#萩原京平 #朝倉未来 #平本蓮
カテゴリー: 萩原京平
【堀江圭功、インスタ配信中に通報され警察が来る】
→https://youtu.be/JMDizYfQrWQ
【参考にさせていただいた動画】
【タップアウトTV インスタ】
https://instagram.com/tapout.tv?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==
0:00 萩原京平 vs 武田光司、疑惑のレフェリー判断について
2:17 堀江圭功、出禁騒動を語る
3:25 RIZIN、新たな構文が流行る
5:09 三浦孝太、何も言ってないのに炎上
6:24 スダリオ vs 貴賢神?RIZIN、やばいカードを組む
7:09 今成正和「摩嶋にイライラした」
9:08 車の盗難被害に遭った選手
10:07 春ですね
10:44 安保瑠輝也「スダリオに対戦拒否された」
11:51 Yeah🤘♬
K 1デビューについて語る久保優太 2023.06.19 RIZIN 話題ニュース【ライジン 切り抜き 】
このチャンネルではRIZIN FIGHTING FEDERATIONのまとめ動画を上げています
高評価 チャンネル登録お願いします
RIZIN FIGHTING FEDERATION
https://www.youtube.com/c/RIZINFIGHTINGFEDERATION/videos
元動画
RIZIN 話題ニュース
朝倉海 安保瑠輝也 芦澤竜誠 牛久絢太郎 梅野源治 太田忍
金原正徳 クレベル 久保優太 皇治
鈴木千裕 鶴屋怜 西谷大成 萩原京平 平本蓮 堀江圭功 堀口恭司
摩嶋一整
etc選手の特集
#RIZIN #久保優太
#rizin #rizinlandmark #shorts #萩原京平 #平本蓮
<フェザー級/5分3R>
武田光司(日本)
Def.3-0
萩原京平(日本)
サウスポーの武田がケージ内をサークリングする。萩原はジャブを見せつつ右ミドル、武田も左ストレートで飛び込む。萩原は右の前蹴りを見せながら前に出て、右ストレートと左フック。距離が離れると再び前蹴りを飛ばし、スピニングバックキックも見せる。武田が左ストレートから組み付いて、武田をケージに押し込む。
ここで四つの攻防になると、萩原のヒザ蹴りがローブローとなり、試合が中断。武田はローブローのダメージで立ち上がることができない。なんとか武田も立ち上がり、用意された椅子に座って回復を待つと、萩原にイエローカートが提示され、四つの攻防から試合再開となった。武田は萩原の体を前に振ってバックにつくとヒザ蹴り。萩原が正対するも、武田が再びバックについてラウンド終了となった。
2R、武田が前後左右にステップし、左ストレート、ニータップを狙う。萩原はそこに右のテンカオを合わせる。一瞬動きが止まった武田だが、すぐに前に出て萩原をケージに押し込む。左腕を差した武田がテイクダウンを狙うが、ここでブレイクとなる。再開後、武田が左ストレート、萩原も右ストレート。武田がシングルレッグで組み付くが、萩原が離れる。萩原が右の前蹴り、武田の左ストレートに右アッパー、右ストレートを当てる。
武田はダブルレッグに入り、萩原が右手を入れてスイッチを狙うが、武田もそれをさせずにケージに押し込んでバックへ。萩原は腰を上げてスタンドをキープし、武田が持ち上げてテイクダウンするが、萩原もグラウンドに持ち込ませずに立ち上がる。武田はスタンドでバックコントロールしてボディと顔面にヒザ蹴り。萩原の立ち際に右ハイを蹴ると、萩原も左フックを連打する。
3R、武田がパンチのプレッシャーをかけて、萩原のヒジをもらってもケージに押し込む。ボディロックとダブルレッグを混ぜつつ、両差しでテイクダウンしてバックにつく。スタンドをキープする萩原だが、武田は細かく崩して足・腹・顔面にヒザ蹴りを入れる。リフトしてのテイクダウンも狙いつつ、萩原が正対するとダブルレッグ、バックコントロールを繰り返す。
武田がバックコントロールしている状態でレフェリーがブレイク。武田はすぐにダブルレッグで組みつき、萩原が投げを決めるが、武田もすぐに体を起こしてバックへ。RNCを狙いつつ、バックコントロールして試合を終えた。1Rに強烈なローブローを受けた武田だったが、その後はケージレスリング&バックコントロールで萩原に判定勝利。試合後、武田は「くそみたいな試合して申し訳ない。チ●コが痛いわ。ありがとうございました」と語った。
