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Report UFC UFC257 コナー・マクレガー ダスティン・ポイエー ブログ

【UFC257】2R2分32秒。ダスティン・ポイエー Def.コナー・マクレガー by TKO ──カーフ効かせパンチ連打

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
Def.2R2分32秒by TKO
コナー・マクレガー(アイルランド)

左から右を伸ばすマクレガー。ポイエーがローを蹴る。ポイエーは左を見せて組みついてテイクダウン。マクレガーはケージを背にし、ポイエーが持ち上げようとしたところで着地して押し込み返す。マクレガーの肩パンチでアブダビの観客の歓声が挙がり、ポイエーが組み直す。

シングルレッグにヒザを繰り出すマクレガーが、またポジションを入れ替えて肩パンチを繰り出す。ポイエーも肩パンチを出し、マクレガーは足の甲を踏みつける。右を差したマクレガーが左のエルボーを出したところで両者が離れる。マクレガーは左を伸ばし、右ジャブ。テイクダウン狙いを切ったマクレガーが、右ロングアッパー気味のパンチを入れ。ここからジャブ、ポイエーは左カーフを連続で蹴る。

マクレガーは前足を蹴られつつジャブから左ストレート、そして後ろ回し蹴りへ。ポイエーは右ジャブ、カーフを蹴った。

2R、マクレガーが右ジャブもカーフで姿勢を乱す。それでもワンツーかアッパーを入れたマクレガーは左ローから左ハイ、ポイエーは左カーフを2発見せる。この2発目をキャッチしきれなかったマクレガーは、カーフを受け続ける。左ボディを入れたマクレガーは、続くカーフをキャッチされる。リリースしたマクレガーがハイを狙う。もう一度カーフをキャッチしたマクレガー。カットでなくキャッチを続け、左を当てる。

そのパンチを当てるために左足を踏み込む必要があるが、マクレガーは足を壊され、パンチに勢いがなくなる。と、ポイエーはパンチ勝負へ。左から右を入れノンストップで連打を見せたポイエー、腰を落としたマクレガーの顔面に右を打ち込み勝負を決した。

勝負が決したあとも、マクレガーは立ち上がるのも苦労し、椅子に座りこみ──ポイエーと健闘を称え合うために歩き始めるが、足を引きずっていた。

「嬉しいけど、驚いていない。最初にコナーに感謝している。彼は本当のプロだ。この勝利は大きいけど、また課題を持ち帰ってさらに大きな試合に備えたい。喧嘩でなく、テクニックで勝とうと思っていた。今日はカウンターボクシングをした。ホロウェイがベストボクサーだと言っているけど……彼のことを貶めるつもりはない、でも僕は彼に2度勝っている。次はベストファイターとタイトルショット、僕はチャンピオオンだ」と勝者は落ち着き払って話した。

「ローキック、カーフキックは凄かった」と言ったマクレガーは、2021年にまた戦うことを口にした。


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Report UFC UFC257 ダン・フッカー ブログ マイケル・チャンドラー

【UFC257】マイケル・チャンドラー、左フックからパウンド!! 150秒でダン・フッカーを倒し、UFC初勝利

<ライト級/5分3R>
マイケル・チャンドラー(米国)
Def.1R2分30秒by TKO
ダン・フッカー(ニュージーランド)

ついに迎えたマイケル・チャンドラーのUFCデビュー戦。右に回るフッカーが軽く右ローを蹴る。それを掴みに行ったチャンドラーは、拘ることなく離れる。前蹴りからスイッチしたフッカー、戻してカーフを蹴っていく。左ローにチャンドラーが右ボディストレート、もう一度ボディを殴る。続いて右フックで前に出るが、フッカーが下がってかわす。圧力を高めるチャンドラーは右ボディから、右ストレートを入れる。

自らも前蹴りを蹴ったチャンドラー、フッカーは右に回るところで右ボディから左フックを受けてダウン。腰から崩れたフッカーにチャンドラーがパンチを纏め、レフェリーが試合をストップした。直後にチャンドラーはケージに駆け上がり、バック宙を決める。

「長かった。色々あった。でも、ここに来た。すぐにタイトルショットだ。プロ生活で、最高の瞬間だ。コナー・マクレガー、サプライズ・サプライズ。新しいキングがライト級に来たんだ。ダスティン・ポイエー、お前の時間だ。誰かUFCで俺を倒してみろ、できるものならな!!」とチャンドラーはシャウトした。


