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45 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 RIZIN RYO Special YouTube   パンクラス 栁川唯人 河村泰博 透暉鷹

【Special】J-MMA2023─2024、透暉鷹「形に入ってしまえば、それほど力は使わなくていい」

【写真】2つ目のパンクラスのベルトを巻いた透暉鷹。前編はタイトル奪取について詳細を語ってもらった。気になる今後──は、後編で(C)SHOJIRO KAMEIKE&MATSUNAO KOKUBO

2023年が終わり、新たな1年が始まるなかMMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過ぎ去った1年を振り返り、始まったばかりの1年について話してもらった。
Text by Shojiro Kameike

J-MMA2023-2024、第十一弾はバンタム級KOPの透暉鷹に話を訊いた。昨年のクリスマスイブに、1年振りの試合かつバンタム級初戦で河村泰博を下し、フェザー級に続きバンタム級のベルトを巻いた。結果、バンタム級転向の手応えを得ることはできたのか。名古屋市守山区にあるISHITSUNA MMA/ GROUNDSLAM MORIYAMAに透暉鷹を訪ねた。

■2023年透暉鷹戦績

12月24日 Pancrase340
○1R4分45秒 by 肩固め 河村泰博(日本)


――ベルト奪取&2階級制覇おめでとうございます。

「ありがとうございます! 良い新年を迎えることができました」

――試合内容は会心の出来だったのではないでしょうか。

「想定していたどおり、理想的な展開になりました。相手が一番強い展開は、ジャブで距離を創り、僕が焦って遠い距離から組みに行くとダースチョークを合わせてくるというもので。僕としてはケージの真ん中で、タイミングでテイクダウンすること。そして4~5Rぐらいで極めようと考えていました」

――えっ!? 終盤勝負のプランだったのですか。いきなり1Rで極めていましたが……。

「はい、フルラウンド戦う想定をしていました。形に入ってしまえば、いつでも極められるとは思っていて。だから1~3Rはしっかりと削っていくつもりだったんです」

――透暉鷹選手の想定に対して、河村選手のほうが考えているよりも早く極めに来たのでしょうか。テイクダウンされても河村選手は守りに入りませんでした。

「それはあるかもしれないですね。僕がパスガードしようとしたら、河村選手はシザースチョークを狙ってきたじゃないですか。あれは極まるほどの形ではなかったけど、シザースチョークから煽られてから50/50みたいな感じで足関節を狙われました。あの流れは見栄えも良くなかったですよね。でも、ああいう流れに対して、パウンドを打ちながら徐々に足関節を解除していくという練習はしていました」

――河村選手がシザースチョークに入った瞬間、確かに極まるような形ではなかったものの、「これはシンドイ試合になるのでは?」と思いました。あのシザースチョークから抜けるために力も体力も使うでしょう。

「あぁ、なるほど。逆にあの場面は河村選手のほうが力も体力も使っていたと思います。シザースチョークで絞め上げる脚の力、足関節を極めようとする時の力——だから、相手が攻め終わった時が自分のチャンスだなと考えて。あの日、Ryo選手と栁川唯人もそうだったじゃないですか」

――Ryo選手が最終ラウンドに逆転の腕十字を極めた試合ですね。

「ずっとRyo選手が劣勢だったのに、最後はバックを取った相手を振り落として腕十字を極めに行きましたよね。あの試合を見ながら、日沖(発)さんと『ピンチのあとにチャンスがある』という話をしていたんです。Ryoさんの試合は、いつもそういう展開で」

――どれだけ不利になっても、決して諦めない。気持ちが強い選手なのだと思います。

「そうなんですよ。僕の試合も、少し相手のペースになりかけていました。そこはパウンドを打ちながらパスガードして、自分から攻めていこうと考えていました」

――では肩固めの形に入った瞬間、「これは極まる」と感じたわけですか。

「それが――河村選手の腕はちゃんと流れて、首も絞まっていました。そこで相手が首抜き後転みたいな感じで、後ろに回ろうとしましたよね。肩固めでちゃんと形に入っている時は、首抜き後転をやると余計に絞まってしまうんですよ。その動きは相手にとってミスだったと思います。僕としては『このまま落ちるな』と感じて。でも1R残り15~20秒の段階で、力を使いすぎてしまうと5Rまで戦うのはキツい。Ryo戦(2021年5月)も序盤で力を使いすぎてしまって、最後にギロチンを極められてしまいましたから」

