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【Shooto2024#01&#02】2024年、プロ修斗開幕戦は藤井伸樹×須藤拓真。鈴木崇矢は初陣&新人王T決勝

【写真】嚙み合えば須藤。噛み合わなければ藤井という見方は成り立つ(C)MMAPLANET

30日(土)、Sustainよりプロ修斗公式戦2024年第一弾=1月28日(日)に東京都港区ニューピアホールで開催されるShooto2024#01&#02の対戦カードが発表されている。
Text by Manabu Takashima

昼夜二部入れ替え制でスタートを切るプロ修斗の新年、第一部はフェザー級のTOMA×齋藤翼、フライ級で関口佑冬×ヤックル真吾&宮城友一×鈴木崇矢という3回戦に加え、新人王トーナメント決勝戦5試合など計9試合。第二部は環太平洋バンタム級選手権試合=チャンピオン藤井伸樹×チャレンジャー須藤拓真、インフィニティリーグ女子ストロー級2回戦を中心に8試合が明らかとなっている。


第一部の注目は、やはり鈴木崇矢のプロ修斗公式戦初参戦か。格闘DREAMERS出身、今年はGRACHANが主催したJ-MMA Rookies CUPフライ級を優勝した鈴木は、GRADIATORからいよいよ主戦場を修斗としたベテランの宮城友一と戦う。

鈴木にとって過去最強の相手といって良い宮城だが、昨年は長年の格闘家人生で蓄積したダメージという部分も試合で感じられたのも事実だ。とはいえ精神的に宮城は鈴木の打撃に圧されることはなく、テイクダウンも切って首相撲に持ち込める。

鈴木に必要なのは勢い+αの部分。押せ押せの動きのなかで、冷静にカウンターを打ち抜くことがあれば――鈴木が格闘DREAMERSの動機=山内渉の位置に一気に近づくこともできるマッチアップだ。

その鈴木がランカーと3回戦で修斗初戦を行うなか、キャリアでさほど変わらないのにかかわらず注目度という点で、大きな差があるフライ級新人王Tファイナルに進む亮我と永留惇平は、負けてたまるかという気持ちが強いはず。

逆をいえばリアリティTVショーからプロデビューが武道館、プロモーションの枠を超えた新人戦優勝者の鈴木に対し、アマ修斗からライセンスを取得し、プロシューターとしてキャリアを踏み始めた者が意地を見せなければ、何のための修斗のヒエラルキーか。

そういう意味ではフライ級決勝で戦う両者だけでなく、5階級のファイナリスト全員、いやバンタム級2回戦で戦うHAMMER KATUと永井奏多も同じ思いで2024年初陣に挑んでほしいものだ。

第2部のメイン。厳密にいえば修斗のヒエラルキー外から顔の一人となった藤井が、グラップリング&柔術&MMAの3つの草鞋を履く須藤の挑戦を受ける環太平洋バンタム級選手権試合は2大会を通して再注目マッチとなる。

MMAのレーダーチャートとしては、圧倒的に形が整っているチャンピオンに対し、須藤はサブミッション……特に足関節が極端に突き抜けているファイターだ。とはいえ須藤は11月のADCCアジア&オセアニア予選66キロ級では優勝したイーサン・トーマスに、その足関節を凌がれ引き込んでことで敗北を喫している。

ADCCは引き込めば、マイナス。MMAでは下になれば殴られる。ここは藤井の足関節の防御力が問われる。とはいって、この試合はMMAだ。拳が届くより遠い距離で徹底して組みや引き込み、今成ロールを突き放すという勝利の方程式が、藤井には存在している。

いってみれば須藤としては、自身がボトムになった時に藤井がパウンドを落とそうが、寝技に付き合ってくれる展開を望むであろう。なんせ15分の試合中、1度でも自分の形になれば藤井のヒザを壊すことができる。それが最初の30秒で訪れるのか、最後の10秒で訪れるのか。

ハーフから、あるいはK ガードも十分にありうる須藤の組手のなかで、藤井は抱えられそうな脚の足裏をいかにマットにしっかりとつけて、絡んでくる足を捌くことができるのか。精神的にタフすぎる局面でミスをしないことこそ、藤井がベルトとヒザを守る命綱となる。

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MMA MMAPLANET o イーサン・トーマス 竹内稔 米倉大貴 鈴木真

