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【BRAVE CF63】9月30日にカザフ大会、計39勝2敗のフライ級スリートップの出場はあるのか!?

【写真】左からアズ・アルマバエフ、アザット・マクスン、ダミール・トレノフのカザフ・フライ級スリートップ(C)MMAPLANET & BRAVE CF

1日(日・現地時間)、BRAVE CFが30日(金・同)にカザフスタンはアルマトゥイのアルマトゥイ・アレナでBRAVE CF63を開催することを発表している。

6月にウズベキスタン、7月はバーレーン、8月6日にはドイツ大会を開いてきたBRAVE CFが4カ月連続のイベントで、3カ月ぶりに中央アジアへ。

今大会は現地のOCTAGONと合同開催だが、ローカルプロモーションとの共同開催が基本軸のBRAVE CFだが、中央アジアでのイベントはその共催という形を強調している。イベント名もウズベキスタン大会のBRAVE CF59&ATF11に倣い、今回もBRAVE CF62&OCTAGON35とダブルブランドとなっている。


OCTAGONはナンバーシリーズでは11度目のイベントだが、人材発掘大会を合わせると40以上の大会を主催しており、カザフのドメスティック・メジャー、リーディングMMAプロモーションといえる。

そして昨年8月以来のアルマトゥイ大会はイベントまで1カ月を切った時点で対戦カードの発表はなかったが、リリースでは中央アジアのタレントに国際的な舞台を用意すると記されている。

UFCではシャクハト・ラクモノフ、ONEでカイラット・アクメトフを輩出しているカザフスタンだが、BRAVE CFでは16勝2敗のアズ・アルマバエフ、15勝0敗でオクタゴンのエースであるアザット・マクスン、そして現オクタゴン・フライ級王者で8勝0敗のダミール・トレノフと56キロの人材が秀でている。

中央アジアでいえばキルギスにはライト級暫定王者アブディサラム・クバチニエフ、ウズベキスタンにはスーパーウェルター級でタイトル戦線に食い込むヌルスルタン・ルジボエフらも在籍しているが、上記のファイターの出場はあるのか。対戦カードの発表が待たれる。

なおカザフスタンはBRAVE CFにとってバーレーン、ブラジル、インド、スウェーデン、ルーマニア、UAEに続き3度以上のイベントが開かれる国となる。

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Brave CF BRAVE CF59 MMA MMAPLANET o アブディサラム・クバチニエフ オルジャス・エスカラエフ キック

【BRAVE CF59】バックグラブは落とされ続けたクバチニエフが、エスカラエフを攻め続け暫定ライト級王者に

<BRAVE CF暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
アブディサラム・クバチニエフ(キルギス)
Def.3-0
オルジャス・エスカラエフ(カザフスタン)

3月に王座奪取絶対という状況で、後頭部へのパウンドでNCとなりベルトを巻きそこなったクバチニエフ。サウスポーのエスカラエフが、叩きから左ローを蹴っていく。クバチニエフは慎重な立ち上がりのなかで、圧を掛けエスカラエフを動かす。そのクバチニエフが根負けしたかのように左を伸ばす。クバチニエフは右ボディフック、さらにワンツーで右を当てたクバチニエフはリードアッパーで前に出る。距離を取ったエスカラエフは右ジャブを入れるが、直後に右オーバーハンドを被弾しシングルからハイクロッチでケージに詰められる。エスカラエフがヒザをボディにいれるも、ダブルでテイクダウンを奪ったクバチニエフは頭を押されてもワキを潜ってバックに回る。

エスカラエフは後方にパンチを打っていくと、テイクダウンを許さず胸を合わせることに成功する。左目の周囲をカットしているクバチニエフは、右を振るって前に出る。エスカラエフがハイキックを繰り出し、クバチニエフはダブルレッグからバックに回りワンフックも、エスカラエフが下に落としてパンチを入れようとしたところで時間となった。

2R、エスカラエフのステップインに右アッパーを当てたクバチニエフは、後方に下がりながら左を被弾して崩れたエスカラエフのバックを制す。四の字フックに捕えられながら、前方に落として胸を合わせることに成功したエスカラエフだが、クバチニエフが三角絞めへ。腕十字に切り替えたクバチニエフは、腕を抜かれてスクランブル。ボディロックに捕えて前方に崩していく。ウィザーで耐えたエスカラエフをダブルレッグで倒したクバチニエフが後方から殴る。ワンフック、背中にしっかりと乗って両足をフックしたクバチニエフはまたも前方に落とされる。