【写真】イゴール×ストラッサーは実現するのか…… (C)MMAPLANET
明日23日(土)に神戸市中央区の神戸ワールド記念ホールで開催されるRIZIN LANDMARK09のパブリック計量が大阪市阿倍野区のあべのキューズモール内スカイコートで行われた。
Text by Manabu Takashima
2年4カ月振りの神戸大会のパブリック計量は会場から約40キロ離れた大阪第三のターミナル=天王寺(=阿倍野)の屋外ステージで実施され、寒さに負けない熱を持つ関西のファンに出場選手達が応えて、肉体美を披露した。
メインで戦うホベルト・サトシ・ソウザと中村K太郎は、それぞれ70.85キロと70.8キロでパス。記念撮影時にKポーズを取ったK太郎は、一切体の軸がブレることがなかった。1月31日の会見の時には途中で、サトシが支える瞬間があったが、さすがにしっかりと仕上がっているK太郎だった。
1人は本戦第一試合で中村優作と対戦するアルマン・アシモフが2.4 キロ・オーバーに。パブリック計量時に、アシモフは何を想ってか中村に握手を求め、中村はその手を握り返す。さらにフェイスオフの際には、RIZINガールの正面に立つギャグが滑りまくった――根が良いヤツ過ぎる――中村は、自らアシモフに握手を求めていた。
もう1人、計量失敗となったイゴール・タナベは3.25キロの超過で体調を鑑みて公開計量の場に姿を見せることはなかった。1人でメディアの撮影を応じた対戦相手のストラッサー起一は非常に険しい表情から、「舐めるな」と叫び、ステージを後にした。
現時点でこの2試合が明日、行われるかどうかは発表がないが、実現させるためには一定の試合時間前に体重を測り、リカバリーの上限を決めたうえでのキャッチウェイトというのが妥当な線か。いずれにせよ、当日の体重差と健康面を考慮されての決定となろう。
アシモフは最終的に2.4キロ・オーバーだったが、残り1キロの時点まで体重を落としていたという話も伝わってくるが……計量後に記者席の後ろに陣取った中村優作は、周囲に「俺は戦います」という言葉を漏らしていた。
■視聴方法(予定)
3月23日(土)
午後12時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE
■RIZIN LANDMARK09計量結果
<ライト級/5分3R>
ホベルト・サトシ・ソウザ:70.85キロ
中村K太郎:70.8キロ
<フェザー級/5分3R>
武田光司:65.95キロ
萩原京平:66.0キロ
<バンタム級/5分3R>
井上直樹:60.9キロ
佐藤将光:61.0キロ
<女子スーパーアトム級/5分3R>
RENA:48.85キロ
シン・ユリ:48.6キロ
<ウェルター級/5分3R>
イゴール・タナベ:80.25キロ
ストラッサー起一:76.8キロ
<フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉:56.7キロ
山本アーセン:56.65キロ
<バンタム級/5分3R>
金太郎:61.0キロ
ダイキ・ライトイヤー:60.95キロ
<ヘビー級/5分3R>
貴賢神:118.05キロ
コーディー・ジェラベック:99.4キロ
<フェザー級/5分3R>
久保優太:65.9キロ
高橋遼伍:65.85キロ
<キック74キロ契約/3分3R>
ブアカーオ・バンチャメーク:73.85キロ
木村“フィリップ”ミノル:73.7キロ
<キック70キロ契約/3分3R>
憂也:69.95キロ
蛇鬼将矢:69.95キロ
<フライ級/3分3R>
中村優作:56.95キロ
アルマン・アシモフ:59.40キロ
【写真】この後、DEEPライト級王者となる江藤公洋と国内ライト級トップ・ガチスパー(C)MMAPLANET
23日(土)、神戸市中央区の神戸ワールド記念ホールで開催されるRIZIN LANDMARK09で、ホベルト・サトシ・ソウザと戦う中村K太郎。
Text by Manabu Takashima
国内ウェルター級最強の男が、実に10年振りにライト級に階級を落としてくる。UFC参戦2度、修斗、DEEP、戦極とJ-MMAのトップに君臨したK太郎は、RIZINライト級勢にとって逆・黒船といえる。
いきなりのチャンピオンとのノンタイトル戦が、今後のRIZINライト級戦線にどのような影響を与えるのか。江藤公洋との激しすぎるMMAスパーの後で、K太郎に話を訊いた。
──ここにきてライト級に転向。会見では「自然と痩せてきた」ということを言われていましたが、真相の方は?
