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45 AB BELLATOR Bellator x RIZIN02 Bellator295 MMA MMAPLANET o PFL RIZIN Special   イリマレイ・マクファーレン ベラトール ヴェタ・アーティアガ 渡辺華奈

【Special】J-MMA2023─2024、渡辺華奈─01─「私はこれからも結果にこだわってMMAをやっていく」

【写真】7月のRIZINとの共催=日本大会以来、女子フライ級タイトルコンテンダーである渡辺の試合は組まれていない (C)BELLATOR

2023年が終わり、新たな1年が始まるなかMMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過ぎ去った1年を振り返り、始まったばかりの1年について話してもらった。
Text by Shojiro Kameike

J-MMA2023-2024、第六弾はBellatorと契約中の渡辺華奈に話を訊いた。MMAPLANETによっては、単独で渡辺にインタビューするのは初となる。渡辺の2023年戦績は、ベラトールで1勝1敗。そんななかでPFLがベラトールを買収し、いまだベラトールと契約している選手の今後は不透明なままだ。ここでは渡辺の現状を訊くとともに、2023年の戦いで得たものについて語ってもらった。

■2023年渡辺華奈戦績

4月22日 Bellator295
●1-2 イリマレイ・マクファーレン(米国)

7月30日 Bellator x RIZIN02
○3-0 ヴェタ・アーティアガ(米国)


――渡辺選手の2024年といえば、現在ベラトールとの契約はどのような状態にあるのでしょうか。

「正直、選手としては何も分からないんです。私の場合は、まだベラトールとの契約は残っています。その契約は破棄されることはなく続いているものだと思っているんですよね。ももともとベラトールがPFLに買収されるというお話も、私たち選手も皆さんと同じくSNSやインターネット上で知ったぐらいで。

まだベラトールというブランドが完全になくなるわけではないと思うんです。それでも次の大会がいつ開催されるか分からない状態です。何も情報が下りてこない。マネージメント側も手は尽くしてくれていると思うんですけど――」

――PFLのベラトール買収が発表されたあと、11月にPFL各階級トーナメント決勝戦が開催されました。各階級のベラトール王者が登場し、PFL×ベラトールの王者対決を煽り続けるイベントを、王者以外のベラトール契約選手としてはどう見ていたのですか。

「中継は視ていなかったのですが、あとでチェックしてみると『やっぱり対抗戦をやるために買収したのかな』という感じですよね。その場合、対抗戦が一通り終わったらベラトールのブランドはどうなってしまうのか。選手としては、不安はあります」

――渡辺選手の試合も昨年7月のヴェタ・アーティガ戦以降は組まれていません。それもPFLのベラトール買収劇の影響があったのでしょうか。

「そこまでは分からないですね。7月以降、ベラトールは4大会ぐらいしか開催していなくて、試合数の影響はあったかもしれません。試合数に限りがあるので、そこはタイトルマッチや米国在住選手のほうが優先されるでしょうし」

――買収の噂が流れ始めた時から、渡辺選手の中で不安は生まれましたか。

「自分は結構、楽観的な人間なんですよ。状況に応じて自分の最善を尽くすしかないので。もちろん不安はあります。でも、そこまで自分が不安を感じていても仕方ないのかなって(笑)。試合があるか無いかに関わらず、毎日練習はしていますし。とにかく連絡を待ちながら、自分がブレずにその日常を送っていくことが大事であって」

――はい。その通りだと思います。

「最近はSNSで話題になってどう――と言われることも多いです。でもMMAは結果が全てじゃないですか。強くなければ格闘家ではない。この試合がない期間も、自分が強くなるチャンスだと考えていました。まだまだ苦手な分野は、たくさんありますからね。練習と強くなる過程を楽しむ。そう考えて、楽観的にベラトールからの連絡を待っています(笑)」

――なるほど。改めて2023年を振り返ると、まず4月のマクファーレン戦について、率直な感想をお聞かせください。

「試合が終わった時は、2Rと3Rは取ったかなと思いました。『でも明確な差はない、どうなんだろう』って、ドキドキしながら判定結果が出るのを待っていて。まずスプリットということが発表され、私としては『ヤバいな……』と思ったんです。1人目のジャッジが私で、2人目のジャッジが相手——この流れはヤバいと(苦笑)」

――2Rと3Rは渡辺選手が組みで上回り、それを覆せるほどの打撃はもらっていないという印象でした。

「あのあたりから、MMAの判定も変わっていったように思いますよね」

――当時すでにベラトールでは打撃優位の傾向があり、特にハワイ大会は打ち合いが望まれているような印象を持っていました。そして結果論はありますが……あの頃から組んでいるよりも、コツコツと打撃を当てているほうにポイントが流れるようになっています。

