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【Double GFC15】キム・ミョンファンがイ・スンジョンにアメリカーナ極めヘビー級王者に

【写真】投げ、抑え込みが強かった(C)DOUBLE GFC

23日(金・現地時間)、韓国はソウルのサンボォンにあるDouble GFCオフィシャルジムでDouble GFC15が開催された。

18日のRoad FC、そして今大会、さらに30日のAngel FC、大晦日のBlack Combatと2022年のクライマックスに向かうK-MMA。ここでは同大会よりメインのDouble GFCヘビー級王座決定戦の模様をレポートしたい。


<Double GFCヘビー級王座決定戦/5分3R>
キム・ミョンフアン(韓国)
Def.2R3分38秒by アメリカーナ
イ・スンジョン(韓国)

キャリア5勝1敗のキムと4勝4敗のイ。最近のK-MMA界に多いキャリア10戦未満同士のタイトル戦だ。般若のタトゥーのイに、キムが右ローを蹴る。イは軽くジャブを見せ、様子見の中でライトな打撃戦が続く。キムがワンツーで前に出て、組みつくと左手で頭を抱えて投げを狙う。

倒されなかったイだが、一旦離れて同じ形で組まれると、今度は払い腰で投げられる。キムは抑えることができず、両者が立ち上がってスタンド戦へ。左を当てたキムが、ここも左手で頭を抱えて払い腰を決める。

袈裟で抑えるキムは。バックを許さず一瞬胸を合わせようとし、袈裟に戻る。左で抱えて右のパンチを打っていくキムは、イが腹ばいになって体を起こそうとすると無理せずスタンドへ。打撃からクリンチの攻防になるや、イはヒザ蹴りからボディショット、さらにアッパーを突き上げる。キムも前に出て、クリンチアッパーを入れて時間に。

2R、開始直後にパンチの応酬が見られ、イが左ジャブを当てる。キムもワンツーを打つが、純粋なパンチの交換ではイに軍配が挙がるか。と、ショートの左右のフックの連打で距離を詰めたキムが、左腕でイの頭を下げさせ、右腕を差しあげて体を振ってテイクダウンを決める。

ハーフで抑えたキムは足を抜いてパスガード、ここからアメリカーナへ。半身になって耐えたイは左腕を差すが胸を合わされスクランブルには持ち込めない。左の鉄槌、腹に右エルボーのキムが、しっかりとアメリカーナを極めタップを奪った。

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