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【Grachan68 x Brave Fight31】52歳の王座戴冠!初代ウェルター級王座T決勝で櫻井隆多が青木に判定勝利

<Grachan初代ウェルター級T決勝戦/5分3R>
櫻井隆多(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.30-27
青木忠秀(日本)

サウスポーの青木に対し、櫻井が右ボディストレート、ダブルレッグで組みつく。青木もケージを背にしてテイクダウンを許さない。一度、距離が離れると青木のインロー。これが組み付こうとした櫻井に対するローブローとなり、櫻井にインターバルが与えられる。再開後、サウスポーに構える両者。青木は距離を取りながらジャブと左ストレート、オーソドックスに戻してワンツー、右ローを蹴る。

じりじりと距離を詰める櫻井。青木がジャブと右ロー、右ボディストレートを当てる。櫻井が左フックから距離を詰めると、青木は右アッパーと左フック。櫻井が左フックから組むも、離れた青木は右カーフと右ボディ。櫻井がダブルレッグでテイクダウンし、バックを取ったところでラウンド終了となった。1Rはジャッジ2名が青木、1名が櫻井とした。

2R、櫻井がすぐにプレッシャーをかけて左フックからダブルレッグで組みつく。青木に尻餅をつかせるとバックに回ってRNCを狙う。青木が立ち上がって離れるが、櫻井はすぐに左フックからのダブルレッグでテイクダウンする。ハーフガードでトップキープする櫻井が再びバックを狙う。青木は櫻井を前に落とし、逆にシングルレッグでテイクダウン。立った状態からパンチを落とし、櫻井はガードポジションから三角絞めを狙いつつ、ヒジ打ちを入れる。このラウンドはジャッジ3名とも櫻井を支持した。

3R、前に出る櫻井に青木が右ストレート。櫻井は青木の右ローに左フックを合わせてダブルレッグでテイクダウンし、一気にパンチを落とす。そのままバックをとってRNCを狙うが、青木が反転してシングルレッグで櫻井をケージに押し込む。ここから立ち上がる青木。櫻井はすぐにダブルレッグに入って青木を寝かせると、亀になる青木のバックをとる。櫻井はRNCを狙いつつトップ&バックキープを続け、青木も櫻井の体をケージに押し付けて正対。青木が櫻井の左足を両足でフックし、バックを狙いつつ、櫻井が立つところに青木がシングルレッグへ。櫻井はそのシングルを潰してパンチを連打した。

試合は判定3-0で櫻井が勝利し、初代ウェルター級王座のベルトを巻いた。試合後、櫻井は「格闘技を長くやっていて、ちょっとだけ自分にご褒美になったのかなって感じです。今回は本当に本当に大変でした、本当に。怪我もしてコンディションも悪くて。根性と仲間のおかげで勝つことができました。一生懸命やっているといいことが起きるって勇気づけられたら幸いです」と語った。

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