「本当に加齢なのか、そんなに食欲もなくて。普段通りに練習をしていたら、70キロ代に落ちることも普通にあって。そうなるとウェルター級でやることは難しい。それにライト級の方が層が厚いですし、RIZINで戦っていく上でも戦いたい相手、盛り上がる相手が多いので落としました」
──最後のライト級がいつだったのか、サッと思い出せないレベルです。
「いつだろう……アドリアン・マルチンス戦ですかね(2008年9月23日)。元々ウェルター級で最初にUFCと契約した時の3戦目でライト級に初めて落として(ロブ・エマーソン戦、2008年2月2日)。あぁ、でもマルチンス戦の後もライト級でやっていますね。それからもウェルター級の試合が多かったですけど、(携帯で戦績をチェックしながら)PXCでフランク・カマチョに判定負けした時(2014年2月28日)が、ライト級で戦った最後の試合です」
──いずれにせよ10年ぶり以上のライト級マッチということになります。カマチョ戦後にウェルター級一本になったのは?
「減量がきつ過ぎました。『これは、何試合も戦うのは難しい』という感じになりました」
──それが10年を経て、ライト級に。加齢が原因だと体重を落とすのは難しいかと思うのですが、代謝が落ちて。
「さっきも言いましたけど、食が細くなってきたので。そもそもウェルター級の最初の頃はナチュラルで戦っていました。減量がないぐらいだったので、頑張って増やして。それで最大92、93キロぐらいまで行って。でも試合が定期的だったわけでもなくて、食事もウェルター級の体格を維持しようという意識もなくて。そうなると段々と細くなってきました。食べるモノが変わったというのもあるかと思います。以前はカロリーの高いモノを摂っていて、それでも周囲のウェルター級の選手ほどは食べていなかったですけど」
──そこから年を重ね、食事の内容も変わったと。
「そうですね、単純に量が減り、脂っこいモノもたくさんは食べないです」
──細くなってストレングス、パワー、瞬発力系の動きは?
「多少落ちたと思います(笑)。まぁ、質力が落ちていることが心配されますけど、適正階級になりスピードが上がったり、柔軟性が増しました。動きやすくなっている面もあるので、そんなに心配はしていないです」
──何よりライト級転向初戦がホベルト・サトシ戦。ウェルター級とはチャンスの数が明白に違います。
「いきなり……評価されているのか、有難いです。ビックリしました」
──K太郎選手自身は、一発目は誰と考えていましたか。
「矢地(祐介)です(笑)」
──アハハハ、後輩だけに呼び捨てで。
「ハイ。武田(光司)選手とかもあるかと思っていたのですが、フェザー級に落としたので。でもサトシになって嬉しいです」
──チャンピオンとノンタイトル戦とはいえ、いきなりの大チャンス。今日は江藤公洋選手とのMMAスパーを拝見させていただいたのですが、打撃をしっかりと入れて際も遠慮がない。テイクダウンと組みの強い2人のガチスパーは、柔術家のサトシ選手と戦ううえでも生きる練習に感じました。
「その通りです。組みは全力で、打撃はそうじゃないというのが普通の練習なので。そのなかで週に一度、この練習があるのは大きいですね」
──ではグラップリングの練習は誰と?
