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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 ジャイー・ロドリゲス ブライアン・オルテガ

【UFC ABC03】激闘前──ロドリゲスの腕十字に腕を抜いたオルテガの肩が抜け、続行不能に

<フェザー級/5分5R>
ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
Def.Def.1R4分11秒by TKO
ブライアン・オルテガ(米国)

開始早々パンチを交換する両者。オルテガが左、ロドリゲスが右を当てる。前に出て圧を与えたいオルテガに対し、ロドリゲスがスイッチして対応する。飛び込んで左を当てたロドリゲスは、さらに左から組んでヒザを突き上げる。オルテガは組んで、ボディロック。ケージにロドリゲスを押し込む。

ヒザを入れて崩しに掛かるオルテガに対し、ロドリゲスがウィザーで耐える。掌底を入れるロドリゲスは、ケージに押し込まれた状態が続く。残り100秒、後方へのテイクダウンを切って離れたロドリゲスが、右ハイ、前蹴りを見せる。ここもオルテガは組みを選択しシングルでロドリゲスをケージに押し込む。

ウィザーのロドリゲスを腰に乗せ、投げを打ったオルテガ。下になったロドリゲスが腕十字を仕掛ける。右腕を抜いたオルテガは、そのまま後方に倒れ込む。腕を抜いた際に右肩が抜け、オルテガは試合続行不能に。激闘必至の勝負は、思わぬ形で決着がついた。とはいえ、過去2度に渡り手術をしている古傷の再発はロドリゲスの攻撃によって起こった自体、激闘は見らなかったがこれもMMAだ。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 アマンダ・レモス キック ミッシェレ・ウォーターソン

【UFC ABC03】ウォーターソンに距離を取らせなかったレモスが、ダブルレッグをギロチン斬り

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス(ブラジル)
Def.2R1分48秒by ギロチンチョーク
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)

予想通り足を使うウォーターソンが、距離を取って戦う。レモスは追わず、飛び込みを待つ序盤に。ウォーターソンの左ローより外のレンジで試合が進み、レモスが左ジャブから左ミドルを入れる。ウォーターソンが構えを変えると、そこに反応するレモスが右オーバーハンド、右ローを蹴っていく。ローにワンツーを合わせたレモスが、自らの空振りで姿勢を乱す。詰めないウォーターソンはサイドキックも、レモスの圧を跳ね返せないようだ。

と、ダブルレッグで一気にテイクダウンをウォーターソンが決める。残り45秒、レモスはバタフライガードからスイープを狙う。ウォーターソンは左足を抜いて、パンチ。殴られながらレモスは上を取り返し時間に。

2R、右を入れたレモス。ウォーターソンが右に回るが左ミドルを受ける。オーソに構えたウォーターソンは左前蹴り、スイッチして右サイドキックで距離を取る。踏み込んで右を当てたレモスは、ボディを抉り右オーバーハンドへ。ここでウォーターソンはダブルレッグからテイクダウンへ。シングルに切り替えたを合わせたウォーターソンだが、切ったレモスがギロチンにとって引き込む。ロールし力を入れた時点で、ウォーターソンがタップ。レモスはレフェリーが見落としても絞めを解き、ウォーターソンも敗北を清く認めた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 キック ムスリム・サリコフ リー・ジンリャン

【UFC ABC03】初回は押されたリー・ジンリャンが、左フック→右ストレートのコンビでサリコフをKO

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
Def.2R4分38秒by TKO
ムスリム・サリコフ(ロシア)

散打ベース同士の中ロ対決。様子の見合いから、サリコフがスピニングヒールキックを見せる。左オーバーハンドで前に出るリー・ジンリャンとの距離を取ったサリコフは、右ローを蹴る。左に左を合わせたリー・ジンリャン、サリコフはスピニングバックキックを繰り出す。リー・ジンリャンもローから左リードフックも、サリコフが一気に距離を詰めてテイクダウンを決める。

散打ではリー・ジンリャンを上回ったサリコフは、クローズドガードの中から左右のパンチを落とす。リー・ジンリャンの蹴り上げで、試合はスタンドへ。残り2分、サリコフがスピニングバックキックをボディに決めるなど、攻勢を続ける。スピニングバックフィストは空振りとなったサリコフは、回転系の蹴りから右フック。パンチの攻防になると圧が増すリー・ジンリャンが前に出るもクリーンヒットはないまま、ダブルレッグを仕掛けたところで時間となった。

