEデビュー戦で2RKOしたアバゾフ。ゼバスチャン・カゼスタムに勝利しウェルター級王座を獲得。ジェームス・ナカシマにも勝利して防衛を果たしたが、2月の前戦はミドル級に上げてライニアー・デ・リダーに挑戦したものの、テイクダウンから一方的に攻められ、3R肩固めで一本負け。体を大きくした影響か、今回は体重オーバーしてしまった。

最初はフェザー級だったリー。フェザー級ではマーティン・ニューウェインのタイトルに挑戦するも判定負け。青木戦でライト級に上げると、1R腕十字を極めかけられたがしのぎ、2Rに打撃をヒットさせてKO勝ちで王者に。昨年9月にオク・レユンにまさかの判定負けを喫したが、今年8月に2RKO勝ちでリベンジに成功。さらに階級を上げての2階級同時制覇に挑む。

アバゾフパンチで出る。ケージまで詰まったリーにパンチを打ち込む。リーも右を打ち込むがアバゾフ右ボディ。近い間合いでパンチの打ち合い。リータックルへ。四つに組んで両者がっぷり四つ。離れたアバゾフ。リータックル。ボディロックしテイクダウン!サイド。強引にマウントを狙ったが足で阻まれた。立ったアバゾフ。スタンドへ。リーのワンツーがヒット。効いてないとアピールするアバゾフだがジャブをもらった。リー間合いを詰めてパンチを入れたがアバゾフの右をもらいダウン!タックルでしのごうとするリーだが切って殴るアバゾフ。ダメージがあるリー。タックルを切られて殴られる。レフェリーハーブ・ディーン、安定の様子見。効いているリーにパンチを打ち込むアバゾフ。リータックルで凌ぐ。ケージに押し込むとテイクダウン!サイド。残り20秒でマウント!ゴング。

レフェリーがハーブ・ディーンでなければ止められていた。が、ラッシュで消耗したアバゾフも、ここから残り4Rを戦うのは厳しい。

2R。リーがジャブ、ワンツー。ケージに詰めてパンチ連打から組んだ。ボディロック。またテイクダウン。マウント。体を起こして肘。アバゾフケージを蹴って返すと立った。スタンドへ。しかし両者消耗している。が、リーはこの状態からの戦いを得意としている。アバゾフのボディがヒット。アバゾフタックル。ケージでこらえたリーが肘を入れた。ゴング。

両者バテバテだが、まだ3Rある。

3R。リーが左ミドルから右。スーパーマンパンチ。しかしもらっても出てくるアバゾフ。階級差か。肘を入れたリー。そこから組んでまたボディロック。2Rまでこのパターンで倒されていたが凌いだアバゾフ。リーダブルレッグ。ケージでこらえるアバゾフ。離れたリー。両者手数が少ないが、アバゾフも重いパンチを出していく。右を当てたリー。さらに左。残りわずかでアバゾフタックル。切ったリー。ゴング。

ユニファイドなら1R10-8アバゾフ、2R・3Rリーでイーブンになったところだが、トータルジャッジのONEルールなら1Rほぼフィニッシュしたアバゾフがまだリードしているか。

4R。ちょっとステップが戻ってきたリー。ワンツー。右がクリーンヒットしたが、それだけでは倒せない。リータックル。組めない。また飛び込むと今度はテンカオ。パンチで出るリー。右。リー手数が増えてきた。連打を入れる。ヒットしているが、ブロックしてしのぐアバゾフ。腹に前蹴り。カーフキック。効いたと見てカーフキック連打するリー。パンチを入れたリー。クリンチしようとしたアバゾフだがリーが膝を入れて引き剥がす。ケージに詰めてリー肘連打。リータックル!テイクダウン!マウント!肘連打!アバゾフ耐える。見ていたハーブ・ディーンだが止めた!

リー大逆転勝利で2階級同時制覇達成。レフェリーがハーブ・ディーンでなかったら1Rで終わっていたが。最後あそこまでバテているところで良くタックルに行けた。

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【ONE FN04】クリスチャンのクレイジージャーニー=ウェルター級王座挑戦「マーシャルアーチストして」

【写真】自身が大きくなり、対戦相手も大きくなる。そのなかでライト級の時と同じ動きができれば、それこそ驚異的だ(C)ONE

19日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night04「Abbasov vs Lee」のメインは、大会名にある通りクリスチャン・リーがONE世界ウェルター級王者キャムラン・アバソフに挑戦する一戦だ。

ONE世界ライト級王座を8月に奪還したばかりのクリスチャンが、1階級上の王座に挑む。そのクリスチャン、7年前のデビュー戦は北米ユニファイドの145ポンドで戦っていた。北米基準でいえば当時から3階級の上のファイターと戦うことになる。

普段の体重は185ポンドオーバーというクリスチャンはこれだけ大きくなって、あのスピードとスタミナ、そしてテクニックを維持できるのだろうか。クレイジー・ジャーニーに挑む、クリスチャンに話を訊いた。