下からエルボーを繰り出すクバチニエフは、スクランブルで立ち上がりショートのアッパーを連打。守り堅いが、攻撃力に圧倒的な差がある両者。クバチニエフは強引にバックを狙い、エスカラエフがケージを利して防御も、両足をフックされたところでラウンド終了となった。

3R、クバチニエフが右ボディを入れる。右オーバーハンドに組みついたクバチニエフは、直後にスイッチからバックを許しケージに押し込まれながら胸を合わす。クバチニエフはダブルレッグで抱え上げてスラム、そのままサイドを取る。エスカラエフはハーフに戻すが、クバチニエフは強引なバック狙いから正面に戻り足を殺して背中をつけさせる。

思い切り右から左のパンチ、さらにエルボー、右パウンドを落とされたエスカラエフは背中を譲り防御に徹するファイトに。崩してワンフックのクバチニエフが勢いのある右のパンチを打ち込み両足をフックさえる。仰向けになったクバチニエフが首を守るエスカラエフを殴る。左腕を差し込ませたクバチニエフだが、しっかりと絞めることはできない。手首を掴んで、自らの腕を伸ばして首を取らせないクバチニエフは鉄槌に殴られる展開で胸を合わせてタイムアップに。

4R、左を伸ばしたエスカラエフは、右アッパーを再び被弾する。右アッパーから左を入れたクバチニエフが右を連打する。必死に手首を掴んだエスカラエフはエルボーを打たれ、右アッパーに背中を見せて崩れる。半身&ニーシールドで鉄槌、エルボーを受けるエスカラエフはバックを譲って、腰を上げる。ここも前方に落とされたクバチニエフは逆にバックを譲り、右腕ごとフックされる。

エスカラエフがRNCを諦めスロエフストレッチも、足を抜いたクバチニエフがトップを取り切る。ケージにつめて、バックを伺うクバチニエフは正面に回って両足を束ねていく。徹頭徹尾守り続けるエスカラエフを殴るクバチニエフだが、試合は最終回を迎えた。

5R、一方的な展開、バックを取った場面だけ攻勢だったエスカラエフが、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。クバチニエフはクローズドに取りエルボーを入れ、三角絞めを狙う。エスカラエフがハイガードを凌ぐがバックに回られ両足のフックを許す。四の字で捕らえたクバチニエフは仰向けで絞めの機会を伺う。絞めをセットさせず、必死に手首を取って防ぐエスカラエフが残り2分で胸を合わせる。

何度も見られた光景、ここから攻撃したいエスカラエフはボディを殴り、バックを伺う。背中をマットにつけたクバチニエフはパスを許してサイドで抑えられる。残り20秒、足を戻したクバチニエフは下のままで時間の経過を待ち、タイムアップに。

スコアが読み上げられなかったが、クバチニエフが3-0の判定勝ちでBRAVE CF暫定ライト級チャンピオンの座に就いた。


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Brave CF BRAVE CF59 MMA MMAPLANET o イスマイル・ナルディエフ ヴィクチェン・ジェンベコフ

【BRAVE CF59】ジェンベコフ、得意の組みが通じずナルディエフにパウンドアウトされる

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ(オーストリア)
Def.1R2分24秒by TKO
ヴィクチェン・ジェンベコフ(キルギス)

左右のフックを振るって組みにいったジェンベコフだが、ナルディエフが切って打撃の間合いで右カーフを入れる。続いて右ハイを狙ったナルディエフは、ジェンベコフがしっかりと踏み込んでボディロックにおっても、苦も無く切って離れる。ローから首相撲意&ヒザを突き上げたヌルディエフは、カーフからミドルを蹴るがキャッチされてテイクダウンを奪われる。

ヌルディエフは落ち着いてスイッチでバックに回る。ナルディエフは両足をフックして鉄槌を連打。上を向いたジェンベコフはパンチに背中を見せると体を伸ばされ、殴られ続け──力の差をざまざまと見せつけられるTKO負けとなった。勝者はウーパーウェルター級王座挑戦をアピールした。


