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45 AB Gladiator KTT MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC UFC YouTube アラン・フィルポット アンソニー・ドリリッチ ウェズ・キャッパー クイラン・サーキルド ドン・マール・ファン パン・ジェヒョク ホン・ソンチャン ロッド・コスタ ロン・チュウ 河名マスト 猿飛流 竹中大地

【Eternal MMA82】タイトル戦は4→2階級のみ。KTTのRoad to UFCファイター=ホン・ソンチャンが出場

【写真】16日に河名マストを相手にGLADIATORフェザー級初防衛戦臨むパン・ジェヒョクと、激しいスパーリングを繰り広げていたホン・ソンチャン(C)MMAPLANET

10日(土・現地時間)、豪州・西オーストラリア州パースのHBFスタジアムでEternal MMA82が開催される。
Text by Manabu Takashima

豪州トップ・フィーダーショーのEternal MMAでは、次回3月大会に日本から猿飛流が出場することも決まっている。本来、猿飛流の挑戦を受けるアンソニー・ドリリッチも今大会に出場予定だったが、挑戦者及び代役挑戦者が負傷欠場となり、3月大会で猿飛流を迎えて防衛戦を行うことになった。


またウェルター級王座決定戦=アルディン・ベイツ✖ケイレブ・ライドアウトも中止となり、ベイツは3月2日(土・同)に同じく豪州フィーダーショーのツートップの一角HEX Fight Seriesに出場し、ジョナサン・ミカレフと同プロモーションのウェルター級王座決定戦(!!)を戦うことが決まっている。

(C)ETERNAL MNA

つまり4つのタイトル中2試合がなくなり、メインでライト級選手権試合=王者クイラン・サーキルド✖ドン・マール・ファンが組まれている。

コメインではバンタム級選手権試合=王者ロッド・コスタ✖ 挑戦者アラン・フィルポットの2つのタイトルマッチだけが実現することに。

(C)ETERNAL MMA

この4名のなかでフィルポットは来日経験があり、日本のファンの目に届く場所で戦ってきた選手だ。

そのフィルポット、2016年のVJT大阪大会に来日し竹中大地のRNCで敗れており、ONE Warrior Seriesで2勝2敗、さらにはEternalで1勝3敗ながら挑戦権が与えられた。

この2つのタイトル以上に日本のコアMMAファンにとってはライト級のレギュラーファイトの方が気になるかもしれない。それがウェズ・キャッパーXホン・ソンチャンだ。パースのご当地ファイターのキャッパーは勝つ時にフィニッシュ、負ける時は判定という4勝2敗の選手で、対するホン・ソンチャンはKTT所属でRoad to UFCライト級に出場も、初戦で優勝したロン・チュウに敗れている。

ホン・ソンチャンの再起戦が豪州=Eternalが組まれた。日本だけなく韓国と東アジアに急接近のEternal MMA、要注意が必要だろう。

■視聴方法(予定)
2月10日(土・日本時間)、
午後7時00分~UFC Fight Pass

■Eternal MMA82 対戦カード

<Eternal MMAライト級選手権試合/5分5R>
[王者]クイラン・サーキルド(豪州)
[挑戦者]ドン・マール・ファン(豪州)

<Eternal MMAバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ロッド・コスタ(豪州)
[挑戦者]アラン・フィルポット(英国)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・マーチン(豪州)
アミナ・ハダヤ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
トビー・ミーチ(英国)
ダニエル・ミッチェル(豪州)

<ライト級/5分3R>
ウェズ・キャッパー(豪州)
ホン・ソンチャン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
カーン・ディアタ(豪州)
イ・ジョンファン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ジュリアン・ジュスティアーノ(豪州)
マーワン・ラヒキ(豪州)

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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Final UFC ロン・チュウ 原口伸

【Road to UFC2023Final】原口、右のカウンターを浴びて3RにRNCで一本負け。チュウがUFC返り咲き

<Road to UFCライト級T決勝/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
Def.3R3分06秒 by RNC
原口伸(日本)

サウスポーの原口がシングルレッグに入るが、チュウが切る。すぐに原口は左足にシングルレッグに入り、その左足を持ち上げるようにチュウをケージに押し込む。バックについた原口がヒザを入れると、チュウが正対する。原口はボディロックで押し込み、再びシングルレッグへ。チュウは深く組ませずに距離を取る。

チュウは左手で距離を測りつつ右ミドル。原口は左のパンチを振って、ニータップでテイクダウン。チュウは尻餅をついたままケージに移動するが、原口はチュウの手を取って寝かせる。チュウは背中を見せて立つと、原口のクリンチ際にパンチをまとめる。左を見せて組もうとする原口。距離を取ったチュウがワンツーを打ち込む。

これをもらう原口だったがダブルレッグに入って、リフトするようにテイクダウンする。原口はサイドポジションからヒジを落とし、チュウは脇を差して立ち上がる。チュウは左手を伸ばして距離を取って右ストレートを当てる。なかなかタックルに入れない原口だったが、左フックからニータップで組んでシングルレッグへ。離れ際に左フックを打った。

2Rもチュウは左を伸ばして、右ストレート・右の蹴りを狙う。原口はシングルレッグに入りつつ、離れ際の打撃を狙う。チュウが右ストレートと右ミドル、原口のダブルレッグに右ヒザ蹴りを合わせる。何とか組んだ原口が左足にシングルレッグに入って、チュウをケージに押し込む。チュウが半身になると、原口はチュウの左足を自分の左足に乗せて固定し、コツコツとパンチを入れる。

チュウもケージを背にして立ち上がり、左手を入れて原口の組みを切る。距離が離れるとチュウが右ミドル、右フック、右のヒザ蹴り。原口も左ハイを蹴って、シングルレッグに入るが切られる。原口が左フックを振ると、チュウは右アッパーから左フック、組み際の右のヒザ蹴り。

段々と組みに行けなくなる原口に対し、チュウがジャブから右フック、右の前蹴り、右ストレート。原口もガードを上げて左ストレートを返すが、打撃ではチュウにが分があり、右ミドル、右ボディ、右ストレート、右の三日月蹴り。チュウのコンパクトな右が原口を何度も捉えた。

