カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#01 ジェナ・ビショップ ジュリアナ・ヴェラスケス タイラ・サントス ダコタ・ディチェバ リズ・カモーシェ 渡辺華奈

【PFL2024#01】べラトール王者カモーシェがヴェラスケスとの3度目の対戦に判定勝利、3P獲得で4位発進

<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ジュリアナ・ヴェラスケス(ブラジル)

サウスポーのヴェラスケスに対し、カモーシェは右を振って組みつく。右腕を差してヴェラスケスをケージに押し込んだカモーシェがヒザ蹴り。ヴェラスケスは態勢を入れ替え、距離を取ろうとするがカモーシェは離れない。ヴェラスケスもテイクダウンを許さず、距離を取ってヒザ蹴りを突き刺す。

カモーシェはインローと右ストレート。ヴェラスケスも左ストレートと右フックを返すが、カモーシェが右を振って前に出る。ここも先にカモーシェが組みつくが、ケージに押し込むのはヴェラスケスだ。カモーシェは首相撲からボディにヒザ蹴りを入れてシングルレッグへ。これでヴェラスケスをケージに押し込むと、ヴェラスケスがラウンド終了のホーンのタイミングでテイクダウンを決めた。

2R、カモーシェが右フックからダブルレッグに入り、そこから四つの攻防へ。カモーシェがヴェラスケスを持ち上げるようにテイクダウンする。カモーシェはハーフガードで上体にプレッシャーをかけ、ヴェラスケスもフルガードに戻す。

立ち上がって距離を取ったカモーシェは、ヴェラスケスの左足をまたいでハーフに移行。カモーシェはヴェラスケスの奥の腕(右腕)にアームロックを狙いつつ腕十字へ。ヴェラスケスが腕をクラッチして耐えると、カモーシェは顔面にパンチを落とした。

3R、すぐに組む両者。ヴェラスケスがケージに押し込む形で四つの攻防になると、カモーシェはボディにヒザ蹴りを入れて距離を取る。カモーシェがインロー、ヴェラスケスが左ストレートを当てると、カモーシェはヴェラスケスの前足にシングルレッグに入ってテイクダウンする。

一度離れたカモーシェは担ぎパスでサイドに出ると、そこからマウントポジションへ。ヴェラスケスはカモーシェの体に両足を絡めてTKシザーズでポジションを返すと、カモーシェが強引にヒールを狙った。試合は判定3-0でカモーシェが勝利し、初戦を終えての上位5選手は以下の順位となった。

■PFL2024女子フライ級(4月4日時点)
1位:ダコタ・ディチェバ(6P/1R3分54秒)
2位:タイラ・サントス(6P/1R3分57秒)
3位:ジェナ・ビショップ(6P/1R4分15秒)
4位:リズ・カモーシェ(3P)
5位:渡辺華奈(3P)


The post 【PFL2024#01】べラトール王者カモーシェがヴェラスケスとの3度目の対戦に判定勝利、3P獲得で4位発進 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#01 イララ・ジョアニ タイラ・サントス

【PFL2024#01】タイラ・サントスが初回にRNCでジョアニに一本勝ち。ピショップに続いて6P獲得

<女子フライ級/5分3R>
タイラ・サントス(ブラジル)
Def.1R3分57秒by RNC
イララ・ジョアニ(ブラジル)

ジョアニが左ミドル、左右のフックを強振する。サントスはコンパクトなワンツーを見せ、左フックから組んでテイクダウンする。サントスはジョアニの足関節を潰し、肩固めを狙いつつマウントへ。ジョアニがハーフガードに戻すと、サントスはストレートアームバーを狙う。

ジョアニがガードポジションに戻し、サントスはインサイドガードからパンチを落として立ち上がる。ジョアニが立ち上がると、その際にサントスがパンチを打ち込んで組みつく。投げを狙うジョアニだったが、サントスはすぐにバックに回ってRNCへ。これでジョアニからタップを奪い、ビショップに続いてクイック6=6ポイントを獲得した。


The post 【PFL2024#01】タイラ・サントスが初回にRNCでジョアニに一本勝ち。ピショップに続いて6P獲得 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 BELLATOR o ONE PFL UFC ジェナ・ビショップ タイラ・サントス リズ・カモーシェ リントン・ヴァッセル ルーカス・ブレナン 渡辺華奈