「まず会場の雰囲気は凄かったですよ。

初めてあんなブーイングを受けました(笑)。もちろん試合は試合だし――と思ってはいましたけど。

判定基準については、どんどんグラップラーが不利になっているような気はしますよね。どれだけテイクダウンして、コントロールしていても一発良いパンチをもらったら、相手にポイントがついてしまうじゃないですか。そう考えると『もう一本取らないと勝てないんじゃないか』って。

やっぱりスタンドで打撃戦をやるほうが、お客さんの印象は良いと思います。だから判定も、どんどん打撃優位になっているのか……。私はMMAの中でもテイクダウンするのが一番難しいと思うんですよ」

――というと?

「柔道やレスリングがベースの選手にとっては、もうテイクダウンの技術は身についていますよね。でも何もやったことのない人がMMAを始めて、一番習得するのが難しいのはテイクダウンだと思います。そこを評価してくれないと――なんだか切ないです(苦笑)」

――マクファーレン戦の話に戻すと、あの敗北でベルトは遠のいたと思いましたか。

「ベルトから遠のいたし、またベルトに向かって戦っていくとしても、その先にベラトールという大会があるのかどうか。いろいろ複雑でしたよね」

――マクファーレン戦の判定は、渡辺選手に対して厳しいものではあったと思います。対して試合内容は、7月のアーティガ戦のほうが厳しいものではなかったですか。

「厳しい試合でしたね。試合前のインタビューでは『勝ちます!』みたいな感じで言っていましたが、イージーな相手でないことは分かっていて。特に相性は良くないだろうと思っていたんです。さらに久々の日本での試合ということもあって、いつもより緊張していました。

試合内容は、私がレスリングのテイクダウンにこだわりすぎました。もっと柔道を生かして、四つ組みとかで攻めていけば良かったですね。相手の打撃も当たっていたし、そこで距離感を考えながら、もっといろんなテイクダウンを組み合わせて行けば……。あくまで後から考えたら、ですけど(苦笑)。あの試合は焦っていたわけではないけど、攻め方がワンパターンになりすぎていましたよね」

――マクファーレン戦は、あの内容で判定負けを喫しました。このアーティガ戦も……とは思いませんでしたか。

「今回もマズイ展開だとは思っていました。嫌な流れだなって。まだセコンドから『取っている』と言われていたので、落ち着いてはいたんですよ。でも試合が終わったあとに『これは、いろいろ言われるよなぁ』と考えながら控室に戻りました」

――「いろいろ言う声」とは、判定結果に対するファンの意見ですよね。実際ネット上では、「いろいろ言う」声もありました。渡辺選手としては、そのような声をどう受け止めているのでしょうか。

「私も人間だから、嫌だなぁって思いますよ(苦笑)。ただ、選手としては微妙なんですよね。マクファーレン戦は負けたけど、選手として自分の力を出すことはできました。アーティガ戦は勝ったけど、自分がやってきたことを出すことができなかった。久々に日本で試合をして、しょっぱい試合をしてしまって。負けたことより悔しい気持ちがあったんです」

――……。

「そう考えて落ち込んでいる時に、上田(貴央FITHERS FLOW代表)さんから言われたんです。マクファーレン戦後、みんなが『あの試合は勝っていたよ』と言ってくれたけど、私は『結果が全てだから。私が負けたのだから、次は頑張る』と答えていて。するとアーティガ戦のあとに上田さんが『いつも結果が全てと自分で言っているのに、この結果を自分で受け入れていないのは違うんじゃないか』と言ってくれたんです。

そうなんですよ。自分が一番、結果にこだわってきた。確かに内容は良くなかったかもしれないけど、勝つことができたわけじゃないですか。私はこれからも結果にこだわってMMAをやっていく――改めてそう思えました」

<この項、続く>


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BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o RIZIN キック パトリッキー・フレイレ ホベルト・サトシ・ソウザ

【Bellator x RIZIN02】圧を掛け、跳びヒザでダウンを奪ったパトリッキーが右カーフでサトシを倒す

<ライト級ワールドGP準々決勝73キロ契約/5分5R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
Def.1R0分49秒by TKO
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)