【ADCC Asia&Oceania Trial】日本勢、ADCC予選の軌跡―04―66キロ級。竹内稔、準優勝

【写真】一本勝ち連続の快進撃で、快挙と呼ぶべき準優勝(C)MMAPLANET

<男子65キロ級1回戦/6分1R>
竹内稔(日本)
Def.1分38秒 by アナコンダ
コンカー・ホンラム(シンガポール)



<男子65キロ級2回戦/6分1R>
竹内稔(日本)
Def.4分33秒 by RNC
ティム・ムーア(豪州)



<男子65キロ級3回戦/6分1R>
竹内稔(日本)
Def.1分50秒 by アナコンダ
スペンサー・カイル(豪州)



<男子65キロ級準々決勝/6分1R>
竹内稔(日本)
Def.0分53秒 by アナコンダ
鈴木真(日本)


<男子65キロ級準決勝/6分1R>
竹内稔(日本)
Def.4分13秒 by アナコンダ
米倉大貴(日本)


<男子65キロ級決勝/8分1R>
イーサン・トーマス(豪州)
Def.6分30秒 by RNC
竹内稔(日本)





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Flash MMA MMAPLANET o イーサン・トーマス 岩本健汰 竹内稔

【Flash】ADCC Asia & Oseania Trial 岩本健汰が77キロ級2連覇。竹内稔は66キロ級準優勝

【写真】77キロ級表彰台。岩本が優勝、世羅が3位に(C)MMAPLANET



77キロ級決勝は岩本がアレンからバック奪取、3-0で勝ち2連覇。



66キロ級決勝。竹内がイーサン・トーマスにRNCで一本負けも見事準優勝!

※今大会の詳細は後日アップします。


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Flash MMA MMAPLANET o ONE   イーサン・トーマス 世羅智茂 寒河江寿泰 岩本健汰 森戸新士 米倉大貴 須藤拓真

【Flash】ADCC Asia & Oseania Trial 日本人選手試合結果①

【写真】77キロ級2回戦、シードの岩本健汰はジョーダン・ピゴットに貫禄の4分30秒RNCで一本勝ち(C)MMAPLANET


77キロ級、森戸新士は豪州の強豪フィス・アレンと本戦、延長とも0-0もレフェリー判定負け。


同じく77キロ級の世羅智茂は初戦の肩固め一本勝ちに続き、8-0で2回戦突破。


66キロ級の米倉大貴は2試合連続足関で一本勝ち。


66キロ級、須藤拓真は優勝候補のイーサン・トーマス(豪州)に延長R引き込みで1Pで敗れる。


66キロ級2回戦、寒河江寿泰も延長でテイクダウンを許し敗退。

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AB F1 MMA MMAPLANET o ONE Progress YouTube   イーサン・トーマス ジョセフ・チェン 岩本健汰 海外 米倉大貴 須藤拓真

【ADCC Asia & Oseania Trial】「自信はあるッス」岩本健汰&「自分を出しきれれば」米倉大貴

【写真】レベルが急上昇のアジア・オセアニア予選。今日もこの位置で笑顔を見せることができるか(C)MMAPLANET

本日25日(土・現地時間)にシンガポールはジュロンイースト・スポーツセンターで開催されるADCCアジア&オセニア予選。24日(金・同)には同所で計量も行われ、多くの日本人選手も無事計量をクリアした。

午後5時開始の計量は各国から集まったグラップラーが列をなし、日本からの遠征組も含まれていたが、1時間もすれば計量を終えて各々が帰路についた。

そんななか前回の77キロ級優勝の岩本健汰はしんがりといってよいほど最後に会場に到着し、計量へ。一瞬、ギョッとした表情を見せた岩本はステージ奥へ移動する。暗幕の向こうにはアンダーウェアを脱いだ選手用の体重計が用意されており、岩本もそこでクリアし安堵感を漂わせるなかIGLOOの盟友・米倉大貴とともにトーナメントへの意気込みを訊いた。

77キロと66キロで優勝候補に挙げられる2人の日本人組み技師の予選前日の心境とは。


──岩本選手、無事と言いますか奥の体重計を使いパスをしました。実は最初の体重計は重く出ると須藤拓真選手も言っていました。

岩本 ハイ、200グラム・オーバーで。ここで失格になったらヤバいなと思いました(笑)。でも裏で測ると、パンツをはいたままでも77キロジャストでした。パンツを脱いだら76.85キロで(苦笑)。