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Brave CF BRAVE CF59 MMA MMAPLANET o イリャ・アスカノフ クサン・アタヴァエフ

【BRAVE CF59】シングルレッグからバックを制したアスカノフがパームトゥパームでアタヴァエフを一蹴

<ライト級/5分3R>
イリャ・アスカノフ(キルギスタン)
Def.1R1分37秒by RNC
クサン・アタヴァエフ(ウズベキスタン)

左ジャブを伸ばすアタヴァエフ、アスカノフが右を伸ばす。アタヴァエフの右にシングルレッグを合わせたアスカノフがテイクダウンを決める。サイドで抑え、バックに回ったアスカノフはワンフックへ。上体を起こしたアタヴァエフをパームトゥパームで絞め、寝技に持ち込んだアスカノフが一気に勝負を決めた。


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Brave CF BRAVE CF59 MMA MMAPLANET o アユブ・ガジエフ キック サンジャベク・エルキノフ

【BRAVE CF59】ガジエフのギロチンを防いだエルキノフがパウンドアウトTKO勝ちで、王座挑戦をアピール

<スーパーライト級/5分3R>
サンジャベク・エルキノフ(ウズベキスタン)
Def.2R2分35秒by TKO
アユブ・ガジエフ(オーストリア)

身長&リーチで上回るエルキノフが右を伸ばしてダブルレッグで、ケージにガジエフを押し込む。シングルレッグに切り替えてテイクダウンを奪ったエルキノフは、クローズドガードの中から左右のパンチ、さらに左のエルボーを打ち下ろす。ケージに詰まって足をきかせることができないガジエフは、懸命に手首を掴んで防御をするが、振り解いたエルキノフがパンチ、鉄槌、エルボーを続ける。

右目の上をカットしたガジエフは、ケージキックもエルキノフは崩れずクローズドに戻す。とガジエフがフラワースイープを決めてマウントを奪取。逆に思い切り殴るガジエフに対して、エルキノフが懸命に腰を押しケージキックで後転してスクランブルへ。スタンドに戻った両者、エルキノフが即ダブルレッグを決めガジエフは再びクローズドを取る。肩パンチからエルボーを打ちこんだエルキノフが初回を取った。

2R、初回同様に右を振って組んでいったエルキノフ。ガジエフが察知しサークリングでかわす。直後のダブルレッグをギロチンで捕らえたガジエフが引きこむ。ケージに頭が詰まらないよう横を向いたガジエフだが、エルキノフが首を脱いで勢いよくパンチを続ける。一旦ガードの中に納まったエルキノフがエルボー&パンチへ。Gハーフガードのガジエフは左のパンチ、エルボーを被弾し続け動きが鈍る。

ついにレフェリーが試合を止めて、エルキノフはプレリミからウズベキスタン勢の連勝を6に伸ばし──スーパーライト級王座挑戦をアピールした。


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Brave CF BRAVE CF59 MMA MMAPLANET o シャリフ・クシャエフ

【BRAVE CF59】一晩で2度目の18秒フィニッシュ。クシャエフがアシュリベコフをパウンドアウト

<68キロ契約/5分3R>
シャリフ・クシャエフ(ウズベキスタン)
Def.1R0分18秒by TKO
オムルベク・アシュリベコフ(キルギス)

クシャエフがアシュリベコフのシングルレッグをスプロール。そのままバックに回って後方から殴ると、アシュリベコフは亀から体が伸びて殴られるままとなり、レフェリーが試合を止めた。


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Brave CF BRAVE CF59 MMA MMAPLANET o マシュラブジョン・ルジボエフ

【BRAVE CF59】ウズベキスタンのルジボエフが19秒でキルギスのリスバエフにギロチン極める

<スーパーライト級/5分3R>
マシュラブジョン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
Def.1R0分18秒by ギロチン
ニヤジディン・リスバエフ(キルギス)

思い切り右オーバーハンドを振るうルジボエフ。リスバエフは打撃戦を避けるようにダブルレッグを仕掛けるが、ルジボエフはギロチンに取られて引き込むとクローズドガードで締めあげ。僅か18秒でタップを奪った。