3R、チュウが右の飛びヒザ蹴り。原口は左ストレートからシングルレッグに入るが、テイクダウンできない。チュウは右ストレートで前進し、これで原口の動きが止まる。距離があいまいになる原口に対し、チュウが強烈な右ストレート。この一発で原口のマウスピースが吹っ飛ぶ。なんとかシングルレッグに入った原口だがチュウをテイクダウンできない。

レフェリーにマウスピースをつけるように指示され、マウスピースをつける原口だったがしゃだんだ状態からすぐに立ち上がれない。何とか試合再開となるが、シングルレッグでしがみつく原口にチュウが鉄槌を連打。亀になる原口は動きなく、チュウが殴り続ける。最後はチュウが首だけを絞めるRNCを極め、原口がタップして試合が終わった。

最後までテイクダウンを仕掛けた原口だったが無念の一本負け。一方、この勝利でUFC再契約となったチュウは「アイム・バックUFC。これがUFCに戻れる最後のチャンスだったから、すごくプレッシャーを感じていた。チーム、PI上海、エンポ―に感謝している。ハラグチはとてもタフで、下がるとどんどん出てきたと思う。ダナ、Road to UFCはボーナスがないけど、受け取るに相応しいパフォーマンスを僕らは見せたよ。この瞬間を本当に長い間待っていた」と語った。


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45 AB Brave Fight27 Grachan Grachan59 MMA MMAPLANET o ROAD FC Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep04 Road to UFC2023Ep06 Special UFC   イー・チャア ウィンドリス・パティリマ キム・スーチョル シャオ・ロン チーニョーシーユエ パク・ジェヒョン リー・カイウェン ロン・チュウ 原口伸 小谷 小谷直之 海外 鶴屋怜

【Special】J-MMA2023─2024、Road to UFC決勝へ。原口伸「全然、負ける気はしないです」

【写真】既に計量を終えている両者。ロン・チュウはかなり戻してきそうな体をしており、当日はフィジカルの差は出てきそうだ (C)Zuffa/UFC

2024年も早くも1カ月が過ぎ、MMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過ぎ去った1年を振り返り、こらからの1年について話してもらった。
Text by Manabu Takashima

J-MMA2023-2024、第十九弾はRoad to UFCライト級ファイナルを控える原口伸に話を訊いた。

3日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるRoad to UFC2023 Finalでロン・チュウと対戦する原口は、いわばレスリング一本槍のMMAスタイルを今回の決勝まで全うすると断言。MMAファイターとしての底上げは、UFCとの契約後であることを明らかとした。

なおRoad to UFCバンタム級決勝はシャオ・ロンの負傷欠場で不成立、フェザー級はリー・カイウェンが4.5ポンドのリミットオーバーとなっている。

■2023年原口伸戦績

2月12日 Grachan59 X BRAVE FIGHT27
〇 1R3分57秒 by TKO 小谷直之(日本)

5月28日 Road to UFC2023Ep04
〇 2R1分25秒 by TKO ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)

8月27日 Road to UFC2023Ep06
○ 3-0 パク・ジェヒョン(韓国)


──昨年の今頃はGrachanライト級王座防衛戦の準備をしていたかと思います。あの時、1年後にUFCとの契約まで一歩のところにいる自分を想像できていましたか(※取材は16日に行われた)。

「Road to UFCに出ることを目指していましたけど、声も掛かっていない状況で。気持ちとしてはあやふやな感じでした。現実味がなかった、それが本当のところですね」

──対して決勝を控えるだけとなった今の心境を教えてください。

「Road to UFC出場が決まった時から、心のどこかで優勝するもんだと思い、普段の生活から練習への取り組みができていました。なので、ようやく来たかというぐらいの感覚です」

──10月にお兄さんの央選手と対談をさせていただいた時、試合に向けての練習に関して悩みがあって病んでいるという発言もありました(笑)。

「あっ、でも次の日にはケロッとしていました(笑)」

──アハハハ、何なのですか。それは(笑)。

「気楽にはやれてなかったですね(苦笑)。今から思うと、色々と背負ってしまってやりたいこととデキていることが噛み合っていなかったです。僕は完璧主義みたいなところがあると思うので、上手くいかないとモヤモヤしてしまうということはあります」

──12月9日に当初は予定されていた決勝戦ですが、その1カ月少し前に韓国で央選手がRoad FCのグローバルT決勝をキム・スーチョルと戦いました。敗れはしましたが、あの激闘を傍で見て何か得ることはできましたか。

「兄貴という一番近い存在が、キム・スーチョルというメチャクチャ強い相手と対峙する。その緊張感はセコンドでも、味わうことができました。キム・スーチョル選手は普段はニコニコしていて凄く良い感じの人なのですが、試合になると殺気に溢れていて。MMAファイターになって初めて、怖いと感じました。アレを感じ取れたことは良かったです。

その怖いと感じた選手に向かっていく──アニキの覚悟が見えました。あそこは自分が見習わないといけない部分ですね。そこは決勝戦に向けて、良い経験になりました」

──同時になかなか日程がハッキリせず、2カ月ズレたことをどのように捉えていますか。

「僕にとってはプラスです。一番大きなことは開催地が上海からラスベガスになったことですね。米国はホームではないですけど、アウェイでもない。中立の場所なので」

──十数時間の飛行機の旅、時差もある。それでもベガスの方が良いと。

「ラスベガスと聞いて、『良しッ!』ってなりました。ラスベガスはMMAのメッカですし、意識しないところでテンションが上がっていたと思います。経験という部分では相手の方がずっとあって。だからこそ、この2カ月という時間は少しでも詰めることができたと思いますし」

──対戦相手のロン・チュウですが、準々決勝と準決勝の試合を見返して思っていた以上に手強い選手だと思うようになりました。

「Road to UFCから見るようになって1回戦は強烈なKO勝ちをして、強さを見せて準決勝は判定で手堅く勝っていた。最初は韓国人選手をマークしていたのですが、ロン・チュウの方が全然強いですね(苦笑)。

それでも全然、負ける気はしないです。なんか燃えていますね」

──テイクダウン対策は徹底してくると思います。

「得意なのはバレていますよね。すぐに行ってダメなら、我慢するのも手かと思っています。打撃戦につき合うということではなくて、動いてタイミングをずらしてテイクダウンへの意識が薄まった時に一気に狙う。切られて、そのまま続けるとそこは防がれるので、そういう風に戦おうかと考えていますし、練習もしています。