2R、リー・ジンリャンのローをキャッチしたサリコフが、右を当てて押し倒す。スタンドで待ち受けたサリコフの後ろ回し蹴りが空振りだが、客席が感嘆の声が挙がる。リー・ジンリャンはここで距離を詰め、組みから離れてローを蹴る。疲れが見えるサリコフに対し、リー・ジンリャンは全くそんな気配もない。

サリコフのスピニングバックフィストのタイミングで、リー・ジンリャンが組んでボディロックテイクダウンを決める。スクランブルで立ち上がったサリコフは、肩で息をしている。ボディをまとめたリー・ジンリャンは、スピニングバックキックをガードすると、右に左を合わせる。さらに飛び込み際を左で迎え撃ったリー・ジンリャンが、回転系の蹴りをかわすと、右ストレートを被弾したサリコフが姿勢を乱す。ボディから右を当てたリー・ジンリャンが、ダブルレッグをスプロールしてエルボー。下がったサリコフから右ストレートでダウンを奪うと、パウンドの追撃で勝利を手にした。

「2008年に練習を始めた時から、彼は散打界で知られた存在だった。信じられないよ」とリー・ジンリャンはコメントした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 スムダーチー マット・シュネル マテウス・ニコラウ

【UFC ABC03】ファイト&パフォーマンスともにボーナス級。シュネルがスムダーチーから逆転三角

<フライ級/5分3R>
マット・シュネル(米国)
Def.2R4分24秒by 三角絞め
スムダーチー(中国)

サウスポーのスムダーチーに右ローをシュネルが蹴る。スムダーチーも左ローを2発見せるも、3発目に左を合わされる。左回りでローを続け、左ストレートをスムダーチーが繰り出す。長身、リーチとコンパスをいかしたスムダーチーだったが、シュネルはボディロックテイクを一気に決めて、マウントへ。3/4マウントで殴り、バックを制したシュネルは胸を合わされると三角を狙う。

しっかりとポスチャーして防いだスムダーチーが、ガードの中からボディ&顔面を殴る。シュネルの三角狙いに、立ち上がったスムダーチーが再びガードの中に。シュネルはスイープ狙いから三角~オモプラッタへ。スムダーチーは立ち上がったスラムも、さらにオモプラッタが深く入る。前転で逃れたスムダーチーだが、これでシュネルのスイープが完成した。トップを取ったシュネルは右のパンチを連打し、スムダーチーが下からエルボーを見せる。頭を起こしたシュネルは蹴り上げにもパンチを落とし、トップのまま初回を戦い終えた。

最終回、打撃の交換のなかでスムダーチーの左ローがシュネルの急所に入り、試合が中断する。再開後、シュネルは右アッパーを入れるが、左を受けて動きが止まる。さらに近い距離で右を被弾したシュネルに対し、スムダーチーがスリップし間合いを取り直す。

攻め急がなかったスムダーチーは、引き続き左を当てる、その左でダウンを奪ったスムダーチーは、シングルレッグを切る。前に出てくるシュネルに後ろ回し蹴り、さらにエルボーを打ち込むスムダーチーが、もう一度エルボーを入れ左右のパンチでラッシュを掛ける。
右のヒジで動きが止まったシュネルは、左を受けて腰が落ながら左を打ち返す。

これが効いたか、攻め疲れかスムダーチーの動きが止まる。右を当ててテイクダウンを決めたシュネルは、即マウントへ。右を連打し、エルボーに切り替えたシュネルのヒジがスムダーチーの顔面を襲う。殴られ、カットしたスムダーチーだが肩ブリッジでマウント返し。

シュネルは三角絞めへ。左ワキを締め、右腕を流させたシュネルは頭を引き寄せる。と、スムダーチーが落ちて勝負が決した。ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトのダブルボーナスでもおかしくない見事な逆転勝ちだった。

「エルボーのダメージ……覚えていないんだよ。マテウス・ニコラウ」と勝者は話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 マノン・フィオフォ ミーシャ・テイト

【UFC ABC03】組み勝ち、殴り勝ったローレン・マーフィーが、ミーシャ・テイトから3-0の判定勝ち

<女子フライ級/5分3R>
ローレン・マーフィー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-27
ミーシャ・テイト(米国)