――やはり前の体重計は重く出ていたのですね(笑)。それにしても、あのパンツが、150グラムもあったとは(笑)。

岩本 いろいろ詰まっているんです(笑)。

――ともあれ無事、計量が終わりました。今の気持ちを教えてください。

岩本 結構落ち着いている感じです。感情的にはなっていないです。前と違うのは勝たないといけないという気持ちがあること。前は勝てれば凄いなという感じだったのですが、今回は勝たないといけないという気持ちでいて――良い意味でプレッシャーになっています。

――77キロ級でも水抜きが必要ということで、ちょっとした疑惑が頭を過ります(笑)。

米倉 ハハハハハ。

岩本 ここで話しておきます。完全にナチュラルです。摂っているのはコーヒーのカフェインぐらいです(笑)。

――これはもう鉄板ネタとして、定着させていこうと思います(笑)。

岩本 僕の周りの人も聞かれるようなので、ハッキリと話しておきます(笑)。

――アハハハ、そんな77キロ級の優勝候補に対し、米倉選手も66キロ級で優勝候補として、海外のサイトでも書かれています。

米倉 もちろん優勝を目指すのは当然なんですけど、自分がどこまでできるのか――ということで、凄く落ち着いています。AIGA(Champion League)で、世界のトップクラスと戦ってあげ過ぎて、試合は落ちたりもして。AIGA以降、自分の持って行き方が分かりました。(IBJJF No Gi)Pan Pacificも福岡のBloom FCも凄く凄く落ち着いて戦うことができました。上げ過ぎない方が良い戦いができるので。

――岩本選手はテキサスのB-Teamで準備し、一方の米倉選手は豪州の方で練習してきました。

岩本 ハイ。テキサスでジョセフ(チェン)と同居して練習してきました。

――そのジョセフ・チェンが欧州予選で優勝し、ここでの対戦を避けることができました。

岩本 ジョセフがいるといないのとでは、気持ちが違いますね。前から2人で話していて、ジョセフが欧州を取って、僕がアジア・オセアニアを取って世界に出ようと。2人がまた戦うなら世界大会、大きな舞台でやろうと。

――まずはジョセフがプランを実行したと。では、米倉選手が豪州で練習するようになったのは?

米倉 ADCC予選前に試合に出たいと決めていて、No Gi Pan Pacific選手権に出て。そこで優勝して帰国しようと思っていたんですけど、Absolute MMAのリーダーのケマルっていう人から『もう少しいたら』と話があって、3週間いました。日本に戻ったのは福岡の試合の直前です。

――豪州から日本、そしてシンガポール。大変でしたね。

米倉 豪州からシンガポールの方が楽なんですけど、福岡の試合が決まっていたので。ギリギリまで豪州で練習していたんです。

――1週間前の試し斬りに関して、岩本選手はどのように思いますか。

岩本 凄く良いと思います。試合慣れをすることは大切なので。僕もあればやりたかったです。ケージ? そこはあんまり関係ないです。

米倉 野瀬選手は立ちが強いので、ADCC予選もレスラーが多いから丁度良くて。もちろん、ファイトマネーも欲しかったですけど。あの試合は1Rで極めるって決めていたので。あれ、テイクダウンに見えたかもしれないですけど……近くで引き込んで足関節というのが作戦だったんです。アンクルピックは違います(笑)。まぁ、Progressはどっちにしても2Pが相手に入るので。でも、そこも気にしていなかったです。ADCC予選は前半の3分はポイントがないので、その戦い方をしておきたかったのもありました。

ジョセフ・チェン ハヤク、ハヤク。(※日本語で)

――おお、盟友から宿に戻るということで巻きが入ってしまいました(笑)。岩本選手が明日、米倉選手に期待するところは?

岩本 僕的にはデイヴィッド・ストイレスクとイーサン・トーマス、この2人が強いと思っていて。大貴が優勝するにはこの強豪に勝たないといけないのですが、可能性は全然あります。

米倉 その2人は逆ブロックなんですよ。

岩本 だから決勝でどっちかに勝てば良いですね。向こうは大貴のゲームを知らないと思うのでチャンスは十分にあります。

――そういう風に言ってもらった米倉選手ですが、岩本選手への期待は?