PFL2024#1:オッズ/展望

アンテ・デリヤ(P) 1.87
ワレンティン・モルダフスキー(B) 1.95
デニス・ゴルツォフ(P) 1.68
リントン・ヴァッセル(B) 2.24
リズ・カモーシェ(B) 1.42
ジュリアナ・ベラスケス(B) 2.95
ダコタ・ディッチェバ(P) 1.06
リサ・モールディン(P) 10.50
マルセロ・ゴルム(B) 1.50
ダニエル・ジェームス(B) 2.60
ブラゴイ・イヴァノフ(N) 2.25
セルゲイ・ビロステニー(B) 1.67
タイラ・サントス(N) 1.08
イララ・ジョアニ(B) 8.25
ティーブ・モウリー(B) 2.36
オレグ・ポポフ(B) 1.62
渡辺華奈(B) 1.33
シェイナ・ヤング(P) 3.45
チェルシーハケット(P) 3.00
ジェナ・ビショップ(B) 1.41
ルーカス・ブレナン(B) 1.11
ディミトリ・アイビー(N) 7.00
ブライスメレディス(B) 1.09
TY・ジョンソン(N) 7.75

(B)・・・Bellatorファイター
(P)・・・PFLファイター(ヨーロッパ、チャレンジャーシリーズ含む)
(N)・・・初参戦選手

PFLのリーグレギュレーションについての説明はこちら。

予選となるリーグ戦2試合の結果で順位を争い、10人中上位4人が決勝トーナメントに進出する。4人トーナメントを制した選手が、優勝賞金100万ドルを手にする。

予選から決勝トーナメントに出られるのが半分以下となるため、仮に半分の5人が2勝ずつしたとしても、1人は予選敗退になる可能性がある(もっとも、実際には2戦目で勝者同士の潰し合いなどがあるため、5人が2勝というのは過去にないが)。順位は勝敗を元にしたポイントで付けられ、勝者は3点、ドローの場合1点、負けた場合は0点となる。さらに、フィニッシュ勝利にはボーナスが与えられ、1R勝利(KOまたは一本勝ち)は「QUICK SIX」と呼ばれるように3点のボーナスが加算され6点となる。

1R勝利・・・6点
2R勝利・・・5点
3R勝利・・・4点
判定勝ち・・・3点
ドロー・・・1点
負け・・・0点

1Rで勝利した場合は、判定勝ちを2回したのと同じ点数となる。加えて、同点の場合の優先順位についても細かく決められており、1R勝利のみの1勝1敗の6点と判定勝ち2回の6点では、フィニッシュ数の多い方が上位となる(ただし、両者が直接対決している場合は、直接対決で勝っている方が上位となる)。

決勝進出にはこのフィニッシュ勝利のボーナスの獲得が非常に重要となる。実際、過去3年の決勝進出のポイントボーダーは5.27点。6点獲得して決勝進出できなかったのは、6階級×3年=18回のうち3回のみとなっており、1度でも1Rフィニッシュ勝利ができれば、それだけで決勝トーナメント進出に大きく近づく。

正直昨年までのPFLは選手のレベルが玉石混淆で、明らかにフィニッシュ勝利配給係となってしまっている選手が混じっていた。しかし今年は出場者の半分以上が元Bellatorファイターで、約3割がPFL参戦経験者、新規参戦選手も元UFCファイターや、PFLヨーロッパ・チャレンジャーシリーズなどで結果を残した選手となり、明らかなフィニッシュ要員が入っていないため、結果が読めない。この点は、昨年から大きく替わった部分となる。

また、当然のことながら、怪我などによる欠場をしないことも決勝進出の条件となってくる。例年通りなら、予選リーグ2試合と決勝トーナメントの初戦まで、4月・6月・8月と2ヶ月おきに試合をしていく必要がある。各リーグ10名×6階級で計60人も選手がいるのだから、欠場による選手の入れ替わりは日常茶飯事。実際、早くもPFL.1では欠場選手が数名出てカードが変更となっている。補欠でリーグ戦1試合しかできない場合でも、上記の通り1Rフィニッシュで勝利できれば、決勝進出の可能性は十分ある。

と、ポイントについて紹介したが、実のところ、リーグ初戦となる今月のPFL.1~PFL.3までは、ポイントについてはあまり意識をすることはない。結局、初戦の選手は無理にフィニッシュを狙ってガス欠を起こすよりも、判定勝ちでも手堅く3点を取りに行く、通常の試合となんら変わらない戦い方をすることがほとんど。ポイントを意識するのは、順位が確定する2試合目である。特に、初戦で敗れてノーポイントの選手は、一発逆転を狙ってフィニッシュ狙いに来ることが多い。

また、リーグ戦は2試合しかないため、誰と当たるかも重要となる。マッチメイクは主催者側で決めているので、勝ち上がらせたい選手に楽な相手をあてがうといったことは十分考えられる。女子フライ級では、初戦でいきなりBellator王者カムーシェと、ランキング1位ベラスケスの対戦(ベラスケスはカムーシェと3連戦目)が組まれており、どちらかが決勝進出できなくなる可能性も高い。

