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【UFC ABC04】ポティエリアと対戦、アデサニャの同門カーロス・アルバーグ「力に頼った打撃はできない」

【写真】スクショを撮る際に、この笑顔になった理由は…… (C)MMAPLANET

あと10分でスタートするUFC on ABC04「Rozenstruik vs Almeida」。ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで開催される同大会で、カーロス・アルバーグがイホール・ポティエリアと対戦する。

イスラエル・アデサニャの同門。NZ最大の1dayキックトーナメント=King in the Ringを揃って2階級制覇したアルバーグが、先のアデサニャ✖ポアタンをどのように見ていたのか。キックとMMAの違いを熱心に話してくれた。


──イホール・ポティエリアと今週末に対戦します(※取材は10日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「良い感じだよ。ノースカロライナにやってきて、減量に向けてウオーターローディングをやっていて、まだ幾分体重を落とさないといけないけど順調だよ」

──カーロスはマオリの血が入っているようですが、マーク・ハントやレイ・セフォーというファイターと違いスリムな感じがしていたのですが、減量は厳しい方なのでしょうか。

「今回、いつものファイトキャンプよりちょっと体重が重くて。ここ3日は、水分とフルーツで過ごしてきた。計量の前日の昼からはフルーツを食べるのもやめる。でも、まぁ僕もマオリ族ってことだよ。でも今ではポリネシアンは太ってしまったけど、本来は筋肉隆々で引き締まったボディをしていたんだよ(笑)」

──なるほど(笑)。ところで4月にチームメイトのイスラエル・アデサニャが、アレックス・ポアタンを破り王座返り咲きに成功しました。両者揃ってキックの強豪、カーロスもまたイスラエルと同様にKING in The Ringの2階級王者からMMAに転じました。同じ元キックボクサーとして両者の打撃をどのように見ていましたか。

「興味深いよね。MMAとキックボクシングは距離も角度も違う。力に頼った打撃ができない。それがMMAの特徴だ。とにかくバランスを崩さないで戦う必要がある。テイクダウンがあることを、一瞬たりとも忘れてはいけない。そしてポアタンは組まれるのが嫌なまま戦っていた。僕らはそんなことはない。チームではしっかりとレスリングに取り組んでいるから。

イスラエルとポアタンの一番の違いは、MMAのバランスを理解して戦っているかどうか。そこだと思うよ。僕らもレスリングや柔術で攻めるには至っていないけど、防御に関しては十分にMMAに対応できるようになってきた。結果、100パーセントの打撃を使うことが可能になる」

──カーロスはキックボクシンググローブからMMAグローブに変わることで、パンチの意識も変わりましたか。

「そうだね。MMAグローブではしっかりと拳頭を正確に相手に当てる必要がある。グローブのどこかが当たれば良いというパンチは出せない。それにボクシンググローブではタッチできていたパンチが、小さなグローブだと届かない。僕はこの僅かな差に苦しんだ。届くと思ったパンチが、最初の頃は届かなかった。グローブの違いで、レンジが変わったんだよ。ホント、小さな違いが大きな問題だった。

大体キックボクサーとレスラーや柔術家は持っている武器が違うから、そのまま戦えるわけがないからね。防御も変わる。顔を守っていても、MMAでは隙だらけになってしまう」

(C)Zuffa/UFC

──そんななか対戦相手のポティエリアは荒いボクシングを使います。

「トリッキーなサウスポーだから、十分に警戒しないといけない。若くてハングリーなファイターは、何をやってくるのか分からないところがあるからね。あれだけのレコードを持っているということは、それだけ力があるということだし。プレリミで一番エキサイティングな試合になるだろう。ホント、メインカードに昇格してほしいよ。

これまでMMAに慣れるために色々と試しながら戦ってきたけど、もう自分の戦い方が確立できてきた。武器も増えたし、強力になった。この試合に勝って、いつでもトップ15と戦えるということを示したい。そして、大金を稼がないとね。その準備はできているよ」

■視聴方法(予定)
5月14日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC FIGHT PASS
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC on ABC04計量結果

<ヘビー級/5分5R>
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 265.5ポンド(120.42キロ)
ジャルトン・アウメイダ: 231ポンド(104.78キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・ロドリゲス: 170ポンド(77.11キロ)
イアン・ギャリー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ: 204.5ポンド(92.76キロ)
イホール・ポティエリア: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
アレックス・モロノ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン: 170ポンド(77.11キロ)
コート・マクギー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 239.5ポンド(108.63キロ)
チェイス・シャーマン: 254ポンド(115.21キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
コディ・ステーマン: 139ポンド(63.04キロ)
ドゥグラス・アンドレージ: 139.5ポンド(63.27キロ)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)
マンディ・ボーム: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ブライアン・バトル: 173ポンド(78.47キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
タイナラ・リスボア: 134ポンド(60.78キロ)

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【UFC287】ロブ・フォント戦へ、エイドリアン・ヤネス「トップ5を倒す力があることをKOして証明する」

【写真】オールドファンにはお馴染み、米国MMA界ライト級のパイオニアの1人イーブス・エドワースと(C)MMAPLANET

8日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで開催されるUFC 287「Pereira vs Adesanya 2」でエイドリアン・ヤネスがロブ・フォントと対戦する。

2020年のコンテンダーシリーズでUFCと契約したヤネスは、現在までオクタゴンで5連勝中で4試合がフィニッシュ勝利だ。トップランカーとの対戦をアピールし続けてきたが、10カ月振りのファイトでフォント戦という機会を手にした。

この間、底上げとなる練習をしてきたというヤネスは誰よりも、その成長を確認するための今回の試合を楽しみにしていた。


――エイドリアン、ロブ・フォント戦を控えていますが、昨年6月以来の試合となります。ここ10カ月、試合がなかったのは何か理由があるのでしょうか。

「実際、試合はブックはされてはいたんだ。ロブ・フォントとは去年の11月にNYで戦うはずだったけど、彼の家庭の事情で流れた。ただ悪いことでなく、彼の人生にとって良い方の事情で。それ以外、僕の方には何も理由はないけど試合はなかった。ただ、ずっとジムで練習していたから、こうやって試合の機会が巡ってきて嬉しい限りだよ。しかも、ロブ・フォントのような相手と戦うことができるのだから」

