カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UFN UFN236 アオリーチーラン キック ダニエル・マルコス

【UFN236】マルコスのローブローでアオリーチーランが試合続行できず。2Rノーコンテストに終わる

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・マルコス(ペルー)
NC 2R3分28秒
アオリーチーラン(中国)

アオリーチーランがインロー。マルコスはジャブから右のロングフック、右の三日月蹴り、右のカーフキックを蹴る。アオリーチーランがワンツーと左フック。マルコスも左ボディで飛び込んでヒザ蹴りを突き上げる。アオリーチーランは右ストレートから左フック、マルコスが首相撲に捉えると、アオリーチーランはケージに押し込む。

マルコスは離れ際にヒザ蹴り、突っ込むアオリーチーランに右ストレートと左フック、ヒザ蹴りのカウンターを狙う。距離が離れるとマルコスは右カーフと左の前蹴り。アオリーチーランも右カーフからワンツー。マルコスはガードを上げて、アオリーチーランの前足に左右のローを集める。終盤、マルコスの右カーフでアオリーチーランの身体が流れる。

2R、マルコスがガードを上げて右カーフキック。ヒジから組んで押し込む。アオリーチーランが離れると、マルコスはすぐに右カーフキック。これでアオリーチーランがバランス崩すと、マルコスがすぐにパンチをまとめる。立ったアオリーチーランは両差しで組むが、テイクダウンできない。離れたマルコスは右カーフ、ジャブを当ててバックエルボー、右アッパー、左の縦ヒジ。アオリーチーランも右を伸ばすがクリーンヒットはない。

マルコスは右カーフと前蹴り、ジャブから右ストレートと左ボディ。細かくジャブを突いていく。変わらずアオリーチーランは右のビッグヒットを狙う。ここでお互いに前蹴りがローブローとなる。再開後、アオリーチーランの前蹴りがローブロー気味に入ると、今度はマルコスの前蹴りが飛びヒザ蹴りを狙ったアオリーチーランの下腹部に当たる。このダメージが大きく、アオリーチーランは試合続行ができず。ノーコンテストに終わった。


The post 【UFN236】マルコスのローブローでアオリーチーランが試合続行できず。2Rノーコンテストに終わる first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
News o ONE UFC   ダニエル・マルコス デイヴィー・グラント

『UFC Fight Night 224: Aspinall vs. Tybura』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点

社長! そんな採用サイトでは 絶対にいい人材は 獲得できませんよ!


 ダニエル・マルコス vs. デイヴィー・グラントのジャッジの採点。Anders Ohlssonが1,3Rグラント、2Rマルコスで28-29グラント勝利。Clemens WernerとCezary Wojciechowskiが1,2Rマルコス、3Rグラントで29-28マルコス勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28マルコス支持2人、28-29グラント支持4人、27-30グラント支持8人でした。続きを読む・・・
カテゴリー
LFA MMA MMAPLANET o UFC UFC282 UFC283   イズマエル・ボンフィム ガブリエル・ボンフィム キック グレゴリー・ホドリゲス グローバー・テイシェイラ サイモン・オリヴェイラ ジャイルトン・アルメイダ ジャマール・ヒル ジョシアニ・ヌネス ジョニー・ウォーカー ジルベウト・ドゥリーニョ ダニエル・マルコス チアゴ・モイゼス テレンス・マッキニー デイヴィソン・フィゲイレド ニール・マグニー フェレス・ジアム ブランドン・モレノ ブルーノ・フェヘイラ ボクシング マウリシオ・ショーグン マゴメド・アンカラエフ ムニール・ラジズ ヴァルリー・アウベス

【UFC283】計量終了 4度目の対戦=フライ級世界戦。ショーグン、ラストファイト!! ボンフィム弟に要注目

【写真】これがラスト・フェイスオフとなるマウリシオ・ショーグン (C)Zuffa/UFC

20日(金・現地時間)、21日(土・同)にブラジルはリオデジャネイロのジュネス・アリーナで開催されるUFC 283「Teixeira vs Hill」の計量が行なわれた。

