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【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:3月:アンジェラ✖スタンプからのタン・リー✖ゲイリー・トノン

【写真】新足関時代も、足関節はリスクが高いことを──しっかりと研究し、対処を長期間に渡って行ってきたタン・リーが再確認させてくれた (C) ONE

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、大沢ケンジ氏が選んだ2022 年3 月の一番。3月26日のONE130で組まれたアンジェラ・リー×スタンプ・フェアテックス戦からの──3月11日=ONE129で組まれたONE世界フェザー級選手権試合、タン・リー✖ゲイリー・トノンについて語らおう。

<月刊、大沢ケンジのこの一番:3月:アンジェラ・リー✖スタンプ・フェアテックスPart.01はコチラから>


──アンジェラ✖スタンプがメイン、誰でもMMAはデキることを示した舞台はONEの10周年記念大会でした。正直、MMAと立ち技があることで方向性が定まっていないと感じられることもありましたが、今回はミックスファイト、グラップリングまであったのに上手くパッケージされていたように感じられました。

「本当に面白かったです。首を傾げたくなる判定はありましたけど、それ以外は本当に面白い──ONEらしさが詰まった大会でしたね」

──そんななかMMAの打撃戦に関して、もう少し注意を控えて様子を見てほしい。あれでイエローではスタンドでキックボクシングをやれということになり、MMAの打撃にならないかと思えるレフェリングがありました。

「早かったですね。スティーブン・ローマン✖佐藤将光、アドリアーノ・モライシュ✖若松佑弥の2試合は。なんかレフェリーが試合を創らないといけないって、焦ってしまったのか。アレは普通のONEではないですよね。

お客さんが久しぶりに入って、ブーイングに耐えられなかったのかもしれないですね」

──今後、あの傾向になっていくようであれば怖いです。

「あれがONEのスタンダードになるなら、怒りますよ」

──怒りますか(笑)。表現がなんか良いです。

「あんな風になると嫌ですからね。おいおいおい、皆もっと間を見ようぜって。ローマンと佐藤選手、若松選手とアドリアーノの試合、緊張感があったじゃないですか。そこは……ちょっと今後を見ないといけないですね。どうなっていくのか」

──そこは注文をつけたくなるとはいえ、ONEらしさが強調できたイベント。同時に、あの大会に出なかった注目選手も少なくないです。

「いや2週間前に行われたタン・リーとゲイリー・トノンとフェザー級のタイトルマッチなんて、10周年大会に負けない素晴らし試合でした。

やっぱり足関って、しっかりと理解しないといけないですよね」

──ハイ、その通りだと思います。

「自分のジムも今、足関節が強くなっていて。ちょっと掴めています。僕自身、イケるっていうのがあるんです。それはタン・リーも同じだと思います。タン・リーはそれほど怖がっていなかった。だから足を取られても、逃げるというより、突っ込んでフックが緩む方で動いていましたね。

でも、それって足を突っ込んでいくから攻防が続くので、理屈が分かっていてもなかなか怖くてできないです。だから皆、抜いて行こうとすると引っかけられる。でもタン・リーは理解しているから、怖がっていなかった。結果、足のロックを捌いてパウンドという攻撃を見せることができたと思います。

MMAの選手は足関節を怖がっていた時期もありました。日本でもMMAファイターがグラップリングで、グラップラーに足関節で負けることが続きましたけど、ちょっと対応できるようになってきましたよね」

──トノンの方が、一度ワキの下に入れると懸命にそこだけキープしようとしていましたね。

「そこまでいくと、取れると思ったんでしょうね。ウチの高橋サブミッション雄生もそうですけど……僕としては、全部をやらないといけないのがMMAで。自分のやりたくないところと向き合わないといけない。打撃の選手も組み技の練習を懸命にして。

そんななかピュア・グラップラー、フットロッカーは足関節だけやり続けている。そういう人たちが活躍する。これは嫌なことに向き合っている選手からすると、好きなことだけやっている選手が勝つようで悔しいんですよ。

でも見ている人達には面白いですよね。一つ尖がっているところがある選手が勝つ試合というのは。それでもMMAというのは、やりたくないことと向き合って穴を埋めるモノだと思います」

──足関節で勝てるのも、結局は全てがデキて足関節ができる選手になっていくのではないでしょうか。

「そうですよね。長所を伸ばして、短所を無くす作業を怠ると『やっぱり勝てないよね』ということを──トノンやフットロッカーによって崩されることを僕は危惧していました。