左に回るサトシ、パトリッキーは手を出さす圧を掛ける。サトシは左ジャブ、さらに距離を詰めるパトリッキーは右から左を蹴りに合わせる。サトシも右を繰り出し、左ロー。パトリッキーが勢いのある左フックを見せ、ダブルレッグからのシングルを反転させて足を抜く。組みに固執しないサトシは、ケージを背負う場面が増え右をかわす。サトシが左フック、そして遠い距離から跳びヒザを繰り出す。ショートのワンツーで前に出たパトリッキーは、ケージに詰まったサトシにカーフからフックを振るう。

残り1分を切り、逆にパトリッキーが跳びヒザを繰り出す。そこにローを蹴っていたサトシ、最後の10秒でパトリッキーがミドル、スピニングバックキックからの右ストレートから右アッパーを放ち初回を取った。

2R、両者慎重な戦いを初回から続けるなか、サトシがダブルレッグから引き込む。ケージに押し込みつつスタンドに戻ったパトリッキー、レフェリーがサトシを立たせる。パトリッキーは右カーフ、続くステップインにサトシも右を狙う。両者のステップインが交錯し、離れたパトリッキーが右ストレートを放つ。サトシはジャブ、ローからワンツーを振るうが攻撃が軽いか。パトリッキーは右を伸ばすも、そこからの追撃はない。スイッチからオーソに戻したパトリッキーにダブルを仕掛けたサトシは切られると、右の跳びヒザ蹴りでダウン。パウンドを続けず、離れて立ち上がったパトリッキーが、確実にポイントをリードさせた。

3R、サトシが右ロー。パトリッキーは左に左ハイを合わせようとする。さらにスピニングバックキックの直後に、右カーフを蹴ったパトリッキー。この一発でサトシが表情をゆがめてダウン。パウンドに背中を見せたのを見て、レフェリーが試合を止めた。


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BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o RIZIN 堀口恭司 神龍誠

【Bellator x RIZIN02】残念、無念。堀口の指が、神龍の右目に入り――25秒でノーコンテスト

<Bellator世界フライ級王座決定戦/5分5R>
堀口恭司(日本)
NC 1R0分25秒
神龍誠(日本)

サウスポーに構えた神龍に、まず堀口が右ハイを蹴る。そこからワンツーの堀口、同時に左と右を打った神龍が右目を抑えてブレイクを要求した。踏み込んだ堀口の指が目に入ったようで、神龍の目は腫れ自身で指を動かして視界の確認を取っている。

ドクターチェック時にも厳しい表情の神龍は、視界が遮られているか。目は塞がっていないが、長いインターバルが取られるとレフェリーが試合続行不能を告げ、堀口も呆気にとられた表情を浮かべた。結果はノーコンテスト、戦っている当事者、そしてファン、全てにとって残念な結果となった。


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BELLATOR Bellator x RIZIN02 Report RIZIN ブログ ヴェタ・アーティアガ 渡辺華奈

【Bellator x RIZIN02】殴り、殴られ。組んで切られのタフファイトで、渡辺がアーティアガに競り勝つ

<女子フライ級/5分3R>
渡辺華奈(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ヴェタ・アーティアガ(米国)

すぐに距離を詰めた渡辺だが、ケージに押し込めきれず離れると右を被弾する。さらに右を入れるアーティアガは左に回る。詰めた渡辺もワンツーを入れ、殴り返されても組んでバックに回る。向き合ったアーティアガはここも右をヒットさせる。渡辺は組みにいくが、ヒザをボディに連続で受けて左フックを被弾。それでも前蹴りからパンチを伸ばした渡辺だが、アーティアガの攻撃を受ける場面が増える。右を打たれて組んだ渡辺は、ウィザーのアーティアガを倒すことができない。

結果、離れて打撃戦に挑み互いにパンチを打たれて、打つという殴り合いに。残り30秒、ダブルを決められなかった渡辺だが、ついにクリンチからボディロックでテイクダウン。サイドバックからパンチを入れた。

2R、右リードフックから組んだ渡辺、頭の後ろに手を回すと嫌がったアーティアガがバランスを崩す。すかさずバックに回った渡部だが、胸を合わされると低い姿勢で組んでシングルレッグへ。頭を押して離れたアーティアガだが、再びシングルから両足を束ねられても頭を押して離れスタンドに戻る。渡辺は打撃戦から足払い、倒れないアーティアガにローシングルを仕掛ける。ここからバックに回った渡辺、アーティアガは胸を合わせる。執拗にローシングル、アンクルピックと頭を下げた状態から渡辺が頭をあげたところで時間となった。

