カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 MMA MMAPLANET o ONE 中井りん 藤田翔子

【DEEP JEWELS36】藤田の打撃をかいくぐり、TDを奪った中井りんがパウンドアウトでGP準決勝に進出

<DEEP JEWELSフライ級GP1回戦/5分2R>
中井りん(日本)
Def.2R3分38秒 by TKO
藤田翔子(日本)

フェイントを見せながら距離を取る中井に対し、藤田が間合いを詰めていく。中井はローと左ジャブでけん制。中井の左ジャブに対し、藤田が下がる。中井は右クロスをヒット、そのまま距離を詰めて藤田にケージを背負わせる。レフェリーが藤田の指が前に出ている構えに口頭注意を当たる。頭を下げて距離を詰める中井に、藤田が右の打ち下ろしを合わせた。しかし中井は右ストレートから距離を詰めて、藤田をケージ際に追い込んでいく。中井の右クロス、右からの右ローがヒット。さらに中井が左ボディを当てる。藤田の右に対し、中井の左フックがインサイドから相手の顔面を捉えた。

徐々に右のヒット率が上がる中井。左フック、左ジャブ、そして左ボディもヒット。さらに藤田の左ローに右ストレートを合わせていく。藤田は中井に組みつかれながらも離れて回る。中井は再度組みつき、足をすくって藤田に尻もちを着かせた。相手の足を畳み、左腕で藤田の首を取ってギロチンを仕掛ける中井だが、ここでファーストラウンドが終了した。

最終回、藤田がフェイントを見せながらプレッシャーをかける。中井は潜りこんで左ボディストレート。中井の右ローに対して、左ジャブを当てた藤田が、下がりながらも中井の顔面にパンチをまとめる。中井は藤田のローをキャッチしてグラウンドに持ち込んだ。ハーフガードの藤田を抑え込む中井。相手の頭を抱えてパスガード、マウントに移行する。藤田がブリッジした瞬間に中井はバックマウントへ。さらにマウントに戻った中井は、抑え込みながら小さいパンチで削っていく。

藤田はハーフガードに戻すも、中井がマウントからサイドへ。そしてマウントからパンチを落とす。強烈な右を連打する中井、左の鉄槌の連打に切り替えたところで、レフェリーが試合をストップした。


The post 【DEEP JEWELS36】藤田の打撃をかいくぐり、TDを奪った中井りんがパウンドアウトでGP準決勝に進出 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 MMA MMAPLANET o キック ミッコ・ニルバーナ 杉山しずか

【DEEP JEWELS36】ミッコの腕十字にヒヤリも、杉山しずかがTD&パウンドをまとめてGP準決勝へ

<DEEP JEWELSフライ級GP1回戦/5分2R>
杉山しずか(日本)
Def.3-2:20-17.19-18.19-19(杉山).19-19(ミッコ).19-19(ミッコ)
ミッコ・ニルバーナ(日本)

※カッコ内はマスト判定

サウスポーの杉山に対し、ミッコは距離を詰める。杉山の左ローに右を合わせるミッコ。さらにミッコのワンツーが杉山の顔面を捉えた。杉山は組みつき、ボディロックからテイクダウンを奪う。ハーフガードを取るミッコに対し、杉山は腰を切りながらパスを狙っていく。ケージ際にで抑え込む杉山。ミッコはケージキック、しかし返すことできず、潜っていくが杉山がトップをキープしてパウンドを落とす、ミッコの顔面にパンチを連打する杉山。ミッコはガードワークで凌ごうとするが、杉山の安定した体勢からパンチを打ち込んでいく。杉山の左拳を食らったミッコのアゴが上がる。ミッコは下から腕十字、腕を抜いた杉山が、さらに強いパウンドを当てていく。パンチを上下に打ち合ける杉山、最後は右ヒジと左パウンドを当ててファーストラウンドを終えた。

