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【UFC ESPN53】身長185㎝&リーチ193㎝のフェザー級パディーヤがスタンドダースチョークで一本勝ち

<フェザー級/5分3R>
フェルナンド・パディーヤ(メキシコ)
Def.1R2分45秒by ダースチョーク
ルイス・パフエロ(ペルー)

長身のパディーヤに対し、パフエロは右カーフ。パディーヤも右カーフを蹴り返して前蹴り、パフエロが距離を詰めようとするジャブで止める。パディーヤがスイッチすると、パフエロは右ボディで飛び込む。オーソに戻したパディーヤは右ストレートから左ミドル、右カーフ、右ストレートから左アッパー、右ヒジ、ジャブから右ヒザと手数を増やす。

パフエロも右カーフからワンツー、距離を詰めて左ボディから攻め込むが、パディーヤが左フックを合わせ、続く左ストレートでダウンを奪う。ハーフガードでトップキープしたパディーヤはパウンドとヒジを連打。パフエロが脇を差して立ち上がったところにダースチョークを極めて、スタンドのままタップを奪った。

試合後、パディーヤは「凄く練習してきたんだ。色々とあったけど、ポジティブに気持ちを保っていた。ここは僕のケージだ。グラウンドで試合の極める機会が訪れたら、仕掛ける」と振り返った。


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【UFC ESPN53】37歳でUFCと3度目の契約。不死鳥カート・ホロボウ「愛するファイトを追いかけてきた」

【写真】マスト・リスペクト。人生として、こういう生き方ができれば最高だ(C)MMAPLANET

23日(土・現地時間)、これから2時間後にスタートするUFC ESPN53「Ribas vs Namajunas」。ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われる同大会でカート・ホロボウがトレイ・オグデンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

2013年、26歳の時にUFCにリリースされた。2019年、2度目のリリースは31歳の時だった。そして昨年のTUF31に37歳にして優勝を飾り、3度目のUFC契約を果たした。それだけでも奇跡的なカムバック劇、30歳を超えてUFCを追い続けてきた男のファイト・ヒストリー――カート・ホロボウに初インタビューを試みた。



――トレイ・オグデンと今週末に戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は20日に行われた)。

「最高だよ。良いマッチアップだし、人生でも最高の部類のシェイプを誇っている。準備は完璧に整っているよ」

――日本のファンがカートの存在を認識するようになったのは、Titan FCでJZ・カルバンことジェシアス・カバウカンチに勝利した頃からだと思いますが、すでに一度UFCで戦った後でした。2013年にUFCで戦い、JZ戦後の2018年にコンテンダーシリーズ参戦を経て2度目の契約。いずれも勝利を挙げられず、去年のTUF31で3度目のUFC契約を果たしました。36歳でUFCとの契約はもうミラクルかとも思えるのですが、カートはなぜそこまでUFCにこだわってきたのですか。

「UFCは世界最大のMMAプロモーションで、世界最大のプラットフォームを持っている。世界のベストが集まるのがUFCだ。UFCで戦う限り、自分が世界でベストの1人だと思える。UFC以外では勝ち続けても、UFCではそうではなかった。UFCで結果を残したかったんだ。Titan FCでもXFCでもUFCレベルの強い選手と戦ってきたしね。TUFに出場できたのも、36歳になっても試合を続け、UFCを目指し続けてきただけでなく、そのレベルにあったからだと思っている。試合に勝ち続け、フィニッシュし続けていたから」

――確かにカートは2019年にUFCにリリースされて以降、ローカルショーからTUFフィナーレまで全試合でフィニッシュ勝利を挙げていますね。それにしても30歳を超えて、BellatorやPFLという他のメジャーオーガニゼーションで戦おうという気持ちにならなかったですか。

「とにかくマネージャーとは、ベストオファーが何かを考慮して一緒にやってきた。BellatorとPFLに関しては、PFLでは戦う機会はあったのは事実だ。正直をいえばUFCで2度目のリリースの憂き目にあった時、もう31歳だった。UFCで戦うチャンスは絶対にないと思っていた。だからBellatorで勝ちたいと考えた時もあったよ。ただえさえUFCから一度リリースされて、戻ることは簡単じゃない。それが僕の場合は2度も失敗したんだから。

