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UFC on ESPN+82:第13試合・ナサニエル・ウッド vs. アンドレ・フィリ

フェザー級

イギリスのウッドはUFC6勝2敗。バンタムで4勝1敗(1敗の相手はジョン・ドッドソン)の後、140ポンドキャッチウェイトでケイシー・ケニーに敗れ、昨年からフェザー級に上げて、ここまで2連勝中。柔術からMMAに転向し、打撃では特にカーフキックが強力。ブラッド・ピケットのグレートブリテン・トップチーム所属。29歳。

フィリはUFCキャリア10年で10勝8敗1NCのザ・中堅。チーム・アルファメール所属。前戦までノーコンテストを挟んで初の連敗中だったが、昨年9月のビル・アルジオ戦はスプリット判定勝ちでなんとか生き残った。ボクシングスタイルのストライカー。33歳。

左を当てたフィリ。また左がヒットしウッドダウン!すぐ立った。また左がヒット。ウッド見えていないか。インローを蹴るウッド。ウッドの右がヒットしフィリ後退。すぐに追うとケージ際でさらに右!膝を着いたフィリにパンチのラッシュ!ウッドハーフからパウンド連打。なんとか凌いだフィリがガードに戻す。ウッド離れて立たせた。ふらついているフィリ。タックルへ。切ったウッド。残り1分。フィリ右ハイ。ジャブ。ウッド鋭いジャブのダブルから右。ホーン。

1Rウッド。

2R。ウッドのジャブをもらい、また下がったフィリ。スイッチしながら、どちらの構えでも左を出していくフィリ。左ハイがヒット。ウッドはブロックしながら詰めていく。ジャブの刺し合いからフィリのパンチが入りぐらついたウッド!フィリすかさず首相撲に捕らえて膝!そのままバックを狙う。後ろ三角の体勢でチョークを狙っていたが、腕十字に移行するフィリ。しかしウッドが股下から抜けて逆にバックを取る。フィリ今度は反転して上を取り返した。ガードのウッドが下から殴っていく。フィリも密着したまま殴る。クローズドガードのウッド。このラウンドは下のまま凌ぐことを選択か。フィリも大きい打撃を入れられないままラウンド終了。

2Rフィリ。

3R。両者慎重。左を出していくフィリ。ウッドはローを出していく。フィリミドル。パンチが交錯。フィリタックル。受け止めたウッド。両者主導権を握れないまま残り1分。ウッドの左がヒット。ジャブのダブルを当てたフィリ。両者勝負に行けない。ウッドシングルレッグに入ったが切られた。両者行けないまま判定に。

三者29-28でウッド勝利。3Rは手数で上回った。

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F1 LFA LFA149 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC ASIA 2022 UFC   カルロス・モタ ケイシー・ケニー チャールズ・ジョンソン トップノイ・キウラム フアン・プエルタ ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ヴィクター・アルタミラノ 堀内佑馬

1.6『LFA 149』でフェリペ・ブネス vs. 堀内佑馬のフライ級タイトルマッチ


Felipe Bunes(Tapology)

Yuma Horiuchi(Tapology)

 LFAが1月6日にコロラド州チャンドラーのヒラ・リバー・リゾート&カジノで開催される『LFA 149』でフェリペ・ブネス vs. 堀内佑馬のフライ級タイトルマッチを行うことを発表。

 堀内佑馬は6月に開催された『ROAD TO UFC ASIA 2022』Episode 3で行われたフライ級トーナメント1回戦でトップノイ・キウラムに判定負けした後、10月に開催された『LFA 144』でフアン・プエルタに3Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。


 過去、暫定を合わせるとLFAには9人のフライ級王者が生まれており、その9人の王者からロベルト・サンチェス、ケイシー・ケニー、ブランドン・モレノ、ブランドン・ロイヴァル、ジミー・フリック、ヴィクター・アルタミラノ、チャールズ・ジョンソン、カルロス・モタという8人がUFCと契約を果たしている。

