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【PFL CS2023#04】無敗エスピノーザが計量オーバーのフェルハトベゴヴィッチをRNC葬。契約も勝ち取る!

<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)
Def.2R1分53秒 by RNC
ダミール・フェルハトベゴヴィッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

サウスポーのエスピノーザが前に出る。エスピノーザの左ハイをブロックしたフェルハトベゴヴィッチはサークリング、エスピノーザは右ジャブを突く。フェルハトベゴヴィッチの右ストレートの打ち終わりに、ダブルレッグで組みついたエスピノーザがケージで押し込みながらテイクダウンを奪った。バックについたエスピノーザは、正対するフェルハトベゴヴィッチの顔面に左ヒザを突き上げる。

ケージづたいに離れたフェルハトベゴヴィッチだが、再びグラウンドに持ち込まれてしまう。マウントを狙ったエスピノーザに対し、フェルハトベゴヴィッチはハーフガードからスクランブルへ。これを潰したエスピノーザがパンチで削る。フェルハトベゴヴィッチはブリッジから立ち上がった。

互いにジャブを突き合うなか、エスピノーザの右ジャブが連続でヒットした。フェルハトベゴヴィッチは右ストレートと右ローを返す。最後にフェルハトベゴヴィッチが右スピニングバックフィストを見せたが、それをかわしたソウザが右ジャブを当てた。

2R、エスピノーザの右ジャブがヒットする。フェルハトベゴヴィッチは右ローを当てるが、エスピノーザが左右の蹴りを散らしたあと、ダブルレッグから背中を着かせた。ハーフガードのフェルハトベゴヴィッチをケージに押し込んだソウザが、右足を差し入れてバックに回り、RNCでタップを奪った。

フェルハトベゴヴィッチに計量オーバーがあったためか、フィニッシュ直後にエスピノーザが何か吐き捨てるようにフェルハトベゴヴィッチへ声を発する。しかし勝ち名乗りを受けたあとは笑顔でフェルハトベゴヴィッチと握手をかわした。

本日の勝者4人がケージに揃い、まずはロメロとエスピノーザの名前が呼ばれた。続いてセレブリティジャッジは2-1でエスピノーザを選んだ。ファン投票もエスピノーザに。結果、ここまで無敗のエスピノーザがPFLとの本戦契約を勝ち取った。


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【PFL CS2023#04】計量終了 本命が計量失敗。マノエル・ソウザ、トニー・カルーゾに注目!!

【写真】エルヴィン・エスピノーザと対戦するダミール・フェルハトベゴヴィッチ、残念な体重オーバーだ (C)PFL

17日(金・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL CS2023#04の計量が16日(木・同)に行われた。

ライト級でPFLとの契約を賭けた行われるチャレンジャーシリーズ第4週だが、最終試合でエルヴィン・エスピノーザと対戦するダミール・フェルハトベゴヴィッチが 157.2ポンドと計量失敗でミソをつけている。


いつも通り4試合、全8人のファイターは米国人が3名、ブラジルは同朋対決の2人、そして豪州、ボスニアヘルツェゴビナ、カナダからそれぞれ1人ずつ集まった。

上記にあるようにフェルハトベゴヴィッチが体重オーバーした第4試合は、そのフェルハトベゴヴィッチが契約こそ逃したが昨年の同シリーズにも出場しており、アッパーでBJ・ブランドを倒し、パウンドアウトしており本命視されていた。

対するエスピノーザは昨シーズンのショーケースファイトで2勝を挙げており、良い意味でPFL首脳に認知されているファイターだ。キャリア7勝0敗のフェルハトベゴヴィッチと6勝2敗のエスピノーザの対戦は注目度が高かっただけに、残念なフェルハトベゴヴィッチの計量失敗だ。

とはいえフェルハトベゴヴィッチの注目度が落ちる中、逆に注目度が上がる選手も存在する。それが第3試合でパウロ・ライアとブラジル人対決に臨むマノエル・ソウザだ。

キャリア9勝0敗、全試合フィッシュ勝利のソウザはオーソながら左のリードフックがKOパワーを有している。テイクダウンに関してはパワー頼りの面も見られるが、寝技に持ち込むとポジション&サブミッションと両面で優れている。

ハイマウントからのパンチの威力も抜群で、さらにマウントのキープ力が高い。加えてハーフで極め切るアームロックなど、ポジショニングを用途に使い分けることができるソウザは、テイクダウン前とテイクダウン後が要注意だ。

もう1人、気になるのが豪州のトニー・カルーゾだ。キルクリフFC所属のカルーゾは、ONEに参戦して時期に強烈なフィジカルを武器にエドゥアルド・フォラヤンを破ったこともある。対するアンソニー・ロメロは2020年のコンテンダーシリーズで勝利を手にするも契約はできず、LFAやFury FCで経験を積み重ねてきた。

本戦プレリミ、昨年の同シリーズ、メイン・フィーダーショー、アジア#01プロモーション、そしてコンテンダーシリーズで一応の結果を残してきた人間のトライアウト大会、どのような結論が待っているのか、楽しみだ。

■視聴方法(予定)
2月17日(土・日本時間)
午前11時00分~DAZN

■ PFL CS2023#04計量結果

<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ: 156ポンド(70.76キロ)
ダミール・フェルハトベゴヴィッチ: 157.2ポンド(71.30キロ)