「アキラ選手、村山(暁洋)さん、それと泉武司選手とやっています」
──サトシ戦が決まっても、柔術系とは練習をしていないのですか。
「そっちの人とはそんなに……。そもそも寝技の展開を創らせなければ怖くないので。MMAの選手とグラップリングをやっていると、上の取り合いになって。そこが強化されれば、良いので。際の打撃、その前とか自分からタイミングを創ることがキーポイントになると思います。
タイロン・ウッドリーとデミアン・マイア戦ですね。UFC史上、一番多くのテイクダウンをアタックしたマイアが全て返された。ただし、ああいう風に突き放すだけでなく打撃を入れます」
──引き込んで来られたら。
「そこは付き合わないで、立てば良い」
──う~ん、上手くハマれば万人受けするファイトにはならない(笑)。
「残念ながら(笑)」
──ADCC世界大会4位、グラップリングでも生けるのではないかと期待しているのですが。
「まぁ、そうですね(微笑)。サトシもグラップリングでは、道着ほど大きなタイトルを取っていないですしね。だから、そこも自信がないわけじゃないので。スタイル的にもクラシカルで。最近のレッグロックを混ぜたモノを使ってくるわけじゃないですし、対処はしやすいところでもあります。
でも深入りをしても、相手が安心できる時間が増えてしまうので。そういう時間は増やさない方が良いです」
──選手間ではK太郎選手だろうという声が、まま聞かれました。技術的な比較と同時に「やってくれ」という期待感も伝わってきました。
「それはもう色々なところで金原×クレベルに近い構図だと言われていますし(笑)。そういう古参のファンの期待に応えて、やっつけたいです。今年で40歳、ここでサトシと戦えることは光栄ですし、嬉しいです」
──リングでなく、ケージです。
「僕にとってアドバンテージになると思います」
──では最後に意気込みを一言お願いします。
「ハイ。なんかライト層なのか、下馬評ではサトシ有利という意見が目立っていたので──キャンって言わせてやります(笑)」
■視聴方法(予定)
3月23日(土)
午後12時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE
■ RIZIN LANDMARK09対戦カード
<ライト級/5分3R>
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
中村K太郎(日本)
<フェザー級/5分3R>
武田光司(日本)
萩原京平(日本)
<バンタム級/5分3R>
井上直樹(日本)
佐藤将光(日本)
<女子スーパーアトム級/5分3R>
RENA(日本)
シン・ユリ(韓国)
<ウェルター級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ストラッサー起一(日本)
<フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉(日本)
山本アーセン(日本)
<バンタム級/5分3R>
金太郎(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)
<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
コーディー・ジェラベック(米国)
<フェザー級/5分3R>
久保優太(日本)
高橋遼伍(日本)
<キック74キロ契約/3分3R>
ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル)
<キック70キロ契約/3分3R>
憂也(日本)
蛇鬼将矢(日本)
<フライ級/3分3R>
中村優作(日本)
アルマン・アシモフ(カザフスタン)
【写真】対戦が発表された直後、表情は穏やかなサトシだった(C)MMAPLANET
23日(土)、神戸市中央区の神戸ワールド記念ホールで開催されるRIZIN LANDMARK09で、ホベルト・サトシ・ソウザが中村K太郎と対戦する。
Text by Manabu Takashima
昨年7月にスクランブル発進でパトリッキー・フレイレに敗れて以来、8カ月ぶりの復帰戦となるサトシは、そのパトリッキー戦で拳を負傷したもののメンタルが落ちることが無かったという。
勝っても負けても、人として中身が変わらないことを信条としているが、それでもAJ・マッキー~パトリッキーに喫した敗北の連鎖を絶対に止めなければいけない。選手間、コア層の評価&指示を受けるK太郎との再起戦に向かうサトシが、1月31日の会見で話していたこととは――。
――中村K太郎選手との試合が発表された会見が、ほんの少し前に終わりました。今の気落ちは?