最終回、ミッコが右ハイを放つも、杉山がバックステップでかわす。杉山が左の三日月蹴り、さらに右フックを当てて組みついた。ミッコをケージに押し込み、足技で崩してからグラウンドに持ち込んだ杉山。サイドバックでコントロールし、ケージ際で右の拳をミッコの顔面に突き刺していく。ミッコは立ち上がるも、杉山のバックコントロールは続く。ミッコの左腕を抑える杉山、ミッコも立ち上がってスクランブルに持ち込むが、杉山がトップを奪い鉄槌を落とす。ミッコのガードワークをものともせず、左右のパウンドと鉄槌を落とし続ける杉山。ここでミッコが杉山の左腕を取って腕十字へ。残り時間30秒で、腕を伸ばしに行くミッコ。凌ぐ杉山。最後は杉山が体をひねり、ミッコのクラッチが解けたところで試合終了のゴングが鳴った。

裁定は大きく割れて、ポイントはドローでミッコにマスト判定をつけたジャッジが2人。しかしマスト判定1人を含め、杉山が3人のジャッジの指示を得て5月のGP準決勝に進出した。


The post 【DEEP JEWELS36】ミッコの腕十字にヒヤリも、杉山しずかがTD&パウンドをまとめてGP準決勝へ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 HIME MMA MMAPLANET o ONE 大島沙緒里

【DEEP JEWELS36】大島沙緒里をHIMEがステップ&右のカウンターで捌き続けてフルマーク判定勝利


<49キロ契約/5分2R>
HIME(日本)
Def.20-18.20-18.20-17.
大島沙緒里(日本)

大島が組みに行くと、打撃で応戦するHIME。HIMEの右ストレートがヒットし、大島が体勢を崩す。組みつく大島と、右を当て続けるHIME。大島は遠い距離から飛び込むため、ステップワークを使うHIMEに届かない。左ジャブをもらいながら距離を詰め、自身の右フックを当てた大島。さらにHIMEにケージを背負わせて組みついた。大島のバックコントロールに対し、バランスの良さを見せるHIME。しかし大島がグラウンドに持ち込み、バックマウントへ。パンチを打ち込みながらRNCを狙う大島。三角で相手を捉えて腕十字を狙うも、HIMEが立ち上がって腕を抜いた。

スタンドに戻り、ケージ中央で見合う両者。大島が距離を詰めて、ダブルレッグからバックに回り相手を崩す。そのままケージに押し込む大島が小内刈りでHIMEに背中を着けさせるも、HIMEも下から三角を狙う。これを振りほどいた大島がトップをキープしてファーストラウンドを終えた。

最終回、左を突きながら前に出る大島。HIMEは足を使って距離を保つ。大島のパンチをかわすHIME、大島は右スピニングバックフィストを見せるが、HIMEがバックステップでかわした。しかし大島の前進に対し、カウンター狙いのHIMEは手数が少ない。距離を詰める大島に右ストレートを狙うHIME、大島のパンチが時おりHIMEの顔面を捉える。ここで大島のローがHIMEの下腹部を捉えて試合が中断。再開後、ガードを固めて前に出る大島と、距離を取り続けるHIME。飛び込みざまの左フックを当てた大島が、徐々に距離を詰めていく。HIMEも大島に右を当てるが、大島の前進を止めることはできない。

ここで右ではなく左ジャブに切り替えたHIME。強引に距離を詰める大島だが、HIMEを捕まえることができない。HIMEの左ジャブで大島がバランスを崩す。大島がシングルレッグ、HIMEはスプロールして立ち上がる。しかし大島は再度シングルにチャレンジし、バックに回ったところで試合終了のゴングを聞いた。

判定はジャッジ3者ともHIMEにフルマークを付け、HIMEが2冠王者の大島を下した。


The post 【DEEP JEWELS36】大島沙緒里をHIMEがステップ&右のカウンターで捌き続けてフルマーク判定勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 MMA MMAPLANET o ONE にっせー 本野美樹