 ケニーは唯一の暫定王者でバンタム級正規王者との2冠。ブランドン・モレノは3勝2敗でリリースされたUFCへの返り咲きを目指してのLFA初戦。堀内との暫定王者決定戦で勝利したジョンソンは暫定王座を1度防衛後に正規王者となり計2度ベルトを守った。さらにフリックとアルタミラノはコンテンダーシリーズ経由と、それぞれ背景と経過も違うがLFAフライ級王座は世界で最もUFCに近いベルトといっても過言でない。

 レコード的には12勝6敗のブニスと、10勝5敗の堀内。如何にインパクトと残そうが、数字的にここを落とすと世界最高峰への道は途絶えるといっても過言でない。逆に勝ち取れば一気にUFCに近づく。MMAファイター人生を賭けた大一番となる。

 というわけで、UFC入りを懸けた大一番になりそうです。試合はUFC Fight Passでもライブ配信されます。続きを読む・・・
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【LFA149】9人中8人がUFCへ。堀内佑馬、世界で一番UFCに近いベルトを賭けてブニスと対戦

【写真】6月の人生最大の敗北から、半年強でこのポジションを取り戻した堀内。今度こそ!! (C)MMAPLANET

2 日(金・現地時間)、LFAが来年1月6日(土・同)にコロラド州チャンドラーのヒラ・リバー・リゾート&カジノで開催されるLFA149のメインで堀内佑馬がフィリッピ・ブニスとLFAフライ級王座決定戦で戦うことを発表している。

6月にRoad to UFC初戦敗退、念願のUFC契約が遠のいたと思われた堀内が、10月のLFAでフアン・プエルタに逆転一本勝ちを経て2度目の同王座へのチャレンジへ。オクタゴンが再び見えてきた。


もともとブニスとは再起戦の舞台=10月のLFA144で対戦予定だったが、そのブニスの負傷で堀内は代役プエルタと戦ったという経緯がある。

(C)LFA

ブニスはパトリッキー&パトリシオ・フレイレのビッチブル・ブラザーズ所属でバーリトゥードのメッカ=ナタウから世界を目指しロシアに主戦場を移した過去を持つ。

Fight Night Globalからワールドツアーを敢行していたACBと契約、プロモーションの路線変更とACAへの体制変更を経験、コロナ禍を経てACAでは1勝3敗、ロシアで通算3勝3敗とメジャーへのステップアップはならなかった。

キャリア再構築のターゲットをLFAに定めたブニスは、今年の2月に元UFCファイターのジョズエ・フォルミーガとのビッグマッチに挑むこととなった。しかし、フォルミーガの減量失敗でファイトウィークにバンタム級に変更された一戦は、結果的に139ポンド契約マッチに。それでも欲しかった元UFCファイター越え――という勲章だったが、この賭けは2RにRNCを極められて失敗に終わった。

本来より14ポンドも重い体重で戦って敗れたブニスの次戦で、LFAはCombate GlobalやTitan FCで戦ってきたワスカル・クルズとの対戦を組み、スプリットで競り勝ったブニスに堀内戦――負傷で流れた一戦――をタイトル戦として実施する運びとなったわけだ。

過去、暫定を合わせるとLFAには9人のフライ級王者が生まれており、その9人の王者からロベルト・サンチェス、ケイシー・ケニー、ブランドン・モレノ、ブランドン・ロイヴァル、ジミー・フリック、ヴィクター・アルタミラノ、チャールズ・ジョンソン、カルロス・モタという8人がUFCと契約を果たしている。

ケニーは唯一の暫定王者でバンタム級正規王者との2冠。ブランドン・モレノは3勝2敗でリリースされたUFCへの返り咲きを目指してのLFA初戦。堀内との暫定王者決定戦で勝利したジョンソンは暫定王座を1度防衛後に正規王者となり計2度ベルトを守った。さらにフリックスとアルタミラノはコンテンダーシリーズ経由と、それぞれ背景と経過も違うがLFAフライ級王座は世界で最もUFCに近いベルトといっても過言でない。

