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ABEMA BELLATOR MMA MMAPLANET o Poundstorm01 UFC   アリアンドロ・カエタノ パッチー・ミックス 中村倫也 堀口恭司 大尊伸光 宇佐美正パトリック

【POUNDSTORM01】カエタノに劇勝の中村倫也に訊いた堀口恭司の敗戦。「試合前なのに動揺した」

【写真】右目尻のカットを縫ってから会見場に姿を見せた中村倫也。カットで済んで良かったといえる一発であったことも事実だ。あのカウンターは数センチ当たり所が違うとKO負けもあり得た (C)MMAPLANET

24日(日)に墨田区の両国国技館で開催されたPOUNDSTORM01。DREAMERS勢が外敵チャレンジで全敗。盟友であり弟分の宇佐美正パトリックがコメインで大尊伸光に判定負けを喫した。LDH martial arts及びEXFIGHTの2年間が問われるような状況で中村倫也はメインでケージに足を踏み入れ、アリアンドロ・カエタノに大流血の末、判定勝ちを収めた。

世界、UFCを連呼する同志や地位や名声でなく強さを追求しながら結果が残せない──厳しい現実にぶつかっているJ-MMAファイターにあって、ナカムラは力で世界への扉をこじ開けた。

その中村に大会終了後の共同会見で、日本時間で試合当日にBellatorという舞台でパッチー・ミックスに敗れた堀口恭司の試合、そして結果を気にすることはあったのかを尋ねた。


中村倫也
「今日の恭司さんの試合は……結果は勿論、気になっていました。でも見ないように、気にしないようにしていたら岳さん(大宮司岳彦フィジカルトレーナー)が、『堀口負けるぅ』って言いながら、iPadを持ってきて(苦笑)。5Rだったんですけど……『えぇ~』みたいになって動揺しちゃいましたね。
 ただ僕は世界のレスラーと組んでいるなかで、スクランブル能力で上をとってきたので、そこは得意にしているので。ちゃんと時間をかけて創っていけば、ああいう風に僕が負けることはないのかとは思いますけど……。
 グランドコントロールのシーンは結構、見ちゃいましたね。試合前に(苦笑)」

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MMA MMAPLANET o Poundstorm01 UFC アリアンドロ・カエタノ キック 中村倫也

【POUNDSTORM01】あわやストップの大流血も、中村倫也がカーフキックとTDでカエタノに僅差の判定勝利

【写真】初めての国際戦、初めての大流血、苦しい試合だったがキッチリと中村がクリアした(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
アリアンドロ・カエタノ(ブラジル)

共にサウスポー、中村がサークリングしながら距離を詰める。カエタノは右ジャブ、左ローで中村の足を跳ね上げる。中村も左カーフキックを効かせるが、カエタノも左ハイを返す。中村は左カーフキックから、左ストレートで飛び込む。カエタノも左カーフキックを返して、中村のバランスを崩させる。カエタノの左ストレートをカウンターで食らった中村は、右目尻をカット。しかし中村も左ストレートを返す。

ここで中村の出血が激しくなり、ドクターチェックが入る。かなり傷口は大きい。再開後、中村は左カーフキック、さらに左ストレートで相手を下がらせる。カエタノも左カーフを返すも、中村が前に出てカエタノにケージを背負わせる。右ジャブを突く中村。カエタノの右ハイをブロックした中村は、ダブルレッグで飛び込みテイクダウンを奪った。カエタノは右腕で中村の首を抱える。中村の右目尻からの出血は激しくなる一方だ。

ケージキックでカエタノの頭を中央に向けた中村が、そのまま抑え込んで1Rを終えた。

2R、中村が距離を詰める。出血は止まっていない。中村が左カーフキック、カエタノは右フックを伸ばし、さらに左右のローを放つ。右スピニングバックフィストから前に出て来るカエタノを捌く中村だったが、カエタノのローで足を滑らしマットに手を着いてしまう。しかし中村もローで相手のバランスを崩した。互いにローを蹴り合うなか、中村の左ストレートが当たる。