【DEEP JEWELS36】元ストロー級王者の本野美樹がにっせーを完封、1Rで腕十字を極める

<49キロ契約/5分2R>
本野美樹(日本)
Def.1R4分18秒 by 腕十字
にっせー(日本)

サウスポーの本野が前に出るが、にっせーがプレッシャーをかけ返す。低い体制のにっせーに、本野の左ストレートがヒット。にっせーの打撃は、なかなか本野に届かない。にっせーにケージを背負わせた本野は、ジャブとローでけん制しながらダブルレッグへ。ボディロックに切り替え、右腕を差し上げて相手をケージに押し込む。細かく右ヒザを打ち込みながら削る本野。にっせーもオーバーフックが強い。ヒザで削る本野は、左腕を差し上げてさらにヒザを打ち込む。右腕を差し上げながら相手の右足をすくってテイクダウンに成功した本野だが、にっせーもすぐに立ち上がる。

ケージから離れたところで、本野が払い腰でテイクダウンしマウントへ。パウンドを連打すると、にっせーが背中を見せる。にっせーは仰向けに戻るが、本野がすかさず腕十字を極めた。


The post 【DEEP JEWELS36】元ストロー級王者の本野美樹がにっせーを完封、1Rで腕十字を極める first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 MMA MMAPLANET o ONE 大島沙緒里 青野ひかる 須田萌里

【DEEP JEWELS36】青野を腕十字で斬って落とした須田萌里が大島沙緒里への挑戦をアピール

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
Def.1R3分36秒 by 腕十字
青野ひかる(日本)

開始早々、青野が飛び込むも足を滑らせたか、マットに手をついてしまう。すかさず須田がバックを狙ったが、青野が振り落としてトップへ。パウンドを打ち込む青野に、須田は下から足を上げていくが、これは青野が抑え込んでいく。しかしハーフガードやフックガードで青野を動かす須田、青野の右腕を取ってコントロールを試みる。グリップを切った青野はパンチを狙うも、須田が青野の右腕を取って腕十字へ。これを凌いだ青野がトップに戻るも、須田が下から仕掛け続ける。再び須田が青野の右腕に腕十字を仕掛ける。さらにパンチを当てながら足を組み替え、さらにもう一度腕十字へ。仰向けになった青野の腕を伸ばして極めた。

試合後、須田は大島沙緒里への挑戦をアピールした。


The post 【DEEP JEWELS36】青野を腕十字で斬って落とした須田萌里が大島沙緒里への挑戦をアピール first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 MMA MMAPLANET o ONE サダエ・マヌーフ 桐生祐子

【DEEP JEWELS36】TDで食らいつく、グラウンドコントロールで勝った桐生がサダエに判定勝利


<49キロ契約/5分2R>
桐生祐子(日本)
Def.3-0.:20-18.20-18.19-19(サダエ)
サダエ・マヌーフ(日本)

サウスポーのサダエに、桐生は左ジャブと左ロー。サダエも右ローを返す。サダエが距離を詰めて相手にケージを背負わせるが、桐生も押し返す。しかしサダエの右をもらった桐生が下がってしまう。桐生はパンチで応戦、サダエにケージを背負わせてからダブルレッグで組みついた。サダエに背中をつけさせてから、立ち上がろうと試みるサダエをコントロールする桐生。サダエはハーフガードに。下からテッポウを打つサダエだが、桐生の抑え込みが強く、返すことができない。エビを打つサダエに左の鉄槌を落としていく桐生、しかしサダエのディフェンスに対して立ち上がる。

サダエも足を利かせながら立ち上がった。桐生はすぐに組みつき、ボディロックでサダエをケージに押し込む。いったん離れてからダブルレッグに切り替えた桐生、サダエはスプロールからバックに回る。スタンドの桐生からバックマウントを奪ったサダエは、右腕を相手の首に絡めてRNCを狙ったが、ここでラウンド終了のゴングが鳴った。

