カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN227 アレクサ・グラッソ キック ボクシング ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFN227】王者グラッソが2Rにダウンを奪うもシェフチェンコが猛追。スプリットドローで王座防衛に

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
アレクサ・グラッソ(メキシコ)
Draw.1-1 48-47.47-47.47-48
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ(キルギス)

サウスポーに構え、左ミドルを決めたシェフチェンコ。さらに左を伸ばす。ステップインから左を見せるシェフチェンコは、左ミドルを続ける。右リード、グラッソの反撃にもパンチを続けるシェフチェンコが左を当てる。グラッソは右を伸ばすが、シェフチェンコがワンツーを入れ、左エルボーで前に出る。グラッソはワンツーをかわし、テイクダウン狙いを切るがエルボーを被弾する。

さらに右でミドルセクションを蹴り、ジャブを伸ばすシェフチェンコが右をかわして組みつく。ボディロックテイクダウンを決めると、ハーフで抑える前王者が現チャンピオンを圧倒する。マウントからバックに回ったシェフチェンコは、下に落とされないよう自ら着地しケージにグラッソを押し込み、初回をリードした。

2R、ジャブを当てたグラッソが、組まれてもテイクダウンを許さず離れる。ワンツーを決めたシェフチェンコが距離を詰めると、グラッソが右に右を当ててダウンを奪う。立ち上がったシェフチェンコに対し、グラッソはクリンチで捕らえダーティーボクシングでショートのパンチを連打する。

動きが止まったシェフチェンコだが、グラッソが間合いを取り直すとダブルレッグでテイクダウンへ。グラッソはギロチンを合わせるが、下になり頭を抜かれる。クローズドガードから立ち上がったシェフチェンコはローを蹴り、カカト落としは空振りに。残り1分を切り、飛び込んだシェフチェンコをニーシールドで止めたグラッソが、ヘビーショットを受けずにクローズドの中に収め時間まで下で過ごした。

3R、ローを蹴り合う両者。互いに慎重に間を測る展開に。右リードフックを入れたシェフチェンコが回ってワンツー、エルボーを見せてダブルレッグへ。グラッソはここも簡単に下になりパスを許す。スクランブルに持ち込んだグラッソだが、シェフチェンコはギロチンから後方回転しマウントを取る。グラッソは何とか耐えるも先を読んだかのようなシェフチェンコに、動いてバックグラブを許す。

メヒコ・チャントを背に、ボディトライアングルから逃れようとした動いたグラッソ。シェフチェンコは、巧みに背中に張りつく。胸を合わせにいくグラッソが、ついに上を取る――もシェフチェンコは腕十字を仕掛けラウンド終了を迎えた。

4R、グラッソが右ストレートを伸ばす。シェフチェンコは左のスーパーマンパンチを放つも、グラッソが距離を取る。再び距離を詰め始めたグラッソはサウスポーにスイッチして右ジャブ、左ローを当ていく。シェフチェンコのワンツーから返しの右フックがヒット。続いてシングルレッグで飛び込むも、これをスプロールしたグラッソがガブりながらシェフチェンコの頭部にヒザ蹴りを連打する。シェフチェンコは右手をマットに着いたが、グラウンド状態とはみなされず。そのままケージに押し込まれ、ボディロックからグラウンドに引きずりこまれた。

すぐさま腕十字の体勢に入るグラッソだが、これはシェフチェンコが反転して腕を抜き、立ち上がった。離れてケージ中央に戻ったシェフチェンコに対し、グラッソがサウスポーから右ジャブを当てる。反対にシェフチェンコの左ストレートはかわされてしまう。シェフチェンコが右ジャブを当て、さらに離れながら右フックを当てた。右のほうが当たるシェフチェンコは、ここでボディロックからグラッソに背中を着かせた。立ち上がるグラッソのバックに回る。グラッソはビクトル投げからシェフチェンコの左足を取りヒザ十字、さらに外ヒールへと切り替えたものの、ラウンド終了のホーンが鳴った。

最終回、オーソドックスに構えたグラッソの右ストレートがシェフチェンコの顔面を捕える。グラッソはサウスポーにスイッチしてダーティボクシングへ。シェフチェンコが離れるとジャブ&ローに切り替えたが、シェフチェンコの右ジャブ&右フックもクリーンヒットしている。スタミナ切れかグラッソの手数が圧倒的に落ちている。シェフチェンコが距離を詰めると左ローを当てたが、自身も左ストレートを浴びてしまう。