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Report UFC UFC257 ジェシカ・アイ ジョアン・カルダーウッド ブログ

【UFC257】タイ・クリンチ&ヒザのジョジョが、レスリング・クリンチ&ダーティーボクシングのアイ下す

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・カルダーウッド(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ジェシカ・アイ(米国)

アイのローに距離を詰めショートのパンチを連打したジョジョは、首相撲にもパンチを続ける。ケージにジョジョを押し込んだアイだがパンチを放って離れる。右を当て、首相撲のジョジョはヒザを腹に突き上げるが、再びケージに押し込まれる。直ぐに離れたアイは巧妙にダーティーボクシングを織り込み、組んでジョジョを削っていく。

首相撲で殴り合った両者、ジョジョが右を当てるがアイがすぐに組んでケージへ。ここでもヒザを蹴り合い、アイはクリンチ&パンチ。体を回したジョジョは首相撲からヒザ、パンチを入れて離れるとローから組んでヒザを入れる。アイもヒザを返し、離れたジョジョが左右のハイキック。首相撲にはアイがアッパーを入れる。パンチから左のミドル、足を取りに行ったジョジョは、離れたアイに左ミドルからエルボーを打っていく。5分間の真っ向勝負、ジョジョを取ったか。

2R、まずジョジョが左ミドル。またもクリンチから殴り合うと、離れてからもパンチ、ヒザをいれたジョジョが、前蹴りを顔面に蹴り込む。ワンツーと前蹴りのコンビで自分の距離を作り、左フックを入れたジョジョがシングルでテイクダウンを奪う。スタンドで待ち受けたジョジョは、クリンチアッパーにもヒザを返す。パンチの届く距離での打撃戦、ジョジョが首相撲に取りヒザ、顔面にヒザを入れる。続くボディへのヒザが効いたアイは、距離を詰めて組めなくなっている。中間距離での打撃戦は互角の様相を呈すが、ジョジョのジャブ&前蹴りが有効だ。

テイクダウン狙いから首相撲に移行したジョジョが、エルボーを入れる。やはりアイはクリンチに付き合わなくなっている。それでもスピニングバックフィストにボディロックテイクダウンを合わせたアイが、トップを奪取し2Rが終わった。

最終回、直ぐに組んだアイがシングルでケージにジョジョを押し込む。顔を刈り、テイクダウンを許さないジョジョがヒザを見せる。ケージレスリングは2分30秒を越え、レフェリーがブレイクを命じる。左ミドルを入れ、首相撲&ヒザのジョジョは離れて右を当てる。アイは組みついて、パンチを見せて離れる。ジョジョはクリンチの離れ際に右ハイ、そして右ストレートへ。

低い姿勢のダブルレッグを切られたアイは、首相撲でヒザをボディに突き刺されケージまで下がる。組みから離れたアイだが、直ぐにクリンチ合戦となりヒザを返す。しかしアイは逆に顔にヒザを受けてカットしタイムアップに。

レスリング・クリンチ&ダーティーボクシングのアイを、タイ・クリンチ&ヒザのジョジョ・カルダーウッドが破った。


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Report UFC UFC257 ブログ マフムド・ムラドフ

【UFC257】中央アジア台頭。マフメド・ムラドフが右オーバーハンドからサンチェスKO。UFC3連勝

<ミドル級/5分3R>
マフムド・ムラドフ(ウズベキスタン)
Def.3R2分59秒by TKO
アンドリュー・サンチェス(米国)

右ロー、左前蹴りと遠目の距離から蹴りを入れるムラドフ。サンチェスはシングルを切られ、右を打たれる。ローに右を合わせたサンチェスだが、拳の攻撃も圧があるムラドフはオーバーハンドに右を合わせ、右カーフを蹴る。ワンツーから左ハイを蹴ったムラドフは、クリンチからワンツーを放って離れると、左右のローを入れる。

ムラドフはカーフを続け、ボディを殴り右フックへ。攻撃を散らす、スピードの変化をつけるムラドフが、蹴りをキャッチしてシングルレッグ。リリースしてパンチを狙うも、ここは空振りに。カーフが効いた感もあるサンチェスは、ワンツーにガードを固めるとムラドフがダブルレッグへ。ここも固執せず、間合を取り直したムラドフが初回を取った。