序盤かり圧を掛けるマーフィーが、最初のミーシャの組みにヒザを入れる。左ミドルを蹴られたマーフィーはワンツーをいれ、テイクダウン狙いをスプロールしてヒザを突き上げる。間合いを取り直した両者、ミーシャは左の蹴りを多用し、右ストレートをヒット。ジャブを打ち合うと、マーフィーが右フックを当てる。さらにジャブ、右ストレートとマーフィーの方が手数が多い。

パンチの交換のなかでダブルレッグに出たマーフィーが、バックに回る。ミーシャは胸を合わし、体を入れ替えるとボディロックテイクダウンへ。背中でなく、腰を捻って腹ばいにしてすぐに立ち上がったマーフィーが、ダブルアンダーフックでヒザを見せる。ボディを殴るミーシャは首相撲でいなしてダブルレッグへ。マーフィーはここも反応してテイクダウンを許さない。残り20秒、両者が離れるとマーフィーが左ジャブを当てた。

2R、ジャブを伸ばすマーフィー、ミーシャもジャブを当て返す。組みがハマらないミーシャは、ワンツーの打ち合いのなかで鼻血が増えてくる。ミーシャの意識が打撃に偏ると、マーフィーがダブルレッグでテイクダウンし、スクランブルではバックから右を連打していく。クラッチを剥がしたミーシャに、右エルボーを入れて離れたマーフィーは左を被弾する。それでもジャブの精度が高いマーフィーに対し、ミーシャは殴られながら距離を詰める。首相撲&ヒザ蹴りのミーシャに左エルボーを打ちこむマーフィーは、ダブルレッグを切り、シングルに移行されも足を引き抜く。

アッパーを受けながら組んだミーシャがボディロック、鼻を殴っていくマーフィーに対しミーシャは肩パンチ。は左右を差し返して体を入れ替える。直後にミーシャがガツンと音がエルボーを入れ、押し込み返した状態でラウンド終了となった。

最終回、ミーシャはジャブで前に出て、マーフィーが右に回ってジャブを返す。ジャブの差し合いが続き、ミーシャは組んでいくが逆にテイクダウンを許す。すぐに立ち上がったミーシャは首相撲でヒザを貰いながら、左右のボディを打っていく。左目の下をカットし大きく腫らせたミーシャだが、ジャブを伸ばして前に出て組み続ける。

マーフィーはエルボーを打って離れると、ミーシャが前蹴り。残り90秒で足を止めて打ち合いになると、引いたマーフィーが組みつく。ギロチンから組み変えてヒザを入れるミーシャは離れてジャブ。マーフィーもジャブを返し、レンジコントロール。前に出るしかないミーシャにジャブを最後も当てたマーフィーは勝利を確信した。

結果、マーフィーが3-0で判定勝ちを収め、顔を大きく腫らし流血のミーシャとハグをし、「私はチャンピオンになる準備ができている。それをこの試合で示した。9月はパリにいく。マノン・フィオフォとジェジカ・アンドレジの試合を見る。その試合はナンバーワン小テンダーマッチじゃない。2人の勝者と戦う」と話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 ショーン・オマリー ジャック・ショア リッキー・シモン

【UFC ABC03】レスリングで勝ったシモンが、右でダウンを奪い16連勝=ジャック・ショアから一本勝ち

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
Def.2R3分28秒by 肩固め
ジャック・ショア(英国)

まず右ローを蹴ったシモン。ショアは左ジャブを伸ばす。ワンツーを一挙動で打ったシモンは、ワンツーに組みつきスラムへ。ケージ際ですぐに立ち上がったショアは、ケージに押し込まれ状態から離れる。続くシングルレッグを切ったショアは、前足でハイを蹴ると逆にシングルレッグへ。切ったシモンは、左ボディフックから組んでケージにショアを押し込む。シモンは両ワキを差した状態からヒザを太腿に入れるとエルボーを振るう。

このタイミングで離れたショアが左に右を合わせる。ワンツーに組んだシモンが、ケージに再びショアを押し込む。ショアのヒザが急所に入り、試合が中断もすぐに再開。体を入れ替えられ離れたシモンは、左ミドルを蹴られ左ジャブで姿勢を乱した。