シェフチェンコは右サイドキックからワンツーへ。グラッソのシングルレッグを切ると、中間距離から右ジャブを突く。さらに距離を取ってサークリングするシェフチェンコに、グラッソの右は届かず。ここで組んだシェフチェンコだが、投げをかわされてしまい、グラッソがバックマウントへ。パンチで削りながら、シェフチェンコが腰を上げたところでRNCを狙う。これは極まらずも、四の字フックで固めたグラッソが、そのままバックからパンチを打ち込み続け、最後はフェイスロック気味で絞り上げたところでタイムアップとなった。

裁定は割れ――ユナニマスドローに。直後に公開されたスコアカードでは、ジャッジ1人が4Rをグラッソに、そして1人が5Rをグラッソの10-8としている点がポイントか。特に最終回はジャッジ3者とも10-9であれば、シェフチェンコの王座奪取となっていた。ここで10-8をつける要因は分かりかねるが、戦ったファイターは清々しくケージを下りていった。


The post 【UFN227】王者グラッソが2Rにダウンを奪うもシェフチェンコが猛追。スプリットドローで王座防衛に first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN UFN227 キック ケヴィン・ホランド ジャック・デラ・マダレナ

【UFN227】見た目とは違う、距離&間合いを制したデラ・マダレナがなぜかスプリットでホランド下す

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ケヴィン・ホランド(米国)

長身、リーチで優るホランドに対し、ジャブで前に出るデラ・マダレナ。ローにもワンツーで距離を詰めたデラ・マダレナはジャブからサイドキックを腹に受ける。頭をしっかりと守るデラ・マダレナは左リードフックで前に出る。首相撲からヒザ、ショートのパンチを振るうホランドに対し、デラ・マダレナはパンチをガードして距離を詰めて顔面、ボディを殴る。ホランドはスピニングバックキックで背中を向いたところで、後方からのパンチを被弾する。

デラ・マダレナは右ハイ、首相撲にもヒジを入れる。ホランドはインローを連続で蹴り、カウンターの右を狙う。デラ・マダレナはボディショットも、直後にジャブを受ける。蹴りを散らすホランドは、近い距離の拳の交換にも応じる。その際の左は振りが大きく、逆にデラ・マダレナの左を受けそうになる。コンパクトなパンチで前に出るデラ・マダレナ、長い距離で差し込むホランド――互角の攻防はややデラ・マダレナ優位だったか。

2R、ジャブからボディを繰り出すデラ・マダレナ。ホランドは蹴りからジャブを伸ばす。前蹴りに右を打っていくデラ・マダレナは、距離を詰めるよう前に出ていく。デラ・マダレナは右ミドル、飛び込んで左フックを放つと、ホランドの蹴り終わりに背中に回る動きを何度となく見せる。さらに左ミドルからワンツー、そしてスリーと手数でホランドを完全に上回る。デラ・マダレナの動きを見て、反応するホランドはジャブで突き放そうとし、ステップインにジャブを打つ。それでも近い距離で拳を振るい、左ハイを繰り出したデラ・マダレナの攻勢が続く。

ボディ、顔面、そしてボディとコンビを決めたデラ・マダレナ。ホランドのパンチはガードの上で、ダブルレッグを切られてショートのコンビを纏められる。デラ・マダレナは右ボディを決め、右フック。右ミドルを掴まれて左で殴られはしたが、この回は完全にデラ・マダレナが取った。

最終回、デラ・マダレナはスイッチを織り交ぜ、殴りながら距離を詰める。右を当てたデラ・マダレナは、後ろ回し蹴りを冷静にかわして左ミドルを蹴る。ホランドも右ミドル、サイドキックからジャブを纏めようとするが、打ち終わりに背中を取られる。組まずに、当てることができるぞという圧を掛けるデラ・マダレナが、腹にパンチを纏める。

攻撃を続けるが、有効な手がないホランドは右を届かせたい。デラ・マダレナは近距離でも右ミドルを見せるなど、第3者が見えるのとは違う――戦っている者同士に存在する距離感を完全に掴んでいるようだ。リーチで劣りながら、間を制したデラ・マダレナは最後の30秒も左を纏め、エルボーを決めるなどホランドを翻弄してタイムアップを迎えた。