ただし自分のテイクダウンは初速なんかは、普通のMMAファイターと違うと思っています。だから、基本は切られないと考えています。でも相手が準備をしているところで仕掛けると切られます。準決勝では、相手が準備しているのに仕掛けて切られたので……言ってみれば、プレッシャーをかけても仕掛けない。そこで相手が出てきたところで、仕掛けるとかタイミングに変化を持たせようと思います」

──組んで倒しても、立たれる。だから、組みは淡泊になり打撃戦が多くなるのも今のMMAです。組み技は疲れるという意識を持っていますか。

「疲れます。でも、自分の武器なので。最後は離れると死ぬぐらいの意識でやっています。それでも無理から打撃をするよりも、組んでいる方が……そうですね、体力的には疲れますが、気持ちは一切折れないです。そこで相手が嫌がるような素振りを見せれば、また元気になりますし」

──UFCでは準決勝の動きだと、切られるだけでなくパウンドを打たれるかと思います。今回はその辺りも意識することはありますか。

「次の試合はトーナメントの決勝ですし、今持っている強さをぶつけます。勝ちに徹するというか、全てをぶつけて戦います。そうなると、これまでやってきた打撃の展開になることもあるだろうし、結果的にそうなれば先を見越していることになるかもしれないですね。理想は倒して殴る。でも、パウンドでは隙間ができてスクランブルに持ち込まれるので、エルボーとか密着して打つ方向で考えています。

テイクダウン後の相手の処理が上手いと、テイクダウンから後の勝負になります。テイクダウンは取れるので。意識は倒した後、そこから何をやるのかは3パターンほど用意していて、そのうちのどれかを当てはめる。相手の動きとかでなく、そこにはめ込みます」

──契約することがデフォルトとして、2024年はどのような活動をしていこうと考えていますか。

「それこそUFCを契約した後は、MMA選手として完成度を上げていきたいです。だから契約した後は、少し時間を空けるかもしれないですね。UFCデビューは夏から秋、その前に海外で練習もしてみたいです。トーナメント中は勝つ事に集中してきたので、終わればMMAを楽しめる時間も創りたいと思っています。幸い、今回の試合でビザも取れ、アッチで練習する障害はなくなったので米国──キルクリフFCとかで練習したいですね。また、しっかりと考えますけど、MMAを……知らない世界を味わいたいです」

──そのためにもロン・チュウ戦、クリアしてください。

「ハイ。一部では厳しいとか言われているようですけど、僕は勝つことしか考えていないです。そうやって自分を信じ込んでいるので、それを当日にしっかりと見せることができれば……と思っています」


■視聴方法(予定)
2月4日(日・日本時間)
午後1時30分~UFC FIGHT PASS
午後1時15分~U-NEXT

■Road to UFC2023 Final計量結果

<Road to UFCライト級T決勝/5分3R>
ロン・チュウ: 156ポンド(70.76キロ)
原口伸: 155.5ポンド(70.53キロ)

<Road to UFCフェザー級決勝/5分3R>
リー・カイウェン: 149.5ポンド( 67.81キロ)
イー・チャア: 145.5ポンド(66.0キロ)

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
鶴屋怜: 125.5ポンド(56.92キロ)
チーニョーシーユエ: 125.5ポンド(56.92キロ)

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お蔵入り厳禁【Road to UFC2023 Ep06】原口伸がRTU準決を振り返る─01─「力を使わないで行こうと」

【写真】本来はこの日まで休養に当てていたが、取材に合わせて練習に復帰してくれた原口伸。ケガもなく好調をキープしていた (C)MMAPLANET

8月27日(日・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムで開催されたRoad to UFC2023Ep06のメイン=ライト級準決勝でキム・ジェヒョンを判定で破り、決勝戦進出を決めた原口伸。
Text by Manabu Takashima

当初の予定ではバーハートゥブールゥ・アトゥボラティと対戦予定だったが、計量オーバーに。自身の本計量前には、どうやら体重は落ちないという状況を把握していた原口だが、急遽ワンマッチ出場予定のキム・ジェヒョンと戦うこととなった。それでも徹底したテイクダウン奪取で、判定勝ちを収めた原口の話を勝利から10日後にBRAVE三郷で訊いた。

お蔵入り厳禁──試合前、試合と共に想定外の状況にあった原口はどのように気持ちを創り、切り替えていたのか。心の襞を覗かせてもらった。


──Road to UFC準決勝をクリアして10日、今の気持ち──あの時の気持ちではなく、今の気持ちを教えてください(※取材は9月4日に行われた)。

「前日に相手が代わったことで、絶対にメンタルはブレていて。それでもブレたなかで勝ち切れたことは、自分もよくやったなとは思います」

──ブレたというのは?

「去年、風間(敏臣)選手の準決勝の相手が体重を落とせずに、不戦勝で決勝進出が決まったことが、すぐに脳裏をよぎったんですよ。計量まで1時間で、あと2キロ落とせていない。何がどうあっても落ちないじゃないですか。バックアップがいるとも聞いていなかったですし」

──このまま試合はなくなって、決勝進出だと。

「ハイ。一度、気持ちが切れました。で計量が終わってメディカルに行って戻ってくると、『上が絶対にやらせるから』ということを関係者から伝えられて……」

──結果、ワンマッチ出場予定だったパク・ジェヒョンと戦うことになった。理不尽だとは思わなかったですか。

「いや、凄く思いました。準決勝から出てくるなんて、1回戦から戦ってきたこっちからするとズルいと言っちゃあズルい。事前にそれが分かっていたわけじゃないので」

──個人的には兄弟揃って週末にトーナメント準決勝が、相手の計量失敗で不戦勝なんて世界初だと。面白いことになったと思って記事を書いていました」

「アハハハハ」

──それが一転して、どうやら戦うことになりそうという空気になりました。あの時、パク・ジェヒョンの一択ではなくてバーハートゥブールゥとのキャッチウェイトで準決勝という選択肢もあったと聞いています。ただし、ドクターストップで彼の試合出場はなくなったと。

「ハイ。その二択だったんです。体重オーバーでも、20パーセントのファイトマネーを受け取って戦うのか。ずっと対策して、練習もしていたので元々戦う予定だった選手とやりたいと返答しました。『この韓国人選手は、誰だよ!! どこかのチャンピオンだし』みたいな(笑)」

──韓国筋からはコリアンゾンビ系の選手だらけになるのでトーナメントから外されたという話が伝わっていた実力の持ち主でした。

「そうだったんですね。戦績を調べたら、準決勝で(※ロン・チュウに)敗れたキム・サンウクに勝って、Angel’s FCのチャンピオンになっている6勝0敗の選手で」

──伸選手はライト級としては小さい。バーハートゥブールゥが戦えたとしても、体重を戻した時に105パーセント以上重くて、ベガスの規定になると対戦できないのではという話もされていました。パク・ジェヒョンと戦うことが決まった時の気持ちというのは?