<ライト級/5分3R>
マノエル・ソウザ: 154.8ポンド(70.21キロ)
パウロ・ライア: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ライト級/5分3R>
トニー・カルーゾ: 155ポンド(70.31キロ)
アンソニー・ロメロ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・デッカ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ホゼ・アグアヨ: 155ポンド(70.31キロ)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#05 カーソン・フライ ダミール・フェルハトベゴヴィッチ ブルーノ・ミランダ

【PFL CS2022#05】ロー効かせ、パンチのラッシュでフライを沈めたブルーノ・ミランダがPFLファイターに

<156.2ポンド契約/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
Def.3R3分40秒by TKO
カーソン・フライ(米国)

フライの左ハイに鋭いロー、ワンツーフックを放つミランダ。さらにローからワンツーで右を当てる。フライも左フックを振るうが、左を受けて右ローを効かされる。ワンツーを振るって前に出てくるミランダに対し、組んだフライがヒザを入れる。ムエタイ流の崩しを狙ったミランダだが、下にされる。即立ち上がったミランダは、ギロチンを抜けて右フック、左アッパーから左ボディを打ち込む。右フックを受けたフライ、バンラスを崩して立ち上がったところでミランダがヒザ蹴り、左フック、右ローと攻撃をまとめる。

ここで飛び込んでテイクダウンを決めたフライは、スクランブルでバックへ。ワンフックで絞めを狙うフライだが、ミランダは胸を合わせて立ち上がると左を受けながらワンツーで前に出てヒザ蹴り、続いてボディフックを打ち込む。

フライも前に出るがボディアッパーを被弾し、ダブルレッグを切られる。やや疲れた感のあるミランダは、ローを入れて左フックをヒット。腰が落ちたフライが、すぐに立ってクリンチへ。離れてローを2発入れたミランダがロー。口が開いてきたミランダだったが、シングルレッグはケージを背にして耐え──時間に。

2R、まず左フックを入れたミランダ、フライも蹴りを返す。ミランダは左ミドルを決め、右ロー、右ハイをかわせて右を当てる。ローにも前に出るフライだが、カーフを効かされつつあるか。ローを続け、ボディをえぐるミランダが、左フックを空振りする。それでも蹴りからパンチのコンビを決めると、前に出てきたフライに右を当てる。

手をついて立ちあがったフライはダブルレッグを切られ、それでもケージに押し込む。とフライの頭が鼻に当たり、ミランダがカットする。一旦止められた試合は、再開後にフライが前に出る。ダブルを切ったミランダはヒザをボディに入れ、ケージを背負ってテイクダウンを切りつつヒザを見せる。

削りにかかったフライは、執拗にテイクダウンを狙う。スタミナが心配なミランダは離れ左ボディ、右を打っていく。フライも組み続けるが、テイクダウンを奪うことはできず2Rが終了した。

最終回、ローを2発蹴ったミランダが左ミドル、左から右を入れてダウンを奪う。タフなフライが立ち上がるが、左フックからアッパーで足がもつれたフライが寝転がると鉄槌を落とす。スタンドで待ち受けたミランダはアッパーから右フック、左ボディ、さらに右アッパー、左右のパンチを纏め──最後は右ショートアッパーでフライが前方に崩れ、勝負は決した。

「彼はタフだった。ローを効かせて、KOを狙うのが僕のスタイル。テイクダウンを切れて、良かった」と話したミランダは、同郷セレブパネリストのヴィトー・ベウフォートの「完璧な勝ち方だった」という言葉に目を潤ませ、「ビザのトラブルで水曜日に米国に着いたんだ。そこから必死に体重を落としたんだ」と話した。

そしてケージに集まった4人の勝者、まずダミール・フェルハトベゴヴィッチとミランダがファイナリストに選出される。ここからヴィトー、ランディ・クートゥアー、そしてハードル走とボブスレーで夏と冬の五輪に出場しているロロ・ジョーンズは2-1で評が割れながらミランダを選ぶ、ファンはフェルハトベゴヴィッチをチョイス。最後の選択権を持つロン・セフォーは、ブルーノ・ミランダの名前を読み上げた。


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BJ・ブランド MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#05 キック ダミール・フェルハトベゴヴィッチ ボクシング

【PFL CS2022#05】カウンターのアッパーを見事に決めた、フェルハトベゴヴィッチが契約に王手?

<ライト級/5分3R>
ダミール・フェルハトベゴヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)
Def.1R2分19秒by TKO
BJ・ブランド(豪州)

サウスポーのブランドが左ミドルを蹴る。さらにローを蹴り、フェルハトベゴヴィッチがローを返す。そのローに左を合わせ、左の蹴りを続けるブランドに対し、フェルハトベゴヴィッチが右を伸ばす。ボディを返したブランドは、ミドルを織り交ぜて近い距離へ。左を伸ばしてから、ミドルキック。直後にワンツーも組んだフェルハトベゴヴィッチがダーティボクシングでアッパーを連打する。

フェルハトベゴヴィッチのヒザが急所に入ったと試合が中断する。再開後、離れて打撃戦が展開されるやブランドの左に右アッパーを入れたフェルハトベゴヴィッチが、右フックを振り抜く。後方に倒れたブランドにパウンドの追撃を落としたフェルハトベゴヴィッチがTKO勝ちを決めた。


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