米倉 期待というか、むしろこの人をどうやって倒せば良いんのかってずっと思っているんで。それぐらいのトップ選手ですから、優勝は間違いない。そう期待しています。

――いよいよ、ジョセフのプレッシャーが強くなってきたので(苦笑)……最後に意気込みの方をお願いします。

岩本 今回は米国でトレーニングキャンプをして、1日3部練を続けてここまで持ってきました。厳しかったですが、ケガもなく過去一番の練習ができたので自信はあるッスね。あとはもう自分に任せるだけです。

米倉 明日のためにずっと練習してきたので、後悔ないよう出し切れればと思います。

――押忍。ジョセフが待ちくたびれているので、急いでください(笑)。

岩本 勝って、しっかりとインタビューで話すので。また明日、よろしくお願いします。

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Eternal MMA78 MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC UFC アラン・フィルポット イーサン・トーマス オク・レユン ショーン・エッチェル ジャック・ベッカー スティーブ・アーセグ ダヴィッド・ドヴォルザーク デヴィッド・マルチネス パク・ジェヒョン 原口伸 平井総一朗 竹中大地

【Eternal MMA78】2月に続き、UFCウィークに大会開催。猫の目タイトル戦線、ライト級のベッカーに注目

【写真】豪州トップ・フィーダーショーのタイトルラインにあるファイターたちの実力は? (C)ETERNAL MMA

8日(金・現地時間)、これから30後に豪州はシドニーのリバティ・ホールでEternal MMA78が開催される。
Text by Manabu Takashima

Eternal MMAといえばHex FC、BRACEと並び豪州MMA界の登竜門といえるイベントで、今日のイベントも2月の73回大会に続きUFCファイトウィークの金曜日に行われるわけだ。

2月のパース大会では日本の平井総一朗を破ったスティーブ・アーセグがUFCとサインし、6月のオクタゴン初陣でフライ級10位のダヴィッド・ドヴォルザークを破っているが、今大会でもアーセグと同じ青写真を選手だけでなくプロモーションも描いていた。


それがメインのミドル級選手権試合=マット・マイヤース✖ブローガン・アンダーソンの一戦だ。しかし、王者マイヤースがファイトウィークになって負傷欠場が決まり、ブローガンの対戦相手は見つからずメインは消滅──代替ヘッドライナーはバンタム級のジャック・ベッカー✖デヴィッド・マルチネスが務めることに。

ベッカーはかつてHEATに来日し、2勝1敗。5年前の2018年5月にはオク・レユンの持つライト級王座に挑戦も判定負けを喫した過去がある。

ベッカーにとって、この試合は昨年5月にエイデン・アギレラの持つEternal MMAライト級王座に挑むも開始直後にカーフで足を折り、TKO負けを喫して以来の再起戦となる。

そのアギレラを破って、ライト級に王者になったのが今大会でベッカーと対戦するマルチネスだが、マルチネスも既にブレイク・ドネリーにベルトを譲り渡しており無冠だ。

さらにはドネリーも今年の6月にクイラン・サルキルドに敗れ王座陥落──サルキルドは8月のRoad to UFCワンマッチで、パク・ジェヒョンと対戦予定だったが、トーナメント繰り上がりで原口伸と戦ったために、シンガポールで戦う機会は失してしまったファイターだ。

とにかく王座が猫の目のように変わり、王者はUFCを目指すというEternalのライト級戦線だが、日本を知るベッカーがどのようなファイトを見せるのか。実はベッカーは再起戦を日本で戦いたいという意向を持っていたが、Eternalのオファーを受けて母国でのファイトを選択したという話も伝わってくる。

そして、そのベッカーの相手には平井のように日本人ファイターを招聘するプランをEternalも持っていたものの実現はせず、今回はマルチネスと事実上の次期挑戦者決定戦といえるマッチアップが決まった。

日本繋がりでいえばコメインでショーン・エッチェルと戦うアラン・フィルポットは、7年目にVJT大阪大会に来日し、竹中大地に敗れていたファイターだ。その後はONE Warrior Seriesを経て、Eternalに出場もそのONE WSから4連敗中でキャリアの崖っぷちにあるフィルポットだ。

■視聴方法(予定)
9月8日(金・日本時間)、
午後7時00分~UFC Fight Pass

■ Eternal MMA78対戦カード

<バンタム級/5分3R>
ジャック・ベッカー(豪州)
デヴィッド・マルチネス(豪州)