2R、ショアがジャブを伸ばし、ローに右フックを合わせていく。ショアのダブルレッグを切り返し、ボディロックのシモンがエルボーを打ちこむ。ショアが組もうとしても、シモンは切って左ボディを打っていく。パンチのコンビネーションからショアが組むが、すぐに体を入れ替えたシモンが、前方に崩してバックを伺う。

ショアもこれを許さず、正対。シモンは左エルボーの直後にレベルチェンジしてダブルレッグ、肩にショアを抱えて反対側に走ってスラムを決める。立ち上がって離れたショアはジャブに右を合わされて、足が泳いでダウン。殴ってマウントを取ったシモンはバックグラブからRNCを狙いつつ、上を向いたところで肩固めへ。

試合前の言葉通り、ジャック・ショアに初めて黒星をつけた男となったシモンは、次と聞かれ「ショーン・オマリー」の名を大声で発した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 ビル・アレジオ

【UFC ABC03】三角絞めを凌がれたバーンズ弟が、急降下。動けず、立てず戦闘不能でアレジオに敗れる

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
Def.2R1分15秒by TKO
エウベウチ・バーンス(ブラジル)

前蹴りから組んだバーンズが、ヒザ蹴りをキャッチされ体を入れ替えられる。ボディロックから後方に倒れ込むようにテイクダウンしトップを奪たバーンズは、マウント狙いから反転したアレジオの動きに合わせてバックへ。前方に落とされながら三角絞め。そのまま腕を伸ばしに掛かったバーンズは、下からエルボーを打っていく。

再び腕を伸ばしに掛かったバーンズだが、鉄槌で殴られヒザを肩に受けるとオモプラッタに切り替える。バーンズの体を跨ぐようにハーフでトップを取ったアレジオは腕を抜いて、抑えると左のパンチを落とす。下からのパンチをかわし、左右の拳を入れたアレジオに対し、バーンズはハイガードからのオモプラッタへ。これを防いだアレジオが、スクランブルで後方から殴るつける。立ち上がると思いきや、引き込んだバーンズは、必死にクローズドガードを取る。アレジオは立ち上がり、スタンドで待ち受ける。まさに嫌々立ち上がったバーンズは、直ぐに組んで後方に倒れ込む。引き込みもならずトップから殴られたバーンズは、ラウンド終了後もすぐに立ち上がれなかった。

2R、開始前にドクターチェックを受けたバーンズは、試合が再開されると蹴り足を掴んでバックに回るが、アレジオが即胸を合わせハイガードに鉄槌を落としていく。ハーフからクローズドのバーンズは、消耗が激しい。アレジオは立ち上がって、肩口に蹴りを入れると足関節狙いを防ぎ鉄槌を落として立ち上がる。

顔面を踏みつけそうになったアレジオは、立ち上がってバーンズを待ち受ける。すぐに立ち上がらないバーンズを見て、レフェリーが試合を止めた。ヒザの古傷がパンクしたのか、心がパンクしたのか。「三角はタイトじゃなかった」とアレジオは話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 ダスティン・ジャコビー チョン・ダウン

【UFC ABC03】チョン・ダウン、5連勝ならず。ジャコビーの右ストレートで3分13秒KO負け

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー(米国)
Def.1R3分13秒by KO
チョン・ダウン(韓国)

大USAチャントをバックに戦うジャコビーに対し、チョン・ダウンが前蹴りから右ローを繰り出す。ジャコビーは構えを変えて、左ローを蹴り返し左ジャブを当てる。頭を振って前に出るチョン・ダウンが右カーフから左ジャブを伸ばす。ジャコビーも右ローを返すと、チョン・ダウンが飛びヒザを見せる。さらに右を当てたチョン・ダウンは、ジャブに左を合わせようとする。

二段蹴りから左を当てたチョン・ダウンが、引き続き右を入れる。直後に左ジャブの相打ちで打ち勝ったジャコビーが、ワンツーの右を打ち抜く。腰から崩れ落ちたチョン・ダウンを見て、レフェリーが即試合を止めた。


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INVICTA MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 エミリー・ダコーテ ジェシカ・ペネ

【UFC ABC03】エミリー・ダコーテ、右カーフを効かせてペネから3-0でUFC初陣を飾る

<女子ストロー級/5分3R>
エミリー・ダコーテ(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ジェシカ・ペネ(米国)