――透暉鷹選手自身が過去に同じような経験をしていました。

「でも形に入ってしまえば、それほど力は使わなくていいんですよね。結果、河村選手もスーッと落ちた感じで。やはり極め急ごうとしたら相手にもバレちゃいます。パンチでもサブミッションでも同じですよね。狙おう、狙おうとしたらダメ。まずはしっかりと形に入ったことで、結果的にスーッと落とすことができたと思います」

――なるほど。ただ、残り15~20秒の段階だと相手が我慢しきってしまうことがあります。そうなると試合は2Rへ突入しますが、相手が耐えきることは考えていましたか。

「その展開も想定していました。もしサブミッションに行って、しっかりと形に入っていなければ、無理に力を使わなくていい。河村選手の場合はRIZINのヒロ・ヤマニハ戦(2022年11月に判定負け)でも、後転して肩固めから逃れていますから」

――後転やシザースチョークで脱出するのが得意であることは、透暉鷹選手も認識していたわけですね。

「でも僕との試合では、しっかりと形に入っていましたから逆に、後転したために極まってしまったと思うんですよ。とにかくその点は意識していて、セコンドの日沖さんからは『自分の感覚で形に入っていないと分かれば極めにいかなくていい。力を使いすぎるな、行けると思えば行っていい。その判断は透暉鷹の感覚に任せる』と言われていました。最後は自分の感覚で『極める!』と思ったので、力は使いすぎないようにして極めに行きましたね」

――そしてバンタム級転向初戦で一本勝ちし、フェザー級に続き2階級制覇を果たしました。初めてバンタム級で試合をしてみて、ご自身の動きはいかがでしたか。

「動きは良かったです。5Rやってみないと分からないところもありますけど、リカバリーからアップまで調子の良さは感じていました」

――計量を見ていて「やはりゲッソリしたな……」と思いましたが、リカバリーして迎えた試合当日は、理想的な逆三角形の体型になっていましたね。

「ありがとうございます(笑)。試合当日の体重は68~69キロぐらいで。試合2週間前は69キロで体を動かしていたので、リカバリーもうまくやれました。あとはこの体重で長いラウンドを経験しておかないといけないとは思っています」

<この項、続く>


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45 DEEP DEEP112 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase336 Pancrase337 Pancrase340 Special YouTube   パンクラス 住村斉明里 住村竜市朗 嶋田伊吹 林源平 草MAX 藤田大

【Special】J-MMA2023─2024、住村竜市朗「娘から――調子エエやん。もうちょっと続けたら、って」

【写真】何だかんだで仲が良い竜市朗&斉明里の親子(C)MMAPLANET

2023年が終わり、新たな1年が始まるなかMMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過ぎ去った1年を振り返り、始まったばかりの1年について話してもらった。
Text by Shojiro Kameike

J-MMA2023-2024、第九弾は住村竜市朗に話を訊いた。2023年は2月の試合を最後に戦いの場をDEEPからパンクラスへと移し、クリスマスイブには林源平を下してベルトを腰に巻いている。年末年始に地元の淡路島へ帰省し、年明けにはキングジム神戸で練習を開始した住村を尋ねると、そこにはアマチュアファイターの娘・斉明里の姿もあった。日本MMA界随一のスベリ芸を見せる王者が、娘と2024年について語る。

■2023年住村竜市朗戦績

2月11日 DEEP112
○2-1 嶋田伊吹(日本)

7月9日 Pancrase336
○3-0 草MAX(日本)

9月24日 Pancrase337
○2R4分59秒 by TKO 藤田大(日本)

12月24日 Pancrase340
○5R2分09秒 by TKO 林源平(日本)


――年末年始は淡路島に帰省し、明石大橋を渡って神戸まで練習に来ているのですか。

「はい。車で40分ぐらいだから近いですよ」

――それは東京に練習拠点を移して以降、毎年同じスケジュールなのでしょうか。

「もともと東京に出る前からキングジムでお世話になっていて、DEEPのベルトを獲った時は週3~4ぐらいでマサさん(小西優樹キングジム神戸代表)と一緒に練習させてもらっていました。今は年末年始ぐらいですね。あと娘の所属もキングジムにお願いしていて」

――住村斉明里選手は淡路島から神戸のキングジムに通っているのですね。

「そうですね。本当はバスと電車で通う約束やったけど、車で送り迎えしないと練習に行かないようになり――それで中学3年間という、一番伸び盛りの時期を棒に振りました(苦笑)。高校に入ってから柔道を始め、キングジムでも練習しているという状態です」

――斉明里選手が初めてアマチュアMMAの試合に出たのは何歳の時ですか。

「小1から練習を始めて、MMAの試合に出たのは中2ぐらいからじゃないですかね」

――当初は本名で試合に出ていましたが、昨年11月のDEEP大阪大会では「セアリ」というリングネームで試合をしています。

「僕の娘だと思われたくなかったらしいですよ。(斉明里選手に向かって)なんでなん? 普通やったら住村斉明里で試合に出るやろ」

斉明里 (小西代表に)本名は嫌ですよね?