──ではケガや手術があったわけではなかったのですね。

「ずっとジムで、いつでも試合に出られる状態にあったよ。で、誰かが僕を指名したらスクリーンショットで保存してマネージャーに『こう言っているんだから、試合が組めるんじゃない』ってメッセージを送っていたんだ(笑)。でも、結果的にそういう相手との試合は実現しなかった。まぁUFCはUFCで何か、考えがあったんだろうね」

──ノーランカーはトップ15と戦いたい。11位までのランカーはトップ10、トップ5と戦いたい。ただUFCはトップ5同士のマッチアップの望みます。そんななか12位のエイドリアンが、6位のフォントと戦えることは素晴らしい機会を得たことになりませんか。

「世界6位のファイターと戦えるのは、最高だよ。トップスポットのショーン・オマリーやピョートル・ヤンと戦うということじゃないけど、そこに近い試合を組んでもらえた。ようやくこういうチャンスを手にできから、思い切り僕の力を見せつけたい。ホント、ファイトが待ち切れないよ」

──フォントは6位ですが、連敗中です。

「チート・ヴェラ、ジョゼ・アルドを相手に2連敗したことは気にしていない。悪い戦いをしていたわけじゃないし。しっかりと打撃も入れていた。それにもう負けることができから、この試合ではさらに手強くなっていると思っている。彼は絶対に諦めない漢だし、そういう相手を求めてきた。絶対にエキサイティングな試合になるよ」

──フォントはストライカーですが、パンチと蹴りとはそれほど一体化しているとは思えません。対してエイドリアンは蹴りとパンチが連係しています。

「そこは、自分がどうなっているのか凄く楽しみなんだ。マイケル・コーリーにムエタイを習い始めて、1年。前回の試合は2カ月ぐらいしか指導を受けていない状態だったけど、トニー・ケリーに勝ってからずっとキック、蹴りとパンチのコンビ、エルボー、ヒザとあらゆる面のトレーニングを積んできた。キャンプ以外でも、自分が強くなるための練習をマイケルとやってきた。

その成果がどれだけのものなのか。自分でも楽しみでしょうがないんだ。この間、ファイターとしてだけではなくてミックストマーシャルアーチストとして成長できた。拳、足、ヒザ、ヒザ、全てのコンビネーションを駆使して戦うよ」

──10カ月試合がない分、対策練習でなく自分の成長に繋がる練習が十分にできたわけですね。

「その通りだね。キャンプでは対戦相手に勝つための練習をしている。その間は自分の底上げになる練習はできない。そして試合が終わると、練習から離れる。僕はこの間、マイケルとムエタイ、ヘッドコーチのイーブス・エドワースとMMA、ストレングス・コンディショニングも含めずっと練習し、学んできた。この10カ月で、自分のゲームを見直して新たに創り上げてきたんだ。

ムエタイには首相撲がある。ダブルレッグとタイ・クリンチの融合も進んだ。試合展開次第だけど、その機会があるならなら僕の首相撲がどれだけ強化されているのかを皆に見てもらいたい。そこからテイクダウンにも当然繋げることができるし、本当に色々な攻撃手段をミックスして戦えるようになった。

この10カ月、僕がどれだけ成長したのか。それを試すことができるフォントとの試合が楽しみでしょうがないんだ。そして皆に僕の試合を楽しんでほしい」

──今はフォント戦に集中しないといけないですが、ここから先はトップ5との対戦が待ち受けています。ただし、UFC首脳は結果だけでなく試合内容も厳しくチェックします。

「そうだね。今週の土曜日、僕がトップ5に続くファイターではなくて、彼らを破る力があることをロブ・フォントをKOすることで証明してみせる。判定を狙ってレスリングを続けるような試合はしない。ロブ・フォントはこの階級を長い間リードしてきたファイターだ。ここで彼に勝つことで、トップ5の誰とどんな局面でもやり合える。それをしっかりと試合で見せるよ」

■視聴方法(予定)
4月9日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前6時半~U-NEXT

■対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ポアタン・ペレイラ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] イスラエル・アデサニャ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170.9ポンド(77.51キロ)
ホルヘ・マスヴィダル: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ロブ・フォント: 135ポンド(61.24キロ)
エイドリアン・ヤネス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ケヴィン・ホランド: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビオ: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 135ポンド(61.24キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 137ポンド(62.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム: 185ポンド(83.91キロ)
クリス・カーティス: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン: 116ポンド(52.62キロ)
ルアナ・ピネイロ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジョセフ・パイファー: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 241ポンド(109.3キロ)
チェイス・シャーマン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ: 116ポンド(52.62キロ)
ルピタ・ゴディネス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<160ポンド/5分3R>
トレイ・オグデン: 159.5 ポンド(72.34キロ)
イグナシオ・アハモンデス: 159.5 ポンド(72.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
スティーブ・ガルシア: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャイラン・ヌルダンベク: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 116ポンド(52.62キロ)
ジャケリン・アモリン: 115.5ポンド(52.38キロ)

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【UFC287】計量終了 ポアタンに挑戦、アデサニャがヨルバ語。ドゥリーニョ戦のマスヴィダルはスペイン語

【写真】打撃なのか、MMAなのか。見たいのはMMA (C)Zuffa/UFC

8日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで開催されるUFC 287「Pereira vs Adesanya 2」の計量が7日(金・同)で行われている。

イベント開催の3日間に地元企業がネーミングライツを取得し、マイアミデート・アリーナからカセヤ・センターに会場名が変わるという珍事が起こった同大会。メインは昨年11月の再戦、ダイレクトリマッチとなったUFC世界ミドル級選手権試合=王者アレックス・ポアタン・ペレイラ✖挑戦者イスラエル・アデサニャの一戦だ。