同時にMMA選手が怖がっていても、足関節は仕掛ける方だったリスクが高い。それをタン・リーが改めて見せてくれました。

ジョン・ダナハー論理だと、サドルとかは他に移動できるポジショニングで、足関節が極まらなくても次がある。トランジッションなので殴られないということでしたけど、そこはやはり選手が研究し、対処方法を知り、怖がらないで戦うことができればパウンドを打ち込むこむことができた。

それをタン・リーが示しました。そして『やっぱり下からの足関節は危ないぞ』ということを思い出させてくれましたよね」

──そこまで組み立てることが、ゲイリー・トノンができていなかったです。

「タン・リーが防御していましたからね。抜きにいかないで、突っ込む。そして殴った」

──トノンも外ヒール狙いで、捌かれて殴られました。

「タン・リーに少し余裕が感じられました。取り合いをしているわけでなく、防御に徹していたので。対処を間違えないと逃げられるという風に思っていたように見えました。だから変に逃げることもなく解除に向かってパウンドアウトしました。

で、次はタン・カイになると……これも楽しみです。タン・カイは距離の取り方が抜群に良い。あれは強いですよ。バランスがメチャクチャ良くて。タン・カイの距離感は……ずっと誘っていました。高橋遼伍選手との試合もそうで。自分から行かずに、待っている。相手も来るのが分かっているから、余計に前に出ることが難しくなる」

──タン・リーは蹴りがあって、距離が遠くなる。じゃあ、どこでタン・カイは待つのか。

「いやぁ、楽しみですね。本当に面白い試合になるでしょうね。ONE自体もコロナで三分割された大会よりも、確実に今年に入って層の厚い良い大会になっています。だから、これからも楽しみですね」

※試合前のタン・リー・インタビュー
※※試合前のゲイリー・トノン・インタビュー

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【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:3月:アンジェラ✖スタンプ「MMAは皆ができる競技になった」

【写真】ONE史上最大のビッグショーで女子最軽量級の世界戦がメインで組まれたこと、試合内容でも納得させたことに大沢ケンジは何を感じたのとか…… (C) MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、大沢ケンジ氏が選んだ2022 年3 月の一番。ONE130で組まれたアンジェラ・リー×スタンプ・フェアテックス戦について語らおう。


──大沢さんが選んだ3月の一番は?

「これはベタな選択かもしれないですが、アンジェラ・リー✖スタンプ・フェアテックスです」

──ベタでしょうか(笑)。

「解説をさせてもらっている大会のメインですしね。そういうことだろうって思われるじゃないですか(苦笑)」

──そんな下衆な意見は無視しましょう。素晴らしい試合でした。

「これは凄いことだと思ったんです。女子の最軽量級の試合が、10周年記念大会のメインを張っている。格闘技って、青木君も口にしますけど、『大きくないと』っていう見方があるじゃないですか。

それってプロレスとかもあるんですけど、格闘技が見世物じゃないけど怪物と怪物が戦い合うモノという見方があり、大きな選手しかメインを張れない。そういう時代が確実にありました。UFCも随分と軽量級の価値観を上げる試合を組んできましたけど、やはりビッグショーのメイン……その最後の最後にフライ級の試合やバンタム級の試合が来るってなかなかないです」

──トリプルメインの一発目──的な試合ですよね。

「そう、そうなんです。ないんですよ。そのなかでONEの10周年記念大会で女子アトム級のタイトル戦がメインになり、それを皆が受け入れている。さらにいえば、皆を納得させるメインでした」

──その通りですね。20試合、10時間超のイベント。最初から視聴しているファンは疲労困憊だったと思います。でも、そんな疲れを吹き飛ばす試合内容でした。

「それってONEの功績であると思うんです。ONEが始まった2011年にタイの女の子がMMAファイターになろうなんて、誰が思うことがあったのかっていうことですよね。

ONEはシンガポールは当然としてタイやマレーシア、インドネシア、フィリピンの血管の隅々まで血を巡らせた。本当にそう思える大会であり、メインでした。アジア、東南アジアの国はMMAというスポーツにおいて後進国でした。でも、そこにMMAを根付かせた。その象徴がスタンプの今大会のメイン出場だったと思います」