最終回、桐生が前に出る。桐生のダブルレッグをカットしたサダエが、右腕を差し上げるも桐生が切り返してボディロックでサダエをケージに押し込んだ。そしてバックに回る桐生がグラウンドに持ち込む。左腕をサダエの首に回した桐生だったが、クラッチできずに鉄槌を落とす。ハーフガードのサダエにパンチを落とす桐生、サダエも切り返してスクランブルが展開される。右足へのシングルレッグでテイクダウンした桐生に、サダエが下から三角を狙うも、ここは桐生が頭を抜いた。再びガードインした桐生へ、サダエは下から足を上げる。桐生は相手に体をつけて抑え込む。

ケージ際へ動き、パウンドを連打する桐生だったが、サダエに立たれてしまう。ケージ際の差し合いから、一度ケージ中央で押し戻すも、桐生がテイクダウンを狙い続ける。桐生のシングルを潰すサダエ、桐生もしつこく食らいついていくが、クラッチを切ったサダエがバックを狙い、桐生の右腕を足で固定する。それでもシングルを狙い続ける桐生に対し、鉄槌を落としながら腕十字も狙うサダエだったが、このままラウンド終了のゴングを聞いた。

判定はジャッジ1名がイーブン、マスト判定でサダエにつけたが、他2人が20-18で桐生につけて桐生が判定勝ちをおさめた。


The post 【DEEP JEWELS36】TDで食らいつく、グラウンドコントロールで勝った桐生がサダエに判定勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 HIME MMA MMAPLANET o RIZIN Te-a UFC にっせー はなこ キック ミッコ・ニルバーナ 中井りん 加賀谷花野 古瀬美月 大島沙緒里 本野美樹 杉山しずか 桐生祐子 端貴代 藤田翔子 青野ひかる 須田萌里

【DEEP JEWELS36】フライ級GP2022参戦、杉山しずか―02―「中井さんとは決勝で対戦したほうが……」

【写真】杉山のKポーズ。こういうのなんか良いなぁと (C)MMAPLANET

13日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催される『DEEP JEWELS36』にて、フライ級GP1回戦でミッコ・ニルバーナと対戦する杉山しずかのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

杉山にとってベルトに絡む戦いは、2014年5月の端貴代戦以来となる。この試合はDEEP JEWELS初代ミドル級(61.2キロ以下)王座決定戦として行われ、杉山は3Rにパウンドアウトで敗れた。あれから8年、杉山はRIZINでの試合も含めて9勝2敗。国内女子フライ級トップクラスの戦績で、今回のGPに挑む。

2月8日に行われたGP1回戦の抽選会では、杉山がミッコ・ニルバーナを選ぶ形で試合が決定した。そんななか、今回のインタビュー後に、はなこが体調不良、さらに加賀谷花野が新型コロナウイルス感染で欠場――。なんとGP1回戦4試合のうち、2試合が中止となってしまう非常事態となった。

結果、今大会で行われるGP1回戦は杉山×ミッコ、そして中井りん×藤田翔子のみに。風雲急を告げるDEEP JEWELSフライ級GP。ここでは杉山が、言葉少なに――だからこそ決意が感じられるGPへの意気込みを語ってくれた。

<杉山しずかインタビューPart.01はコチラから>


――杉山選手はこれまで、DEEP JEWELSでは端貴代選手とのバンタム級王座決定戦を経験しています。今回はフライ級GPとなりますが、杉山選手にとってフライ級はベストの階級なのですか。

「今はフライ級がベストなのかもしれないですね。ギリギリまで絞ってフライ級なので。ただ――階級について厳密に考える人は多いですけど、私はもともと階級については、そこまで考えてはいなかったんですよ」

――それは、かつて日本女子MMAもフライ級以上の選手層が薄かったことも影響しているのでしょうか。今回フライ級で8人も選手が揃い、トーナメントを開催できるまでに選手層も厚くなったのではないかと……。