キャリア9戦目、オクタゴン4戦目でミドル級の頂点に立ったポアタンだが、アデサニャは足の負傷もった4Rまでジャッジは3者とも39-37と裁定しており、取れた試合を落とした気持ちも強いだろう。

実際、キックボクシングの距離での打撃はポアタンの強さと勢いが目立っていたが、ダウンを奪ったのもテイクダウンからポジションで優位に立っていたのもアデサニャだった。とはいえ、これまで対戦相手の組みを切って勝負してきたアデサニャの組み技も練度は低く、仕留めきることができなかった。

今回、アデサニャはグラップリングの精度を上げてきたのか、それとも徹底してMMAの距離で戦うことを選択するのか。アデサニャの組み技が急成長することは難しく、ポアタンの寝技がトップレベルになるにはそれこそ突然変異急の変化が必要だ。結果、両者の勝負はどの距離で戦うのか。そして、組みを含めた部分で、ポイントメイクをできるのはどちらなのか。

それともペレイラがMMAの距離を消化し、打撃でアデサニャを飲み込むのか。激闘、すかし合い、お見合い、どのような試合展開にもなる可能性がある。

そんな両者、セレモニアル計量では無言で向かい合った。アデサニャは故郷ナイジェリアのヨルバ語で何やら語り、「この試合の意味、全てだ。明日、終わらせる」と英語で話した。一方ポアタンは「明日は首飾りを外し、言って来たこと全て実現させる」とコメントした。

またコメインで対戦するジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズとホルヘ・マスヴィダルは、後者が子供2人と登壇しにこやかなフェイスオフになると思いきや、別れ際に言葉をかわし、首を刈っ切るポーズを2度見せる。

そのマスヴィダルはスペイン語を交えながら、「皆、マイアミの独立記念日のストリートのようにナベや釜を持ってきて。ブラザー、個人的な問題はないけどお前をKOする。マイアミ、レッツ・ファッ〇ン・ゴー」と地元のファンの前で話し、ブーイングを受けたドゥリーニョは「良いねぇ。そうやってエネルギーをぶつけてくて、皆のボーイをヤってやるから」とファンを挑発した。

■視聴方法(予定)
4月9日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前6時半~U-NEXT

■UFC287計量結果

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ポアタン・ペレイラ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] イスラエル・アデサニャ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170.9ポンド(77.51キロ)
ホルヘ・マスヴィダル: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ロブ・フォント: 135ポンド(61.24キロ)
エイドリアン・ヤネツ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ケヴィン・ホランド: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビオ: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 135ポンド(61.24キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 137ポンド(62.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム: 185ポンド(83.91キロ)
クリス・カーティス: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン: 116ポンド(52.62キロ)
ルアナ・ピネイロ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジョセフ・パイファー: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 241ポンド(109.3キロ)
チェイス・シャーマン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ: 116ポンド(52.62キロ)
ルピタ・ゴディネス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<160ポンド/5分3R>
トレイ・オグデン: 159.5 ポンド(72.34キロ)
イグナシオ・アハモンデス: 159.5 ポンド(72.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
スティーブ・ガルシア: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャイラン・ヌルダンベク: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 116ポンド(52.62キロ)
ジャケリン・アモリン: 115.5ポンド(52.38キロ)

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ABEMA JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFN221   アレキサンダー・ヴォルコフ アントン・トゥルキャリ カールストン・ハリス カール・ウィリアムス グイド・カネッティ サイド・ヌルマゴメドフ ジャビッド・バシャラット ジャレッド・グッデン ジョナサン・マルチネス タイソン・ナム デイヴィー・グラント トニー・グレーブリー ニキータ・クリロフ ハオーニ・バルセロス ハファエル・アスンソン ビクター・ヘンリー ピョートル・ヤン ブルーノ・シウバ ペドロ・ムニョス マラブ・デヴァリシビリ マリオ・バウティスタ ヴィトー・ペトリーノ 巌流島

【UFN221】脱プレリミ、トニー・グレーブリー戦前のビクター・ヘンリー「何も失っていない」

【写真】とにかく何かをしてくれようとするビクター・ヘンリー、35歳(C)MMAPLANET

11日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルで開催されるUFN221:UFN on ESPN+79「Yan vs Dvalishvili」でビクター・ヘンリーが、トニー・グレーブリーと戦う。

ハオーニ・バルセロス戦の勝利から、ハファエル・アスンソンでの判定負けと、UFCの厳しさを実感したビクターは、年末には師ジョシュ・バーネットの巌流島での試合に帯同し、約3年振りの来日を果たした。

念願のゴーゴーカレーを始め、日本の食事を堪能したビクターはアスンソン戦の敗北を経て、今回の試合にどのような心境で臨んでいるのかを尋ねた。


──ビクター、今週末にトニー・グレーブリーとの対戦が控えています。その前に前回のハファエル・アスンソン戦について振り返って頂けますか。フィジカル勝負でなく距離、間合いを自分のモノとしてアグレッシブに戦うビクターが、フィジカルが強いアスンソンの術中にハマったようにも感じました。

「フィジカルが要因でなく、攻め手が見つけられなかった。下がって戦うアスンソンの戦い方が、しっかりとハマったような感じで。何かが起きる──そんな試合にできなかった。彼は自分がどうすれば勝てるのか、しっかり理解していたようだ。以前はあんな風に戦うことはなかったけど、ああいう戦い方に活路を見出したんだろう。初回に拳をやってしまって右が使えなくなったのは確かだけど、それが敗因じゃない。言い訳にはならないよ。

なんせ、アスンソンは僕の攻撃が届かない遥か遠い場所に居続けていたからね。以前はあんな風に戦わず、もっと攻めてくるファイターだったから、ああいう戦い方をされて……ハメられてしまった。良い経験になったよ」

──格闘家として、ビクターは常にフィニッシュを狙いファイトをしてきました。そうしたくない相手に対しても、自分の戦い方ができていたのが前回はできなかった。それがUFCということでしょうか。