──ONE以前にMMA、しかも女子MMAが存在した日本。そこから出場している平田選手は、暫らく戦いたい相手にスタンプという選手名は出してはいけない。そう感じるほどでした。

「平田選手に関してはここで意見することは控えますけど、ONEの功績という部分でいえば彼女に勝ったジヒン・ラズワンはマレーシア人です。ONEがなければマレーシア人女子選手がここまで育つことはなかったと思います。

普通の体格、日本人でもいくらでもいる体格の女子がオールター大会のメインを締めた。アンジェラはママですしね。そのアンジェラがボディを効かされた。ボディを効かせたスタンプがまず凄いです。そしてアンジェラは完全に気持ちが折れた。

それでも挽回した。組まれたスタンプも、そこで一方的に攻撃されるわけでなく反撃もしていた。

アンジェラはツイスターまで駆使して戦って。それをまたスタンプも耐えていた。最後、RNCを極めていないとアンジェラは負けていたと思います」

──確かに。試合がラウンドを跨ぎ、スタンドでボディを抉られると終わっていたでしょう。

「彼女自身も賭けに出ていたと思います。結果、MMAの面白いところが全て詰まった試合になっていました。僕がMMAを始めた時って、僕の階級(※バンタム級)は世界になくて。日本でもパンクラスもDEEPもなかったです。重い階級の人しか目立つことがないスポーツでした。

それが少しずつ下の階級が充実してきた。修斗でもベルトが誕生し、キャリアの終わりごろにメジャー・タイトルもできた。日本には女子MMAはあったけど、マニアックな人気しかなかった」

──レベル的にも北米で女子が定着するまで、男子が認めないのも頷ける状態も長かったです。

「ハイ。ホント、そうですよね。それが国内ではRIZINで女子が認められるようになった。ONEという規模がさらに大きな舞台で……繰り返しますけど、アンジェラとスタンプがメインを戦い、試合内容で納得させた。凄い時代になったと思います。

MMAは選ばれた人にしかできないモノではなくて、皆がデキる競技になった。そう思わせてくれる試合で、本当に感慨深いモノがありました。

きっとタイで、あの試合を見て『私が敵を討つ』って思った女の子たちがMMAを始めますよ。個人的には勝てば最低でも1300万の女子タイトルマッチ──日本からも、そこをもっと目指して欲しいです。あの舞台を」

<この項、続く>

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【ONE130】チャトリ大会総括「ベストバストは秋元×カピタン」&「遼伍が勝っていた」&「秋山の勝利は」

【写真】チャトリが試合後に満足度のある笑みを浮かべることは珍しい(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアセンターで開催されたONE130「ONE X」。第1試合のスタートがシンガポール時間で午後1時20分、メインイベントが終わったのは午後11時50分。20試合、10時間30分の10周年ロングラン・イベントはONEという一風変わったファイト・プロモーションが過去に形を創ってきた外枠に対し、中身が詰まりつつあることが感じられる──これからの10年に向けてスタートを切る大会だった。

イベント終了直後の記者会見で開口一番「世界にONEを訴えかけることができるイベントになった。特にメインとコ・メインは、世界中の人々に楽しんでもらえる試合だったと思う」と話した──チャトリ・シットヨートンの言葉を抜粋してお届けしたい。


「スペシャルルール(ミックスファイト)の試合を今後も組んでいくことになると思う。凄く興味深い戦いだった。どんな選手でも登用していくし、マット・ヒュームともどんなクレイジーなアイデアだろうが、ファンに少しでも喜んでもらえることを実現していこうと話した。

来週、このことについてもより深く話し合いを持とうと思っている。DJが2Rに一本勝ちすることは予想できたけど、初回に逃げ回ることなく打撃で対抗したのには本当に驚かされた。殴って、蹴っていったんだよ」

ハム・ソヒはデニスに勝ったから、次のタイトルコンテンダーに相応しいと思う。今日のパフォーマンスに関しては、十分じゃなかったけど誰だって良い日と悪い日がある。彼女はこのスポーツのレジェンドで、どの局面でも戦える技量の持ち主だ」

「ベストファイトはヒロキ・アキモト×カピタンだ。ベリー・ベリー・ベストファイト・オブ・ザ・ナイトだよ。世界最高のキックボクシングだった。カピタンが首相撲を多用し、レフェリーがイエローカードを出したことが論議になっている点だけ残念だ」