結果、1人のジャッジがホランドをつけるという理解に苦しむスプリットながらデラ・マダレナが判定勝ちを収め「ブーイング、ありがとう。アハハハハ。まぁ説明をしづらいけど、ヤツも分かっていると思うよ。でも、ジャッジはファッ〇だ」と話した。


The post 【UFN227】見た目とは違う、距離&間合いを制したデラ・マダレナがなぜかスプリットでホランド下す first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN UFN227 テレンス・ミッチェル ラウル・ロサスJr

【UFN227】左フックでダウンを奪ったロサスJrが、ミッチェルをパウンドアウトし復活V

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr(米国)
Def.1R0分54秒by TKO
テレンス・ミッチェル(米国)

オクタゴン2戦目でコケたロサスJrが、ミッチェルを相手にいきなり大きな振りの右を狙う。蹴りに左を合わせたロサスJrが、大振りのミッチェルに左フックを決めてダウンを奪う。バックを制し、引き込んだところで殴りながらマウントを奪ったロサスJrがパウンドを連打すると、ミッチェルは背中を見せて殴られるままに。すぐにレフェリーが試合を止めた。

「前の試合の言い訳はしない。皆に失望させないよう、強くなって戻ってきた。タフな相手に今回のキャンプはプッシュしまくった」と18歳のロサスJrは話した。


The post 【UFN227】左フックでダウンを奪ったロサスJrが、ミッチェルをパウンドアウトし復活V first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN UFN227 クリストス・ギアゴス ダニエル・セジューベル ブログ

【UFN227】拳の圧を増したセジューベル、ギアゴスに組ませてアナコンダ葬

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セジューベル(メキシコ)
Def.2R3分26秒by アナコンダチョーク
クリストス・ギアゴス(米国)

圧を掛けるセジューベルに、ギアゴスが右を伸ばす。下がらされてローやジャブを繰りだすギアゴスに対し、セジューベルは遠い位置をキープする。飛び込みにカウンター狙いのセジューベルだが、ギアゴスのステップインしての右を被弾して下がる。ギアゴスは攻め急がず、間合いを取り直す。セジューベルは蹴りを多用するが、踏み込みには下がるようになる。ギアゴスは右を当て、ダブルレッグへ。切ったセジューベルは左ミドルを蹴られ、右カーフに体がよれる。それでも遠いレンジを維持するセジューベルは、ワンツーを被弾。

ギアゴスはケージを背負った状態から前に出て、パンチを見せてはダブルレッグへ。セジューベルはしっかりと切って、間合いを戻す。ここから右ローを蹴ったセジューベル――初回を落とした。

2R、セジューベルの前蹴りに、右を伸ばしたギアゴス。距離を詰めたセジューベルは首相撲からヒザを狙う。拳の攻撃が増えたセジューベルが、蹴りも精度が上がる。ワンツーから前に出たセジューベルが、ギアゴスの左フックに右を合わせる。ギアゴスはシングルレッグでケージに押し込み、ダブルレッグへ。切って体を入れ替えたセジューベルは、離れてジャブを伸ばし、左ミドルと初回より距離を詰めるように。ギアゴスも右を返すが、かわされる。セジューベルが打の圧を上げると、ギアゴスは右を被弾して遠い位置からダブルレッグを仕掛ける。スプロールしてアナコンダを仕掛けたセジューベルが、グラウンドに持ち込むと敢え無くギアゴスはタップした。


The post 【UFN227】拳の圧を増したセジューベル、ギアゴスに組ませてアナコンダ葬 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN UFN227 カイル・ネルソン キック フェルナンド フェルナンド・パディーリャ ボクシング

【UFN227】ボクシングも追い足ないパディーリャが、ボクシング&キックのネルソンに下る

<フェザー級/5分3R>
カイル・ネルソン(カナダ)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
フェルナンド・パディーリャ(メキシコ)

ジャブを伸ばすネルソン。長身&ソップ型のパディーリャが左ローから右関節蹴りを繰り出す。ネルソンも右カーフを蹴り、パディーリャがジャブから右を伸ばそうとするとカウンターを打っていく。パディーリャは左インロー後にジャブを被弾し、カーフを蹴られる。ワンツーフックのパディーリャに、ネルソンは左を当てる。一瞬、腰が落ちたパディーリャはカーフで前足が削られてきたか。スイッチを見せるようになり、自ら左ミドルを蹴ったパディーリャがワンツーで距離を詰める。さらに首相撲からダーティボクシング、離れ際にアッパーを狙う。