「そういう相手に勝つ解決策は、強くなることだけだからね。アスンソンは自分のゲームプランに僕をはめ込み、僕はできなかった。だから今週末の試合は、自分の戦いをして再び上を狙えるようになりたい。いつまでもプレリミに居座るのではなくて、トップを目指したいからね。アスンソンと戦い、僕も変化が必要だと教えてもらったよ」

──アスンソン戦の負けから、今回の試合の間にジョシュ・バーネットの巌流島での試合のために日本に滞在していましたが、リフレッシュはできましたか。

「もちろん。コロナ後、初めて日本に行くことができたんだから。ジョシュにも『日本で戦うなら、俺も行く』って伝えていたんだ。チケットが用意されなくても、自分で買っても行くつもりだった。

ホント、日本では食べまくったよ(笑)。まずはゴーゴーカレーに行ってね」

──アハハハ。ようやく念願が果たせましたか。来日が途絶えていた間、インタビューするたびにゴーゴーカレーの話題になっていましたからね(笑)。

「アハハハ。本当だ。ゴーゴーカレーだけじゃない、いきなりステーキも行ったよ。これまで試合に日本に行くと、ファイト後の1日しかそういう食事ができなかった。でもこないだは1週間、食べ続けることができたんだ(笑)」

──そんなことしたら太ってしまったのではないですか。

「その通りだよ(笑)。日本で4キロは太った」

──えぇっ!! ダメじゃないですか(笑)。

「ゴーゴーカレー、いきなりステーキ、ヤキニク、ファミマでチキンを食べた。アイスクリームもね。それに新年には初詣に行って日本のスタンドフードを食べまくったよ(笑)。タコヤキ、ヤキソバ、次から次へと食べた。

で、帰国して自分の体を見てスイッチが入った。さぁ、練習だって(笑)。減量が始まってからは日本のオイシイ食事のことばかり考えている(笑)。また食べたいってね。まぁ、あと5キロ(※取材は米国時間の8日に行われた)。問題ないよ」

──ではトニー・グレーブリーの印象を教えてください。

「手は合うと思う。でも、彼もアスンソンのような戦いをしてくるかもしれない。今回こそ、僕の戦いに彼を付き合わせないといけない。ひょっとしたら僕がアスンソンのような戦いをすることもあるだろう。

トニー・グレーブリーはATTという素晴らしいジムで、キョージ・ホリグチ、ペドロ・ムニョスらと準備をしてきた。それだけの練習をして、30戦以上の試合経験がある彼は僕と同様に経験不足ということは一切ない。そんな彼と戦うのだから、僕もしっかりとアジャストをして自分の試合をしなければならない」

(C)Zuffa/UFC

──トニー・グレーブリーも前回の試合で、ジャビッド・バシャラットに思うような試合ができず判定負けを喫しています。

「初回はトニー・グレーブリーがテイクダウンを奪ってモノにしたと思ったけどね。ただし、バシャラットのアジャストが良かった。長身とリーチを生かし、自分の距離で戦うようになった。バシャラットは180センチ近くて、バンタム級では背が高い。僕とは体形が違うけど、彼がやったようなこともできる。あんな風に自分の距離をキープし、相手の動きを封じ込むことを自分の戦い方でやり遂げることは可能だよ、でも彼のように足を使って戦うのではなく真っ向勝負でも、彼を封じ込める」

──バシャラットも上の相手と戦いたいと熱望していましたが、この層の厚いUFCバンタム級戦線ではなかなか上位と戦えない。そんな群雄割拠の状態から抜け出すために、今回の試合も含めどのような戦いをしてアピールしようと考えていますか。

「ハオーニ・バルセロスと戦った時のままだと証明したい。何も失っていないし、あの時と同じだけの技量があり……あの時以上に強くなっている。しっかりとバンタム級タイトル戦線に割って入るよ」

──ではビクターの復活を期待してやまないに日本のファンに一言お願いします。

「ハロー。日本の皆の応援に、いつも感謝している。日本に少しでも早く戻って、ゴーゴーカレーを食べるよ。もう、そのことで頭はいっぱいだ」

──それでもゴーゴーカレーですか。今度、スポンサーしてもらえるよう交渉してみてはどうですか(笑)。

「ゴーゴーカレーは、MMAじゃなくて野球を応援しているんだよ(※野球教室を開き、炊き出しを行っている)」

■視聴方法(予定)
3月12日(日・日本時間)
午前5時00~UFC FIGHT PASS

■UFN221計量結果

<バンタム級/5分5R>
ピョートル・ヤン: 136ポンド(61.69キロ)
マラブ・デヴァリシビリ: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレキサンダー・ヴォルコフ: 258ポンド(117.02キロ)
アレクサンドル・ロマノフ: 264 ポンド(119.74キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニキータ・クリロフ: 213ポンド(96.61キロ)
ライアン・スパーン: 213ポンド(96.61キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 136ポンド(61.69キロ)
グイド・カネッティ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィトー・ペトリーノ: 204ポンド(92.53キロ)
アントン・トゥルキャリ: 205ポンド(92.99キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ウーカシュ・プジェスキ: 245ポンド(111.13キロ)
カール・ウィリアムス: 240.5ポンド(109.08キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
デイヴィー・グラント: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
セドリクス・デュマ: 184.5ポンド(83.68キロ)
ジョシュ・フレムド: 186ポンド(84.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー: 136ポンド(61.69キロ)
ビクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
JJ・オルドリッチ: 125.5ポンド(56.92キロ))
アリアニ・リプスキ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
タイソン・ナム: 125.5ポンド(56.92キロ)
ブルーノ・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カールストン・ハリス: 169.5ポンド(76.88キロ)
ジャレッド・グッデン: 177ポンド(80.28キロ)

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ABEMA JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFN221   アルジャメイン・ステーリング アレキサンダー・ヴォルコフ アントン・トゥルキャリ カールストン・ハリス カール・ウィリアムス グイド・カネッティ コリー・サンドハーゲン サイド・ヌルマゴメドフ サイード・ヌルマゴメドフ ショーン・オマリー ジャレッド・グッデン ジョナサン・マルチネス タイソン・ナム デイヴィー・グラント トニー・グレーブリー ニキータ・クリロフ ハファエル・アスンソン ビクター・ヘンリー ピョートル・ヤン ブルーノ・シウバ マラブ・デヴァリシビリ マリオ・バウティスタ ヴィトー・ペトリーノ 中村倫也 風間敏臣