小西 いや、本名でエエと思うけど(笑)。

――アハハハ。住村選手から見て、斉明里選手の実力はいかがですか。

「まだまだ全然、っていうレベルですよ。打撃もできないし、レスリングもできない。寝技もフィジカルも弱くて」

――斉明里選手の試合を見る時の目は、父親のものなのか。あるいは一人のファイターとして見ているのでしょうか。

「最初の頃は父親として緊張していました。でも11月は僕もブチギレましたね。トップを奪うたびに同じ返され方をされていたので。マサさんも僕も怒っていました。だから今は自分もファイターとして、いちファイターとしての娘を見ているんだと思います」

――なるほど。一方で住村選手ご自身の2023年は、どのような1年だったでしょうか。

「良い1年だったと思います。2022年が悪かったですからね。もう引退かな――と考えていましたが、そこからまた頑張って良かったです」

――2023年は7月からパンクラスに参戦し、3戦目でベルトを巻きました。

「3戦目でタイトルマッチ、というのは想定内でした。何なら2戦目でタイトルマッチをやりたかったです。それでも3試合やらせていただいて、結果的に良かったと思います。藤田戦の内容から見えて来るものもありましたしね」

――藤田戦で見えてきたものとは?

「組みの部分ですね。組みで勝負していけると思いました」

――では改めて、パンクラスのベルトを獲得した感想をお願いします。

林戦もTD→塩漬けパターンかと思われたが……(C)MATSUNAO KOKUBO

「試合内容は完封だったと思います。相手の得意な部分——強打を封じ込めて戦うことができました。ベルトを巻くことができたのは、率直に嬉しいです。嬉しいけど、また次の挑戦を見据えていきたいですね」

――試合内容でいえば、住村選手はずっと「塩漬け上等」を掲げていました。しかし藤田戦から2試合連続でフィニッシュしています。まず藤田戦でパウンドアウトした時、トップキープしたまま試合を終えようとは思わなかったのですか。

パウンドアウトでKOPに。ポイントはヒジ打ちだった(C)MATSUNAO KOKUBO

「それは思わなかったです。藤田戦はたまたまグラウンドでヒジが効いて、藤田選手が一回落ちたんですよ。それでイケるんじゃないかと思って、パウンドをまとめました。あの試合でグラウンドのヒジの感触を得たのが、タイトルマッチでも生きましたね」

――もし塩漬けを優先するなら、ヒジ打ちもリスクではないですか。

「リスクではないです。言えば、掛け逃げみたいなものですから」

――というと?

「ヒジを打って逃げて、打って逃げて――だからリスクはないですよね。打つ時に胸を張っているわけでもなく、上体も起こしきってはいないので。そこで相手の気持ちが折れたのが分かり、ヒジとパウンドをまとめていきました」

――「塩漬け上等」と言いながらも、実は塩漬け上等ではなかったのでしょうか。

「安全パイ、ですね。リスクを抑えて、安全パイで試合をするということです。でも最近は塩漬けを期待する方が増えたので、その期待を裏切ってやろうと思いました(笑)。天邪鬼ですね。塩漬けも天邪鬼みたいな感じじゃないですか。みんなが打ち合いとかを期待するなかで、『俺はそういう試合はしないよ』って」

――ただ、2試合連続フィニッシュしているので、次の試合も期待されるかと思います。

「だから塩漬けに戻ります!」

――えぇっ!?

