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【NEXUS28】河村泰博に挑戦、須藤拓真「寝ても立っても正直、勝てると思っています」

【写真】オレンジ色がまぶしい須藤。タイトル戦で、どのような進化の跡を見せてくれるか(C)TAKUMA SUDO

本日7日(日)、東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるNexus28で、バンタム級チャンピオン河村泰博に挑む須藤拓真。
Text by Shojiro Kameike

2月13日に挑戦予定が王者のコロナウイルスに感染で延期となったタイトル挑戦だが、この間に須藤はRIZIN TRIGGERで元のベルトを持ち主である渡部修斗を破っている。元王者に勝利し、現王者に挑戦するという状況で須藤のモチベーションは。また柔術の一般クラスでの練習が中心の須藤に、MMAを戦ううえでの練習完勝などを尋ねた。


――おお、髪の毛の色が赤というかオレンジ色になっていますね。

「ハイ。本当はもっとスラムダンクの桜木花道みたいに真っ赤にしたかったんですけど、オレンジ色っぽくなってしまいました。でも、これも気に入っています」

――2月のタイトル戦が流れ、4月に今回挑戦する王座を返上した渡部修斗選手に判定勝ち。タイトルへのモチベーションが少し削がれたという時期がありました。

「そうですね。でも、やっぱりベルトは1回ぐらいは巻きたいと思っているので、2カ月前ぐらいからベルトを獲るために集中してやってきました」

――この間は柔術やグラップリングの試合は?

「柔術の試合にでもでたかったのですが、タイミングが合わなかったので練習に集中してきました。これだけ試合に出なかったのは、久しぶりです」

――その分、練習に力が入ったと。

「そうですね、特別何か新しいことをしたわけではないですけど、いつも通りやってきました。柔術の一般クラスで道着を着て練習をして。プロ練習に参加することもなく、出稽古は所英男さんの所プラスと遠藤(雄介)さんの心技館と以前と同じですね」

――そもそも、その2つのジムで出稽古を行うようになったのは?

「所プラスは共通の知人がいて、所さんから『練習に来てください』って連絡を貰って。所さんのところでは常に動くようなグラップリングで取り合いをしています。柔術家にいないスタイルですよね。

それと高橋サブミッション雄己選手や寒河江寿泰選手とか、強い選手が集まっていてレベルの高い練習ができています。高橋選手とは足の取り合いが多いですが、最近はパスをされそうになって防ぐとかという感じの攻防にもなっています。柔術だけだと練習相手が限られてくるのですが、所プラスでは道場の練習とは別の視点を持つことができます。」

――心技館の方は?

「心技館はエクストリームエビナの柳澤代表と親交があって、行かせてもらってきました。壁レスを中心に、ザMMAというスタイルの方と練習をさせてもらっています。いかにもMMAらしい練習は心技館さんだけでやっている感じです」

――エクストリームエビナと所プラス、そして心技館と軸を失わなくMMAにも生かせる練習になっていそうですね。

「柔術が好きだから柔術だけでも良いのですが、違う目線で技を見ることもできて。それが色々なスタイルの選手と練習できることの利点だと思います」

――ところで渡部修斗選手との試合では、足関節対策をされていたように見えました。これから、そういう相手も増えてくるかと。その点はどのように考えていますか。

「特にどうこうしようとは思っていないですけど、もう一つ上のレベルの足関節の練習をしようとDVDとかは見てきました。技術的にはあの時より全然進化していて、面白いモノを見せることができるかなと思います」

――ではチャンピオンの印象を教えてください。

「あんまりMMAではいない、引き込んでくるタイプですね。三角絞めとか上手なのかと思いますけど、自分も上から殴るタイプじゃないので、河村選手からすると自分は相性が悪いんじゃないかと。ガツガツと上からいけば三角も取りやすいでしょうけど。でも寝ても立っても正直、勝てると思っています」

――河村選手はそのガツガツという試合で、佐藤将光選手に完敗を喫しました。

「ネクサスが下に見られるので、そこは自分がチャンピオンになって払拭していこうかと」

――おお、力強い言葉です。

「もう一段階上を見せられると思うので、ぜひそこに注目してほしいです」

■ NEXUS28計量結果

<バンタム級/5分2R+ExR>
谷育磨:61.2キロ
西岡裕:61.50キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
ふくやーまん:60.85キロ
梶原敬弘:60.4キロ

<ストロー級/5分2R+ExR>
小林了平:51.95キロ
松尾剛:52.0キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
藤原俊樹:56.35キロ
小林優:56.55キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
オシモフ・トルキン:56.95キロ
島崎俊:56.55キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
古賀優兵:56.45キロ
眞藤源太:56.4キロ