ライニアがガルバォンにあれだけの試合ができたことには、ビックリさせられた。アンドレがパスをしてマウントを取ったけど、寝技では勝負にならないと思っていたんだ。いくら彼がMMAでミドル級からヘビー級まで制しようというファイターでも。とんでもない柔術のスキルを見せたね」

アキヤマの勝利によりONEにとって初の韓国大会開催の追い風となった。オク・レユンという世界ライト級チャンピオンもいる。凄く可能性は高まったよ。アキヤマはショックを与えた。

アオキが最初の30秒でバックを取った。これはもう終わりの始まりだ。立って粘ったことが勝因になったね。しっかりと落ち着いて戦っていた。2Rになりアオキの顔を見えると、自信を失っていたよ」

「エドゥアルドは速くて、強すぎた。5年前のジョン・ウェイン・パーだったらね……。でも最後のラウンドの最後の20秒で彼は魅せてくれた。ジョン・ウェインはジョン・ウェインのままだったよ。

散打×空手、エドゥアルド×セイジ・ノースカットの一戦をアピールしていたけど良いアイデアだ。ONE Super Seriesでそういう力のある者同士の対戦も組んでいければと思う」

「ゴードン・ライアンは今年の後半にサブミッション・グラップリングでONEデビューする」

「タン・カイがタン・リーに挑戦するかって? 十分にあり得る。皆、どう思う? 完全に試合を掌握していたよね。信じられないよ、キム・ジェウンを相手に。

彼は80、90パーセントのKO率を誇っているんじゃないかな」

「フランシスコ・ガヌーのことは好きだけど、特に興味があるわけじゃない。アナトリ―・マネキン(ONE世界ヘビー級暫定王者)はロシアのナショナルチーム・レスラーだ。速くてサブミッションでもヨーロッパのチャンピオンで、フランシスコよりずっと寝技が強い。アルジャー・ブラー(ONE世界ヘビー級正規王者)のレスリングとボクシングと比較してもね。

フランシスコは寝技はそれほどでなく、パンチ力はあるけどテクニカルじゃない。まだ発表はしていないけど、何人かヘビー級とサインするし、今年はヘビー級が本格的に活動してUFCに対抗できるディヴィジョンになるだろう」

「今年はシンガポール以外にも戻るよ。バンコク、マニラ、東京、そしてソウルを視野にいれている」

「ダニエラ・ケリーへのボーナス? 彼女は良い試合をしたよ。ただグラップリングマッチは一方が攻めても、もう一方が固めると良い試合にはならない。

今夜のメイはずっと守っていた。クローズドガードの時だけでなく、オープンガードになっても攻めることがなかった。そこは残念だったけど、そういうことはありえるんだ。

私はメイのことが好きだよ。ONEを形成する大切な1人だ。すぐにまた試合をする。強調しておきたいことは、メイはMMAファイターでサブミッション・グラップラーじゃないということ。もっとエキサイティングな試合になるかと期待したけど、彼女はベストを尽くしたんだ」

「コロナで制限があってもファンがアリーナに戻ってきた。コロナ予防対策で非常に窮屈な感染であっても、エネルギーを感じることができた」

「正直に言えば、アミール・カーンは負けていた。タカハシも勝利を決定するには不十分だったかもしれないけど、ホームタウンの観客の声援が影響したかな。でもリョーゴの方がダメージを与えていたし、効果的な打撃を当てていた。

アミールの粘りは本当に印象的だったよ。彼は私の大切な友人の1人だ。でも勝っていない。負けていたよ」

「私は100万のミスを犯してきた。今年に入っても毎日失敗の連続だ。でも素晴らしいチーム、素晴らしい選手たち、最高のファンに支えられている。彼らなくして、私は今ここにいない。でもまだDAY 1だ。今日は序章に過ぎないよ。数週間以内に米国での中継に関して、ビッグニュースを発表するし、新たな契約選手のアナウンスも行う予定だ」

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MMA MMAPLANET o ONE ONE130 アンジェラ・リー スタンプ・フェアテックス

【ONE130】アンジェラのボディブローを耐えたアンジェラ、ノンストップ・シーソーゲームをRNCで制す

<ONE世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/5分5R>
アンジェラ・リー(米国)
Def.2R4分53秒 by RNC
スタンプ・フェアテックス(タイ)