「結局、僕のやっていることは自己満足ですよ。試合を観に来てくれたお客さんに、夢や感動を与えたいとか思っていません。ただ自分を応援してくれている方たちが喜んでくれたら良くて。そういう選手が勝ってベルトを巻く――他の選手はムカつくかもしれないけど、どんどんムカついてほしい。僕は悪いヤツやから、むしろウェルカムですよ(笑)」

――そんな悪いお父さんの試合を観て、斉明里選手はどのように仰っているのでしょうか。

父娘が並んで汗を流す、素晴らしい年明け(C)SHOJIRO KAMEIKE

「娘は『早く引退してほしい』と言っています。もう怪我してほしくないっていう気持ちが強いんやと思いますよ。僕が倒れるところも見ていて――自分が格闘技を経験したからこそ分かるものもあるでしょうし。そういう娘の気持ちが、僕の塩漬けの試合にも繋がっているのかもしれないです」

――……。

「でも最近は『調子エエやん。もうちょっと続けたら』と言うんです」

――それはファイターとしても、父親としても嬉しい言葉ですね。

「僕は緊張しぃやから、試合前は娘とLINEでやり取りするんですよ。僕が『緊張してきた』 と送ったら、娘が『やることやってきたんやから、あとは体が勝手に動くやろ。今さら緊張しても仕方ないやん』と返してきました。その娘のメッセージに対して、僕は『押忍!』と。女の子のほうが肝っ玉は据わっていますね」

――メチャクチャ仲が良いじゃないですか。

「なのに本名は名乗らないんですよね(苦笑)」

――アハハハ。

「たぶん『住村竜市朗の娘』って書かれたくないんやと思いますよ。親の七光りで試合に出たくない。自分の力で出たい、と。でも僕からすれば、父親の名前だろうと何だろうと使えるもんは使えば良い。それで自分自身が有名になれば、僕の名前なんて消えていきますから」

――斉明里選手のために東京から淡路島に戻ってくることは考えなかったのですか。

「それは思わなかったです。自分には自分の夢があり、まだ青春していますから。一度東京へ行ったからには、すぐに淡路島に帰ろうとは考えていません。娘は娘で頑張る。自分は自分で、東京で頑張る。その気持ちは娘も理解してくれています」

――ではベルトを巻いて迎えた2024年は、どのようなキャリアを過ごしたいですか。

「地元で試合したいなっていう気持ちもありますけど……一番の心配は、僕ってチャンピオンになったら弱くなるんですよ。だから今後もチャレンジャーの気持ちで、どんどんチャレンジしていきたいと思っています」

――新しいチャレンジ、ですか。

「まだ具体的な試合の予定は決まっていませんが、MMA史上初のことを考えています。自分のMMAキャリアも、もうそんなに長くはない。でも2023年の試合で、いろんなものが繋がってきて、今の自分が一番強いです。ただ、チャンピオンになってしまうと自分の中に油断が生まれてしまう。そうならないよう、2024年もチャレンジャーの気持ちで戦います」


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 キック パンクラス 住村竜市朗 林源平

【Pancrase340】住村が1~4Rまで圧倒し、5Rにマウントパンチでパウンドアウト。完全勝利で王座戴冠

<ウェルター級KOPC/5分5R>
[挑戦者] 住村竜市朗(日本)
Def.5R2分09秒 by TKO
[王者] 林源平(日本)

いきなり住村がダブルレッグから組みついてテイクダウン。林が立ち上がると、そのままバックキープする。林が正対して距離を取ると、再び住村がジャブからダブルレッグに入る。林は背中を見せつつ、スタンドをキープする。

林は住村の手のクラッチを下げ、住村は林をケージに押し込んで林の腿にヒザやカカト落としを入れる。林が向き直ったところでラウンド終了となった。ジャッジは3名とも10-9で住村にポイントをつける。

2R、林が強烈な右ロー。住村はその蹴り終わりにダブルレッグでテイクダウンして、ハーフガードでトップキープする。住村は肩固めを狙いつつ、立ち上がろうとする林のバックに回り込む。

林は両足をフックされたまま立ち上がり、ここも林が正対する。距離が離れると住村が左を見せてダブルレッグへ。林はそれを切ると、ジャブを見せてプレッシャーをかける。このラウンドもジャッジは3名とも10-9で住村にポイントをつけた。

3R、林はジャブを伸ばして右アッパー。住村のダブルレッグを切って、その際に左ハイキックを蹴る。住村がダブルレッグに入ると、林はスイッチでポジションを返しつつ、スタンドで組みの攻防になると林が住村を投げる。

ここは住村がすぐに立ち上がり、スタンドの打撃に戻ると林はジャブと右アッパー。住村はシングルレッグから組んでテイクダウン、ハーフガードでトップキープする。林は背中を見せて立ち上がって向き直る。スタンドの攻防では林の右ローがローブローとなる。

再開後、住村は林の右ローに合わせて組みついてテイクダウン。林は三角絞めや腕十字を狙い、背中を見せて立つ。林が正対すると、住村はサークリングして距離を取る。1・2Rに続いて、3Rもジャッジ3名とも10-9で住村を支持した。