「どうなんですかね……今回も選手がフライ級に合わせてやってきているので、そこまでフライ級の選手が増えているとは思っていないです。でもフライ級でトーナメントが行われるのは嬉しいですね」

――練習環境については、いかがですか。以前は女子選手だけで練習するのも難しかったように思います。

「今も男子選手と練習することが多いですけど、それでもジムでは女子の練習仲間が増えましたよね。特にレスリングや空手の全日本クラスの選手がいるので」

――その練習仲間の一人、藤田翔子選手も今回のフライ級GPに出場しています。同じジム所属の選手は初戦での対戦を避けるということになったそうですが、お互いに勝ち進めば準決勝や決勝で対戦する可能性も出てきます。

「GPについて聞いた時から、そういうお話だったので大丈夫です。(藤田とは)今も普通に練習していますよ」

――同じGPに出場することが決まってから、練習が別に行われるといった形にはならないでしょうか。

「それは今のところ、ないです。もしお互いに勝ち進んで、準決勝や決勝で対戦が決まったら気持ちを切り替えることになるでしょうし。その気持ちを、どこで切り替えるか――それは1回戦が終わってからですね」

――そのフライ級GP1回戦の組み合わせを決める抽選会が、2月8日に行われました。杉山選手が1回戦の相手にミッコ・ニルバーナ選手を選択するという形になりましたが、そこでミッコ選手を選んだ理由を教えていただけますか。

注)GP1回戦の抽選は、①藤田②Te-a③ミッコ④杉山が先に枠を選ぶ形で行われた。藤田=A枠、Te-a=B枠、ミッコ=D枠と選択していくなか、杉山は空いているC枠ではなくD枠、つまりミッコとの対戦を選んでいる。抽選会の内容はこちら

「以前からミッコ選手と対戦してみたかったんですよ。総合的な力を持っている選手じゃないですか。今回の出場選手の中でも一番、総合力があると思っています。あとは、1回戦で中井さんに選ばれたくなかったので」

――そうだったのですか。今回は杉山選手と中井りん選手の対戦を期待する声もあると思います。そこで抽選会では、杉山選手が空いているC枠に入り、中井選手が杉山選手との対戦を選ぶ……という可能性もあったかもしれません。

「中井さんとは決勝で対戦したほうが盛り上がると思うんですよね。だから抽選会での選択としては、まず1回戦を勝ち上がること。そして中井さんとは決勝で対戦すること。そのどちらの気持ちもありました。その中で戦うのであれば、ミッコ選手かなって」

――なるほど。思えばずっとフライ級以上で戦ってきた両者が、これまで対戦経験がなかったのは不思議です。

「RIZINで一度、試合が組まれていたんですけど、なくなったんですよね。2018年7月のRIZINで中井さんと対戦することになっていて。でも中井さんが急病でドクターストップになって……」

――ミッコ戦を控えているなかで、やはり中井選手について聞かれることも多いかと思います。

「中井さんについては、RIZINで試合が組まれる前……UFCに出場する時は応援していました(笑)。それぐらいですね」

――分かりました。まずはGP1回戦、ミッコ選手との試合はどのようなものになると思いますか。

「お互い総合的なファイターで、使える武器も多いんじゃないですかね。そんななかで、私が圧倒しなきゃいけない試合です。そして今は、圧倒できると思っています」

■視聴方法(予定)
3月12日(土)
午後5時50分~SPWN PPV
午後5時50分~ニコニコ生放送

■ DEEP JEWELS36対戦カード

<DEEP JEWELSフライ級GP1回戦/5分2R>
中井りん(日本)
藤田翔子(日本)

<DEEP JEWELSフライ級GP1回戦/5分2R>
杉山しずか(日本)
ミッコ・ニルバーナ(日本)

<49キロ契約/5分2R>
大島沙緒里(日本)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
本野美樹(日本)
にっせー(日本)

<49キロ契約/5分2R>
青野ひかる(日本)
須田萌里(日本)