あの時はマネージャーとWIN WINになる契約を結びたいとも話した。BellatorだってPFLだって大きなプロモーションだからね。とにかく戦い続けること。諦めないで試合を続け、得られたチャンスを生かすことだけを考えるようになった」

――2度目のリリース後も戦い続けることに対して、ご家族の反応はいかがでしたか。人生に夢は必要ですが、夢だけでは生きていくことはできないです。

「僕のファミリーは、僕がやりたいことを貫けるよう支えてくれた。一つ良かったのは、家族がMMAもそうだし、柔術をやっていてジムで毎日のように一緒に汗を流している関係にあったことだ。そしてUFC以外で戦う時も、イージーファイトはなかった。常にタフな相手と戦った。メインイベントでタフな相手との試合を続けた。プロモーションも若くて力のある選手が出てくると、元UFCファイターという肩書のある選手を越えさせようというマッチメイクをする」

――確かに。箔をつけるためのファイトですね。

「そうだ。そういうタフな状況でフィニッシュして勝つことで、自己証明を続けた。だからこそ、TUFで3度目のチャンスを得られ……それを生かして、今UFCで戦うことができている。何よりコレが本当に最後の勝負だと自覚している」

――UFCでの苦い思い出を払拭でき、上位進出を果たす自信はありますか。

「ここで過去と同じようなことを繰り返すと、もう終わりだ。自分の力を証明する最後のチャンスだ。そういうなかでTUFでフィニッシュ勝利を続けることができたことは、確かな自信になっている。強い相手と戦い続けることができ、勝ち続けることができた。ファイターとして成熟してきたと思っているよ。このまま勝ち続け、ランキング入りを果たし……その結果としてタイトルショットまでたどり着けるよう戦うだけだよ」

(C)Zuffa/UFC

――では今週末に戦うオグデンの印象を教えてください。

「堅実なファイターだ。どの局面でも過不足戦えるけど、特別なモノはない。でに試合内容を予想するなんて無意味だ。常に自分のやるべきことをやりきる。1試合、1試合、それを続けること。土曜日の夜も同じだ。相手と向き合い、触れ、拳が交錯し、自分のやるべきことが分かってくる。これまで通り、ファンが喜ぶファイトをしたいね。

そして同世代……いや年齢に関係なく、日々を生き抜くことに一生懸命な人達に勇気を与えることができれば嬉しい。何が起ころうとも、僕は諦めずにやってきた。勝っても、負けてもリリースされても、諦めることはかった。自分の愛するファイトを追いかけててきた。自分のやりたいことを続けきた。そんな僕の試合を視ている皆も、同じように愛することに没頭して、楽しい人生を送って欲しい。皆に喜んでもらう戦いをする。僕の試合を楽しんでほしい」

――カート、話を聞いているだけでも明日への活力を与えてもらったと思えます。ありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。いつの日かUFCが日本で大会を開くとき、そのトラベル・リストに僕の名前があるようプッシュしてほしい。ブラジルとロシアで戦った。戦いたいと思った国で戦うことができた。残されているのは日本、日本で戦うことだけなんだ」

■視聴方法(予定)
3月24日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFC ESPN53対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
ローズ・ナマジュナス(米国)

<ミドル級/5分3R>
エドマン・シャバジアン(米国)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ペイオン・タルボット(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリカ)

<フェザー級/5分3R>
ビリー・クゥアンティロ(米国)
ユーゼフ・ザラル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・パフエロ(ペルー)
フェルナンド・パディーヤ(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
トレイ・オグデン(米国)
カート・ホロボウ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ラモス(ブラジル)
ジュリアン・エロサ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ(米国)
コディ・ギブソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・グウェン(米国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