「さっきも言いましたが、『ズルい』。あとは正直、『ふざけるなよ』っていう気持ちにもなりました。ただ、フェイスオフまでに一度ホテルの部屋の戻った時に、UFCと契約してからはこういうことも絶対にあるはず。

Road to UFCはあくまでもRoad to UFCで絶対に勝たないといけないトーナメントだけど、キャリアを線として捉えた場合、ここで試合をせずに決勝戦で勝ち上がったとしても、契約した後に通用するのかっていうのもあって。なら、こういう状況で試合をすることも後々のためになるんじゃないかと、ポジティブに捉えるようになっていました。フェイスオフの時には『よし、やるか』という気持ちでした」

──素晴らしい切り替えですね。そこから相手の試合映像などをチャックしたのですか。

「サッと目を通して、元々の相手はサウスポーだったけどオーソになったのでサウスポーを相手にするとどういう戦いをするのか。そこは結構、見ました。戦ってみて、まま動画のままでしたね」

──バーハートゥブールゥ戦を想定していた時と、戦い方に変化を加えたのでしょうか。

「テイクダウンのフェイントから打撃、それを見せてテイクダウンを取るという作戦を中国人選手と戦う時は考えていました。韓国人選手と戦う前も色々とは考えていたのですが、いざ実際に対面すると気負ってしまって。『絶対に負けたくない』という想いで、相当に慎重になっていました。

準決勝で負けると意味がなくて、でも勝負の世界は残酷だからパッと出てきたヤツが決勝に行くなんて幾らでもあり得るとか、色々と考えてしまっていました。相手もワンマッチから本戦の出場で張り切っているだろうし。そこも含めて相手云々ではなくて、自分のなかのプレッシャーと戦っていたように思います」

──まず、ケージに向かう時はどのような気持ちでしたか。

「入場曲のサビの部分で普通に涙が出そうになって、『やっべぇ』と思いました。感極まってしまっているので、『集中しろ』、『集中しろ』って自分に言い聞かせて(苦笑)。そうしたら、すぐに戻りました。でも『来るぞ』、『来るぞ』という風で、自分のなかの何かと戦っている感じでしたね。これまでの試合の入り方とは、大分違っていました」

──テイクダウン、スクランブル、テイクダウンの繰り返しではあったかと思います。

「やっぱり立つのが上手かったです。上手いとは分かっていましたが、あんなに上手いとは思っていなかったですね。いつものように足を束ねていけると考えていましたが、そうさせないことだけに集中しているような動きをしていました。

力を使っていないのも分かりました。だから僕も手を引っ張るだけで、深くはいかないで。そこはレスリングで培ってきたモノが生きました」

──パク・ジェヒョンがこれだけ立って来ると、もう立たせて倒すという繰り返しで削ろうという判断をしたのでしょうか。

「いえ、頭をケージ中央の方に倒しても、凄い勢いでケージ際に移動されて。

『なんだ?』と思いました。徹底していましたよね。なら、こっちも力を使わないで行こうと」

──そこは自制できると。

「ハイ、レスリングは熱くならないです。打ち合いだと『コイツッ!!』ってなってしまうのですが、立たれても攻めているのは自分だったので。こういう精神的な削り合いの時は、絶対に負けないと気持ちでやっています」

──組みで殴る。コントロールして殴るという原口選手に究めて欲しい部分は、あまり出ていなかったように映りました。

「殴るという感覚はあったのですが、思った以上に立つのが上手くて気後れしてしまった部分はあります。少しルーズにして殴るのではなく、しっかりとクラッチして組みに集中していました」

<この項、続く>


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MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep06 UFC バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ パク・ジェヒョン ロン・チュウ 原口伸

【Road to UFC2023Ep06】日本のノンストップMMAレスリング。原口がパク・ジェヒョンを完封して決勝へ

【写真】勝つために終始攻め続けた。その試合が面白くないはずがない。(C)MMAPLANET

<Road to UFCライト級T準決勝/5分3R>
原口伸(日本)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
パク・ジェヒョン(韓国)

サウスポーの原口がシングルレッグで組んだ。尻もちを着いたパク・ジェヒョンが立ち上がるも、原口は足を離さず、そのままケージに押し込んでいく。右腕を差し上げた原口がパンチで削りつつ、シングルレッグからダブルレッグ、さらにシングルレッグに切り替えて再びグラウンドに持ち込んだ。背中を向けるパク・ジェヒョンに対し、バックコントロールからシングルレッグへ。原口がパスして背中を着かせた。なおもパク・ジェヒョンが体を起こしてケージに背中を着けて立ち上がる。

原口はダブルレッグからすくい上げるも、やはりパク・ジェヒョンが立ち上がる。パク・ジェヒョンの左手首を抑えつつシングルレッグから足をすくった原口はバックへ。パク・ジェヒョンがスクランブルに持ち込むも、原口が立ち上がってケージに押し込む。ここでパク・ジェヒョンが右腕を差し上げて体勢を入れ替え、離れ際に右ヒジを打ち込んだ。それをかわした原口が横から組みつき、ケージに押し込んでいく。ケージレスリングでも落ち着いた表情を見せる原口が、残り10秒で離れてラウンド終了を待った。

2R、鋭い表情でパク・ジェヒョンを見つめる原口。距離を取ってから飛び込んだが、ここはパク・ジェヒョンにスプロールされてしまう。しかし組んだことで一気にドライブした原口が、パク・ジェヒョンをケージに押し込みながらハイクロッチで組んだ。原口がアンクルピックですくい上げたところでパク・ジェヒョンがバックを狙うも、原口がスイッチから相手をケージに押し込んでいく。ケージレスリングで攻め続ける原口が、パク・ジェヒョンに尻もちを着かせた。バックコントロール→パンチを打ち込む原口は、立ち上がるパク・ジェヒョンの足に食らいついていく。