──クリスチャン、ライト級王座を取り戻したと思ったら次はウェルター級王座に挑戦。185ポンド……83.9キロで戦うなんて、素直に言えばちょっと信じられないクレイジーな選択だと……。

「そういう機会を与えられたということだよね。前回の試合が終わり、この話をもらった。幸運にもオク・レユン戦ではケガもなかったし、気持ちが上がる大きな機会になる。だからチャレンジをすることにしたんだ。ショートノーティスといえばショートノーティスだけど、ちゃんとトレーニングキャンプはやりきれたよ」

──ところで8月の試合ですが、判定にもつれこまないばかりか一方的な勝利を手にしました。

「試合前から宣言していたことを完遂できたよ。ほぼ1年振りの再戦だったけど、オク・レユンのことを研究し対策練習をハードにこなした。そのなかで技術的にも向上したことで、2Rで仕留めることができたんだと思う。タイムオフの間の成長が、勝因だね」

──一方でお姉さんのアンジェラは、クリスチャンと同じようにフィニッシュ宣言をしていましたが、初回に大ピンチがあり、そこから盛り返したものの判定負けとなりました。アンジェラ自身は判定で負けていないと言っていますが、ONEの裁定基準でいえばクリスチャン✖オク・レユンの初戦とは違い──ジャッジの判断は間違っていなかったかと思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。

「僕の立場で言えば、姉をずっと応援している。良い試合だったよ。あの1Rがなければ、2Rから5Rまでで彼女は勝っていた。でもONEはニア・フィニッシュ重視だから……それでも、僕は姉の味方だ。アンジェラは最後までフィニッシュを狙っていたし、勝負を諦めていなかった。そこはシィオン・ヂィンナンを上回っていた。これがね、ラウンド・バイ・ラウンドの他のスポーツだったら、彼女は勝っていた……。でもいつも言っているように、ジャッジの判定までいくと、色々と難しいことが起こる。それが僕の考えだよ」

──スミマセン、クリスチャン自身の大切な試合前に。つまりONEの裁定基準だと、初回でもニアフィニッシュがあれば、同じくニアフィニッシュがないとスコア的に相殺されることはない。となると、初回から躊躇なく試合を終らせにいくことが正解になります。その一方で、残りの4Rをやや劣勢でも戦い抜くスタミナが必要で。そのような試合をウェルター級で、ずっと大きな相手にクリスチャンはできるのかと。

「僕は5R戦い抜けるようトレーニングをしている。そしてパンチを打ち合い、激しい試合のなかでテイクダウンを奪う。それが僕の戦い方だよ。でも、そうならなくても大丈夫。いつも最悪の状況を考えて、練習をしているから。特に次の試合の相手、アバソフはタフで簡単にフィニッシュできるわけがない。だから距離を取って戦うことも視野に入れているよ。とはいっても、僕がやるべきことはこれまで通り──試合開始直後からフィニッシュを狙う。できれば5R終了の前に試合を終らせたい」

──ところで今の体重はどれぐらいなのですか。

「今は190ポンド(※86.18キロ)で、ウェルター級のリミットには5ポンド落とすだけだよ」

──えっ、そんなにあるのですか!

「試合後は大体192ポンドぐらいになるんだ。それはリラックスして、好きに色々なモノを食べているからで。でも、今は違う。トレーニングをハードにして、この体重になっているんだ。この体重では、人生で最も体調が良い状態だよ。自分でも力強く感じるし、いつもの試合の時より20ポンド重いだけで動きは変わらないんだ」

──体が大きくなっていても、スピードやスタミナが落ちてないということですか。

「階級を上げてもスピードもスタミナもこれまで通りだよ。いや、これまで以上を目指してトレーニングしてきた。今回の試合のために、サイズの大きなスパーリングパートナーにも来てもらって、しっかりと調整してきたよ。彼らとのスパーリングで、これまでと同じように動けていることは確認できているし、変わったのは体重だけさ」

──少し安心しました。やはり組み技はともかく、打撃のある試合で体格差や体重差は安全性の部分で心配になりますし。それでも試合当日、アバソフは大きいかもしれないですが。

「心配していないよ。アバソフと打撃でも、レスリングでも、グラップリングでもやりあえる。打撃という側面にしてもマニー・パッキャオやロベルト・デュランは、どれだけの上の階級で結果を残してきただろうか。ナチュラルな階級から2、3階級上の試合でも対戦相手をKOしている。グラップリングでは20キロや40キロ重い相手とオープンクラスで戦い勝つ選手もいる。

僕はMMAファイターだ。MMAでも同じように、相手が大きくなってもいつものように戦う。そして、自分が勝てると信じている」

──マニー・パッキャオはフライ級からスーパーウェルター級まで、17年かけて19キロの間にある6階級を制しました。クリスチャンは7年前のデビューは145ポンド、その2年後にONEの計量システムが代わりフェザー級は155ポンドになりました。そこから170ポンドのライト級世界王者になり、今回のウェルター級は185ポンドです。つまりでデビュー時の体重より、名称的には3階級の違いで18キロも重くなっています。