昨年ウィナーのフェレイラが不参加で本命不在のヘビー級では、メインとセミでPFL準優勝経験者 vs. Bellator王者トップランカーの試合が組まれているが、オッズはいずれも微差でPFL勢がフェイバリット。

女子フライ級は、元UFCタイトル挑戦者のタイラ・サントスがBellatorランキング10位のイララ・ジョアニに対し圧倒的フェイバリット。ただ、UFCで4勝のうちフィニッシュは1度だけと、フィニッシュ力がないために、リーグ戦を勝ち上がるためにファイトスタイルを変えてくるかどうか。

第1試合開始は5日朝7時半より。速報します。

カテゴリー
45 AB BELLATOR F1 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#01 UFC   アンテ・デリア ケイラ・ハリソン シェナ・ヤング ジェナ・ビショップ ジュリアナ・ヴェラスケス スコット・コーカー スティーブ・モウリー タイラ・サントス タイレル・フォーチュン ダコタ・ディチェバ ダニエル・ジェイムス デニス・キルホルツ デニス・ゴルソフ ブラゴイ・イワノフ リズ・カモーシェ リントン・ヴァッセル ルーカス・ブレナン ヴァレンティン・モルドフスキー 渡辺華奈

【PFL2024#01】女子フライ級シーズン参戦、渡辺華奈─01─「バケモノばっかですよね(笑)」

【写真】練習仲間たちは、まさに渡辺を送り出す。そんな空気に包まれていた(C)MMAPLANET

4日(木・現地時間)、テキサス州サンアントニオのボーイングセンターでPFL2024#01が開催される。Bellatorを買収し、世界第2位のMMAリーグを形成したPFLの本丸シリーズでは初めて女子フライ級が採用され、日本から渡辺華奈が出場する。
Text by Manabu Takashima

2019年12月、コロナ前のBellator日本大会から4年。サークルケージで6勝2敗の戦績を残しタイトルコンテンダーの地位にあった渡辺は、買収後もBellatorでの戦いとフライ級王座を目指していたがPFLは彼女のシーズン希望を望んだ。その結果、Bellatorで世界戦を経験しているファイターが3人、さらにUFCのタイトル挑戦経験のある選手が出場する激戦に渡辺は身を投じることとなった。

PFL参戦、出場メンバー、そしてシーズンフォーマットを渡辺はどのように考えているのか。シェナ・ヤング戦に向け、渡米前日の渡辺をFIGHT FLOWに尋ねインタビューを試みた。


――前回のMMAPLANETのインタビューでBELLATORへの拘り、そしてUFCへの興味を話されていた渡辺選手ですが、PFL2024年シーズン女子フライ級に参戦することとなりました。PFK参戦が正式に決まったのはいつ頃なのでしょうか。

「PFLで戦うことになりそうだという話を聞いたのは、2月の中旬でした。それまではBellator Champions Seriesという方向だったのですが、ケイラ・ハリソン選手がUFCと契約することで、女子フェザー級ではなくて女子フライ級のシーズンをするようになった感じで」

──なるほど。そういうことだったのですね。PFLはシーズンでいえばトップ4と契約更新、そしてBellatorの配下選手は契約を全うする必要がある。となれば必然的にBellatorの選手の方が配下選手としても多くなり、Champions SeriesだけでなくPFLレギュラーシーズンにも進出する。その結果、女子フライ級に関してリズ・カモーシェがいて、ジュリアナ・ヴェラスケスがいます。

「皆、言い方は悪いけどバケモノばっかですよね(笑)。ただ対戦相手が決まったのも1カ月ぐらい前で(※取材は3月27日に行われた)。4月4日に開幕戦がある。そこに出ることになる。そんな感じで、シーズンに参加する選手がどのようなメンバーになるのかも分かっていなかったです。出場選手が誰なのかはSNSで知りました(笑)。スコット・コーカーさんのやり方とは、色々と変わってくるのだろうなと思っています」

──ただ現地でのホスピタリティとか、PFLは相当にプロフェッショナルだと聞きます。減量食やホームサウナが用意されたいたりなど。

「そうなんですね。とにかく、あのなかに自分が入るということは遣り甲斐もあるし、自分が劣っているとも思っていないです」

──おおっ!! 力強い言葉です。

「このメンバーがいることが分かって、逆にモチベーションが上がりました。UFCタイトルコンテンダーのタイラ・サントスまでいて。Bellator Champions Seriesに残るよりも全然メンバーも上ですし。それこそUFCに引けを取らないぐらいレベルの高いシーズンだと思います。ここで優勝すれば、世界一にかなり近いのは絶対で。凄いチャレンジになります」