ロー、さらに飛びヒザを出し合うなか、中村の左ストレートがヒット。さらにカーフキックで攻め立てるが、カエタノも左フックを中村の顔面に当てる。スイッチしながら距離を測る中村。ケージ中央でダウブルレッグを仕掛け、テイクダウンに成功した。下からカエタノが首を捉えると、中村の右目尻からの出血が激しくなる。中村はサイドで固めながらボディへヒザ蹴りを連打。ノースサウスへ移行するも極まらず、再びサイドへ戻って右ヒジを叩きつけた。

最終回、中村が距離を詰めて左ストレート。中村のローに対してカイタノは背中を見せる。中村の顔についたワセリンをレフェリーがぬぐった後、再開後にカイタノが猛然と前に出て来たが、中村が組みついてグラウンドに持ち込んだ。相手の腰を捌きながらケージ際でバックを奪った中村。カエタノは下から足を取りに行くも、足を抜いた中村がフルガードのカエタノを抑え込む。

ヒジを打ち下ろす中村、腕十字を狙うカエタノを潰し、トップをキープする。立ち上がった中村は足を捌いてマウントを奪取。カエタノも上半身を起こしてケージに背中を着ける。相手の足をたたみながら、パウンドを叩き込む中村が、最後にバックを狙ったところで試合終了のホーンが鳴った。

裁定は3-0で中村の勝利。勝者は「これが(LDH)所属の力です。もっとしたい展開はあったけど、1Rにカットがあり、勝ちに行く展開になってしまいました。これでUFCでトップに立てることを確信しました。皆さん、今日をキッカケに格闘技を見に来てください」とファンにアピールした。


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MMA MMAPLANET o Poundstorm01 大尊伸光 宇佐美正パトリック

【POUNDSTORM01】ニータップのTDで上回った大尊伸光が判定勝利、パトリックは左ボディで反撃も及ばず

<ライト級/5分3R>
大尊伸光(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
宇佐美正パトリック(日本)

パトリックが左ジャブ、大尊が右ローを返す。バランスを崩したパトリックだが、すぐに立ち上がって打撃戦に戻る。大尊の右ローに左フックを合わせたパトリック、さらにパトリックはパンチのコンビネーションに繋げるも、大尊はニータップで飛び込んでテイクダウンを奪った。足を一本越えた大尊は、相手をケージに押し込むもパトリックが起き上がり、パウンドを落とす。大尊は下から足を取りに行くが、そのままパトリックが抑え込んだ。

相手をケージに押し込みながら立ち上がったパトリック、大尊も合わせて立ち上がる。大尊の右ストレートが伸びる。お互いにローで探りながら、いきなり大尊が左フックで飛び込んだ。パンチをもらったパトリックが組みつくも、大尊は離れる。前蹴りで距離を測るパトリック、距離が近くなると大尊が右フックを打ち込む。残り30秒でパトリックがテイクダウンを狙ったが、大尊がスプロールしてグラウンドに持ち込み、ノースサウスチョークの形で抑え込んだ。

2R、パトリックが左ハイを繰り出す。ブロックした大尊に対し、パトリックは続けて左ハイを放った。大尊は右のロー。さらに左ジャブからニータップでグラウンドに持ち込んだ。パトリックは下から大尊の両腕を抱える。そして大尊の右足を抱えて潜ろうとするが、大尊がトップをキープした。大尊のパウンドに対し、パトリックも右ヒジを返す。パトリックの三角絞めを防いだ大尊が足を一本越える。

ハーフガードのパトリックに対し、抑え込みながらパスを狙う大尊。パトリックはパンチを受けながら、スイープを仕掛け、ガードに戻した。下からスイープを仕掛け、鉄槌を返すパトリックだが、大尊にパスを許してしまう。パトリックの首を右腕で抱えて抑え込む大尊。ダースチョークを仕掛ける。ディフェンスしたパトリックを、サイドから抑え込む大尊がそのままトップをキープした。

最終回、体勢を低くしたパトリックが左ボディを狙う。さらにスイッチするパトリックだが、大尊は動じず、距離を詰められても左右フックを返す。左ジャブを突く大尊。パトリックは左ミドルと左ロー、しかし距離を詰めると大尊が左フックを繰り出す。パトリックのパンチが当たると、大尊はニータップへ。これはスプロールしたパトリックが立ち上がる。大尊の右目尻から出血が見られる。

