カテゴリー
45 DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2024#02 MMA MMAPLANET o 佐藤洋一郎 嶋田伊吹 鈴木慎吾

【DEEP Tokyo Impact2024#02】わずか52秒、嶋田をRNCで返り討ちにした佐藤がベルト挑戦をアピール

<ウェルター級/5分3R>
佐藤洋一郎(日本)
Def.1R0分52秒 by RNC
嶋田伊吹(日本)

嶋田が左ジャブを突くと、佐藤が左右のローを返した。嶋田は左ローをキャッチして背中を着かせる。スタンドの嶋田に対して、マットに背中を着いたままの佐藤に、レフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開後、佐藤の左ジャブを受けた嶋田の動きが止まる。さらに佐藤の左ジャブが嶋田のアゴを打ち抜いた。前のめりにダウンした嶋田のバックに回った佐藤は、バックマウントからRNCでタップを奪った。

まさかの1分以内の決着で嶋田を返り討ちにした佐藤は、DEEPウェルター級王者の鈴木慎吾に向けて「もう相手いないからね、チャンピオンやろうよ」とベルト挑戦をアピールした。


The post 【DEEP Tokyo Impact2024#02】わずか52秒、嶋田をRNCで返り討ちにした佐藤がベルト挑戦をアピール first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase336 RIZIN UFC パンクラス 住村竜市朗 国内MMA 嶋田伊吹 木下憂朔 草MAX 鈴木慎吾

【Pancrase336】パンクラス東京大会初出場。住村竜市朗─01─「王座を狙って目の前の試合を勝っていく」

【写真】渋さが相当に増してきた住村。円熟味のあるMMAと思いきや、組み技根性ファイト上等となっている(C)SHOJIRO KAMEIKE

9日(日)、東京都港区のニューピアホールでパンクラスが昼夜興行を開催する。夜の部Pancrase336では、元DEEPウェルター級王者の住村竜市朗が元HEAT王者の草MAXと対戦することとなった。
Text by Shojiro Kameike

これまで住村はパンクラス大阪大会に出場したことはあったものの、東京大会は今回が初参戦となる。その対戦相手は2015年のパンクラス大阪大会で対戦し、RNCで下している草MAXだ。ここでパンクラス参戦の経緯と改めて訊いた。


――今回は引っ越し作業の合間を縫って、取材時間を設けていただき、ありがとうございます。試合直前に引っ越しをされるというのは、どのような理由だったのでしょうか。

「それほど遠い場所ではないのですが、試合に集中したくて静かな場所に引っ越しました。都内に拠点を移してから4年ぐらい住んでいた部屋で、いろいろ変えたくなったんです」

――なるほど。今回は部屋が新しくなっただけでなく、戦う場所もDEEPからパンクラスに移りました。まずはパンクラスで戦うことになった経緯を教えてください。

「DEEPさんには、すごくお世話になりました。ベルトも巻くことができましたし。でも僕、年齢も年齢じゃないですか(現在37歳)。それとDEEPでは対戦相手も1周して、2周して3周目に掛かろうかというところやったので、キャリアの最後は別のところで――パンクラスさんでベルトを獲りに行こうかと思いました」

――住村選手は2017年5月にDEEPウェルター級王座を獲得し、2022年5月にベルトを返上しました。その時点で、別の舞台で戦うことを考えていたのですか。

「はい。一番大きいのは、RIZINで木下憂朔選手に負けたことですね。他の団体のチャンピオンに負けた僕がベルトを持っているのはおかしいと思ったんです。その試合後からDEEPさんと王座返上の話はしていました」

――木下選手に負けた……。2021年11月のRIZIN Triggerで木下選手と対戦し、公式結果は住村選手の反則勝ちです。しかし住村選手にとっては「負け」なのですね。

「あれは、どう見ても僕の負けじゃないですか(苦笑)。最後は反則決着になりましたけど、木下選手がケージを掴んで踏みつけてくる前に、僕は完全に効いて倒れていたわけなので。今は木下選手もUFCと契約して、世界で戦ってくれています。だから僕も、木下選手と戦えたことは良かったと思っています」

――……もしかしてパンクラスを新たな主戦場に選んでいたのは、木下選手との再戦をにらんでの判断だったのでしょうか。

「あぁ、その気持ちもありましたね。パンクラスで戦おうと考えたのは、まだ木下選手がUFCと契約する前で。でも木下選手は若いし、世界を目指して当然の選手ですからね。UFCで頑張ってほしいです。応援していますよ」

――では今年2月にDEEPで嶋田伊吹選手と対戦した際は、「これが最後のDEEPだ」という気持ちで試合に臨んでいたのですか。

「そうです。その前に、鈴木慎吾選手に負けましたよね(※昨年8月にTKO負け)。本当は、あの試合で勝ってDEEPは最後にしようと思ったんです。でも負けてしまって――負けたままDEEPを去るのはカッコ悪いなと思ったので、今年2月に嶋田選手と試合させていただきました。何とか勝てて、もうDEEPでやり残したことはないという気持ちです」