【UFN221】計量終了 今、Must Watch=メインのヤン×デヴァリシビリを始め、バンタム級5試合

【写真】マラブの突進力とヤンの技術の激突(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルで開催されるUFN221:UFN on ESPN+79「Yan vs Dvalishvili」の計量が10日(金・同)に行われている。

フェザー級でオースチン・リンゴと対戦予定だったヒカルド・ラモスが、1ポンドオーバー規約より8ポンドも重い154ポンドとライト級と変わらない状況で、この試合はキャンセルされた。

そんな今大会、メインのピョートル・ヤン×マラブ・デヴァリシビリを始めバンタム級の試合が5試合組まれており、さながらバンタム級祭りの様相を呈している。UFCでも最も激しい戦いが繰り広げられている同階級、5月6日には世界王者アルジャメイン・ステーリングが、復帰するトリプルCことヘンリー・セジュードの挑戦を受けることで、果てしないほど質&量が上がっている。


世界王者ステーリングとショーン・オマリー戦で2連敗を喫したとはいえ、2試合ともスプリット判定負けと今も世界が視野に入っているヤンに対し、デヴァリシビリは現在8連勝中でタイトル挑戦権を手にするための戦いに挑む。

蹴りを交えた遠近両用の打撃と、絶妙な足払いを持ち合わせたテイクダウン能力を誇る元世界王者ヤン。フィジカル的にはUFCでは平均値だが、スピード……反応力とタイミングはトップ中のトップといえる。対して、デヴァリシビリは打撃にしても最大の武器といえるテイクダウンにしても、それほどテクニカルではない。

ただし、このテイクダウンを軸にした荒い打撃とねちっこいコントロールは常に高い圧力を誇り、無限のスタミナで削り続けてくる。技術力では完全にヤンだが、圧に負けなくても対応するだけで削られることも十分にあり得る。優勢でも劣勢でも、終盤はデヴァリシビリの追い上げを覚悟しないといけないヤンは、序盤の3Rを如何に取るのかが大切になってくる。

メインカードで組まれたバンタム級戦は他に2試合。

サイド・ヌルマゴメドフ✖ジョナサン・マルチネスに加え、上記のフェザー級戦の不成立でマリオ・バウティスタ戦が昇格した。オクタゴン6勝1敗、回転系の蹴りとパンチを多用し、効かせたあとの集中打とパウンドが迫力満点のサイドに対し、マルチネスはUFCで8勝3敗、バンタム級とフェザー級の両階級で戦い、現在は4連勝中だ。

サウスポーのマルチネスの特徴は、とにかく動きが柔軟なことだ。柔軟な肩回りは独特のリズムのパンチを繰り出し、接近戦でも繰り出すことができる左ハイとパンチのコンビネーションを多用する。打撃戦ならサイドに遅れを取らないといっても過言でないマルチネス。その主武器である左の蹴りをキャッチされた場合、もしくはサイードのここ一番のテイクダウンの強さを如何に対処できるか。ウマルの陰に隠れた感のある──もう1人のヌルメゴメドフ=サイドとの戦い、マルチネスが勝利を手にするには組みの攻防が鍵となる。

そしてメイン昇格なった一戦。

トレヴィン・ジョンスにまさかのパウンドアウトを去れた以外ではコリー・サンドハーゲンに対して黒星のみ、11勝2敗のバウティスタは跳びヒザや後ろ三角から腕を伸ばしたサブミッションなど特徴点な勝利を挙げているファイターだ。これらの動きは基本となる打撃、テイクダウン、柔術という3つの要素がアベレージで高いバウティスタが、UFCという舞台でそれ以上の動きを見せた勝ち方だった。サウスポーのパンチャー、2連勝で調子を戻しているカネッティーとはグラップリングでは差があるように感じられるが……果たして。

プレリミで組まれたハファエル・アスンソン×デイヴィー・グラント、そのアスンソン戦の敗北から再起を図るヴィクター・ヘンリーとトニー・グレーブリーのマッチアップという2試合。

これだけの猛者が登場しながら、メインの両者以外でランカーは14位のサイード・ヌルマゴメドフのみ。世界の頂の高さを見せつけるUFCバンタム級戦線。中村倫也、風間敏臣がその戦いの輪に加わるからこそ、目を皿にしてチェックする必要がある──マスト・ウォッチの戦いの数々だ。

■視聴方法(予定)
3月12日(日・日本時間)
午前5時00~UFC FIGHT PASS

■UFN221計量結果

<バンタム級/5分5R>
ピョートル・ヤン: 136ポンド(61.69キロ)
マラブ・デヴァリシビリ: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレキサンダー・ヴォルコフ: 258ポンド(117.02キロ)
アレクサンドル・ロマノフ: 264 ポンド(119.74キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニキータ・クリロフ: 213ポンド(96.61キロ)
ライアン・スパーン: 213ポンド(96.61キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 136ポンド(61.69キロ)
グイド・カネッティ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィトー・ペトリーノ: 204ポンド(92.53キロ)
アントン・トゥルキャリ: 205ポンド(92.99キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ウーカシュ・プジェスキ: 245ポンド(111.13キロ)
カール・ウィリアムス: 240.5ポンド(109.08キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
デイヴィー・グラント: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
セドリクス・デュマ: 184.5ポンド(83.68キロ)
ジョシュ・フレムド: 186ポンド(84.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー: 136ポンド(61.69キロ)
ビクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
JJ・オルドリッチ: 125.5ポンド(56.92キロ))
アリアニ・リプスキ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
タイソン・ナム: 125.5ポンド(56.92キロ)
ブルーノ・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カールストン・ハリス: 169.5ポンド(76.88キロ)
ジャレッド・グッデン: 177ポンド(80.28キロ)