レコード的には12勝6敗のブニスと、10勝5敗の堀内。如何にインパクトと残そうが、数字的にここを落とすと世界最高峰への道は途絶えるといっても過言でない。逆に勝ち取れば一気にUFCに近づく。MMAファイター人生を賭けた大一番となる。

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BELLATOR MMA o PFL UFC アリアネ・リプスキ ケイシー・ケニー ジェイソン・ウィット ブログ

UFC on ESPN41:オッズ/予想と展望

マルロン・ヴェラ 1.44
ドミニク・クルーズ 2.90
ネイト・ランドワー 3.35
ダヴィッド・オナマ 1.36
ヤスミン・ハウレギ 1.48
ヤスミン・ルシンド 2.80
デビン・クラーク 2.30
マザマト・ムルザカノフ 1.67
プリシラ・カショエイラ 2.75
アリアネ・リプスキ 1.49
シンシア・カルヴィーヨ 1.59
ニーナ・ヌネス 2.45
ブルーノ・シウバ 1.35
ジェラルド・マーシャート 3.40
アンジェラ・ヒル 3.45
ルーピー・ゴディネス 1.34
マルティン・ブダイ 1.38
ルーカス・ブジェスキー 3.20
ガブリエル・ベニテス 1.28
チャーリー・オンティベロス 3.95
オデー・オズボーン 1.41
タイソン・ナム 3.05
ユーセフ・ザラル 1.80
ダモン・ブラックシア 2.05
ジェイソン・ウィット 3.05
ジョシュ・クインラン 1.41

メインはランキング5位ヴェラと初代王者の37歳クルーズの新旧対決。

ヴェラは現在3連勝中。特に、クルーズと同じ元王者でレジェンドのフランク・エドガーを前蹴りでKOしたことで一気にランキングを上げた。その勝利をもって、前回初のメインに抜擢。ロブ・フォントから3度ダウンを奪って完勝し、ついにトップ5ランキング入り。タイトル挑戦も見えてきている。

一方の古豪クルーズも地味に2連勝中。かつて、怪我で長いブランクを経て「もう衰えたのでは」と思われたところからの水垣戦での秒殺KO勝利、ディラショーからの王座奪取と超人ぶりを見せたクルーズも、3年半のブランク明けでヘンリー・セフードと対戦した時には2RKO負け。さすがに衰えは隠せない。その後の2連勝は、ランク外のケイシー・ケニーにはスプリット判定勝ち、ペドロ・ムニョスには1Rに2度ダウンを奪われKO寸前からリカバリーしての判定勝ちと、かつての難攻不落なイメージはなくなったが、別のしぶとい強さ見せている。

重い一発のあるヴェラは、打たれ弱くなっているクルーズにとっては相性最悪だが、ここでまたしぶとく生き残る様を見せることができるのか。

ヴェラKO勝ち。

セミ以下は、他のイベントで中止になった試合の寄せ集め。先週予定されていた試合が2試合スライドし、セミのネイト・ランドワーも、本来はズバー・ツフゴフと先週対戦予定が、ツフゴフの欠場により今回に延期となっている。

ツフゴフの代役として、UFC2勝1敗のダヴィッド・オナマが抜擢。ウガンダ出身のオナマはデビューから全試合フィニッシュ勝利で、UFCには試合1週間前に代役で契約したが、メイソン・ジョーンズに組まれてバックを取られる展開であっさりとMMA初黒星を喫したが、その後はKO勝ちと肩固めの勝利でまたフィニッシュ勝利街道に戻している。

まあ、オナマもランドワーもセミに出てくるレベルの選手ではないが…アスペン・ラッド vs. サラ・マクマンが延期になって押し上げられた形。

週末は土曜日にBellator、日曜は早朝からPFLロンドン大会(メインにローリー・マクドナルド出場)、その後にUFCが行われる。第1試合開始は14日朝5時。速報します。