2R、カーフをかわしたサンチェスが右フックで前に出る。サンチェスの攻撃が急所に入り、試合が中断。再開後、左を当ててダブルレッグに出たサンチェスがシングルに移行する。ヒザがまた急所に入ったとアピールするムラドフだが、試合は続行される。離れると、カーフを警戒しつつサンチェスが左ジャブを伸ばす。

ムラドフのオーバーハンドにカウンターの右を当てるなど、打撃戦で後れを取ることもないサンチェスだが、ムラドフが右から左を入れ、さらに右ヒットさせる。コレという場面も創らないまま攻勢のムラドフが、ラウンド終了直前に右ストレートを2発決めた。

最終回、左ジャブに左ハイを合わせていったサンチェスに対し、ムラドフが2Rよりペースを上げてパンチを伸ばす。右パンチの距離で左ハイを繰り出したムラドフが、右フックから右エルボーを決める。とボディを殴ったムラドフが、近い距離でも右を当て、サンチェスの攻撃はステップでかわす。それでも右を当てたサンチェスだったが、逆にムラドフが右オーバーハンドを耳の辺りに入れる。足が泳いだサンチェスに跳びヒザから、パンチをまとめヒザから連打したムラドフがTKO勝ちを決めた。

「UFCでは3試合、ショートノーティスで戦った。次は3カ月の準備期間が欲しい。今、ウスベキスタンではMMA人気が上がっているから凄くモチベーションが高いんだ」と勝者は話した。


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Report UFC UFC257 アマンダ・ヒーバス ブログ マリナ・ホドリゲス

【UFC257】アマンダ・ヒーバスの右フックに、右でアゴを打ち抜いたマリナ・ホドリゲスがTKO勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)
Def.2R0分45秒by TKO
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

UFC4連勝中で、妙にかわいらしい英語を操るヒーバスが、ムエタイMMAファイターのホドリゲスと同朋対決。リーチで優るホドリゲスに対し、ヒーバスが前に出る。右を出して回るホドリゲスは、首相撲の機会を伺う。ホドリゲスはワンツーを繰り出すが、ヒーバスは直後に組んでボディロックテイクダウンを決める。左足を背中越しにヒーバスの左足の裏に通したホドリゲスだが、ヒーバスはバックに回らせずクローズドガードを取らせる。

ヒーバスはガードの中からパンチを落とし、ホドリゲスは手首を掴んでエルボーを放つ。首を畳み、プレッシャーを掛けてガードを開けようとするヒーバスが鉄槌を打つ。ホドリゲスはしっかりとガードを閉じ、ハイガードへ。上を取り続けたヒーバスが初回を取った。

2R、右を入れ首相撲に取ったホドリゲス、直ぐに離れたヒーバスは右フックに右を合わされ、前方に崩れる。シングルに来たヒーバスを殴り続けるホドリゲスは、レフェリーが試合を止めたと勘違いし離れてしまう。レフェリーが止めていないと伝えると、立ち上がっていたヒーバスにエルボーを当てて突き放し、右を2発でホドリゲスが勝利を決めた。

「彼女がテイクダウンをしたいというのは分かっていたけど、2Rにゲームプラン通り戦えたわ」と言いトップ5と戦いたいとアピール。最後に「皆、もう私が何者が分かったわよね」と力強く語った。


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Report UFC UFC257 アルマン・ツァルキャン ブログ マット・フレヴォラ

【UFC257】動けば動くほど攻められるフレヴォラ。ツァルキャンが見事なTD&コントロールで大勝

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン(アルメニア)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
マット・フレヴォラ(米国)

後ろ回し蹴りを見せたフレヴォラが、右を見せてハイを見せるなど積極的に動く。ツァルキャンはシングルレッグを一気に決めてスクランブルでバックへ。スラムされたフレヴォラはスイッチからスクランブルに持ち込むが、シングルで再び倒される。立ち上がったフレヴォラをケージに押し込んたツァルキャンは小手投げから離れる。

