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再アップ【KO・一本集】メインカード11試合中8試合がフィニッシュ!PANCRASE329 KO・一本集

PANCRASE329のメインカードから、ノックアウト&一本集をお届け!衝撃の瞬間を見逃すな!

2022年9月11日(日)
PANCRASE 329
立川ステージガーデン

PANCRASE 329 試合結果はコチラ
https://www.pancrase.co.jp/data/result/2022/0911.html

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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 アキラ 松本光史

【Pancrase329】アキラが返り討ち。松本光史のローを受けるも最後は左で沈めて暫定ライト級KOPに

<暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
アキラ(日本)
Def.3R1分25秒 by KO
松本光史(日本)

開始早々、松本は距離を詰める。サウスポーのアキラは右に回りながら、アンクルピックでグラウンドに持ち込んだ。ハーフガードを取る松本をケージ際に追い込み、起き上がろうとする相手を潰しながら、右腕を首に回してギロチンの態勢へ。首を抜いた松本が立ち上がる。アキラがパンチで追い込むも、松本がカウンターで右を当てた。

相手の動きが止まったところでケージ際から脱出した松本は、シングルレッグで組みつき、ケージ際でバックに回る。アキラにクラッチを切られると、離れて再び距離を詰める。右ハイで相手を下がらせる松本。パンチを振るうアキラに組みつくも、これは倒せず離れる。すぐにシングルレッグにチャレンジした松本は、そのままドライブするが倒せず。

離れると距離を詰めてカーフを当てた松本に対し、アキラが押し返して右フックを当てる。ケージ際で距離が詰まり、バッティングも見られる。それに構わず攻める両者、松本は離れ際に右を当てた。アキラが左フックから押し込みグラウンドへ。そのままアキラがノースサウスで抑え込み、初回を終えた。ジャッジ3者ともアキラの10-9へ。

2R、またも松本が距離を詰める。左右に体を振るアキラの左ミドルに右フックを合わせた松本は、アキラが距離を詰めると離れた。左ボディから右フックに繋げるアキラ。松本は右インローを当て、アキラが出て来ると離れて再び右ローを当てる。松本の右フックと左ジャブがヒット。アキラも左右フックを振って前に出る。ケージ際から離れた松本がプレッシャーをかけ、アキラは左ハイで応戦。松本の右ローでアキラの足が流れる。

アキラにケージを背負わせる松本。アキラは回って頭を振りながら松本に組みついた。左腕を差し上げて、松本をケージに押し込むアキラ。松本は首相撲から回ってケージ際から脱した。ショートの左フックを当てた松本が、ジャブとローでペースを握る。アキラもフックを返したが、松本の左ジャブと右ローを受ける。松本のシングルレッグをかわしたアキラは、相手をケージに追い込み右を見せた。ジャッジ1名が10-9で松本、2名が10-9でアキラにつけている。

3R、左を伸ばしながら距離を詰める松本。ケージ中央で右ローを当てる。アキラが左のパンチから組みつくが、松本が捌いて離れる。互いのローが交錯したあと、前に出て来た松本にアキラの左スーパーマンパンチがクリーンヒット。この一撃で倒れた松本に、アキラが追撃の鉄槌を浴びせると、レフェリーが割って入った。

暫定ライト級KOPとなったアキラは、「まだ正規じゃないので、ここからもっと頑張ります!」と語った。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 上田将竜 猿飛流 鶴屋怜

【Pancrase329】鶴屋怜が上田将竜を寄せつけずパウンドアウト。KOP猿飛流を呼び入れ――横浜で挑戦か

<フライ級/5分3R>
鶴屋怜(日本)
Def.1R2分33秒 by TKO
上田将竜(日本)

サウスポーの鶴屋が距離を詰める。上田は右ミドル。組みついた鶴屋がバックをうかがいながら、足をかけてくる上田をリフトアップし後ろに倒した。鶴屋の左腕を抑えた上田、しかし鶴屋は右足を絡めながら右の拳を叩き込んでいく。ケージに背中を着けながらRNCを狙った鶴屋、これは極められずも4の字ロックから右のパンチを連打。上田は防戦一方となり、バックから左の連打を浴びせた鶴屋がレフェリーストップを呼び込んだ。

勝者の鶴屋はインタビューでフライ級KOPの猿飛流をケージに呼び入れ、12月25日の横浜武道館でのタイトルマッチを要求。猿飛流も「お願いします」と答えた。


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KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 キック 宝珠山桃花