大尊のワンツーがパトリックの頭部を捉える。パトリックの左フックをもらい、バランスを崩した大尊は右ロー。さらにパトリックの左ローに右ショートを合わせる。大尊のショートパンチが当たるなか、パトリックは左ボディをヒット。しかし攻め込めないパトリック、大尊は右カウンターを効かせ、相手の出方をうかがいながらニータップを仕掛ける。これをカットしたパトリックはパンチを伸ばすも、大尊が捌ききった。

ジャッジ3者とも1ポイント差で大尊の勝利を指示。「これ、喧嘩だったらパトリック君に負けていますかね? 先輩である高谷さんにカッコいいところを見せたかったです。母が天国に行ってから、初めて勝つことができました。ママ、勝ったよ!」と語る勝者に、会場からも拍手が送られた。


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MMA MMAPLANET o ONE Poundstorm01 山本健斗デリカット 河名マスト

【POUNDSTORM01】15分間のフルマラソン! 河名マストがレスリングで健斗デリカットを封じ込める

【写真】宣言どおり、切ったカードは1枚のみ!(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
山本健斗デリカット(日本)
Def.3-0:30-27.29-27.29-28.
河名マスト(日本)

サウスポーの山本に対し、いきなり組んだ河名。左腕を差し入れて相手をケージに押し込み、コツコツと左ヒザを突き刺す。そして引いてからバックに回り、さらにケージ中央まで運んでリフトしてから尻もちを着かせた。トップを奪い、相手の足を捌きながら、回転した山本のバックに回る河名。バックコントロールから山本の腰にヒザを突き刺していく。山本が立ち上がっても、河名はバックを奪ったままグラウンドに戻す。サイドバックからのコントロールされる山本は、ケージ際まで移動する。

河名は引き倒してからケージ中央でグラウンドに引きずりこみ、そのままサイドを奪う。トップからパウンドを浴びせる河名、山本は潜ってオモプラッタも狙ったが、すぐに腕を抜いた河名が再びバックに戻る。しっかりとクラッチを組んだまま、太ももへのヒザで相手を削る河名が、残り10秒でバックからパンチを浴びせた。

2R開始早々、河名が組みに行く。山本は首相撲でかわそうとするが、そのまま河名が押し込み、ダブルレッグに切り替えてテイクダウンを奪った。トップからバックを奪う河名。山本がマットに背中を着けばパウンドを浴びせる。立ち上がった山本はヒザ蹴りを狙うが、河名は構わずケージに押し込み、やはりバックに回った。ケージ際では河名がヒザで削る。山本も動くが、河名は逃さない。山本もスクランブルに持ち込むも、河名がスプロールしてそのまま押し込んでいく。

山本はヒザで迎え撃つも当たらず、河名は押し込んでいく。バックに投げてから、スクランブルではガブる河名。右腕を差し上げてケージに押し込み、山本の右足を取ってリフトアップしてグラウンドへ。山本はバックに回った河名を前に振り落とすが、すかさず河名がケージに押し込んでいった。

最終回、前に出てくる河名に対し、山本は右の飛びヒザ。その山本を受け止めてテイクダウンした河名は、やはりバックコントロールへ。立ち上がった山本の左足を制してコントロールする河名。一旦離れて、正面を向いた山本をケージに押し込む。右足へのシングルレッグに切り替えた河名に対し、山本は首を取りに行くも河名が頭を下げて取らせない。

河名は両腕を差し上げながら、ダブルレッグへ。ヒジを打ち込んでくる山本のバックに回り、コントロールする。山本が左腕を差し入れようとすると、さらにケージへ押し込む河名。山本が離れても、徹底して追いかけて押し込んでいく。離れた山本は左ミドル、顔面にもらった河名は押し込んでいくも離れた。河名の右眉のあたりが大きくカットし、大量の出血が見られる。河名は残りの時間、距離を取って判定に持ち込んだ。


判定は文句なく河名、勝者は「こんな格闘技もあるということを知って帰っていただければと思います」と叫んだ。


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MMA MMAPLANET o Poundstorm01 風間敏臣 齋藤奨司

【POUNDSTORM01】コントロールされた1Rから大逆転! 齋藤奨司がカウンターの飛びヒザで風間を沈める

【写真】齋藤が風間のテイクダウンにドンピシャで飛びヒザを当てた(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
齋藤奨司(日本)
Def.2R0分06秒 by KO
風間敏臣(日本)

