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【DWCS S07Ep03】荒いブリトのパンチでKO負け直前のエリオットが、逆襲の猛攻を見せて判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
オーバン・エリオット(英国)
Def.2-0:29-28.29-28.28-28
カイキ・ブリト(ブラジル)

頭を下げたワンツーからスリーで前に出るブリト。エリオットは左ハイを繰り出す。ブリトが右ミドルを入れ、右ローも組んだエリオットがテイクダウンを奪う。すぐに立ったブリトだが、ボディロックでテイクダウンを奪われると今度は背中をつかされる。パウンドに対して、下から腕を振るいながら立ち上がったブリトは、右を伸ばす――が、パンチを打つ時に頭が下を向いてしまっている。

そんなブリトに左フックを打ち込み、コンビにつなげたエリオット。続くダブルレッグを遠く、スタンドに戻る。スイッチするエリオットは右の関節蹴りから左ミドルを決める。エリオットは構えを変えながら、ブリトの大振りをかわす。それでもブリトの右が決まり、もう1発被弾したエリオットがシングルレッグでテイクダウンを決める。ブリトは即スクランブル、エルボーをケージ際で狙ったところで時間となった。

2R、エリオットがダブルジャブ。ワンツーの右を決めたブリトがパンチを振りながら前に出る。ダブルレッグのエリオットは、ケージに押し込むがブリトがしっかりと対処して離れる。あのタイミングのテイクダウンを切れるのは、大きかったブリト。エリオットは後ろ回し蹴り、かわしたブリトは手をつけての蹴りを繰り出す。直度にダブルレッグに出たエリオットは、ギロチンを防ぎつつトップを奪取する。

ニーシールドから立ち上がったブリトは、右ストレート一閃。ヒザから崩れたエリオットを立たせて、ケージを背負わせると左フックを振る。さらに右を当てたブリトは、テイクダウン狙いを切ってパンチからヒザ蹴り――もこれは空振りに。足が泳ぎながらパンチを見せるエリオットは、右を被弾しヒザ蹴りに続きパンチを受けてふらつく。

ここでブリトは2発、パンチを空振りするとエリオットはダブルレッグへ。切ったブリトがバックに回り、後ろ三角のような形になるがエルボー&パンチへ。ここから腕十字に移行し、左腕が完全に伸びたエリオットだが時間となった。

最終回、疲れた目立つブリトに対し、エリオットが左ミドルを蹴る。左の蹴りを続けたエリオットは右ジャブを連続で伸ばす。動きの落ちたブリトの腹に左ミドルを入れたエリオットはワンツーを決める。ジャブを受けたブリトもステップインから荒いフックも、左ミドルから左を被弾し、スピニングバックフィストを放つも、バランスを崩してそのまま背中をキャンバスにつける。

エリオットはパンチ、エルボーを落とす。アームロックから三角狙いのぶりとは、頭を引き寄せて防御に徹する。エリオットは左エルボーを連打する。クローズドを取り続け、立ち上がるそ振りを見せないブリトは、腰をあげたエリオットのパウンドから右エルボーを連続で落とされる。エリオットはさらに立ち上がって鉄槌、勢いのあるパンチと大攻勢をかけ、タイムアップに。

結果、KO負け直前に追い込まれたエリオットが、マジョリティ判定勝ちした。


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