──そのなかで対戦相手のシェナ・ヤングですが、これだけのメンバーが揃ったなかでどのような印象を持っていますか。

「基本、強い選手しかいないと思っています。それは間違いないのですが、初戦の相手として悪くない」

──正真正銘のリーグ戦だと全員と当たることが前提なのに対し、10人の参加選手がいてレギュラーシーズンは2試合。これはPFL首脳の匙加減が凄く関係してくるだろう、と。今年でいえばダコタ・ディチェバを残したいんだろうな、と(笑)。

「アハハハハハハ。可愛いですしね、米国の選手が多いなか、唯一の英国人選手で。その裏でカモーシャとヴェラスケスが最初に当たって(笑)。ヴェラスケスなんて、3試合連続でカモーシェ戦ですし」

──負けた方を2戦目でサントスと当てるかもしれないです(笑)。準決でディチェバと当たる選手を少しも易しい相手にするといような。そういうなかで渡辺選手は、ヤングを悪くないという相手と表現をしました。もちろんプレーオフ進出に向けて──という意味かと思いますが。

「2戦目の相手で状況は変わってくるのでしょうが、そこでもどういう風にしたいのかが見えますよね(笑)」

──F1で予選がなくて、スタート順位を主催者が決めるような(笑)。

「そういう要素はあると思います(笑)」

──ただ潰し合わされるグループでもなく、プロテクトされてもいない。いわば勝てば、残ることができるポジションに渡辺選手はいるかと。

「カモーシェとヴェラスケスより、良いです。ダコタ・ディチェバほどじゃないですけど(笑)。彼女を残したいというのは感じますが、ただダコタ・ディチェバも強いです。試合を見る限り強い。どういうレベルの対戦相手だったか、2戦目とかの選手もいて。それでも、弱くないと思っています」

──ではPFLのシーズンフォーマット、レギュラーシーズンで2試合を戦い上位4人がプレーオフへ。そして秋のファイナルまで半年から7カ月で最大4試合を戦うことに対しては、どのように感じていますか。

「シーズン制は試合間隔が短いですよね。その一点だけで、イメージとしてやり辛いというのはあります」

──つまり試合間隔を空けたいと?

「結構ファイトスタイル的にも消耗していくタイプなので、試合間隔はもう少し欲しいです」

──フライ級で戦うのに、渡辺施主は何キロほど体重を落としているのでしょうか。

「減量は大体6キロぐらいです」

──それが、どれだけのしんどさかは分からないというのが正直なところです。男子の場合だと、水抜きだけで落としてしまう選手もいるだろうし、4キロほどの水抜きだとそれまでに減らすのは2キロ。ただ、女性の場合はまた違うかと思いますし。

「私にとっては、かなりしんどいです。2カ月ぐらい前から徐々に体重を落とし始めるので、試合のスパンが短くて連続するのは嫌だなってなります。それと直ぐに次の試合が組まれると、地力をつける時間がなくなってしまうので。まだまだMMAファイターとして至らないところが残っているので、そこができなくて対策練習の繰り返しになりそうで」

──なるほど。とはいっても、今日のスパーリングではストロー級のトップだった人よりも、フィジカルも充実して圧倒していたように見えました(笑)。

「(鈴木)隼人さんですか? もう、それは明日からテキサスに向かうので良いイメージを創れるように攻めさせてくれていました(笑)。接待スパーですね。ハハハハ。いつもはボコボコにされています。泣きそうになるぐらいやられているのですが、今日はRNCを極める感覚を養わさせてもらっていました(笑)」

──つまりは鈴木隼人選手の『極めて来い』というエールだったのですね。

「ハイ。『そろそろ。もう、そろそろ極めて来いよ』という(笑)」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
4月5日(金・日本時間)
午前7時45分~U-NEXT

■PFL2024#01対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア)

<ヘビー級決勝/5分5R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
リントン・ヴァッセル(英国)

<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
ジュリアナ・ヴェラスケス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
ダニエル・ジェイムス(英国)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
リサ・マールディン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ブラゴイ・イワノフ(ブルガリア)
セルゲイ・ビロシチェニ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
タイラ・サントス(ブラジル)
デニス・キルホルツ(オランダ)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー(米国)
オレッグ・ポポフ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
渡辺華奈(日本)
シェナ・ヤング(米国)

<女子フライ級/5分3R>
チェルシー・ハケット(豪州)
ジェナ・ビショップ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
ディミトレ・アイヴィー(米国)

The post 【PFL2024#01】女子フライ級シーズン参戦、渡辺華奈─01─「バケモノばっかですよね(笑)」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB o UFC カイル・ネルソン キック クリス・ワイドマン コナー・マシューズ タイラ・サントス ダナ・ホワイト フリオ・アルセ ブルーノ・シウバ ユライア・ホール

