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【DWCS2022#09】95秒勝利のフェヘイラ、フィリョ、アリエフ&レーンと共にロサスJrが最年少UFC戦士に

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・フェヘイラ(ブラジル)
Def.1R1分35秒by TKO
レオン・アリウ(イタリア)

スイッチしたフェヘイラがサイドキックを見せる。そのフェヘイラのステップインに、アリウがワンツーを合わせようとする。勢いのある前蹴り、ローを蹴ったアリウに組んだフェヘイラは一旦離れると打撃の間合いを嫌がるように近づいて首相撲へ。構わずアリウはボディや顔面を殴る。左ストレートで突っ込んだフェヘイラは、アリウの左ローから右に右フックを合わせる。

この一発で体がよろめいたアリウに対し、フェヘイラはパンチのラッシュを掛ける。ケージ際で腰砕けとなったアリウのシングルに、フェヘイラは頭を押して殴り続ける。アリウは何とか立ち上がったが、足を抜かれた直後に後方に崩れ──その刹那、右のパウンドをモロに受けて勝敗が決した。

ダナ・ホワイトは第1試合で勝利したもののカットで病院にいるジャフェフ・フィリョとの契約をまず伝える。そしてニュルロ・アリエフ、オーステン・レーンにサインアップを伝える。

そして「このキッドは本当にレベルの高い17歳だ。気に入っている点も多い。つねに動き続け、フィニッシュを狙っていた。これだけ若くて、このような舞台の経験もなかった。25歳と17歳で体力の違いも見られなかった。彼が22歳になる日が待てない。こっちに来い」とロサスJrのステップアップを発表し、ここに17歳11カ月347日のUFCファイターが誕生した。

さらにフェヘイラの合格も明らかになると、改めてロサスJrに関して「試合後でなく、試合中から話し合っていた。こんな選手見たことない。見ている人も大興奮だったしね。明白にポジティブな才能がある。17歳の子供が、あんな風に自分のやりたいことを行動に写せない。22歳や23歳の若いファイターのことだって案じている。だいたい25歳、26歳、27歳になってそういうことができるようになる。この若者は特別だ。どうなるか、見てみよう」と言及した。


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MMA MMAPLANET o キック ジャフェフ・フィリョ ロイベルテ・エチェベリア

【DWCS2022#09】右上段蹴り直後の無防備。エチェベリアがフィリョの左フックで倒れ、パウンドに敗れる

<フライ級/5分3R>
ジャフェフ・フィリョ(ブラジル)
Def.3R1分31秒by TKO
ロイベルテ・エチェベリア(ベネズエラ)

右ローをかわしたエチェベリアに対し、フィリョは左インサイドローを蹴る。フィリョは蹴りを多用し、エチェベリアも右カーフを蹴っていく。真っ直ぐ飛び込んで組んでいったフィリョはエルボーを一発受けながらも左腕を差して、エチェベリアをケージに押し込んでいく。反対側までドライブした勢いでテイクダウンを狙ったフィリョだが、フィリョはその勢いを利して前転してトップを狙う。フィリョは足関節を抜かれて、スクランブル。ケージにエチェベリアを押し込んでバックに回ると、前方へのテイクダウンからバックを取って両足をフックする。スタンドの状態のバックグラブから、寝技に持ち込んだフィリョが、エチェベリアに胸を合わせることを許さず、RNCをクラッチへ。

右腕ごと足をフックしようとしたところでエチェベリアが胸を合わせて立ち上がる。寝転がったままのフィリョにローを蹴るエチェベリア、レフェリーはシッティングのフィリョをみてもそのまま試合を続行させる。フィリョは蹴り上げを見せつつ、組みつく機会を伺ったがこのまま時間を迎えた。

2R、ジャブの同士打ちから、左ローに右を合わされたフィリョがバランスを崩して後方に倒れる。フィリョはすぐに立ち上がった、頭を振って右から左フックをヒットさせると組んでバックに回りテイクダウンへ。前転から足関節狙いのエチェベリアは、外ヒールをセットする。ロールして逃れたフィリョに対し、左ワキで捕らえなおしたエチェベリアが内ヒールから50/50へ。フィリョがカウンターのヒールを仕掛けるタイミングで立ち上がったエチェベリアが、ローを蹴っていく。残り2分で、初回終盤と同じ形になる。

ここでブレイク──この展開は、コンテンダーシリーズを戦うファイターとしては良くない。。残り1分のスタンドの攻防でフィリョは右クロスをヒットさせ、エチェベリアのダブルレッグにギロチンを仕掛け頭を抜かれたところで時間となった。

最終回、ローを交え対角線コンビを見せたフィリョが、右オーバーハンドを見せた直後にボディストレートを受ける。スピニングバックキックを両者が見せあい、エチェベリアが左ボディストレートから右カーフを効かせる。さらに左インサイドローから右ブラジリアンキックを狙う。これが空振りとなり、蹴り足を左前についたエチェベリアは完全に無防備な状態に。フィリョが距離を詰めると、急ぎバックステップしたエチェベリアだが右フックこそかわした直後に、左を被弾してダウン。パウンドをまとめたフィリョが、勝利を手にした。


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