<バンタム級/5分3R>
アラン・フィルポット(英国)
ショーン・エッチェル(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ロッド・コスタ(豪州)
イーサン・トーマス(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ジョー・デイヴィス(豪州)
セバスチャン・ショーライ(豪州)

<150ポンド契約/5分3R>
ジョシュ・クーン(豪州)
ジェイムス・マクブライド(英国)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ラーシニーズ(豪州)
トロイ・フーモ(豪州)

<ウェルター級/5分3R>
キム・ジュンギョ(韓国)
チョウ・ニエンラ(中国)

<バンタム級/5分3R>
クーパー・スミス(豪州)
ダニエル・ミッチェル(豪州)

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MMA MMAPLANET o イーサン・トーマス 世羅智茂 岩本健汰

【ADCC2022】オセアニア&アジア予選。岩本健汰は準決へ。イーサン・トーマスからバックグラブで3-0勝利

<77キロ級準決勝/6分1R>
岩本健汰(日本)
Def.3-0
イーサン・トーマス(豪州)

インターバルは2分少々、岩本の準決勝の相手は世羅智茂を下したトーマスだ。ロックアップから投げを潰され、下になった岩本がハーフからレッスルアップ。トーマスはギロチンで後方回転も、絞めを諦める。岩本はパス狙いのトーマスの足を取るが、引き抜かれて下の展開が続く。

左足をキャッチした岩本に対し、トーマスも足を狙う。直後にトーマスが左足を抜きに掛かり反転、起き上ってバック狙いの岩本に対し即胸を合わす。座り直した岩本はニーシールドからシングルレッグでレッスルアップ。頭を押したトーマスが、がぶっていく。頭を深く入れた岩本は3分になったのを確認して、アンクルピックへ。反応して左足を引いたトーマスの右足にシングルレッグを仕掛ける。

腰を上げた岩本だが、トーマスが足を抜く。一瞬座った岩本は、ポイントボードを再確認して立ち上がる。岩本はすかさずシングルレッグへ。嫌ったトーマスが首と太腿を抱えて後方回転、トップを取る。岩本は同時に右足をホールドし、スクランブルのトーマスがシングルレッグ。反転して頭を押し、逆にバックに回った岩本はフリーズが入り同体でマット中央へ。

残り1分50秒、同じ状態がしばらく続く力のこもった攻防でトーマスがビクトル投げも、即対応した岩本が反転。頭から突っ込み、バランスを崩したトーマスのバックを伺う。トーマスもすかさず立ち上がり、岩本はサイドバックで得点ボードを見やる。と、右足を掛けるように背中に乗り、亀になったトーマスに対して頭をつけて前方に落とされないようにして足を捩じ込ませようとする。

まず右足を入れた岩本は、トーマスの左足の外側から両足をフックする。ここから腕を取りつつ、一気に後方に体重を移動させた岩本が耐えきれずに体を浮かせて胸を合わせようとしたトーマスからボディトライアングルを完成させる。残り15秒を切っての3P奪取で、勝利を確信した岩本はマウントに移行しつつ時間に。小さく拳を握った岩本が、準決勝進出を決めて安堵の笑みを浮かべた。


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MMA MMAPLANET o イーサン・トーマス 世羅智茂

【ADCC2022】オセアニア&アジア予選。世羅智茂のチャレンジ、準々決勝でトーマスのダースで終幕

<77キロ級準々決勝/6分1R>
イーサン・トーマス(豪州)
Def.4分26秒by ダースチョーク
世羅智茂(日本)

2回戦は不戦勝だった世羅は、その2回戦で2017年アジア&オセアニア予選を制したノ・ヨングァンを破ったトーマスとの対戦となった。初戦同様に座った世羅の足首を掴んでパスを狙うトーマスが、上攻めで足を取らせず一瞬のレッグライドにも反応する。引き続きパスのプレッシャーを掛けるトーマスに対し、世羅はリバースデラもトーマスが上で激しく動く。

バタフライから足を絡ませていく世羅、ここからポイントが入る時間帯に。世羅はレッスルアップからリバーサルを狙うが、倒せず引き込む。これは元の位置関係に戻っただけで世羅に-Pはない。世羅のシングルを切ってギロチンのトーマスはダースに移行する。ルーズにしようと足首を掴んだ世羅だったが、タップし世界大会出場への挑戦は終わった。


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