「最初はナーバスだったよ。皆が注目して、試合について尋ねるからね。フェイスオフや計量の時と比べると、記者会見は神経質になりがちで」
──えっ、そうなのですか。
「まだ試合まで2カ月もあって──それまで契約書……紙の上で見たり、話して耳で聞いていた相手が目の前に現れるのが記者会見だから。こうなると、『あぁ、本当に試合があるんだ』っていう気持ちになって。なんだか、面白いね。同時に試合に向けて集中力が増す。ファイトがある、それはホームに帰ってきたようなものだから。やる気が増すよね」
──会見でK太郎選手は、いつもユーモアたっぷりな返答が多いです。そのことについて、どう思いましたか。
「シリアスになったり、面白くなったり、変わっているよ(笑)。でも何も私に影響を与えることはない。彼の態度で私が変わることはないから。ただ試合に集中する。試合で勝つことに集中しているよ。彼が何をしようが、何もしないでいようが……何を話そうが一切関係ない」
──ではもう去年の7月の話になりますが、パトリッキー・フレイレとの試合にショートノーティスで応じた。あのハイリスク&ハイリターンの試合に敗れたことをどのように考えていますか。成功例が鈴木千裕選手で、サトシ選手の場合は黒星が一つつきました。
「あのショートノーティスの試合に関しては、プレッシャーを感じないようにしていた。ただ楽しむということは、試合前にも言っていたしね。もちろん、勝つために戦ったよ。確かに試合まで1週間しか時間はなかった。でも、普段からずっと練習はしているわけだし。それはいつだって試合があるようなもので。勿論、試合が決まると、より明確に自分のやるべきことが分かって、そこに従って練習をするようになるけどね。あの試合に関しては負けたよ。色んな人もそこを指摘するけど、私自身はそれほど気持ちが落ちたりはしなかった。今もネガティブな感情は持っていない。
そりゃあ、AJ(マッキー)に負けたことは関してはガッカリしたよ。あの時は2カ月間、AJに勝つことだけに集中していたから。100パーセント掛けていた。パトリッキーと戦った時は、あの時の100パーセントで戦った。でも、それは私の100パーセントではないし。
体力的なことよりも、ここまで上位の試合をするときに一番問題はなのは、気持ちだ。精神面が万全でないと自分がどう戦うのか、自分自身を掌握できない。そこが一番ハードなところなんだよ、ショートノーティスで試合を受けるということは」
──つまりパトリッキーと戦った時は、精神的に万全だったわけじゃないということですね。しかし、敗北は敗北で戦績に傷がついてしまいました。プロフェッショナル・ファイターとして、その辺りはどのように考えていますか。
「そこは本当に気にしていないよ。勝負には勝ち負けはつきものだから。ジョニー・ケースと戦って初めて敗北を経験した時に、その辺りの感情の持っていきかたは学んだよ。勝っても、負けても中身が変わらないことが大切だって。それはクレベルにも言えることで。クレベルが金原に負けた時、私もショックだし彼もショックを受けていた。パトリッキーに負けた時も、同じだよ。ただ試合には負けても、私は私でいること。何も変わらない。勝っても負けても、そして誰に何を言われようとも私という人間は何も変わらない。
逆にRIZINに大切な大会で、AJが来日できなくなって代役をお願いされた。それで戦いを受けないようなことをした方が、漢として何かを失っていたはずだと思っている」
──押忍。そしてあれから半年、試合の時は約8カ月後になりますが、この時期に再起戦を行うのはプラン通りだったのでしょうか。
「大晦日には試合をしたかった。でも、拳の状態が100パーセントではなかったから見送ることにしたんだ」
──その負傷とは……。
「そう、パトリッキーとの試合の初回で折れた。試合後、1カ月全く練習をしなかった。ジムにも行かなかった。1カ月もジムに行かないなんて、私の人生で初めてのことだったよ。でも、そのおかげでリフレッシュできた。より熱心に練習するようになった。ただ12月になってクレベルとスパーをした時、拳に痛みを感じた。私が殴った時だけでなく、ヒザやヒジをブロックした時にも。
大晦日に試合をしていたら、万全の状態で戦えなかったはずだよ。それは拳が痛いからではなくて、私の精神状態がそこを気にしてしまうから。正直、年が明けてもまだ100パーセントじゃない。でも、3月には何も問題ではなくなっているよ」
──ところでK太郎選手との試合は、MMAとはいえ両者のグラップラーという側面も注目されています。K太郎選手はプロのグラップリングの試合は長い間出てしませんが、2009年にはADCC世界大会77キロ級で4位になっています。彼のピュア・グラップリングにおける実力をどのように捉えていますか。
「グラップリング・ファイトで、彼は間違いなく強い。優れたグラップラーだ。素早いバック奪取と、精度の高いRNCを持っている。以前から言って来たことだけど、彼はウェルター級では日本一のグラップラーだと思っている」
──もしグラップリングでK太郎選手と戦うとしたら?