今大会のメインはグローバー・テイシェイラ×ジャマール・ヒルのUFC世界ライトヘビー級決定戦だ。元世界王者テイシェイラはUFC282で当時の世界王者ユーリ・プロハースカとのリマッチが予定されていたが、王者が肩の負傷でタイトルを返上するとUFCは何とテイシェイラの挑戦権を無視し、マゴメド・アンカラエフとヤン・ブラボヴィッチの間で王座決定戦を実施した。

しかし、両者の対戦はドローに終わり王座は空位に。テイシェイラは再びタイトルコンテンダーの地位を取り戻し、母国でヒルとの王座決定戦に臨むこととなった。


ヒルはセレモニアル・フェイスオフ後に「グローバー・テイシェイラとケージをシェアできることはハッピーで、光栄だ。神が死ねといえば、僕らは死ぬ。でも明日は皆のために良い試合をする。なぜ、僕がここに来たのか分かるだろう」と最後はエキサイト気味に吐き捨てた。

対してテイシェイラは「準備は100パーセントできている。明日はやるよ」と穏やかな表情で静かに話した。

コメインの世界フライ級王座統一戦、デイヴィソン・フィゲイレドとブランドン・モレノは実に4度目の世界戦となる。過去1勝1敗1分だけに本当の意味で決着戦となる。

フェイスオフでモレノの胸に左手で触れたフィゲイレドはバナナを持ち出す。とんでもない差別行動に出たのかと思いきや、自らの口に入れるという難解なパフォーマンスを披露する。これを受けて「話すことはない。明日、楽しんでほしい」とそれでも憤慨した表情で手短にコメントの残したモレノ。

続いでフィゲイレドは「明日の夜は皆のために戦う。ただベルトを守るためじゃない、チケットを買ってきてくれた皆の夢、皆のベルトだ」とコメントした。

そんな世界戦に出場するブラジル人ファイターに負けない注目を集めているのがマウリシオ・ショーグンだ。キャリア42瀬戦目となるイホール・ポティエリアとの試合で、20年2カ月のMMAファイター人生に幕を下ろすショーグン。母国を引退試合の地に選んだショーグンのラストファイト――日本のMMAファンの皆が、その目に焼き付けてほしい。

オクタゴンを去るファイターがいれば、ここからUFCファイター人生を歩み始める選手もいる。それがイズマエル&ガブリエルのボンフィム兄弟であり、ルアン・ラセルダだ。3選手ともLFA出身、ボンフィム兄弟はコンテンダーシリーズを経てUFCへ。兄弟揃ってのオクタゴン初陣となる。

特にボンフィム弟=ガブリエルとムニール・ラジズの対戦は注目だ。質の高いキックボクシングMMAを見せるラジズに対し、デビュー以来13連勝でUFCと契約したボンフィムは3つのKO勝ちと10の一本勝ちを誇るフィニッシャーだ。

ラジズが世界最高峰で戦うとKO率が落ちたように、ボンフィムも一本を取ることが難しくなるのか。仮に過去5試合のうち3試合で見せたように初回でタップを奪うようだとボンフィムは、ボンフィムは早々のトップ15入りも期待しても良いだろう。

■視聴方法(予定)
12月10日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC283対戦計量結果

<UFC世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
グローバー・テイシェイラ: 205ポンド(92.99キロ)
ジャマール・ヒル: 204.5ポンド(92.76キロ)

<UFC世界フライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
[暫定王者]ブランドン・モレノ: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170ポンド(77.11キロ)
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ: 125ポンド(56.7キロ)
ローレン・マーフィー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 205ポンド(92.99キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205ポンド(92.99キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マウリシオ・ショーグン: 205ポンド(92.99キロ)
イホール・ポティエリア: 205ポンド(92.99キロ)

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
ブルーノ・フェヘイラ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155.5ポンド(70.53キロ)
メルキザエル・コスタ: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム: 171ポンド(77.56キロ)
ムニール・ラジズ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ: 232ポンド(105.23キロ)
シャミル・アブドゥラヒモフ: 263ポンド(119.29キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
イズマエル・ボンフィム: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァルリー・アウベス: 171ポンド(77.56キロ)
ニコラス・ダルビー: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス: 145.5ポンド(66.0キロ)
フェレス・ジアム: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ルアン・ラセルダ: 136ポンド(61.69キロ)
コディ・ステーマン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・マルコス: 136ポンド(61.69キロ)
サイモン・オリヴェイラ: 136ポンド(61.69キロ)