【Pancrase329】ストロー級QOPのKARENが宝珠山にTDでも負けず、グラウンドで左ヒジを見せて判定勝利

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
宝珠山桃花(日本)

サウスポーのKARENが右ローでけん制。宝珠山が右ローを返す。打ち終わりに右ストレートを見せた宝珠山が、KARENにケージを背負わせる。右サイドキックを顔面に伸ばすKAREN、宝珠山はかわしてケージ中央に戻る。KARENは左インローで距離を保つ。宝珠山もローを受けて、距離を詰めることができない。蹴り足をすくわれて背中を着いてしまった宝珠山が、立ち上がってスクランブルへ。KARENはケージに押し込まれながらヒジを打ち込む。右腕を差し上げられたKARENは左ヒジを突き刺すも、宝珠山がワキをくぐってボディロックで押し込み続ける。宝珠山は右足をかけ、左右に揺さぶるがKARENも倒れなかった。

1Rはジャッジ3者ともKARENに10-9をつけている。

2R、KARENが左ローでけん制する。しかし宝珠山は相手が出て来たところに右ショートを合わせ、組みついてボディロックでケージに押し込んだ。KARENは左右のヒジを打ち込むも、宝珠山を引きはがすことができない。首相撲からヒザをボディに突き刺すKAREN。宝珠山も小内刈りを仕掛けるが、凌いだKARENが反対にテイクダウンを仕掛けた。一度は立ち上がった宝珠山を、再びグラウンドに持ち込んだKARENがトップから左ヒジを落とす。さらにバックへ回ったKARENが、右腕でRNCへ。凌ぐ宝珠山に、何度もRNCを仕掛けるKARENだが、極めきることはできなかった。

2Rもジャッジは3者がKARENの10-9に。

最終回、距離を詰めた宝珠山が細かいパンチから右ミドル。KARENは右ジャブから蹴りで押し戻す。宝珠山の右がKARENの顔面を捉える。KARENは足を使って左インロー。組みから打撃に切り替えた宝珠山の右が、またもKARENの顔面へ。KARENの左ミドル、左ローに右を合わせ続ける宝珠山が蹴りも散らしながら、KARENにケージを背負わせてワンツーをヒット。パンチを受けると嫌がる表情を見せるKAREN。しかしここで組んだ宝珠山、KARENはケージ際で体勢を入れ替えて宝珠山を押し込む。そして四つからグラウンドに持ち込み、マウントを奪って左ヒジを連打。バックマウントに移行し、パンチの連打からまたもRNCへ。KARENは右カカトをボディに突き刺して削るも、宝珠山がスクランブルで上を取る。両者立ち上がり、ケージ際の攻防で試合を終えた。

判定はユナニマスでKAREN。ベルト獲得後の初戦を勝利で飾った。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 松岡嵩志 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase329】雑賀ヤン坊達也が必殺の右カウンターで松岡嵩志を沈め、涙のKO復活

<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也(日本)
1R1分36秒 by TKO
松岡嵩志(日本)

ジリジリと距離を詰めるヤン坊が左ジャブ。松岡はヤン坊のパンチをかわして右ローを当てる。プレッシャーをかける松岡が、ヤン坊にケージを背負わせて右ローをヒット。組みついて左腕を差し上げる。ヤン坊は押し込まれながら左ヒザを突き上げた。離れた松岡の右がヒット。ヤン坊も右を返す。さらに松岡の右フックに対して、インサイトから右アッパーを突き上げ、返しの左フックも当てたヤン坊。ここで松岡が再度、右を振るってきたところに右ショートをカウンターで合わせた。この一撃で松岡はダウン、レフェリーが試合をストップした。

勝者のヤン坊はケージに昇り、下りた時に足を痛めた模様。試合後のインタビューでは涙を浮かべながら、メインの暫定ライト級KOPTに向かって「頑張ってください」とメッセージを送った。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 井村塁 平田丈二

【Pancrase329】井村塁が地元・立川で快勝。平田丈二をRNCで破り、連敗から脱する

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
Def.2R2分38秒 by RNC
平田丈二(日本)