「楽しいだろうね。将来、彼がグラップリングに集中し、私が柔術にフォーカスするようになった時、RIZINがグラップリングマッチを組んでくれると凄く面白い試合になるだろうね(笑)」
──技術的にサトシ選手と比較して、どのように評価していますか。
「私と彼のスタイルは、少し違う。彼はトップゲームを得意として、バックチョークが最大の武器だ。私は三角絞め、腕十字と下からの攻撃を得意としている。グラップリングはグラップリングだけど、ストロングポイントが違うよね。私の方が動きが多くて、爆発力もある。彼はコントロール重視のドミネイト型だ」
──だからこそ、興味深いです。削ってミスをさせるK太郎と選手と、動いてミスを誘うサトシ選手。この構図はMMAにも当てはまるでしょうか。
「そこに関しては、教え子にもよく話している事なんだ。グラップリングとMMAグラップリングは違う。まずグローブの存在がある。良いポジションを奪われた時、グローブがあるとエスケープが難しくなる。グラップリングなら容易い。グラップリングはもっと動くことができるからね。
そして下になってハーフガードを取ったとしよう。グラップリングだと、リラックスしていられるポジションだ。でもMMAでは、全く気を緩めることなんてできない。エルボーとパンチを打たれる。グラップリングと、MMAグラップリングは全く違う。ただ、どうなんだろうね。私と彼がMMAで戦うと……。
私はMMAでも、下になることは厭わない。トップでも、ボトムでも。トップで居心地が良ければトップで戦う。引き込んだ方が良いなら、引き込む。私はどっちの局面になっても平気だから」
──ではK太郎選手のサイズに関しては?
「少し、私より大きいね。でも、それが問題になることもない。体格差は心配材料にならない」
──今サトシ選手は2連敗中ですが、3連敗はさすがにまずいと捉える選手が多いです。
「そうだね。と同時に、RIZINで戦う試合はいつだってプレッシャーを感じている。私はチャンピオンで、ベルトが家にある。ただ勝つために集中して、試合当日を迎えたい。そして、この試合は日本語でいえば、ゼッタイニ・マケハユルサレナイ(笑)。そういう試合だと心得ているよ」
──サトシ選手、会見後の慌ただしいなかインタビューを受けていただきありがとうございました。ところで全くこの試合に関係ないのですが、ルオトロ兄弟など新しい世代のグラップラーについて、サトシ選手はどのような印象を持っていますか。
「凄いよ。信じられない動きをしている。全く止まらない。足関節、腕十字、RNCと常にフィニッシュを狙っている。それを可能にしているのが、防御力の高さだね」
──いの日か……。
「アハハハハハ。そうだね」
■視聴方法(予定)
3月23日(土)
午後12時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE
■ RIZN LANDMARK09対戦カード
<ライト級/5分3R>
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
中村K太郎(日本)
<フェザー級/5分3R>
武田光司(日本)
萩原京平(日本)
<バンタム級/5分3R>
井上直樹(日本)
佐藤将光(日本)
<女子スーパーアトム級/5分3R>
RENA(日本)
シン・ユリ(韓国)
<ウェルター級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ストラッサー起一(日本)
<フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉(日本)
山本アーセン(日本)
<バンタム級/5分3R>
金太郎(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)
<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
コーディー・ジェラベック(米国)
<フェザー級/5分3R>
久保優太(日本)
高橋遼伍(日本)
<キック74キロ契約/3分3R>
ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル)
<キック70キロ契約/3分3R>
憂也(日本)
蛇鬼将矢(日本)
<フライ級/3分3R>
中村優作(日本)
アルマン・アシモフ(カザフスタン)
中村優作 2.75
アルマン・アシモフ 1.40