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UFC on ESPN+55:オッズ/予想と展望

マックス・ホロウェイ 1.14
ヤイール・ロドリゲス 6.00
ベン・ロズウェル 1.64
マルコス・ホジェリオ・デ・リマ 2.37
フェリシア・スペンサー 1.33
レア・レットソン 3.50
ソン・ヤドン 1.73
フリオ・アルセ 2.17
ミゲル・バエザ 1.71
ケイオス・ウィリアムズ 2.20
アゴ・モイゼス 1.40
ヨエル・アルバレス 3.10
シンシア・カルヴィーヨ 1.73
アンドレア・リー 2.17
ショーン・ウッドソン 1.31
コリン・アングリン 3.65
コートニー・ケイシー 1.42
リアナ・ジョジュア 3.00
マーク・ディアキーシー 1.54
ハファエル・アウベス 2.60
ケネディ・エンジーチュクー 1.97
チョン・ダウン 1.85

今大会より、海外の選手はアメリカ入国の際にワクチン接種証が義務付けられている。

もともとは7月に予定されていたカードだが、ホロウェイの怪我により約4ヶ月の延期に。フェザー級史上最多試合数&最多勝の記録を持つランキング1位ホロウェイ。ヴォルカノフスキーにタイトルを奪われたが、7ヶ月後のダイレクトリマッチでは、どちらが勝ったかわからない僅差のスプリット判定負け。前戦はキャリア8戦のルーキー(だが年上)カルヴィン・ケイターの挑戦を受け、KO寸前まで追い込む内容での大差判定勝ち。ただし、2連戦で敗れてしまっただけに、今は下位からの挑戦者を倒し続けるしかない。

回転蹴りなどが得意のトリッキーファイター・ロドリゲスは、前戦がコロナ禍前で、約2年のブランク。ジョン・チャンソンにはほぼ一方的に攻められた状態からのノールックエルボーで残り1秒での大逆転KO勝ち。その後、初の地元メキシコでのメインでは、わずか15秒でジェレミー・スティーブンスがロドリゲスのアイポークで戦闘不能となりノーコンテスト。1ヶ月後の再戦では完勝した。

UFCではフランク・エドガーに4年前に負けただけのロドリゲスだが、勝ったとはいえチャンソン戦では終始劣勢であり、そのチャンソンを圧倒したブライアン・オルテガに完勝しているホロウェイとは格が違うか。でもチャンソン戦のような何か一発を見せる期待はあるので、今大会一番の大差のオッズとなったのは意外でもある。

ホロウェイ判定勝ち。

メインカードに登場する中国のヤドンバンタム級の15位で、まだ23歳。UFCデビューからは4連勝したが、5戦目は微妙なドロー、続くマルロン・ヴェラ戦も微妙な判定勝ちで、今年3月のカイラー・フィリップス戦ではついにテイクダウンで削られる展開でUFC初黒星。8月の再起戦ではケイシー・ケニー相手にテイクダウンは奪われたがすぐリカバリーし、スプリット判定勝ちして再びランキング入りした。今回はアマチュアボクシングがバックボーンのフリオ・アルセと対戦。アルセはフェザー級で3勝2敗の成績を残した後、前回からバンタム級に転向。初戦は2RでKO勝ちした。

今回は苦手なタイプでないだけに、久々に得意の打撃の威力が見せられるか。ただし、オッズは僅差となっている。

第1試合開始は14日午前3時。アメリカ・ラスベガスのUFC APEXでの開催だが、なぜかまた日本時間深夜(現地時間午後)の開催となっている。先週でサマータイムが終わって、日本では開始が1時間遅くなるのが救いか。

速報します。

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MMA News UFC   アントニーナ・シェフチェンコ アンドレ・イーウェル イスラム・マカチェフ ケイシー・ケニー シンシア・カルヴィーロ ソン・ヤードン チアゴ・モイゼス フリオ・アルセ

ベン・ロズウェル vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマ、ソン・ヤードン vs. フリオ・アルセ他『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』の対戦カードを紹介

 11月13日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』の対戦カードを紹介します。


“Mr. Gogo Choke” Ben Rothwell treft Marcos Rogerio de Lima tijdens UFC evenement op 13 november(MMA DNA)