<62キロ契約/5分2R+ExR>
鶴屋健人:62.0キロ
竹下登:61.75キロ

<NEXUSバンタム級選手権試合/5分2R+ExR>
[王者] 河村泰博:61.15キロ
[挑戦者] 須藤拓真:61.1キロ

<フェザー級/5分2R+ExR>
横山武司:65.95キロ
ファビオ・ハラダ:65.6キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
浜本”キャット”雄大:56.6キロ
田口滉人:56.4キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
森永ユキト:61.05キロ
唐沢タツヤ:60.85キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
ジェイク・ムラタ:61.05キロ
小倉卓也:60.95キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
岩松哲也:60.95キロ
アオキング一輝:61.0キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
大石真丈:60.55キロ
清水俊裕:60.7キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
平井総一朗:56.5キロ
吉田哲之:56.35キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
大谷啓元:60.9キロ
岡元飛龍:61.15キロ

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DEEP IMMAF MMA MMAPLANET NEXUS28 o RIZIN アオキング一輝 ジェイク・ムラタ パンクラス ファビオ・ハラダ 唐沢タツヤ 岩本健汰 横山武司 河村泰博 竹浦正起 藤原俊樹 西岡裕 関原翔 須藤拓真

【NEXUS28】プログレス・ルールで竹浦正起と対戦、関原翔「切りまくってトップポイントで勝ちます」

【写真】こんな攻防もある??(C)MMAPLANET

本日7日(日)、東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるNexus28で、竹浦正起とプログレス(フォークスタイルグラップリング)マッチを戦う関原翔。

パンクラスからNEXUSを経て、DEEPやRIZINで戦うフライ級の新鋭が、DEEPフライ級GPが行われるなかで、ネクサスでグラップリングに挑む。その心境を尋ねた。


――今回、関原選手がネクサスでプログレス・ルールの試合に出る。そこがまず意外でした。

「そうですね、自分でもビックリしています(笑)。5月の伊藤祐樹選手との試合で、ちょっとダメージがあって今はダメージを抜くために打撃は控えているんです」

――DEEPフライ級GPが行われるうえで、そこは忸怩たる思いもあったのではないですか。

「ホントは出たかったです。でも、寝技やグラップリングの練習に特化できる期間を得ることができて良かったという風に捉えています。そんな時に『誰か試合ができないか』って、この試合の話が回ってきて。即答で『僕、やります!!』と答えました。正直、プログレス・ルールのことは知らなくて、レスリングだろうが、柔道だろうが、柔術だろうがグラップリングだろうが打撃のない試合なら出ようと思っていたので。

それからルールを知って……勝つ気でいます。柔術家と戦って、MMAファイターが負けていますが、MMAファイターが勝負できるルールですよね。僕は一本負けとかしたことないし、ディフェンスには自信があるのでやってやるぞという気持ちです」

――組み技のディフェンスに自信がある。その根拠は?

「柔術の黒帯とMMAで3、4回やっているけど極められていないんで。普段からそんなに取られたりもしないですし。MMAを始めて3年ぐらいはテイクダウンディフェンスと、倒されてから立ち上がるという練習をずっとしていました。

それがK-PLACEに所属するようになってから、最近はテイクダウンやバックを取ったり、自分も攻める練習をするようになったんです」

――MMAではなく純粋なグラップリング。引きこんだり、足関節に優れた相手と戦うわけですが、そのような練習をしてきたことはありましたか。

「瀧澤謙太が今成選手と試合をした時に、ずっと岩本健汰選手に足関対策を教わっていて。僕も一緒に習っていたので、防ぎ方は何パターンも教えてもらいました。足関を掛け合って逃げるという練習をしていたおかげで、何パターンか防御方法があります。だから、そこを試したいです。練習でも足関節を仕掛けてくる人からも、結構守れています。ただ、殴りがないところでしっかりと創られるのは、ちょっと違いますよね」

――それだけに、よく竹浦選手と戦うことを決めたなと思います。

「5分2R、一本を取らせないでポイントで勝てれば……。自分のディフェンス能力を試して、勝つつもりです。切って、切って、切りまくってトップポイントで勝ちます」

――引き込んでくると付き合わないという選択で、ポイントを稼げます。

「いや竹浦選手というトップの人を体感したいので、付き合わないというのはないです。練習よりも試合で経験した方が、絶対に強くなる。だから、この試合を受けたので。それでやられたとしても、絶対に為になる。マイナスになる要素はないです。だから、これからもどんどんグラップリングの試合にも出て行きたいです」

