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【BRAVE CF62】逆転判定勝ち──と思いきや、マゴメドフがシェルバニエフにスプリット判定負け

<ライト級/5分3R>
アクメド・シェルヴァニエフ(ロシア)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
カミル・マゴメドフ(ロシア)

15勝1敗1分の21歳=シェルヴァニエフに対し、KHKチーム・バーレーン所属のダゲスタン人ファイター=マゴメドフは15勝2敗、29歳のグラップラーだ。サウスポーのマゴメドフに対し、右ローを蹴るシェルヴァニエフが距離を詰めていく。左の蹴りで間合いを取るマゴメドフは蹴り足をキャッチするが、テイクダウンは狙わず離れる。マゴメドフは左ミドルを蹴り、フックを振るう。シェルヴァニエフは左に回るマゴメドフを追い変えワンツーで右を当てる。

組んでもすぐに離れたマゴメドフは、右ボディショットを被弾する。後ろ回し蹴りも見切ったシェルヴァニエフだが、左ミドルを蹴られる。跳びヒザのマゴメドフ、左フックを合わせようとしたシェルヴァニエフはオーソに構えたマゴメドフにスピニングバックキックを見せる。構えは変えても左回りは変わらないマゴメドフは、左ミドルを蹴られるが逆に。スピニングバックキックを顔面に届かせる。さらに左リードフックからレベルチェンジ──ダブルレッグでテイクダウンを鮮やかに決めたマゴメドフ。すぐにシェルヴァニエフも立ち上がったが、このテイクダウンで初回を落としたか。

2R、最初からオーソに構えるマゴメドフが、前足の蹴りを使い左に回る。マゴメドフはシェルヴァニエフのローに左を合わせる。マゴメドフはここでもスピニングバックキックを狙うが、これは当たりが浅い。シェルヴァニエフはジャブを入れ、右ストレートへ。まっすぐ飛び込んで右を振るうシェルヴァニエフだが、マゴメドフは左に回ってかわす。直後に右フックを打ち込んだシェルヴァニエフは、テイクダウンで逃げるマゴメドフの試みを切って、立ち上がり際に左フックでダウンを奪う。ガードを取ったマゴメドフ、シェルヴァニエフ立ったままローを続けると、残り1分40秒でレフェリーがブレイクを命じた。

スタンドに戻ったマゴメドフが左ミドルを決め、左ジャブをヒットさせる。シェルヴァニエフはジャブを被弾しても前に出て圧を高めるが、ジャブを受けるシーンが増える。と、マゴメドフはダブルレッグでテイクダウンも、立ち上がったシェルヴァニエフは小手投げからスクランブル、離れることに成功する。残り10秒で、またもスピニングバックキックを頭に当てたマゴメドフだが、この回は明白に落とした。

最終回、ジャブを当てたマゴメドフ。さらに左リードフックを決めて左に回る。シェルヴァニエフは右ストレートにダブルレッグを合わされるが、腰を落として切る。直後にニータップ気味にテイクダウンを決めたマゴメドフは、流れの中で背中に乗ろうとしたが、前方に落とされガードを取る。寝技には付き合わないシェルヴァニエフに続き、マゴメドフがスタンドに戻る。

直後にアイポークがあったとアピールしたシェルヴァニエフは、リスタート後にスピニングヒールキックを受けそうになる。続いて両者の距離が近づくと、マゴメドフがシェルヴァニエフを打撃で追い込む。ダブルレッグに出たシェルヴァニエフはカウンターのギロチンを何とか逃れ、三角絞めも防ぐ。残り2分、サイドバックのシェルヴァニエフは、スタンドに戻ると離れて前に出て右を振るう。

先にジャブをヒットさせたマゴメドフは、再びダブルレッグで倒されるもギロチンからスクランブルに持ち込みがぶってバックを伺る。シェルヴァニエフは懸命にスプロールもマゴメドフはギロチンから後方回転しマウントを奪う。シェルヴァニエフはマゴメドフの腹を押して後方回転するようにギロチンからエスケープもタイムアップに。

初回は落としたが、2Rと3Rを取ったと思われたマゴメドフだが、ジャッジ2人がシェルヴァニエフがスプリット判定勝ち──ライト級3位のマゴメドフを破り、ランキング入りを絶対とした。


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【BRAVE CF62】ムルタザ・タルハ、ホミツキをRNCで一蹴。デビュー以来の連勝を6に伸ばす

<88.5キロ契約/5分3R>
ムルタザ・タルハ・アリ(バーレーン)
Def.1R2分41秒by RNC
キリル・ホミツキ(カザフスタン)