3R、組みの仕掛けの渡辺。凌ぐ、アーティアガ。タフな展開のなかで心身ともにけずられているであろう両者が、フックを振るう。ジャブを当てた渡辺はダブルレッグ&アンクルピック、アーティアガの左足を束ねて、右足を引き寄せてバックへ。直後に胸を合わせたアーティアガが、右ストレートをヒットさせる。渡辺も前に出て左ジャブを振るうが右を受けて、ダブルレッグへ。ここも上を取り切ることはできず、離れてシングルも鉄槌をうたれる。

間合いを取り直した渡辺は右に右を合わされ、左ストレートも繰り出す。続くダブルを切ってアッパーを入れたアーティアガは、右のヒット数で上回る。ダブルが高くなった渡辺は、ギロチンを合わされ下を選択する。頭を抜き、足をアーティアガの頭に絡めつつケージキックも渡辺はサイドで抑えられる。すぐに足を取りに行く渡辺に対し、がぶって切ったアーティアガはタイムアップと共に両手を挙げた。

相手の打撃を被弾して組んでいった渡辺は、最後に下になったが2-1で辛勝。勝利者インタビューで「ありがとうとございます。タフな戦いになることは分かっていましたが、一本勝ちできなくてスミマセン。フライ級のタイトルを取って、日本にベルトを持って帰り男子に並びたいです」と、渡辺は涙を浮かべて話した。


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BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o RIZIN ダニー・サバテーロ マゴメド・マゴメドフ

【Bellator x RIZIN02】マゴメド・マゴメドフ、スクランブルを遮断。ギロチンでサバテーロから一本勝ち

<バンタム級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ(ロシア)
Dedf.1R3分55秒by ギロチンチョーク
ダニー・サバテーロ(米国)

圧を掛けるマゴメドフが右ローを蹴る。右カーフを蹴ったマゴメドフに対し、ダブルレッグで飛び込んだサバテーロがバックに回り、テイクダウンからスクランブルで背中を取る。まずは先手を取ったサバテーロはボディクラッチからリフトしてテイクダウン、ワンフックを完成させる。パスから肩固めのサバテーロ、ロールしてスクランブルのマゴメドフは背中を乗られRNCを仕掛けられるも、下に落とす。ここで足への仕掛けを切ったマゴメドフは、右を当ててサバテーロのダブルレッグをスプロールする。

マゴメドフの右に飛び込んだサバテーロが引き込むが、パワーギロチンに抱えられる。クリンチに戻そうとしたサバテーロに対し、アームインに組み替え引き込んだマゴメドフがタップを奪った。「狙っていて、取れたので極めたよ。サンキュー・ジャパン。ギャングスタ―、キングと戦ってきたのでタイトルに挑戦したい」と勝者は話した。


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BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o RIZIN キック ロレンツ・ラーキン

【Bellator x RIZIN02】4年前のデジャブと思いきや、コレシュコフがスプリット判定でラーキンにリベンジ

<ウェルター級/5分3R>
アンドレ・コレシュコフ(ロシア)
Def.2-1:29028.29-28.28-29
ロレンツ・ラーキン(米国)

左ローのコレシュコフに対し、ジャブから右ローを蹴るラーキン。ダブル、トリプルジャブのラーキンにコレシュコフが右ローを蹴る。続くステップインに左のカウンターを入れるコレシュコフは、テイクダウンを一瞬見せる。ジャブから右狙いのラーキン、その動きを察知しているコレシュコフがリードフックから右オーバーハンド、さらにダブルレッグでテイクダウンを決める。コレシュコフは腰をコントロールし、両足を束ねてスクランブルに持ち込ませない。右足を抜き右手をついた状態のラーキンは、コレシュコフのボディロックに立ち上がることができないまま残り30秒に。コレシュコフ最後の10秒でパンチに切り替え、両者がスタンドに戻ったところで時間となった。

2R、ラーキンは左ローから左ミドルハイ、さらに右を振るって距離を詰めると首相撲&ヒザ、ヒジを繰り出す。離れたコレシュコフは右ローを蹴り、左フックを入れる。そしてスピニングバックキックへ。続くスピニングバックフィストは空振りとなったコレシュコフは、スイッチを織り交ぜ右から左を振るう。ジャブの相打ち、右ローのコレシュコフは中途半端なレベルチェンジからクリンチへ。ケージにラーキンを押し込んだコレシュコフが、シングルレッグからスピニングバックフィストを見せると、離れて左ヒジを放っていった。

ラーキンは右ヒジを効かせると、下がったコレシュコフをケージに押し込みにかかるが、体を入れ替えられる。そのままケージに押し込み、ケージレスリングが続くと残り10秒で離れて蹴りを見せたコレシュコフに対し、ラーキンが右ヒジを入れラウンドを挽回した。