The post 【UFC283】計量終了 4度目の対戦=フライ級世界戦。ショーグン、ラストファイト!! ボンフィム弟に要注目 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o PRIDE UFC イリー・プロハースカ カイ・カラフランス ガブリエル・ボンフィム グレゴリー・ホドリゲス ジョニー・ウォーカー ダニエル・マルコス ニール・マグニー ボクシング マウリシオ・ショーグン

UFC283:オッズ/予想と展望

グローバーテイシェイラ 2.15
ジャマール・ヒル 1.74
デイブソン・フィゲイレード 2.05
ブランドン・モレノ 1.80
ギルバート・バーンズ 1.22
ニール・マグニー 4.70
ローレン・マーフィー 4.70
ジェシカ・アンドラージ 1.22
ポール・クレイグ 2.60
ジョニー・ウォーカー 1.53
マウリシオ・ショーグン・フア 2.75
イーホル・ポティエリア 1.49
グレゴリー・ホドリゲス 1.33
ブルンノ・フェヘイラ 3.50
ティアゴ・モイゼス 1.26
メルキザエル・コスタ 4.10
シャミル・アブドゥラヒモフ 7.50
ジャイルトン・アウメイダ 1.11
ガブリエル・ボンフィム 1.56
ムニール・ラズィーズ 2.55
ルアン・ラセルダ 4.10
コーディ・ステーマン 1.26
イスマエル・ボンフィム 2.05
テランス・マッキニー 1.80
ワーレイ・アウヴェス 1.80
ニコラス・ダルビー 2.05
ジョジアニ・ヌネス 1.20
ザラ・フェイリン 5.00
サイモン・オリヴェイラ 1.67
ダニエル・マルコス 2.30

2年10ヶ月ぶりのUFCブラジル大会。前回は2020年3月、コロナ前最後に行われたイベントで、直前に急遽無観客開催に切り替えて行われた。有観客でのイベントは2019年の11月以来。全試合にブラジル人ファイターが出場する。

メインは2ヶ月連続となるライトヘビー級王座決定戦。もともと12月にイリー・プロハースカとダイレクトリマッチで対戦予定だったグローバーテイシェイラが、プロハースカの負傷欠場によりアンカラエフとの王座決定戦を打診されたが、準備期間がないことで拒否。アンカラエフとブラホヴィッチが対戦することになったものの、試合は凡戦の上にドロー決着。その大会後、即座に発表されたのが、今回のテイシェイラ vs. ヒルの王座決定戦だった。

元王者でランキング2位(1位はプロハースカ)のテイシェイラに出場者決定戦の資格があるのは当然として、ランキング7位のヒルが出てくるのは唐突に思える。UFC戦績は6勝1敗1NCで、現在3試合連続でのKO勝ち。大学まではバスケットボールプレイヤーで、大卒後にMMAを始めた。そのため、プロデビューは26歳と遅く、キャリアはまだ5年。打撃は強い一方、グラウンドにはまだ穴があり、唯一の敗戦もUFC随一の下攻めグラップラー・ポール・クレイグの三角に捕まってのもの。

ボクシング・柔術がバックボーンのテイシェイラは43歳。6月のプロハースカ戦は何度も攻守が入れ替わるシーソーゲームの後、最終ラウンドにマウントを奪ったが、残り70秒で返され、それでも残り1分耐えれば王座防衛できていたところでチョークに捕まっての一本負けで、王座から陥落した。

オッズは若干ヒルがフェイバリット。テイシェイラのホームのブラジルでの試合ということを考慮しても、勢いで上回りそう。しかしヒルはまたグラウンドの穴が埋まっているかどうかわからないという不安要素がある。