4R、住村がサークリングして左ミドルを蹴る。林もジャブ・右ハイキックを見せるが、住村がシングルレッグから組みつく。林も背中を見せてスタンドをキープするが、正対したところで住村がボディロックから足をかけてテイクダウンする。

ハーフガードでトップキープする住村。林は身体を起こして腰を抜いてスイッチを狙うが、住村がテイクダウンしてサイドポジションでトップキープする。そして肩固めを狙いつつマウントポジションを取ってパンチを落とした。当然このラウンドもジャッジ3名が10-9で住村にポイントをつける。

5R、住村が林に距離を取らせず、ダブルレッグで組みつく。背中を見せる林をテイクダウンすると、マウントから肩固めを狙いつつヒジを落とす。亀になる林のバックに回った住村。最後はマウントからパンチを落とし続け、レフェリーストップを呼び込んだ。

パンクラスでの王座戴冠を成し遂げた住村は「悔しい想いをした時もあったけど、新しい目標が出来て、それを形にできたことがうれしいです。何か一つでも一生懸命取り組めば、良いことがあるんだなと思いました」とファンにメッセージを送った。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 パンクラス 伊藤盛一郎 有川直毅

【Pancrase340】メリー・パンクラス! 伊藤が有川にツイスターからRNCを極めてフライ級暫定王座を奪取

【写真】(C)MATSUNAO KOKUBO

<フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
伊藤盛一郎(日本)
Def.2R3分05秒 by RNC
有川直毅(日本)

有川がインから右ストレートを突く。有川の右をバックステップでかわした伊藤がダブルレッグで飛び込むも、有川が離れる。スタンドでは有川の右ショートが伊藤の顔面を捉える。伊藤の蹴り足を取った有川は、立ち上がり際に右を当てた。伊藤の右ローに左フックを合わせた有川だが、伊藤のパンチもヒット。伊藤が左フックでグラつかせると、有川をケージに詰めてパンチの連打を浴びせる。右ハイからパンチで飛び込む伊藤は、フラつく有川にダブルレッグで組みついたが、ここは潰された。

有川は立ち上がり、スタンドに戻ると右を伸ばす。伊藤も右を返した。伊藤は右ショートのカウンターを当て、ダブルレッグで有川に背中を着かせた。ケージに背中を着けて立ち上がろうとする有川を抑え込む伊藤が、マウントを奪ってパンチを連打。背中を向けた有川のバックに回り、さらに右腕を腕十字で捕えたが有川が耐えてラウンド終了のホーンが鳴った。初回はジャッジ3者とも伊藤に10-9をつけている。

2R、有川の左ジャブに伊藤が右ローを合わせた。有川が伊藤の右足を取りつつパンチを浴びせる。しかし至近距離での打ち合いを制した伊藤が、ケージにドライブしてテイクダウンを奪う。有川に背中を着かせた伊藤がパスしてマウントへ。さらにバックに回った伊藤は、オタツロックで有川の動きを制する。ケージ際でのツイッターは極まらずも、RNCに切り替えてタップを奪った。

フライ級暫定王座に就いた伊藤は「メリー・パンクラス! 連敗して勝てない時期もありましたが、ジムの仲間や家族の支えがあって、ここまで来られました」と涙を流しながら喜びを語った。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 パンクラス 河村泰博 透暉鷹

【Pancrase340】透暉鷹が肩固めで河村に一本勝ち。2階級制覇で「これから世界で勝つ選手になる」

<バンタム級王座決定戦/5分5R>
透暉鷹(日本)
Def.1R4分45秒 by 肩固め
河村泰博(日本)

河村がはガードを下げた構えでケージ内をサークリングする。透暉鷹がミドルを蹴ると、河村は飛び込むような左フックを見せる。

透暉鷹はその左フックに合わせて組んでテイクダウンする。河村はシザーズチョークを狙い、そこからアンクルホールドへ。

透暉鷹がシザースチョークを外すと、河村はヒール・アンクルと足関節をしつこく狙い続ける。透暉鷹が回転して正対すると、そのまま肩固めの組み手を作ってサイドポジションへ。

何とか耐える河村だったが、そのまま透暉鷹が絞め落とし、見事な一本勝ちでバンタム級のベルトを巻いた。

フェザー級に続いてバンタム級でも王者となった透暉鷹は「河村選手、ありがとうございました。でもパンクラスを代表して一言言わせてください。パンクラスなめんなよ!…………冗談です。河村選手、盛り上げてくれてありがとうございました」と対戦相手の河村にメッセージ。