開始早々、いきなり飛びヒザを仕掛けた齋藤。風間はシングルレッグで組みつき、テイクダウンを奪ってサイドを狙う。相手の左足を抱え込んで抑える風間は、相手のボディにヒザを打ち込む。相手の体を起こしてバックを狙った風間だが、相手に立たれてしまう。しかしすぐに追いかけ、ケージに押し込みながら、さらに引いてグラウンドに戻した。オタツロックの状態から、動く相手の足を取りカーフスライスを狙う風間。回る相手のバックを取り、バックマウントからパンチを打ち込んでいった。

2R、齋藤のパンチのインサイドから風間が右ストレートを着く。さらに風間が体勢を低くして組みつこうとしたところに、齋藤が右の飛びヒザを合わせてKOした。


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MMA MMAPLANET o Poundstorm01 エフェヴィガ雄志

【POUNDSTORM01】エフェヴィガ雄志がローで主導権を握り、最終回にダウンも奪ってカルンダに完勝

【写真】プロデビュー2戦目のファイターとしては、金星といえる勝利をエフェヴィガ雄志が得た(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分3R>
エフェヴィガ雄志(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
グンター・カルンダ(コンゴ共和国)

共にサウスポー、エフェヴィガの右ローにカルンダが左フックを合わせる。エフェヴィガは左ローを放ちながらサークリングするが、カルンダが組みつき、シングルレッグでエフェヴィガをケージに押し込む。正対したエフェヴィガが右腕を差し入れて体勢を入れ替える。ここでレフェリーがブレイク。お互いローを打ちながら、エフェヴィガが右ジャブを伸ばす。さらに左ローを当てるエフェヴィガ。しかし2発目の左ローを掴まれ、ケージに押し込まれる。

バックに回ったカルンダの右腕を取ったエフェヴィガ、これは腕を抜かれたが今度は左腕を取る。シングルレッグで押し込むカルンダに対し、アームロックを仕掛けたエフェヴィガだが、カルンダはクラッチしたままヒザを打ち込む。そしてカルンダがリフトアップしてエフェヴィガに手を着かせるが、エフェヴィガもすぐに立ち上がって相手をケージに押し込んだ。右腕を差し入れたエフェヴィガがケージに押し込んだままファーストラウンドを終えた。

2R、エフェヴィガが右を伸ばし、相手を下がらせて左ローを当てる。飛び込んで左右フックを振るうカルンダ。ローを打ってから右フックを振るう。エフェヴィガはプレッシャーをかけてカルンダにケージを背負わせるも、カルンダが押し返す。カルンダのニータップをスプロールしたエフェヴィガが、そのままカルンダをケージに押し込むと、カルンダが離れた。

互いの右ジャブが当たる。カルンダはローをもらいながら左右フックを当てる。距離が近くなったところで首相撲に持ち込んだカルンダに対し、エフェヴィガが反対に首相撲に持ち込んだ。離れるカルンダに、左ローを当てるエフェヴィガ。しかしカルンダも至近距離で右フックをヒットさせた。カルンダはケージを背負いながらも右フックを返す。

右ジャブから攻め立てるエフェヴィガ。カルンダはケージから離れた。エフェヴィガの左ローにフックを合わせるカルンダだが、エフェヴィガの顔面に届かない。カルンダをケージまで詰めるエフェヴィガ、カルンダは遠い距離から打ち込もうとして打ち込めない。

最終回、距離を詰めるエフェヴィガ。左ローから左ストレートを当てると、カルンダがマットに手を着く。すぐに組んでケージに押し込むエフェヴィガ。一度離れて左ローと左ストレートを狙う。カルンダもエフェヴィガの右ジャブに左を返した。さらにエフェヴィガの左ローにカルンダの左フックを合わせる。エフェヴィガは右の飛びヒザ、カルンダの動きが一瞬止まった。プレッシャーをかけ、パンチを振るうカルンダ。しかしエフェヴィガがプレッシャーをかけて、左ローを当てる。