ヒルKO勝ちと予想。

セミではUFCで最多の4回目の対戦となるフィゲイレード vs. モレノ。しかも全てがタイトルマッチで、ここまで1勝1敗1分けの五分。2020年から年1で4年連続の対戦で、フライ級タイトル戦は4年間でこの2人でしか回していない。モレノは間にカイ・カラフランスとの暫定王座決定戦を挟んでいるが、フィゲイレードは4試合連続でのモレノ戦となる。さすがにもういいよという気持ちも強いが、今回は正王者フィゲイレードと暫定王者モレノの王座統一戦なので、他の選手に替えることもできない。

手の内を知り尽くした両者だが、前回はメディアのジャッジが真っ二つに割れる接戦の末、フィゲイレードが判定勝ち。今回もまた際どい試合になるだろうが、年齢的に上積みがありそうなのはモレノ。初めてフィゲイレードの地元ブラジルでの開催というのが、どこまでフィゲイレードを後押しするか。

モレノの判定勝ちと予想。

プレリムメインでは元ライトヘビー級王者・PRIDE GP王者のレジェンド・マウリシオ・ショーグンが現役最後の試合を行う。41歳で、MMAデビューからは21年と、人生の半分以上で戦い続けてきた。相手は昨年7月にUFCデビュー戦でKO負けしたポティエリアだが、今のショーグンでは、0勝1敗の相手にアンダードッグとなってしまうのも致し方ないか。メインに登場するテイシェイラよりは年下なのだが。

プレリムの注目選手はUFC3連続1Rフィニッシュ勝ちのジャイルトン・アウメイダ。本来はライトヘビー級ながら、UFC2戦目はヘビー級、前回は99.8kg契約での試合でいずれもヘビー級ファイター相手にKO勝ち。今回の相手は昨年対戦が流れたランカーのシャミール・アブドゥラヒモフ。通常体重100kg程度だが、ヘビー級でどこまで戦えるか。

第1試合開始は22日朝8時からだが、プレリム6試合が2時間枠に押し込まれているので、時間が早まる可能性もある。速報します。

カテゴリー
MMA o UFC   イズマエル・ボンフィム ガブリエル・ボンフィム グラム・クタテラゼ サイモン・オリヴェイラ ダニエル・マルコス チアゴ・モイゼス テレンス・マッキニー ナリマン・アバソフ ブランドン・ルイス ムニール・ラジズ

1.21『UFC 283』でチアゴ・モイゼス vs. グラム・クタテラゼ等複数の試合が判明


 UFCが1月21日にブラジル・リオデジャネイロで開催する『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でチアゴ・モイゼス vs. グラム・クタテラゼのライト級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 モイゼスは6月の『UFC on ESPN 38: Tsarukyan vs. Gamrot』でクリストス・ジアゴスに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。クタテラゼは6月の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でダミア・イスマグロフに判定負けして以来の試合。


Ismael Bonfim(Sherdog)

 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でテレンス・マッキニー vs. イズマエル・ボンフィムのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 マッキニーは8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』でエリック・ゴンザレスに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。

 ボンフィムは現在26歳(試合時は27歳)のブラジル人でMMA戦績18勝3敗。9月の『Dana White's Contender Series 53』でナリマン・アバソフに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。『Dana White's Contender Series 53』では弟のガブリエル・ボンフィムと共に兄弟同時契約を果たしましたが、ガブリエルは同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でムニール・ラジズ戦が決定していることからUFCデビュー戦も兄弟同日になります。


 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でワルリー・アウベス vs. ニコラス・ダルビーのウェルター級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 アウベスは2021年6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』でジェレマイア・ウェルズに2R KO負けして以来1年7ヶ月ぶりの試合。1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でジャック・デラ・マッダレラと対戦予定でしたが欠場していました。ダルビーは7月の『UFC Fight Night 208: Blaydes vs. Aspinall』でクラウディオ・シウバに判定勝ちして以来の試合。


Daniel Marcos(Sherdog)