UFC on ESPN54:オッズ/予想と展望

エリン・ブランチフィールド 1.52
マノン・フィオロ 2.60
ビセンテ・ルーケ 1.89
ホアキン・バックリー 1.93
クリス・ワイドマン 3.30
ブルーノ・シウバ 1.35
ヌルスルトン・ルジボエフ 1.39
セドリケス・ドゥマス 3.10
ビル・アルジオ 1.44
カイル・ネルソン 2.85
チディ・エンジョクアニ 1.70
リース・マッキー 2.20
ネイト・ランドワー 2.80
ジャマル・エマース 1.46
ビルナ・ジャンジロバ 2.80
ルーピー・ゴディネス 1.46
フリオ・アルセ 1.25
ハーバート・バーンズ 4.10
デニス・ブズカ 1.80
コナー・マシューズ 2.05
イボ・アスラン 1.80
アントン・トゥルカリ 2.05
ビクトリア・ドゥダコバ 2.30
メリッサ・ガ1.65
アンドレ・ペトロスキー 2.70
ジェイコブ・マルクーン 1.49
エンジェル・パチェコ 3.80
ケイラン・ロフラン 1.28

メインで予定されていたウェルター級8位ショーン・ブラディ vs. 11位ビセンテ・ルーケ がブラディの欠場によりノーランカーのバックリーとの対戦に変更となったため、セミに格下げとなり、替わってセミで組まれていた女子フライ級戦がメインに昇格。

2位ブランチフィールドと3位フィオロはともにUFC6戦全勝。どちらかが次期挑戦者になることが確実と思われていたが、両者の直接対決が組まれることに。さすがにこの試合の勝者が次期挑戦者になることは確実ではないかと思われた矢先、王者グラッソと前王者シェフチェンコのTUFコーチ就任が発表されたため、実質次のタイトルマッチがTUF後の両者の3連戦目になることが確定した。ブランチフィールド、フィオロのどちらが勝っても、年内のタイトル挑戦はないと思われる。

地元ニュージャージー出身のブランチフィールドは7歳から始めた柔術、9歳から始めたキックがバックボーンで、12歳の時にすでにプロの選手となることを決めていた。UFCでの6勝のうち、一本勝ちが3回。前戦は、当時絶対王者だったシェフチェンコ相手にスプリット判定まで持ち込んだタイラ・サントス戦で、ひたすらタックルを仕掛け、テイクダウンは奪えなかったもののサントスのスタミナを削ったうえで打撃のヒットで上回っての判定勝ち。

フランスのフィオロは空手・ムエタイがバックボーンのストライカー。半身の体勢からのサイドキック・関節蹴りで距離を取った打撃を武器にしているが、組んでからのテイクダウンも強い。前戦は地元フランスで元ストロー級王者のローズ・ナマユナス相手に打撃で上回っての判定勝ち。

ブランチフィールドは2回目、フィオロは初となるUFCでのメイン登場。5Rマッチになったことで、組みでスタミナを削るブランチフィールドが優勢に試合を進めることになりそう。

ブランチフィールド判定勝ち。

セミ前には元ミドル級王者ワイドマンが登場。21年のユライア・ホール戦で、カーフキックをカットされスネが真っ二つに折れる大怪我を負い、昨年8月に2年4ヶ月のブランクで復帰。元ランカーブラッド・タバレスからカーフキックで攻められ、左足を完全に殺された後、スイッチして前に出した右足もカーフで蹴られて完敗。試合後、ダナ・ホワイトが「頼むから引退してくれ」とコメントするほど、かつての王者の実力が見る影もない内容だった。

今回はほぼ地元でプロデビューから4戦を戦ったアトランティックシティでの試合。ラストマッチにはちょうどいい舞台ではあるが、契約はまだこの試合を含めて2試合残っているとのことで、ワイドマン自身はまだ現役を続ける意向の模様。相手はUFC4勝4敗で、直近5戦では1勝4敗(1勝の相手は前回ワイドマンに勝ったタバレス)。しかしブラジルキック王者で、23勝のうちKO勝ちが20あるストライカー。ワイドマンにとっては厳しい試合になることは避けられないか。

第1試合開始は31日朝8時から。速報します。

カテゴリー
45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#01 UFC アンテ・デリア シェナ・ヤング ジェナ・ビショップ ジュリアナ・ヴェラスケス スティーブ・モウリー タイラ・サントス タイレル・フォーチュン ダコタ・ディチェバ ダニエル・ジェイムス デニス・キルホルツ デニス・ゴルソフ ブルーノ・カッペローザ リズ・カモーシェ リントン・ヴァッセル ルーカス・ブレナン ヴァレンティン・モルドフスキー 渡辺華奈

【PFL2024#01】渡辺華奈がヤングと対戦。PFLレギュラーシーズンはBellator勢が多数派!!