サウスポーの平田に対し、左ジャブを突きながら右ローを見せる井村。平田の左ストレートをかいくぐり、右足へシングルレッグで組みついた井村がケージへドライブ。左腕を差し上げて平田を押し込む。再びシングルレッグに切り替えた井村は、ハイクラッチへ。左右に揺さぶるも平田は倒れない。離れた平田はケージ中央へ。右を見せる井村に左ストレートを繰り出す。井村のワンツーをかわして右ジャブを当てる平田。井村が前に出ると回ってかわした。

井村の右ローに合わせて左ストレート、さらに右フックを当てた平田が、左ボディストレートを突き刺す。距離が詰まると左で迎え撃ちながら距離を保つ。平田はコツコツと左ボディストレートを当てる。井村は右ミドルで平田の動きを止めようとするが、平田は左へ。相手の蹴りの打ち終わりに組みついた井村が、そのまま平田をケージへ押し込んでいった。1Rのジャッジは1名が10-9で平田、2名が10-9で井村につけている。

2R、左ジャブで相手を下がらせる井村。組みついて右腕を差し上げ、ケージ際へ持っていく。右足を絡めた井村、しかし平田も足を外して離れる。前に出る井村に対して、カウンターで左を当てる平田。井村も右ストレートをクリーンヒットする。ケージを背負った平田が前に出ると、組みついた井村が四つからグラウンドに持ち込む。両脇を指して相手の足を畳みながら、バックに回った井村がRNCを狙う。

4の字ロックから右腕を回した井村。平田も一度はクラッチを外したが、井村が再びチャレンジしたRNCでタップを奪った。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 TSUNE 中島太一 平岡将英

【Pancrase329】平岡将英をRNCで下したTSUNEが対戦要求、KOP中島太一は「横浜武道館のメインで!」

<バンタム級/5分3R>
TSUNE(日本)
Def.1R2分49秒 by RNC
平岡将英(日本)

ともにサウスポー。平岡が右ジャブを突く。ステップを踏むTSUNEがインサイドから右を合わせると、続いてアウトサイドから右フックを絡ませる。対する平岡は真っ直ぐ右ジャブを突いていくが、いきなり速い右ジャブがクリーンヒット。さらに左ストレートも当てた。TSUNEは平岡の右足へシングルレッグ。平岡のパンチを受けながらも食らいつき、バックに回る。ケージ際で右足を差し込み、平岡に尻もちを着かせたTSUNEは、すぐさま右腕を首に回す。そしてRNCで平岡からタップを奪った。

これで4連勝となったTSUNEは、「次は(タイトルマッチ)絶対にお願いします!」とアピール。暫定バンタム級KOPの中島太一へ「いつでもいいので、挑戦を受けてください」とメッセージを送る。すると中島がケージイン。「今の動きを見ていると僕には勝てない。やるからには、しっかり準備します。12月25日、横浜武道館のメインでやらせてください。そこで良い試合しましょう」と答えた。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 キック パンクラス 原田よき 沙弥子

【Pancrase329】3年ぶりのMMAで快勝。沙弥子がアメリカーナで原田よきからタップを奪う

<女子アトム級/5分3R>
沙弥子(日本)
Def.1R3分22秒 by アメリカーナ
原田よき(日本)

ガードを固めて前に出る原田に対し、最初はガードを下げていた沙弥子もガードを高く上げて迎え撃つ。打撃が交錯したあと30秒すぎ、原田が組みついた。沙弥子は右腕を差し上げ、左腕のオーバーフックで相手をケージに押し込む。ケージ際を脱しようと試みた原田を再び押し込む沙弥子。原田がケージを背にしながら左ヒジを押し付けた。沙弥子は左腕を巻き付けたまま右の拳を叩き込む。

態勢を入れ替えられた沙弥子は、ケージを背にして払い腰でテイクダウンを奪った。すぐさまサイド、さらにニーオンザベリーへ移行する沙弥子。サイドポジションでしっかりと固める沙弥子が原田の左腕を取り、アメリカーナを狙う。ケージキックで体をずらす原田だったが、沙弥子が絞り上げるとタップ。沙弥子は勝利の雄たけびを挙げた。

約3年ぶりのMMAで勝者を収めた沙弥子は、パンクラスのベルトを狙うと宣言した。


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ABEMA Brave CF KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 PFL RIZIN TSUNE YouTube   アキラ ブログ 松岡嵩志 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase329】計量終了 松岡嵩志と再起戦、雑賀ヤン坊達也「新しい自分を創るのに5カ月必要でした」