 ベン・ロズウェル vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマのヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ロズウェルは5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でクリス・バーネットに2Rギロチンチョークで勝利して以来の試合。デ・リマは5月の『UFC on ESPN 24: Rodriguez vs. Waterson』でモーリス・グリーンに判定勝ちして以来の試合。


Voormalig titeluitdaagster Felicia Spencer treft Leah Letson op 13 november in Las Vegas(MMA DNA)

 フェリシア・スペンサー vs. リー・レトソンの女子フェザー級マッチが行われるとのこと。

 スペンサーは5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でノルマ・ドゥモンに判定負けして以来の試合で現在2連敗中。レトソンは2018年11月の『TUF 18 Finale』でジュリア・ストリアレンコに判定勝ちして以来実に3年ぶりの試合。甲状腺機能低下症の治療により復帰が遅れていました。


Song Yadong vs. Julio Arce added to Nov. 13 UFC Fight Night event(MMAJunkie)

 ソン・ヤードン vs. フリオ・アルセのバンタム級マッチが行われるとのこと。

 ソンは8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でケイシー・ケニーに判定勝ちして以来の試合。アルセは『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』でアンドレ・イーウェルに2R TKO勝ちして以来の試合。


Miguel Baeza vs. Khaos Williams set for UFC event on Nov. 13(MMAFighting)

 ミゲル・バエザ vs. ケイオス・ウィリアムズのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 バエザは6月の『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でサンチアゴ・ポンジニービオに判定負けして以来の試合。バエザはこれがキャリア初黒星でした。ウィリアムズは6月の『UFC on ESPN 25: The Korean Zombie vs. Ige』でマシュー・セメルスバーガーに判定勝ちして以来の試合。


UFC books Joel Alvarez vs. Thiago Moises for Nov. 13 event(MMAJunkie)

 チアゴ・モイゼス vs. ジョエル・アルバレスのライト級マッチが行われるとのこと。

 モイゼスは7月の『UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moises』でイスラム・マカチェフに4Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。アルバレスは昨年10月の『UFC 254: Khabib vs. Gaethje』でアレクサンドル・ヤコブレフに1Rアームバーで勝利して以来の試合で現在3連勝中。『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でクリストス・ジアゴスと対戦予定でしたがビザ問題で欠場していました。


With Jessica Eye out, Cynthia Calvillo steps in to face Andrea Lee at UFC Fight Night 197(MMAJunkie)

 アンドレア・リーと対戦予定だったジェシカ・アイが病気により欠場、代わりにシンシア・カルヴィーロがリーと対戦するとのこと。

 カルヴィーロは9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でジェシカ・アンドラジに1R TKO負けして以来の試合で現在2連敗中。リーは5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でアントニーナ・シェフチェンコに2R三角絞めで勝利して以来の試合。続きを読む・・・
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MMA UFC   ケイシー・ケニー ジョゼ・アルド ダスティン・ポイエー ブランドン・モレノ ペドロ・ムニョス

12.11『UFC 269』でペドロ・ムニョスとドミニク・クルーズが対戦


 UFCが12月11日に開催する『UFC 269』(会場未定)でペドロ・ムニョス vs. ドミニク・クルーズのバンタム級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。まだ契約にサインはしてないものの口頭で同意しているそうです。

 ムニョスは『UFC 265: Lewis vs. Gane』でジョゼ・アルドに判定負けして以来の試合。クルーズは『UFC 259: Blachowicz vs. Adesanya』でケイシー・ケニーに判定勝ちして以来の試合。

 同大会はチャールズ・オリヴェイラ vs. ダスティン・ポイエーのライト級タイトルマッチ、アマンダ・ヌネス vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級マッチ、ブランドン・モレノ vs. デイヴィソン・フィゲイレドのフライ級タイトルマッチの3大タイトルマッチが予定されています。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC265 ケイシー・ケニー ジョゼ・アルド ソン・ヤードン ブログ ペドロ・ムニョス マネル・ケイプ ラファエル・フィジエフ ヴィセンチ・ルケ