――嶋田戦はタフファイトになり、住村選手は試合後に「しょうもない試合」と仰っていました。ただ周囲の評価は上々でした。

「自分の中で、出し切れたという気持ちはありました。メンタル的にも吹っ切れていましたし。木下戦と鈴木戦——人生で初めて連敗したような状況だったので、逆に吹っ切れて試合することができましたね。嶋田選手は若くて勢いのある選手で、そこで競り勝てたことも大きいです。まだまだやれる、というところを見せられたんじゃないかと思います」

――繰り返しますが、決して「しょうもない試合」ではなく両者の気持ちが見える好ファイトでした。

「ありがとうございます。シーソーゲームになりましたよね」

――組みによるシーソーゲームが評価されづらいのが国内MMAの現状です。判定でもテイクダウン&コントロールより、ダメージを与えていなくても細かい打撃がより評価される傾向にあって。

「今、そっちのほうが評価されちゃいますよね。でも、僕が打撃主体の試合をすることはないです。今は自分のことを組みの選手だと思っているので。試合で打ち合いになったとしても、組めるタイミングがあれば組みに行きますよ。どんな判定基準であろうと」

――グラウンドでコントロールする場合は、相手の打撃をもらわず完全に制圧しないと判定で優位に立てないかもしれません。住村選手にとっては、今後も若手選手とのタフファイトが連続することになります。

「そういう試合が続きますよねぇ。若い選手は元気やから。もう海から上がったばかりの魚みたいにピョンピョンと撥ねて(笑)」

――アハハハ。それは元気すぎますね。

「自分も若い頃は、そうでした。元気で、『誰にも負けない。上の選手を食ってやろう』という気持ちでした。それも立場が変わって、これから若くて勢いのある選手が僕のことを食ってやろうという試合が続くと思います。前回の嶋田戦もそうでしたし。そんな若い選手を制圧できるぐらいのテイクダウンと、コントロール力を身につけないと勝てないですよね」

――パンクラスに参戦するうえで、ベルトを目指していくということでした。どれくらいの期間と試合を経て、ベルトに挑みたいと考えていますか。

「次の試合に勝って、すぐタイトルマッチをやらせてくれるなら嬉しいです。もちろん、そんな美味い話はないと思うので、もう1試合やれと言われたらやります。そこはパンクラスさんに任せますね。先日、新しいチャンピオンも決まって、そのベルトを狙って目の前の試合を勝っていくしかないです」

――草MAX選手は現在パンクラスのランカーではないので、この試合結果がランキングに影響を及ぼすかどうかは分かりません。住村選手としては初戦でランカーと対戦したかったのではないですか。

「いえ、まずは試合を組んでくれたことに感謝しています。それと草MAX選手はHEATの元チャンピオンで、キャリアもある。パンクラス初戦として良いカードだと思っています」

<この項、続く>

The post 【Pancrase336】パンクラス東京大会初出場。住村竜市朗─01─「王座を狙って目の前の試合を勝っていく」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Black Combat DEEP DEEP JEWELS DEEP114 DEEP115 MMA MMAPLANET o YouTube ブログ 佐伯繁 大原樹理 大島沙緒里 石司晃一 鈴木慎吾

【DEEP115】9月18日に後楽園ホールでDEEP✖Black Combat 02開催。王者が5人、7✖7の対抗戦に!!

【写真】ズラリ、4人のチャンピオンと5つのチャンピオンベルト。果たして大島の対戦相手はいるのだろうか…… (C)MMAPLANET

2日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP114 IMPACTで9月18日(月・祝)に同所でDEEP115が開けて、DEEP ✖ Black Combatの対抗戦第2弾が実現すること発表された。

そしてケージ内にウェルター級チャンピオン鈴木慎吾、バンタム級チャンピオン石司晃一、ライト級チャンピオン大原樹理、そしてDEEPミクロ級及びDEEP JEWELSアトム級王者の大島沙緒里が搭乗し、必勝の意気込みをそれぞれが語った。

さらにメインで水野竜也を破ったメガトン級チャンピオンの酒井リョウの出場も確定。イベント終了後の総括で、佐伯繁代表が言及した対抗戦第2弾の現時点での決定事項は以下の通りだ。


対抗戦は7試合、上記にあるように5人のチャンピオンの出場が確定し、対抗戦出場は残り2選手。対抗戦以外の試合も2試合組まれ、計9試合の後楽園ホール大会となる。

Black Combatといえば1週間前にフェイスオフや会見を収録し、ライブ中継はなくYouTubeで1試合ごとにアップするという露出の仕方をしているが、DEEP仕切りとなる次回大会は「試合後の長いインタビューも、後楽園では無理よ。こっちのやり方にやらせてもらう」(佐伯代表)とのこと。