「試合が1年空いちゃって、手術もして、階級も変更して、色んなことが重なったんですけど、支えてくれた周りの人たちに感謝しています。バンタム級に変えて初戦だったんですけど、これから世界で勝っていける選手になるんでついてきてください!」と今後の飛躍を誓った。


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MMA Pancrase340 Report ブログ 粕谷優介 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase340】TD防御から得意の右を当てた雑賀。粕谷にフルマーク判定勝ちでライト級王座次期挑戦者に

【写真】ラスト10秒のパウンド連打で勝利のダメ押し。粕谷はトップを奪えず(C)MATSUNAO KOKUBO

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
雑賀“ヤン坊”達也(日本)
Def.30-27.30-27.30-27.
粕谷優介(日本)

サウスポーの粕谷が、開始早々テイクダウンを狙う。これをカットした雑賀が両腕を差し上げて粕谷をケージに押し込んだ。雑賀の小外掛けを返そうとした粕谷だが、雑賀がそのままトップへ。粕谷はスクランブルからボディロックでドライブする。ウィザーで耐える雑賀が、足から崩しにいくも粕谷が押し込み続ける。雑賀は左ヒザをボディに突き刺した。雑賀が体勢を入れ替えたところでレフェリーがブレイクをかける。打撃戦では雑賀が右を当て、粕谷のダブルレッグをスプロールした。しかし粕谷は下からボディロックで立ち上がり、雑賀をケージに押し込んでいく。終了間際に打ち合って終えたが、ジャッジ3者が雑賀の10-9とした。

2R、雑賀がプレスをかけると、ケージを背負った粕谷がシングルレッグで飛び込んだ。立ち上がる雑賀をボディロックからケージに押し込み、雑賀がケージから離れると食らいつき尻もちを着かせる。雑賀の両足を畳み、ボディロックで抑え込む。雑賀はハーフガードへ。粕谷はパンチで削りつつ、バックを狙うも雑賀が立ち上がった。再び尻もちを着かせたが、雑賀も立ち上がる。

ケージ際で差し合いが続くと、レフェリーがブレイクをかけた。粕谷の左ストレートの打ち終わりに右を突き刺した雑賀が前に出る。雑賀は粕谷の左ミドルをブロック。粕谷の左に右ストレートを合わせた雑賀は、倒れる粕谷の首を取ってギロチンで絞め上げるも、ラウンド終了のホーンが鳴った。このラウンドもジャッジ3者が雑賀の10-9としている。

最終回、雑賀の右ストレートに対し、粕谷も右フックを振るう。さらにテイクダウンを狙うがスプロールされてしまう。ガブりながらコツコツとパンチを当てる雑賀。背を向けた粕谷を、ボディロックから右腕を差し上げて押さえ込む。ハーフガードの粕谷が雑賀の右腕をキムラで抱えるも、腕を抜いた雑賀がトップを守る。ガードに戻した粕谷に、残り10秒で雑賀がパウンドを連打していった。

裁定は雑賀がフルマークの判定勝ち。この勝利で雑賀がライト級KOPアキラへの挑戦権を獲得した。


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ARAMI MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 SARAMI V.V mei 沙弥子

【Pancrase340】右ストレートを当てた沙弥子×バックキープを続けたMei、沙弥子がスプリット判定で勝利

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
沙弥子(日本)
Def.2-1:29-28、29-28、28-29
V.V Mei(日本)

沙弥子がプレッシャーをかけて右ロー、ジャブ、ワンツーを見せる。Meiも距離を取りながらジャブを返す。沙弥子は変わらず右ローを蹴って、細かくジャブを突く。Meiも沙弥子の右ローに右ストレートを狙い、沙弥子がバランスを崩したところにMeiが組みついてケージに押し込む。

沙弥子は態勢を入れ替えて離れるが、Meiが沙弥子のパンチにダブルレッグを合わせてバックへ。MeiがRNCを狙いつつ、バックキープし、沙弥子はRNCをディフェンスしながら後ろにいるMeiの顔面を殴る。ジャッジ1名が10-9で沙弥子、2名が10-9でMeiを支持した。

2R、Meiが前に出てくると、沙弥子はバックステップして右ストレートを当てる。Meiも右ストレートを当て、1Rと同じように沙弥子の右ローに合わせてシングルレッグで組みついてテイクダウン。沙弥子が立ち上がろうとしたところでバックに回ってグラウンドへ。RNCを狙いながらバックキープを続ける。

