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【LDH FBA S01】格闘DREAMERSを終えて、岡見勇信─02─「良い意味で僕は追い詰められています」

【写真】大役を担った髙谷裕之と共に良い笑顔を見せる岡見。次は現役として、ONEミドル級での存在感を示して欲しい (C)MMAPLANET

15日(土)に最終話が中継されたABEMAで格闘オーディション番組「格闘DREAMERS」。LDH martial artsとの契約を賭けた最終オーディション参加者を厳しくリードして、温かく導いて岡見勇信インタビュー後編。

4月26日(月)、都内某所で開かれた最終選考大会を終えた直後に安堵の表情を浮かべ、充実さと疲労感を同時に漂わせていた岡見にオーディションを終え、これからの現役生活に与える心理的影響を尋ねた。

<岡見勇信インタビューPart.01はコチラから>


──シーズン2の発表もありましたが、契約内容を公開してこれだけの環境で練習できるとアピールしないと、この厳しい練習や試合をみて参加者が集まりますかね(笑)。

「アハハハハ。ねぇ、これめっちゃキツイですよ。僕らも最初だから、どこまでゴーサインを出して良いのか、ストップの見極めとか難しかったところがあります。初めての経験だったので。

でも、選手と常に接していることで行ける、ダメだというのは分かってきました。ただし、求めているモノは高いので……生半可の気持ちの人間には、それは厳しくなるでしょうね……シーズン1を視てしまうとね。

今日の試合だって運任せじゃないですけど、どう着地できるのかなって……。僕らとしても彼らの練習、コンディション、格闘技に向き合う気持ちを創るために最善を尽くしたつもりですが、試合はやってみないと分からないものなので。本当にどうなっちゃうんだろうなって不安でした。

漆間も厳しい試合でしたけど、30-27が2人もいるのかって……。

1人は29-28で漆間だったじゃないですか、でも30-27がつくんだって驚きました。そういう気持ちになることが、冷静じゃなかったんだなって。

吉村選手はアマ・パンクラスとDEEPのフューチャーキングTで7試合連続KO勝ちしている選手だけあった、本当に強かった。もう少しテイクダウンを取って背中をつけさせる時間が欲しかったですね」

──これから期待できる選手、情が移った選手も契約するか否ということを考えると不合格にせざるを得なかった。

「……。そうですね……」

──そして2人のLDH martial artsファイターが誕生としました。中村倫也選手に関しては既に所属していたのですが、抜群の資質があり志も高い。宇佐美正パトリック選手、あのボクシングを見てもポテンシャルの高さは間違いないです。

「倫也はもうある程度の力があります。

もちろん、UFCで戦うという彼の目標を考えると、色々とやらないことはありますが。

パトは左手をケガしているから使うなといっていても、『僕は左の選手なので、打ちます』って言い切って。

でも、次からはケガをしていると使わせません」

──次世代を育て、日本のMMAのマイルストーンになるやもしれないオーディションが終わりました。ここからは指導者でなく、業界のリーダーでもなく、がけっぷちの現役選手としての活動再開です。

「アハハハハ。いやいや、もちろん最後までやり切ります。彼らの姿を見てもそうですけど、僕自身を着地させないといけないですからね。それはもう忘れていないです。彼らを指導しながらも、自分が強くなるといことを考えてコンディションも創ってきています」

(取材の横で関係者と立ち話をしていた)髙谷裕之 岡見はそんなこと言っているけど、番組の打ち合わせとか全部に僕に任せて、自分の練習ばっかりやってきたので、そこは問題ないですよ(笑)。俺に任せすぎだろうって。

「いやいやいや、髙谷さん!! そこはホラ、役割というものがあるじゃないですか(苦笑)」

──『格闘DREAMERSでアレだけ言ってんだから、お前、もっと出ろよ』という意見が試合を見て出てくるからもしれないですね(笑)。

「いやいやいや、本当にソレ辞めてください(苦笑)。それはもう、偉そうに言うのが僕の役割ですから……。でも、そういうこと言われるんだろうなぁ……それが現役兼指導者の辛いところですよ(笑)。

とはいっても、背中を見せないといけないというのはあります。僕自身、コレを経験したことで強くなっていないと」

──ということで次戦の予定というのは?

「(小声になって)まだ決まらないんですよ」

──なぜ小声に(笑)。

「アハハハ。本当ですね。まぁ、この間にちょっとしたケガも直せたというのは良かったのですが、体調も良いので試合をしたいですね」

──現役として強い岡見勇信を期待するという点は、なんら変わりないのでお願いします。

「もちろんです。さっきも言いましたけど、コレを経験して自分も情けない、弱い姿を見せることはできないです。彼らとこうやって接してきたわけだし。

彼らに指導し、偉そうなことを言ってきたのだから、あの頑張りを見ていると自分だってやらないといけないという気持ちになります。試合で情けない姿は見せられない。引けないです。

八木君とかに偉そうに、酷いこと言ってきましたからね(苦笑)。

でも彼はこっちが言ったことをしっかりとやりきった。それだけ覚悟があって戦っていたということですよね。

格闘DREAMERSを経験して、良い意味で僕は追い詰められています」

■格闘DREAMERS最終オーディション試合結果

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
Def.1R0分42秒 by TKO
新井拓己(日本)

<72 キロ契約/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
Def.2R2分06秒by TKO
日高健太郎(日本)

<バンタム級/5分3R>
田嶋涼(日本)
Def.2R3分46秒by 腕十字
斎藤奨司(日本)

<フェザー級/5分3R>
吉村海渡(日本)
Def.2-1
漆間將生(日本)