【写真】試合で何もできないことを経験して、ヤン坊はどう変わったのか……(C)MMAPLANET

明日11日(日)、東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE329の計量が10日(土)に新宿区のサンエービル地下1階会議室で行われた。

その直後に松岡嵩志と対戦する雑賀ヤン坊達也のインタビューを行った。昨年12月のパンクラス史上に残るライト級王座統一戦の激闘から、4月のRIZIN TIGGERにおける人生初の完敗──と、連敗から再起を図るヤン坊。弱点を克服しつつ、得意な部分とミックスす。つまり新しいファイターになる過程にある彼は、この間にMMAファイターとしての目標もまた一新されていた。


――計量が終わって、今の気持ちを教えてください。

「とりあえずホッとしています。何も問題なかったです。涼しくなったり、急に暑くなって仕事はちょっとかったるかったですけど(笑)」

──4月のRIZIN TRIGGERにおける江藤公洋戦の敗北から5カ月、再起戦となります。

「しっかり体を休めて、足りない部分を磨き、一つ一つの動きの確認をし、これまで見落としてきた部分も見つめ直してきました。江藤さんのような巧さを持っている人は初めてだったので、なんとなく出来ていたこともしっかりと確認するというのが、この5カ月間でした。全体的に必死に創り上げてきました。レスリング、グラップリングを基礎から見直して」

──30歳を過ぎて、そこを見直すのは大変なことかと。

「大変でしたね。グラップリングで一般の会員さんのクラスにも出ていましたし、前回の負けのあとに長岡(弘樹)さんが、小谷(直之)さんが選手練習の指導に入ってもらえるようにしてくださって。それとソニックスクワットに行く頻度を増やしました。

関(鉄矢)君のような粘り強い選手と練習することで、自分の精神面も鍛えられました。それと安田(けん)さんにも鍛えていただき、井上直樹君にもアドバイスをしてもらって、自分を鍛えてきました」

──前回までの自分とは違うという想いは?

「ありますね。自分のスタイルができていて、そこが得意な部分であったので、そこと苦手だった部分を克服しつつミックスさせるということは、新しい自分を創ることになるので。やはり5カ月間は必要でした。

今からグラップリングやレスリングだけで江藤選手に勝てるレベルになれるものではないです。でもMMAなので、まずは凌げるようになること。そうすれば得意な部分で押し返すこともできるでしょうし。そういう風に戦っていけるようにしていきたいです。逆をいえば、そうするしかないので」

──松岡嵩志選手と江藤選手はタイプが違います。それでも組み技を磨いてきたことが生きると考えていますか。

「もちろんです。この間やってきたことは、生きてきます。何もさせてもらえなかったのは初めてのことでしたし。試合で上手くいかないことを1度経験したことで、上手くいかないケースのことを考えることができるようになりました」

──あれだけ思い切りの良いヤン坊選手が、ここで行かないと負けるという3Rでも前に出ることができなかった。

「そういう自分がいることに、本当にビックリしました。『上手くいかない』って……甘かったです。でも、そうそこを経験して対策を練ってきたので。松岡選手は打撃もあるし、組みもできると思っています。パンクラスに参戦し始めた時から、松岡選手のことは見てきました。組みの選手にもしっかりと勝てるので、ずっと『強いな』と思っていたんです。だから、ついに来たかという感じです」

──今大会のメインはライト級の暫定王座決定戦です。RIZINもTRIGGERの行方が不透明で、今年の4月までのようなイベント数は期待できないかもしれない。そのなかで、ヤン坊選手はこの試合の後のキャリアの積み方に対して、どのように考えていますか。

「まずはこの試合にしっかりと勝つことが一番です。それからはパンクラスのベルトを目指してやってきたいです。あとRIZINも誰でも出られるようなことはなくなってくると思います。それは格闘技界にとって良いことだと僕は考えています。強い人が集まることが、あの舞台の醍醐味で。そっちの方が僕自身も燃えます。そういう風になっていくRIZINにも、また戻りたいと思っています」

──押忍。計量後のリカバリーの時間を割いていただき、ありがとうございました。

「あのう……それと木下(憂朔)選手のああいう姿を見ていると、やっぱり世界って格好良いなって思うようになりました。PFLの工藤(諒司)選手もそうです」

──えっ、そうなのですか。以前は海外志向ではなかったですよね。

「やっぱりアレを見ると、日本人が世界で戦っているところを見ると……俺もって思うようになりますね。そういうところに絡めるようになるには、やはりパンクラスのベルトを獲ることが重要になってきます。そうッスね、世界に行きたいですね」