――その裏でDEEPフライ級GPが開催されていても、焦りはないですか。

「ないです。最終的に勝てば良いので。今、自分がいないトーナメントで優勝者が誕生します。でも、最終的に自分が現役の間に一番強くなれば良いと思っています」

――関原選手はアマ時代にIMMAFという世界に触れていますね。

「日本のフライ級は強い人がいっぱいいて、そこで勝つ。グラップリングでも、極めることができるファイターになって……世界に出ていきたいです」

――では、最後にプログレス・ルールに挑む意気込みをお願いします。

「MMAファイターが勝てていないので、MMAの良さを出して全力で勝ち切りたいと思います」

■ NEXUS28計量結果

<バンタム級/5分2R+ExR>
谷育磨:61.2キロ
西岡裕:61.50キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
ふくやーまん:60.85キロ
梶原敬弘:60.4キロ

<ストロー級/5分2R+ExR>
小林了平:51.95キロ
松尾剛:52.0キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
藤原俊樹:56.35キロ
小林優:56.55キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
オシモフ・トルキン:56.95キロ
島崎俊:56.55キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
古賀優兵:56.45キロ
眞藤源太:56.4キロ

<62キロ契約/5分2R+ExR>
鶴屋健人:62.0キロ
竹下登:61.75キロ

<NEXUSバンタム級選手権試合/5分2R+ExR>
[王者] 河村泰博:61.15キロ
[挑戦者] 須藤拓真:61.1キロ

<フェザー級/5分2R+ExR>
横山武司:65.95キロ
ファビオ・ハラダ:65.6キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
浜本”キャット”雄大:56.6キロ
田口滉人:56.4キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
森永ユキト:61.05キロ
唐沢タツヤ:60.85キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
ジェイク・ムラタ:61.05キロ
小倉卓也:60.95キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
岩松哲也:60.95キロ
アオキング一輝:61.0キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
大石真丈:60.55キロ
清水俊裕:60.7キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
平井総一朗:56.5キロ
吉田哲之:56.35キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
大谷啓元:60.9キロ
岡元飛龍:61.15キロ

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【NEXUS25】MMA空手道場 鷹所属。藤原俊樹─02─「臆病な性格を矯正するために危険なゾーンに」

【写真】一個人として立派な姿勢を持っている。と同時に競技者は、結果を出すことが正義でもある (C)NEXUS

19日(日)、東京都新宿区GENスポーツパレスで開催されるNEXUS25でアオキング一輝と対戦する藤原俊樹インタビュー後編。

極真空手の稽古を師・鈴木信達氏と続けるのは当然。臆病な自分を矯正するために前に出る。格闘技以外でも結果を残せない──でも、悔しいから頑張り続ける。市井の人々のためのMMA、そして格闘技を実践する藤原は、山田峻平代表の厚意に応えるため、そして自らためにケージに足を踏み入れる。

<藤原俊樹インタビューPart.01はコチラから>


──ウェイト3日、格闘技3日。その3日間の格闘技の練習は、MMAに集中しているのでしょうか。

「いえ、空手は1日やっています。空手のクラスに出てからMMAの練習をして。それとMMAのクラスの日、それとMMAのクラスの無い日に道場のオープンマットのような形で来た人と練習し、誰もこないとサンドバッグを叩いたり、空手の型の練習をやっています」

──そこも空手の稽古が入ってくるのですね。

「最初にMMAを始めた時に信達さんから『格闘技経験がなくて、下地がないのでベースになるモノを一つ、創った方が良い』とアドバイスされ、極真で土台を創ってMMAをやっていくことになったんです。それがあるので、極真の稽古は地道にコツコツと続けていきたいと思っています」

──試合前も極真の稽古を行うのですか。

「試合前も普通にやっています。利点や意味とかでなく、ルーティンで。フルコンの練習をした後も、MMAのスパーリングもやりますし。いってもフルコンの練習は1時間ですし、それ以外の時間は全部MMAに使えているので問題ないです。それに極真空手の練習をすることは、土台を崩さないために当然のことだと考えています」

──生活の一部ということですね。

「ハイ。極真の稽古を休むことはないです。練習自体、さすがに試合の1日前とかはやらないですが……。今はネクサスが当日計量で水抜きをしないので、日曜日が試合の時は金曜日までガッツリとウェイトも息上げもやっています。そして土曜日は1日休むような感じで、試合前の週もずっと動いています。

試合前に疲れを取るために休んだりしちゃうと、逆に体が軽くなり過ぎちゃって。普段、追い込みながら練習しているので、体が重い状態が普通になっていて。すると体が軽くなっちゃうと、動きが狂っちゃうんですよね。だから、そういう風にしています」

──元ONE世界ウェルター級王者がMMAの指導をすることは?