フレヴォラは大きな動きが多く、右オーバーハンドにダブルレッグを合わされる。反り投げで切り返したフレヴォラがスタンドへ戻る。両者同時に後ろ回し蹴りを狙うという映画のような場面から、ラウンド終盤戦へ。ツァルキャンがワンツーを入れ、さらに右クロスから左フックとフレヴォラからカウンターを取る。ツァルキャンはジャブを続け、フレヴォラの前蹴りをキャッチしてパンチを入れる。最後の10秒で右フックを当てたフレヴォラだが、ラウンドはツァルキャンのモノだった。

2R、右から左を当てたツァルキャンがシングルレッグでテイクダウン。フレヴォラはスイッチもたちあがったところでツァルキャンがボディロックテイクダウンを決める。背中をマットにつけたフレヴォラは、立ち上がったツァルキャンにボディを殴られ後方回転からスクランブルへ。即バックについたツァルキャンは、腰をコントロールして寝技に持ち込む。

シングルを取られたまま立ち上がってパンチを狙ったフレヴォラだが、ここも倒されてガードを強いられる。頭をコントロールし、ダースを見せたツァルキャンが肩固めを狙う。スクランブルに持ち込めないフレヴォラは、レフェリーに膠着を目でアピールするが、肩固めに捕えられてしまう。ここはエスケープしたフレヴォラだが、結局スタンドに戻ることはできずコントロールを許し続けた。

最終回、すぐにテイクダウンを決めたツァルキャンは、頭を押して立ち上がったフレヴォラにはキックを狙う。フレヴォラは動くが攻めることはできない状態で大きな動きを繰り返す。結果、カウンターのパンチをもらいシングルレッグでテイクダウンを許すことに。ギロチンを抜けたツァルキャンはガードの中からパンチを入れ、蹴り上げから後方回転したフレヴォラにギロチンを仕掛ける。

ここの反応は早かったフレヴォラがロールして逃げ、スタンドへ戻る。ツァルキャンはシングルからスラムを決め、バックへ。胸を合わせに来たフレヴォラ以上の動きでバックを取ったツァルキャンは、正対してボディロックテイクダウン。10度目のテイクダウンからサイドを取ったツァルキャンが、スリー・クォーターマウント。フレヴォラの動きに合わせ、攻め続けたツァルキャンがフルマークの判定勝ちを収めた。


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Report UFC UFC257 アントニオ・カーロス・ジュニオール ブラッド・タヴァレス ブログ

【UFC257】カーロス・ジュニオールのテイクダウンを切り続けたブラッド・タヴァレスが判定勝ち

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)

ジャブからローを蹴るタヴァレス。ショートのコンビネーションでジュニオールが前に出る。ジュニオールは同じようにショートの連打で前に出て、蹴りを見せると直後にダブルレッグへ。シングルに切り替え、ハイクロッチ。タヴァレスが頭を押し、ジュニオールが自ら離れる。タヴァレスはパンチを出すなかで、ジュニオールがタイミングよく組んでいくが、タヴァレスがしっかりと対応して反対側のケージまで押し込まれても倒れない。

ここもジュニオールは自ら距離を取り直し、タヴァレスが右カーフからワンツー。ジュニオールも打ち返し、左ミドルを入れる。つづくテイクダウン狙いを耐えるタヴァレスの急所にヒザが入り、試合が中断され──再開後、すぐに時間となった。

2R、右のカウンターを入れたタヴァレスがカーフを続ける。さらに右を入れたが、ローにテイクダウンを合わされる。すぐに立ち上がったタヴァレスをケージに押し込んだジュニオールは、ダブルのクラッチが切れテイクダウンを奪えない。打撃の間合いとなり、タヴァレスがジャブから右を入れる。そし左ローを蹴った。

中盤、間合いの測り合いとなり、ジュニオールの仕掛けをタヴァレスが対応していく。ジュニオールはシングルを切られ、残り40秒で左フックから右ストレートを打ち抜かれる。直後にタヴァレスがヒザを狙った際に、爪先が急所に当たり試合はまたも中断へ。残り25秒でリスタートとなり、タヴァレスがジャブを入れ、ジュニオールが蹴り足を掴んだところで時間となった。

最終回、タヴァレスはこれまでと同じようにジャブ、右、右ローを回す形で攻める。ジュニオールも、打撃の攻防のなかでダブルレッグでケージまでドライブという戦いを続ける。小外掛けで姿勢を乱したタヴァレスだが、倒れず残り2分20秒でレフェリーがブレイクを命じた。

その後もローにテイクダウンを合わせたジュニオールが、タヴァレスをケージに押し込み時間に。タヴァレスが判定勝ちした。


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Report UFC UFC257 サラ・マクマン ジュリアナ・ペニャ ブログ

【UFC257】ジュリアナ・ペニャがサラ・マクマンからテイクダウンを奪い、RNCで一本勝ち!!