ネルソンは受動的な動きが多く、左ミドルを蹴って左に回る。パディーリャは前に出てカウンターを受けても、そのまま前に出てダブルレッグを切る。ネルソンもジャブを当てて左に回るが、パディーリャはどんどん距離を詰めていく。多少はパンチを被弾しても前に出るパディーリャ、初回は落としたか。それでもネルソンは圧を掛けられ、精神的に削られているようでもあった。

2R、まずネルソンが左ミドルから右カーフを蹴る。パディーリャは前蹴りで突き放そうととしたが、右を被弾して動きが止まったところに右ハイを蹴られる。ネルソンは距離を詰めてラッシュをかけると、パディーリャが左も打ち返す。間合いを取ったネルソンが蹴りから左ボディ、パディーリャは前に出て首相撲&ヒザを狙う。距離を詰めたパディーリャにエルボーを入れて離れたネルソンが、カーフを続ける。前蹴りに右を大きく振るうネルソン、続く左ハイは空振りに。結果、ネルソンは右カーフと左ミドルを決める。追ってジャブを受けるパディーリャがスイッチして左ミドルから、インロー。ショートのアッパーを放つ。さらに左インローのパディーリャは蹴り足をキャッチしてケージにネルソンを押しこむ。すぐに離れたネルソンが、リードを広げた。

最終回、圧を掛けてもスピードに欠けるパディーリャが前蹴りも、蹴り終わりに右を打たれる。ネルソンは左ハイを見せるが、右カーフを2度蹴られる。踏み込んで右のネルソン、距離が詰まるとパディーリャがヒザを狙う。この際に足首がネルソンの急所に入り試合は中断――間延びし、締まらない試合に。

再開後、ネルソンが左ミドルを決める。ジャブから右を見せても、左ミドル&右カーフを蹴られるパディーリャは打開策がない。それでも左アッパー&右ハイを繰り出すが、クリーンヒットはしない。ネルソンは手が減り、ローに右を合わされる。それでも左ボディを決めたネルソンが足を使って、時間を稼ぐ。残り20秒、ダブルをスプロールしたパディーリャが近距離でヒザをボディに突き上げるも、ダメージを与えるには至らず時間となった。

結果、3-0でネルソンが判定勝ちした。


The post 【UFN227】ボクシングも追い足ないパディーリャが、ボクシング&キックのネルソンに下る first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN UFN227 エリス・リード ルピタ・ゴディネス

【UFN227】左フックが冴えたゴディネスが2RにRNCでリードを斬って落とす

<女子ストロー級/5分3R>
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)
Def.2R3分38秒 by RNC
エリス・リード(米国)

ガードを高く上げてパンチのプレッシャーをかけるゴディネス。左フックから飛び込んで右ストレートを当てる。

組み付いて首投げを狙うがリードだが、ゴディネスがスタンドでバックを取り、テイクダウンを奪う。リードは首を抱え、ケージを背にして立ち上がる。

ゴディネスが飛び込むような左フック。この一発でダウンを奪うと、立ち上がるリードを豪快に投げて、バックマウントへ。

RNCを狙いつつ、リードの動きに合わせて腕十字を極める。左肘が伸びるリードだがタップはせず。ゴディネスは三角絞め・腕十字に移行するも、リードは耐え凌いだ。

2R、リードが飛びヒザ蹴りと右ストレート。ゴディネスは右ストレートから左フックで前に出る。組んだリードは首投げでテイクダウンするも、ゴディネスがケージを蹴ってトップポジションを奪う。

一度は立ち上がるリードだが、ゴディネスが左フックからのダブルレッグですぐにテイクダウンする。ゴディネスは再びリードを立たせ、その際に左フックを連打する。

さらにゴディネスはワンツーの連打からシングルに入ると、ダブルレッグに切り替えてリードの身体を持ち上げて豪快にテイクダウンする。

ゴディネスはノースサウスチョークを狙いつつ、リードが反転して立ち上がると、がぶった状態からヒザ蹴り。足をかけてテイクダウンすると、バックマウントからRNCを極めて一本勝ちした。


The post 【UFN227】左フックが冴えたゴディネスが2RにRNCでリードを斬って落とす first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN UFN227 キック ジョシュ・フレムド ロマン・コピロフ