パク・ジェヒョンは原口の側頭部にヒジを突き刺していくが、原口が立ち上がった。パク・ジェヒョンは立ち上がり際に右ヒジを狙う。距離ができると飛び込む原口が、ダブルレッグで尻もちを着かせ、さらに足を畳んでいく。パク・ジェヒョンはニーシールドでパスを許さず立ち上がったが、原口のケージレスリングは止まることを知らない。アンクルピックを仕掛ける原口に対し、パク・ジェヒョンはスイッチしたが原口が再び倒した。パク・ジェヒョンはシングルレッグでグラウンドに持ち込んできた原口の右腕を取ってキムラを狙うも、ラウンド終了のホーンが鳴った。

最終回、パク・ジェヒョンが距離を詰めてくる。原口は左ストレートをボディに突き刺してから、ニータップで遂にクリーンテイクダウンを奪った。パスからマウントに移行した原口は、下がるパク・ジェヒョンをケージに押し込んでいく。パク・ジェヒョンは右ヒジを打ち込むが返せない。原口がパク・ジェヒョンの足を畳み、左の拳を叩き込む。原口のシングルレッグに対してスイッチからバックを狙ったパク・ジェヒョンだが、すぐに体勢を戻されてしまう。

原口がシングルレッグで食らいつくと、パク・ジェヒョンはスプロールしきれない。アンクルピックで尻もちを着かせた原口が押し込み続けている。バックコントロール、シングルレッグと攻め続ける原口は、パク・ジェヒョンが跨いでこようとしても、すぐに倒す。残り40秒でパク・ジェヒョンに背中を着けさせた原口は、パク・ジェヒョンの三角をディフェンスしながらパウンドとヒジを連打していった。

当初はバーハートゥブールゥ・アトゥボラティと対戦するはずだった原口だが、アトゥボラティが計量をクリアできず、急きょ相手が非トーナメント戦に出場予定だったパク・ジェヒョンに変更されていた。そのパク・ジェヒョンをドミネイトした原口がユナニマスの判定勝ちを収めている。原口は「もっとちゃんとフィニッシュを狙っていたけど、これが俺なので。対戦相手が変わって対策もクソもなかった。レスリング=俺。今回は勝ちに徹したけど、UFCと契約したら面白い試合をします。(決勝については)あとはやるだけなので。Tournament is mine.」と語り、決勝の対戦相手ロン・チュウとのフェイスオフとなった。


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MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep06 UFC キック キム・サンウク ロン・チュウ

【Road to UFC2023Ep06】ハードな打ち合いの末キム・サンウクを判定で下したロン・チュウが決勝進出

【写真】勝負を決めたのはロン・チュウのボディブローだった(C)MMAPLANET

<Road to UFCライト級準決勝/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
Def.3-0:30-26.29-28.29-28.
キム・サンウク(韓国)

ロン・チュウが距離を詰めていく。ケージを背負ったキム・サンウクが左ローから、ロン・チュウの右を交わして組み付いたが、これはスプロールされた。ロン・チュウが速いワンツーを見舞っていく。キム・サンウクが左ローを連打すると、ロン・チュウが右一発で尻もちを着かせた。すぐに立ち上がったキム・サンウクがロン・チュウをケージに押し込んでいく。キム・サンウクが離れると、ロン・チュウが右カーフを蹴った。キム・サンウクも右クロスを入れる。

サウスポーにスイッチしたキム・サンウクに右を浴びせるロン・チュウ。さらに右カーフキックを入れると、キム・サンウクが嫌がるように。キム・サンウクのシングルレッグをスプロールしながら、ロン・チュウが右ヒジを打ち込む。しかしケージに押し込んでいったキム・サンウクがバックに回る。バックコントロールからグラウンドに持ち込んだキム・サンウクが左足を差し入れた。ロン・チュウの動きに合わせて右足を入れたキム・サンウクが、バックからパンチを連打していった。

2R、キム・サンウクの右クロスがクリーンヒットする。ロン・チュウが左右フックを振りながら前に出るが、キム・サンウクの右が連続でロン・チュウの顔面を捉える。ロン・チュウは右カーフからパンチを当てるが、キム・サンウクがサークリングして距離を取る。互いにスイッチを繰り返すなか、キム・サンウクがシングルレッグに入るも切られてしまう。立ち上がったキム・サンウクをロン・チュウが左右フックでグラつかせた。キム・サンウクも左ジャブから右オーバーハンドを当てている。

ロン・チュウは打ち疲れか、少し肩で息をするように。しかしキム・サンウクのシングルレッグをかわしたロン・チュウが相手を挑発しながらパンチを振るい、キム・サンウクの顔面を腫れ上がらせた。さらに右カーフが効いているのは明らか。キム・サンウクも右跳びヒザを見せるも届かず。ロン・チュウの右ストレートがキム・サンウクのボディに突き刺さる。サウスポーにスイッチしているキム・サンウクは、左ストレートからシングルレッグで飛び込むも組みつけず。互いに打ち合い、このラウンドを終えた。

最終回、ロンチュウのカーフキックを受けて倒れるキム・サンウク。立ち上がって左ハイを繰り出すも、ロン・チュウの顔面に届かない。しかしキム・サンウクのパンチでロン・チュウもグラついた。打ち合いからロン・チュウが右ストレートを伸ばし、左カーフキックを当てる。カーフキックで両足を痛めつけられているキム・サンウク。ロン・チュウは組みついてくるキム・サンウクを右のカウンターでグラつかせた。キム・サンウクのパンチを受けて「効いていない」と首を振るロン・チュウが、さらに右ストレートをヒットさせる。

シングルレッグで食らいつくキム・サンウクだが、テイクダウンを奪いことができない。ロン・チュウが左ボディから右フックでキム・サンウクの動きを止める。しかしキム・サンウクも倒れない。顔面からボディにパンチを散らすロン・チュウに、キム・サンウクも左を入れていく。キム・サンウクの蹴りを捌いたロン・チュウがパンチを入れ、最後はお互いに挑発して試合を終えた。