サークリングするカルンダを負うエフェヴィガ、ケージに詰めていくもカルンダが打ち返して追撃には至らない。エフェヴィガは左ロー、下がる相手を左ストレートと右フックで追うが、深追いはせず。カルンダの右フックの打ち終わりに左ローを打ち込んだエフェヴィガに対し、カルンダもパンチとローを振るって試合終了のホーンを聞いた。

試合後、右足を引きずるエフェヴィガが3-0の判定で勝利した。


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MMA MMAPLANET o ONE Poundstorm01 オーディン キック マックス・ザ・ボディ

【POUNDSTORM01】マックス・ザ・ボディが右フックでダウンを奪い、オーディンの追撃をかわして判定勝ち

【写真】マックスが左右フックを強振、オーディンはカーフを効かせても追撃することができなかった(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
Def.2-0:30-27.30-27.28-28.
オーディン(日本)

前に出たオーディンに、マックスが右ショートを合わせる。相手の打ち終わりに左フックを合わせるマックス。オーディンのダブルレッグに対して、相手の首を左腕で抱えてギロチンを狙う。ヒザを着いて返したオーディンが右ローを当てる。マックスも探りながら左ローと右ストレート。相手のパンチをかわしながらダブルレッグで飛び込んだマックスをスプロールしたオーディンは、スタンドでローを効かせる。オーディンの右前蹴りに左右のフックを合わせていくマックス。オーディンの左インローが当たる。

オーディンが左ジャブを突いてマックスにケージを背負わせる。さらにフックを振ってプレッシャーをかけるオーディンだったが、マックスの右ショートをもらって下がってしまう。しかしオーディンは前に出て右カーフを効かせる。マックスもケージを背にしながら、強い左右フックを放っていく。




2R、左ジャブを伸ばすマックス。距離が近くなると左ハイを繰り出したが、それをブロックしたオーディンが左右のパンチを振るう。ケージ中央でマックスの右ストレートがクリーンヒット、背中から倒れたオーディンのトップを奪ったマックスがパウンドを落とす。ハーフガードで耐えるオーディン、マックスはしっかりと抑え込み、相手の腕を抱えて顔面にパンチを叩き込んでいく。

エビを打って立ち上がったオーディンがプレッシャーをかけ、右カーフを効かせる。マックスは右バックスピンキック。オーディンも右バックスピンキックを返すが、それをかわしたマックスがテイクダウンを奪う。しかし、すぐに立ち上がったマックスに対し、オーディンが組みついてケージに押し込む。レフェリーがブレイクをかけてケージ中央へ。マックスの右ストレートに右を合わせたオーディンは、相手にケージを背負わせてさらに右クロスを当てた。

最終回、共にワンツーを放つ。オーディンの右前蹴りの打ち終わりに、右を打ち込んだマックスは、さらに左インローを当てる。オーディンの左フックは振りが大きい。かわしたマックスは様子をうかがいながら、左ハイを繰り出す。プレッシャーをかけてくるオーディンに対し、左ローと前蹴りでけん制するマックス。組みついたオーディンの上半身を抱えたマックスが、アッパーを突き上げる。

右ストレートから左ローに繋げるマックスが、さらに左フックを返す。オーディンはカーフキックを効かせるも、右バックスピンキックを狙い、マックスが体勢を戻した。左右フックで前に出て来る相手を下がらせるマックス。オーディンが右ボディストレートを突き刺すが、下がる相手を追い立てることができない。マックスの左がヒット。ケージを背負いながら、来いとアピールして試合を終えた。

勝者のマックスは、この日が誕生日だという奥方に感謝を伝えた。


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MMA MMAPLANET o Poundstorm01 三上ヘンリー大智 岩﨑大河

【POUNDSTORM01】アイポークによるテクニカル判定、組みで優位に立った岩﨑大河が三上ヘンリーを下す

【写真】三上ヘンリーのアイポークによるテクニカル判定決着、岩﨑が勝利した(C)MMAPLANET

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河(日本)
Def.2-0:20-18.20-18.19-19.
三上ヘンリー大智(日本)

※ 2R3分49秒までのテクニカル判定

サウスポーの三上が飛び出し、右ジャブを当てる。岩﨑はケージを背にしながら、ボディロックでテイクダウンを奪う。下になった三上は右足をフックさせ、下からパンチを打ち込む。立ち上がった三上のバックに回った岩﨑が、ボディロックでグラウンドに戻した。パスしてサイドから抑え込む岩﨑。三上は反転して立ち上がるも、岩崎はそのままケージに押し込んだ。ここでバッティングが起こり、試合は一時中断される。