いきなり距離を詰めたアンジェラが右ストレートからパンチを連打。組みついてスタンプをケージに押し込むも、スタンプが首相撲から正対する。ケージに押し込まれたアンジェラは右足を差し込み、離れてヒジとパンチでスタンプを追い込む。ケージ際での差し合いでは、ヒジとヒザを叩き込むスタンプ。さらにアンジェラの右ストレートに対して、カウンターで左ボディブローを突き刺した。

離れ際に笑顔を浮かべ、ボディを効かせてからパンチの連打でアンジェラをケージに追い込んだ。完全にボディが効いたアンジェラは、苦悶の表情を浮かべスタンプのパンチをもらうも、シングルで組みつきスタンプをケージに押し込む。オーバーフックで腕を巻いているスタンプの顔面に右の拳を叩き込むアンジェラ、グラウンドに持ち込んでバックマウントを奪う。パンチと右カカトで削りながら4の字ロックに移行したアンジェラは、さらに右足を相手の頭にかけて腕十字を狙う。これは凌がれるもバックをキープするアンジェラ。再び4の字ロックで固めて削るアンジェラに対し、スタンプが凌ぎ切った。

2R、またも前に出るアンジェラを首相撲に捉えるスタンプ。しかしアンジェラが首に手を回してケージに押し込みながらテイクダウンを奪う。袈裟で抑え込むアンジェラ、右ヒザを当てるもスタンプが起き上がるスクランブルを狙う。下になったアンジェラはスタンプの左腕を抑えつつ三角絞めへ。そのまま上を取ろうとしたアンジェラだったが、スタンプが頭を抜く。再び三角を狙うアンジェラ、さらに腕十字に切り替えるもアンジェラに逃げられてしまう。

アンジェラはスタンプのバックに回るが、スタンプがアンジェラの腕を抱えて極めさせない。するとアンジェラはツイスターへ。渾身の力で搾り上げるアンジェラ、ここでもスタンプが耐える。アンジェラはトップを取り返しにいくが、なんとスタンプが下から腕十字へ。腕を抜いたアンジェラがバックに回り、スタンプの体を伸ばしてRNCへ。パンチで削りつつ、しっかりと絞め上げてタップを奪った。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE130 デメトリウス・ジョンソン ロッタン・シットムアンノン

【ONE130】ミックスルール戦はMMAラウンドにDJがロッタンをRNCで絞め落とす

<フリースタイル・フライ級(※61.2キロ)/3分4R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
Def.2R by RNC
ロッタン・シットムアンノン(タイ)

1Rはムエタイルール。いきなり距離を詰めたロッタンに組みついたDJに、レフェリーから注意が与えられる。再開後、ロッタンがパンチで猛攻をかけ、左ボディを突き刺す。サークリングから左ミドル、左ハイを繰り出すDJだが、ブロックしたロッタンがパンチからヒザを突き上げた。組みつくDJ、突き放したロッタンがパンチを上下に散らし、さらにヒジを叩き込む。首相撲で対応するDJだが、ケージに詰められて左フックを食らってしまう。組み合いからブレイクがかかり、攻め込むロッタンにDJが右クロスを当てた。さらに前進してくるロッタンを左ミドルで迎え撃つなど、DJがムエタイラウンドを凌いだ。

MMAルールの2R、ロッタンはサウスポーに構えてサークリングする。追いかけてくるDJをローとジャブで迎え撃つロッタン、DJは距離を詰めるも手数が少ない。するとDJがサウスポーにスイッチし、左ミドルを当てる。さらにロッタンの左フックをかわしてダブルレッグからバックに回った。ロッタンは腰を上げて、RNCを狙うDJの腕をブロックする。しかしDJはグラウンドに引きづりこみ、左腕をロッタンのアゴに回す。苦悶の表情を浮かべるロッタン、DJはセットアップし直し、ロッタンを絞め落とした。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE130 アドリアーノ・モライシュ キック 若松佑弥

【ONE130】テイクダウンを奪うもギロチンを極められ――若松佑弥、モライシュの王座に届かず

<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
Def.3R3分58秒 by ギロチン
若松佑弥(日本)

サークリングするモライシュに対し、ガードを下げて近づく若松。右カーフキックを当てる若松に対し、モライシュは左ハイを繰り出すも、若松はスウェーでかわす。モライシュは出て来る若松に左ロー。若松は距離を詰めてきたモライシュに左フックを狙った。手数が少ない両者にレフェリーが注意を与える。