ジャブを伸ばすペネに対し、ダコーテがカーフを蹴る。フィジカルで一回り大きなペネはワンツーに左を合わされる。カーフを続けるダコーテは、ダブルレッグを察知してかわし右カーフ。右フックに組んだペネだったが、クリンチに持ち込めない。首相撲でヒザをボディに入れ、エルボーを決めたペネは右を当ててテイクダウン狙いの仕草を見せる。

パンチの交換で、互いに右を当てる。ダコーテのワンツーに、ペネは右を当てるが、ボディから左フックを被弾する。ワンツーからのダブルをかわされたペネに対し、ダコーテは右を入れ、ワンツーの右、続く左リードフックを決めて初回をリードした。

2R、前蹴りからジャブを伸ばすペネが、左ハイに続く左フックを当てる。ダコーテもすぐに右を当て返し、ペネのダブルをかわす。蹴り終わりに右を入れたダコーテが右に続き、左をヒットさせる。ペネも左ジャブを返すが、ダコーテが左インサイドローをいれ、テイクダウンを許さない。ならばとペネは首相撲からヒザを腹に入れて離れると、同じ流れの攻撃を繰り出す。

ペネの前進に右を打っていくダコーテは、ダブルレッグを徹底的に潰し、ヒザも反応するようになる。左ボディを入れたダコーテが、ワンツーを打ち込む。パンチの応酬でガードがやや下がるペネは、パンチを受けるも首相撲からのヒザで反撃するというラウンドになった。テイクダウンを切られても首相撲&ヒザという攻めが有効だったペネに対し、ダコーテは拳の攻撃で上回っていた。

最終回、これまで以上に慎重になった両者。ペネの前蹴りの蹴り終わりに、カーフを入れたダコーテ。足が効かされるようになったペネが、ケージの前まで下がる。ダコーテは右ローを増やしつつ、右をヒットさせる。左足を殺されたペネは、右を被弾。内と外から左足を狙うダコーテだが、ワンツーを打たれる。

右の相打ちからペネが左ジャブ、ダコーテはカーフを続ける。左足を蹴られると、動きが止まるペネが厳しい状況で左ミドルを蹴っていく。ダコーテは左ロー、そしてワンツーを伸ばす。最後の10秒、前に出たペネに左をヒットさせたダコーテは試合終了と同時に両手を挙げて勝利をアピールした。

結果、Invicta FCストロー級王者からUFCにステップアップしたダコーテは「凄くエキサイトしたけど、落ち着いて戦ったの」と勝利を振り返った。


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INVICTA MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 アマンダ・レモス アレックス・ヴォルカノフスキー エミリー・ダコーテ シャルル・ジョーダン ジェシカ・ペネ ジャイー・ロドリゲス ジャック・ショア スムダーチー ダスティン・ストーツフス チョン・ダウン ビル・アレジオ ブライアン・オルテガ ボクシング マックス・ホロウェイ マット・シュネル ミーシャ・テイト リッキー・シモン リー・ジンリャン 岡見勇信 水垣偉弥

【UFC ABC03】Fight Night以上PPVよりマニア好み。チョン・ダウン、岡見越えなるか。ミーシャの今は?

【写真】フライ級でミーシャは頂点を狙えるようなパフォーマンスを見せることができるか(C)Zuffa/UFC

16日(土・現地時間)にニューヨーク州ロングアイランドのUBSアリーナで開催されるUFC on ABC03「Ortega vs Rodriguez」の計量が15日(金・同)に終了し、出場全24選手全員がクリアしている。

東部時間帯でプレリミは午前スタートとなるNY真昼の決戦、メインはフェザー級のブライアン・オルテガ✖ジャイー・ロドリゲスという再起戦対決となった。


(C)Zuffa/UFC

オルテガは昨年9月にアレックス・ヴォルカノフスキーのベルトに挑戦して敗北、ロドリゲスは昨年11月のマックス・ホロウェイに敗れて以来の実戦復帰となる。

いわば同階級のトップツーの軍門に下った両者にとって、頂点を目指す権利を再度得るための過酷なサバイバルマッチだ。ボクシング&柔術、削って極めるオルテガに対し、独特のテコンドームーブで変幻自在な打撃に加え、下になっても極めのあるロドリゲスの対戦は、スタンドで蹴りの間合いが続かない限り、立ちもグラウンドもダイナミックな攻防に発展すること間違いないだろう。