「あまりないです。でも信達さんはテイクダウンディフェンスに長けていて、ご自身で工夫をされてきた方なので、そういう部分を教えてもらったり時々しています」

──ところで藤原選手の戦績を見ていると、キャリア序盤はGROUNDSLAMやSAWATでもの凄く負けが込んでいます。

「そうなんですよ(苦笑)。7試合した時点で1勝6敗でした」

──にも関わらず、コンスタントに試合を続けてきました。現状4勝9敗ですが、MMAファイターとしての目標はどこに置いていますか。

「やはり今、試合に出させてもらっているネクサスのベルトを狙っていきたいと思っています。ただ4月、7月と連敗してしまって。結果を残せないタイプなんです。格闘技に限らず、なかなか結果がついてこないところがあって。でも、悔しいのであきらめたくなくて。続けていれば、いつか花開くことがあるんじゃないかと思って練習を続けています」

──そのような状況で19日の試合は、どのような試合をしたいと思っていますか。

「この試合だけでなく、毎試合そうなのですが……自分は臆病なんです。その臆病な性格を矯正するために、自分から前に出てプレッシャーを掛け、自ら危険なゾーンに入っていくようにしています。そこは変えることなく、ガンガン前に出てます」

──今回、山田代表の『負けても腐らず、努力し続ける。そういう選手にスポットを当てるのもネクサス』という考えの下、インタビューをさせていただきました。ただし、MMAファイターとして、そんなことを言われているようではダメです。今度は結果を残し、タイトルを目指すポジションに来た時に話を訊かせてください。

「ハイ。そういう風に言われると嬉しいのですが、なにくそッと思わないといけないですよね。それでも、わざわざスポットを当てていただき感謝しているので、しっかりと勝ち続けてタイトル戦線に絡んでいきたいと思っています。頑張ります」

■ NEXUS25対戦カード

<ウェルター級/5分2R+ExR>
カタナマン二世(日本)
前田啓伍(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
田口滉人(日本)
道端正司(日本)

<ウェルター級/5分2R+ExR>
木村裕斗(日本)
西尾真輔(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
北野一声(日本)
古賀優兵(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
中桐涼輔(日本)
長谷川寛人(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
ジミー西(日本)
西岡裕(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
村井和道(日本)
大谷啓元(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
高杉遼介(日本)
井上皓平(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
小林了平(日本)
空(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
諏訪部哲平(日本)
ファビオ ハラダ(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
唐沢タツヤ(日本)
寿希也(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
森山壱政(日本)
須藤拓真(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
山口力(日本)
十河卓児(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
ジェイク・ウィルキンス(日本)
竹上航平(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
小森真誉(日本)
島村裕(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
藤原俊樹(日本)
アオキング一輝(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
森崇純(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
勅使河原稜太(日本)
高岡宏気(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
谷育磨(日本)
森永ユキト(日本)

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【NEXUS25】アオキング一輝と対戦、MMA空手道場 鷹所属。藤原俊樹─01─「空手もやっています」

【写真】 1991年9月7日、東京出身。師匠・鈴木信達氏と(C)TOSHIKI FUJIWARA

19日(日)、東京都新宿区GENスポーツパレスで開催されるNEXUS25で、藤原俊樹がアオキング一輝と対戦する。

NEXUSとMMAPLANETのタイアップ・インタビュー、山田峻平代表が「ベルトにまだ絡んでないし、戦績もボロボロですけど、腐らず前向きに格闘技に向き合っている選手です! 勝ち続けている選手じゃなくても、スポットを当てるのがネクサスなので宜しくお願いします!」と藤原を大プッシュ。

この声に押され、藤原に初めて話を訊いた。


──アオキング一輝選手と対戦する藤原選手です。ネクサスとのタイアップ企画インタビューで山田代表から「ぜひとも藤原選手を」という強い要望がありました。藤原選手にスポットを当てる……それがネクサスらしさだということです。

「ありがたい話です」

──そして、本当に申し訳ありません。自分が藤原選手のことも所属するジムのことも全く存じ上げていなくて。まずMMA空手道場鷹ですが、インタビュー前にホームページをチェックして鈴木信達さんの道場だと知りました。

「ハイ、信達さんのところでやらせてもらっています。信達さんと父が友達で、僕も小学生の頃から知っていたんです。信達さんが座間の米軍基地で働いていた時に、父も同じ基地で仕事をしていて知り合ったそうなんです。僕自身は格闘技をやっていたわけでもないのですが、6年前に信達さんが道場を出すということで、遊びに行ってみようかと。それでハマってしまった形です。ONEでタイトルと取られてしまった後ですね」