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DWCS2022#07 MMA MMAPLANET o UFC   イズマエル・ボンフィム カール・ウィリアムス ガブリエル・ボンフィム ダナ・ホワイト テレザ・ブレダー ヴィトー・ペトリーノ

【DWCS2022#07】ペトリーノ左フックKOでUFCへ。ボンフィム兄弟、ウィリアムスも契約なる

【写真】文句なし、UFCと契約を決めたペトリーノ(C)Zuffa/UFC

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)
Def.2R3分36秒by KO
ホドウフォ・ベラート(ブラジル)

ベラートの前進に左を合わせたペトリーノが、右アッパーで前に出る。ペトリーノは引き続きワンツーから左ボディフックを決め、コンビネーションを顔面に入れる。シングルを切られたベラートは引き込み、ハーフガードもペトリーノは潜らせない。ベラートはハイガードから三角絞め、足を組み替えて絞めていくがペトリーノは立ち上がってスラムで解除する。

それでもクローズドを取り直したベラートだが、パンチの連打で腰を切って腕十字へ。苦も無く腕を抜いたペトリーノは、スタンドで待ち受け左右のフックをベラートに打ち込む。息を整えているか、間合いを測るペトリーノは右ハイ後に右ストレートを被弾してダウンする。バックを制したベラートは後方への投げからスクランブルでは、スタンドで背中に飛び乗る。両足をフックし、寝技に持ち込んだベラートが肩固めに移行しようした刹那、反転して上を取ったペトリーノが強烈な勢いで左を打ち下ろす。左腕を差して、密着してきたベラートを殴ったペトリーノ、ローラーコースターのような上下のあるラウンドが終わった。

2R、ワンツーから蹴りを交えて前に出るペトリーノに、ベラートがボディを打って組みつく。ダブルレッグをネルソンで耐えるペトリーノは、ワキを潜られバックを許す。キムラから向き合うペトリーノ、ベラートが離れるとワンツーからスリーをヒットさせる。頭を振ってかわすベラートだがアッパーから左フックのコンビを被弾。ペトリーノは攻めを集中できないが、右ハイを放ちエルボーを見せる。スタミナ配分をしながらも優勢のペトリーノがヒザを入れ、スピニングバックエルボーを空振りしたベラートの顔面を左フックで完全に打ち抜く。

大の字で崩れたベラートにパウンドを打ち込んだペトリーノが、衝撃的なKO勝ちを決めた。

ダナ・ホワイトはテレザ・ブレダーとは「もっと経験を積む必要がある」と契約せず。そしてイズマエル・ボンフィムが契約を果たすと、ダナはカール・ウィリアムスに関して「この試合は好きじゃない。32歳のファイターと毎週契約をすることはないが、カールは10日前に試合を飲んだ。しかも1階級上の試合に。彼にスペジュタクラーなKO勝ちや一本勝ちをしろというのか? カール、フルキャンプをしてUFCで大きな仕事をしよう」と話した。

続いてガブリエル・ボンフィムは兄弟揃ってUFCにファイターに。そしてペトリーノと4選手がUFC行きを決めた。


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DWCS2022#07 MMA MMAPLANET o カール・ウィリアムス ジミー・ローソン

【DWCS2022#07】CSとして内容は✖。ショートノーティス、1階級上のファイトのウィリアムスへの評価は

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジミー・ローソン(米国)

32歳のウィリアムス、30歳のローソン。オーバー30のコンテンダーシリーズ。ウィリアムスがステップジャブから右カーフ、ローソンの左フックにダブルレッグを合わせてテイクダウンを決める。ハーフバタフライガードのローソンが、左腕を差すがウィザーでウィリアムスが潰す。枕で圧を掛け、右のパンチを打ちつけるウィリアムスはケージ際に移動すると、ローソンがヒールフックを狙う。そこにパンチを落としたウィリアムスが、トップをキープしガードを越していく。パンチに立ち上がったローソン、ウィリアムスがケージに押し込み豪快にテイクダウンを奪う。

残り100秒、左のエルボーを入れたウィリアムスがローソンを圧倒する。太腿にヒジを入れ、顔面にパンチを打っていく。ここから動きが少なくなり初回はウィリアムスが押えた。

2R、ウィリアムスが右前蹴りを連続で繰り出す。そして右カーフを蹴る。ローソンは距離を詰めることも、手を出すこともできずに間合いを測る。逆にウィリアムスがパンチを見せつつボディロックでケージに押し込む。直後にダブルレッグでテイクダウンし、ハーフで抑える。右腕を差しても、態勢を変えることができないローソンは、立ち上がったウィリアムスのパンチを受けて担ぎパスを許す。上四方からサイドに戻ったウィリアムスの連打に、ローソンが背中を見せる。

両足をフックしたウィリアムスだが、右足をすくわれローソンがリバーサルを決める。スクランブルでバックに回ったローソンが、いなされて前方に崩れて胴体を跨いで座るウィリアムスが鉄槌を打ち込む。向きを入れ替え正対したウィリアムスが立ち上がると、レフェリーが残り6秒でブレイク。スタンドで何も起こらないままラウンドが終了となった。

最終回、フィニッシュしかないローソン、前蹴りを急所に受け試合が中断される。再開後、ウィリアムスが右カーフ、ローソンは仕掛けがない。ウィリアムスは左リードフックを3発入れると、前に出てきたローソンはいなされると2Rと同様に前方に転がる。ウィリアムスはハーフで殴り、ギロチンをセットさせず左のパンチを連打する。ここでリスクをおかしてもフィニッシュを狙うことが要求されるのがコンテンダーシリーズだが、ウィリアムスはバタフライガードをパス。ローソンが足を戻したが、ハーフからマウントを狙いつつ肩固めへ。これを解いて、抑えたところでタイムアップとなった。

フルマークの判定勝ち──ペンステート大レスリング出身、D-1レスラーのウィリアムスは本来ライトヘビー級で今回はスクランブル発進に応えた。果たして、そこがどう評価されるか。


