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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05   アレハンドロ・フローレス アンソニー・ペティス アンテ・デリア クリス・ウェード サバ・ボラギ シェイモン・モラエス スティービー・レイ デニス・ゴルソフ ハウシュ・マンフィオ バッバ・ジェンキンス ブルーノ・カッペローザ ブレンダン・ラウネーン ヘイナウド・エクソン ボストン・サルモン ランス・パーマー 工藤諒司

【PFL2022#05】計量終了 逆転トップ4へ、工藤が計量パス。進出済ペティスは、フィニッシュ必至のレイと

【写真】公式計量結果は145.4ポンド、モック計量では145.5は発表された工藤。正式結果とモック計量が読み上げられた体重が一致しない選手が数多く見られた……どういうこと?  ちなみに左が本計量で、右がセレモニアル計量時の工藤だ(C)PFL

23日(木・現地時間)、24日(金・同)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2021#05の計量が行われた。

ヘビー級とフェザー級のレギュラーシーズン最終戦=2戦目は行われる今大会、当確マークが1人も出ていないフェザー級ではボストン・サルモンとサバ・ボラギが欠場し、ヘイナウド・エクソンとアゴ・フスキッチがライトチャンスをそれぞれバッバ・ジェンキンス、ブレンダン・ラウネーンと戦う。

クリス・ウェードはカイル・バチニアックと、アレハンドロ・フローレスは工藤諒司とのマッチアップ。さらシェイモン・モラエスはランス・パーマーと、全て3Pを持つ選手と0Pのファイターの顔合わせとなっている。


勝ち点を持っている組だが、フィニッシュ負けすると逆転され、判定勝ちの合計6Pでは他の4選手がフィニッシュ勝利すれば脱落という──究極のフィニッシュ必須対戦となっているフェザー級だ。

セレモニアル計量では、逆転トップ4入りを狙う工藤は一礼をして、ステージに登場。計量台の上でガッツポーズを取った。続いてカウボーイハットを被って現れたフローレスと、フェイスオフでは握手をガッチリと計3度かわし、それぞれ左右に分かれた。

フェザー級の選手にインタビューはなく、コメインでスティーブー・レイと対戦するアンソニー・ペティスが、モック計量とフェイスオフ後にインタビューを受けた。

既にペティスは6Pでプレーオフ進出を決めており、この試合でレイが3R2分30秒秒以内にフィニッシュ勝利すれば、現在4位の前年王者ハウシュ・マンフィオを弾き出して、4位でプレーオフ出場となる。

そのレイは「僕はいつだってフィニッシュを狙っているし、ここを勝ち抜ける。12分半以来に勝たないといけないけど、さっきも言ったようにどの試合もフィニッシュをしようと戦ってきた。そうやって勝てるよ」とインタビュー話した。

■視聴方法(予定)
6 月25 日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2022#05計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 237.2ポンド(107.59キロ)
マテウス・シェッフェウ: 254ポンド(115.21キロ)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス: 155.4ポンド(70.48キロ)
スティービー・レイ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 261.2 ポンド(118.47キロ)
クリジソン・アブレウ: 258ポンド(117.02キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 145.6ポンド(66.04キロ)
カイル・バチニアック: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 246.8ポンド(111.94キロ)
シェルトン・グレイブス: 265.6ポンド(120.47キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 145.8ポンド(66.13キロ)
ヘイナウド・エクソン: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 244.2ポンド(110.76キロ)
モーリス・グリーン: 241.4ポンド(109.49キロ)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 145.8ポンド(66.13キロ)
シェイモン・モラエス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ヘビー級/5分3R>
サム・ケイ: 240ポンド(108.86キロ
ジュアン・アダムス: 266ポンド(120.65キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス: 145.8ポンド(66.13キロ)
工藤諒司: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 145.8ポンド(66.13キロ)
アゴ・フスキッチ: 145.4ポンド(65.95キロ)

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【PFL2022#05】プレーオフ進出へ、フィニッシュ必至の工藤諒司。十分に可能性のあるフローレス戦決定

【写真】乾坤一擲勝負となる──工藤のフローレス戦(C)PFL

26日(木・現地時間)、PFLが6月24日(金・同)にジョージア州アトランタのエリート・アリーナで開催するPFL2022#05の対戦カードを発表した。

ヘビー級とフェザー級の2巡目、レギュラーシーズン最終戦で工藤諒司がメキシコ人ファイターのアレハンドロ・フローレスと対戦することが決まった。


第1戦ではフィニッシュ決着がなかったフェザー級のランキングは以下の通り。

1位 3p シェイモン・モラエス
2位 3p アレハンドロ・フローレス
3位 3p クリス・ウェード
4位 3p バッバ・ジェンキンス
5位 3p ブレンダン・ラウネーン
6位 0p 工藤諒司
7位 0p カイル・バチニアック
8位 0p ランス・パーマー
9位 0p サバ・ボラギ
10位0p ボストン・サルモン

そして工藤✖フローレス以外のカードはラウネーン×サルモン、パーマー✖モラエス、ジェンキンス✖ボラギ、ウェード✖バチニアックとなっている。

つまり全5試合が3P獲得ファイターと0Pの顔合わせとなっており、現時点で全選手にトップ4入り=プレイオフ進出の可能性が残されている。とはいえ2連勝をすれば上位5選手は最低でも合計6Pとなるため、工藤をはじめ0Pファイターはボーナス獲得のフィニッシュが必要となってくる。