最終回、ラーキンがジャブから右ローカーフ、続いて左フックを入れる。コレシュコフは左ボディショットを見せ、右オーバーハンドへ。左を当てたコレシュコフは、右ローを蹴りダブルレッグを決めた。尻餅&ケージを背負った状態で両足を束ねられたラーキンは、ヒジを頭部に落とす。口を開けたラーキンは、頭を押してエルボーも立ち上がることはできない。

前回の対戦と同様に尻餅テイクダウンと打撃のポイント争いは、残り2分でスタンドに戻る。ラーキンが左ヒザ、右フック。コレシュコフの左にワンツーを当てたラーキンが、ダブルレッグに右ヒザを合わせる――も、バックに回る。正対したラーキンは太ももの裏でクラッチを許し、背中を譲って立ち上がる。残り30秒、正対したコレシュコフがダブルレッグを仕掛ける。頭を押して耐えるラーキンは、股間に頭を入れて旋回してきたコレシュコフを切り、時間を迎えた。

結果はまたもスプリットに割れ、コレシュコフに凱歌が挙がりリベンジに成功した。


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ABEMA BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o RIZIN UFC アレックス・ヴォルカノフスキー ダニー・サバテーロ マゴメド・マゴメドフ

【Bellator x RIZIN02】サバテーロ戦へ、マゴメド・マゴメドフ「退屈な想いをさせたら、ゴメンナサイ」

【写真】サービス精神旺盛ではないが、凄く丁寧な対応をしてくれたマゴメドフ(C)MMAPLANET

30日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「超RIZIN02」で本場直輸入というべき、Bellatorバンタム級戦線で要注目のカード=マゴメド・マゴメドフ×ダニー・サバテーロ戦が組まれている。

バンタム級ワールドGPベスト4同士の顔合わせは、世界トップクラスのテイクダウン&スクランブルの展開が期待されている。ダゲスタン・グラップリング×アメリカン・グラップリングの激突という期待感に対し、会見で「僕はベースは散打で、あとからレスリングを学んだ。それにサバテーロは米国を代表するレスラーじゃない」と淡々と話したマゴメドフに──その会見終了直後に、個別取材を行った。


──メディアデーの記者会見を終えたばかりですが、日本滞在は如何ですか。

「全てが順調だよ。気候も凄くダゲスタンと似ていて、快適に過ごせている」

──ダゲスタンも今の東京のように暑くて、湿度が高いのですか。

「そうさ、ダゲスタンの夏はこんな風だよ。カスピ海があるから、凄い湿気で。10日前に日本に入り、気候も食事も問題ないし時差も解消した。KRAZYBEEを借りて、最終調整もできている。僕はストリートで育った。ホームレスじゃないよ(笑)。でも、街に出てこの目で色々と見て成長した。だから、大抵の環境に順応できる。ここまでダゲスタンと気候が似ている東京はノープロブレム、しっかりと対応できているよ。試合後も、少し日本に残って観光を楽しみたいと思っているんだ(笑)」

──ところで会見ではマゴメド・ヌルマゴメドフのところで練習してきたと言っていましたが、コーナーマンのザビット・マゴメドシャリポフは彼のチームの一員ではないですよね。

「サビットと僕は小学6年生からの友人で、この関係は永遠に続くだろう。そしてザビットはアブドゥルマナプ・スクールでは練習をしていない。でも、僕はしている。ただダゲスタンでの人間関係は所属ジムに垣根はなくて、皆が助けあっているんだ。確かにサビットとはジムでは練習していない。他の選手と練習してきた。でも、セコンドはサビット。何も問題はい」

──親友とはいえ、コーナーマンは選手の練習内容を熟知する人間が就く方が良くないでしょうか。

「スクールのキャンプでは一緒に練習しなかっただけで、他ではずっと一緒にやってきたから大丈夫だよ。それに戦うのはザビットでなく、僕だ。ザビットの役割は僕の動きをみて修正すべき点を指示すること。彼は僕がやれることを理解している。だからガイドできる。でも、戦うのは僕自身だ。彼がコーナーマンであること、そしてコーナーマンでないことも大きな問題ではないんだ。大切なことは、如何に僕が戦うのかだから」