同じ状態から再開後、岩崎がケージに押し込んでいくが、三上が離れた。ケージ中央で右ハイを放った岩﨑が足を滑らせ、マットに背中を着いてしまう。三上はグラウンドに行かず、レフェリーがブレイクをかける。スタンドで再開後、岩崎がケージを背にしてサークリング。三上は岩﨑の右ミドルをキャッチして打ち返す。岩﨑が距離を取って左クロス。最後は岩﨑が三上にプレッシャーをかけていった。

2R、岩崎の右前蹴りをキャッチした三上は、足を捌いて左ハイ。これはかわされるが、三上がプレッシャーをかけていく。ケージ中央で岩﨑の右前蹴りが、三上の下腹部に入ってしまい、ここも試合中断となる。再開後、岩崎は両手を前に出して相手との距離を保つ。三上は右ジャブ。岩﨑が右ローと右ミドルで相手を下がらせる。三上の右ジャブがクリーンヒットするも、岩崎の前蹴りで尻もちを着いてしまう。

2分過ぎに岩崎が組みつき、左腕を差し入れて相手をケージに押し込んだ。三上は正対して離れ、左ヒジを狙うと岩﨑が距離を取った。岩﨑は右ミドル。三上の右ジャブがクリーンヒットする。三上のパンチをかわして距離を詰めた岩﨑が連打で攻め立てる。ここでディフェンスする三上にアイポークがあり、またも試合が中断となった。

ドクターチェックの末、岩崎が続行不可能と判断され、ここまでの採点内容で勝負は決することに。
1人のジャッジは1Rずつ振り分けたが、残り2人がフルマークで岩﨑につけ、岩崎がテクニカル判定で勝利した。


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MMA MMAPLANET o Poundstorm01 キック 中村京一郎 狩野優

【POUNDSTORM01】狩野優が中村をTD&トップコントロールで削り、最終回に肩固めでフィニッシュ

【写真】抵抗する中村をコントロールし続けた狩野、最後はキッチリ仕留めた(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
狩野優(日本)
Def.3R4分28秒 by 肩固め
中村京一郎(日本)

共にサウスポー。中村が右の関節蹴りを見せる。中村の右ボディストレートを捌いた狩野、さらに中村のパンチを受けながら飛び込み、ダブルレッグでケージに押し込んでテイクダウンを奪った。相手の頭をケージに押し込んでパンチを上下に打ち分ける狩野。中村が足を利かせて立ち上がるも、すぐに狩野がダブルレッグでグラウンドに戻した。中村が下から蹴り上げると、狩野は一旦離れてからグラウンドに戻す。

さらに強いパウンドを振り落とした狩野に対し、中村は狩野の右腕を取ってオモプラッタでスイープに成功する。しかし狩野が中村の右腕を取って腕十字へ。これは凌がれるも上を取り返した。中村は立ち上がりパンチの連打。これが目に入ったか、バッティングが起こったか、狩野は目を気にするように。構わず中村は連打で攻め立て、右アッパーをクリーンヒットさせる。しかし狩野がテイクダウン、マウントからパンチを連打する。中村は下がりながらガードに戻した。

2R、狩野が右ハイ。中村が距離を詰めると、狩野がダブルレッグでケージに押し込み、中村に背中を着かせた。立ち上がる狩野、中村は下から足を利かせるも、それを捌いてグラウンドに戻った狩野は一本足を越えた。下から抱き着く中村の顔面に、狩野がパンチを落とす。そしてエビを打つ中村の首を取ろうと試みるも、これは中村が元の体勢に戻った。中村の足をまとめてパスを狙う狩野、中村は上半身を起こしてケージに背中を着けたが、すぐに狩野が戻す。ケージ際でパスした狩野、中村はケージキックで距離を作って立ち上がり、このラウンドを終えた。