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Brave CF BRAVE CF59 MMA MMAPLANET o PFL PRIDE UFC   アブディサラム・クバチニエフ イスマイル・ナルディエフ オルジャス・エスカラエフ キック シアー・バハドゥルサダ ジャラ・フセイン・アルシラウィ ナルザン・アキシェフ ヴィクチェン・ジェンベコフ

【BRAVE CF59】計量終了 暫定ライト級王座決定戦と並び注目、草原の組み伏せ師ジェンベコフ

【写真】湯上り感すら漂ってくる──リアルな計量後のクバチニエフとエスカラエフ (C)PFL

18日(土・現地時間)、ウズベキスタンはブハラのブハラ・アンフィチアータで開催されるBRAVE CF59の計量が行われている。

BRAVE CFにとって初めてのウズベキスタン大会、メインで暫定ライト級王座を賭けて対戦するアブディサラム・クバチニエフは70.06キロ、オルジャス・エスカラエフは69.96キロと問題なくクリアした。

多くのMMAプロモーションと違い、スーパー階級を設け体重差を狭まり、適正体重を選択しやすいことが影響してか全11試合、22選手は問題なく計量を終えている。


そのスーパー階級はスーパーウェルター級とスーパーライト級の2階級で4試合が組まれている今大会。スーパーライト級にはバーレーンMMA界の要人といっても過言でないエルダル・エルダノフが王者に君臨しているが、スーパーウェルター級は前王者ジャラ・フセイン・アルシラウィがPFLと契約したことで空位に。

今大会のセミでヴィクチェン・ジェンベコフと対戦するイスマイル・ナルディエフは昨年4月にそのアルシラウィの王座に挑戦しカーフキックでTKO負けを喫したもの現状、同級のベルトに一番近い選手といえる。

対するヴィクチェン・ジェンベコフは母国キルギスのWEFやカザフスタンのAlash PRIDEで5連勝、無敗の未知強だ。草原の騎馬民族が馬を御すような強烈ボディロックからのテイクダウン、裸のサンボ的な投げと関節技を持つジェンベコフは野性味あふれるファイトは非常に魅力的ともいえる。

とはいえインターナショナルレベルでは、組みつくところまでの能力は未知数だ。元UFCファイター、突如Evolve MMAのヘッドコーチ職を離れたシアー・バハドゥルサダやミシェウ・プラザレスに勝利し、オクタゴンで2勝2敗の戦績を残すヌルディエフにとって、王座獲得へ落とせない一戦。またジェンベコフにとっては一気にタイトルコンテンダーの座を掴むことができる注目のマッチアップだ。

■視聴方法(予定)
6月18日(土・日本時間)
午後11時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF59計量結果

<BRAVE CF暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
アブディサラム・クバチニエフ:70.06キロ
オルジャス・エスカラエフ:69.96キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ:79.5キロ
ヴィクチェン・ジェンベコフ:79.56キロ

<ライト級/5分3R>
ネマット・アブドラシトフ:68.64キロ
アリクホン・ハサノフ:68.26キロ

<フェザー級/5分3R>
イリャ・アスカノフ:69.8キロ
クサンボエ・アタヴァエフ:69.98キロ

<ライト級/5分3R>
ナルザン・アキシェフ:70.56キロ
オタベク・オキシロフ:69.8キロ

<スーパーライト級/5分3R>
アユブ・ガジエフ:75.1キロ
サンジャベク・エルキノフ:74.22キロ

<68キロ契約/5分3R>
シャリフ・クシャエフ:67.64キロ
バキトベキ・ウウル・ヌリスタン:67.92キロ

<ミドル級/5分3R>
マミルオン・ハミドフ:84.36キロ
エリャン・ジニベコフ:82.56キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
コォトム・ボイナザロフ:79.7キロ
アリティンベク・アリクバエフ:79.06キロ

<スーパーライト級/5分3R>
マシュラブジョン・ルジボエフ:74.46キロ
ニヤジディン・リスバエフ:74.7キロ

<バンタム級/5分3R>
クルバナリ・ヌルムロドフ:61.68キロ
マルフフォン・ママラジコフ:61.6キロ

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