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【Bellator283】ライト級王者パトリッキー欠場で、アウトローの相手は─王座挑戦が近づく─ムサエフに

【写真】ムサエフのターゲットとなったアウトロー。どうでも良い話かもしれないが、これほど渋く、味のある話し方をする選手はMMA界にいない(C)BELLATOR

5日(火・現地時間)、Bellatorが22日(金・同)にワシントン州タコマのエメラルドクィーン・カジノ&ホテルで開催されるBellator283のメインでシドニー・アウトローの挑戦を受ける予定だったパトリッキー・フレイレが負傷で欠場し、コメインに組まれたドゥグラス・リマ✖ジェイソン・ジャクソンのウェルター級がメインに昇格することとなった。

ベラトールもUFCと同様にメインは5回戦制を敷いており、この試合は5分5Rで争われることになった。


コメインには世界戦がなくなったアウトローが、今大会でアダム・ピコロッティとサークルケージデビューを飾る予定だったトフィク・ムサエフとのマッチアップが決まった。

日本のファンからすると、ムサエフはRIZINのマットで現王者を下しており、堀口恭司と同様に即タイトル挑戦でも良いだろう──ぐらいの期待感をもって見ているはずだ。

ここでムサエフにとっても、4月に流れたザック・ゼーンやピコロッティを相手にするよりも、モチベーションが上がるカードといえる。

2019年の日本大会ではマイケル・チャンドラーに敗れたアウトローだが、既にピコロッティを下し、あのマイルズ・ジュリーをRNCで破っているだけに──ムサエフにとっては、ここで勝利を手にすれば一気に世界戦の目も出てくることは間違いない。

当時に今大会はウスマン・ヌルマゴメドフもクリス・ゴンザレスと戦うことになっており、パトリッキー欠場という思わぬ形でのライト級タイトル挑戦権を賭けた品評会の様相を呈してきたタコマ大会だ。

■放送予定
7月23日(土・日本時間)
午前7時30分~ U-NEXT

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【Eagle FC44】PFLの猛者ロイック・ラジャポフが、ゼーンをノーアームギロチンで一蹴

<165ポンド契約/5分3R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
Def.1R3分23秒by ギロチンチョーク
ザック・ゼーン(米国)

PFL準優勝の実績を持つラジャポフが、まず前蹴りを入れる。フックから組みついたラジャポフは、ゼーンをケージに押し込むとボディロックテイクダウンを豪快に決める。ゼーンのラバーを潰してハーフで抑えたラジャポフは、ケージキックからのスクランブルでバックへ。後方からヒザを入れたラジャポフがゼーンにキムラを許さず、正面に回るとボディロックでリフトし2度目のテイクダウンを決める。

背中を譲ったまま立ち上がったゼーンはボディロックが解けず、キムラから引き込む。前転して逃れたラジャポフは離れると、ゼーンのダブルにノーアームギロチンを仕掛ける。ゼーンを持ち上げるように絞めあげたラジャポフがタップを奪った。


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