沙弥子もバックをとられながらパンチを当て、残り30秒で反転して鉄槌を落とす。最後はMeiがガードポジションから腕十字を狙った。このラウンドもジャッジ1名が10-9で沙弥子、残り2名が10-9でMeiにポイントをつけた。

3R、沙弥子はジャブを見せながら右ロー。Meiも右を返してダブルレッグも狙う。沙弥子が右ローを蹴ると、Meiは右ストレートから左フック。Meiが沙弥子のローに右ストレートを合わせれば、沙弥子も下がりながら右ストレートを当てる。Meiがダブルレッグに入るも、沙弥子は倒れない。

沙弥子は右ストレート、左のヒザ蹴り、右ストレート、左のヒジと手数を増やす。Meiが左脇を差して組みつくが、沙弥子は離れる。沙弥子は左のヒザ蹴りから前進。この左のヒザ蹴りがMeiのボディをとらえるが、そのままダブルレッグでテイクダウンする。

沙弥子はMeiの身体を蹴り離して立ちあがって正対する。距離を取ると沙弥子が右ストレート、Meiも右ストレートを返す。沙弥子が右ストレートとヒザ蹴りで、前に出る。判定は2-1と割れて沙弥子が勝利。SARAMIの待つトーナメント決勝に駒を進めた。


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ARAMI MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 SARAMI ジェニー・ファン ブログ

【Pancrase340】TDでゲームメイクしたSARAMIが、ファンの猛攻を振り切り判定勝ちでT決勝進出

【写真】ゲームメイクの巧さが光ったSARAMIが笑顔の判定勝利(C)MATSUNAO KOKUBO

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
SARAMI(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ジェニー・ファン(台湾)

ファンが左ジャブを突きながら前に出る。サークリングするSARAMIは、ファンの右ストレートを受けたが、自身も右を当てた。なおも距離を詰めてくるファンに対し、SARAMIはニータップから尻もちを着かせてケージに押し込む。ケージに背中を着けて立ち上がるファン。SARAMIは右腕を差し上げ、さらに右足をかけて崩しにかかるがファンが耐えた。SARAMIは逆方向に倒してファンに背中を着けさせる。ハーフガードのファンを抑え込むSARAMIは、左腕を差し上げて右腕を押し付けていく。パスはできずも、そのままトップで初回を終えたSARAMIに、ジャッジ3者とも10-9をつけている。

2R、SARAMIがインローから回る。距離を詰めるファンが右ローを当てた。SARAMIは飛び込み、小外掛けでテイクダウンを奪った。左腕を枕にして、ハーフガードのファンを抑え込む。ファンは左腕をSARAMIの首にかけ、右拳を入れて絞めようと力をこめるも、SARAMIは胸を合わせて右腕を入れるスペースをつくらせない。さらにパスからマウントに移行したSARAMIは、ファンがブリッジすると右腕を抱えつつノースサウスへ。

さらにサイドへ移ったが、ファンがハーフガードを取る。スクランブルからSARAMIがバックに回り、さらにスクランブルに持ち込もとうしたファンが立ち上がるも、SARAMIがバックを抑える。ファンは正対してパンチを振るうがSARAMIがバックステップでかわした。このラウンドもジャッジ3者がSARAMIの10-9としている。

最終回、SARAMIが前蹴りから飛び込むも組みつけず。しかしファンがスーパーマンパンチの体勢に入った瞬間、ボディロックで組みテイクダウンした。ファンの右手首を抑えたSARAMIは、ファンの顔面とボディに左拳を叩きつけて削る。立ち上がったファンのバックに回ったSARAMIが引き倒したが、ファンがスイープへ。SARAMIが立ち上がり、併せてファンもスタンドに戻る。

ファンのワンツーをかわして組み付くSARAMI。ファンは突き放して打撃戦を挑む。ファンのパンチをかいくぐり、組んだSARAMIがドライブしてケージへ。シングルレッグに切り替えるも、防がれてしまう。鬼の形相でパンチを振るうファンは、右ストレートをSARAMIの顔面に突き刺す。しかしSARAMIも右クロスと前蹴りを当てる。距離が近くなったところでファンが背負い投げを見せたが、これはSARAMIが倒されなかった。

裁定はフルマークでSARAMIの判定勝ち。SARAMIが女子アトム級王座決定トーナメント決勝に進んだ。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 キック 亀井晨佑 平田直樹

【Pancrase340】平田が亀井をTD&トップキープで完全にコントロールして判定勝利

<フェザー級/5分3R>
平田直樹(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
亀井晨佑(日本)