【UFN227】コピロフ、左ミドルを効かせて最後は左ボディでKO勝利

<ミドル級/5分3R>
ロマン・コピロフ(ロシア)
Def.2R4分44秒by TKO
ジョシュ・フレムド(米国)

サウスポーのコピロフが右アウトのカーフキック。フレムドもインロー・右ミドルを返す。左ストレート・左フックを打つコピロフ。フレムドが右の前蹴り・インローを蹴れば、コピロフも左ミドルを蹴り、左ストレートからパンチをまとめる。

フレムドがシングルレッグに入ると、コピロフはケージを背にしてディフェンス。試合がスタンドに戻ると左ストレートから右フック、左ミドルを当てる。

再びフレムドがシングルでテイクダウンを狙うが、コピロフは倒れない。コピロフがスピニングバックフィスト、左ミドルを当ててラウンドを終えた。

2R、コピロフが左ボディストレート、右アッパーから左ストレート。フレムドは右フックからシングルに入るが距離が遠い。コピロフは右アウトロー、フレムドが2度目のシングルレッグに入るが、ここもテイクダウンできない。

スタンドの攻防ではコピロフが左ハイキック・左ストレートを当て、フレムドが前に出てくるところに右フックを合わせる。

さらにコピロフは左ストレートから右ボディ、右アッパーから左ストレート、左ミドル・左ハイと畳みかけ、最後は強烈な左ボディストレートでフレムドを悶絶させた。


The post 【UFN227】コピロフ、左ミドルを効かせて最後は左ボディでKO勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN UFN227 エドガー・チャイレス キック ダニエル・ラセルダ

【UFN227】チャイレスのギロチンでラセルダが落ちたとレフ判断→リプレイを確認しノーデシジョンに

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
ND.1R3分47秒
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

前蹴りのラセルダ、右ローのチャイレス。後者にメヒコ・チャントが起こる。互いに蹴り中心の様子見が続き、チャイレスがステップインから右フックを振るう。ラセルダのスピニングバックキックは空振りとなり、スピニングバックフィストのタイミングで右ローを蹴られる。ボディを入れたチャイレスもスイッチを織り交ぜるも、ラセルダがスッと距離を詰めてダブルレッグでテイクダウンを決める。

チャイレスはハイガードもエルボーを落とされ、ガードを解いて立ち上がる。すかさずシングルレッグに出たラセルダに対し、チャイレスがアームインからギロチンで体を持ち上げる。ケージに押し込む形で絞め続けると、レフェリーは右腕を取り、離したところでラセルダの腕がダラリとする。これで落ちたとレフェリーは判断し、試合をストップ。ラセルダはタップをしていないと猛烈に抗議する。結果、競技運営陣がリプレイを見直した結果、ノーデシジョンという正式決定がなされた。


The post 【UFN227】チャイレスのギロチンでラセルダが落ちたとレフ判断→リプレイを確認しノーデシジョンに first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Report UFC UFN227 ジャスミン・ジュスダヴィチェス トレイシー・コーテズ ブログ

【UFN227】カウンターが光ったコーデスがジュスダヴィチェスに判定勝利

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)

どっしりと構えるジュスダヴィチェスが前に出る。コーテズはジャブを突いて右ローを蹴るが、ジュスダヴィチェスがそのローに右ストレートを合わせる。

コーテズはステップワークを活かしてジャブを当て、右ストレートから左フック。ジュスダヴィチェスは右のカーフキックを蹴って、右ストレートを当てる。

コーデスは出入りを使ってワンツーを当てるが、体のサイズで勝るジュスダヴィチェスはジャブを打ち返して右ストレートにつなげる。

コーデスは飛び込むような右ストレート、そこから返しの左フック。ジュスダヴィチェスのテイクダウンを切ると、首相撲からヒザ蹴りを突き上げた。

残り30秒、ジュスダヴィチェスが首相撲からヒザ蹴り。距離が離れると、終了直前にコーデスも同じように首相撲からヒザ蹴りを返した。

2R、ジュスダヴィチェスが右ロー。コーデスはそれをカットして右ストレートを狙う。ジュスダヴィチェスは前に出て首相撲へ。コーデスはジャブで距離を取りながら右アッパー・左フックを当てる。

ジュスダヴィチェスもジャブでコーデスを追いかけて右ストレートやシングルレッグ。コーデスのジャブの打ち終わりに右ハイキックを当て、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。