 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でサイモン・オリヴェイラ vs. ダニエル・マルコスのバンタム級マッチ行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 オリヴェイラは1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』で行われたUFCデビュー戦でトニー・クレイヴリーに判定負けして以来1年ぶりの試合。マルコスは現在29歳のペルー人でMMA戦績13勝0敗。9月の『Dana White's Contender Series 54』でブランドン・ルイスに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・
カテゴリー
DWCS2022#08 MMA MMAPLANET o UFC イクラム・アシスケロフ キック ダナ・ホワイト ダニエル・マルコス ファリド・バシャラット ブログ

【DWCS2022#08】ファリド・バシャラットがベゴッソを寄せ付けず、UFCに新たに兄弟選手が誕生

【写真】兄ジャビッドがケージサイドで見守る中、全局面でベゴッソを圧倒したファリドがUFC行きを決めた(C)Zuffa/UFC

<バンタム級/5分3R>
ファリド・バシャラット(アフガニスタン)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
アラン・ベゴッソ(ブラジル)

間合いの測り合いから、バシャラットがハイキックを見せ、左ローを蹴る。左前蹴りのバシャラットに対し、ベゴッソが右オーバーハンド前に出る。バシャラットは右カーフ、ワンツーのベゴッソが飛びヒザに左を合わせる。右ローにも距離を詰めて左フックを振るうベゴッソが、右オーバーハンドを伸ばす。ステップバックでパンチをかわすバシャラットがジャブを続ける。ベゴッソは空振りが目立つ。

とダブルレッグに出たバシャラットを得意のギロチンで捕らえたベゴッソ。頭を抜いたバシャラットは、ヒールフックも尻を蹴ってヒザを抜きトップを取って殴っていく。潜ったベゴッソは再び足関を狙うが、バシャラットがパンチ落として回避する。立ち上がってパンチを落とし、一気にパスを決めたバシャラット。ベゴッソはハーフに戻したが、グラウンド状態で顔面を蹴り上げてしまう。これを流したレフェリー、バシャラットはトップをキープし殴った初回を取った。

2R、右カーフで体が流れたベゴッソが、スイッチしたバシャラットに右ミドル。続いて左ボディフックを決める。バシャラットは跳びヒザで飛び込み、パンチのコンビもクリーンヒットはしない。予想よりも拳の攻撃が多いバシャラットが左ハイはらワンツーを入れる。シングルレッグに引き込むように足関節を狙ったベゴッソは、これをかわされサイドで抑えられる。手首を掴まれ、思うように殴ることができないバシャラットだったが、腰を切ってきたところでパンチを纏めてパスを狙う。

Zハーフガードで耐え、潜っていったバシャラットに対し、スプロールで防いでバシャラットがエルボーを打ち下ろし、勢いのある左のパンチを打ち込む。エルボーから腰を上げた左右のパンチを打っていくバシャラットの攻勢が続く。スクランブル狙いにもバックを伺うバシャラットが、正面からのパウンドに転じパンチ、エルボーでベゴッソを削った。

最終回、ベゴッソの左フックをガードし、左ハイを放ったバシャラット。カーフで体が流れるベゴッソは、ケージを背負って右を被弾する。バシャラットが左ボディを入れ、ヒザのフェイクから左ストレート、構えを変えつつボディから顔面を殴っていく。ベゴッソも勢いのあるパンチを振るうが、バシャラットがしっかりと距離を取る。と、ケージを背負ったベゴッソのボディを連打したバシャラットがシングルレッグでテイクダウンを決める。

ハーフ&枕で固めたバシャラットが、エルボーを落とし、ヒザでワキ腹を蹴っていく。腰を上げてパスからマウント狙いのバシャラットが、Zハーフのベゴッソにエルボーを続ける。ベゴッソはここも足関頼りで、向かれるとエルボーとパンチを打たれる。サバイブ狙いのベゴッソにトップからパンチ、ヒジを続けたバシャラットが残り40秒からパス、マウントを取る。足を戻されて、パンチ&エルボーを続けたバシャラットが、残り10秒でマウントへ。ベゴッソは足を戻すだけで、逆転を引き寄せる動きはなく殴られて終わった。