【写真】昨年7月以来となる試合が、ようやく決まった(C)MMAPLANET

11日(月・現地時間)、PFLが2024年シーズン序盤3大会=4月4日(木・同)=テキサス州サンアントニオのボーイング・センター大会、12日(金・同)=ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテル大会、19日(金・同)=イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナ大会の対戦カードを一挙に発表した。
Text by Manabu Takashima

ヘビー級と女子フライ級が初戦が組まれたシーズン開幕戦は、渡辺華奈のPFLデビューが決まり、昨年のPFL Challenger Seriesで本戦契約した元UFCファイターのシェナ・ヤングとの対戦が決まった。


大会メインはヘビー級のアンテ・デリア×ヴァレンティン・モルドフスキー、コメインも同じくヘビー級のデニス・ゴルソフ×リントン・ヴァッセルのPFL × 元Bellatorファイターのマッチアップとなった。

この他、ブルーノ・カッペローザ✖セルゲイ・ビロシチェニもPFL ✖ Bellator対決となったが、タイレル・フォーチュン✖ダニエル・ジェイムス、スティーブ・モウリー×オレッグ・ポポフという残りの2試合はBellator勢同士が激突する。

Bellator勢同士の対戦でいえば女子フライ級のリズ・カモーシェ✖ジュリアナ・ヴェラスケスの両者は過去2度、Bellator世界女子フライ級のベルトを立場を代えて争っており、2度ともカモーシェが勝利している。

今回が3度目、そして初めて3回戦で拳を交えることとなった。この他、女子フライ級は前述した渡辺の初陣=ヤング戦とジェナ・ビショップ✖チェルシー・ハケット戦がBellator × PFLとなっている。

加えてBellatorタイトルコンテンダーのデニス・ホルキンツは、UFCタイトルンコンテンダーからPFLと契約したタイラ・サントスと戦い、今大会唯一のPFL X PFLの顔合わせとなったのは、ダコタ・ディチェバ×リサ・マールディンというカードだ。

PFL2023欧州リーグ王者のディチェバは、PFLが猛プッシュしているファイター。PFL CS経由&本戦で1勝したマールディンとの対戦は、カモーシェとヴェラスケスが潰し合うことと比較すると、余りも厚遇されている。そういう意味では渡辺も初戦では相手に恵まれているといえるだろう。それだけに3PだけでなくボーナスPを稼いでおきたい。

またショーケースバウトではBellatorからフェザー級無敗のルーカス・ブレナンが登場するなど、実に11試合中Bellatorファイターの出場は13人を数え、PFLの7選手を大きく上回り、過半数を超える勢力となる。とはいえPFLはBellatorファイターとの契約を全うする必要があり、PFLはシーズ・ベスト4が再契約されることを考えると、後者が少数派となることは自明の理ともいえる。

先の対抗戦でもPFLを圧倒したBellator勢、PFLによるBellatorの買収はBellator ファイターのPFL侵攻の鏑矢となったかもしれない。

■視聴方法(予定)
4月5日(日・日本時間)
午前6時30分~U-NEXT


■ PFL2024#01対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア)

<ヘビー級決勝/5分5R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
リントン・ヴァッセル(英国)

<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
ジュリアナ・ヴェラスケス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
ダニエル・ジェイムス(英国)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
リサ・マールディン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
セルゲイ・ビロシチェニ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
タイラ・サントス(ブラジル)
デニス・キルホルツ(オランダ)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー(米国)
オレッグ・ポポフ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
渡辺華奈(日本)
シェナ・ヤング(米国)

<女子フライ級/5分3R>
チェルシー・ハケット(豪州)
ジェナ・ビショップ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
ディミトレ・アイヴィー(米国)

The post 【PFL2024#01】渡辺華奈がヤングと対戦。PFLレギュラーシーズンはBellator勢が多数派!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB F1 MMA o ONE UFC UFC Fight Night   タイラ・サントス ヴィルナ・ジャンジローバ

3.30 UFCアトランティックシティ大会でエリン・ブランチフィールド(9連勝中)vs. マノン・フィオロ(11連勝中)、ヴィルナ・ジャンジローバ vs. ルーピー・ゴディネス

エコトートバッグ ブランチブラザー マークス ダック


 UFCが3月30日にニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールで開催する『UFC Fight Night 239』でエリン・ブランチフィールド vs. マノン・フィオロの女子フライ級マッチ行うことを発表。