<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
Def.1R0分18秒by TKO
高木オーディン祥多(日本)

<フェザー級/5分3R>
柳田龍彌(日本)
Def.1R0分29秒by TKO
岡田達磨(日本)

<バンタム級/5分3R>
山内渉(日本)
Def.3-0
安永吏成(日本)

<63キロ契約/5分3R>
鈴木崇矢(日本)
Def.2R5分00秒by TKO
平本丈(日本)

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Interview J-CAGE LDH FBA S01 ブログ 宇佐美正パトリック 岡見勇信

【LDH FBA S01】LDH自主興行&格闘DREAMERSは2ndシーズンが決定。岡見勇信─01─「本当に不安だった」

【写真】ケージを下りた宇佐美を待ちけていた時の岡見は、心底嬉しそうだった (C)MMAPLANET

15日(土)、ABEMAで格闘オーディション番組「格闘DREAMERS」の最終回──4月26日(月)の東京都内某所で収録されたLDH martial artsとの契約を賭けた最終オーディションの模様が放送された。

中村倫也と宇佐美正パトリックが契約を勝ち取った後の会見で、EXILE HIRO氏より2022年3月を目途にLDHの自主興行の開催と、髙谷裕之代表より格闘DEREAMERSのシーズン2=「LDH FIGHTERS BATTLE AUDITION」を行うことも明らかとされた。

発掘、育成、所属及びイベント開催が一体化した、J-MMA界の初の試み。その第一弾、最終オーディションを終えた直後に審査の側であり、選手達を指導してきた岡見勇信にインタビューを試みた。

疲労感たっぷり、それ以上に安堵の想いが伝わってきた岡見のオーディション参加者への想い、そして現役ファイターとして彼が得たモノとは……。


──宇佐美選手が勝利した時、コーナーの岡見選手の目に光るモノがあったように感じられました。

「アハハハ。あんなに人の試合で騒いだのは初めてです。パトリックはGENでも練習していて、よく練習を見ていたので。外敵という言い方を敢えてしていましたけど、外部との戦いで2連敗していて……。

まぁボクシングは本当にできるのですが、正直な話……彼は手をケガしていて、試合に出るのを止めさせようとしていたんです。う~ん、それでもこの舞台を逃したくないと彼が言ってきて。

将来性のある若い選手に、この状態で試合をさせて良いのかという気持ちが皆のなかにありました。髙谷さんも一緒に何度も話しました。でも彼の『絶対にやる』という気持ちが揺ぎ無かったので、試合をさせることにしたんです。

ハッピーなストーリーを期待することが僕らは多いのですが、最悪な展開も想像できたし。2連敗のあとでパトリックの順番になって……パトリックなら乗り越えられると思っていたけど、もの凄く不安でした。

本当に不安で……。彼の人生が掛かっているから、本当に不安だったんですよ」

──岡見選手、年を重ねましたね。

「いや、本当にそう思います(苦笑)」

──練習仲間から、若い選手たちに優しくなったという風な意見がよく聞かれます。

「アハハハ。実際に父親になって……、親心が芽生えたとうか。若い連中が真っすぐ頑張っているのを見ると、もうひたすら頑張れって思うようになりました。年、食いましたね(笑)。

それにしても外部との試合、相手が強すぎるだろうって(苦笑)。『強ぇなぁ』、『何だよ、これ』って思っていたんです。分かっていたつもりだけど、斎藤(奨司)に勝った田嶋涼選手、漆間(將生)に勝った吉村海渡選手、本当に強かったです」

──2週間前のEX FIGHTでのアマ試合という、ガチすぎました。

「ホント、世界に向けて歩み始めるわけだから、厳しい試合を組もうというのは大前提としてありました。生ぬるいことは絶対にさせないというのは、この半年間変わらずやり続けていたことで。

世界で活躍する人間は生き残る、僕らも自信を持って組んではいたんです。そう信じて。でも怖かったです(苦笑)」

──合宿の放送回が終わると、あのケガで練習をさせるのかという厳しい意見もかなり聞かれました。

「そう言う意見が出るのは分かります。あの放送を視た人が、そう思うことは。その一方でケガをした人間の練習に関しては、間近でずっと見てきて見極めていたつもりです。僕らが本当にダメだと思ったら、練習を続けようとした選手だろうが続けさせないです。

何より『やりたい』という選手の言葉をそのまま信じて、鵜吞みにすることはなかったです。そこの部分を見た上で、できると判断してきました。確かに『やらせすぎ』のように見えることもあるでしょうし、そういう風なまで厳しいことを課して来ました。でも彼らは乗り越えてきたんです。逆に僕らが驚かされた……そう感じています」

<この項、続く>

■格闘DREAMERS最終オーディション試合結果

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
Def.1R0分42秒 by TKO
新井拓己(日本)

<72 キロ契約/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
Def.2R2分06秒by TKO
日高健太郎(日本)

<バンタム級/5分3R>
田嶋涼(日本)
Def.2R3分46秒by 腕十字
斎藤奨司(日本)

<フェザー級/5分3R>
吉村海渡(日本)
Def.2-1
漆間將生(日本)

<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
Def.1R0分18秒by TKO
高木オーディン祥多(日本)

<フェザー級/5分3R>
柳田龍彌(日本)
Def.1R0分29秒by TKO
岡田達磨(日本)

<バンタム級/5分3R>
山内渉(日本)
Def.3-0
安永吏成(日本)

<63キロ契約/5分3R>
鈴木崇矢(日本)
Def.2R5分00秒by TKO
平本丈(日本)

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