結果は当然のようにフルマークでバシャラットの判定勝ち。30-26をつけたジャッジが2hといたが、この完勝判定勝ちをダナ・ホワイトはどのように評価を下すか。

ダナはまずダニエル・マルコス、ブルーナ・ブラジウ、トレバヴァー・ピーク、イクラム・アシスケロフと契約を発表し、「UFCはまた兄弟ファイターを得た」とファリド・バシャラットともサイン──勝者5人がUFC行きを決めた。


The post 【DWCS2022#08】ファリド・バシャラットがベゴッソを寄せ付けず、UFCに新たに兄弟選手が誕生 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DWCS2022#08 Report UFC ダニエル・マルコス ブランドン・ルイス ブログ

【DWCS2022#08】右ローのフェイク&前蹴りを決めたマルコスが、右ローでルイスを追い込み判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・マルコス(ペルー)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ブランドン・ルイス(米国)

左ジャブから右を伸ばして前に出たルイスが、右ローを蹴る。マルコスの中途半端な跳び蹴りが急所に。すぐに試合は再開され、ルイスが右オーバーハンドを振るう。右フックを当てたマルコスが右ローのフェイクから前蹴り、これがアゴに当たりルイスの腰が落ちる。ダブルからシングルに出たルイスだが、自ら離れる。マルコスはワンツー&スリーのフックを繰り出し、ローを蹴る。ルイスはサイドキックから左も、そこに右を被弾する。跳び二段ヒザ蹴りから左を受けたルイスは、再び腰を落ちたがダブルレッグでテイクダウン、スクランブルでバックへ。

マルコスが正面を向くと、シングルにスイッチしたルイスが離れる。右アッパーから左フックを入れたマルコスは、ワンツーで前に出る。さらに右カーフを蹴り、残り1分に。ジャブの差し合いから右ストレートをヒットさせたマルコスが右ミドル。ルイスは左足にダメージがあるようで、踏み込めなくなり動きも不自然になっていた。

2R、ヒザの外側をすぐに右で蹴ったマルコスが、ワンツーを打っていく。ルイスも接近戦に出たが、フックを被弾して下がりローで体がよれる。初回に続き、右前蹴りを決めたマルコスが右ストレート、ローとルイスを追い込んでいく。左右のフックから組みつき、バックに回ったルイスは、胸を合わされ首相撲&ヒザを顔面に受けて離れた。

ワンツーフックの左を当てたマルコスは、初回より動きが落ちたか。それでも右ローを効かせたマルコスは右回りのファイトで、ルイスの攻撃をかわす。そこで右ローで、ルイスにヒザをつかされる。スイッチしたルイスは攻撃手段がなく、オーソに戻すとローを蹴られて動きが止まり、顔面を前蹴りで蹴られてタイムとなった。

最終回、「回ってテイクダウンを狙え」という指示を受けたルイスは、右ローを蹴られて腰が落ちる。ルイスはスイッチしてサークリング、ダブルレッグを仕掛ける仕草を見せる。マルコスは逆にサークリングを駆使し、出てきたところにローを狙うもルイスがシングルレッグへ。切ったマルコスは、ここでフィニッシュにいく必要がコンテンダーシリーズではある。ルイスはセコンドのアドバイス通り、組んでシングルへ。離れたマルコスが、右ローからコンビネーション。バックエルボーのフェイクから左ボディを決めたマルコスが、右ローでルイスからダウンを奪う。

直ぐに立ったルイスのダブルレッグにギロチンを合わせ、尻もちをついた防いだルイスに鉄槌を振り下ろす。最後の90秒で試合がスタンドに戻り、ルイスがテイクダウンを初めて決める。スタンドに戻ったマルコスは右をヒットした直後に間合いを外すと、距離を詰めたルイスが必死で手を出す。回ってかわすマルコスにスピニングバックフィストを見せたルイスに、最後の10秒は足を止めての打ち合い、さらに跳びヒザを見せたマルコスにダナ・ホワイトも立ち上がって拍手を送った。

結果はマルコスのフルマークの判定勝ちとなった。


The post 【DWCS2022#08】右ローのフェイク&前蹴りを決めたマルコスが、右ローでルイスを追い込み判定勝ち first appeared on MMAPLANET.