<女子バンタム級/5分3R>
ジュリアナ・ペニャ(米国)
Def.3R3分39秒by RNC
サラ・マクマン(米国)

スタンドの様子見の展開のなかでマクマンが右ローを蹴る。ワンツーの交換から、右を当てたマクマン。マクマンは遠い距離からダブルを狙い、ヒザをついたままで右フックをフルっていく。ペニャの踏み込みにシングルレッグでテイクダウンを奪ったマクマンは、一気にバックに回り、足を一本フックする。

手首を掴んで前に落とそうとしたペニャだったが、マクマンはハーフで寝技に持ち込む。尻をずらして立ち上がったペニャの左足を振り上げてテイクダウンを再び決めたマクマンがサイドで抑える。足を戻したペニャにマクマンが右エルボーを落とした。

2R、ワンツーで圧を掛けるペニャは、シングルで倒されると同時にギロチンへ。ケージを蹴りパス&頭を抜いたマクマンが上を取る。下からペニャがエルボーを入れ、ハイガードもエルボーを被弾する。ガードの中に収まっていたマクマンは、スクランブルでバックへ。ワンフックで足背中を伸ばし。RNCからブルドックチョークへ。頭を抜いたペニャはバックに回れず、左腕をさしたマクマンが立ち上がりケージに押し込む。ヒザを蹴り合った両者、マクマンのシングルを防いだペニャはヒザをボディにいれる。最後の10秒で離れ、ペニャが右を当てた。

最終回、ダブルレッグのフェイクを見せたマクマンは、ワンツーで前に出てきたペニャがボディロック&小外掛けでテイクダウンに成功する。サイドで抑えたペニャは、ケージ際でしっかりとトップをキープする。シングルを潰したペニャが鉄槌を連打し、バックへ。左右のパンチを入れ、ワンフックで背中を伸ばしに掛かったペニャが両足をフックしバックグラブ&RNCへ。手首を掴んで防ぐマクマンだが、右腕はしっかりと喉下に入りタップした。レスリング五輪メダリスト=マクマンをテイクダウンし、一歩勝ちしたペニャはアマンダ・ヌネス戦をアピールした。


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Report UFC UFC257 カイル・ラウントリー ブログ マルチン・プラチニオ

【UFC257】セコンドの声に鼓舞された?! 厳しいなかで前に出たプラチニオが、止まったラウントリーに勝利

<ライトヘビー級/5分3R>
マルチン・プラチニオ(ポーランド)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29
カリル・ラウントリー(米国)

サウスポーのラウントリーに対して、左ローを見せたプラチニオがワンツーを放つ。右ハイを見せたプラチニオは、ショートのワンツーを入れ左サイドキックへ。さらにガードの上から右端を繰り出したプラチニオに対し、見る展開のラウントリーが左ローを繰り出す。左ストレートにも、右ミドルを蹴ったプラチニオは逆に左ミドルを蹴られる。ラウントリーは左ストレートを当て、ローにも左を合わせる。ラウントリーは引き続き左ストレートを放ち、プラチニオがサイドキックをディに入れる。

ラウントリーの前進にショートのコンビを見せたプラチニオが、右を当てる。さらに右ハイから距離を詰めるが、ラウントリーがヒザを入れる。それでもボディを打ち抜いたプラチニオ──判断の難しい初回となった。

2R、サイドキックに左右のフックを振るったラウントリー、プラチニオが左右のハイを繰り出すが拳の勢いで負けている。ラウントリーは左ミドルを蹴り、が右フックから左ローを返す。ラウントリーは左オーバーハンド、踏み込みはそれほどなく鋭いハンドスピードを見せる。プラチニオも打ち負けず、前に出て左右のフックを振るうもラウントリーが左をクリーンヒットさせる。

蹴りに左ストレート、続いて左ミドルとペースを握ったラウントリー。プラチニオは蹴りとパンチが連動していない風もある。パンチの時はパンチというプラチニオのフックに、ラウントリーが右フックをカウンターで当てる。ヒザをついて立ち上がったプラチニオはハイキックも蹴られ、ラウンドを落とした。