裁定は1人のジャッジが4ポイント差をつけ、ユナニマスでロン・チュウの勝利に。ロン・チュウがライト級トーナメント決勝に進出した。


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【Road to UFC2023Ep05】非Tの実力者対決、ニャム戦へ。ダナソー「タイ人男子初のUFCファイターに……」

【写真】近所のお兄ちゃん的だけど、危険な技を多く持っている(C)MMAPLANET

本日27日(日・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムで開催されるRoad to UFC 2023Ep05ではフライ級のワンマッチ=ピーター・ダナソー×ナムジャルガル・トゥメンデムベレエルが組まれている。
Text by Manabu Takashima

フライ級トーナメントに出ていたインドやインドネシアの選手よりも、強い。多くがそう思っているであろうタイ人とモンゴル人の一戦を前に、ダナソーをインタビュー。日本と違いMMAの練習をすることすら簡単でない国で育まれた探究心、それこそハングリー精神の塊といっても過言でないダナソーのMMA、いやUFCへの想いだった。


――ピーター……ピーターも、ダナソーもタイ人では凄く珍しい名前ではないですか。

「ダナソーはデンマークの姓なんだよ。父がデンマーク人で、コペンハーゲンで生まれて4歳の時まで向こうで育った。それからチェンマイに移り住んで、ずっとタイで生活してきた。父と母は別れてしまったんだけど、ダナソーという名前をずっと続けているんだ。実はレンワットというタイの名前も持っているよ」

――なるほど。では格闘技を始めたきっかけを教えていただけますか。

「タイでは当然のようにムエタイが盛んで、僕もTVでいつも見ていた。でも、自分でやろうとは思っていなくて、ずっとサッカーをしていたんだ。そんな時に友人の家にはケーブルTVがあって、UFCを視ることができた。グラウンドで殴る試合があるなんて、凄く興味深かったよ。

15歳の時サッカーのチームが解散して、お金のある友人たちは他のチームに移っていったけど僕の家は裕福ではなかったから、サッカーを続けることはできなかった。それにチームでもクラスでも一番小さかったし、その時に友人がMMAジムを見つけてきたんだ。それがチーム・クエスト・タイランドだった」

――ムエタイではなかったのですね。

「でもね、僕には格闘技経験がなかったからMMAの練習には参加できず、まずはムエタイと柔術の練習をしないといけなかった。そして……僕には月に50ドルを支払って、両方を習うことはできなかった。なら、まずムエタイをやり、試合をして――そのお金でMMAを習おうと決めたんだ。数カ月後、ジムからスカラシップを貰って練習できるようになったよ。代わりにジムの掃除が僕の仕事になったけどね(笑)」

――MMAの練習をするのに、それだけのことがあったのですね。

「ONE Warrior Seriesでは勝てなかったけど、MMAの試合も出るようになった。でも直後にコロナで練習ができなくなったから、バンコクに移った。そしてタイでも格闘技の大会が再開され、フェアテックス・ファイトやLegend FCタイラントで戦うようになり、Legend FC で56キロでチャンピオンになった。

今年の2月にはONE FFで勝った時に、ジョージ・ヒックマンに声を掛けてもらって、プーケットのバンタオに合流したんだ。レスリング、柔術、ムエタイ、なんでも学べて最高の環境さ」

――ONE FFではムエタイを駆使しながらも、MMAを消化していたように感じたのはピーターの格闘技歴に関係していたからなのですね。ただONE FFからONE本戦というステップアップは考えなかったですか。

「僕はずっとUFCで戦いたいと思ってきた。それが僕の夢で。世界最高の場所で戦えば、世界のベストと戦えるようになるから」

――ところでRoad to UFCではワンマッチ出場です。トーナメントにはインドネシアやインドの選手も出ていますが、韓国、中国、日本の選手とレベルの差は大きく、ピーターやニャムジャルガル、それこそトップノイの方が強い。そういう意見も多いです。

「インドネシアやインドは人口が多くて、マーケットとして期待されているんだろうね。それに彼らは僕のようにレコードに2敗という数字がなくて、どんな大会で戦っていようが戦績が綺麗だったから。僕にはトーナメントで戦うスキルがあることは絶対だ。そう思っているよ。練習環境も違うし、でもしょうがない。今はとにかく与えられた試合を戦って、勝つことが大切だ。

もちろんタイ人男子で初のUFCファイターになりたいけど、ワンマッチで勝ってもそのままステップアップできなければコンテンダーシリーズや次のRoad to UFCで戦いたい。どの世界チャンピオンも、最初からUFCで戦っているわけじゃないからね」

――日曜日の対戦相手も同じように思っているかと。では、そのニャムジャルガルの印象は?

「強い選手だよ。でも、僕の方がタフな試合をしてきて。しっかりと準備している。どの局面でも戦えるけど――しっかりとムエタイを見せて、打撃で勝ちたい。ヒジとヒザはレスラーやグラップラーにとても有効だからね。」

■視聴方法(予定)
8月27日(日・日本時間)
Ep.05午後5時~UFC FIGHT PASS
Ep.06午後7時~UFC FIGHT PASS
午後4時30分~U-NEXT

■Road to UFC2023 Ep06対戦カード

<Road to UFCライト級T準決勝/5分3R>
パク・ジェヒョン(韓国)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)
イ・チャンホ(韓国)

<Road to UFCライト級準決勝/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
上久保周哉(日本)

■Road to UFC2023 Ep06対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
チーニョーシーユエ(中国)

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
マーク・クリマコ(米国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

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【Road to UFC2023Ep05】今大会屈指の好カード。イー・チャア戦へ、キム・サンウォン「水のように戦う」

【写真】神田コウヤ×リー・カイウェン戦の予想という問いには「両者にはそれぞれの強みがありますが、今は自分の試合に集中しています。試合が終われた、勝った方の選手の研究をし始めます」ということだった (C)MMAPLANET

27日(日・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムで開催されるRoad to UFC 2023Ep05のフェザー級準決勝、韓中対決=キム・サンウォン×イー・チャアが組まれている。
Text by Manabu Takashima

昨年準優勝のイー・チャアは既にUFCレベル、アジアのサーキットと目される。対してキム・サンウォンは初戦でSASUKEをKOし、準決勝に歩を進めてきた。今大会屈指の好カードを前に、キム・サンウォンに話を訊いた。