【UFC265】計量終了 アルド✖ムニョス&ソン✖ケニー=バンタム級生き残り合戦。ケイプ……

【写真】アルド、健在ぶりを引き続き見せることができるか──とはいっても、まだ34歳で老け込む年ではない(C)MMAPLANET

7日(土・現地時間)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC265「Lewis vs Gane」の計量が6日(金・同)に行われている。

メインの暫定ヘビー級王座決定戦はデリック・ルイスとシリル・ガンヌの間で行われ、計量での体重差は約8キロだった。


今大会はコ・メインのジョゼ・アルド✖ペドロ・ムニョスを始め、ソン・ヤードン✖ケイシー・ケニー、マイルズ・ジョンズ✖アンデウソン・ドスサントス、ジョニー・ムニョスJr✖ジェイミー・シモンズとバンタム級が4試合組まれている。

なかでも注目はメインカードで組まれているアルド✖ムニョス、ソン✖ケニーだ。バンタム級転向後マルロン・モラエスと世界戦のピョートル・ヤンに敗れたものの、アルドはマルロン・ヴェラに勝利し健在ぶりを見せている。

対するムニョスもジミー・リベラとの実力者対戦を制して、バンタム級トップ戦線で生き残っている。34歳になったアルド、攻勢時の圧力と威力は健在だが、試合中の波が以前よりもはっきりしてきた。体の動きというよりも、心の勢いを15分、25分という時間中に維持することが難しくなっているかもしれない。

その心身共に動きが落ちた時が、ムニョスの勝機であることは間違いない。とはいえ下降し続けることはなく、再び動けるのがアルドの特徴だ。ムニョスとして勝機を逃さない爆発力、もしくは極め力が必要とされる。

ソンとケニーはそれぞれカイラー・フィリップス、ドミニク・クルーズ戦での敗北からの再起戦となる。

打撃単体ではソン、テイクダウンこみではケニーの打撃もイーブンまで持ち込める。ソンとしてはテイクダウンを切ることで、勝利に近づける戦いだけに、ケニーのレスリングだけでなく柔道技で倒されないことが必須となる。

このほか、ウェルター級のヴィセンチ・ルケ、ライト級のラファエル・フィジエフと並び、気になるのがマネル・ケイプのオクタゴン3戦目だ。しかし、ケイプはフライ級のリミットは4ポンドもオーバーしており、UFC初勝利は手堅いと思われていた一戦に、暗雲立ち込めることとなった。

■視聴方法(予定)
8月8日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC265計量結果

<UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦/5分5R>
デリック・ルイス: 264.5ポンド(119.97キロ)
シリル・ガンヌ: 247ポンド(112.03キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド: 136ポンド(61.69キロ)
ペドロ・ムニョス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170ポンド(77.11キロ)
マイケル・キエーサ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ティーシャ・トーレス: 115ポンド(52.16キロ)
アンジェラ・ヒル: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダラコ・ロドリゲス: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィンス・モラレス: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エド・ハーマン: 205.5ポンド(93.21キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 204.5ポンド(92.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ: 115ポンド(52.16キロ)
ジェシカ・ペネ: 116ポンド(52.62キロ)

<フライ級/5分3R>
マネル・ケイプ: 129ポンド(58.51キロ)
オード・オズボーン: 125ポンド(56.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
マイルズ・ジョンズ: 136ポンド(61.69キロ)
アンデウソン・ドスサントス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィクトリア・レオナード: 125ポンド(56.7キロ)
メリッサ・ガート: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョニー・ムニョスJr: 135.5ポンド(61.46キロ)
ジェイミー・シモンズ: 136ポンド(61.69キロ)

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Interview Special UFC ケイシー・ケニー ドミニク・クルーズ ブログ 弥益ドミネーター聡志