再開後、距離を詰めていく若松に組みついたモライシュだが、若松もボディへヒザを突き上げた。モライシュは右ロー、若松もパンチを返そうとするもモライシュがすぐに離れて距離を取る。しかし、ここでサイドレフェリーから注意が入った。若松が近づくと、モライシュがニータップで若松に尻もちを着かせた。ハーフガードの若松に対して右ヒジを落とすモライシュ。若松はブリッジで返し、そのままバックについた。残り10秒で右ヒジを叩きつけた若松が、そのまま両腕を差し上げて相手をケージに押し込んだ。

2R。サークリングするモライシュに左のインローを当てる若松。モライシュもフェイントから右ローを放つも、若松を止めることはできない。ここで組みつき、ボディロックからテイクダウンを狙った若松だが、ここはモライシュにスプロールされた。離れたモライシュが右の飛びヒザ。若松はモライシュの右ローに右ストレートを合わせる。若松が足を使い始めるが、再びケージ中央で相手の出方を待ち、モライシュが動くと組みついてケージに押し込んだ。

ケージから離れたモライシュは、支え釣り込み足で若松をこかすも、若松も立ち上がった。レフェリーが再三、両者に注意を与えるが果たして・・・。スイッチを繰り返すモライシュは、自分の両目を気にしている。足を使いながら右ローを放ったモライシュ、互いに右フックを見せたあと、モライシュがダブルレッグで組みついたが、スプロールした若松は離れ際にパンチを狙った。

3R、距離を詰めるモライシュに対し、足を使う若松。モライシュは右ロー。手数が少ないとみなされたのか、レフェリーが両者の間に割って入り、両者にイエローカードを提示した。再開後、前に出る若松。サウスポーにスイッチしたモライシュが組みつき、バックに回った。正対した若松が反対にモライシュをケージに押し込む。両腕を差し上げていく若松、モライシュがオーバーフックから離れた。モライシュのグローブのテープがはがれて、試合は一時中断。

再開後に若松は左ハイと左ローを見せる。モライシュは左の飛び蹴りからニータップへ。これをスプロールした若松が、立ち上がったモライシュに尻もちを着かせた。立ち上がるモライシュをリフトして、再び尻もちをつかせた若松。モライシュはスイッチからテイクダウンを狙うも、若松はすぐに離れてケージ中央へ。モライシュの右ストレートをかわした若松がテイクダウンに成功するも、モライシュが左腕を回してギロチンへ。そのまま若松の首を曲げて絞め上げると、若松がタップした。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE130 ボクシング 秋山成勲 青木真也

【ONE130】1RのRNCを凌いだ秋山成勲、2Rにグラウンドのヒザからパウンドで青木真也にTKO勝利

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
秋山成勲(日本)
Def.2R1分50秒 by TKO
青木真也(日本)

サウスポーの青木に対し、距離を詰めた秋山。青木が組みつき、左足へのシングルレッグから秋山をケージに押し込み、バックに回る。秋山の背中に飛び乗った青木は、4の字ロックから右腕を秋山の首に回してRNCへ。腕で青木のクラッチを外しにかかる秋山。RNCを凌がれた青木の右グローブがずれたことに、レフェリーから指摘が入る。グローブを直したあと、バックマウントからパンチを打ち込む青木だが、レフェリーからは再三、後頭部への打撃について注意が入った。青木もレフェリーに確認しながらパンチを打ち続ける。青木は再び腕を秋山の首に回していく一方で、入らないとみるやパンチで削っていく。パンチとRNCで削り続ける青木。バックを奪ったままファーストラウンドを終えた。

2R、秋山が前に出て青木にケージを背負わせる。青木のシングルレッグをスプロールした秋山。青木は首相撲から右ヒザを突き上げた。さらに左足へシングルを仕掛けた青木に対し、秋山はダーティボクシングで対応。アッパーの連打をもらった青木の動きが落ちる。ケージ際での差し合いから、秋山が前に出てパンチの連打を浴びせる。パンチをもらいながら組みつく青木。しかし秋山が離れると、疲労かうずくまる。ケージに背中を着けて座った状態の青木の顔面へ左のパンチを連打し、さらに左ヒザを突き刺した。さらに青木の顔面を抑えて右の拳を叩き込む。そのまま青木が一方的にパンチを浴び続け、顔を背けて右腕で顔を覆った瞬間、レフェリーが割って入った。