──ところでサビッドが、キャリアのピーク前に引退を決意したことは、友人としてどのように思っていますか。

「僕だってザビッドのUFCタイトル挑戦を待ちわびていた。サビットとアレックス・ヴォルカノフスキーは素晴らしい戦いになっていたはずだから。彼はフェザー級ではスバ抜けて身長が高い。だから、いつも背の低い選手と練習し圧倒的に強かった。もしザビットがヴォルカノフスキーに挑戦していたら、間違いなくベルトを巻いていたはずだ。でも彼は僕の兄弟だからどのような決断をしても、彼を支持するだけだよ。

多くの政治的な問題があり、とても残念な結果となった。まぁ、サビットが引退を決めたなら僕はそれを見守るだけ。そして、今はこうやって僕と一緒に戦ってくれている。そこはとても嬉しいね」

──ダニー・サバテーロ戦ですが、サバテーロの打撃をどのように思っていますか。

「テクニカルではない。でも彼のスタイルに合わせた打撃だ。打撃を見せて近づき、テイクダウンをするためにね。凄く上手く戦っている。彼は自分に合った戦いができているよ」

──とはいえ散打がベースだと、組んで倒すための打撃には慣れているのではないでしょうか。

「もちろん散打の経験は役に立つ。MMAファイターは皆が、パンチを見せてから組んでくるからね。サバテーロがクリンチに来るなら、クリンチで対応する。レッスルするならレッスルだ。ファイトならファイトで立ち向かうよ。同時に、相手のことばかり考えて動くことはない。そんなことをしていると、すぐにファイトは終わってしまう。僕は自分がやりたいように戦う。そして彼が何か仕掛けてくると、そこに反応するだけさ」

──日本のファンに、どのような試合を見せたいと考えていますか。

「日曜日はファンを退屈させない。これがMMAだというファイトをしたいと思っている。ただし、退屈な想いをさせるようなことがあればゴメンナサイ。それでもベストは尽くすから分かって欲しい(苦笑)」

──日本のファンはテイクダウンもスクランブルも、しっかりと見てくれるはずです。

「最高だ。絶対に良い試合をするよ」

■視聴方法(予定)
7月30日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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ABEMA AJ・マッキー BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o RIZIN キック パトリッキー・フレイレ ヒロヤ ブラジリアン柔術 ホベルト・サトシ・ソウザ ライカ 朝倉未来

【Bellator x RIZIN02】サトシ戦へ、パトリッキー・フレイレ「ケージでガードポジションは、自殺行為」

【写真】共同会見の2時間も前に、この取材のために一度会見場の外まで来てくれたパトリッキー。日本は彼のホームといっても過言でないだろう (C)MMAPLANET

30日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「超RIZIN02」。Bellatorの部でメインを務めるのが、パトリッキー・フレイレだ。

本来AJ・マッキーがブドウ球菌感染症で来日できず、急遽73キロ契約でBellatorライト級ワールドGP初戦をホベルト・サトシ・ソウザと戦うこととなった。試合前は日本に長期滞在、トライフォース赤坂で朝倉未来とキャンプを張ったパトリッキーは突然の対戦相手の変更にも余裕の表情を浮かべていた。


──直前で対戦相手が代わるという一大事が起こりましたが、試合まで2日間となりました。今の気持ちを改めて教えてください。

「凄くエキサイトしている。サトシはRIZINのチャンピオンで、日本では最高のビッグネームだ。日本の皆は彼のことを愛している。と同時に僕らの試合を見たいとずっと思っていたはずだ。皆の期待に応えられるエキサイティングな試合になることは間違いない。そして、僕がサトシをぶちのめすこともね」

──それにしてもAJ・マッキーが来日不可能になり、ショートノーティスでサトシ選手と戦うというオファーがあった時、衝撃を受けなかったですか。

「対戦相手が代わることは、MMAの一部だ。ごくごく普通に起こり得る。ケガもあるし、病気にもなる。それがこのスポーツだからね。その状況で戦うのが、僕の仕事だ。対戦相手が誰であろうと、戦うことに違いはない」

──ところで朝倉未来選手とのトレーニングの成果は?