国内はライブ配信、韓国は映画館でパブリックビューイング。試合カードの決定も、前回はBlack Combat側の予選トーナメントの映像のアップを待ってイベント直前となっていたが、今回は早期にアナウンスすることも決まっているという。

「前回、スウォンで向うがこっちに用意してくれたことを返さないといけないので選手の宿泊も東京ドームホテル。計量は東京ドームホテル」(佐伯代表)で、取り行われることも決定した。

またDEEP側がこれだけチャンピオンを揃えるなか、Black Combatのメンツも第1回大会を上回ることが予想され──現在も2階級で予選トーナメントが実施されている。

加えてBlack Combatのベルトが賭けられた選手権試合を2試合組みたいとBCサイドから要望され、なんとDEEPルールで実施されるという。今回の対抗戦、今や王道路線のDEEPが久しぶりにルチャリブレ対抗戦を想わせるビックリ箱状態になるやもしれない。

Black Combatではウェルター級王者が認定されておらず、ウェルター級の試合もほぼ組まれていないことから、鈴木はミドル級戦に出場することも決まっているという。2月4日にスウォンで行われた前回の対抗戦でDEEPは2勝3敗と遅れをとっているなか、絶対に負けられない戦いに向けて──残りの出場メンバーとBlack Combat側の出場選手の発表が気になるところだ。

本来、日本のスポーツにおいて日韓戦ほど、盛り上がるマッチアップはない。そのうえで9月18日に向け、DEEPとBlack Combatの間では、純粋に勝ち負けとしてだけでなく互いの利を追求する上で、すでに舞台裏ではさまざな交渉が行われていることは想像に難くない。佐伯代表は「まさにいろいろと、やり合っていますよ。あくまでもDEEP115 Impactのなかでやるので、同じようにやります」と力強く言い切った。

The post 【DEEP115】9月18日に後楽園ホールでDEEP✖Black Combat 02開催。王者が5人、7✖7の対抗戦に!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Column DEEP DEEP112 MMA MMAPLANET o   しなしさとこ 五明宏人 伊藤裕樹 住村竜市朗 修斗 力也 北岡悟 古林礼名 宇田悠斗 山本有人 嶋田伊吹 本田良介 渡部修斗 神田コウヤ 福田龍彌 鈴木慎吾 鈴木槙吾 阿部大治 高野優樹

【DEEP112】試合結果 フライ級GPは本田&福田が生き残り、鈴木と神田が新王者に。北岡が一本勝ち

【写真】激闘、熱闘続きだったDEEP112(C)MMAPLANET

11日(土)、東京都文京区の後楽園ホールでDEEP 112 Impactが開催された。今年最初のDEEPは本戦9試合のコンパクト興行ながら、3回戦が7試合でタイトル戦が2試合、トーナメント準決勝3試合と強度の高さが凝縮されたイベントとなった。

フライ級GP2試合は打撃戦とスクランブルで激闘となり本田良介と福田龍彌が生き残り、5月の決勝戦へ。2階級のタイトル戦は鈴木慎吾がウェルター級王者、神田コウヤが暫定フェザー級チャンピオンに輝いている。

北岡悟は3Rのねちっこいドミネイトの果てに、ノースサウスチョークで高野優樹を下し4年2カ月振りの白星を手にした。その北岡、手を挙げらえても笑顔はなく勝利者インタビューも拒否。大会終了後の囲み会見に出席することなく、会場を後にしている。

また住村竜市朗と、しなしさとこ──の元チャンピオン2人も再起の勝利を挙げている。

DEEP112 Impact
<フライ級GP準決勝/5分3R>
○本田良介(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×伊藤裕樹(日本)

<フライ級GP準決勝/5分3R>
○福田龍彌(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×宇田悠斗(日本)
<DEEPウェルター級選手権試合/5分3R>
○鈴木槙吾(日本)2R2分05秒
ギロチン
詳細はコチラ
×阿部大治(日本)
<DEEP暫定フェザー級王座決定戦/5分3R>
○神田コウヤ(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×五明宏人(日本)
<ライト級/5分3R>
○北岡悟(日本)
3R3分27秒 by
ノースサウス・チョーク
詳細はコチラ
×高野優樹(日本)
<ウェルター級/5分3R>
○住村竜市朗(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×嶋田伊吹(日本)
<女子ミクロ級/5分2R>
○しなしさとこ(日本)2R
判定
詳細はコチラ
×古林礼名(日本)
<バンタム級/5分3R>
○力也(日本)1R0分27秒
TKO
詳細はコチラ
×渡部修斗(日本)
<バンタム級/5分2R>
○KENTA(日本)2R
判定
×山本有人(日本)
<フライ級/5分2R>
○秋元強真(日本)1R3分16秒
KO
×高柳京之介(日本)


The post 【DEEP112】試合結果 フライ級GPは本田&福田が生き残り、鈴木と神田が新王者に。北岡が一本勝ち first appeared on MMAPLANET.