<49キロ契約/5分2R>
桐生祐子(日本)
サダエ・マヌーフ(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古瀬美月(日本)
古林礼名(日本)

<アマ・キック54キロ契約/1分30秒2R>
ラジーナ(日本)
中村サキ(日本)

The post 【DEEP JEWELS36】フライ級GP2022参戦、杉山しずか―02―「中井さんとは決勝で対戦したほうが……」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 HIME MMA MMAPLANET o Te-a にっせー はなこ 中井りん 加賀谷花野 大島沙緒里 本野美樹 杉山しずか 栗山葵 桐生祐子 青野ひかる 須田萌里

【DEEP JEWELS36】「悪夢?!」フライ級GP開幕戦から、加賀谷花野&はなこOFF。Te-aと栗山葵が不戦勝に

【写真】昨年12月に戦った2人、加賀谷花野&はなこが欠場に (C)MMAPLANET

8日(火)、12日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 36で開幕するフライ級GP 2022 。1回戦でTe-aと対戦予定だった加賀谷花野が、新型コロナウイルス感染により欠場に。

また、その前夜には佐伯繁代表がSNSで、はなこが体調不良で欠場を余儀なくされ栗山葵戦が中止されるという書き込みを行っていたばかりだった。

両者と対戦予定だったTe-aと栗山は不戦勝により準決勝に進出という事態に、DEEPからリリースで「悪夢に!」と自らが書き記す状況となってしまった。


それでも不幸中の幸いというべきが、大島沙緒里× HIME、本野美樹×にっせー、青野ひかる×須田萌里という下剋上マッチ。さらに東西・組み技勝負対決=桐生祐子×サダエ・マヌーフなど、今大会はGP以外のカードが、充実していることで救われた。

はなこというダークホースの欠場は残念だが、中井りんと杉山しずかの本命、対抗が残っている点でも――悪夢のなかでも、何かを持っているJEWELSといえるのではないだろうか。

The post 【DEEP JEWELS36】「悪夢?!」フライ級GP開幕戦から、加賀谷花野&はなこOFF。Te-aと栗山葵が不戦勝に first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 MMA MMAPLANET o ミッコ・ニルバーナ 中井りん 杉山しずか 栗山葵

【DEEP JEWLES36】フライ級GP2022参戦、杉山しずか―01―「期待されていた自覚もなくて……」

【写真】天性の華やかさに本人は、本人は気づいていなかったのか!! (C)SHOJIRO KAMEIKE

13日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS36でフライ級GP2022が開幕する。2月8日にはGP1回戦の抽選会が行われ、1回戦で杉山しずかがミッコ・ニルバーナと対戦することが決定した。
Text by Shojiro Kameike

今大会のポスターにはGP出場選手の顔写真が掲載されているが、その中でも杉山がポスターの中央で、かつ全身写真が使われている。一方で、今回のGPには日本女子フライ級トップファイターの1人、中井りんもエントリーしている。まさしく日本女子フライ級のトップを決める戦いを前に、杉山しずかが現在の想いを語ってくれた。


――試合を1週間後に控えてのインタビューとなります(※取材は3月5日に行われた)。現在の調子はいかがですか。

「調子は良いですね。今は練習仲間にレスリング全日本クラスの選手もいて、組みのレベルも上がってきています。ただ、しばらく試合をしていないという不安はなくはないんですけど……」

――杉山選手にとっては昨年2月の栗山葵戦(1R TKO勝ち)以来、1年1カ月ぶりの試合となります。前戦からこれだけブランクが空いたのは、コロナ禍の影響もあったのでしょうか。

「それもありますけど、私生活でも忙しい時期で、なかなか練習の予定が組めなかったんです。去年はK太郎さんのジム(UNITED GYM TOKYO)がオープンしたこともあったし、試合のオファーは頂いても、状況的に受けられないということが続きました」