「最初、ミクルはパワーのあるファイターだとは全く考えていなかった。それが、練習でテイクダウンを狙っても倒せない。ミクルはフィジカル的にも凄く強いファイターだよ。なにより、疲れないんだ。そのことには、心底ビックリした。

ミクルだけでなくヒロヤやリクト(白川陸斗)も素晴らしい選手だったよ。カイは見ていない。ケガをしているから。ミクルのところでは、皆がスマートでハードに毎日のように練習していた。彼は良いチームを持っているよ。そしてヒロヤは今後、大いに期待できるよ。

あとエリック(アルバラシン)の友人で、東京五輪レスリング王者(乙黒拓斗)とも練習をした。彼は速くて、テクニカルだった。ちょっとポジションの練習をしただけだけど、彼がMMAに転向すれば大金を稼げるよ。まだ『殴ったり、蹴るのは怖い』って言っているようだけど、レスリングだって首が折れる恐怖のなかでやっているわけで。そのうち慣れるだろう(笑)」

──日本滞在の充実ぶりが伺えますね(笑)。

「もう顔も日本人に近づいてきただろう?(笑)。とにかく最高だった。本当に日本を愛している。毎日のように道を歩いていると、ファンから写真やサインを求められてね。皆が『試合で頑張って』と言ってくれたよ。日本のファンは、特別だ。世界中で、日本のファンだけが他の国のファンとは違う」

──では、そんな日本のファンの前で戦うサトシ選手との試合。優れたストライカーと最高の柔術家のマッチアップです。つまりサトシ選手の打撃の防御能力、そしてパトリッキーの柔術のディフェンス力が問われる試合でもあるかと。

「僕もブラジリアン柔術の黒帯だ。サトシの柔術を怖がることはない。ファイトは立ち技からスタートするしね──僕がフィニッシュする。全ての局面で準備はできているよ」

──サークルケージでユニファイドルールを戦うことは、パトリッキーに有利に働くでしょうか。

「僕に有利というよりも、サトシに不利になる。ケージでガードポジションを取ることは、自殺行為だ。彼をしっかりと抑えて、動きを封じる。ヒップエスケープすら許さない。そして彼はエルボーとパンチに餌食になる。ケージとリングは全く違うからね。サトシはリングと同じファイトをケージのなかで見せることはできない」

──では日曜日、どのような試合をファンに見せたいですか。

「ピッチブゥ・スタイル。パンチ、キック、そしてノックアウトだよ(笑)」

■視聴方法(予定)
7月30日(日)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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ABEMA BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o PRIDE RIZIN アンドレイ・コレシュコフ キック ライカ ロレンツ・ラーキン

【Bellator x RIZIN02】ラーキンと再戦、コレシュコフ「ロシア人なら誰でもダゲスタン人のように戦える」

【写真】英語で質疑応答に応じていたコレシュコフ (C)MMAPLANET

30日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「超RIZIN02」。サークルケージのBellatorとスクエアリングのRIZINのファイトを同時に見られる同大会のオープニングバウトでアンドレイ・コレシュコフが、ロレンツ・ラーキンと戦う。

Bellator在籍12年の元ウェルター級世界王者は、3年半前のスプリット判定負けを喫した相手との再戦&日本での初ファイトに何を想うのか──を尋ねた。


──日本での初めてのファイトウィーク、ロシアや米国でのファイトウィークと違いがありますか。

「ほとんど変わりないよ。メディアデーが違うぐらいで、ほぼほぼ米国でのファイトウィークと同じだから、凄く居心地が良いよ」

――「PRIDEを見ていたから、日本で戦いたいと思っていた」と会見で言われていましたが、今大会はBellatorとRIZINのミックスショーでPRIDEルールといっても良いRIZINルールでの試合も行われます。

「もし機会があれば、PRIDE……RIZINルールで戦ってみたい。僕がMMAを始める前にアマチュアで戦っていたアーミー・ハンド・トゥ・ハンド・コンバットは頭部へのプロテクションをつけてはいたけど、サッカーボールキックも許されていた。だから、僕はRIZINルールにアジャストすることは全く問題ない。適した技術を持っているからね。ぜひとも、RIZINルールで戦えるオファーを待っているよ。凄く興味深いことだ」

――ところで前回のロレンツ・ラーキン戦は1Rと3Rを取り、2Rを落としたものの29-28でアンドレイの勝利と思えたのですが、あの判定には不満はなかったですか。

「実際、僕も1Rと3Rと取っていたので勝ったと思った。2Rは取られていたか、イーブンだった。でもジャッジは彼を勝者にした。彼にとって都合の良いジャッジだったんだ。だからこそ、今回は前回のようにならないよう戦わないといけない」

――優れたストライカーのアンドレイが、あの試合ではケージに押し込んでテイクダウン狙いという戦いを続けました。

「彼は僕より大きかった。だからレスリングで勝負して、疲れさせようと思ったんだ。そうすると彼の動きが悪くなるからね」

(C)BELLATOR

――では今回、打撃で勝負しようと気持ちは?