IMMAF世界大会優勝3度、ライトヘビー級からミドル級転向初戦はドクターの指示により、減量を中止→キャッチ戦となったタルハに対し、ホミツキが右ローを蹴っていく。タルハはインローを蹴られ左ハイをかわすと、右オーバーハンドを振るうが空振りに。右ミドルを蹴り、ダブルレッグに出たホミツキだがタルハが切って逆にテイクダウンを決める。立ち上がり際に殴って、ボディロックテイクダウンを決めたタルハはサイドで抑えてマウント狙いへ。ホミツキのブリッジのタイミングでバックグラブに持ち込むと、RNCをセットしていく。

ホミツキが暴れ、肩固めからマウントに移行したタルハは左のパンチを連打する。頭を抱えるホミツキに鉄槌を連打し、体を起こしたところでタルハがパームトゥパームでタップを奪った。

タルハはこれでデビュー以来の連勝と連続フィニッシュ勝利を6に伸ばした。


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Brave CF BRAVE CF62 MMA MMAPLANET o   アザット・マクスン イリャ・アスカノフ オルジャス・エスカラエフ カミル・マゴメドフ キム・テキュン ダミール・トレノフ ナルザン・アキシェフ バウイルサン・クアニシバエフ ビール・シュテピン マゴメド・マゴメドフ メモシュ・ラザ ロマン・ボガトフ ロランド・ディ

【BRAVE CF62】計量終了 メインはエスカラエフ×ディ。ランカーはアスカノフ、マゴメドフ&タルハ

【写真】メインで地元のエスカラエフと対戦するロランド・ディ(C)BRAVE CF

30日(金・現地時間)、カザフスタンはアルマトゥイのボラン・ショラック・アテンダ・スポーツ・サライで開催されるBRAVE CF62の計量が、29日(木・同)に行われている。

昨年8月以来となるカザフスタン・アルマトゥイでのイベントには、期待された中央アジアのフライ級トップ3=アズ・アルマバエフ、アザット・マクスン、ダミール・トレノフの出場はなかったが、合同興行となるOCTAGON35でBRAVE CFのウェルター級トップの1人であるマゴメド・マゴメドフが、オクタゴン・ウェルター級王者バウイルサン・クアニシバエフに挑戦する──という出向タイトル戦が組まれている。


BRAVE CF自体は8試合というコンパクトなイベント構成は中央アジア勢とロシアが中心となっている。

メインでは6月にライト級暫定王座決定戦で敗れたオルジャス・エスカラエフが、地元での再起戦でBRAVE CFの名勝負男=ロランド・ディを迎え撃つ。

コメインには今も珍しいパキスタン国籍&在住のメモシュ・ラザが、カザフスタンのトップ・フェザー級戦士=ナルザン・アキシェフと戦う。アキシェフはキム・テキュンやロマン・ボガトフにこそ敗れているが、ラザが番狂わせを起こすようなことがあればライト級タイトル戦線に動きが見られることは間違いない。

この他、ライトヘビー級からミドル級に転向を果たしたバーレーンのエース候補ムルタザ・タルハ・アリが88.5キロ契約となった一戦で、同地の中量級トップでEagle FCベテランのキリル・ホミツキと相対する一番も注目だ。

先日、BRAVE CFが発表した初のランキングに入っているのはファザー級5位のイリャ・アスカノフ、ライト級3位のカミル・マゴメドフ、そしてミドル級5位のムルタザ・タルハ・アリの3人だ。ランキングの制定は10月のバーレーン3連戦を睨み、可視化することでタイトル戦線の活性化を促す目的があるように思われるが、トップ5に位置する彼らにとっては絶対に負けられないカザフスタンでの戦いとなる。

なおランカーのマゴメドフと対戦するアクメド・シェルヴァニエフがただ1人計量にパスせず、ファイトマネーの30パーセントが没収され、この顔合わせは実現することとなった。

■視聴方法(予定)
9月30日(金・日本時間)
午後7時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF62計量結果

<ライト級/5分3R>
オルジャス・エスカラエフ:70.65キロ
ロランド・ディ:70.4キロ

<フェザー級/5分3R>
メモシュ・ラザ:66.2キロ
ナルザン・アキシェフ:65.9キロ

<ライト級/5分3R>
イリャ・アスカノフ:70.7キロ
ラスル・テザクバエフ:70.0キロ

<ライト級/5分3R>
カミル・マゴメドフ:70.6キロ
アクメド・シェルヴァニエフ:71.7キロ

<88.5キロ契約/5分3R>
ムルタザ・タルハ・アリ:88.35キロ
キリル・ホミツキ:88.45キロ

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ:66.01キロ
イリャ・パクチア・ウウル:65.85キロ

<63.5キロ契約/5分3R>
アブドゥルファクハド・アフマディ:63.45キロ
ビール・シュテピン:63.4キロ

<ライト級/5分3R>
サンジャルベク・エルキノフ:70.75キロ
アンゾル・アブドゥルコザエフ:70.75キロ

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