関西大会名物中村。昨年は4月にマメドフにKOされ、10月にヒロヤに判定勝ち。もうRIZINレギュラーからは外れていると思うが、関西大会があれば今後もエンドレスで出られそう。
カザフスタンのアシモフは軽量級だがKO勝ちが多いハードパンチャーで、このところ負けた試合は3連続1RKO負けでダメージの蓄積が大きい中村にとっては相性が悪い相手。
アシモフKO勝ち。
久保優太 1.67
高橋遼伍 2.10
海外のオッズなので久保がフェイバリットだが、冷静に見れば高橋がはるか格上。久保は3連勝中だが、まともな試合としてはノーカンの奥田・安保戦の2勝を除くと、判定が微妙だった木下戦のみ。
4連敗中の高橋は手数の乏しさが気になるところだが、普通にトータルMMAで戦えば、組みの実力には差があるはず。
高橋判定勝ち。
貴賢神 2.00
コーディー・ジェラベック 1.80
MMA転向後3連敗中の貴賢神だが、前回の荒東戦は、1Rにパンチでダウンを奪うなど、成長は見えた。
相手のジェラベックはMMAではミドル級で1戦しただけ。昨年は打撃系格闘技のカラテコンバットでライトヘビー級契約で2RKO負け。32歳なので、経験を積んでいるというよりは、格闘技を本業としていない感じ。体格差を覆すほどの技術力はないだろう。
海外のオッズでは戦績の比較でジェラベックがフェイバリットになっているが、貴賢神が体格差でKO勝ち。
金太郎 1.50
ダイキ・ライトイヤー 2.50
金太郎も4連敗中だが、関西大会なら出場できる。相手のダイキは2021年のTRIGGERですでに引退を決めていた釜谷真に2RKO勝ちしたものの、修斗では3連敗中。
金太郎KO勝ち予想だが、今更この相手に勝ったところでRIZINレギュラーには戻れないだろう。
山本アーセン 1.57
柴田“MONKEY”有哉 2.30
柴田はローカル戦績では過去10年で10勝5敗、負けた試合は10年前の清水清隆戦と8年前の井上直樹戦を除くと、和田・越智・神龍とのタイトルマッチでの敗戦。ただ地方が主戦場のため、相手もDEEPトップクラスからは落ちるレベルの選手が多い。
アーセンがタックルからコントロールしきって判定勝ち。
イゴール・タナベ 1.10
ストラッサー起一 6.00
今大会一番大差のオッズ。しかしタナベにとっては実質体重ハンデマッチだった阿部戦を除くと、過去もっともトータルで戦える技術を持った相手との対戦となるため、楽な試合ではない。簡単にグラウンドで上を取れることもないはず。当然警戒されているガードからの極めで勝つことができるなら、日本ではもう相手がいないだろう。
タナベ一本勝ち。
RENA 1.29
シン・ユリ 3.40
ROAD FC女子アトム級王者のシン・ユリだが、今のROAD FCのレベルがどれくらいかは疑問。打撃が武器とのことだが、RENA相手では分が悪い。
RENAのKO勝ち。
井上直樹 1.57
佐藤将光 2.30
ベテランの将光が井上の攻めを凌ぐ展開で接戦になりそうだが、井上が先手を取り手数で上回っての判定勝ちと予想。
武田光司 1.29
萩原京平 3.40
初フェザーの武田が終盤まで失速せずに攻められるかどうか。フィニッシュはなさそうなので、試合中一発でも打撃をもらって効いた素振りを見せると、RIZINの判定システムでは負けにされかねない。
武田判定勝ち。
ホベルト・サトシ・ソウザ 1.44
中村K太郎 2.63
K太郎はサトシに引き込まれても、フィニッシュさせないだけのディフェンス力はあるはず。打撃の上手さでは確実にK太郎が上。しかしフィジカルでは体が萎んでの階級転向となるK太郎おりサトシが上だろう。先に効かせた方が一本を取る試合になると思うが、技術ではリードしても一発入って効かせるのはサトシでは。
サトシ一本勝ち。
第1試合開始は14時から。オープニングセレモニーはないとのこと。MMAのみ速報します(オープニングファイトはすべてキックのためスルー)。
【RIZIN LANDMARK 9 in KOBE 】
3月23日(土)神戸ワールド記念ホール
ホベルト・サトシ・ソウザ vs. 中村K太郎
井上直樹 vs. 佐藤将光
武田光司 vs. 萩原京平
こちらの3試合をご紹介!!
さわやか五郎とアマレス兄弟の3人で見どころをお伝えします!
#RIZIN #DEEPJEWELS #DEEP #総合格闘
#RISE #格闘技 #MMA #レスリング #柔術 #UFC
#MMA #ディープジュエルス #パンクラス #修斗 #ONE #ONEChampionshi #格闘劇場