2連勝の可能性が高いのはウェード、ラウネーン、ジェンキンスの3選手で、首位モラエスが下り坂傾向の2度の世界王者パーマーとの一戦でどのような結果になるかで、ランキングの順位は大きく変動が見られることになる。

工藤の場合は1R勝利で6P、2R勝利で5P──準決勝へのボーダーは、やはりこの辺りと予想される。取らぬ狸の皮算用ではなく、プレイオフ進出のための戦術が必要となってくるだろう。

そんな工藤と対戦するフローレスはキャリア21勝3敗、テコンドーからムエタイを経てMMAに転じると、Combate Americasでキャリアを積んだ。その後フローレスは2020年のコンテンダーシリーズに挑み、Titan FC王者ハファエル・アウベスのギロチンに下りUFCとの契約を逃す。

そしてローカルショーで再起を果たし、昨年の10月にPFLデビュー戦の勝利で2022年シーズン参加を決め、初戦はボラギに判定勝ちを収めている。

上下と内と外を打ち分けるフローレスは、テンポよく戦っている際は拳と蹴りの動きが連動し、さらには一挙動で動くため予測が難しい打撃を使う。

と同時に蹴りの後など隙も見せるフローレスだけに、そこにパンチ、あるいはテイクダウンを工藤を見せてリズムを狂わせたい。そうなると蹴りは体重が浮き、パンチとの連動もストップ、特に力の伝わっていない高い位置への蹴りはテイクダウン、カウンターの両方で工藤の攻めるポイントになるだろう

フローレス戦はとにかく、フィニッシュ勝利しかない工藤。ならば前回のラウネーン戦のように初回にチャンスが訪れるなら全力でフィニッシュする姿勢を持ちたい。

テイクダウン狙い+パンチ、オーバーハンドのステップイン&ダブルレッグ、工藤はどちらも十分に取れるチャンスがある。第1試合出場予定ということもあり、できれば2Rまでのフィニッシュ──最低でも4P獲得という状態まで人事を尽くし──あとは他の試合結果次第、天命を待ちたい工藤だ。

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#02 アレハンドロ・フローレス キック サバ・ボラギ

【PFL2022#02】工藤出場のフェザー級。まずはメキシコのフローレスが独レスラーのボラギを破る

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
サバ・ボラギ(ドイツ)

間合いの取り合いで上背で上回るフローレスが右カーフを蹴る。続いてカーフ、サイドキックをボディに受けたボラギは前足を既に気にしているか、フェイクへの反応も大きい。スイッチを織り交ぜるフローレスが左足を削っていくなか、ボラギは右オーバーハンドを狙う。距離を詰め、跳びヒザの着地に組みついたボラギがケージにフローレスを押し込む。

右エルボーをいれたボラギに対し、フローレスが股をすくってボディスラム。すぐに立ち上がったボラギが再びケージに詰めていく。フローレスは頭を押して左に回って離れると、最初のコンタクトでアイポークがあったとボラギがアピールし、試合が中断する。再開後、ボラギの左フック後にサウスポーから左ミドルを入れたフローレスが、カーフを入れワンツー。ダブルレッグのフェイントを見せたボラギがアッパー、さらに飛び込んでから右を当てて初回が終わった。

2R、サイドキックでヒザを狙ったフローレスが左ハイを繰り出す。圧を掛けて前に出たボラギがジャンプ、同時にフローレスも飛びヒザを狙う。右を入れたフローレス、ボラギが左フックを当て右アッパーから組んでいく。かわしたフローレスは中央に戻り、右ロー。左右のコンビからボディを入れたフローレスだが、ボラギはケージに追い込んでいく。右アッパーから左右のローのフローレス、ボラギのフックを頭振ってかわす。左フックをかわして、スイッチキックを狙ったフローレスは、小刻みにポジションを変えるようになっている。

そのフローレスの左にボラギも左フックを合わせようとする。ステップインに右を当てたフローレスが、左ジャブを連続で入れる。さらにカーフから左ジャブを受けたボラギは、踏み込んでの左リードフックが当たらない。フローレスは左ボディストレートを入れると、シングルレッグにテイクダウンを奪われた刹那、スイープで跳ね上げシングルを取り返してリバーサルを決める。同体でスタンドに戻り、フローレスが左ミドル。ボラギが左ジャブを当てる。右ストレートを決めたフローレスは、最後の最後に大内刈りでテイクダウンを取られた。

最終回、まず左ジャブを入れたフローレスが、右ストレートをヒットさせる。ボラギが右フックを打ち返し、フローレスが左インローを蹴る。ガードの上からのワンツーに続き、そのままワンツーを決めたフローレスだが、ボラギの組んだ直後の小外刈りでテイクダウンを取られる。ケージを利して立ち上がったフローレスは、スピニングバックフィストをかわして左ハイを狙う。

左フックの相打ちから、フローレスが左ジャブをヒット。さらにフリッカーのようなジャブを入れると、ステップインにジャブを合わせ左ボディから跳びヒザを繰り出す。ショートの連打に続き、近距離でヒザを入れると左フックを決めたフローレスは、ふらついたボラギのテイクダウン狙いをスプロールする。がぶりと押し込みの攻防のなか、立ち上がったフローレスにボラギがシングルからボディロック、大内でテイクダウンを決める。すぐに立ち上がったフローレスがボディにヒザを突き刺したところで時間となった。

初回はボラギ、2Rと3Rはフローレスが優位か──結果、30-27が2票ありフローレスが3Pを獲得した。


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