とはいえ、大切な試合を落としてからの再起戦、動きが固くなり思い切りの良さが抑えられるファイトになる可能性もあるが……。セレモニアル計量では「試合がどうなるのかは分からない。でもウォーになることは確かだ」とロドリゲス。一方のオルテガも「メキシコからNYへ、イッてしまっているウォリアーのお出ましだよ。バチバチの戦いになるよ」と話した。

そんなセレモニアル・フェイスオフで見せたロドリゲスの気合と、T-Cityの落ち着き様を見る限り期待を裏切らないギリギリの戦いを両者は覚悟しているようだった。

(C)Zuffa/UFC

マンハッタンから30キロのNY真昼の決戦。

ショーン・バーゴ✖シャルル・ジョーダン、ジャック・ショア✖リッキー・シモンのように打撃、組みでがっぷり四つの真っ向勝負など、Fight Night以上──PPVよりマニアックというMMAファンには楽しみな対戦カードが揃っている。

(C)Zuffa/UFC

と同時にどうしても気になるのが、メインカードにリー・ジンリャンとスムダーチーという中量級と軽量級の中国人ファイターが2人も登用されていることだ。

UBSアリーナが隣接するクイーンズだけで中国系米国人は20万人住んでおり、お隣のブルックリンも15万を超える同朋が生活している。

(C)Zuffa/UFC

とはいって、ご当地ファンの導入狙いではプレリミ出場で十分なはず、やはりUFCの同国市場への期待の表れととれるだろう。

そのメインカードにはMMA復帰戦から3戦目、フライ級に階級を落としたミーシャ・テイトが2016年11月のMSG以来、5年8カ月振りのNYで戦う。意気込みは実に潔い、ただし動きが落ちていることは否めないミーシャ。スケールでもお馴染みの力こぶにキスのポーズを披露したが、ローレン・マーフィー相手にどこまで全盛期に近いパフォーマンスを披露できるか。

(C)Zuffa/UFC

アジア系ではなんといってもチョ・ダウンに注目だ。

1ドローを挟んでいるとはいえ現在オクタゴンで4連勝中、ライトヘビー級ということを考えればMMA版漢江、いやアジアの奇跡と言っても過言でない。チョ・ダウンが今大会でダスティン・ジャコビーを破れば5連勝と岡見勇信を抜き、水垣偉弥に並ぶことになる(※蛇足ながら岡見の偉大さは4連勝以外に、3連勝を3度している点にも表れている)。

(C)Zuffa/UFC

オープニングマッチにはInvicta FCからストロー級世界王者のエミリー・ダコーテがステップアップ、。

女子MMAファイターにとってインヴィクタからUFCは王道のステップアップ方法だっただけに、注目のダコーテの初陣──と、第1試合からヘッドラインまで、本当にMMAが好きなファンにとって非常に楽しみなラインナップとなっている。

■視聴方法(予定)
7月17日(日・日本時間)
午前0時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ABC03計量結果

<フェザー級/5分5R>
ブライアン・オルテガ: 146ポンド(66.22キロ)
ジャイー・ロドリゲス: 145.4ポンド(65.95キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)
アマンダ・レモス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン: 170.6ポンド(77.38キロ)
ムスリム・サリコフ: 170.8ポンド(77.47キロ)

<フライ級/5分3R>
マット・シュネル: 126ポンド(57.15キロ)
スムダーチー: 125.8ポンド(57.06キロ)

<フェザー級/5分3R>
ショーン・バーゴス: 145.8ポンド(66.13キロ)
シャルル・ジョーダン: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ローレン・マーフィー: 125.2 ポンド(56.78キロ)
ミーシャ・テイト: 125.8ポンド(57.06キロ)

<ミドル級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ: 185.6ポンド(84.18キロ)
ダルシャ・ランジョンブラ: 185.6ポンド(84.18キロ)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン: 135.6ポンド(61.5キロ)
ジャック・ショア: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ: 146ポンド(66.22キロ)
エウベウチ・バーンス: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー: 205ポンド(92.99キロ)
チョン・ダウン: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドワイト・グラント: 184.4ポンド(83.64キロ
ダスティン・ストーツフス: 185.6ポンド(84.18キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・ペネ: 115.8ポンド(52.52キロ)
エミリー・ダコーテ: 115.6ポンド(52.43キロ)

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