──簡単ではないですけど、ヤン坊選手の打撃で勝てるスタイルは期待されるでしょうし、特に江藤戦で学んだことが体に入ってくれば実現に近づくかと。それに、北米で戦うにも色々なルートもあると思います。

「実は春頃にBRAVE CFから話をもらったんです。でも、RIZIN TRIGGERが決まっていた時で僕自身、RIZINに出たい、出たいと言っていた頃なので。ホント、そんなこと自分はまだまだ口にできないことも分かっているのですが、明日の試合では『強くなっているんだそ』というところ、自分の覚悟を見て欲しいです。やっぱりMMAをやっている以上は強い選手と戦って、世界を見てみたい。そう思うようになりました。日本人が世界で戦っているところを見て、体も気持ちも震えてしまったので」

■視聴方法(予定)
2022年9月11日(日)
午後2時45分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ
午後3時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE
午後3時00分~ U-NEXT

■ Pancrase329計量結果

<暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
松本光史:69.8キロ
アキラ:69.9キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.1キロ
鶴屋怜:56.85キロ

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN:51.7キロ
宝珠山桃花:51.8キロ

<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也:70.05キロ
松岡嵩志:70.55キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.4キロ
平田丈二:61.3キロ

<バンタム級/5分3R>
TSUNE:61.3キロ
平岡将英:61.6キロ

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太:77.15キロ
林源平:77.4キロ

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大:52.55キロ
若林耕平:52.4キロ

<ウェルター級/5分3R>
髙橋攻誠:76.3キロ
押忍マン洸太:56.7キロ

<フライ級/5分3R>
荻窪祐輔:57.1キロ
萩原幸太郎:56.7キロ

<女子アトム級/5分3R>
沙弥子:47.5キロ
原田よき:47.45キロ

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【Pancrase329】世界の九州男児──鶴屋怜戦へ。上田将竜─02─「バケモノみたい。逃げることはできない」

【写真】全ての想いを鶴屋怜というバケモノのような強い相手にぶつける(C)MMAPLANET

11日(日)、東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE329で、鶴屋怜と対戦する上田将竜のインタビュー後編。

昨年2連敗を喫したあと、上田はケージに戻ってきた。そして、国内フライ級が盛り上がるなか、鶴屋怜との対決を選んだ。これまで貫いてきたMMAの人生を後悔しないために--プロデビューから10年、上田がその決意を語る。

<上田将竜インタビューPart.01はコチラから>


――今年4月、有川直毅選手を判定で下し、再起を果たしました。復帰戦の出来はいかがでしたか。

「練習では良い感じで仕上がったんですが、試合では堅くなりすぎたところがありました。最後まで気持ちも切れませんでした。でも、試合が終わって『今日は満足できたばい!』と感じた経験がないんですよね。10年MMAをやってきても。たとえば、試合中に気持ちが折れたとしても、自分にしか分からない部分ってあるじゃないですか。

『良い試合だったよ』って言われても、自分としては『あの時、もういいかな……と思ってしまったんよね』と考えることがあって。それは他の選手と話をしても、同じようなことがあるみたいなんです。前回の試合は、勝てたことは嬉しいです。でも当然ですが反省点もあるので、すぐに練習を再開しました」

――昨年10月の小川徹戦から有川戦までの間に、DEEPフライ級GPの開催が公表されました。同じ階級で戦うファイターとして、DEEPフライ級GPはどのように映っていたのでしょうか。

「正直、興味はありました。練習仲間の本田(良介)選手も出場することになりましたから。でも4月のパンクラスで僕が有川選手に勝ったあと、鶴屋怜選手が秋葉太樹選手に一本勝ちした試合を見て、次は絶対に鶴屋戦だなと思ったんですよね。

そのあとDEEPフライ級GPの出場メンバーが発表されて、興味はありました。でも自分は今パンクラスで戦っていて、しかもバケモノみたいな強い選手が出て来た。その相手から逃げるわけにはいかない、そう思ったんです」

――バケモノみたいな強さ、確かにインパクトは大きいですね。

「彼とは去年の10月に一度、手合わせしたことがあるんです。パラエストラ柏へ出稽古に行った時に鶴屋浩先生から紹介されて――初めて同階級の選手に練習でボコボコにされました。