3R、「残り5分だろ。やり切れ」というセコンドのマルタイン・デヨングの声に雄叫びを挙げたプラチニオが、左右のフックを振るって前に出る。ミドルを蹴り合った両者、右を見せたプラチニオが組んでいくがラウントリーが切る。前に出ることで突破したいプラチニオが前蹴り、左に右フックを当て、ハイキックから組みへ。

ラウントリーはこれも切ったが、ボディから右フックを受けるなどプラチニオは手数の多さで勢いづけていく。待ちの姿勢のラウントリーが左を当てる場面もあったが、プラチニオが右フック、右ボディを入れる。疲れているのは両者同じだが、前に出るのはプラチニオだ。ボディから右を入れ、サイドキック。もともと踏み込みがなかったラウントリーは、動けなくなくなるとパンチに勢いがない。

対してプラチニオは姿勢を乱すような勢いで前に出て、手数を絶やさない。このままタイムアップに。2Rはラウントリー、最終回はプラチニオ。初回はどのように判断されたか。結果、ジャッジは3者ともプラチニオを支持した。


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Report UFC UFC257 ニック・レンツ ブログ モフサル・エフロエフ

【UFC257】ギロチンを切り抜けたエフロエフが、見事なタッチキックボクシングでレンツを破り14連勝

<150ポンド契約/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ニック・レンツ(米国)

キャリア13勝0敗のエフロエフに、まずレンツが右ローを蹴る。さらに右ストレート、左ハイと先手を打とうとするレンツが組んでケージにエフロエフを押し込む。小外で倒されながら、体を起こして上を取ったエフロエフはキムラクラッチを許さない。レンツはギロチンに切り替えて上を取り、マウントから絞め続ける。足を戻し、腹ばいになることでギロチンを逃れたエフロエフはがぶられた状態でザを受けるも、後方回転から頭をフリーにしてトップ奪取、リバーサルを決める。

足を抜かせず、再びギロチン取ったレンツにクローズドガードを取らせないよう足を抜きに掛かるエフロエフ。レンツがギロチンを諦め、スイープ狙い。バタフライガードを越えつつ殴るエフロエフがパンチを纏めて立ち上がり、タイムアップに。

2R、やや疲れた感もあるレンツだが右を当てる。エフロエフはジャブの相打ち後に右オーバーハンド、ジャブからワンツーで前に出る。さらに右アッパーを決めたエフロエフだが、レンツは組んで小外掛けから即ギロチンへ。ロールして逃れたエフロエフに対し、スクランブルでジャンピングギロチンをレンツが仕掛ける。背中をマットにつけて頭を抜いたエフロエフはダブルレッグを切り、アッパーを放つ。組みの攻防のなかで右目を抑えるようになったレンツは、ダックアンダーからの組みにもギロチンを合わせる。

しかし、絞めの力も落ちたか力で頭を抜いたエフロエフが、ダーティーボクシングでアッパーを連打するなどラウンドを取り返した。

最終回、右目の回り腫らしたレンツはジャブを被弾し、組みに行くがショートアッパーを打たれる。エフロエフは離れてもジャブを当て、レンツの踏み込みもカウンターで迎え撃つ。エフロエフはヒット&アウェイでパンチをヒットさせるが、レンツも相打ちで打ち返す。レンツがアイポークがあったとレフェリーにアピールし、試合が一旦中断。

再開と同時にダブルレッグに出たレンツに対し、エフロエフはキムラで対応。離れてジャブ、右ストレートをヒットさせるエフロエフは右ハイ、後ろ回し蹴りを繰り出す。さらに右ミドルハイを見せたエフロエフが右アッパーから右の連打、前蹴りを顔面に突き刺すなど打って打たれないスタンド戦を実践する。レンツのフックを頭を動かしてかわし、右ストレートをトリプルで入れたエフロエフは、15分を戦ったとは思えない綺麗な顔で、息もほとんど切れていない。

逆にギロチンで疲弊した感もあったレンツだが、それは勝ちに行った結果論──ジャッジは1人がレンツにつけたが、スプリットでエフロエフが判定勝ちを手にした。「ショートノーティスでそれほど時間がなかった」と話した。


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