「そこまで心配させて申し訳ない(笑)。でもMMAでもBJ・ペンはフェザー級からUFC世界タイトルを獲得したライト級、そしてウェルター級だけでなく他の大会では191ポンドとミドル級より重い体重で、225ポンドのリョート・マチダと戦っている」

──自らの体重幅は20キロで、対戦相手になると36キロの幅がありますね……。

「ユーキ・コンドーもそうだよね。彼らはMMAでもマルチな階級で成功を収めることができると示している。考え方次第だよ。自分より100ポンド体重が重くても、勝てるっていうマインドでないと。僕はファイト・デーは常にそういう気持ちになっているんだ。体重、体格は関係ない。どちらが優れたファイターか、そしてより強い気持ちで勝利を欲しているのはどちらなのかが問われるんだ」

──その考え方の根本には、体重差に関係なく戦うマーシャルアーツの思想があるからなのか。それともプロフェッショナルMMAを戦うエンターテイナーとして、常識を超えた何かを見せたいという着眼点からなのか。どちらでしょうか。

「どっちもだと思う。マーシャルアーチストとして、体重差は関係なく世界のベストになるために練習を重ねている。誰とだって戦う。同時にエンターテイナーとして、ファンに良い試合を提供したい。僕とアバソフの試合はきっとそうなる。ライト級の世界王者とウェルター級の世界王者が戦うんだから、ファンも喜ぶ。正真正銘のビッグファイトだから、僕も楽しみでしょうがないんだ。それに……やはりマーシャルアーチストとして、体の大きな相手にチャレンジする気持ちを大切にして、楽しみたいと思っている」

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night04対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] キャムラン・アバソフ(キルギス)
[挑戦者]クリスチャン・リー(米国)

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] ジョセフ・ラシリ(イタリア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
スティーブン・ローマン(フィリピン)

<ムエタイ・ウェルター級/3分3R>
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)
フアン・セルバンテス(英国)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
キム・ジェウン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ラスラン・エミルベク(キルギス)
イシ・フィティケフ(豪州)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
ダニエラ・ケリー(米国)
マリア・モルチャノワ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
エディ・アバソロ(米国)

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午後7時00分~ PPV ABEMA格闘チャンネル

■ONE163対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] 秋元皓貴(日本)
[挑戦者] ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP決勝/3分3R>
ロマン・クリキア(ウクライナ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
岡見勇信(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
平田樹(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ウ・ソンフン(韓国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アブラォン・アモリン(ブラジル)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
ルイ・ポテーリョ(ポルトガル)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ブルーノ・シャベス(ブラジル)
アフメド・クリッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/12分1R>
ミレーナ・カオリ(日本)
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(ウクライナ)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)

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MMA ONE ONE160 Report オク・レユン クリスチャン・リー ブログ

【ONE160】クリスチャン・リー、オク・レユンを圧倒。ヒザの連打で世界ライト級のベルトを奪還

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
クリスチャン・リー(米国)
Def.2R1分00秒by TKO
オク・レユン(韓国)

まず右を伸ばすオク・レユン、クリスチャンはジャブから右ローを蹴る。左ジャブをヒットさせたクリスチャンは、ここを続けてステップインにアッパーを狙う。ローに右を合わせ、右ローを蹴ったオク・レユンはワンツーを連続で繰り出す。ハイから左フックを入れたクリスチャンはローを蹴られ、左ジャブを打つ。下がって左フックのカウンター、右ハイを当てたクリスチャンがパンチを纏める。

ローの蹴り合いからオク・レユンは右ボディストレート、クリスチャンはジャブを見せて、組みの圧もかける。そこに右を当てたオク・レユンだがケージに詰まると、左を被弾する。ここで下がらず前に出たオク・レユンだが、右を被弾して左から右を受けてダウン。がぶってヒザを連続でいれたクリスチャンは、離れて右ハイを入れパンチの追い打ちをかける。

立って離れたオク・レユンは、ハイキックから右フックの連打を受け、左フックを貰う。ついに前に出られなくなったオク・レユンに対し、クリスチャンが右を当ててアッパー&ボディからヒザを狙って時間に。深追いしなかったクリスチャンが、チャンピオンを圧倒した。

2R、左から右を伸ばしたオク・レユン。クリスチャンは右フックで前に出る。ローを蹴ったクリスチャン、オク・レユンのローに左を合わせていく。さらに左から右ローを蹴り、右ストレートでダウンを奪うとサッカーボール気味のヒザ蹴りから、ヒザの連打でTKO──一気に試合を決めた。

「ワイフとベイビーガールとケージで向き合ってハッピーだ。本当にハードな練習をしてきたんだ。自信は全てハードワークで得ることができる。前回は50パーセント、今回が100パーセントだよ。オク・レユンは世界のトップファイターだけど、今回は倒せると思っていた。少し冷静に、ただ戦った。ラッシュし過ぎに、フィニッシュの時を待っていたんだ。次は? 少し休んでジムに戻る。この試合を見てくれている生徒たちのクラスを再開するよ」とクリスチャンは話した。


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