――そんななかで今回のフライ級GPのオファーが来た時は……。

「最初にGP開催のお話を聞いた時点では、今のままだとオファーを断るかもしれない、と伝えました。ずっと練習の予定を組むことができていなかったので」

――しかし今年1月末に、フライ級GPの開催が発表され、出場メンバーの中に杉山選手の名前がありました。GP出場のオファーを受けたのは、何か理由があったのでしょうか。

「佐伯(繁DEEP代表)やDEEPのスタッフさんから、出てほしいと言われたのが一番大きかったですね。それで練習できる環境が整ってから、佐伯さんに返事をしました」

――練習できる環境を整えるためには、どのようなことが関わってきたのですか。

「まず大会が開催される日にちを聞いて、ジム(所属するリバーサルジム新宿Me,We)との確認はもちろん、あとはK太郎さんがその時期に試合のオファーがあるかどうか、ですね。いろいろと私生活でも変化がありましたし、そのあたりを判断してから決めました」

――杉山選手もK太郎選手と結婚し、今はお子さんもいます。ここ数年で自身の環境も大きく変化したのではないでしょうか。

「そうですね……もう結婚してから随分経つので、結婚前と比較するのも難しくなっていますけど(苦笑)。ただ、今はオファーをもらえるだけありがたい、って考えながら続けています」

――……。

「格闘技をやっていることに対して、意識も変わったんです。以前は自分が目立つことができれば良い、自分が楽しければ良いという考えを持っていました。でも今は、自分が動けるうちにDEEP JEWELSが盛り上がっていってほしいと思っています」

――「以前は自分が目立てればいい、自分が楽しければいい、という考えを持っていました」……この言葉を杉山選手自身の口から聞いたことが意外です。これまで杉山選手は、周囲からの期待をプレッシャーに感じたことはなかったのでしょうか。

「特にプレッシャーを感じてはいなかったです。期待されていた自覚もなくて……」

――え……杉山選手はプロデビュー当初、DEEPという冠がつく前のJEWELSで石岡沙織選手や長野美香選手とともに、プロモーター側からも推されていた印象が強いです。

「推されているっていうことも分かっていなかったです。だから、自覚がなかったんですよね。たとえば、よく大会の宣伝イベントに呼ばれることの意味も分かっていなくて」

――杉山選手はこれまでのMMA戦績が20勝6敗1分です。勝率もKOあるいは一本率も高いので当然かもしれませんが、これまで常に日本女子重量級のタイトル戦線やビッグマッチにも絡んできました。

「そうやってベルトに絡んだりできるのも、同じ階級に選手がいないからだと思っていたり……。だからそれが大事な試合だという自覚もなかったし、周りからそうやって見られていることも分かっていなかったんですよ」

――そういった意識も、ここ数年で変わってきたということですか。

「昔は楽しくやっていただけですからね。今も同じだったらヤバいです(苦笑)。今のほうがMMAを競技として考えることができていると思うんですよ」

――杉山選手のファイトスタイルも変化してきたように思います。前回の栗山戦は、開始早々にテイクダウンを奪ってから的確にパウンドを突き刺し続けました。あの試合では、ファイターとしての怖さが見えたといいますか。

「ありがとうございます。以前に、とある人から言われた言葉が大きくて」

――とある人から言われた言葉……それは、どのような内容なのでしょうか。

「ある試合前に私が、誰かが喜ぶような戦い方をしたいと言っていたんです。そうしたら『それも大切だけど、自分が一番良いと思うこと、自分が一番納得できる試合をすることも重要なんじゃないか』と言われたんですよ」

――その言葉を聞いて、杉山選手の中に変化があったということですか。

「次の試合では盛り上げることよりも、貪欲に一本を取りに行った記憶があります」

――なるほど。

「ベルトについても、以前はそれほど意識していませんでした。でも今回は、GPで勝ってベルトが欲しいです」

The post 【DEEP JEWLES36】フライ級GP2022参戦、杉山しずか―01―「期待されていた自覚もなくて……」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS36 Interview News Te-a はなこ ブログ ミッコ・ニルバーナ 中井りん 加賀谷花野 杉山しずか 栗山葵 藤田翔子