 ブランチフィールドは8月の『UFC Fight Night 225: Holloway vs. The Korean Zombie』でタイラ・サントスに判定勝ちして以来の試合で9連勝中(UFC戦績6勝0敗)。現在UFC女子フライ級ランキング2位。フィオロは9月の『UFC Fight Night 226: Gane vs. Spivak』でローズ・ナマユナスに判定勝ちして以来の試合で11連勝中(UFC戦績6勝0敗)現在UFC女子フライ級ランキング3位。


 同じく『UFC Fight Night 239』でヴィルナ・ジャンジローバ vs. ルーピー・ゴディネスの女子ストロー級マッチが行われるとのこと。

 ジャンジローバは5月の『UFC 288: Sterling vs. Cejudo』でマリーナ・ロドリゲスに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFC女子ストロー級ランキング6位。ゴディネスは11月の『UFC 295: Prochazka vs. Pereira』でタバサ・リッチに判定勝ちして以来の試合で4連勝中。現在UFC女子ストロー級ランキング11位。続きを読む・・・
カテゴリー
AB MMA o UFC UFC Fight Night   タイラ・サントス

UFCが女子フライ級4位だったタイラ・サントスをリリース

【11/10限定!P5倍+確定7810円相当お得!】楽天総合1位 筋膜リリース ガン ミニ 強力 肩甲骨 アタッチメント 全身 軽量 ハンディ マッサージャー NIPLUX FASCIALAX MINI 全身 ※ 解消グッズ マッサージ器 マッサージ 機 マッサージガン ではありません


 UFCがタイラ・サントスをリリースしたことをMMAFightingが確認したとのこと。

Taila Santos(Sherdog)

 タイラ・サントスは現在30歳のアメリカ人でMMA戦績19勝3敗(UFC戦績4勝3敗)。8月の『UFC Fight Night 225: Holloway vs. Korean Zombie』でエリン・ブランチフィールドに判定負けし2連敗を喫していましたが、その前が2022年6月の『UFC 275: Teixeira vs. Prochazka』で当時絶対王者だったヴァレンティーナ・シェフチェンコの女子フライ級王座に挑戦しスプリットデシジョンに持ち込んでいました。それもあって直近はUFC女子フライ級ランキング4位、UFC女子パウンド・フォー・パウンド・ランキング11位にランクインしていただけに不可解なリリースです。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52 エリン・ブランクフィールド タイラ・サントス

【UFC ESPN52】TD狙いでサントスを削ったブランクフィールドが最後は打ち勝ってUFC6連勝

【写真】6連勝で次の王座挑戦者はブランクフィールドか(C)MMAPLANET

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
タイラ・サントス(ブラジル)

サントスが右ローを当てる。ブランクフィールドも左インローを返した。サントスの右カーフでブランクフィールドの体が流れる。さらにサントスが右クロスを当てた。ブランクフィールドが距離を詰めてくると、サントスがパンチで迎え撃つ。ブランクフィールドがボディロックで組んで来ると、サントスが首相撲からヒザを突き上げた。離れたブランクフィールドの顔面にサントスの右が届く。ブランクフィールドは、またもサントスの右ローでバランスを崩した。顔面から出血が見られるブランクフィールドに対し、サントスが右のカウンターを当てる。

ブランクフィールドの組みに対して、ここも首相撲で対応しようとしたサントスだが、ブランクフィールドにボディロックのままケージに押し込まれてしまう。ウィザーで耐えるサントスが、左ヒジの連打でブランクフィールドを引きはがした。ケージ中央でブランクフィールドがボディロックから首投げに移行するも、サントスは背中を着けさせずバックを狙う。互いに立ち上がりパンチを繰り出し合うなか、やはりサントスのヒット数が多い。サントスのパンチを受けながら組み付くブランクフィールドがケージに押し込んでいくも、サントスがウィザーで守った。

2R、ブランクフィールドが足を使って回る。サントスはローで足を詰めながら、距離を詰めてきたらパンチで迎え撃る。ブランクフィールドが組みつくも倒すことはできず。サントスの右ローで体が流れた。ダブルレッグをスプロールしきれなかったサントスを、ブランクフィールドがボディロックでケージに押し込んでいく。ウィザーと首相撲で守るサントスが、ブランクフィールドの顔を引きはがして右ヒジを打ち込む。さらに両腕を差し入れたサントスが一気に押し返すも、ブランクフィールドに潰されてボトムへ。

下から足を上げていくサントス。ブランクフィールドは右腕を差し上げて押さえ込み、左腕を枕にしてパスした。亀になったサントスのバックに回ったブランクフィールドは、立ち上がった相手をケージに押し込み続ける。ダブルレッグから、ボディロックに切り替えて左足を掛けていく。ブランクフィールドが離れて、すぐに組みついていった。