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DWCS2022#07 LFA MMA MMAPLANET o UFC イズマエル・ボンフィム カルロス・レアル カール・ウィリアムス ガブリエル・ボンフィム トレイ・ウォーターズ ナリマン・アバソフ ブレネウ・アルベルチ ボクシング 木下憂朔

【DWCS2022#07】12連勝(3KO&9一本勝ち)のLFA王者ガブリエル・ボンフィム&兄イズマエルに注目

【写真】 査定試合が必要なのか?──と思わせる実力者ボンフィムだ(C)Zuffa/UFC

6日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでコンテンダーシリーズ2022年第7週が開催される。

前週の大会で木下憂朔が日本人として初出場、そして契約を勝ち取ったことで俄然注目を集めるようになったコンテンダーシリーズ──今大会は5試合10選手中、ブラジル人選手が5名と半数を占めている。


メインのライトヘビー級戦はブラジル人同朋対決となっているが、なかでも気になるのはコメインでトレイ・ウォーターズと対戦するガブリエル・ボンフィムだ。

木下のライバルになる可能性もあるキャリア12連勝0敗のボンフィムは、その勝利が全てがフィニッシュ──3つのKO勝ちと9つの一本勝ちを誇る。

基本に忠実かつ上攻めのボンフィムは、バックを制してのRNC、抑えて肩固め、スクランブルでのダース&ギロチンと多彩な柔術的フィニッシュを持つ。とはいえ、そのテイクダウン絡みの組み技が強味を発揮できるのも、ボクシングで実戦経験を持つ拳の圧があるからこそ、だ。

しっかりと肩を使った防御が、蹴りとテイクダウンのあるMMAでどれだけ効果的は議論の余地が残るものの、その連係がなくボクシング&レスリングの相手には、肩を当てるという上半身の動きさえ有効活用してしまう。そして伸びる右から返しの左フックは十分なKOパワーも有している。

昨年7月のLFAブラジル大会でウェルター級王座決定Tに出場し、準決勝を戦績7勝0敗のブレネウ・アルベルチを相手にアンダードッグながらKO勝ち。右を当てて、ラッシュで仕留めたが決勝は負傷棄権となったが、今年の3月にカルロス・レアルの返上したベルトが掛けられた王座決定戦でエドゥアルド・ガルヴォンをダースチョークで切って落としLFAの頂点に立った。

対するウォーターズも6勝無敗の選手で、198センチの長身からフリッカージャブ、右ストレートの破壊力は満点のストライカーだ。

完全に左足を大きく前に出した構えながら、器用にもその前足でハイやミドルを繰り出す。

ウォーターズは過去の試合映像では下から潜る相手を潰して、パウンドからバック&スクランブルでギロチンという組みの攻防も見せて一本勝ちも経験している。それでも怖いのやはりスタンドだ。ボクシングに加え首相撲&ヒザ蹴りも接近戦での常套手段で、スタンドは遠近両用だけに、ボンフィムとしてボクシングに頼り過ぎると、危ない相手といえる。

そのボンフィム、1歳年上の実兄イズマエルが第2試合に出場しており、ライト級でアゼルバイジャンのナリマン・アバソフと対戦する。

兄イズマエルは苦戦が予想されるが、コンテンダーシリーズ史上初の兄弟同日サインアップなるかという点でも要注目だ。

■視聴方法(予定)
9月7日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

<ライトヘビー級/5分3R>
ホドルフォ・ベラート(ブラジル)
ヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム(ブラジル)
トレイ・ウォーターズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス(米国)
ジミー・ローソン(米国)

<ライト級/5分3R>
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)
ナリマン・アバソフ(アゼルバイジャン)

<女子フライ級/5分3R>
テレザ・ブレダー(チェコ)
ナヤラ・マイア(米国)

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BELLATOR LFA MMA MMAPLANET o PFL RIZIN UFC XMMA05   アンドレ・ハリソン インパ・カサンガネイ ウィル・ブルックス ウェスティン・ウィルソン カール・ウィリアムス クリス・カーティス ジャレッド・グッデン ベン・サンダース ボビー・キング マイケ・リニャレス マルセーロ・ゴルム ユライア・フェイバー ルイス・ペーニャ 石原夜叉坊

【XMMA05】北米MMAシーンで注目の再生工場=XMMAに石原夜叉坊が出場、6年振りの連勝を目指す

【写真】夜叉の道を往く、夜叉坊(C)MMAPLANET

23日(土・現地時間)にサウスカロライナ州コロンビアのコロニアルライフ・アリーナで開催されるXMMA05「5outthern Heat」に石原夜叉坊が出場し、ウェスティン・ウィルソンと対戦する。

XMMAは昨年1月の旗揚げから元メジャーやローカルで活躍した選手がステップアップをはかるという位置づけで、注目度を増してきたプロモーションだ。大会全般の印象では人材発掘のLFAとビッグネームが厚待遇でキャリアの終盤を戦うEagle FCの中間より、ややLFA寄りといった印象か。

Eagle FCで戦う選手ほどビッグネームでなく、またメジャーを目指す再生イベントとでもいえばシックリとくるか。XMMA旗揚げ戦で勝利したメンツではアンドレ・フィアルリョ、クリス・カーティス、マルセーロ・ゴルムらがメジャー進出or復帰を果たしている。


その後も第2回大会でベン・サンダース✖ラムジー・ニジェム、ウィル・ブルックス✖スティーブン・ザイラー、第3回大会ではコディ・ギブソン✖ジョン・ドッドソンに加え、ダニエル・ストラウスやネイト・マーコートが出場。4月に前回大会はドッドソン✖チコ・リヴェラJr、ジャレッド・グッデン✖カーティス・ミランダ―などが組まれてきた。

今大会も上位でルイス・ペーニャ✖ウィル・ブルックス、ジャレッド・グッデン✖インパ・カサンガネイの元UFCファイター対決がマッチアップされ、PFLベテランのアンドレ・ハリソンとRIZINに出場経験のあるマイケ・リニャレスのマッチアップなど、興味深いカードが揃っている。