3R開始早々、狩野がダブルレッグからテイクダウンする。中村は下から右ヒジを突き刺すも、これは後頭部に当たってしまう。手数が減った中村に対し、狩野は抑え込みながらパンチを上下に打ち分ける。一本足を越えた狩野はケージ際へ。中村がエビを打つと首を抱えてる。立ち上がろうとした中村に食らいつく狩野は、足をたたんで中村に再び背中を着かせる。中村がブリッジした瞬間にマウントを奪った狩野だったが、再びハーフガードの中に戻った。ケージ際でコツコツをパンチを当て、マウント奪って肩固めへ。これでタップを奪い、中村に向けて雄たけびをあげた。

勝者の狩野は「こうしたオーディションから上がってきた選手より、アマチュアからやってきた選手のほうが強いので、また呼んでください」と語った。


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MMA MMAPLANET o Poundstorm01 キック スソン 宇佐美秀メイソン

【POUNDSTORM01】右でダウンを奪ったスソンが、メイソンのボディストレートに耐えて判定勝利

【写真】スソンが鮮やかな飛び込み右ストレートでダウンを奪った(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
スソン(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29
宇佐美秀メイソン(日本)

サウスポーのメイソンが、スソンの左ヒザへ関節蹴り。メイソンの右ローを受けたスソンがパンチを振るいながら前に出ると、右ストレートがクリーンヒットし、メイソンがダウンする。すぐさまトップからパンチを落とすスソンに対し、メイソンは立ち上がる。スタンドで攻め込むスソンのボディに右フックを伸ばすメイソン、スソンは距離を保ち、頭を動かしながら右の蹴りをメイソンのボディに打ち込む。メイソンは右ボディブローでスソンの動きを止める。しかしスソンは飛び込むとパンチを当て、さらに右のテンカオから右ショートをクリーンヒットさせた。

メイソンも押し返すが、スソンの飛び込みながらのパンチが当たる。メイソンの右ローもヒット。残り30秒でニータップを仕掛けたスソン、テイクダウンはできなかったがペースを握る。スソンの右ハイをメイソンがかわし、ファーストラウンドを終えた。

2R、右ジャブを伸ばすメイソン。スソンは左サイドキックから左ローでけん制する。メイソンも蹴りを上下に打ち分け、相手を下がらせる。メイソンは右の蹴りから左ストレート、相手が距離を取ると前蹴りを突き上げる。メイソンは飛び込みながらの左フック、メイソンは左を相手のボディに伸ばした。メイソンのマウスピースが飛び、試合は一時中断。再開されると、スソンが蹴りを混ぜたコンビネーションで追い立てる。すぐに体勢を立て直したメイソンは、相手の蹴りを捌きながらパンチを打ち込む。

スソンは打撃をブロックされながらも、相手にケージを背負わせてダブルレッグで尻もちを着かせた。すぐに立ち上がったメイソンには疲労が見られる。スソンの右ミドルが、メイソンの下腹部を捉えて試合は一時中断に。再開後、スソンが左ローを当てた。メイソンは左の前蹴りと左ストレート。スソンが左フックで相手を下がらせる。左ボディを受けながら、ヒザ、右ミドルを打ち込むスソンが、プレッシャーをかけていく。スソンは飛び込みパンチとニータップを織り交ぜて攻めるなか、メイソンはパンチからローと前蹴りで距離を保とうとする。

3R、スソンが距離を詰めて右ハイを繰り出す。ブロックしたメイソンは前蹴りで距離を測るも、メイソンが前に出て左右のフックを当てる。さらに右ハイから攻め立てるスソン、左右フックを振るうメイソンのボディに右ヒザを突き刺した。メイソンは左ストレートというよりも左の正拳突きをスソンのボディに伸ばしていく。スソンは右ヒザでメイソンを下がらせるも、メイソンもパンチを出しながら前に出ていく。スソンはローを散らしながらダブルレレッグで組みつき、メイソンにヒザを着かせた。

立ち上がるメイソン。離れたスソンは右ヒザを繰り出すが、メイソンの左ボディを食らって動きが止まる。左ボディから右フックを返すメイソンに対し、スソンの手数が減った。しかしメイソンにも疲労が見える。スソンは右フックを打ち返す。スソンが右ヒジを打ち込むと、メイソンも左ヒジを入れる。ともにパンチを出しながら試合終了のホーンを聞いた。

裁定は割れたが、スソンが僅差の試合をものにした。


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