勝利の瞬間、雄たけびを上げた秋山は、次のステップについて聞かれて「もっとセクシーな試合をします」と答えた。さらに5万ドルのボーナスを獲得し、両腕を突き上げた。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE130 デニス・ザンボアンガ ハム・ソヒ

【ONE130】半年ぶりの再戦はハム・ソヒがTDとグラウンドコントロールで差をつけてザンボアンガを下す

【写真】物議をかもした前回の試合から半年――ハム・ソヒがグラウンドコントロールで明確な差をつけた(C)MMAPLANET

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
Def.3-0
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)

サウスポーのハム・ソヒが距離を詰めて、インサイドから左ストレートを連打。ザンボアンガは打ち返しながらシングルを仕掛けるも、ハム・ソヒがスプロールする。ここでバッティングは発生し、試合が一時中断となった。再開後、ザンボアンガが右ストレートを振るう。足を使って間合いを詰めるハム・ソヒ。ザンボアンガの右ミドルを捌いたザンボアンガに対し、距離を詰めるハム・ソヒだが手数が少ない。ハム・ソヒの左ストレートに対し、インサイドから左右フックを当てたザンボアンガがダブルレッグでハム・ソヒに背中を着かせた。

フックガードのハム・ソヒを抑え込むザンボアンガ。パウンドを落としながら立ち上がったザンボアンガに、ハム・ソヒは下から蹴り上げる。ザンボアンガは構わずパンチを落としていくが、ハム・ソヒが立ち上がり、四つからテイクダウンを奪った。ザンボアンガは下から足を上げてハム・ソヒをホールド、ハム・ソヒはトップからパンチとヒジを落とす。そのままハム・ソヒがトップでラウンドを終えた。ザンボアンガは右目下が少し腫れている。

2R、ザンボアンガが右ミドル、ハム・ソヒが左インローを当てる。ザンボアンガにケージを背負わせてパンチを連打するハム・ソヒだが、ザンボアンガもパンチを牛返した。プレッシャーをかけてくるハム・ソヒにダブルレッグを仕掛けたザンボアンガだが、ハム・ソヒがスプロールしてトップへ。ハーフガードのザンボアンガを抑え込み、パンチを落とす。下からパンチを打ち返すザンボアンガに対し、ハム・ソヒは上下にパンチとヒジを打ち分ける。さらにザンボアンガをケージに押し込み、立ち上がってパンチを落としながらパスを狙った。ザンボアンガの足を潰しながら左ヒジを叩き込むハム・ソヒ。ザンボアンガも足を上げていくが、それを潰して鉄槌を落とす。残り30秒も抑えきってラウンドを終えた。

最終回、ザンボアンガが「ダブルレッグを仕掛けた。ハム・ソヒはスプロールするもケージに押し込まれてしまう。ハム・ソヒが体勢を入れ替える場面もあったが、ザンボアンガが右腕を差し上げてハム・ソヒをケージに押し込み続ける。するとハム・ソヒが右腕を差し込んで入れ替わった。離れたハム・ソヒは、左ストレートと右スピニングバックフィストを繰り出すも、ザンボアンガが組みついてバックに回る。正対したハム・ソヒは、またも四つ組みからテイクダウンへ。ザンボアンガに背中を着かせた。

ハーフガードのザンボアンガは、右目の腫れが目立つ。フルガードに戻したザンボアンガ、ハム・ソヒはパスを狙わず抑えこんで鉄槌を落とす。ザンボアンガの足がハム・ソヒの肩まで上がるも、ハム・ソヒはディフェンスし、そのままケージ際まで相手を運んだ。相手をケージに押し込み、右の拳を落とし続けるハム・ソヒ。しっかりとトップをキープし、試合終了のゴングが鳴った瞬間、ハム・ソヒは雄たけびを上げた。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE130 ジヒン・ラズワン 平田樹

【ONE130】投げるも抑え込めず――ラズワンがTDとコントロールで上回り、平田樹は初黒星

【写真】平田は6カ月ぶりの試合で初黒星――この経験を今後にどう生かすか(C)MMAPLANET

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ジヒン・ラズワン(マレーシア)
Def.2-1
平田樹(日本)