スピニングバックキックで素晴らしいKO勝ちもしていますが。

「もちろん、スピニングバックキックを披露する機会があれば見せたいと思う。ただ相手も当然のようにあの動きを研究して、対策を練ってくるはずだ。だからスピニングバックキックがどれだけ効果的か分からない。とはいえ狙っていることは間違いないよ。その一方で、ラーキンがスピニングバックキックを意識しているからこそ使える打撃もある。

僕は最高のMMAスクールで練習していて、コーチからしっかりと指導を受けているから、あらゆるキック、あらゆるパンチを使うことができる。試合中に彼の動きに合わせて、使うべき技術を使う。僕がどのような打撃を見せるのかは、ラーキン次第。彼がその機会を与えてくれるんだよ」

──なるほど、です。ところでロシアはMMA最強国家の一つです。ただし、最近はスラブ系ロシア人ファイターよりもダゲスタン人ファイターが最強とされています。同じロシア国籍を持つ選手として、ダゲスタン人選手にライバル心を持っていますか。

「ロシアにおいてダゲスタン人ファイターだけがタフなわけじゃない。僕はロシアでもスラブ人の住む地域出身だ。そして、僕らはいつだってダゲスタン人選手と国内で戦ってきた。もちろん、一方的にどちらかが勝つなんてことはない。僕らが勝つこともあるし、彼らが勝つこともある。スラブ人ファイターにはサンボだけでなく、ハンド・トゥ・ハンド・コンバットが根付いていて、さっきも言ったように軍隊の徒手格闘技術が僕のMMAのベースになっている。コーチもハンド・トゥ・ハンド・コンバット出身だ。ロシアのファイターなら、誰だってダゲスタン人選手のように戦えるよ」

──そのスラブ系ロシア人の強さをどのように今回の試合で見せたいですか。

「スペクタキュラーな試合をして、見ている皆に『ワォッ、最高だ』って言ってもらえるようベストを尽くすよ」

■視聴方法(予定)
7月30日(日)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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【Bellator x RIZIN02】全選手出席のメディアデーからホベルト・サトシ、渡辺崋奈&堀口恭司の一言

【写真】これから水抜きに入る選手たち。米国では当然のように見られるドタキャンは一切なし (C)MMAPLANET

30日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「超RIZIN02」のメディアデーが、東京都目黒区のウェスティンホテル東京で行われた。

同大会に出場する26名の選手が午前9時40分より、午後6時半まで20分間隔で途中10分間の休憩を挟み、全選手がメディアの対応を受けるという──恐らくは世界で唯一のメディアデーから、Bellatorに出場するホベルト・サトシ・ソウザ、渡辺華奈、堀口恭司のMMAPLANETの質問への応答をここでお届けしたい。


オフィシャルのインタビューで「GPのことは考えてない。この試合に集中し、勝ったら次の試合のことを考える。今回は打撃勝負と」と話したサトシは、パトリッキー・フレイレが個別インタビューで『サトシのガードワークはケージではリングのように有効ではない』と言っていたこと、そしてユニファイドルールへの対応について尋ねると、以下のような回答があった。

ホベルト・サトシ・ソウザ

「全部の試合で中央で戦っているので、私の場合はケージもリングも変わりないと思います。ルールが違っても、私のゲームプランはそんなに変わりないから。問題ないと思います」

また渡辺は「2019年以来の日本での試合。日本でメディアから取材を受けることは楽しみでもありますか」というオフィシャルの質問に「久しぶりで嬉しい気持ちで。逆に久しぶりすぎて、ファイトウィークの過ごし方が困ります」と笑顔を見せていた。

その渡辺、公開練習時に海外での試合ではカラーリングも自分でしていることを告白しており、今回は日本での試合でカラーリングもド派手な一色でなく、その辺りのことに関して「気持ちに違いはあるか」という質問への返答はこのようなものだった。

渡辺華奈

「毎日、自分で染めなくて良いのが楽なので(笑)。昨日、日本で戦っている時にいつもカラーをしてもらっていた美容師さんにバッチリと気合を入れてやってもらったので、そこからちょっとテンションが上がりますね」

9月9日に地元・群馬で「TOP BRIGHTS」を旗揚げする堀口は、ORICON NEWSの質問に「顔貸しみたいなもの。試合が終わればやれることをやりたい」と話す。これを受け「日本の格闘技の将来を考えて活動することで、自分自身に好影響がありますか」と質問をすると、非常に堀内らしい回答が得られた。

堀口恭司

「自分への好影響……難しいことを聞きますね(笑)。ノーコメントです。アハハハハ。まぁホント、自分に向けてどうこうでなく日本の格闘技界のためです」

■視聴方法(予定)
7月30日(日)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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