【A View of Dominator】弥益ドミネーター聡のドミネイター論─01─ドミニク・クルーズ✖ケイシー・ケニー

【写真】ドミニク・クルーズLOVEといえば水垣偉弥、大宮司岳彦、そして弥益ドミネーター聡志。いわば今回はドミネイトできていない試合なので、特別編ということになる (C)Zuffa/UFC

MMAには様々な勝ち方がある。完勝といえば、秒殺KOであったり、一本勝ちを指すのかもしれない。その一方で、完封勝利──一方的に試合を支配するのもMMAにおける完勝劇の一つであることは間違いない。

MMAPLANETでは弥益ドミネーター聡志による、完全支配マッチを振り返ってもらう新規格、A view of Dominatorをスタート。

第1回はいきなり企画の主旨から外れるが、ドミニク・ドミネイター・クルーズが3月6日に戦ったケイシー・ケニー戦を弥益に解説してもらった。


──勝手ながらMMAPLANETにおけるドミネイター解説員として、試合を思い切りドミネイトした選手について語ってもらうという新企画。今回は決してドミネイトしていないですが、第1回ということでドミニク・ドミネイター・クルーズのケイシー・ケニー戦について、ドミネーターの話をお伺いしたいと思います。事前の予想では、勝てないことも十分にある試合だったかと。

「ケイシー・ケニーの試合をあまりしっかりと見たことがなかったですが、柔道ベースだということは知っていまいした。最近の試合をチェックすると、あくまでも打撃で試合を組み立ています。柔道のスキル、組みの強さをテイクダウンディフェンスに回している選手だという印象が強かったです。

そういうことを考えると、このところテイクダウンがとれていないドミニク・クルーズからすると余計に厳しい相手かと思っていました」

──今の選手は、ドミニクの動きに惑わされずに、自分のやるべきことをやるという姿勢が見られます。もちろん、ケイシー・ケニーもドミニクに惑わされないだろうと。

「そうですね。自分のやりたいことをやっていますしね。それにテイクダウンができても、すぐにスクランブルになる。ドミニクは立たれても、倒す。また立たれても倒す。そうやって削ることが以前はできていたのですが、テイクダウンが取れないと逆に削られる。そういう試合になるかもしれないという気はしていました」

──実際に初回などは、そういう風になりそうな試合展開でした。

「そうですね。いきなりテイクダウンを仕掛けました。何の布石もなく、仕掛けた。あのシーンを見て、圧力負けしているんじゃないかという風に見えました。自分からテイクダウンを取りに行ったのではなく、取りに行かされていた。それは試合全般を通しても、ドミニクが能動的にテイクダウンを取りに行っているシーンはあまり見られなかったです」

──動かされていると?

「ハイ、圧力を掛けられて追い込まれてつい行ってしまうという動きに見えることが凄く多かったです。圧で負けているので、上体が一度起きてからテイクダウンを仕掛けているとか。

もちろんケイシー・ケニーのテイクダウンディフェンスが凄く強いのがあってですが、以前のように相手の反応をワンテンポ遅らせるということができていなかったです」

──それでいて、以前になかった動きも見られました。

「それが新しく採り入れたのか、落ちたからそうなったのか……。試合を通してみて、構えてしまっていた場面も多かったと感じました。オーソでしっかりと構えを取ることが多かった。ケイシー・ケニーのローキックが走っていたので、前足を削られてしまったとところもあります。

連勝していた頃のドミニクって、構えていない時間がもっと多かったです」

──右なのか、左なのか。何が出てくるのか分からないという。

「本人にしか分からない感覚があって、あの戦い方ができていたと思います」

──実際に唯一無二で、同じ戦い方をできる選手は他にいないですしね。

「特化し過ぎて、他に伝えられるモノじゃないのでしょうね」

──その戦いがなかなかできなくなっている……。

「ハイ、今回の試合も流れを掴んでいるのはケイシー・ケニーでした。ドミニクはテイクダウンが取れずに削られていく──まさに、その流れになっていたと思いました。でも、結果としてドミニクが持っていった。

結局……簡単な言葉なんですけど、気持ちの部分なんだと。ドミニクって足を止めての打ち合いができる選手なのに、敢えてあの足を使ってシャッフルと呼ばれる構えを小刻みに変えた戦いをしていたのでしょうね。