最終回、サントスが右を強振した。距離を取ったブランクフィールドが左ハイを繰り出したあと、ダブルレッグからドライブする。しかし四つからサントスが押し返して打撃戦に戻る。サントスの右カーフを受けながら組んだブランクフィールドは、またもサントスをケージに押し込んだ。ダブルレッグからハイクロッチに切り替えたブランクフィールドは、一旦離れて再びダブルレッグで飛び込む。ボディロックでサントスを揺さぶるブランクフィールド。サントスはヒジでブランクフィールドの顔面を突き放した。

またもブランクフィールドが組みついてケージに押し込んでいく。サントスは首相撲からシングルレッグへ。これをスプロールしたブランクフィールドがサントスをケージに押し込むも、両者はケージ中央へ。ブランクフィールドのワンツーがサントスの顔面を捉える。さらにダブルレッグでサントスをケージに押し込んだブランクフィールドが、ボディロックでサントスの手をマットに着かせた。立ち上がったサントスに対し両腕を差し上げるブランクフィールド。離れると打撃戦に戻るが、明らかに打撃の勢いが置いたサントスに対しパンチとハイを繰り出し、最後はブランクフィールドがサントスのシングルレッグを切って試合を終えた。

裁定はジャッジ3者とも29-28でブランクフィールドの勝利に。これでUFC6連勝となったブランクフィールドがタイトル挑戦を希望した。


The post 【UFC ESPN52】TD狙いでサントスを削ったブランクフィールドが最後は打ち勝ってUFC6連勝 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52 アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 佐藤天 木下憂朔 河名マスト 風間敏臣

【UFC ESPN52】中村倫也、Tシャツを脱ぎ忘れる……。「さぁ、おっぱじめようぜ」(ホロウェイ)

【写真】何か意味があったのかと思われた中村倫也初の公開計量with Tシャツ―― (C)MMAPLANET

25日(金・現時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで明日26日(土・同)に開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」のセレモニアル計量&フェイスオフが行なわれた。
Text by Manabu Takashima

中村倫也と風間敏臣のデビュー戦&木下憂朔のオクタゴン2戦目が組まれた今大会。シンガポールの熱心なファン、そして韓国系のファンの声援が会場内で多く聞かれた。


そんななか日本人の先陣を切り、佐藤天を帯同してステージに登壇した木下。

満面の笑みを浮かべて計量台の上で両手を広げると、フェイスオフでもビリー・ゴフを相手にゴンタ顔の笑顔を見せた。

木下とは対照的に厳しい表情でステージに現れた風間は、向き合ったギャレット・アームフィールドが叫び声を挙げると、さらに険しい顔に変わり――なんと額をぶつけるという行動に出る。ここまでのケンカ腰の風間は過去に見たことはない。

額をぶつける行為は褒められたものではないが、オクラゴンで何をする必要があるのが伝わってくる風間だった。

風間と同じく初めての公開計量に中村は目を輝かせ、会場を見上げるように姿を見せる。と――Tシャツを着たままスケールに乗り、フェイスオフになるとようやく脱いでファーニー・ガルシアと向き合った。

なぜ中村はTシャツを着たままだったのか。「何かハワイに対して、思うところがあったのかもしれないです。そういうところがあるので……分からないですけど」とは盟友・河名マストの弁。ただし、本人に確認すると「脱ぎ忘れましたっ!!」とのことだった。

会場一番人気のコリアンゾンビことジョン・チャンソンはマックス・ホロウェイとのフェイスオフを終えると、「たくさんの韓国人ファンの姿が見えた。コリアンゾンビの初めてのシンガポールでの試合を見に来てくれて感謝している。ホロウェイとハワイの人々の身に起こった惨事が、ここまでだと知らなくて申し訳ないと思っている。でもこのスポーツのパワーは、ハワイが立ち上がることを助けられると思っている」と話すと、ホロウェイは「シンガポールに戻ってこられて、アジアのレジェンドと戦えることは素晴らしいよ。今は何かをいうより、ファイトをするだけ。ラハイナの皆のため、アジアのために――さぁ、おっぱじめようぜ!!」と颯爽とした言葉を残した。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後6時~UFC FIGHT PASS
午後5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スパーン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ: 146ポンド(66.22キロ)
アレックス・カサレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也: 135ポンド(61.24キロ)
ファーニー・ガルシア: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 255.5ポンド(115.89キロ)
パーカー・ポーター: 256ポンド(116.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 264 ポンド(119.74キロ)
ウーカシュ・プジェスキ: 265 ポンド(120.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
ギャレット・アームフィールド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170ポンド(77.11キロ)
ロランド・ベドヤ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
ビリー・ゴフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 145ポンド(65.77キロ)

The post 【UFC ESPN52】中村倫也、Tシャツを脱ぎ忘れる……。「さぁ、おっぱじめようぜ」(ホロウェイ) first appeared on MMAPLANET.