<女子バンタム級/5分3R>
モントセラ・レンドン(メキシコ)
ダリア・ジリシニコワ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
イゴール・セヴェリーノ(ブラジル)
アンドレ・リマ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
モハメド・ウスマン(ナイジェリア)
ミック・パーキン(英国)

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MMA MMAPLANET o UFC オーバン・エリオット ザッカリー・リース ダナ・ホワイト ルイス・パフエロ

【DWCS S07Ep03】腕十字で一本勝ちのリースら3人が契約。キヌットソンのみ、サインできず……

<ミドル級/5分3R>
ザッカリー・リース(英国)
Def.1R1分14秒by腕十字
エリ・アロノフ(イスラエル)

右前蹴りから左ミドル、続く左ハイでスリップしたリースがすぐに立ち上がる。アロノフは右ローを2発を見せ、リースのパンチに反応して下がる。リースは追って跳びヒザも姿勢を乱し、尻餅をつく。ここもすぐにスタンドに戻ったリースは前蹴りで距離を取るが、アロノフが勢いのある左右のフックで前に出る。

ケージを背負ったリースは蹴りのフェイクで中央に戻ると、ローの相打ちに。そのまま右カーフを続けるリースは前蹴りを掴まれて後方に倒れるとアロノフが勢いのあるパウンドを落とす。さらにパンチを続けたところで、リースは腰を切って右腕十字を極めた。

「僕はスーパーウェルラウンダーだから、どこの局面でも戦える。アグレッシブにパウンドを落とすと、皆サブミッションを忘れるから狙っていたんだ」と勝者は話した。

第3週を終え、ダナ・ホワイトは「期待の選手を倒した。ボディへのヒザは特に凄まじかった」とルイス・パフエロとのサインを伝える。続いてジョセフィン・キヌットソンに対して、これまでのレコードを挙げつつ「今日はそれが見えなかった。凄く才能があるんだろうけど、今日は見ることはできなかった。フィニッシュする試合をしないといけない。もう少しMMAの経験が必要だ」と切り捨て、今シーズン初の勝者でUFC行きがならないファイターが生まれた。

続いてオーバン・エリオットは逆に「本当に良いところだらけだ」とベタ褒めされ、続くリースと共にUFC行きを伝えた。


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MMA MMAPLANET o ブログ ルイス・パフエロ ロビー・リング

【DWCS S07Ep03】腹を抉ったパフエロが、グラウンドのボディへのヒザで勝負を決める

<フェザー級/5分3R>
ルイス・パフエロ(ペルー)
Def.2R3分43秒by TKO
ロビー・リング(米国)

足を蹴り合い、ジャブが相打ちになった両者。パフエロが前に出て右カーフ、リングが姿勢を乱す。ワンツーで前に出るリングはカウンターの左を狙い、ワンツーから右を伸ばす。パンチを纏めて、下がったパフエロにヒザ蹴りを繰り出したリングの手数が多い。さらにパンチから左ミドルを蹴ったリングに対し、パフエロも打撃戦に応じる。

左ボディを決めたパフエロ、リングが右アッパーを返すが右ストレート2発で腰が落ちる。倒れず踏みとどまったリングは、間合いを外してダブルレッグへ。スプロールしたパフエロだが、殴りにいったところでシングルレッグで倒される。ケージを背負ってワキ腹を殴りながら立ち上がったパフエロは、ヒザさ蹴りを入れる。ここからふたたび左ボディを決めたパフエロの右カーフで姿勢を乱したリングがテイクダウンを狙う。

倒せず引き込んだリング。パフエロはハーフで勢いのあるパンチを入れ、半身のリングのボディにヒザを突き刺す。これで完全に動きが止まったリングに、パフエロは頭部へ鉄槌、さらにドンキーコングパンチでワキ腹を殴り――勝利を決めた。

「6連勝だったけど、難しい相手だと思っていた。ボクシング出身だけど、MMAをしっかりとやりこんできた。ただレバーを殴った時に、行けると思ったよ。最後はコーナーが立って勝負しろって言っていたんだけど、腹ががら空きだったからヒザを入れたんだ」とパフエロは話した。


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