──ベン・アスクレン戦、もう7年も前になるのですね!! 私も信達さんはONE時代に取材をさせていただいていて、まぁ2人で下ネタをしている時間の方が長かったかもしれないですが。

「アハハハ」

──MMA空手道場ということですが、練習は空手をやっていたのですが、それともMMAですか。

「道場には空手のクラスとキックボクシングのクラス、それとMMAのクラスがあります。ただMMAをやる人は少なくて……。試合に出たいという人の占める割合は高いですが、プロクラスのようモノはうちの道場にはないです。基本的には自由な感じでやっています」

──藤原選手はMMAの練習をしていると。

「いえ空手もやっていますし、MMAの練習もしています。」

──空手をやってから、MMAを始めるということでもないわけですね。

「僕は全部のクラスに出ていました。空手をやって、キックをやって、MMAをやって。ほぼ一斉に始めました。とりあえずやってみようと」

──信達さんの教えなので、空手はフルコンタクト空手ですね。

「ハイ、極真空手です。極真のクラスは信達さんが指導して、キックは別の方で。MMAはK’z Factoryにおられた小林正俊さんが指導してくださっています」

──おお、小林さんですか!! 空手、キック、MMA、まず試合に出るようになったのは、どこからなのでしょうか。

「最初がMMAでした。アマチュアでキックボクシング、1度だけ極真のトーナメントにも出ています」

──極真とMMAは、なかなか同時にやるイメージがないのですが、極真……フルコンタクト空手の打撃が藤原選手のMMAに役立つことはありますか。

「そうですねぇ……う~ん、僕はそこまで辿り着いていなくて」

──なるほど。正直な方なのですね(笑)。

「ただフルコンの稽古をすることで、体のバランス、体幹が鍛えられているので、そこはMMAに生かされているとは思っています」

──MMAの戦績を積み重ねていくうえで、練習のバランスは変わってきましたか。

「最初の方は週に5日ぐらい練習していたのですが、今はウェイトの時間を増やしていて。週に3日、ウェイト。残り3日で格闘技の練習をしています。今ではウェイトと格闘技は半々です。自分の判断で、そういう風にしました」

──MMAを試合に出るレベルでやっていて、ウェイトと半々というのは珍しいかと思います。

「そうなんです。格闘技の練習が少ないとは自分でも思っています。でも体創りもしっかりとしないといけないですし。自分は昼間は仕事をしているので、夜にウェイトと格闘技の練習をどちらもやるだけの時間が創れないんです。それと週に5日ぐらい格闘技の練習をしている時に、マンネリ化してしまって……。

それ以来、格闘技の練習を減らして、少ない時間でしっかりと集中してやるようにしたんです。それだったらマンネリ化もせずに、もっと身の入った練習ができるので。一応、こういう組み方をしてきて、けっこう上手くいっていると自分の中では思っています」

──ウェイトで体を創り、MMAでも効果があるように感じられるのですね。

「そうですね、かなりパワーもついてきたと思います。ウチの道場は大きな人が多くて、56.7キロとか61.2キロで戦う僕が一番小さいです。他の人たちは皆、フェザー級も少なくてライト級以上の人ばかりで」

──それは珍しいですね。日本のMMA選手は軽量化が進んでいるように感じられたので。

「そうなんですよ。そのなかでパワー負けは……さすがにすることもありますけど、要所で耐えられたり、勝てたりはしてきているので、自分のなかではこれで良いのかと感じています」

<この項、続く>

■ NEXUS25対戦カード

<ウェルター級/5分2R+ExR>
カタナマン二世(日本)
前田啓伍(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
田口滉人(日本)
道端正司(日本)

<ウェルター級/5分2R+ExR>
木村裕斗(日本)
西尾真輔(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
北野一声(日本)
古賀優兵(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
中桐涼輔(日本)
長谷川寛人(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
ジミー西(日本)
西岡裕(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
村井和道(日本)
大谷啓元(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
高杉遼介(日本)
井上皓平(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
小林了平(日本)
空(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
諏訪部哲平(日本)
ファビオ ハラダ(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
唐沢タツヤ(日本)
寿希也(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
森山壱政(日本)
須藤拓真(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
山口力(日本)
十河卓児(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
ジェイク・ウィルキンス(日本)
竹上航平(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
小森真誉(日本)
島村裕(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
藤原俊樹(日本)
アオキング一輝(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
森崇純(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
勅使河原稜太(日本)
高岡宏気(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
谷育磨(日本)
森永ユキト(日本)

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