コーデスは半身になって立ち上がるが、ジュスダヴィチェスはすぐにテイクダウン。足を一本入れてバックコントロールするが、コーデスもケージに身体を預けて立ち上がりながら正対する。コーデスが右ボディストレート、ジュスダヴィチェスが右ヒジを返す。

3R、ジュスダヴィチェスがジャブと右ロー。コーデスはコンパクトにパンチを打ち込み、右ローを蹴り返す。ジュスダヴィチェスはダブルレッグから組みつくが、コーデスもケージに身体を預けてテイクダウン・バックコントロールは許さない。

スタンドに戻るとコーデスが下がりながら右ストレート。ジュスダヴィチェスは距離が詰まると首相撲からヒザ蹴り、右ストレートで前に出て、左ハイを当てる。

下がりながら右ストレートを当てるコーデス。ジュスダヴィチェスのダブルレッグを切ると会場が沸く。最後はコーデスが組みついてテイクダウンを仕掛けたところで試合終了となった。

前に出るジュスダヴィチェス、下がりながらパンチを当てたコーデス。判定出はコーデスに軍配が上がった。

試合後、コーデスは「言わせてもらっても良い? 何があっても、私の心を折ることはできないの。今日はちゃんとレスリングができた。皆のサポートに感謝している。私は来年、チャンピオンになる」と王座挑戦をアピールした。


The post 【UFN227】カウンターが光ったコーデスがジュスダヴィチェスに判定勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN227 マーニック・マン

【UFN227】全局面で圧倒、キヌットソンが大差の判定勝利でUFCデビューを飾る

<女子ストロー級/5分3R>
ジョセフィン・キヌットソン(スウェーデン)
Def.3-0:30-24.30-25.30-27
マーニック・マン(米国)

サウスポーのマンに対し、キヌットソンが右の前蹴りと右ストレート。マンが組みつこうとすると、距離を作ってヒザ蹴り。マンがシングルレッグで組みつくと頭を潰してボディにヒザ蹴り、側頭部にパンチを落とす。

距離が離れると、キヌットソンはマンが前に出てくるところに右ストレートを合わせ、さらにヒザ蹴り。マンの投げを潰し、ハーフガードでトップキープする。

しっかり上体を固めるキヌットソンはパスガードに成功し、マンの身体をまたいでマウントへ。しがみつくマンにヒジを入れ、残り10秒を切ると、身体を起こしてパンチを落とした。

2R、キヌットソンが左を見せてインロー。続く右ミドルをキャッチされるが、ケージを背にしてマンのテイクダウンを阻止。マンのボディにヒザ蹴り、離れ際に左ハイを蹴る。

打撃の圧力で勝るキヌットソンは右のテンカオ(ヒザ蹴り)を突き刺し、右ストレート、右ハイ。ケージを背負うマンにワンツーから右ミドル、右のスーパーマンパンチを放つ。

距離が詰まって組みの展開になると、キヌットソンがマンをケージに押し込んで左ヒジ。一旦離れるとマンの蹴りをスウェーでかわし、すぐにワンツーを打ち込む。

ここからキヌットソンは右ストレートから左フック、右の前蹴りからワンツー。再びマンをケージへ押し込むと、ボディロックからテイクダウンも奪い、再びマウントをとってパンチを連打する。

3R、キヌットソンはマンのスピニングバックフィストをかわすと、お返しと言わんばかりにスピニングバックエルボーを当てる。

キヌットソンはパンチのプレッシャーをかけてインロー。マンも右フックを返すが、キヌットソンが右ストレートを当て、右のヒザ蹴りから組みつく。

キヌットソンは2Rに続いてテイクダウンし、ハーフガードからパンチとヒジを落とす。マンが背中を見せて立ち上がるも、すぐにテイクダウンして体を起こしてヒジ。最後はマンの立ち際にバックを取ってRNCを仕掛けた。

フィニッシュこそできなかったものおキヌットソンが大差の判定勝利。見事にUFCデビューを飾ったキヌットソンは「またラスベガスに来て、UFCの一員になって夢がかなった。コンテンダーシリーズを終え、家に戻るとUFCから連絡がありイエスしか答えはなかったわ。今日は……言い訳じゃないけど、肩に問題があってレスリングゲームに疲れてしまったの」と試合を振り返った。


The post 【UFN227】全局面で圧倒、キヌットソンが大差の判定勝利でUFCデビューを飾る first appeared on MMAPLANET.