――今の体調はいかがですか。

「普通です。いつのもように普通に良い感じです」

――ところで眉毛もカラーリングしているのですね。

「特別な意味はなく、髪の毛の色に合わせただけで。まぁ、気分転換です(笑)」

――日本の選手もそうですが、髪の毛をいじって臨戦モード突入ということなのでしょうか。

「いえ、練習の邪魔になったのでカットしたら、ちょっとダサかったので染めました(笑)」

――分かりました(笑)。初戦のSASUKE戦のKO勝ちは、日本の関係者からしっかりと戦術を練った上で実行した素晴らしい勝利だという声がありました。

「そういう風に言ってもらえることは、凄く嬉しいです。ありがとうございます。実際に作戦を細かく立てて、その通りの勝ち方ができました。自分はフットワークが遅いので、SASUKE選手は蹴りを使う。その時に動きが止まるのでパンチを当てようという作戦がそのままはまった形です。チーム、先生を信じた結果です」

――ずばり、今回の試合もそのように準備をしてきたわけですね。

「もちろんです。バッチリです(笑)」

――ではイー・チャアの印象を教えてください。

「自分にとっては、火の玉みたいな選手ですね。勢いで戦う。自分はそういう火を消す、水のようなファイトを心がけて――冷静に戦います」

――つまりカッとしてしまうと良くないということですか。

「イー・チャア選手を疲れさせる。そのためには冷静でいないといけないです」

――自身も疲れるタフファイトですね。

「自分が疲れないように戦う。それが一番の理想です。彼はグラップリングが強いのですが、自分もそこは自信があります。そして自分の方がイー・チャア選手より、打撃は上回っています。何より彼がこの試合の前にタイで練習していたと聞き、自分の打撃を警戒するだけでなく怖がっているレベルにあることと確信できました。そうなると、彼が何を仕掛けてくるのかは、もう分かっています。その時が訪れる時が、楽しみでならないです」

■視聴方法(予定)
8月27日(日・日本時間)
Ep.05午後5時~UFC FIGHT PASS
Ep.06午後7時~UFC FIGHT PASS
午後4時30分~U-NEXT

■Road to UFC2023 Ep06対戦カード

<Road to UFCライト級T準決勝/5分3R>
パク・ジェヒョン(韓国)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)
イ・チャンホ(韓国)

<Road to UFCライト級準決勝/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
上久保周哉(日本)

■Road to UFC2023 Ep06対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
チーニョーシーユエ(中国)

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
マーク・クリマコ(米国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

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【Road to UFC2023Ep05】鶴屋怜と準決勝。マーク・クリマコ「敗北は人を成長させることを教えてあげる」

【写真】北米MMAの強さ、巧さを鶴屋相手に見せることがあるのか (C)MMAPLANET

27日(日・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムで開催されるRoad to UFC 2023Ep05のフライ級準決勝で、鶴屋怜と対戦するマーク・クリマコは北米MMA育ちのファイターだ。
Text by Manabu Takashima

5月の準々決勝ではRoad FCの超新星イ・ジョンヒョンを相手にテイクダウンゲームで快勝したクリマコは、強いレスリングベースを持つ鶴屋を前にして――自身が戦ってきた環境、練習を続けるAKAの練習仲間こそがアドバンテージだと話した。


――日曜日に鶴屋怜選手と対戦しますが、そもそもマークがRoad to UFCに出場を決めたのはなぜなのでしょうか。北米最大のフィーダーショーであるLFAで戦績を積んできた中で。

「コーチがコンテンダーシリーズ出場に向けて、UFCと話していた。その時に両親がフィリピン生まれで、米国で生まれ育ったバックグラウンドを持つ僕は、Road to UFCで戦う選択もあるという話が持ち上がったんだ。それを聞いてフィリピンを代表して戦い、アジアのファンに僕のこと知ってもらうのは凄く良い機会だと思った」

――3試合戦い、半年以上の時間を要することはどのように思いますか。

「確かにコンテンダーシリーズは一発勝負だ。でも、僕にはまだ経験が必要で。その点でもRoad to UFCのフォーマットはフィットしていた。UFCではそういう試合は存在しない。あそこでは世界のベストと戦う試合しか存在していないから。

Road to UFC、アジアで3試合を戦うということは、ファイトウィークを3度経験することになる。UFCという環境に慣れるにも絶好のチャンスだ。回りは皆、UFCのスタッフなんだから。全てがUFCで戦うための準備になる。

Road to UFCの経験があるのと、無いのとではUFCデビュー戦の時の感覚は全く違うはず。ここを経験しておくことは、全てがその後に生きてくるだろう」

――これだけの長旅をすることも。

「その通りだよ。上海、シンガポールで戦う。時差や色々な調整が必要で、そこも踏まえて今回は早目にタイに入って、最後の調整をしてからシンガポールに来た。しっかりアジャストできたから、何も不安要素はないよ。良く眠れているし、上海の時よりも良いパフォーマンスができる」

――ではトーナメント参加選手のレベルについて、どのように考えていますか。

「各地域のアジアを代表する選手が集まっていて、レベルも決して低くない。ただし、アジアの外とは違う。僕が戦ってきた相手、練習パートナーはより優れている。ただし日本、韓国、中国のベストファイターが僕と同じゴールに到達するために戦っているのだから、彼らの力を軽く見ることは決してない」

――その考えを持つことに関してキャリア唯一の敗戦を喫した相手、堀内佑馬選手が昨年のRoad to UFC初戦で敗れたことも影響していますか。

「ユーマが敗れたことは驚いていない。それこそ国を代表して、UFCとの契約を目指す相手と戦ったのだから。他の世界にもトップ選手がいる。それにファイターは敗北も込みでファイターだ。ユーマのこれからの活躍を願っているよ。彼が活躍してくれると、再戦の機会が訪れることもあるだろう。まぁ、それはそれで。僕は今、自分のやるべきことに集中しないといけない」

――では鶴屋選手の印象を教えてください。

「才能あふれる新鋭だよ。とても強力なレスリングのベースがあるけど、僕はMMAとして全てをミックスした部分で勝負できる。優秀なレスラーやグラップラーとの練習をずっとしてきたからね。戦いやすい相手だと思ってはいるけど、とにかくベストのレイ・ツルヤと戦いたい。