高くガードを構える両者、ともに左ローを繰り出したあと、平田がダブルレッグで組みつく。しかしワキを差されながら下がって離れたラズワン。平田の右ローをすくい、そのままケージに押し込んでいく。両腕を差し込むラズワンに対し、オーバーフックで対応する平田が首相撲から体勢を入れ替えた。ケージに押し込みながら、払い腰でテイクダウンを狙う平田だが、これをオーバーフックで防いだラズワンが立ち上がり、平田をケージに押し込む。

ケージ際で右ヒジを出すラズワンに対し、体勢を入れ替えた平田だが、ラズワンにポジションを取り返されてしまう。ケージからはなれた平田、ケージ中央で左ジャブと前蹴りで距離を探るも、ラズワンが一気に距離を詰めて平田をケージに押し込む。平田が相手の頭を押さえてヒザ蹴りを突き上げる。しかし体勢を入れ替えることはできず、レフェリーからもアクションの注意が入り、さらにブレイクが掛かった。残り30秒、ケージ中央で平田が右を当てるも、投げをかわされ、ラズワンがバックを狙いながらケージに押し込み続けた。

2R、平田が右ストレートから前蹴り。この蹴り足をキャッチされ、テイクダウンを狙われてしまう。平田の投げをかわしたラズワン、ケージに押し込まれるも離れて、反対に打撃で平田にケージを背負わせた。平田はダブルレッグで組みつき、ラズワンをケージに押し込んだが、ラズワンが体勢を入れ替えた。平田は右腕でオーバーフックを取りながら払い腰でテイクダウンに成功する。しかし抑え込むことができず、ラズワンが立ち上がって平田をケージに押し込んだ。

ケージ際の差し合いから、再び同じ形でラズワンに背中を着けさせた平田。バックを狙うラズワンを抑え込むが、ラズワンもケージをつたって立ち上がった。平田はそのラズワンをボディロックから押し込んでいく。グラウンドに引きづりこみ、バックに回る平田だったが、ラズワンに立たれてしまう。すると反り投げでテイクダウンした平田。ラズワンは下から平田の右足を取りに行った。平田は足を組んでディフェンス、ラズワンがそのクラッチを解こうとしたところでラウンド終了のゴングが鳴った。

最終回、ラズワンが前後のステップからロー。平田は右前蹴りを相手の顔面に突き刺すも、ラズワンが組みついて平田をケージに押し込んだ。体勢を入れ替えた平田の首を取ったラズワンが、頭を抜いた平田にダブルレッグで尻もちを着かせた。立ち上がる平田。相手を押し込んで右ヒジを見せるも、続く前蹴りをキャッチされ、尻もちを着かされた。平田の足をたたみ、しっかりとケージに押し込むラズワン。平田は立ち上がり、ケージに押し込まれながら足をかけにいくも、反対にラズワンにシングルでこかされてしまう。

マットに背中を着かされた平田。ラズワンしっかりとホールドして抑え込む。左足を上げていく平田だがラズワンの抑え込みが強い。平田はスイープ、しかしラズワンが体勢を戻して立ち上がった平田をケージに押し込む。ボディロックで組むラズワンをこかした平田だが、ラズワンが下から足を回して仕掛ける。残り20秒で立ち上がった平田、レフェリーもブレイクをかけるが、平田は仕掛けることができず。ラズワンが観客へピースサインを見せた。

裁定は割れたがラズワンの勝利。平田樹はこれがMMA初黒星となった。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE130 キム・ジェウン タン・カイ

【ONE130】宣言通り!? タン・カイがテクニカルな打撃戦から衝撃の左フックでキム・ジェウンを沈める

【写真】序盤からタン・カイが左フックのタイミングを合わせに行っていた(C)MMAPLANET

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
Def.1R2分26秒 by KO
タン・カイ(中国)

タン・カイが鋭い左ジャブを伸ばす。キム・ジェは右ローと左フック。タン・カイのパンチにキム・ジェウンが右ローを合わせる。タン・カイの左ジャブよりキム・ジェウンの右ローのほうがヒット率は高いか。タン・カイが距離を詰めると、キム・ジェウンが右クロスを打ち下ろす。タン・カイは、その右ストレートに左ジャブを合わせるようになる。キム・ジェウンの左ハイをバックステップでかわしたタン・カイは、左を返す。そしてキム・ジェウンが近づいた瞬間、タン・カイの右ショートから返しの左フックがキム・ジェウンの顔面を捉えた。背中から崩れるキム・ジェウン、すぐにレフェリーが試合をストップした。


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