【DEEP JEWELS36】フライ級GP初戦の顔合わせ決定。「優勝して当たり前」中井りんは藤田翔子と

【写真】中井×藤田、Te-a×加賀谷、はなこ×栗山、杉山×ミッコという初戦の対戦カードが決まった(C)DEEP

8日(水)、都内某所で3月12日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 36。で開幕するフライ級GP 2022 の初戦の顔合わせを決める抽選会が行われた。

中井りん、杉山しずか、ミッコ・ニルバーナ、栗山葵、藤田翔子、はなこ、Te-a、リモート参加の加賀谷花野の8人中、杉山と藤田がMe,We、ミッコ・ニルバーナとTe-aがAACCの同門ということで、ジムサイドから初戦での対戦は避けるという要望があり、承認されている。


そのMe,WeとAACC勢が、まず選択順が記された封筒を選択する順番を決めるための──JEWELS恒例のジェンケンを行い、藤田、Te-a、杉山、ミッコ・ニルバーナという順序が決定する。続いて残るメンバーがジャンケンをして、中井、加賀谷、栗山、はなこの順で封筒を選ぶことになった。

結果、一番を引いた藤田がA枠を選択。アトム級王座決定トーナメントでは続く選手が、次々と同じ枠に選ぶという駆け引きゼロの強気一点ばりの抽選回の様相を呈していたが、今回は2番手となったミッコ・ニルバーナはD枠をチョイスした。

3番手のTe-aは、D枠は同門対決なのでA~Cの中でBを選ぶ。続く杉山は出場メンバーの顔を眺めつつ熟考し、D枠の対抗を選択し、ここでまず杉山×ミッコ・ニルバーナ戦が決まった。

5番の栗山は迷わず残っていたCを選び、中井はAの対抗をチョイス──藤田×中井が確定する。続く加賀谷はBのTe-a戦を所望し、自動的に栗山×はなこ戦も決まった。

今回の抽選はあくまでも1回戦のマッチアップを決めるモノで、準決勝の対戦カードは初戦終了後に再び抽選で決まることになっている。以下、初戦の顔合わせが決まった各選手たちのコメントだ。

藤田翔子
「どうせだったら強い選手とやりたかったので。私は中井選手でも杉山選手でも、他の選手でも誰が相手でも倒すつもりで行くので頑張ります」

中井りん
「私は優勝して当たり前だと思うので、落ち着いてゆっくりやりたいと思います」

Te-a
「次の試合でプロ4戦目になるので。前回は負けてしまったので今回は勝って次に進めたらなと思います」

加賀谷花野
「前回負けているんで、しっかり今回はまた強くなったところを見せられるよう頑張ります」

栗山葵
「同門ではないんですけど、大阪で最近練習を一緒にしたりとかしていたんで、お互いの成長しつつ高め合って面白い試合をしようと思っています」

はなこ
「いつも練習しているんですけど、そこは強気で初戦を頑張りたいと思います」

ミッコ・ニルバーナ
「杉山選手は私が格闘技を始めた時、もう既にトップで活躍されていた選手なのでトーナメントを抜きにして戦えることが、とても嬉しいです。ですが、勝ち上がるのは私です」

杉山しずか
「これが1回戦目ではあるんですけれども、1試合、1試合、決勝戦のつもりやるつもりです。良い試合をして勝ったら、1日で2回戦うという私にとって初めての試練で楽しみですので──しっかり、準備したいと思っています」

また今大会で古賀愛蘭と対戦予定だったパク・シウが、コロナ感染により欠場が決まっている。

The post 【DEEP JEWELS36】フライ級GP初戦の顔合わせ決定。「優勝して当たり前」中井りんは藤田翔子と first appeared on MMAPLANET.