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【RWS】ブアカーオ×城戸、3Rのバッティングでノーコンテスト裁定

<キックボクシング 73キロ契約/3分3R>
ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)
NC 3R0分29秒
城戸康裕(日本)

当初この試合は70kg契約で行われる予定だったが、大会前にブアカーオが体調不良を訴え、大会直前に73kg契約に変更された。

オーソドックスに構える両者。城戸が右のカーフキック、得意のスピニングバックフィストを見せる。城戸がサウスポーにスイッチして奥足ローを蹴ると、これがローブローとなる。

再開後、城戸が距離をとりながら奥足ロー。ブアカーオは打ち合えと言わんばかりのジェスチャーで城戸を挑発。城戸をロープに詰めてパンチをまとめる。城戸もクリンチの離れ際に左ハイキックを狙う。

変わらずプレッシャーをかけるブアカーオが城戸に右ボディ。さらに右アッパー、右フックから左フック、右ストレートから連打を打ち込んで城戸をコーナーにくぎ付けにする。

2R、オーソドックスに構える城戸が下がりながらジャブを突く。ブアカーオは左ハイを飛ばし、右フック、右ボディストレートで前進。左ボディからヒザ蹴りを出すと、これがローブローとなる。

再開後、城戸はジャブと右のカーフキック、右のヒザ蹴り。ブアカーオは構わず右フックを打ち込み、下がる城戸にパンチをまとめる。

城戸は変わらずジャブとカーフキック。ブアカーオは右ストレートから左ボディ、首相撲になると城戸を押し倒す。立ち上がった城戸が左ハイ。ブアカーオも左ハイと左ヒザ蹴りを見せ、城戸も右カーフ・右ストレートから前に出る。

3R、城戸が右カーフと右ハイ。ブアカーオがパンチで前に出ていくがクリンチでブレイクとなる。再開後、すぐにバッティングが発生し、城戸が頭部から大流血。ドクターチェックが入ると、レフェリーがすぐに試合をストップする。

裁定はノーコンテスト。試合後、城戸はブアカーオに対して再戦をアピールした。


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【RWS】吉成名高・石井一成がラジャに揃い踏み。伊藤紗弥が初参戦、メインは城戸康裕×ブアカーオ

【写真】石井(左)が2度目、吉成(右)が3度目のRWS参戦。ラジャで2人が揃い踏みとなる。(C)BOM

9日(土・現地時間)タイはバンコクのラジャダムナンスタジアムで開催されるRWS(Rajadamnern World Series)に、日本のトップファイター4選手が参戦する。
Text by Takumi Nakamura

Rajadamnern World Seriesは昨年7月からラジャダムナンスタジアムでスタートしたイベント。試合時間は3分3R(インターバル2分)、ラウンドマストのオープンスコア制という、一般的なムエタイとは異なるオリジナルのルールが採用されている。

大会はワンマッチと全4階級(フェザー級=126ポンド、ライト級=135ポンド、ウェルター級=147ポンド、スーパーウェルター級=154ポンド)におけるタイ人4選手プラス外国人4選手の8選手参加のリーグ戦が中心で、ブアカーオ・バンチャメークがエキシビションマッチで三浦孝太や佐藤嘉洋をKOしたことが話題にもなった。

このRWSには高橋幸光・松井蓮汰のリーグ戦出場を皮切りに、多数日本人選手が参戦しているが、今大会には4人の日本人選手が名を連ねた。

まずラジャダムナンスタジアム・フライ級王者の吉成名高が3度目のRWS参戦を果たす。吉成は2019年に日本人として初めてラジャダムナン・ルンピニースタジアムの統一王者となり、今年7月にはラジャダムナンスタジアム・フライ級のベルトも獲得。

8月のRWSでは同タイトルの防衛戦として、RWSのメインイベントのリングに上がり、ルンヴィッタヤー・ルークジャオメイサイトーンからTKO勝利を収めた。今大会ではラオスのスーウィチャイと対戦することになったが、吉成にはタイのファンも唸らせる勝利が期待されるところだ。

その吉成の盟友・石井一成は2度目のRWS参戦だ。高校在学中にタイを主戦場にしていた石井は2022年8月からK-1にも参戦し、K-1とムエタイを並行して戦ってきた。

今年7月のRWS初参戦が約4年ぶりのタイでの試合で、エッカタワン・シットチリシンを1RKOで下している。今大会ではジェイジェイ・オーピモンシーと対戦で、RWS連勝を狙う。

女子ムエタイの強豪・伊藤紗弥は今回がRWS初登場。

対戦相手のモンクットペット・カオラックムエタイは昨年12月にタイで日本の田中”暴君”藍にKO負けしているが、今年5月に日本で藤原乃愛に判定勝利している選手。タイでの試合経験も豊富な伊藤としてはRWS初参戦・初勝利で今後のステップアップにつなげたい。

そして今大会のメインイベントでは城戸康裕×ブアカーオが組まれた。ともにK-1MAXで戦い、階級も同じ70kgながら、意外にも今回が初対戦となる。

当初この試合は70kg契約で行われる予定だったが、ブアカーオが体調不良を訴え、急きょ73kg契約に変更される事態が発生。両者同意の上で73キロ契約に変更され、両者ともに計量をクリアした。なお吉成、石井、伊藤は公式計量でリミットをクリアして、明日の決戦に備える。

■Rajadamnern World Series対戦カード

<キックボクシング 73キロ契約/3分3R>
ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)
城戸康裕(日本)

<ムエタイ スーパー・フライ級/3分3R>
吉成名高(日本)
スーウィチャイ(ラオス)

<ムエタイ 116ポンド契約/3分3R>
石井一成(日本)
ジェイジェイ・オーピモンシー(タイ)

<ムエタイ アトム級/3分3R>
伊藤紗弥(日本)
モンクットペット・カオラックムエタイ(タイ)

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