まだ彼がDEEPに出ている頃で、その時は対戦することもないだろうと思いながら、呑気に『日本MMAの未来は明るいなぁ』とか言っていたんです(笑)。本人にも『応援するけん、頑張ってね!』と言って。その裏では、自分に対して自信を失くしていました。

それで鶴屋先生に聞いたら、他の選手も同じようにやられているそうです。『そうですよね、彼は強くなりますよね』って鶴屋先生とも話をしていたんです。しかし数カ月経って、鶴屋怜選手がパンクラスに来た時点で、覚悟はしていました。お互い勝ち上がっていけば、いつか対戦することになるだろうと」

――練習で鶴屋選手にボコボコにされた経験は、精神的な面でマイナスに働きませんか。

「いや、これは自分にとって大きなプラスになります。あの時ボコボコにされていなかったら、今回の試合も1Rで仕留められていると思いますから(笑)。

でなければ、また自分の思い描いていた鶴屋選手と実際の試合は違っていて、彼の得意なところで勝負に行って負けていると思います。でも彼と対峙したことによって、その強さが分かっています。だから、彼の強い部分では勝負に行かず、相手の嫌なことをし続けますよ」

――なるほど。今回の鶴屋戦の先も含めて、上田選手の現在の目標は何なのでしょうか。

「こんなことを言うと、ベルトを目指して戦っている選手に失礼かもしれないけど……。今の自分のモチベーションは、地元の福岡で試合をすることなんです。その目標を実現するためには、勝たないといけない。

地方では他の人とは違うことをやっていると、白い目で見られることもあるんですよ。そんな中でも家族や、自分のために時間を割いて練習してくれる仲間、応援してくれる地元の友人たちがいます。その人たちに恩返しをするために、福岡で試合をしたいです」

――パンクラスでは2015年12月に北九州大会が開催されました。上田選手も出場し、宮城友一選手に判定勝ちを収めています。あれから約7年、再び福岡で大会を行うには、ベルトが必要になってくるでしょう。

「そうなんですよね。鶴屋選手に勝ったら、次は地元でパンクラスのベルトに挑戦したいと思っています。それが今の自分にとって、一番大きな目標です」

――ではその目標に向けて重要な試合となる、鶴屋戦への意気込みをお願いします。

「怖さやドキドキというより、自分の中でも久々に楽しみな試合です。どうしても自分より下馬評が低い選手と戦ったら、自分のほうが堅くなってしまう。勝ちたいという気持ちより、負けたくないという気持ちのほうが上回ります。でも間違いなく、鶴屋選手は強い。だから楽しみなんです。

鶴屋戦のオファーが来た時は、シビれました。強い相手との試合のオファーが来た時、予定が合わないとか嘘をついて避けることもできます。この試合に関してもメリットとデメリットを考えたら、鶴屋選手とは戦わないという選択肢もあったと思いますよ。自分から断ったことを公表しなければ、誰にもバレないですし。でも、それをやってしまうと自分自身を裏切ってしまうような気がして」

――それこそ一生後悔し続けるかもしれないですね。

「はい。オレは何のためにMMAをやっているのか。これまで恥をかきながらも続けてきたMMAなのに、鶴屋戦を断ったら全てを失ってしまうんじゃないかと思いました。だからオファーが来た時、二つ返事でした。『やります』って。

その答えは日曜日に出ます。ランキングは自分のほうが上ですけど、突撃していきますよ。しっかりと調整して、当日は盛り上がる試合をしますので、よろしくお願いします!」

■視聴方法(予定)
2022年9月11日(日)
午後2時45分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ
午後3時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE
午後3時00分~ U-NEXT

■ Pancrase329対戦カード

<暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
松本光史(日本)
アキラ(日本)

<フライ級/5分3R>
上田将竜(日本)
鶴屋怜(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN(日本)
宝珠山桃花(日本)

<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也(日本)
松岡嵩志(日本)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
平田丈二(日本)

<バンタム級/5分3R>
TSUNE(日本)
平岡将英(日本)

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太(日本)
林源平(日本)

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大(日本)
若林耕平(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
髙橋攻誠(日本)
押忍マン洸太(日本)

<フライ級/5分3R>
荻窪祐輔(日本)
萩原幸太郎(日本)

<女子アトム級/5分3R>
沙弥子(日本)
原田よき(日本)

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