僕はどの局面でも、問題なく戦える。彼のような強いレスラーとも、優れたストライカーとも戦うことができる。それがMMAファイターとして、僕の強みになっている。対して、過去の試合映像を視たけどレイはこれまで僕のようなウェルラウンダーと戦ったことがない。

僕もそうだったけど、無敗の選手って特有の勢いがあるんだ。きっと自信いっぱいだろう。でもね、敗北を経験すると人間は成長する。精神的にもフィジカル的にも。そして人間性という部分においても。本当にユーマに負けた試合が、結果的に素晴らしい経験になった。今回はそれを僕が彼に教えたあげる番だ。

試合がどのような局面に進んでいっても、僕の方が彼より優れている。絶対にレイのことを軽視することはないよ。でもアジアでなく、北米で戦い、AKAで練習してきたことは僕のアドバンテージになっていることは間違いない。同じゴールを目指す戦友のことを尊敬しているけど、この試合に勝つ自信は十分にあるよ」

――では最後に日本のファンに一言お願いできますか。

「日本のファンは凄くファイターをリスペクトしてくれると聞いている。なので、この試合が終わったからで良いので僕のことも応援してほしい」

■視聴方法(予定)
8月27日(日・日本時間)
Ep.05午後5時~UFC FIGHT PASS
Ep.06午後7時~UFC FIGHT PASS
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■Road to UFC2023 Ep06対戦カード

<Road to UFCライト級T準決勝/5分3R>
パク・ジェヒョン(韓国)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)
イ・チャンホ(韓国)

<Road to UFCライト級準決勝/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
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■Road to UFC2023 Ep06対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
チーニョーシーユエ(中国)

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
マーク・クリマコ(米国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

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【Road to UFC2023Ep05】神田コウヤの前に立ち塞がるリー・カイウェン「スタミナも200パー自信がある」

【写真】3人インタビューした中国人ファイターで、通訳が必要なく英語での取材が可能だったリー・カイウェン(C)MMAPLANET

27日(日・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムで開催されるRoad to UFC 2023Ep05のフェザー級準決勝で、神田コウヤと対戦するリー・カイウェン。
Text by Manabu Takashima

全身くまなくタトゥーに彩られ、英語を駆使し、爆発力のみ――といっても過言でないファイトで見る者を圧倒するカイウェンのプレファイト・インタビューは当然のように自信しか伝わってこないものとなった。


――とてもリラックスして見えますね。

「もの凄く良い感じで来ている。日曜日の試合が待ちきれない。俺が勝つことは分かっている。そこは絶対だ。シンガポールはONEの時から戦ってきた、ある意味ホームのようなものだし」

――初戦のルー・カイ戦は、暴力的なまでの爆発力を見せつけました。

「ちょっと試合を速く終わらせ過ぎた。俺の試合は、いつだってあんな感じだ。皆も熱狂していただろう? だから、ああいう戦いを見せるんだ」

――では神田選手の印象を教えてください。

「彼の戦い方は、俺にとってあまり馴染みのないモノだ。あれだけリーチが長いのに、レスリングを主武器にしている。テイクダウンは良い。打撃も悪くない。良いファイターだよ。でも、俺の方が強い。俺もレスラーだし、レスリングで勝負しても負けない。仮にテイクダウンを奪われても、サブミッションを極める。打撃で戦いたいなら、どうぞ。受け立つよ。

とにかく退屈な試合だけはしたくない。ぶん殴って、KOする。彼のテクニックで気になるモノは何もないからね。エルボー? 全く気にならない。俺はケージの中に入ると、勝敗なんて気にしない。いかに、相手をグチャグチャにするかだ。エルボーもニーも気にしない」

――短時間ならカイウェンが嵐のようなファイトでKOする。そこを凌ぐと、削って神田選手という見方もあります。

「フフフフ。カンダがそうしたいなら、トライすれば良い。俺はスタミナ合戦になっても200パーセントの自信がある」

――もう1つの準決勝、イー・チャア×キム・サンウォン戦はどちらが勝ちあがると予想していますか。

「間違いなくイー・チャアだ。彼はフ〇ッ〇ン・アニマルだ(笑)。分かる? 本当に強いファイターなんだ。俺とイー・チャアは上海のUFC PIで毎日スパーリングをしている。凄く近い関係だよ。ただ彼と決勝を戦うことは問題じゃない。なんせ、毎日ケージのなかで殴り合っているんだからね。それがどこか違う場所で、いつもやっていることをやり、金儲けができる。な~んの問題もない。ただ、良いことしかな」

――練習は互いのためでもありますが、試合は絶対的に自分のためです。それでも同じような感覚なのですか。

「決勝まで行けば契約がなったも同然だ。だから勝敗は抜きにして、新しいカイウェンを見せる試合にしたい。自分が何者かを証明する試合にするんだ」

――今朝、コンテンダーシリーズを視ていてカイウェンは、コンテンダーシリーズ向きだと思いました(※取材は24日に行われた)。

「ただ、俺としては試合数が多いことはありがたいと思っている。それにアジアのファイターにはRoad to UFCが存在しているのだから、そこで戦うもんだ。自分のやるべきことを全うするのが、ファイターの仕事だから。それに俺は何年も前にUFCとサインできる状態にあったけど、いろいろな事情があってUFCで戦うことはならなかった。

Road to UFCでもコンテンダーシリーズでも問題ない。俺はUFCで戦う力がある。だから、UFCが日本大会を開く時に、日本のファンに会えることを楽しみにしている。もちろん、今回の試合は日本のファンの皆はカンダを応援するだろう。でも月曜日になると、カンダをぶっ倒した俺のことを尊敬し、サポートしてくれることになるはずだ。だから、日本のファンのMMAを応援する気落ちにはいつも感謝している」

■視聴方法(予定)
8月27日(日・日本時間)
Ep.05午後5時~UFC FIGHT PASS
Ep.06午後7時~UFC FIGHT PASS
午後4時30分~U-NEXT

■Road to UFC2023 Ep06対戦カード

<Road to UFCライト級T準決勝/5分3R>
パク・ジェヒョン(韓国)
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<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)
イ・チャンホ(韓国)

<Road to UFCライト級準決勝/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
上久保周哉(日本)

■Road to UFC2023 Ep06対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
チーニョーシーユエ(中国)

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
マーク・クリマコ(米国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

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