楽をするためでなく、勝つために厳しいことを追求してあのスタイルになっていた。結果として、ドミニクのやろうとしていることはキツイことだった。その形が、以前はシャッフルして動きまくってテイクダウンを取るというスタイルでした。

今回の試合は、見た目は変わりました。見ている人への映り方も変わった。でも、ドミニクは勝つために自分にとって一番厳しいことをする。それは同じなんだと……僕は正直、感激してしまいました」

<この項、続く>

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【UFC259】足を止めての打ち合いから、ニータップを決めたドミニク・クルーズがケニーに競り勝つ

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ケイシー・ケニー(米国)

前に出るケイシー、直ぐにテイクダウンを狙ったドミニクをがぶってヒザを繰り出す。離れたケイシーに右ローから右ハイを見せたドミニクは、ワンツーをかわして後ろ回し蹴りをキャッチしに行く。リリースし、踏み込みから小内刈りという珍しい動きを見せたドミニクが直後に右ハイを放つ。

ロー&ミドルから右を当て、左右に回るドミニクは元々あるシャッフルにアップグレードした動きを見せている。右ハイに左フックを合わせていったケイシーは、右を被弾しバランスを崩す。と右オーバーハンドに続き、ボディを右で決めたドミニクはワンツーをダックでかわして右を当てる。

ケニーも左を当てるが、右ミドルを蹴られる。直後に左ローを入れたケニーは、この左ローを継続的に入れヒザ蹴りを繰り出す。ドミニクは左ミドルを蹴られ、右ローを返すがローが効かされた感もある初回の終盤だった。

2R、左を振るって前に出るケニーに対し、体を大きく振ってパンチを狙うドミニクだが左ローでバランスを崩す。ニータップをスプロールしたケニーは左ローを続け、ローからパンチを伸ばす。ドミニクは右ハイ、右ストレートを繰り出すも左ローを受ける場面は続く。

ケニーはテイクダウン防御力が高く、ハイを受けてローを返す。さらに左ストレートを当てたケニーに飛び込んでドミニクが左を当てる。ステップを封じられ、左足を蹴られるドミニクがボディを入れる。さらに左フックから連打を見せたドミニクは、ステップインと同時に右を当てる。ケニーは左ローを返し、ワンツー。ドミニクは左を被弾し、テイクダウン狙いはがぶりの役割を果たしたアームインギロチンで阻まれた。

2Rは確実に失っているドミニク、初回を取っていたとしても最後の5分を取る必要がある。まず右ハイ見せ、フックに繋げるドミニクはテイクダウンを徹底して切るケニーに対して、ケージに押し込むとついにシングルで背中をつかせる。ケニーのギロチンを防ぎ、サイドで抑えたドミニクは頭を抱えられた状態でハーフへ。続いて頭を抜いたドミニク、ケニーはシングルから立ち上がる。

スタンドに戻ると、動きが落ち体が揺れるようになったケニーだが右を当てる。ドミニクはテイクダウン狙いを切り、右を振るう。ケニーは右を当て、左を被弾すると──なんとドミニクが足を止めての打ち合いへ。ここで打ち勝ったドミニクは、右を入れボディへ。ケニーはダブルレッグ、切ったドミニクがヒザを突き上げる。

両者、完全に疲れた中でドミニクがダブルレッグからニータップを決める。ケージに押し込んだドミニクは、クローズドガードの中からパンチを入れ、最後は上体を起こしてパウンドを落とし、コントロール。洗練された最新MMAでななく、根性の打撃戦のなかで代名詞といえるニータップを決めたドミニクはスプリット戦で勝ち切り、静かに頷いた。

「以前のようにテイクダウンは重視されていないけど、MMAはミックスドアップするものだろう? 最初の2Rのケイシーのペースは予想していなかった。僕のペースについてきたね。次? タスクを見つけてトライする。ずっとそうやってきた」とドミニクは話した。


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