そんなXMMA05で9試合組まれたプレリミに夜叉坊が、出場する。今年の5月1日にユライア・フェイバー主催のA1 Combatの第1回大会でホセ・ヘルナンデスを2R2分53秒TKOで破り、実に4年8カ月振りに白星を挙げた夜叉坊が3カ月弱のインターバルで戦う相手はキャリア13勝6敗のウィルソンだ。

ウィルソンは現在3連勝中だが、過去には今はBellatorで戦うボビー・キングに敗れるなどLFAでは3敗を喫している。とはいえ185センチの長身で当然リーチも長いウィルソンは、ウィル・チョープを連想させる選手といえる。前蹴りで突き放し、近距離ではヒザ&ヒザも武器になる。柔術も修得しており、バックを制してからのボディトライアングルは強力だ。さらにスクランブルでギロチンという極め技も持っており、簡単な相手では決してない。

それでもウィルソンは攻撃する際のガードが下がる傾向にあるため、夜叉坊としてはそこに左を打ち込みたい。ただし、特に意味のない蹴りは厳禁、これをキャッチされて組み技に持ち込まれると一気に旗色は悪くなる。前述したようにLFAに跳ね返されているウィルソンだけに、夜叉坊には組みを必要以上に警戒せずに、泥臭く攻める姿勢を貫いてほしい。

■視聴方法(予定)
7月24日(日)
午前7時00分~You Tube XMMA Channel
            
■XMMA05対戦カード

<160 ポンド契約/5分3R>
ルイス・ペーニャ(米国)
ウィル・ブルックス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・グッデン(米国)
インパ・カサンガネイ(米国)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・ハリソン(米国)
マイケ・リニャレス(韓国)

<165ポンド契約/5分3R>
ジュリアン・レーン(米国)
オースティン・ハバート(米国)

<ウェルター級/5分3R>
デマルケス・ジャクソン(米国)
ジョー・ジリオッティ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・レッティングハウス(米国)
クリス・ビール(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャクソン・ファリアス(ブラジル)
コディ・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ウェスティン・ウィルソン(米国)
石原夜叉坊(日本)

<バンタム級/5分3R>
タイラー・ウィルソン(カナダ)
ジェイソン・フェグリアーJr(米国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・アングリン(米国)
ジェイムス・ブラウン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス(米国)
サイモン・マリーニ(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
タナー・サラセノ(米国)
サシャ・パラトニコフ(香港)

<ミドル/5分3R>
ザック・ダーレン(米国)
モンティ・ディオン・オグバナモリソン(ナイジェリア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・ベイカー(ロシア)
クインテズ・サップ(米国)

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LFA MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#08 YouTube   アーロン・ブラッキー カルロス・レアル カール・ウィリアムス クリス・ミクサン ジェスリン・ミシェル ジャッキー・キャトライン ジャラ・フセイン・アルシラウィ プロレス

【PFL CS2022#08】計量終了 カルロス・レアル、パウエル、キャトライン✖ミシェル。2nd=Lastチャンス

【写真】56秒KO勝ちも契約がならなかったLFA王者レアルが2度目のチャンスに挑む(C)PFL

8日(金・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL CS2022#08の計量が7日(木・同)に行われた。

既に2022年シリーズのロースターが明らかとなっているPFLだが、シーズン制の特徴で第2週から途中出場というケースも多い。チャレンジャーシリーズも最終週を迎え、契約を狙う選手が8名、4試合が行われる。


「Second Chance Night」と銘打たれたチャレンジャーシリーズ最終戦──LFAウェルター級王者カルロス・レアルがメインでクリス・ブラウンと対戦する。レアルは第2週に出場し、56秒でコーリー・カピーをTKOしたが、この日は4試合ともKO決着でPFLはジャラ・フセイン・アルシラウィとクリス・ミクサンが契約を果たした。

勝者全ての出来が良すぎた故に、対戦相手のモロさがマイナスに働くという気の毒な結果となったレアルは、今回LFAウェルター級戦線で3勝2敗とLFA内で格下の相手に如何に強さを見せるか。ブラウンは175.6ポンドと大幅に体重オーバーで、レアルも最後の2ポンドを落とし切ることなく契約マッチに臨むこととなった。

ライトヘビー級でトバイアス・ベイカーと対戦するシメオン・パウエルは、第1週に出場予定だったがビザの取得が間に合わずカール・ウィリアムス戦を逃した英国ファイターだ。泣きの再チャレンジの機会を得て、キャリア5連勝でPFL入りを目指す。

女子ライト級で対戦するジャッキー・キャトラインとジェスリン・ミシェルは共に第3週に出場しており、前者はカーミー・アダムス後者はユリア・ドーニーを初回でフィニッシュ勝利を挙げているが、揃ってプロデビュー戦ということも影響したか契約を結びそこなった。

とはいえチャレンジャーシリーズへの出場を認めている時点で、PFLは経験不問──パフォーマンスで評価すべき。そんな声があって然りの試合内容だったキャトラインは、世界での活躍はないが国内トップレスラーだった。対してミシェルは元プロレスラーでライト層に受ける、荒くアグレッシブなファイトを見せていた。体格的にも計量で450グラム程度しか差がないとは思えないほどミシェルがおおきい。強さと派手さ、MMAに必要な要素を一面ずつ持つ両者、実力的にはキャトラインか。

■視聴方法(予定)
4月09日(土・日本時間)
午前10時00分~PFL MMA YouTube Channel

■ PFL CS2022#08計量結果

<176ポンド契約/5分3R>
カルロス・レアル: 171.2ポンド(77.65キロ)
クリス・ブラウン: 175.6ポンド(79.65キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウエル: 205.2ポンド(93.07キロ)
トバイアス・ベイカー: 206ポンド(93.44キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジャッキー・キャトライン: 154.2ポンド(69.94キロ)
ジェスリン・ミシェル: 155.2ポンド(70.39キロ)

<149ポンド契約/5分3R>
アーロン・ブラッキー: 145.4ポンド(65.95キロ)
アリ・ザビアン: 148.2ポンド(67.22キロ)

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