上背で勝る亀井が左ミドルと前蹴りで距離を取る。平田は前蹴りを取って組み付き、そのままケージへ押し込む。平田は右腕を差して、亀井を膝立ちにさせる。ここから平田が投げるように亀井を寝かせて、そのままマウントポジションを取る。

亀井も足を一本戻すが、平田はトップキープを続ける。亀井は平田がマウントを取る動きに合わせてブリッジして正対。そのまま平田をケージに押し込む。ここで平田はダースチョークを狙いつつ、残り10秒でギロチンチョークへ。この態勢のままラウンドが終わり、グラウンドで主導権を握った平田が10-9×3でポイントを取った。

2R、亀井はジャブ・左フック、そこから左ミドルを蹴る。距離を取る亀井がジャブを当てて右ストレート、左ハイ。距離が離れると右のカーフキックを蹴る。平田も亀井の右ヒジ合わせて組みつき、テイクダウンを奪う。

ガードポジションを取った亀井は三角絞めも狙うが、平田は胸を合わせてトップキープする。この時間が長く続くが、平田が一本足をまたいでハーフガードへ。残り30秒でパス、マウント、バックとポジションを移行し、平田がRNCを狙いつつヒジを落とす。このラウンドもジャッジ3名とも10-9で平田を支持した。

3R、亀井が右ストレート・右アッパー、ジャブを当ててワンツーから左ハイ、構えをスイッチしながら打撃のプレッシャーをかける。平田はシングルレッグに入って、亀井をケージまで押し込んでテイクダウンを奪う。

平田はここも丁寧にトップキープし、足を一本またいでハーフガードへ。亀井も必死にガードポジションへ戻そうとするが、平田のトップキープが強い。亀井がケージまで移動して立ち上がろうとすると、平田が亀井を寝かせてマウントからバック、最後は腕十字を狙ったところで試合終了。5分×3R=テイクダウン&トップキープで試合をコントロールし続けた平田が勝利を収めた。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 キック キム・サンウォン 高橋遼伍

【Pancrase340】初回バッティングで高橋が流血。キム・サンウォンに右カーフを当てるも負傷判定ドローに

【写真】高橋の右目が流血&腫れ、3R開始時点までの負傷判定に(C)MATSUNAO KOKUBO

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
Draw.1-1:30-28.29-29.28-30.
キム・サンウォン(韓国)

キム・サンウォンがサークリングから右ローを打ち込む。高橋がプレスをかけ、左ミドルから右カーフキックを狙うも、キム・サンウォンの右ローが当たる。高橋はキム・サンウォンの左フックに対し、右クロスを打ち下した。キム・サンウォンの右ローの打ち終わりに、左右のパンチを浴びせる高橋。左ジャブでキム・サンウォンを下がらせた高橋は、相手の左ジャブに右を合わせていく。

パンチが当たることで、高橋の右カーフも決まり始めた。声をあげてワンツーを放つキム・サンウォンに対し、高橋が右ストレートを狙う。キム・サンウォンは組みついてドライブし、右腕を差し上げてケージに押し込んだ。高橋は右目じりから出血が見られる。そのまま差し合いで初回は終了し、ジャッジ2名が10-9で高橋、1名が10-9をキム・サンウォンにつけた。

2R、キム・サンウォンが前に出て左ハイを見せる。高橋は腫れた右目をガードしている。声を出し続けるキム・サンウォンは、声を出しても打たないというフェイントを始めている。右目の出血を気にする高橋だが、右カーフが当たってキム・サンウォンが下がる。左ミドルからワンツーに繋げた高橋は、さらに距離を詰めてくるキム・サンウォンに右カウンターを浴びせた。

キム・サンウォンにケージを背負わせ、右カーフと細かいパンチを打ち込む高橋。キム・サンウォンが右ショートから組みつくが、ここは高橋が離れた。キム・サンウォンがプレスをかけるも、高橋はサークリングしながらパンチをヒットさせる。さらにキム・サンウォンが右跳びヒザを繰り出したが、ここでも高橋がパンチを合わせた。さらに右カーフを見せる高橋は、頭を振って左フックを当てていった。このラウンドはジャッジ2者がキム・サンウォン、ジャッジ1者が高橋につけている。

最終回、開始前に高橋の右目に対してドクターチェックが入り、試合終了が告げられた。高橋の右目の負傷は偶然のバッティングによるものであり、ここまでの判定が行われることが発表された。判定は三者三様のドローとなっている。


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